●阪神春季キャンプ( 7日、沖縄・宜野座)大卒 2年目の大山悠輔内野手(23)が、紅白戦に紅組の「5番・2塁」で出場し、 3打数 3安打の大暴れ。視察に訪れた日本代表・稲葉篤紀監督(45)も大絶賛し「侍・大山」へ大きく前進だ。 2回、小野のカーブにタイミングを合わせて中前へ運ぶと 4回二死 1塁では右打ちが奏功し、 1、 2塁間を破った。 6回も中前へ。藤浪晋太郎投手(23)は紅組の 2番手で登板し、 4安打を浴び 2失点(自責 1)。西岡剛内野手(33)はチーム初アーチをかけるなど、遊撃争いで大アピールした。ホンモノだ。キャンプ最初の実戦で、 100点満点。2018年、大山イヤーが始まった。打撃の充実ぶりはチームでも一番だ。 2回一死。才木のカーブを技ありの右打ちで運んだのが、ショーの始まりだった。 4回にも内角を右前に運び、 6回にも再び逆らわない打撃(中前打)。初戦から 3打数 3安打の猛打ショーだ。侍ジャパンの強化試合メンバーの候補に選ばれており、日本代表稲葉監督が視察する前で、強烈な印象を与えた。金本監督は大卒 2年目の成長に大満足。一般に、野手より投手の方が調整で上回っている時期。そこで少々我慢してでも使い続けたい-と評した23歳が躍動したことに目を細めた。侍ジャパンの指揮官も度肝を抜かれた。日本代表の稲葉監督がこの日、宜野座を視察。自ら代表候補にリストアップした虎唯一人の野手の今季初実戦を目の当たりにし、真っ先に名前を挙げた。絶賛された大山は感想を漏らした。2020年東京五輪をにらむ日本代表の次戦は 3月 3、 4日の豪州戦(ナゴヤドーム、京セラ)。稲葉ジャパンとして初のフル代表で臨む戦いで、メンバーは 2月中旬に発表される見通し。そこに入る資格は十分。もはや誰もが認めている。今、虎打線で一番、恐ろしいのは間違いなく…大山だ。
●侍ジャパンの稲葉篤紀監督が 7日、阪神の宜野座キャンプを訪れ、紅白戦を視察した。金本監督からは中谷将大外野手(25)を推薦され印象を話した。 2回 2失点の藤浪晋太郎投手については復調を期待していた。
●阪神春季キャンプ( 7日、沖縄・宜野座)まだまだ、高みを目指している段階だ。藤浪が紅組の 2番手で 3回から今季初実戦マウンドに上がった。 2回 4安打 2失点(自責 1)。収穫と課題が見えた41球を、プラスに捉えた。投球フォームを意識した制球重視の投球。 3回は無失点に抑えたが、 4回二死から植田海内野手(21)に左前へはじき返されると、二死 2塁から糸原健斗内野手(25)の中前適時打を高山が後逸して打者も生還した。ただ、昨季目立った直球の抜け球はなし。最速は球団のスピードガン表示で 150キロにとどまったが、落ち着いた船出となった。 4回に 3連打に失策が絡んで 2点を失ったが、原因は分析済み。逆襲の第一歩を丁寧に踏み出した。昨季「3勝」に終わった大器は復活への道のりを歩み始めたところ。次回登板は11日のDeNA戦(宜野座)の見込み。生まれ変わるため、ぶれずに信じた道を突き進んでいく。記事をまとめてみました。
大山は 4回、右前へ痛烈な打球を放つ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
大山悠輔内野手が 7日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座で行われた今季初実戦の紅白戦でチームで唯一の 3安打を放った。
2回、小野のカーブにタイミングを合わせて中前へ運ぶと 4回二死 1塁では右打ちが奏功し、 1、 2塁間を破った。 6回も中前へ。「右方向は、去年やってきたこと。すごく良かった。去年、シーズン終盤、CSで右方向の大切さをすごく感じたので、あそこに打てる技術も身につけていかないといけないなとずっと思っていた。その打ち方ができたかなと思います。追い込まれていたので、球に食らいつくという意味でも右方向に強く振る意識をしている。結果的にヒットになっている。すごくいいかなと思います」。打撃の充実ぶりはチームでも一番だ。侍ジャパンの強化試合メンバーの候補に選ばれており、日本代表稲葉監督が視察する前で、強烈な印象を与えた。
4回表紅組二死 1塁、大山悠輔は右前安打を放つ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
阪神春季キャンプ( 7日、沖縄・宜野座)大卒 2年目の大山悠輔内野手が、紅白戦に紅組の「5番・2塁」で出場し、 3打数 3安打の大暴れ。視察に訪れた日本代表・稲葉篤紀監督も大絶賛し「侍・大山」へ大きく前進だ。藤浪晋太郎投手は紅組の 2番手で登板し、 4安打を浴び 2失点(自責 1)。西岡剛内野手はチーム初アーチをかけるなど、遊撃争いで大アピールした。
ホンモノだ。キャンプ最初の実戦で、 100点満点。2018年、大山イヤーが始まった。
「自信になりますが、初球を打ち損じたり課題もあります。まだまだアピールする立場なので」
2回一死。才木のカーブを技ありの右打ちで運んだのが、ショーの始まりだった。 4回にも内角を右前に運び、 6回にも再び逆らわない打撃(中前打)。初戦から 3打数 3安打の猛打ショーだ。
視察した日本代表・稲葉篤紀監督(右)も絶賛。金本知憲監督(左)の目尻も下がる=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
金本監督は大卒 2年目の成長に大満足。「実戦力が高いというか対応力というか。右へ打ったり変化球も打ったよね。いいものをサッと実戦で出せるのが彼のいいところ。いきなり変化球とか、なかなか難しいと思う」。一般に、野手より投手の方が調整で上回っている時期。そこで少々我慢してでも使い続けたい-と評した23歳が躍動したことに目を細めた。
侍ジャパンの指揮官も度肝を抜かれた。日本代表の稲葉監督がこの日、宜野座を視察。自ら代表候補にリストアップした虎唯一人の野手の今季初実戦を目の当たりにし、真っ先に名前を挙げた。
「大山選手ですね。ライト前に追い込まれながら打つ。いいものを見せてもらった」
そして、こう続けた。
「見に来るタイミングで紅白戦があって、またそこで打つ。何か縁というか運というか、そういうものを非常に感じます。すごく私の中では印象に残った試合だった」
2回には中前に抜けそうな打球を好捕。 2塁守備にも進境をみせた=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
心の中で、大山に“当確ランプ”がともった!? 巧打に加え、大山には 1、 3塁に、今年から 2塁に挑戦していることもプラス材料。 2回には中前に抜けそうな打球を逆シングルで捕球。内野安打になったが、適応ぶりを披露した。
「国際大会で複数ポジションを守れるのは貴重。そこで打てる。楽しみな選手が出てきたという印象を持ちました」
絶賛された大山は「何の実績もない僕を…」と感想を漏らした。2020年東京五輪をにらむ日本代表の次戦は 3月 3、 4日の豪州戦(ナゴヤドーム、京セラ)。稲葉ジャパンとして初のフル代表で臨む戦いで、メンバーは 2月中旬に発表される見通し。そこに入る資格は十分。もはや誰もが認めている。今、虎打線で一番、恐ろしいのは間違いなく…大山だ。
★ヤクルト・山口重幸スコアラー
「大山は 1、 2塁間方向へ狙って打って、あの打撃ができている。去年、ウチもやられた打撃だけれど、今年はさらにレベルアップしている」
阪神キャンプを訪れた侍ジャパン稲葉篤紀監督(右)と話す金本知憲監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
侍ジャパンの稲葉篤紀監督が 7日、阪神の宜野座キャンプを訪れ、紅白戦を視察した。
印象に残った選手として、 3安打を放った 2年目の大山悠輔内野手を真っ先に挙げ「 3本のヒットを打ちまして、非常に長打力というのは期待している部分はありますけど、ライト前に追い込まれながらも打つという、いいものを見せてもらいました」と高評価した。
金本監督からは中谷将大外野手を推薦され「ヒットを1本打ちましたけど非常にパンチ力もありますし、守備も今日はライトとセンターと両方できるということで、注目していきたいと思います」と印象を話した。
2回 2失点の藤浪晋太郎投手については「今年はピッチングフォームを少し変えたということで、今はいろいろ見つけている最中なのかと。球も安定している」と復調を期待していた。
藤浪晋太郎投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場・2018年 2月 1日撮影)
藤浪晋太郎投手が 7日、沖縄・宜野座で行われた紅白戦で今季初登板し、 2イニングを「被安打4」で 2失点だった。
投球フォームを意識した制球重視の投球。 3回は無失点に抑えたが、 4回二死から植田に左前へはじき返されると、二死 2塁から糸原の中前適時打を高山が後逸して打者も生還した。
ただ、昨季目立った直球の抜け球はなし。最速は球団のスピードガン表示で 150キロにとどまったが、落ち着いた船出となった。
藤浪晋太郎投手は 4安打を浴びる。収穫も課題もあった今季初登板となった=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
阪神春季キャンプ( 7日、沖縄・宜野座)まだまだ、高みを目指している段階だ。藤浪が紅組の 2番手で 3回から今季初実戦マウンドに上がった。 2回 4安打 2失点(自責 1)。収穫と課題が見えた41球を、プラスに捉えた。
「制球面、投球のバランスというところではよかった。全体的に真っすぐの指のかかりも悪くなかった。ただ、変化球はちょっとよくなかったですし、打たれたときのカウントもよくなかった。そういうところですね」
4回に 3連打に失策が絡んで 2点を失ったが、原因は分析済み。イニング間にもブルペン入りして、感覚を確かめた。球場表示で最速 149キロ。試行錯誤中のテークバックをコンパクトにし、ステップ幅を狭めた新フォームで、制球は安定した。昨季見られた、右打者をのけぞらせるようなすっぽ抜けるボールはなく、無四死球。「まずバッターに投げられたことが収穫」。逆襲の第一歩を丁寧に踏み出した。
藤浪晋太郎投手は 4回、糸原健斗内野手に許した中前打が高山俊外野手の失策で失点につながる=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村球場)
金本監督は「いまは手探り。だいぶまとまってきて、それがどれぐらいの球の勢いになるのか。それを確認していたというかね」と意図を理解。香田投手コーチも「ブルペンのときの球からすると、もうひとつ。でも、バランスや角度はよかった」とうなずいた。
「力んで、せっかく取り組んできたことやブルペンで考えてきたことが崩れてしまわないように意識しました」
昨年の不振の原因は、フォームのバランスを崩したこと。それをオフの間に修正してきた。まずは久々に打者相手に試して、一定の手応え。「ここから状態が上がってくれば」。変化球の精度や配球の組み立てなど、この日あぶり出した課題を 1つずつ乗り越える。
昨季「3勝」に終わった大器は復活への道のりを歩み始めたところ。次回登板は11日のDeNA戦(宜野座)の見込み。生まれ変わるため、ぶれずに信じた道を突き進んでいく。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 練習試合・オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)