●ウィリン・ロサリオ内野手(29=韓国・ハンファ)が23日、29歳の誕生日を迎えた。キャンプ休日のこの日、チーム宿舎で報道陣から用意されたケーキで祝福を受けた。絶好調のウィリン・ロサリオ内野手が、 3月のオープン戦全17試合に皆勤すると宣言した。虎の助っ人では2010年のマット・マートン外野手(36)以来、 8年ぶりとなる“皆勤賞”へ、ここから仕上げていく。いちごがたっぷり乗ったケーキを前に、満面の笑みを浮かべた。日本で迎えた29歳のバースデー。読谷村の選手宿舎で報道陣からの祝福を受けたロサリオが、照れくさそうに喜びを表した。キャンプ休日のこの日はホテルでリラックス。それでも、24日から始まるオープン戦に向けて気合十分。このキャンプでは実戦 5試合で「3本塁打、9打点。11打数8安打の打率0.727」と大暴れしている。シーズン全試合に出場すれば、2010年のマートン以来、 8年ぶり。この年から加わったM砲も勤勉だった。そして、当時の日本球界新記録となる「シーズン214安打」を放つなどいきなり大活躍し、そこから 6年間にわたって虎打線を引っ張った。ロサリオも試合に出続けることでチームに貢献するつもりだ。オープン戦デビューは25日の中日戦(北谷)になる見込み。シーズン開幕まで 1カ月。敵の研究も行い、戦いに備えていく。
●福留孝介外野手(40)、鳥谷敬内野手(36)のベテラン勢は25日のオープン戦・中日戦(北谷)で2018年初実戦に臨む。鳥谷は 2塁手として本格発進することになり、力を込めた。金本知憲監督(49)はこの日、野手のレギュラー確定組について 2塁コンバート直後の鳥谷の名前も挙げ、厚い信頼を寄せた。外野手は 1軍 5枠を 7人前後で争っている状況で手応えを口にした。理想とするジグザグ打線の完成に向け、激しい競争は大歓迎だ。
●糸井嘉男外野手(36)が“超人調整”で移籍 2年目の今季に挑むことが23日、分かった。 3月30日の開幕巨人戦(東京ドーム)に向け、オープン戦出場予定は 3月23日から始まるオリックス 3連戦(京セラ)のみ。目標の全試合出場でのリーグVに向け、最強ボディーを作る!! 手術明けでもない。40歳を超える大ベテランでもない。それでも、準備期間はたった 3試合でOK-。開幕の「3.30」に向け、誰もが信じられない計画を糸井が明かした。24日からオープン戦が開幕する。鳥谷や福留ら主力級も続々初実戦に臨む中、開幕前最後のカードとなる「3.23」から、体を一気に最高潮にもっていくというのだ。笑うこともなく、ジョークであることを完全否定した。金本監督が現役時代の2009年、左膝手術の影響でぶっつけ開幕で本塁打を放ったことはあったが、現時点でリハビリ過程ではない選手としては極めて異例だろう。理由について糸井は「トレーニング優先です」と説明した。虎移籍 1年目の昨季は 1月下旬に右膝関節炎を発症し、キャンプは別メニューとなったものの、初実戦は 3月15日のオリックス戦(京セラ)と急仕上げが否めなかった。シーズン開幕直後は快音を重ねたが、 7月中旬に右脇腹を痛めて、無念の一時離脱…。「114試合、打率0.290、17本塁打、62打点」という昨季の数字に唇をかんだだけに、急がば回れ、というわけだ。13年ぶりとなるリーグ優勝と自身 2年ぶりとなる全試合出場を目指す。超人・糸井に狂いはない。
記事をまとめてみました。
ウィリン・ロサリオ内野手が23日、29歳の誕生日を迎えた。
キャンプ休日のこの日、チーム宿舎で報道陣から用意されたケーキで祝福を受けた。「少し、おじさんになった気分です(笑い)。長い間プロでやっているけど、こうやって祝ってもらったのは初めて。うれしく思います」と笑顔だった。
29歳の誕生日を迎え、ケーキを前に笑顔でサムアップポーズを決めるウィリン・ロサリオ内野手=沖縄県読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル
絶好調のウィリン・ロサリオ内野手が、 3月のオープン戦全17試合に皆勤すると宣言した。今日24日のオープン戦初戦ヤクルト戦は出場しないが「 3月に(関西に)帰ったら、基本的には毎日試合に出られるように」と話した。
報道陣から29歳の誕生日を祝福され「少しおじさんになった気分」と笑った。
キャンプ地で迎えた29歳の誕生日に報道陣からケーキを贈られたウィリン・ロサリオ内野手。全試合出場を宣言=沖縄県読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル
阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手がキャンプ休日の23日、29歳の誕生日を迎えた。読谷村のチーム宿舎で取材に応じ、シーズンでの全試合出場を宣言。虎の助っ人では2010年のマット・マートン以来、 8年ぶりとなる“皆勤賞”へ、ここから仕上げていく。
いちごがたっぷり乗ったケーキを前に、満面の笑みを浮かべた。日本で迎えた29歳のバースデー。読谷村の選手宿舎で報道陣からの祝福を受けたロサリオが、照れくさそうに喜びを表した。
「ちょっとおじさんになった気分だね。長い間プロとしてやってきたけど、こうやって祝ってもらったのは初めてだったので、うれしいよ。感謝しています」
シーズンでの全試合出場を宣言したウィリン・ロサリオ内野手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
キャンプ休日のこの日はホテルでリラックス。それでも、24日から始まるオープン戦に向けて気合十分。「シーズンに合わすことが大事になってくる」とオープン戦のテーマを掲げた上で「自分の体を保ちながらシーズンに入っていけるように、毎日試合に出られるようなコンディションを整えていきたい」とシーズンでのフル出場を宣言した。
このキャンプでは実戦 5試合で「3本塁打、9打点。11打数8安打の打率0.727」と大暴れしている。もちろん数字もすごいが、それとともに目を見張るのが真面目さだ。精力的に特守もこなし、来日 1年目からしっかり結果を残すための努力を怠らない。シーズン全試合に出場すれば、2010年のマートン以来、 8年ぶり。この年から加わったM砲も勤勉だった。そして、当時の日本球界新記録となる「シーズン214安打」を放つなどいきなり大活躍し、そこから 6年間にわたって虎打線を引っ張った。ロサリオも試合に出続けることでチームに貢献するつもりだ。
29歳の誕生日にケーキを贈られ、笑顔のウィリン・ロサリオ内野手=沖縄県読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル
「 3月になると、相手投手が違う球種や違う攻め方をしてきて、もっといい状態で投げてくると思う。しっかりとそのへんを見極められるようにしたい」
オープン戦デビューは25日の中日戦(北谷)になる見込み。シーズン開幕まで 1カ月。敵の研究も行い、戦いに備えていく。
★燕・バレ、ロサリオの活躍を予言
ヤクルト・バレンティンは24日の阪神とのオープン戦(浦添)に「4番・DH」で出場する。フリー打撃では推定 140メートルの場外弾を 2発放った。「オープン戦開幕というより、明日シーズンが開幕してもいいくらいの準備ができているよ」。虎に新加入したロサリオについては「対戦したことはないと思うけれど、向こうで知っているよ」と米国時代から知る仲。日本野球の先輩として「彼は韓国でも活躍した。ニュースで見ていても、日本でも良い数字を残せると思う」と予言した。
ノックのボールにジャンプする大山悠輔内野手。左は糸原健斗内野手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
福留、鳥谷のベテラン勢は25日のオープン戦・中日戦(北谷)で2018年初実戦に臨む。鳥谷は 2塁手として本格発進することになり、「実戦の中でしっかりやっていきたい」と力を込めた。金本監督はこの日、野手のレギュラー確定組について「今年はロサリオも入って福留、糸井、鳥谷と 4つは決まっているのか」と表現。 2塁コンバート直後の鳥谷の名前も挙げ、厚い信頼を寄せた。
大山悠輔内野手(左)が 3塁に入ることで、ベテラン鳥谷敬内野手(右)が 2塁にコンバートされた=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
一方で 3塁は 2年目大山がレギュラー最有力候補だが、指揮官は「大山がドーンと落ちて糸原が良かったら、糸原 3塁もあり得るわけだから。そこもやっぱり、大山って決めたわけではないから」と説明。外野手は 1軍 5枠を 7人前後で争っている状況で「俊介とか中谷、高山…、島田が落ちるかも分からないですし。本当にレベルの高い競争になってきた」と手応えを口にした。理想とするジグザグ打線の完成に向け、激しい競争は大歓迎だ。
え、マジ!? 糸井嘉男外野手が“超人調整”で移籍 2年目の今季に挑むことが23日、分かった。 3月30日の開幕巨人戦(東京ドーム)に向け、オープン戦出場予定は 3月23日から始まるオリックス 3連戦(京セラ)のみ。目標の全試合出場でのリーグVに向け、最強ボディーを作る!!
手術明けでもない。40歳を超える大ベテランでもない。それでも、準備期間はたった 3試合でOK-。開幕の「3.30」に向け、誰もが信じられない計画を糸井が明かした。
「最後のオリックス戦、 3試合だけです」
24日からオープン戦が開幕する。鳥谷や福留ら主力級も続々初実戦に臨む中、糸井はまるで潜水艦のように我慢を重ね、開幕前最後のカードとなる「3.23」から、体を一気に最高潮にもっていくというのだ。
「ホンマですよ。自分で決めています」
笑うこともなく、ジョークであることを完全否定した。金本監督が現役時代の2009年、左膝手術の影響でぶっつけ開幕で本塁打を放ったことはあったが、現時点でリハビリ過程ではない選手としては極めて異例だろう。
理由について糸井は「トレーニング優先です」と説明した。
虎移籍 1年目の昨季は 1月下旬に右膝関節炎を発症し、キャンプは別メニューとなったものの、初実戦は 3月15日のオリックス戦(京セラ)と急仕上げが否めなかった。シーズン開幕直後は快音を重ねたが、 7月中旬に右脇腹を痛めて、無念の一時離脱…。「114試合、打率0.290、17本塁打、62打点」という昨季の数字に「責任を感じた」と唇をかんだだけに、急がば回れ、というわけだ。
タイヤ引きをする糸井嘉男外野手。なんとオープン戦出場は開幕直前の 3試合だけ。超人的出陣だ=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
現在、糸井はアップだけチーム本隊から外れている。金本監督は「変な疲れ方に対しては敏感になっているところがあるんじゃない?」と推察する。一度、状態を落とし、 3月の“2次キャンプ”で再び上げて、「3.23」に向かう。その青写真と照らし合わせれば、納得のブレーキだ。
13年ぶりとなるリーグ優勝と自身 2年ぶりとなる全試合出場を目指す。超人・糸井に狂いはない。
☆糸井嘉男外野手のオープン戦初出場アラカルト
★2015年(オリックス):キャプテンとして挑んだシーズン。 2月21日のオープン戦初戦・ソフトバンク戦(宮崎アイビー)に「3番・DH」で先発出場した。結果は 2打数 1安打。その後は 3月10日のヤクルト戦(京セラ)まで実戦を離れ、出場11試合で「打率0.310、0本塁打、4打点」だった。
★2016年(同): 3月 6日に地元京都で行われたロッテ戦(わかさ)に「1番・DH」で先発出場。 2打席に立ち、 2三振だった。出場11試合、「打率0.152、0本塁打、1打点」で開幕を迎えた。
★2017年(阪神): 1月下旬に発症した右膝関節炎の影響もあり、キャンプは別メニュー。 3月15日のオリックス戦(京セラ)に「3番・DH」で先発出場し、虎初実戦の初打席でいきなり中前打を放った。出場 9試合、「打率0.250、1本塁打、4打点」だった。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 練習試合・オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)