●広島-阪神戦は降雨中止となった。セ・リーグは同日、日程追加を発表。中止となったこのカードを 9月21日にマツダスタジアム(18時開始)で開催すると発表した。金本知憲監督(50)が15日からのDeNA 3連戦(甲子園)での仕切り直しを誓った。前日12日の同カードまで「4連敗」中。貧打に苦しむなか、野手陣は室内練習場で入念に打撃練習を行った。スランプのウィリン・ロサリオ内野手(29)も入念にフォームチェック。試合が 2日間なく、心身ともに整えられる時間ができた。雨降って地固まる、といきたいところだ。阪神は13日の広島戦(マツダ)の雨天中止を受けて、先発ローテを再編した。ランディ・メッセンジャー投手(36)を中 5日で15日のDeNA戦初戦に起用し、 2戦目にはこの日、先発予定だった岩貞祐太投手(26)を投入。 3戦目には「2連続完投」中の秋山拓巳投手(27)をつぎ込み、最強トリオで「連敗ストップ&本拠地3連勝」を狙う。降りしきる雨と一緒に悪い流れも流し去る。13日の広島戦は雨天中止。「4連敗」中の金本監督は、甲子園に戻っての仕切り直しを誓った。 8日からの巨人&広島とのビジター 6連戦は「3位巨人」をけ落とし、首位広島に肉薄するはずだったが、「1勝4敗」で「3位」転落、借金も「1」に。15日からは本拠地でDeNA 3連戦。流れを変えるには絶好の舞台に、最強トリオをつぎ込む。左右中間が深く、ホームランの出にくい甲子園なら投手力で競り勝つのがベスト。惜しみなくつぎ込んで、流れを変えてみせる。香田勲男投手コーチ(52)は先発陣に奮起をうながした。「4位DeNA」とはゲーム差なし(勝率差で阪神が3位)。復調するか、ズルズルと沈むかのAクラス攻防カード。必勝ローテで「3連勝」する。
●植田海内野手(23)が13日、マツダスタジアムの室内練習場で行われた試合前練習に合流した。発熱による体調不良で11日広島戦から 2戦連続で欠場していた。この日は内野ノックやフリー打撃を行うなど精力的に汗を流した。試合は雨天中止となったが笑顔を見せた。全快ならぬ全“海”宣言! 風邪による発熱のため 2日間、チーム宿舎で静養していた植田海内野手が13日、チームに合流し、15日のDeNA戦(甲子園)からスタメン復帰することが確実となった。現在、今季ワーストの「4連敗」で借金「1」の虎にとって、朗報。自慢の足で、またかき回してくれよ!虎を改革した韋駄天・植田がチームに戻ってきた。生身の人間だから、体調不良は仕方がない。戦線を退いたことによる“ロス”は、自身が誰よりも分かっていた。植田を欠いた 2日間は地獄だった。11日は先発・能見が 4回 9失点(自責 8)と炎上し、 1-14とボロ負け。前日12日も 1- 6と敗れた。 4試合連続で 2得点以下の打線は大量点差を覆すほどのパワーがなく、将も自嘲気味に笑うしかなかった。15日のDeNA戦(甲子園)から植田はスタメン復帰する方向で、「2番・遊撃」が濃厚。仮に打線がまた湿っぽくても工夫が凝らせ、攻撃のバリエーションも増やせるというワケだ。指揮官は前を向いた。久々に眉間のしわが消えていた。雨降って地固まる。ようやく晴れ間がのぞいた。植田も指揮官も、再び走り出す。
●阪神は13日、広島戦が雨天中止となったマツダスタジアムの室内練習場で練習を行った。左足を上げる打法を体に刻み込もうと、ロサリオは懸命に動いた。まずはフリー打撃で力強く41スイング。その後も間を意識するように、20分以上に渡って平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(58)が投げる緩いボールを打ち返し続けた。試合中止が決まってもまだ練習。居残りでタイミングを試行錯誤していた。
記事をまとめてみました。
<広島-阪神=雨天中止>◇13日◇マツダスタジアム
広島-阪神戦は降雨中止となった。
セ・リーグは同日、日程追加を発表。中止となったこのカードを 9月21日にマツダスタジアム(18時開始)で開催すると発表した。
降雨試合中止となったマツダスタジアム
金本知憲監督が15日からのDeNA 3連戦(甲子園)での仕切り直しを誓った。13日の広島戦(マツダスタジアム)は雨天中止になった。前日12日の同カードまで「4連敗」中。貧打に苦しむなか、野手陣は室内練習場で入念に打撃練習を行った。
スランプのロサリオも入念にフォームチェック。試合が 2日間なく、心身ともに整えられる時間ができた。金本監督は「悪いことは忘れて、スッキリと気持ちを切り替えてやっていかないと。我々も」と話す。雨降って地固まる、といきたいところだ。
降雨のため室内練習場に入る金本知憲監督=マツダスタジアム
阪神は13日の広島戦(マツダ)の雨天中止を受けて、先発ローテを再編した。ランディ・メッセンジャー投手を中 5日で15日のDeNA戦初戦に起用し、 2戦目にはこの日、先発予定だった岩貞祐太投手を投入。 3戦目には「2連続完投」中の秋山拓巳投手をつぎ込み、最強トリオで「連敗ストップ&本拠地3連勝」を狙う。
降りしきる雨と一緒に悪い流れも流し去る。13日の広島戦は雨天中止。「4連敗」中の金本監督は、甲子園に戻っての仕切り直しを誓った。
「悪いことは忘れて、スッキリと気持ちを入れ替えて、やっていかないと。われわれも」
ランディ・メッセンジャー投手はメディシンボールを使って練習。出直しの一戦は任せろ=マツダスタジアム
8日からの巨人&広島とのビジター 6連戦は「3位巨人」をけ落とし、首位広島に肉薄するはずだったが、「1勝4敗」で「3位」転落、借金も「1」に。15日からは本拠地でDeNA 3連戦。流れを変えるには絶好の舞台に、最強トリオをつぎ込む。
本来ならば中 6日で15日が秋山、16日がメッセンジャーでも構わない。だが、中 5日OKのメッセンジャーをまず15日に入れる。ここまでチーム最多の「5勝(2敗)」を挙げる勝ち頭。「防御率2.11」と安定しており、もっとも信頼できる大黒柱をもってくる。
金本知憲監督は最強トリオで流れを変えるつもりだ=マツダスタジアム
16日にはこの日、先発予定だった岩貞が向かう。今季 3試合で「2勝0敗、防御率1.50」とこちらも安定感は抜群だ。そして秋山を17日に。直近 2試合で「連続完投勝ち」していることを考慮し、中 8日と余裕を持たせた。最初に「107球完投」した 1日のDeNA戦(甲子園)が中 9日だったこともあり、香田投手コーチは「彼(秋山)に問題はないが、次はあえてあける。(長いシーズンをにらんでかとの問いに)そういう意味で」と説明。フレッシュな状態でマウンドに送り出す。
球場を後にする岩貞祐太投手 私服=広島県広島市のマツダスタジアム
この「4連敗」では、すべて 2得点以下と打線に元気がない。それだけに先発陣の踏ん張りに期待がかかる。左右中間が深く、ホームランの出にくい甲子園なら投手力で競り勝つのがベスト。惜しみなくつぎ込んで、流れを変えてみせる。
同コーチは先発陣に「腹をくくって、しっかり腕を振っていってほしい。『打てるもんなら打ってみろ』という姿勢は大事」と奮起をうながした。「4位DeNA」とはゲーム差なし(勝率差で阪神が3位)。復調するか、ズルズルと沈むかのAクラス攻防カード。必勝ローテで「3連勝」する。
(雨天中止が決まり、帰路につく。連敗中の空気を察して? 黙っている報道陣に対して)
金本監督 「しゃべるんなら、はよしゃべれ(笑)」
--ロサリオがフォームを改造していた。いろいろ試して?
「ま、そうだけど。片岡(ヘッド兼打撃コーチ)と話をしてやったらしいけど、詳しいことは…俺より片岡に聞いて」
-- 2日間空く。仕切り直しには…
「まぁ、うんうん。うんうん。悪いことは忘れて、スッキリと気持ちを入れ替えて、やっていかないと、われわれも」
雨天中止となり球場を後にする金本知憲監督=マツダスタジアム
--ロサリオは昨日(12日)は「5番」だったが、「4番」はいい状態の選手をおくのか
「『4番』? どうやろうな。わからん。ま、考えますわ、明後日(15日)」
--試合に出させて、状態を上げてほしい
「ま、よほどリフレッシュが必要とかなら…外すとか書いちゃアカンよ(笑)。ま、本人は出たいんじゃないかな? 出ながらというのもあるだろうし、チームとしていろいろ考えないといけないこともあるし」
--植田は復調
「きょう(13日はスタメンで)いく予定やったよ」
体調不良から復帰した植田海内野手は元気にノックを受ける=マツダスタジアム
植田海内野手が13日、マツダスタジアムの室内練習場で行われた試合前練習に合流した。発熱による体調不良で11日広島戦から 2戦連続で欠場していた。
この日は内野ノックやフリー打撃を行うなど精力的に汗を流した。試合は雨天中止となったが「今まで通り自分のできることをやります」と笑顔を見せた。
植田海内野手(中央)がチームに戻ってきた。不振のチームの起爆剤となる=マツダスタジアム
全快ならぬ全“海”宣言! 風邪による発熱のため 2日間、チーム宿舎で静養していた阪神・植田海内野手が13日、チームに合流し、15日のDeNA戦(甲子園)からスタメン復帰することが確実となった。現在、今季ワーストの「4連敗」で借金「1」の虎にとって、朗報。自慢の足で、またかき回してくれよ!
虎を改革した韋駄天・植田がチームに戻ってきた。生身の人間だから、体調不良は仕方がない。戦線を退いたことによる“ロス”は、自身が誰よりも分かっていた。
「自分のやるべきことを、やるだけだと思います」
植田海内野手はフリー打撃で快音を連発。試合があれば先発する予定だった=マツダスタジアム
スーツに着替えてタクシーに乗り込む前に、短い言葉に力を込めた。
風邪のような症状が出て11、12日の広島戦(マツダ)はチーム宿舎で静養した。復帰戦となるはずだった13日は雨天中止。この日はまだマスクを付けていたものの、フリー打撃などの通常メニューをこなした。なにより金本監督の言葉を聞けば、虎党はみな胸をなで下ろすだろう。
「きょう(スタメンで)いく予定やったよ」
植田を欠いた 2日間は地獄だった。11日は先発・能見が 4回 9失点(自責 8)と炎上し、 1-14とボロ負け。前日12日も 1- 6と敗れた。 4試合連続で 2得点以下の打線は大量点差を覆すほどのパワーがなく、将も「 1割台が多いから、うちは。打率が」と自嘲気味に笑うしかなかった。
ノックを受ける植田海内野手=マツダスタジアム
だからこそ若虎の不在は大きな痛手に感じられた。 9、10日の巨人戦(東京ドーム)では 2試合連続盗塁を記録。今季22試合で「打率0.316」と好調だが、それ以上に糸井と並ぶチームトップの 6盗塁が頼もしい。打てなくても四球で出れば足でかき回せる。
15日のDeNA戦(甲子園)から植田はスタメン復帰する方向で、「2番・遊撃」が濃厚。仮に打線がまた湿っぽくても工夫が凝らせ、攻撃のバリエーションも増やせるというワケだ。
指揮官は「地元に帰るからね」と前を向いた。久々に眉間のしわが消えていた。雨降って地固まる。ようやく晴れ間がのぞいた。植田も指揮官も、再び走り出す。
打撃練習するウィリン・ロサリオ内野手=マツダスタジアム
阪神は13日、広島戦が雨天中止となったマツダスタジアムの室内練習場で練習を行った。左足を上げる打法を体に刻み込もうと、ロサリオは懸命に動いた。まずはフリー打撃で力強く41スイング。その後も間を意識するように、20分以上に渡って平田チーフ兼守備走塁コーチが投げる緩いボールを打ち返し続けた。試合中止が決まってもまだ練習。「ドリス選手が(調整で)ブルペンに入っていたのでボールを見させてもらった」と居残りでタイミングを試行錯誤していた。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(05月)
2018年 公式戦 日程と結果(06月)