●北海道日本ハム先発は斎藤佑樹投手(30)、阪神はランディ・メッセンジャー投手(36)。阪神は 2回、梅野隆太郎捕手(26)の適時内野安打で先制。 3回には中谷将大外野手(25)の犠飛で追加点。阪神は 4回、高山俊外野手(25)が「1号3ラン」。中谷も「2号2ラン」を放ち、点差を 7点に広げた。北海道日本ハム斎藤は 4回 7失点で降板した。阪神は 8回、糸原健斗内野手(25)の適時打と中谷の「2点適時打」で 3点を加え今季 2度目の 2桁得点。 8回にメッセンジャーが 4連打を浴びて 3点を返されて降板。無死 3塁でマウンドにあがった尾仲祐哉投手(23)は、中田翔内野手(29)の 3ゴロ間に 3走の生還を許したが、最小失点で切り抜けた。 9回は能見篤史投手(39)が 3者凡退で締めた。メッセンジャーが「8勝」目を挙げた。
●阪神は北海道日本ハムに10- 5で快勝し、「2位タイ」に浮上。高山俊外野手が 1軍昇格即「2番・中堅」で起用され、 4回に豪快な「1号3ラン」を放った。不振による 2軍降格を経て、はい上がってきた 3年目の「ドラ1」が、北の大地から再び走り出す!!声が出た。思わずベンチに訴えかけた。気持ちが入っていたから、白線の内側にも入っているように見えた。これまでとは違う高山が、そこにいた。フェアなら「2点2塁打」かと思われた右翼線ギリギリの当たりが、リプレー検証で判定通りファウルに。熱く冷静に-。直後の 137キロを北の大地のはるか彼方まで運び去った。今季98打席目。右中間スタンドへ、最高の「1号3ラン」だ。 5月17日以来の 1軍に帰ってきた高山が打席に立った。相手は同じ“悩めるドラ1”で、高校時代に全国制覇を成し遂げた斎藤(早稲田実業、高山は日本大學第三)。フルカウントから 6球目、右翼線の打球のファウル判定に高山は、違う違う! と身ぶり手ぶりでアピール。気持ちを前面に出し“リクエストをリクエスト”してきた心意気を、金本監督は買った。天才的なバットコントロールが、最高の結果とともに帰ってきた。それも、体中に熱さを宿して-。指揮官は大きくうなずいた。何度も話し合い、走って、汗と土にまみれ、これまでの「高山俊」をぶっ壊した。ウエスタン・リーグで「打率0.346」を残し、はい上がった。金本監督に見出され、金本虎の象徴ともいえる男が、ようやく居るべき位置にきた。もう立ち止まらない。全身全霊で、打っていく。
●中谷将大外野手が、「2号2ラン」を含む自身プロ最多となる5打点を挙げる活躍で、勝利に大きく貢献した。 1点リードの 3回は一死満塁から左翼へ犠飛。 4回には高山の「3ラン」でリードを広げた後の二死 3塁で、北海道日本ハム斎藤の内角高め 135キロ直球をフルスイング。左翼ポール際に「2ラン」を運んだ。金本知憲監督も評価した。ダメ押し機は 8回一死満塁で回ってきた。西村天裕投手(25)の外角低め変化球をすくい上げ、左前へ「2点適時打」を放った。これで今季初の「猛打賞」を記録し、過去最高だった 1試合 3打点を更新する 5打点を挙げた。春先に調子を上げることができず、開幕を 2軍スタート迎えた。悔しさをバネに、バットを懸命に振り続けている。左翼ポール際に高々と舞い上がる白球。ファウルか、フェアか-。 3塁塁審が、ぐるぐると右手を回す。ホームラン! 中谷の「2号2ラン」に、札幌ドームに詰めかけた虎党が沸いた。斎藤を一気呵成に攻め立てた 4回。高山が右中間へ「3ラン」を放ち、 5- 0と突き放したが、それだけでは終わらせなかった。二死 1塁で打席に入ると、 2球目に 1走・糸井嘉男外野手(36)が 2盗成功。捕手の悪送球も絡んで二死 3塁とチャンスが広がった。カウント 2- 2から 5球目。 135キロ直球を振り抜いた。「猛打賞」は今季初。 3回に左犠飛、 8回にも一死満塁からダメ押しの 2点打を放ち、プロ 8年目で初の 1試合 5打点と、大暴れの一日となった。金本監督は中谷の 5打点に目を細めた。この日昇格し、大活躍した高山も同じ中堅手。この北海道日本ハム、楽天との「6連戦」はDHが使える。この日はDHに糸井が入ったため“共存”できたが、来週からは 1枠を争う激しいサバイバルが、再び始まる。気を引き締めた中谷。競争を勝ち抜き、中堅をつかみとる。 5打点は、その決意表明だ。
●北海道の虎党から降り注がれた拍手が癒やしてくれた。帰りのバスの前を吹き抜けるキーンと冷たい風も、クールダウンには心地良い。「8勝」目を挙げたメッセンジャーが笑顔をみせた。最速 147キロの直球とスライダーを織り交ぜながら、丁寧な投球をみせた。 7- 0の 4回にブランドン・レアード内野手(30)、オズワルド・アルシア外野手(27)に連続 2塁打を許し、北海道日本ハム戦の連続イニング無失点は「18」で止まったが、援護に恵まれなかったここ 2試合の登板から一転、これだけ味方が打ってくれれば、 3試合ぶりの白星へまっしぐらだ。 7回先頭のアルシアの打球が右太もも付近を直撃も、マウンドに向かおうとしたトレーナーを手で制すなど気合満点。だからこそ 8回、無死からのまさかの 4連打で降板となったのが悔しかったが、 7回 0/3を 120球( 5失点)の熱投だった。こだわるところはこだわりながら、通算「92勝」。上田二朗氏(70=サンケイスポーツ専属評論家)に並んだ。チームとして、雨天中止の次の試合は、これで今季 8戦全勝。うちメッセンジャーも「5勝」と大貢献。“水も滴る”ナイスな助っ人だ。
● 6月22~24日の 3日間、甲子園球場外周ミズノスクエアで「甲子園ビアフェスタ」第 2弾が開催される。
記事をまとめてみました。
<日本生命セ・パ交流戦:北海道日本ハム 5-10阪神>◇ 1回戦◇阪神 1勝 0敗 0分◇12日◇札幌ドーム
北海道日本ハムは、今季 2度目の先発を任された斎藤佑樹、阪神はここまで「7勝」をあげるメッセンジャーが先発。
阪神は中谷の「2号2ラン」を含む 3安打 5打点など10得点で、斎藤は 4回 8安打 7失点で降板し、初勝利はならなかった。
試合後、ウイニングボールをもらい笑顔のメッセンジャー投手=札幌ドーム
北海道日本ハム先発は斎藤、阪神はメッセンジャー。阪神は 2回、梅野の適時内野安打で先制。 3回には中谷の犠飛で追加点。
阪神は 4回、高山が「1号3ラン」。中谷も「2号2ラン」を放ち、点差を 7点に広げた。北海道日本ハム斎藤は 4回 7失点で降板した。
阪神は 8回、糸原の適時打と中谷の「2点適時打」で 3点を加え今季 2度目の 2桁得点。メッセンジャーが「8勝」目を挙げた。北海道日本ハム斎藤は「初黒星」。チームも今季初の「4連敗」となった。
4回、「3点本塁打」を放った高山俊外野手=札幌ドーム
阪神は、北海道日本ハムに10- 5で打ち勝った。この日出場選手登録された「2番・高山俊外野手」が 4回に今季「1号3ラン」を放つなど 2安打 3打点、「5番・中谷将大外野手」も 4回の「2号2ラン」など 3安打 5打点と若虎が躍動した。先発のメッセンジャーは 7回 0/3を投げて 8安打 5失点で「8勝目(3敗)」を挙げた。
北海道日本ハムはこの日出場選手登録をされた斎藤が先発。阪神は 2回 2、 3塁と好機を作ると、梅野の「遊撃適時内野安打」で 1点を先制。 3回には一死満塁から中谷が左犠飛を放ち、 2- 0とした。
6回を終え、「六甲おろし」の歌を聴きながら上機嫌な金本知憲監督(中央)=札幌ドーム
4回には一死 2、 3塁から高山が右中間へ「1号3ラン」。さらに二死 3塁から中谷が左翼ポール際へ「2号2ラン」を放ち、 7- 0とした。その裏、北海道日本ハムに 1を返されたが、 8回に無死 1塁から糸原が左中間へ「適時2塁打」を放ち 1点を追加。なおも一死満塁から中谷が左越え適時打を放ち、10- 1とした。
8回にメッセンジャーが 4連打を浴びて 3点を返されて降板。無死 3塁でマウンドにあがった尾仲は、中田の 3ゴロ間に 3走の生還を許したが、最小失点で切り抜けた。 9回は能見が 3者凡退で締めた。
この力強いスイング! 帰ってきた高山俊外野手が 4回、豪快に「1号3ラン」だ=札幌ドーム
意地の一撃、反撃の号砲だ! 阪神は北海道日本ハムに10- 5で快勝し、「2位タイ」に浮上。高山俊外野手が 1軍昇格即「2番・中堅」で起用され、 4回に豪快な「1号3ラン」を放った。不振による 2軍降格を経て、はい上がってきた 3年目の「ドラ1」が、北の大地から再び走り出す!!
声が出た。思わずベンチに訴えかけた。気持ちが入っていたから、白線の内側にも入っているように見えた。これまでとは違う高山が、そこにいた。フェアなら「2点2塁打」かと思われた右翼線ギリギリの当たりが、リプレー検証で判定通りファウルに。熱く冷静に-。直後の 137キロを北の大地のはるか彼方まで運び去った。今季98打席目。右中間スタンドへ、最高の「1号3ラン」だ。
「いやもう、得点圏だったので。もう、ここでやってやるという気持ちで。その前の“リクエストみたいなの”が、ファウルでよかったかなと、ハイ。ファウルはファウルなので。別に何てことなかったですけど」
4回表阪神一死 2、 3塁、高山俊外野手は右中間へ「3点本塁打」を放った。投手斎藤佑樹=札幌ドーム
2- 0の 4回一死 2、 3塁。 5月17日以来の 1軍に帰ってきた高山が打席に立った。相手は同じ“悩めるドラ1”で、高校時代に全国制覇を成し遂げた斎藤(早実、高山は日大三)。フルカウントから 6球目、右翼線の打球のファウル判定に高山は、違う違う! と身ぶり手ぶりでアピール。気持ちを前面に出し“リクエストをリクエスト”してきた心意気を、金本監督は買った。
「ヒットが欲しかったんじゃない!? そりゃ、誰だって欲しいし。きょうはいいところで、いい当たりを。ファウルもうまいこと曲芸みたいに打って。悪球をうまく打つタイプでもあるから」
天才的なバットコントロールが、最高の結果とともに帰ってきた。それも、体中に熱さを宿して-。指揮官は「前向きな姿勢というかね。声もよく出ていたし。そういう姿勢というのもすごく評価したいと思う。これから期待しますよ」と、大きくうなずいた。
4回、3点本塁打を放った高山俊外野手=札幌ドーム
新人王に輝いた 1年目。屈辱を味わった 2年目。 3年目の今季は中谷との競争に勝ち、開幕スタメンを勝ち取った。しかし「打率0.180」の不振で 5月18日に 2軍降格。鼻をへし折られる、どころではなかった。鳴尾浜で汗を流す日々。試合では、盗塁のサインを何度も出された。「打つことに『隙を見せたら走る』というのをプラスアルファできたら。調子が悪くても使ってもらえる可能性が出てくる」という矢野 2軍監督からのメッセージだった。
何度も話し合い、走って、汗と土にまみれ、これまでの「高山俊」をぶっ壊した。ウエスタン・リーグで「打率0.346」を残し、はい上がった。
「やっぱり、そういう(起用してくれた)思いに応えたいという気持ちが強かったですね。ずっと今シーズン、応えられてなかった。まず 1歩踏み出せたので、よかったかなと思います」
金本監督に見出され、金本虎の象徴ともいえる男が、ようやく居るべき位置にきた。もう立ち止まらない。全身全霊で、打っていく。
ベンチに凱旋した高山俊外野手(背番号9)を金本知憲監督(右端)らが笑顔でお出迎え=札幌ドーム
阪神が北海道日本ハムの先発斎藤を打ち崩し、快勝した。この日 1軍に昇格し、即スタメン出場した高山俊外野手が 4回に「今季1号」となる 3ランを放つなど活躍した。高山の試合後のヒーローインタビューは以下の通り。
-チャンスで打席が回ってきました。どんな思いで打席に?
高山 いやもう、得点圏だったんで、ここでやってやるという気持ちで。その前のリクエストみたいなのが、ファウルでよかったなと思います。
-リクエストで気持ちが少し難しい場面もあったと思いますが、改めてどう作り直したんでしょうか
高山 いや全然もう、ファウルはファウルなんで。別になんてことなかったですけど、はい。
-そして飛び出したホームラン、打った感触は
高山 ホントに芯に当たってくれて、まあホームランになってよかったです、はい。
-昇格即スタメンで金本監督も高山選手に期待をかけたわけですが、そのあたりはどうでしょうか
高山 やっぱりそういう思いに応えたいという気持ちが強かったですね。ずっと今シーズン、応えられてなかったんで。今日そういう形で、まず 1歩踏み出したので、よかったなと思います。
北海道日本ハムに勝利しヒーローインタビューを受ける高山俊外野手=札幌ドーム
-高山選手の帰り、タイガースファンも待っていたと思います、メッセージをお願いします
高山 打てないときも、 2軍に落ちても、たくさんあったかい言葉をかけてもらったので、今日から、また明日から 1軍の舞台で活躍することが恩返しだと思うので、明日からも頑張っていきたいと思います。
★今季の高山俊外野手
中谷との競争に勝ち、 3月30日の巨人との開幕戦は「1番・中堅」で出場。 2安打で勝利に貢献したが、 3戦目の守備でマギーのライナーを捕球できず(記録は 2塁打)、直後に秋山が「逆転3ラン」を被弾。打撃の調子もなかなか上がらず、 4月末からは俊介や江越にスタメンを譲ることが増えた。 5月17日のDeNA戦(甲子園)で 7試合ぶりにスタメン復帰も、 3打数無安打で途中交代。翌18日に抹消された。
◇データBOX◇
◎…高山が今季98打席目で初本塁打。昨年 9月29日のDeNA戦(横浜)以来。
◎…「打率0.191」も、得点圏打率は「0.400(20打数8安打)、1本塁打、12打点。
◎…阪神の 1イニング 2本塁打は 5月22日のヤクルト戦(倉敷、○ 8- 3)の 3回、ロサリオ、糸井の連続本塁打以来、今季 2度目。 1試合 2本塁打も、それ以来。
◎… 2桁得点は 6月 2日の西武戦(○10- 5)以来。
中谷将大外野手が、「2号2ラン」を含む自身プロ最多となる5打点を挙げる活躍で、勝利に大きく貢献した。
1点リードの 3回は一死満塁から左翼へ犠飛。 4回には高山の「3ラン」でリードを広げた後の二死 3塁で、北海道日本ハム斎藤の内角高め 135キロ直球をフルスイング。左翼ポール際に「2ラン」を運んだ。中谷は「入ってくれと思っていました」。金本知憲監督も「あれで結構、楽になったからね。 5点差と 7点差では大違いですからね」と評価した。
ダメ押し機は 8回一死満塁で回ってきた。西村の外角低め変化球をすくい上げ、左前へ「2点適時打」を放った。これで今季初の「猛打賞」を記録し、過去最高だった 1試合 3打点を更新する 5打点を挙げた。「今日はしっかりランナーをかえせたので、続けていけるように明日も頑張ります」。春先に調子を上げることができず、開幕を 2軍スタート迎えた。悔しさをバネに、バットを懸命に振り続けている。
4回表阪神二死 3塁、中谷将大外野手は「左越え2点本塁打」を放った=札幌ドーム
左翼ポール際に高々と舞い上がる白球。ファウルか、フェアか-。 3塁塁審が、ぐるぐると右手を回す。ホームラン! 中谷の「2号2ラン」に、札幌ドームに詰めかけた虎党が沸いた。
「入ってくれと思っていました。追い込まれてしまったので、つなぐ意識で打ちにいきました」
斎藤を一気呵成に攻め立てた 4回。高山が右中間へ「3ラン」を放ち、 5- 0と突き放したが、それだけでは終わらせなかった。二死 1塁で打席に入ると、 2球目に 1走・糸井が 2盗成功。捕手の悪送球も絡んで二死 3塁とチャンスが広がった。カウント 2- 2から 5球目。 135キロ直球を振り抜いた。「コンパクトにバットを出せたことが、いい結果につながってくれました」。一挙 5得点のビッグイニングで“ハンカチ王子”をKOだ。
「猛打賞」は今季初。 3回に左犠飛、 8回にも一死満塁からダメ押しの 2点打を放ち、プロ 8年目で初の 1試合 5打点と、大暴れの一日となった。
高山俊外野手に負けん! 中谷将大外野手が 4回、左翼ポール際に「2号2ラン」を放った=札幌ドーム
チームトップの「20本塁打」を放った昨季。華々しい活躍で、ファンからの差し入れや贈り物も増えた。どれもうれしかったが、特に励みになったのが小さい子どもたちからの手紙だ。「部屋にしまってあります。たまに読み返したりして。頑張ろうって思いますね」。つたないひらがなで書かれた言葉のどれもが、若き大砲を突き動かす原動力。子どもたちの目を輝かせるような一打を、今後も放ち続ける。
金本監督は中谷の 5打点に「あれで結構、楽になったからね」と目を細めた。この日昇格し、大活躍した高山も同じ中堅手。「そこは競争というかね。今だったら両方使いたいけど、ポジションの数は決まってますからね」。この北海道日本ハム、楽天との「6連戦」はDHが使える。この日はDHに糸井が入ったため“共存”できたが、来週からは 1枠を争う激しいサバイバルが、再び始まる。
「きょうはランナーをしっかり返せたので、続けていけるようにあしたも頑張ります」と気を引き締めた中谷。競争を勝ち抜き、中堅をつかみとる。 5打点は、その決意表明だ。
8回につかまったメッセンジャー投手だが、しっかり試合を作って8勝目=札幌ドーム
最後は“ガス欠”になった。それでも北海道の虎党から降り注がれた拍手が癒やしてくれた。帰りのバスの前を吹き抜けるキーンと冷たい風も、クールダウンには心地良い。「8勝」目を挙げたメッセンジャーが笑顔をみせた。
「週の頭で、いい戦いができた。 8回は残念だったけどね。あれだけ点差があると、失投を気にすることなく、楽に投げられる」
最速 147キロの直球とスライダーを織り交ぜながら、丁寧な投球をみせた。 7- 0の 4回にレアード、アルシアに連続 2塁打を許し、北海道日本ハム戦の連続イニング無失点は「18」で止まったが、援護に恵まれなかったここ 2試合の登板から一転、これだけ味方が打ってくれれば、 3試合ぶりの白星へまっしぐらだ。
8回、北海道日本ハム・近藤健介内野手に「2点適時3塁打」を打たれ肩を落とすランディ・メッセンジャー投手=札幌ドーム
7回先頭のアルシアの打球が右太もも付近を直撃も、マウンドに向かおうとしたトレーナーを手で制すなど気合満点。だからこそ 8回、無死からのまさかの 4連打で降板となったのが悔しかったが、 7回 0/3を 120球( 5失点)の熱投だった。
札幌入りしたのは前夜。験担ぎも兼ねて、好物のラーメンを食べにいった。「以前、好投したときのラーメンを食べにいったよ」。みそや塩味ではなく、やっぱり、しょうゆ豚骨ベース。「また、次も食べにいきたいね」。こだわるところはこだわりながら、通算「92勝」。上田二朗氏(サンケイスポーツ専属評論家)に並んだ。
チームとして、雨天中止の次の試合は、これで今季 8戦全勝。うちメッセンジャーも「5勝」と大貢献。“水も滴る”ナイスな助っ人だ。
◇データBOX◇ メッセンジャーはこれで北海道日本ハム戦は通算 7試合で「3勝2敗、防御率2.57」。失点は登板 3試合ぶりで、北海道日本ハム戦の連続イニング無失点は「18」で止まった。
6月22~24日の 3日間、甲子園球場外周ミズノスクエアで「甲子園ビアフェスタ」第 2弾が開催される。
生ビールはもちろん、各店自慢の肉料理が堪能できる「肉祭り」も行われる。
6/ 6(水)に阪神甲子園球場で開催を予定しておりましたオリックス戦の雨天中止に伴い、 6/20(水)に振替試合を開催いたします。また、 6/11(月)に阪神甲子園球場で開催を予定しておりましたロッテ戦の雨天中止に伴い、 6/19(火)に振替試合を開催いたします。
6/19(火)、 6/20(水)に阪神甲子園球場で開催する試合では、ファンクラブ・ファンクラブKIDS会員様を対象に、 1塁・ 3塁アルプス席の当日券を500円でお買い求めいただける『スペシャルワンコイン応援デー』を開催いたします!
※詳細は、阪神タイガース公式HPをご覧下さい。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦・交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(06月)
2018年 公式戦 日程と結果(07月)