●阪神は右太ももを痛めている福留孝介外野手(41)、 6月下旬に腓骨(ひこつ)を骨折した右足に不安がある糸井嘉男外野手(37)が、そろってスタメンから外れた一戦。 2回に梅野隆太郎捕手(27)と糸原健斗内野手(25)の適時打で 3点先制。 3回は中谷将大外野手(25)の「4号3ラン」や森越祐人内野手(30)の適時打などで 6点を追加し、広島岡田明丈投手(24)をKOした。阪神は 6回にも梅野の適時打と糸原の犠飛で 2点追加。広島は 6回にサビエル・バティスタ内野手(26)が「25号2ラン」。先発した藤浪晋太郎投手(24)が 6回 7安打 4失点でマウンドを降りた。球数は 124球で 4四球を与えるも、 9三振を奪う力投を見せた。阪神は 7回にも 1点を追加し、終盤は継投で逃げ切って大勝した。藤浪は「4勝」目。広島の岡田は 3回途中 9失点で「7敗」目。阪神は若虎中心の打線が18安打13得点とつながり、「最下位」から「5位」に浮上した。金本知憲監督は福岡工大城東出身の「7、8番」の活躍を絶賛。これで「監督通算200勝」となったことについては笑い飛ばして球場を後にした。
●藤浪は前回16日のDeNA戦に続いて援護に恵まれ、 6回 4失点ながら昨季を上回る「4勝」目を挙げた。 9三振を奪っても 5四死球を与え、被安打 7と内容が振るわなかっただけに反省した。制球が定まらない場面もあって球数がかさんだが、 150キロ超の直球で押して 6回を投げ切った。金本監督は一定の評価を与えた。
●梅野隆太郎捕手が、先制 2点適時打を放った。 2回一死 2、 3塁で打席に向かうと広島岡田が投じた 3球目 147キロ直球を、うまく中前にはじき返した。恋女房がバットで先発藤浪を援護した。 2安打 3打点と活躍した梅野はヒーローインタビューで試合を振り返った。
●中谷将大外野手が、追加点となる「4号3ラン」を左翼席にたたき込んだ。 3点リードの 3回一死 1、 2塁。外角にきた 130キロのスライダーをとらえた。第 1打席は無死 1、 3塁の好機で左飛に倒れていただけに、リベンジを果たした。
● 8年ぶりのウエスタン・リーグの優勝に「マジックナンバー1」としている阪神 2軍は22日、広島と広島東洋カープ由宇練習場で対戦し、 0- 4で敗れたが、マジック対象の「2位」ソフトバンクが 6- 9でオリックスに敗れ、「優勝」が決まった。阪神の胴上げがかかった22日のウエスタン・リーグ、広島戦(由宇)に先発した「D1位・馬場皐輔投手(23=仙台大學)」は 7回 4失点。 1回一死 2塁から下水流(しもずる)昂外野手(30)に左翼席に運ばれる「2ラン」。続くアレハンドロ・メヒア内野手(25)にも被弾し、いきなり 3点を失った。 3回に再びメヒアに左翼ポール際に運ばれたが、 4回以降は 1安打しか許さず。胴上げ投手になれずに肩を落としていた。昨年は「最下位の5位」だったが、矢野燿大 2軍監督(49)が就任し、積極野球を浸透させた。10月 6日に「ファーム日本選手権」(宮崎)でイースタン覇者の巨人と対戦する。
記事をまとめてみました。
<広島 4-13阪神>◇23回戦◇阪神10勝13敗 0分◇22日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神は 2回に梅野と糸原の適時打で 3点先制。 3回は中谷の「4号3ラン」や森越の適時打などで 6点を追加し、広島岡田をKOした。
阪神は 6回にも梅野の適時打と糸原の犠飛で 2点追加。広島は 6回にバティスタが「25号2ラン」。藤浪は 6回 4失点で降板。
阪神は 7回にも 1点を追加し、終盤は継投で逃げ切って大勝した。藤浪は「4勝」目。広島の岡田は 3回途中 9失点で「7敗」目。
3回表阪神二死 2塁、糸原健斗内野手の左前適時打で生還しナインと笑顔でハイタッチする藤浪晋太郎投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
先発した藤浪晋太郎投手が 6回 7安打 4失点でマウンドを降りた。球数は 124球で 4四球を与えるも、 9三振を奪う力投を見せた。
降板後は「全体的になんとか粘ることはできましたが、球数が多くなってしまい、本来はもう 1、 2イニング投げなければいけない試合でした。前回に続き、序盤から大量得点で援護してくれた打線に感謝します」とコメントした。
5回裏広島一死 1塁、鈴木誠也外野手に四球を与え雄たけびをあげる藤浪晋太郎投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神は若虎中心の打線が18安打13得点とつながり、「最下位」から「5位」に浮上した。
右太ももを痛めている福留、 6月下旬に腓骨(ひこつ)を骨折した右足に不安がある糸井が、そろってスタメンから外れた一戦。 2回に「8番」梅野の「中前2点打」などで 3点を先制すると、 3回には「7番」中谷にも「3ラン」が飛び出した。先発藤浪も 6回 4失点と踏ん張って「4勝」目をあげた。
金本知憲監督は「下位打線がね。城東コンビでね。見ていて非常に頼もしかった」と福岡工大城東出身の「7、8番」の活躍を絶賛。これで「監督通算200勝」となったことについては「どうでもいい」と笑い飛ばして球場を後にした。
広島に勝利しナインとハイタッチする金本知憲監督(中央)=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神の藤浪は前回16日のDeNA戦に続いて援護に恵まれ、 6回 4失点ながら昨季を上回る「4勝」目を挙げた。 9三振を奪っても 5四死球を与え、被安打 7と内容が振るわなかっただけに「付けてもらった勝ち。自分の投球内容と結果で勝てれば」と反省した。
制球が定まらない場面もあって球数がかさんだが、 150キロ超の直球で押して 6回を投げ切った。金本監督は「 6回もぎりぎりだったけど、良く持ち直した」と一定の評価を与えた。
阪神先発の藤浪晋太郎投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
◆中谷将大外野手( 3回に3ラン)
「前の打席に好機で打てなかった悔しさがあったので、何とか取り返したいという気持ちだけだった」
◆伊藤隼太外野手( 3安打で好機演出)
「内容は満足できない。走者をかえせる場面でかえせるようにしたい」
梅野隆太郎捕手が、先制 2点適時打を放った。
2回一死 2、 3塁で打席に向かうと広島岡田が投じた 3球目 147キロ直球を、うまく中前にはじき返した。
「隼太(伊藤)さんとナバーロがいい形でチャンスメークしてくれましたし、晋太郎(藤浪)のためにも先制点を取りたい場面だったので、結果、タイムリーになってくれて良かったです」
恋女房がバットで先発藤浪を援護した。
2回表阪神一死 2、 3塁、梅野隆太郎捕手は中前2点適時打を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神は18安打13点の猛攻で大勝した。敗れた広島の優勝マジックナンバーは、「2位・ヤクルト」が敗れたため「2」となった。先発した藤浪晋太郎投手824)が 6回 7安打 4失点で今季「4勝目(3敗)」。打っては中谷将大外野手が 3回に「4号3ラン」を放つなど打線をけん引した。 2安打 3打点と活躍した梅野はヒーローインタビューで試合を振り返った。
--首位相手に3連戦勝ち越しです
「自分たちは上がっていくしかない。残りの一戦一戦が大事なので、こういう戦いができたら、まだ上にいける可能性が出てくる」
2回、適時打を放った梅野隆太郎捕手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
-- 2回に先制打
「先制点というのを取られてばかりなので、そういう意味でも先制できてよかった。(藤浪)晋太郎を楽に投げさせるということも結果的にできた」
--18安打13得点
「広島は打線もすごいので、打ち勝たないと駄目。自分たちのチャンスをものにしていかないといけない。こういう展開で楽にというか、(藤浪)晋太郎も粘って、その後の投手もなんとか粘って最後までいけた」
--藤浪について
「本人の中でも失点は四球からだったり、納得できないところもあると思う。でもああやって粘って 1イニングでも長く投げられればいい。バッテリーとしてもいい結果を出していきたい」
3回表阪神一死 1、 2塁、中谷将大外野手は左越えに「3点本塁打」を放ち金本知憲監督(右)の出迎えを受ける=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
中谷将大外野手が、追加点となる「4号3ラン」を左翼席にたたき込んだ。
3点リードの 3回一死 1、 2塁。外角にきた 130キロのスライダーをとらえた。
「前の打席にチャンスで打てなかった悔しさがあったので、なんとか取り返したいという気持ちだけでした」
第 1打席は無死 1、 3塁の好機で左飛に倒れていただけに、リベンジを果たした。
阪神の胴上げがかかった22日のウエスタン・リーグ、広島戦(由宇)に先発した「D1位・馬場(仙台大)」は 7回 4失点。 1回一死 2塁から下水流に左翼席に運ばれる「2ラン」。続くメヒアにも被弾し、いきなり 3点を失った。 3回に再びメヒアに左翼ポール際に運ばれたが、 4回以降は 1安打しか許さず。「 1回は先発投手として永遠の課題。甘いボールだった。原点というか、低くコースをついたり、技術的なことをもっと練習しないと」と胴上げ投手になれずに肩を落としていた。
ウエスタンリーグ優勝を決め、胴上げで宙に舞う矢野燿大 2軍監督=広島東洋カープ由宇練習場
8年ぶりのウエスタン・リーグの優勝に「マジックナンバー1」としている阪神 2軍は22日、広島と由宇で対戦し、 0- 4で敗れたが、マジック対象の「2位」ソフトバンクが 6- 9でオリックスに敗れ、「優勝」が決まった。
阪神は 1回に「D1位」馬場が下水流に「2ラン」、メヒアに「ソロアーチ」を浴びて、 3失点。 3回にもメヒアに「ソロ」を浴びた。馬場は 7回 7安打 4失点だった。
昨年は「最下位の5位」だったが、矢野燿大 2軍監督が就任し、積極野球を浸透させた。
10月 6日に「ファーム日本選手権」(宮崎)でイースタン覇者の巨人と対戦する。
※ 9月23日の予告先発は、阪神・青柳晃洋投手(24)ー巨人・今村信貴投手(24)の同級生対決です。勝敗はどちらに!
全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年公式戦順位表
2018年交流戦順位表
2018年 公式戦 日程と結果(09月)
2018年 公式戦 日程と結果(10月)