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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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鈴木誠也2年分の思い込め4番弾!丸、鈴木誠也とアベック弾!大瀬良1勝!CS2勝で突破率95%!1

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3年連続リーグ優勝の広島がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの初戦を制し「アドバンテージの1勝」を含めて通算「2勝0敗」、「日本シリーズ」進出へあと「2勝」とした。巨人は 1回に「1番」坂本勇人内野手(29)が中前安打で出塁も、「2番」田中俊太内野手(25)が併殺打に倒れて先取点を奪えなかった。広島は初回から“タナキクマル”で先制点を奪った。まずは「1番」田中広輔内野手(29)がフルカウントから四球で出塁。田中は 2球目にスタートを切り、「2番」菊池涼介内野手(28)が中前安打を放ち、 1塁走者の田中は 3塁まで進塁。エンドランを成功させた。「3番」丸佳浩外野手(29)の 2ゴロの間に 3塁走者が生還し、 3人で先取点をもたらした。緒方孝市監督(49)が大きくうなずく鮮やかな先制攻撃。 1回から主導権を奪って、逃げ切った。巨人は今回のCSで初めて追う展開になった。 1点を追う巨人は直後の 2回にアクシデント発生。「5番」阿部慎之助内野手(39)が左膝近辺に自打球をあてて、トレーナーらとベンチ裏に下がって手当を受けたが、そのまま途中交代となった。 3回に巨人は二死 1、 2塁で田中がライナー性の当たりを放つも丸の正面の中飛で追い付けられず。この日、初めて得点圏に走者を進めたが、チャンスをものにできなった。勝ち投手は広島大瀬良大地投手(27)「1勝」。負け投手は巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)で「1敗」。第 2戦の予告先発は広島クリス・ジョンソン投手(33)、巨人田口麗斗投手(23)。

広島鈴木誠也外野手(24)が高々とアーチをかけた。 1- 0の 4回無死 1塁。メルセデスのカーブをしっかりとらえ、左翼席上段に打ち込んだ。走りながら力強くガッツポーズを繰り出し、雄叫びを上げた。昨年はシーズン中の右足骨折のためCSを欠場。「4番」として初めて戦うポストシーズンだ。打撃フォームを改良して臨んだ短期決戦の初戦で、頼もしい姿を見せた。走りながら力強くガッツポーズを繰り出し、雄叫びを上げた。「4番」の一撃に導かれ、チームは投打がかみ合い先勝した。ファーストステージを勝ち抜いた勢いで乗り込んできた巨人との一戦。アドバンテージの「1勝」を加え「2勝」。本拠地の大声援も味方に、連勝で「日本シリーズ」進出王手へ一気に突き進む。昨年は右足首骨折の影響で出られなかったCSファイナル。 2年ぶりの出場に胸を躍らせていた。攻撃的な姿勢が、初球アーチという最高の結果につながった。勝利の立役者になった鈴木だが、右足がうずくたびに悔しさが込み上げる。昨年 8月23日のDeNA戦(横浜)で、守備の際に右足首をひねって骨折。手術を受け、昨季のCS期間中は 1軍本隊から離れ、大野練習場でリハビリを続けていた。復活した今季は「打率0.320、30本塁打、94打点」で「リーグ3連覇」に貢献したが、右足には今もボルトが入っている。リーグ優勝アドバンテージの「1勝」を含めて「2勝0敗」とし、 2年ぶりのCS突破まで「2勝」。昨年はここからDeNAにまさかの「4連敗」を喫したが、今年は鈴木がいる。同じ失敗は繰り返さない。

広島丸佳浩外野手が 7回に上原から弾丸ライナーで右翼席に打ち込んだ。 5- 1とリードを広げる一撃。 4回に「2ラン」を放った鈴木誠也外野手とのアベック弾だった。広島打線の力を初回から見せつけた。先頭田中が四球、菊池がヒットエンドランを決めて無死 1、 3塁。スライダーにタイミングを崩されたが、 2塁前に転がすと、しっかり走って併殺を防いだ。短期決戦の初戦で、初回に先制点。ここで奪う「1点」の重要性を「3番」打者は分かっていた。第 2打席は鈴木の「2ラン」の前に先頭打者で中前打。本塁打も含めて 3度、点に絡んだ。手応えたっぷりのスタートを切った。初の「本塁打王」は逃したが、自己最多の「39本塁打」を放った。だがシーズン終盤は失速。 9日間の調整期間を利用してフォーム修正に励んだ。「2年連続MVP候補」の真骨頂は長打力だけじゃない。初回無死 1、 3塁は 2ゴロ併殺崩れで先制の 1点をつかんだ。第 2打席は鈴木の「2ラン」の前に中前打。 3度も点に絡んだ「3番打者」の仕事ぶりは広島の強さの象徴だ。好発進にホッとした表情ものぞかせた。

広島大瀬良大地投手が、 6回 1失点の好投でファイナルステージ1勝を挙げた。初回から全力で飛ばした。ペナントで菅野智之投手(29)と並ぶ「15勝」をマークした最多勝右腕は、 1回に先頭坂本勇人に安打を許したものの、続く田中俊を 2ゴロ併殺、「3番」ケーシー・マギー内野手(36)を 3ゴロに抑えて波に乗った。 5回まで散発 2安打の快投。 6回一死 1、 2塁の場面でマギーに適時打を許し、二死満塁とピンチを招くも気持ちを奮い立たせ、長野久義外野手(33)を 2飛。最少失点でしのいだ。大瀬良の好投に刺激された救援陣もスコアボードに「0」を刻んだ。「2番手」以降、一岡竜司投手(27)、ヘロニモ・フランスア投手(25)、中崎翔太投手(26)がそれぞれ 1イニングを無失点リレー。投手陣の踏ん張りに打線も強力援護。初回に先制、 4回には「4番」鈴木誠也の「2ラン」などで 3点を加点。 7、 8回にも 1点ずつ加えた。大瀬良の好投でチームは「アドバンテージの1勝」を含め「2勝」。エースがスタンドのファンへ向け、選手の気持ちを代弁した。初の“開幕投手”。重圧はあった。プロ 1年目から精神的な影響で発症するようになったじんましんが、CS直前にひどくなった。12日には薬を処方してもらうため病院に立ち寄った。それでも自信を持ってマウンドに上がった。 2月のオープン戦で確かな成長への確信を得た相手と同じ、坂本勇との対戦で勢いづいた。 6回 1失点。ポストシーズン初勝利で大役を果たした。緒方監督はたたえた。今日勝てば王手も、もつれれば中 4日で22日に先発する可能性が高い。白星発進に導いても、次なる戦いに向けて引き締め直した。喜ぶのはまだ早い。昨季のCSファイナルステージの登板は中継ぎで1試合のみ。今季は「最多勝(15勝)」、「勝率第1位(0.682)」の「2冠」に輝き、新エースとして“開幕戦”を託された。最大のピンチは 6回だった。マギーに適時打を許して、なおも二死満塁。ここで長野を 2飛に仕留め、拳を握りしめた。緒方監督もたたえた。投球数92で余力を残して交代。今後の勝敗次第では中 4日で第 6戦に先発することも考えられる。悲願の「日本一」まで、フルスロットルで腕を振り続ける。

記事をまとめてみました。

 

 

 セCSファイナルステージ<広島 6- 1巨人>◇第 1戦◇広島 2勝 0敗 0分◇17日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)

  3年連続リーグ優勝の広島がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの初戦を制し「アドバンテージの1勝」を含めて通算「2勝0敗」、「日本シリーズ」進出へあと「2勝」とした。

 巨人は 1回に「1番」坂本が中前安打で出塁も、「2番」田中が併殺打に倒れて先取点を奪えなかった。広島は初回から“タナキクマル”で先制点を奪った。まずは「1番」田中がフルカウントから四球で出塁。田中は 2球目にスタートを切り、「2番」菊地が中前安打を放ち、 1塁走者の田中は 3塁まで進塁。エンドランを成功させた。「3番」丸の 2ゴロの間に 3塁走者が生還し、 3人で先取点をもたらした。巨人は今回のCSで初めて追う展開になった。

  1点を追う巨人は直後の 2回にアクシデント発生。「5番」阿部が左膝近辺に自打球をあてて、トレーナーらとベンチ裏に下がって手当を受けたが、そのまま途中交代となった。 3回に巨人は二死 1、 2塁で田中がライナー性の当たりを放つも丸の正面の中飛で追い付けられず。この日、初めて得点圏に走者を進めたが、チャンスをものにできなった。

  4回裏広島無死 1塁、鈴木誠也外野手は「左越え2点本塁打」を放ち生還=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島打線が 4回、牙をむいた。先頭の丸が中前打で出塁すると「4番」鈴木が甘く入ったカーブを左翼席へ「2ラン」を放った。鈴木は昨年はシーズン中の右足骨折のためCSを欠場し、「4番」として初めて戦うポストシーズン初陣で役割を果たした。さらに會澤の「適時2塁打」で4点目を奪った。巨人先発のメルセデスは 4回途中 4失点で降板となった。

 巨人は 6回一死 1、 2塁でマギーが適時左前打を放った。その後、二死満塁としたが、長野が 2飛に倒れて 1点止まり。広島は 7回から継投策に入った。

 広島は 7回に丸が「ソロ本塁打」を放って、リードを 4点に広げた。 8回にフランスア、 9回に中崎が締めくくり、白星発進とした。

 勝ち投手は広島大瀬良「1勝」。負け投手は巨人メルセデスで「1敗」。第 2戦の予告先発は広島ジョンソン、巨人田口。

 試合終了後、観客の声援に応える広島・緒方孝市監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

  1回の攻防が明暗を分けた。広島は無死 1塁の守りで、強攻策に出た相手の攻撃を併殺打で切り抜ける。直後に先頭打者の田中が四球を選んで出塁すると、すかさず菊池の打席で 2球目にエンドランを仕掛けた。「強く打とうと思いっ切りいった」。

 見事に打球は中前へ抜けて無死 1、 3塁の好機が生まれ、丸の 2ゴロの間に 1点をもぎ取った。緒方監督が「うちの攻撃のパターンの一つだから」と大きくうなずく鮮やかな先制攻撃。 1回から主導権を奪って、逃げ切った。

 巨人に勝利しファンの声援に応える広島緒方孝市監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 リーグ王者広島が先勝し、「アドバンテージの1勝」と合わせて「2勝0敗」とした。 1回に田中と菊池が無死 1、 3塁の好機をつくり、丸の内野ゴロの間に先制。 4回は「4番」鈴木の「2ラン」などで 3点を加え、終盤にも丸のソロと安部の適時打で巨人を突き放した。先発の大瀬良は 6回 1失点の好投で「白星」を挙げた。緒方孝市監督の談話は以下の通り。

-まず「1勝」

 緒方監督 (大瀬良)大地のピッチングに尽きるでしょう。初回からあれだけ力を入れていた。気持ちが高ぶって球が暴れるかなと思ったが、しっかり最初から投げてくれた。一番は( 6回の)満塁のピンチをしっかり抑えきったところ。本当にナイスピッチングだった。

-成長を示した

 緒方監督 落ち着いているね。去年と全然姿が違う。頼もしく感じる。

-打線も援護

 緒方監督 全員がプレーボールからいい集中力を持っていた。バットもみんな振れている。

-「3、4番」が1発

 緒方監督 今日の試合はエースが投げて「4番」が打って勝ったと書かれるかもしれないけど、「4番」だけじゃない。打線みんながね。(田中)広輔、キク(菊池)にしても初回いい形でチャンスメークしてくれた。中押し、ダメ押しといいゲームができた。

-ブルペン陣も好投

 緒方監督 しっかり投げてくれたね。こういう緊張感の中で投げて、どんどん経験してもらいたい。また明日以降、頑張ります。

 

 広島鈴木誠也外野手が高々とアーチをかけた。 1- 0の 4回無死 1塁。メルセデスのカーブをしっかりとらえ、左翼席上段に打ち込んだ。走りながら力強くガッツポーズを繰り出し、雄叫びを上げた。「いい追加点になってよかったです」と息を弾ませた。

 昨年はシーズン中の右足骨折のためCSを欠場。「4番」として初めて戦うポストシーズンだ。打撃フォームを改良して臨んだ短期決戦の初戦で、頼もしい姿を見せた。

 4回裏広島無死一塁、鈴木誠也外野手は「左越え2点本塁打」を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島鈴木誠也外野手が勝利を呼ぶ豪快アーチでチームに勢いをもたらした。 1- 0で迎えた 4回無死 1塁、メルセデスのカーブをしっかりとらえ、左翼席上段に運んだ。走りながら力強くガッツポーズを繰り出し、雄叫びを上げた。「4番」の一撃に導かれ、チームは投打がかみ合い先勝した。

 試合後のお立ち台ではお決まりの台詞「最高でーす!」を 2度繰り返した後「(先発の大瀬良)大地さんが頑張っていたので。ホームランは頭になかったけですけど最高の結果になって良かった」とアーチを振り返った。

  4回裏広島無死一塁、左越え2点本塁打を放った鈴木誠也外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 昨年はシーズン中の右足骨折のためCSを欠場。「去年の悔しさもあった」。 2年越しの思いをバットにぶつけた。

 ファーストステージを勝ち抜いた勢いで乗り込んできた巨人との一戦。「相手の勢いに正直、不安もあった」と話す。それでも「スタンドのものすごい声援のおかげで勝てた」。アドバンテージの「1勝」を加え「2勝」。本拠地の大声援も味方に、連勝で「日本シリーズ」進出王手へ一気に突き進む。

  4回裏広島無死 1塁、「2点本塁打」を放ちナインとタッチをかわす鈴木誠也外野手(中央)。右端は丸佳浩外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島の若き4番鈴木誠也外野手が、特大アーチをかけた。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第 1戦で 1点リードの 4回、巨人メルセデスから「左翼席上段に2ラン」を放った。CSでは「最年少4番弾」で、勝利をたぐり寄せた。リーグ優勝による「1勝アドバンテージ」と合わせ、広島は「2勝」。今日18日の 2戦目に勝てば、早くも「日本シリーズ」へ王手となる。

 巨人に快勝し体をぶつけ合う鈴木誠也外野手(左)、野間峻祥外野手(中央)、丸佳浩外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 鈴木は打球の行方を見届けると、両手をパチンとたたいてほえた。 1点リードの 4回無死 1塁。「頭になかった」というメルセデスの初球カーブを、反応で左翼席に放り込んだ。「CS」、「日本シリーズ」も含めたポストシーズン自身初アーチ。「4番」が貴重な「2ラン」でチームに活力を与えた。

 「去年悔しい思いをしていたので、大事なところで打ちたいと思っていた。本当にうれしい」

 昨年は右足首骨折の影響で出られなかったCSファイナル。 2年ぶりの出場に胸を躍らせていた。「一昨年と比べて、楽しみがすごく大きかった。とにかく楽しもうと」。そして、強く決めた。「とにかく攻める気持ちを持ってやる」と。そんな攻撃的な姿勢が、初球アーチという最高の結果につながった。

  4回、「2ラン」を放った鈴木誠也外野手は渾身(こんしん)のガッツポーズ。勝利への強い意欲を示す姿だった=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 ファイナルステージが両リーグで開幕。セ・リーグは「3連覇」した広島が、「レギュラーシーズン3位」から勝ち上がった巨人を 6- 1で下し、「リーグ優勝」チームに与えられる「1勝」のアドバンテージを含めて「2勝0敗」とした。 1- 0の 4回に、鈴木誠也外野手が「左翼席へ2ラン」。過去 2年のクライマックスシリーズ(CS)で悔しい思いをしてきた主軸が、今年は「4番打者」として初戦から勝利に貢献した。

 “スズキ”が“マツダ”で“メルセデス”を撃破した!!  2年ぶりにポストシーズンに出場した広島・鈴木が、これぞ「4番」の仕事をやってのけた。特大の一発で、赤ヘルを白星発進に導いた。

 「最高です!! 昨年は(けがで)悔しい思いをしていて、大事なところで打ちたいと思っていました。(大瀬良)大地さんを援護したいと思っていて、最高の結果になりました」

 ファンもビールの売り子も動きを止め、舞い上がった打球を見つめた=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

  1- 0で迎えた 4回無死 1塁。巨人の左腕、メルセデスの甘く入ったカーブを力強く振り抜き、左翼席上段に運んだ。15日のマツダスタジアムでの全体練習をコンディション不良で回避して心配されたが、初戦からいきなり鈴木らしい、豪快な一発が飛び出した。

 24歳 1カ月での「CS1号」は、2013年の丸の24歳 6カ月を抜く球団史上最年少弾。これで勢いづいた打線は、會澤の「左中間への適時2塁打」などでもう 1点を奪い、ドミニカ共和国のカープアカデミー出身のメルセデスをノックアウト。2013年のCSファイナルステージ(東京ドーム)で「3タテ」を食らった巨人からCS初勝利を飾った。

 この日チームは、メルセデスのクロスファイア対策として、左腕の打撃投手を投手プレートの 1塁側に立たせて打撃練習を行った。打撃マシンもスライダーに設定。レギュラーシーズンで「17勝7敗1分け」と大きく勝ち越した巨人が相手でも、対策にぬかりはなかった。同シーズン最終戦から中 9日の実戦でも息の合ったプレーを見せた選手に、緒方監督は「『4番』だけじゃない。全員がいい準備をしてくれた」と満足げな表情を浮かべた。

 お立ち台でガッツポーズする広島・鈴木誠也外野手と大瀬良大地投手(左)。右はスラィリー=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 勝利の立役者になった鈴木だが、右足がうずくたびに悔しさが込み上げる。昨年 8月23日のDeNA戦(横浜)で、守備の際に右足首をひねって骨折。手術を受け、昨季のCS期間中は 1軍本隊から離れ、大野練習場でリハビリを続けていた。復活した今季は「打率0.320、30本塁打、94打点」で「リーグ3連覇」に貢献したが、右足には今もボルトが入っている。

 「(今季限りで引退する)新井さんと最後までやりたいと、みんなが思っている。最後まで頑張ります」

 リーグ優勝アドバンテージの「1勝」を含めて「2勝0敗」とし、 2年ぶりのCS突破まで「2勝」。昨年はここからDeNAにまさかの「4連敗」を喫したが、今年は鈴木がいる。同じ失敗は繰り返さない。

★広島と鈴木・過去 2年のCSファイナルステージ

◆2016年:「3位・DeNA」と対戦。初戦はジョンソン、第 2戦は 4投手による継投で「2試合連続完封勝利」。王手をかけて迎えた第 3戦は零敗も、第 4戦は 1回に「5番・鈴木」がCS初安打となる適時打を放つなど一挙 6点。猛追をかわして 8- 7で接戦を制し、「日本シリーズ」に進出。鈴木はこのCSで12打数 1安打だった。

 お立ち台で拳を突き上げる広島・鈴木誠也外野手。左は大瀬良大地投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

◆2018年:鈴木は 8月下旬の試合での右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折で、この年の残り試合をすべて欠場した。チームは再び「3位・DeNA」と戦い、第 1戦は降雨のため 5回で打ち切られ、 3- 0でコールド勝ち。第 2- 4戦は投打がかみ合わず「3連敗」を喫し、第 5戦も好機を作りながらあと 1本が出ず 3- 9で敗戦。「日本シリーズ」進出を逃した。

◇データBOX◇

〔1〕「公式戦1位」の広島が勝ち、アドバンテージの「1勝」を含めて「2勝0敗」とした。「日本シリーズ」出場をかけたプレーオフ、CSで「2勝0敗」となったケースは、過去21度のうち「日本シリーズ」に20度出場(敗退は昨年の広島)、突破率は「95.2%(セでは6度中5度、突破率は83・3%)」。

〔2〕広島の巨人とのCS対戦は、「3位」で出場した2013年ファイナルステージ以来 5年ぶり 2度目。前回は「0勝3敗(巨人にアドバンテージの1勝)」で敗退。CSでは巨人戦初勝利を挙げた。

〔3〕CSで 6点以上奪った試合は2013年ファーストステージ第 1戦(○ 8- 1阪神)、同第 2戦(○ 7- 4同)、2016年ファイナルステージ第 4戦(○ 8- 7DeNA)に次いで「4戦4勝」となった。

 

  7回裏広島一死、丸佳浩外野手は「右越え本塁打」を放ち生還=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島丸佳浩外野手が 7回に上原から弾丸ライナーで右翼席に打ち込んだ。

  5- 1とリードを広げる一撃。「久しぶりにいいスイングができました。風にも乗ってくれましたね」と笑顔で語った。 4回に「2ラン」を放った鈴木誠也外野手とのアベック弾だった。

 広島打線の力を初回から見せつけた。先頭田中が四球、菊池がヒットエンドランを決めて無死 1、 3塁。「広輔とキクがものすごくいい局面を作ってくれた。あまり気負わず、前に飛ばせば何とかなると思って。最低限ですね」。

 その通りに、スライダーにタイミングを崩されたが、 2塁前に転がすと、しっかり走って併殺を防いだ。短期決戦の初戦で、初回に先制点。ここで奪う「1点」の重要性を「3番」打者は分かっていた。

 第 2打席は鈴木の「2ラン」の前に先頭打者で中前打。本塁打も含めて 3度、点に絡んだ。「終始、うちの攻撃ができた。それぞれが役割を果たせたと思う」。手応えたっぷりのスタートを切った。

  7回裏広島一死、ソロ本塁打を放った丸佳浩外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 いきなり両大砲そろい踏みだ。広島丸が 7回に上原から弾丸ライナーで右翼席に打ち込んだ。 5- 1とリードを広げる一撃。「久しぶりにいいスイング。風にも乗った」。 4回に「2ラン」を放っていた鈴木とアベック弾を決めた。

 初の「本塁打王」は逃したが、自己最多の「39本塁打」を放った。だがシーズン終盤は失速。 9日間の調整期間を利用してフォーム修正に励んだ。「2年連続MVP候補」の真骨頂は長打力だけじゃない。初回無死 1、 3塁は 2ゴロ併殺崩れで先制の 1点をつかんだ。「前に飛ばせば何とかなると気負わずいった。最低限」。第 2打席は鈴木の「2ラン」の前に中前打。 3度も点に絡んだ「3番打者」の仕事ぶりは広島の強さの象徴だ。

 「本塁打もですが非常に効率よく、終始うちの攻撃ができた。それぞれが役割を果たせたと思う」。好発進にホッとした表情ものぞかせた。

▼広島は鈴木、丸が本塁打。広島の「3、4番」がアベックアーチはCSでは初めて。ポストシーズンでは西武との1986年日本シリーズ第 1戦で「3番」小早川、「4番」山本浩が放って以来になる。

 

※鈴木誠也2年分の思い込め4番弾!丸、鈴木誠也とアベック弾!大瀬良1勝!CS2勝で突破率95%!2に続く!

 

 

 

 

   

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