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矢野監督が若手主将案!清水ヘッドコーチきょう誕生!就任会見!日高剛2軍コーチが就任会見!-1

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矢野燿大新監督(49)が来季キャプテンを次代の若手に託す腹案を温めていることが21日、分かった。17年から 2シーズンは、福留がチームキャプテンを務めてきた。新指揮官は前置きしつつ、主将交代も改革案に挙げる。16年オフ、金本前監督に指名される形で福留が鳥谷から引き継いで主将に就いていた。 2シーズンを終えたベテランも来季は42歳。若手をしのぐ力量は健在で信頼感も厚い。藤川もまたキャプテンシーを発揮し、投手陣のまとめ役として貢献。野手なら来年27歳の糸原健斗内野手、26歳の中谷将大外野手らが有力で、投手では28歳の岩貞祐太投手や秋山拓巳投手らも適齢期だろう。重い責務を背負わせ、さらに成長をうながす思惑がある。もちろん、福留孝介外野手(41)や藤川球児投手(38)を“名誉キャプテン”として精神的支柱に位置づける。新指揮官自ら、福留らと話し合って方向性を決めるが、世代交代の旗頭となるニューリーダーの出現を願う。矢野燿大新監督は11月から始まる安芸キャンプを「弱点克服集中型」にするプランを明かした。今季は17年ぶり「最下位」。若手も伸び悩み、弱点が浮き彫りになるシーズンだった。秋は鍛錬期。新指揮官が腹案を明かす。投手も練習の目的意識を明確にさせる。明日23日からは秋季練習が始まる。少しずつ矢野イズムが見えてきた。

清水雅治ヘッドコーチの就任会見が22日、西宮市内の球団事務所で行われた。背番号は「81番」。中日での現役時代に苦楽をともにした矢野燿大新監督の懇願によるヘッドハンティングで、ただ一人外部入閣。阪神は21日、招聘(しょうへい)に動いていた前楽天 1軍外野守備走塁コーチの清水雅治氏(54)と、球団本部企画担当戦略・分析担当の日高剛氏(41)が記者会見を行うと発表した。この日までに清水氏はヘッドコーチに、日高氏は 2軍育成部門のコーチに就任することが分かっている。中日での現役時代には矢野新監督とチームメート。同じマンションの 1階、 2階に暮らし、球場入りも矢野監督の車で共にしていたという。清水氏は現役時代、中日在籍時に矢野監督とチームメートで 4球団でコーチを歴任。侍ジャパンでも外野守備走塁コーチを務めている。矢野監督を支える男が、虎としての第一声を上げる。今年 1月に急逝した星野仙一元監督もムチを振るった教え子たちの出世に目を細める人だった。清水氏がプロ入りした際の中日監督が星野氏。虎入りに決意を新たにする。くすぶる選手らの“欲”に熱く火をつけ、実際に稼がせることが、新ヘッドの重大な任務になる。昨季「20本塁打」し、今季年俸3800万円だったた中谷は「打率0.230、5本塁打、26打点」と期待を裏切った。3800万円で 3年目に挑んだ高山俊外野手(25)は、45試合で「打率0.172」。20166年に自己最高の 1億7000万円だった藤浪晋太郎投手(24)も、今季は 1億2000万円。 3年連続で「2桁勝利」に遠く及ばず「5勝(3敗)」止まり-。もっと“稼げる”素材のはずだ。開花していない若手の力を呼び覚まし、チーム力を結集させる作業が求められる。「出世欲」も、勝負へのこだわりから来る「言い合い」も、もっともっと、あっていいと信じる。選手を稼がせ、矢野監督を、虎ファンを幸せにするために、タテジマに袖を通す。

来季の 2軍育成兼分析担当コーチを任される阪神日高剛球団本部企画担当戦略・分析担当(41)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で就任会見に臨んだ。14年限りで現役を引退後は阪神内でプロスカウト、企画担当を歴任。 5年ぶりのユニホームを着ることになり、目を輝かせた。背番号は「84」になる。

阪神は22日、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(59)の 2軍監督就任を発表した。14年以来の復帰となる。この日、来季から 2軍担当となるコーチ陣とともに宮崎入りし、フェニックス・リーグに参戦中のチームに合流。コーチ会議、ミーティングの後に、各選手とと個人面談を行うなど、初日から精力的に動いた。2007年から 2軍監督を務め、2010年には「ウエスタン・リーグ優勝」を経験。その後退団したが、2013年から再度 2軍監督となり、2015年には 1軍ヘッドコーチ、2016年から 1軍チーフ兼守備走塁コーチを歴任した。明日23日のフェニックス・リーグの韓国・斗山戦(生目の杜運動公園第 2野球場)で初采配を振る。 1軍チーフ兼守備走塁コーチから配置転換された平田勝男 2軍監督が22日、「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の 2軍本隊に合流。宮崎市内のチーム宿舎に到着後、すぐに選手一人一人と個人面談を行うなど、いきなり精力的に動くと決意を語った。 4年間の 1軍指導のなかで改めて感じた、育成の重要性と難しさ。だからこそ、初日からコミュニケーションを図った。そしてミーティングで説いたのは“一流に学べ”ということだ。“空き日”だった26日に練習試合を入れる方向で調整に入った。フェニックス・リーグを含め、残り 7試合。矢野虎の底上げへ、平田 2軍監督が23日から指揮を執る。

阪神は22日、来季のコーチ陣を発表した。今季は 2軍で 3塁コーチを務め、矢野監督の機動力野球を体現した藤本敦士内野守備走塁コーチ'(41)ら、 5コーチが 2軍から 1軍に昇格。谷本修球団副社長兼本部長(54)は説明した。 1軍の監督、コーチの平均年齢は45歳。14年ぶりの「リーグV」へ、選手とともに成長していく。

阪神が新たなスコアラーとして、球団OBの谷中真二氏(45)を招へいすることが22日、わかった。今年 6月に不祥事で山脇光治元スコアラーが退団したことで“1減”となっていた。

掛布雅之オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー(63、SAE)が同役職で来季契約を更新したことが22日、正式に発表された。オーナー交代内定会見が行われた16日には、新オーナー就任が内定した阪神電鉄の藤原崇起会長(66)が明かしていた。

飯田優也投手(27)、島本浩也投手(25)が、矢野新監督の“中継ぎ指令”に奮い立った。指揮官の評価を受け、23日からの秋季練習に参加する 2人は21日、鳴尾浜で意欲的にトレーニングを行った。今季途中にソフトバンクからトレードで加入した飯田。移籍後は先発で 1試合に登板しただけだが、昨季までは中継ぎが主戦場。ソフトバンク時代に同僚だったデニス・サファテ投手(37)やジェイソン・スタンリッジ投手(39)からもらった言葉を意識。投球の際に右足を着いてからの“間”を取るフォームづくりに取り組む。これまでのシーズン自己最多登板は15年の35試合。島本は新指揮官にアピールするためにも、実り多い秋にする。

望月惇志投手(21)が“両刀”で備える。矢野新監督はその力を高く評価。今季、中継ぎで37試合に登板。その中で、変化球の精度を上げることや直球の質の差をなくすこと、体力面の強化など多くの課題に突き当たった。21日鳴尾浜で練習した望月は来季へ向けてレベルアップし、先発でも中継ぎでも対応できる投手を目指す。

記事をまとめてみました。

 

 矢野燿大新監督が来季キャプテンを次代の若手に託す腹案を温めていることが21日、分かった。17年から 2シーズンは、福留がチームキャプテンを務めてきた。新指揮官は「まだ俺のなかで勝手に思っているだけ」と前置きしつつ、主将交代も改革案に挙げる。

 16年オフ、金本前監督に指名される形で福留が鳥谷から引き継いで主将に就いていた。 2シーズンを終えたベテランも来季は42歳。若手をしのぐ力量は健在で信頼感も厚い。藤川もまたキャプテンシーを発揮し、投手陣のまとめ役として貢献。その重みを痛感した上で、指揮官は「どっちかというと、もう誰かに任せた方がいいかな」と話した。

 「その 2人をあえてキャプテンというふうに俺はしないで、次のヤツが逆に自覚を持つような。そういうポジションで野球をやって成長できる部分もある。中堅なのか、若手なのか。普通ではない勉強ができる」

 野手なら来年27歳の糸原、26歳の中谷らが有力で、投手では28歳の岩貞や秋山らも適齢期だろう。重い責務を背負わせ、さらに成長をうながす思惑がある。

 もちろん、福留や藤川を“名誉キャプテン”として精神的支柱に位置づける。「孝介も、完全にチームとしては絶対キャプテンなんよ。みんなの心の支えで。何かあったときに孝介が野手をまとめ、チームをまとめ、球児がピッチャーをまとめ『ちょっとこういうふうにやろう、こうしよう』と言うのは間違いない」と全幅の信頼を寄せる。新指揮官自ら、福留らと話し合って方向性を決めるが、世代交代の旗頭となるニューリーダーの出現を願う。

 今年10月、フェニックスリーグで指導する矢野燿大 2軍監督(当時)

 矢野燿大新監督は11月から始まる安芸キャンプを「弱点克服集中型」にするプランを明かした。今季は17年ぶり「最下位」。若手も伸び悩み、弱点が浮き彫りになるシーズンだった。秋は鍛錬期。新指揮官が腹案を明かす。

 「秋のキャンプは思い切ったことができる。例えば江越は、守備と足は間違いない。極端に言えば一日中、打ってもいい。江越がレギュラーに近づくための練習だったら、それをやっていけばいい」

 全体メニューとして走攻守にまんべんなく費やすのではなく、個々の弱点に応じた練習を組む姿勢だ。プロ 4年目の江越は今季、 2軍では主に「1番打者」として「15本塁打」を放ったが、 1軍では29試合出場、「打率1割5分、1本塁打」だった。チーム屈指の快足で、守備力もトップクラスだからこそ、弱点克服に特化した個別メニューを提案する。

 投手も練習の目的意識を明確にさせる。「まだ分からないけど、実戦もやりたい。投手もテーマを持っていく。球種を絞ったり。真っすぐ、スライダー、フォークを投げられるけど、今日のシート打撃登板では真っすぐ、フォークだけにするとか」と続けた。明日23日からは秋季練習が始まる。少しずつ矢野イズムが見えてきた。

 

 阪神清水ヘッドコーチが今日22日に誕生する。阪神は21日、招聘(しょうへい)に動いていた前楽天 1軍外野守備走塁コーチの清水雅治氏と、球団本部企画担当戦略・分析担当の日高剛氏が記者会見を行うと発表した。この日までに清水氏はヘッドコーチに、日高氏は 2軍育成部門のコーチに就任することが分かっている。

 清水氏は現役時代、中日在籍時に矢野監督とチームメートで 4球団でコーチを歴任。侍ジャパンでも外野守備走塁コーチを務めている。矢野監督を支える男が、虎としての第一声を上げる。

 阪神のヘッドコーチに就任した清水雅治氏。左は谷本修球団本部長=兵庫・西宮市内の球団事務所

 清水雅治ヘッドコーチの就任会見が22日、西宮市内の球団事務所で行われた。 4球団でコーチを歴任し、指導経験豊富。矢野新監督を支える役割が期待される。

 初めてのヘッドコーチ就任に「まず責任の重さに、しぼみそうです」と第一声。矢野監督からの直接の電話に「要請されるときに、自分でいいんですか? と聞きましたら、好きなようにやってほしいと伝えていただいた。相談しながら思うような方向に進みたい」と意気込んだ。

 中日での現役時代には矢野新監督とチームメート。同じマンションの 1階、 2階に暮らし、球場入りも矢野監督の車で共にしていたという。矢野監督について「本当に真面目です。何よりも。僕が一番近くにいましたけども、中日時代。真面目さがとにかく。でも実際は私生活では冗談もありますし、明るい性格なので。矢野監督が自分らしさを出せる環境に持っていってあげればいいかな」と語った。

 就任会見で力こぶを握る清水ヘッドコーチ。金を稼げる選手を育てていく=兵庫・西宮市内の球団事務所

 金を稼げる選手になれ! 阪神の新ヘッドコーチに就任する清水雅治氏が22日、西宮市内の球団事務所で会見を行った。背番号は「81番」。中日での現役時代に苦楽をともにした矢野燿大新監督の懇願によるヘッドハンティングで、ただ一人外部入閣。「選手の給料を上げてやることがコーチの役割」と言い切った。また同日、来季の 1、 2軍のコーチ陣が発表された。

 この信念があるから、どんな技術論も真心となって選手のハートに突き刺さる。勝ち方を教えるというより、稼がせてやる-。清水新ヘッドは、グラウンドに落ちているとされる「銭」の、集め方を教えられる男だ。17年にも及ぶコーチ人生で大事にしてきたことを問われ、即答した。

 「選手が給料が上がればいい。『そしたら俺はお前にとって、いいコーチだろ?』ということは、常に言ってきましたので。選手の給料を上げてやること。選手を幸せにしてやることがコーチの役割だと思っていた」

 就任会見に臨む阪神・清水雅治ヘッドコーチ=兵庫・西宮市内の球団事務所

 根底に置き続けてきたのは、シンプルな考え。親身にプレーヤーに寄り添い、可能性を広げてやろうと徹してきた。現役時代、苦楽をともにした矢野新監督がホレ抜き、就任が決まるや否や招へいを即断。矢野監督自身も今季 2軍で同じように選手と向き合い、「ファーム日本一」という大きな結果を示した。だが、もっともっと若手に野心をたぎらせてもらい、 1軍で暴れてもらわなくては、17年ぶり「最下位」の屈辱からは巻き返せない。

 今年 1月に急逝した星野仙一元監督も「俺に叱られた選手は俺より高い給料をもらうようになっている」と、ムチを振るった教え子たちの出世に目を細める人だった。清水氏がプロ入りした際の中日監督が星野氏。「あの熱さとか、厳しさというのは自分の土台にはなっている」と、虎入りに決意を新たにする。くすぶる選手らの“欲”に熱く火をつけ、実際に稼がせることが、新ヘッドの重大な任務になる。

 記者会見後に写真撮影に応じる清水雅治ヘッドコーチ=兵庫・西宮市内の球団事務所

 昨季「20本塁打」し、今季年俸3800万円だったた中谷は「打率0.230、5本塁打、26打点」と期待を裏切った。3800万円で 3年目に挑んだ高山は、45試合で「打率0.172」。20166年に自己最高の 1億7000万円だった藤浪も、今季は 1億2000万円。 3年連続で「2桁勝利」に遠く及ばず「5勝(3敗)」止まり-。もっと“稼げる”素材のはずだ。開花していない若手の力を呼び覚まし、チーム力を結集させる作業が求められる。

 会見中は何度もチーム内のコミュニケーションを活発にしたい、選手にイキイキとプレーさせたい、と強調した。だからこそ投打の垣根も、いきなり取っ払うつもりだ。

 「僕は外野守備走塁コーチだったにもかかわらず『投手のこういうところダメだよな』とか思うこともあった。横のつながりというか、投手が野手を見たりとか、野手が投手を見たりとか、そういうこともちょっと助言して。勝負強い、というふうに持っていきたい」

 「出世欲」も、勝負へのこだわりから来る「言い合い」も、もっともっと、あっていいと信じる。選手を稼がせ、矢野監督を、虎ファンを幸せにするために、タテジマに袖を通す。

 就任会見を終え、記者の質問に答える清水雅治ヘッドコーチ=兵庫・西宮市内の球団事務所

★94年10・8決戦で2安打

 谷本副社長は、清水ヘッド誕生に「11月の日米野球でも(外野手守備走塁)コーチとして派遣されることが決まっております。(阪神が)派遣するのは清水さん1人ということで(代表選手はいないが)喜んでおります」と笑顔。「1994年10月8日の“国民的行事”(勝った方が優勝の中日-巨人戦)でも『1番・左翼』で二塁打を含む2安打。そういった勝負強さを含めまして、我々に足りないものを補っていただけると期待しております」と話した。

★5人の将の下で

 清水ヘッドは2003年から西武で専任コーチとなって以降、伊原春樹監督(03年)、伊東勤監督(04-07年)、日本ハムで梨田昌孝監督(08-11年)、栗山英樹監督(12年)、ロッテで伊東監督(13-17年)、楽天で梨田監督、平石洋介監督代行(18年)と計5人の指揮官の下で尽力した。また11月の日米野球では稲葉篤紀監督の下で、日本代表の外野守備走塁コーチを務める。

 中日時代、星野仙一監督のもとでプレー

 楽天では、二死二塁で外野手に極端な前進守備を指示するなど思い切った策を駆使。「走れ、走れ」がテーマで、矢野監督の機動力野球にマッチする参謀だ。

◇清水雅治(しみず・まさじ)

 1964(昭和39)年7月7日生まれ、54歳。島根県出身。浜田高から三菱自動車川崎を経て、89年ドラフト6位で中日入団。95年オフにトレードで西武に移籍。2002年に現役引退。1軍通算951試合、打率・244、13本塁打、111打点、124盗塁。その後、西武、日本ハム、ロッテ、楽天でコーチを歴任。1メートル73、73キロ。右投げ右打ち。

 

 阪神の育成兼分析担当コーチの就任が決まった日高剛氏=兵庫・西宮市内の球団事務所

 来季の 2軍育成兼分析担当コーチを任される阪神日高剛球団本部企画担当戦略・分析担当(41)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で就任会見に臨んだ。

 14年限りで現役を引退後は阪神内でプロスカウト、企画担当を歴任。 5年ぶりのユニホームを着ることになり、「正直、驚いています。要請を受けたことに非常に感謝して、今はワクワクしています」と目を輝かせた。背番号は「84」になる。

 

 阪神は22日、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチの 2軍監督就任を発表した。14年以来の復帰となる。

 「血が騒ぐよ。選手たちの日に焼けた顔を見ると、なんとかこいつらを(伸ばしたい)という気持ちになる。矢野監督は『お任せします』と言ってくれているので、 1人でも 2人でも 1軍の戦力にして、層の厚いチームにしていかないと」

 この日、来季から 2軍担当となるコーチ陣とともに宮崎入りし、フェニックス・リーグに参戦中のチームに合流。コーチ会議、ミーティングの後に、各選手とと個人面談を行うなど、初日から精力的に動いた。

 07年から 2軍監督を務め、10年には「ウエスタン・リーグ優勝」を経験。その後退団したが、13年から再度 2軍監督となり、15年には 1軍ヘッドコーチ、16年から 1軍チーフ兼守備走塁コーチを歴任した。「(巨人)原監督は 1軍監督 3回目、オレは 2軍監督 3回目。ギネスに載せようかと思ってるよ」と早速“平田節”も飛び出した。

 明日23日のフェニックス・リーグの韓国・斗山戦(生目第 2)で初采配を振る。

 宮崎市内のチーム宿舎に合流した阪神平田勝男新 2軍監督=宮崎市内・阪神 2軍宿舎

  1軍チーフ兼守備走塁コーチから配置転換された阪神・平田勝男 2軍監督が22日、「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の 2軍本隊に合流。宮崎市内のチーム宿舎に到着後、すぐに選手一人一人と個人面談を行うなど、いきなり精力的に動くと「血が騒ぐよ」と決意を語った。

 来年 7月で60歳。自身 5年ぶり 3度目の 2軍指揮官への就任が正式発表され、はやくも熱い思いがあふれ出た。宮崎入りした平田 2軍監督が、顔を上気させた。

 「選手たちの顔を見ていると、ファイトが出てくる。『よし、こいつらを何とか(する)!』というね。血が騒ぐよ」

 フ ァームの若い選手たちと、もう一度、とことん向き合う。覚悟と決意が行動に表われた。午後 2時50分の宿舎到着後、取材に対応する予定だったが…。報道陣の待ち受けるロビーに姿を現したのは 3時間後だった。

 即、動いた。まずはチーム全体にあいさつ。その後、コーチ会議を行うと、さらに選手と 1対 1での“個人面談”を始めたのだ。時間にして一人 5、 6分。宮崎にいる23選手全員と膝をつき合わせ、 2時間以上かけて、じっくりと対話した。

 「ファームは久しぶりだしね。グラウンドではできないから」

 話し疲れたようすを微塵も見せず「若返るよ」と充実感をにじませた。

 2015年に 1軍ヘッドを務め、16年から 3年間はチーフ兼守備走塁コーチとして金本阪神を支えた。 4年間の 1軍指導のなかで改めて感じた、育成の重要性と難しさ。だからこそ、初日からコミュニケーションを図った。そしてミーティングで説いたのは“一流に学べ”ということだ。

 育成は任せろ! 宮崎空港に到着し、タクシーに乗り込む平田勝男 2軍監督=宮崎空港

 「浅村(西武)がシーズン中、調子が悪い時とかにDeNAの宮崎のタイミングの取り方を参考にしただとか。阿部(巨人)が(甲子園で)タイムリーを打った時、甲子園はホームランがあまり望めないのでバットを指 1本短く持って打ちました、とか。金を稼いでいる選手というのは微調整だとか工夫をしたり、感じながらやっている」

 今季「ファーム日本一」に輝いた矢野監督の「超積極的」を引き継ぎながら、さらに活性化させる。「結果にとらわれるな」「欠点は欠点ではなく伸びしろと捉えよう」-。次々と、熱い言葉がわいてきた。

 「新鮮。もう、寝込むぐらいまでやりたいよ。そうさせるぐらい、選手たちがギラギラしている。楽しみだね」

 早速“空き日”だった26日に練習試合を入れる方向で調整に入った。フェニックス・リーグを含め、残り 7試合。矢野虎の底上げへ、平田 2軍監督が23日から指揮を執る。

★他コーチ陣も

 平田 2軍監督とともに、新たに 2軍に配置転換されたコーチ陣も宮崎入り。高代チーフコーチ、香田投手コーチ、山田バッテリーコーチ、中村守備走塁コーチが、チーム宿舎に入った。

◇平田勝男(ひらた・かつお)

 1959(昭和34)年 7月31日生まれ、59歳。長崎県出身。長崎・私立海星高校から明治大學を経て、82年「D2位」で阪神に入団。84-87年に遊撃手として「4年連続ゴールデングラブ賞受賞」。85年に「日本一」に貢献。94年引退。通算 979試合出場、「打率0.258、23本塁打、220打点」。97年にコーチとして復帰し、2002、2003年は星野監督付広報。2004年から 1軍ヘッドコーチ。2007年から 2軍監督に就任し2010年オフに退団、2013年に 2軍監督に復帰。2015年 1軍ヘッドコーチ、2016年からチーフ兼守備走塁コーチ。 1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。背番号「78」。

 

 阪神は22日、来季のコーチ陣を発表した。今季は 2軍で 3塁コーチを務め、矢野監督の機動力野球を体現した藤本敦士内野守備走塁コーチ'ら、 5コーチが 2軍から 1軍に昇格。谷本修球団副社長兼本部長は「 1軍とファームのコミュニケーションをよくしていこうというのは、元々ありましたので。コミュニケーションを今年以上に密にしてやっていきたい」と説明した。 1軍の監督、コーチの平均年齢は45歳。「若いコーチが多いので選手と一緒に悩んで、一緒にやってくれればいいかなと思います」。14年ぶりの「リーグV」へ、選手とともに成長していく。

 

 阪神が新たなスコアラーとして、球団OBの谷中真二氏を招へいすることが22日、わかった。今年 6月に不祥事で山脇光治元スコアラーが退団したことで“1減”となっていた。谷中氏は2001年途中に平尾博司とのトレードで西武から加入し、在籍 3年間で15勝。その後、オリックス、楽天、西武と渡り、14年間で24勝を挙げた。

 

 

※矢野監督が若手主将案!清水ヘッドコーチきょう誕生!就任会見!日高剛2軍コーチが就任会見!-2に続く!

 

 

 

 

   

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