●小野泰己投手(24)が 6日、阪神尼崎駅前で『一日人権擁護委員』として街頭啓発活動に参加。今季、リーグワーストだった与四球&暴投減へ意気込んだ。 2年目の今季は23試合に登板し「7勝7敗、防御率4.77。与四球81、暴投10」はセ最多だった。コースを突きすぎて傷口を広げた反省からうなずいた。雨天の中、詰めかけた虎党を前に、改めて来季目標の『15勝』を宣言。力を込めた。
●梅野隆太郎捕手(27)が 6日、大阪市内で行われたスポーツ用品メーカー・SSK社の「プロスタッフ会議」に出席。今季、青&黒だったミットを黄色に変えることを明かした。自身初の「ゴールデングラブ賞」を獲得したものの、チームは17年ぶりの「最下位」。変えるところはガラリと変えて、虎の急浮上へと貢献してみせる。入念な打ち合わせをすませ、手にした新たな相棒に来季への熱い思いを込めた。今オフ、「ゴールデングラブ賞」を初受賞した梅野が、ミットを変更する。ズバリ“幸せの黄色いミット”となる。今季まで使用していた青&黒のミットから、自身初のイエローへチェンジする。 普通、受賞直後となれば栄誉をつかんだ相棒は変えたくないものだが、変化を求めた。今季チームは17年ぶりの「最下位」。自己最多の 132試合でマスクをかぶった身として責任を痛感していた。自ら考え、大胆に舵を切った。今季、「チーム防御率4.03」は巨人の「3.79」に次ぐ「リーグ2位」と投手陣は奮闘した。「最下位」という負の記憶を断ち切り、新たな歴史を作る。一方、変えない部分は変えない。黄金のトロフィーをつかんだ根底の部分は継続。プロ入りして 5年。今季は「打率0.259、8本塁打、47打点」と打撃は「主要3部門」で自己ベストを更新した。守っては「盗塁阻止率0.320」は小林誠司捕手(29=巨人)の「0.341」に続く「セ・リーグ2位」。成熟の手応えを感じた部分は残していく。その目は早くも来年 3月29日の開幕ヤクルト戦(京セラ)をにらむ。黄色い新相棒で、猛虎復活の力となる。
●オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言し、阪神入りを決断していた西勇輝投手(28)が、 7日にも阪神・矢野燿大監督(50)と対面することが 6日、分かった。指揮官と直接言葉を交わし、正式発表を迎える。西が正式発表を前に、矢野監督と対面する。 2人は2015年の国際大会「プレミア12」日本代表でコーチと選手として同じチームになったことはあるが、密に言葉を交わすのは初めてとなる。 6日が50歳の誕生日だった矢野監督にとって、 1日遅れのバースデープレゼント。改めて来季、勝利を届けることを誓っていたが、そのための貴重な戦力と膝をつき合わせることになる。一方、西はこの日、大阪市内のホテルでオリックスの沢田圭佑投手(24)、山岡泰輔投手(23)とともにチャリティートークイベントに出席したが、報道陣の前に姿を見せなかった。猛牛戦士としてファンに対して最後のつとめを果たし、いよいよ阪神入りの正式発表を迎える。 ●地元・大阪出身監督の誕生だ。はっきり言えば大阪市の出身者は意外に多くないという傾向がある。少しだけ前監督、元監督の出身地をさかのぼっても金本知憲(50)は広島、和田豊(56)は千葉、真弓明信(65)は福岡。岡田彰布(61)を挟み、星野仙一(70歳没)は岡山。さらに野村克也(83)はようやく関西だが京都だ。大阪からは岡田だけ。そこに 2人目として続いたのが今回の矢野燿大(49)だ。このタイミングでの「大阪出身監督」誕生。偶然ではあるが、実にうまくできている。勝利ももちろん「ファンを喜ばせよう」という狙いを持つ新監督・矢野。大阪万博開催の25年まで監督を務めれば 7年間、猛虎指揮官としては史上最長となる。
記事をまとめてみました。
小野泰己投手(中央)は「一日人権擁護委員」で啓発活動に参加。来年は大胆にいきます!
小野泰己投手が 6日、阪神尼崎駅前で『一日人権擁護委員』として街頭啓発活動に参加。今季、リーグワーストだった与四球&暴投減へ意気込んだ。
「四球で走者を出して暴投で先の塁に行かれたら自分でピンチを作ってしまう。そこを改善できれば、もっといい内容の投球ができると思う」
2年目の今季は23試合に登板し「7勝7敗、防御率4.77。与四球81、暴投10」はセ最多だった。コースを突きすぎて傷口を広げた反省から「ゾーンで勝負できるように。強い球を投げ込んでいきたいです」とうなずいた。
雨天の中、詰めかけた虎党を前に、改めて来季目標の『15勝』を宣言。「天気の悪い中、集まってくれた人たちのためにも、もっといい結果を出せるように頑張りたいです」と力を込めた。
梅野隆太郎捕手は新たなミットを手にポーズを取る。鮮やかな黄色で虎を浮上させる
幸せの黄色いミットや! 梅野隆太郎捕手が 6日、大阪市内で行われたスポーツ用品メーカー・SSK社の「プロスタッフ会議」に出席。今季、青&黒だったミットを黄色に変えることを明かした。自身初の「ゴールデングラブ賞」を獲得したものの、チームは17年ぶりの「最下位」。変えるところはガラリと変えて、虎の急浮上へと貢献してみせる。
入念な打ち合わせをすませ、手にした新たな相棒に来季への熱い思いを込めた。今オフ、「ゴールデングラブ賞」を初受賞した梅野が、ミットを変更する。ズバリ“幸せの黄色いミット”となる。
「甲子園をホームとして戦っているので、土で汚れてしまうし、どうしてもナイターだと暗くみえるので、逆に明るい色でチョイスしようかなと思って。カラーだけです。黄色は初めて」
大阪市内で契約するスポーツ用品メーカー・SSK社の「プロスタッフ会議」に出席。今季まで使用していた青&黒のミットから、自身初のイエローへチェンジする。
普通、受賞直後となれば栄誉をつかんだ相棒は変えたくないものだが、変化を求めた。今季チームは17年ぶりの「最下位」。自己最多の 132試合でマスクをかぶった身として責任を痛感していた。「(投手からの意見では)ないです」。自ら考え、大胆に舵を切った。
今季、「チーム防御率4.03」は巨人の「3.79」に次ぐ「リーグ2位」と投手陣は奮闘した。一方、「暴投数54」はリーグ最多。小野ら制球力に課題のある若い投手が多いとはいえ、捕手としてもっと止めてあげたい気持ちもある。投げ込む目印であるミットが視覚的に映えれば、改善できる可能性がある。「(プロ入りから) 5年目が終わって、気分もモチベーションも変えようと思った」。「最下位」という負の記憶を断ち切り、新たな歴史を作る。
梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場
一方、変えない部分は変えない。「形状は変えない。 2年、固定した形で落ち着いてきた」と黄金のトロフィーをつかんだ根底の部分は継続。他の道具も「配色もほとんど変えていないし、バットやメインで使うものは 1センチ、 1ミリ単位でも変えていない。毎年、変えていたけど」。プロ入りして 5年。今季は「打率0.259、8本塁打、47打点」と打撃は「主要3部門」で自己ベストを更新した。守っては「盗塁阻止率0.320」は小林(巨人)の「0.341」に続く「セ・リーグ2位」。成熟の手応えを感じた部分は残していく。
プロ 6年目を迎える来季は28歳。選手会長は、これまで以上にリーダーとしての期待がかかる。矢野監督は「チーム内で『梅野しかおらん』と思われることが一番、すごいことだと思う」とさらなる成長を願う。正妻の座を原口や坂本、長坂らが狙っている。改めて揺るがぬ信頼を得るため、タイガースカラーのミットで扇の要に陣取る。
「開幕まで時間がないので、しっかり準備をして、あとは気持ちとの勝負になってくる」
その目は早くも来年 3月29日の開幕ヤクルト戦(京セラ)をにらむ。黄色い新相棒で、猛虎復活の力となる。
★意外と?少ない
ミットは投手の投げる目標となる対象のため、目立った色の方がよさそうだが、黄色を使っている選手は少ない。一方、サインを出す手の爪にはナイターでもよく見えるように、蛍光カラーの黄色のシールを張ったり、マニキュアを施す選手は多い。ちなみに黄色は風水などではパワーの強い色として知られ、金運向上の効果などがあると言われている。
★今季は青&黒
梅野は過去、2016年に 4種類のカラーのミットを用意したことがあり、このときはSSKで青、赤、オレンジ、ライトタン(淡い茶色)を作った。「土の球場や人工芝では光の当たり方が違うから」と投手陣の意見も聞きつつ、最終的に青と黒がベースのミットを採用。これが気に入ったのか、その後は基本的に同じ青&黒のミットを使っている。
オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言し、阪神入りを決断していた西勇輝投手が、 7日にも阪神・矢野燿大監督と対面することが 6日、分かった。指揮官と直接言葉を交わし、正式発表を迎える。
西が正式発表を前に、矢野監督と対面する。 2人は2015年の国際大会「プレミア12」日本代表でコーチと選手として同じチームになったことはあるが、密に言葉を交わすのは初めてとなる。
6日が50歳の誕生日だった矢野監督にとって、 1日遅れのバースデープレゼント。この日は孔子の論語にちなみ「(天命を)受けたやん、今。 1個しかないやん。もう喜ばすしかないから、俺は。それができたら選手も喜んでくれるし、俺もうれしいし。それをやりたいだけやね」と改めて来季、勝利を届けることを誓っていたが、そのための貴重な戦力と膝をつき合わせることになる。
一方、西はこの日、大阪市内のホテルでオリックスの沢田圭佑投手、山岡泰輔投手とともにチャリティートークイベントに出席したが、報道陣の前に姿を見せなかった。猛牛戦士としてファンに対して最後のつとめを果たし、いよいよ阪神入りの正式発表を迎える。
矢野燿大監督は報道陣から送られたケーキをほおばる。誕生日に「V」を誓った
--50歳は節目か
矢野監督 「ヤバいなあ! 1つ台上がるっていうのは嫌なもんやな、やっぱり。まあでも、もうどうでもええっていうのもあるけど」
--区切りという感覚
「それはやっぱりあるよな、49から50ってなると、何かちょっとまた違うなというか、ましてや今回、監督という立場になって。うん。何か締まるというか」
--50歳は「天命を受ける」年だと
「孔子のな、あるな。(天命を)受けたやん、受けとるがな、今(笑)。まあ、何やろ… 1個しかないやん。もう喜ばすしかないから俺は。それができたら選手も喜んでくれるし、俺もうれしいし。それをやりたいだけやね」
--気持ちを新たに
「年とってきたら誕生日、関係ないやろ? 年明けたりする方が、気持ち新たに…みたいな部分は出るけど。でも、監督という立場になって迎えるということでは、ちょっと違うものはある」
日刊スポーツ恒例のオフ企画、木曜日は「こんなん知ってますか!?」です。阪神タイガース関連の話題を中心に「そうやったん?」と少しだけ「へえ~」と思ってもらえる話をシーズン中の密着コラムなどでおなじみの高原寿夫編集委員がお届けします。高原流“阪神トリビア”に注目です。第 1回は「異例!? 大阪出身虎の将」です。
2025年大阪万博の開催が決まり、景気を含め、大阪を中心にいろいろ盛り上がってくれればありがたいな~と思うこのごろ。阪神の浮上も大きなカギだが、そこに“もってこい”の状況が生まれているのをご存じだろうか。
ずばり、地元・大阪出身監督の誕生だ。矢野燿大は50年前のきょう12月 6日、大阪市平野区で生まれている。地元の少年野球チームから始まり、大阪市立桜宮高に進んだ。大学以降は東北福祉大、中日と地元を離れたが、97年オフのトレードで阪神に加入。再び大阪、関西に戻った。
矢野監督監督は阪神史上 2人目の大阪出身指揮官
「生え抜き」ではないにもかかわらず、矢野について最初から阪神の人だったように感じることが多いのは地元出身という要素も大きいのかもしれない。言葉も大阪弁そのままだし、まさに大阪出身という感じである。
ここに少しだけ不思議な状況がある。関西は「野球どころ」として知られる。関西出身の名選手が多いのは、今更、言うまでもない。だが兵庫県だったり、京都府だったり、奈良県だったり、和歌山県だったり。大阪も多いが堺市をはじめ、近隣都市出身が多い。はっきり言えば大阪市の出身者は意外に多くないという傾向がある。
特に阪神にそれがある。今でこそ「阪神タイガース」だが、いわゆる親会社の阪神電鉄は大阪市福島区にあり、かつては「大阪タイガース」を名乗っていた。だが大阪市の出身でいわゆる名前、実力ともに備えた名選手になったのは岡田彰布だけではないか、と言われている。さらにそこから監督になったのは、実に岡田 1人だけだ。
2005年、「リーグ優勝」を決め、宙に舞う岡田彰布監督
少しだけ前監督、元監督の出身地をさかのぼっても金本知憲は広島、和田豊は千葉、真弓明信は福岡。岡田を挟み、星野仙一は岡山。さらに野村克也はようやく関西だが京都だ。大阪からは岡田だけ。そこに 2人目として続いたのが今回の矢野だ。
このタイミングでの「大阪出身監督」誕生。偶然ではあるが、実にうまくできている。矢野本人はどう思っているのだろうか。
矢野:そうなんですか? それは知らなかったですね。なるほどねえ。そうなんかなあ。でもボクがどうこうというより、阪神が頑張れば大阪も関西も盛り上がっていくと思いますしね。そういうことも考えてやっていきたいと思いますね。
勝利ももちろん「ファンを喜ばせよう」という狙いを持つ新監督・矢野。大阪万博開催の25年まで監督を務めれば 7年間、猛虎指揮官としては史上最長となる。(敬称略)(編集委員・高原寿夫)
◆阪神の監督 1936年(昭11)に球団が初戦を行って以降、83年の歴史の中で、矢野燿大監督は34代目、25人目。複数回務めた監督が 8人おり、吉田義男は 3度就任している。
来年こそは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
従来の料金を維持するためにさまざまな対策を講じてまいりましたが、配送料の高騰により2019年度より料金改定を実施させていただくことになりました。会員の皆様には、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。つきましては料金改定に併せて、従来通りの特典が全て受けられる『レギュラープラン』に加えて、配送を必要とする特典を全てなくした『ライトプラン』を新設いたします。また、中学生限定の特別学割料金も新登場!!ご自身に合ったプランで引き続き、2019年もファンクラブ会員として共にタイガースを応援ください!!
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ブラウザ:iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChromeでご利用ください。