●日本漢字能力検定協会は12日、2018年の世相を1字で表す「今年の漢字」を「災」に決めたことを京都市東山区の清水寺で発表した。清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)が、縦約 1.5メートル、横約 1.3メートルの越前和紙に特大の筆で揮毫(きごう)した。応募総数は19万3214票で「災」は 2万 858票を集め「1位」となった。「清水の舞台」で知られる国宝の本堂が改修工事中のため、昨年に続き奥の院が会場となった。今年は「北海道、大阪、島根での地震」のほか、「西日本豪雨」、「大型台風」到来、「記録的猛暑」など日本各地で起きた大規模な自然災害により、多くの人が被災したという。今年も11月から漢字 1字とその理由を募集したところ、 1位が「災」だった。 2位「平」、 3位「終」、 4位「風」、 5位「変」。今年の漢字は24回目。昨年は、北朝鮮のミサイル発射などから「北」が選ばれた。2016年は「金」だった。
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日本漢字能力検定協会は12日、2018年の世相を1字で表す「今年の漢字」を「災」に決めたことを京都市の清水寺で発表した。清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)が揮毫(きごう)した。
今年は「北海道、大阪、島根での地震」のほか、「西日本豪雨」、「大型台風」到来、「記録的猛暑」など日本各地で起きた大規模な自然災害により、多くの人が被災したという。
今年も11月から漢字 1字とその理由を募集したところ、 1位が「災」だった。 2位「平」、 3位「終」、 4位「風」、 5位「変」。
昨年は「北」、16年は「金」だった。
2018年の世相を 1字で表す「今年の漢字」が「災」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。
森清範貫主が、縦約 1.5メートル、横約 1.3メートルの越前和紙に特大の筆で揮毫した。「清水の舞台」で知られる国宝の本堂が改修工事中のため、昨年に続き奥の院が会場となった。
今年の漢字は24回目。昨年は、北朝鮮のミサイル発射などから「北」が選ばれた。
2018年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「災」に決まり、京都・清水寺で森清範貫主が力強く揮毫した=京都市東山区清水寺
日本漢字能力検定協会は12日、京都市東山区の清水寺で2018年の世相を 1字で表す「今年の漢字」が「災」に決まったことを発表した。
応募総数は19万3214票で「災」は 2万 858票を集め「1位」となった。同協会は応募者が「災」を選んだ理由を「北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨、大型台風到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然「災」害により、多くの人が被「災」した。自助共助による防「災」・減「災」意識も高まり、スーパーボランティアの活躍にも注目が集まった。新元号となる来年に向けて、多くの人が「災」害を忘れないと刻んだ年」と発表した。
「2位」以下の漢字と票数は以下の通り。
2位「平」1万6117票
3位「終」1万1013票
4位「風」 4 212票
5位「変」 3893票
6位「暑」 3785票
7位「大」 3610票
8位「最」 2778票
9位「新」 2753票
10位「金」 2429票
11位「成」 2386票
12位「米」 2362票
13位「震」 2120票
14位「退」 1986票
15位「天」 1859票
16位「水」 1851票
17位「雨」 1668票
18位「台」 1439票
19位「力」 1357票
20位「楽」 1318票
※ 2年続けて縁起の悪い文字に決まってしまった。来年は、実に「楽しい」「嬉しい」「幸せ」等と言えるような文字になることを祈りましょう。