●阪神は仕事始めとなる 7日、西宮市内の球団施設で年賀式を行った。揚塩健治球団社長(57)、矢野燿大監督(50)らが出席。矢野監督に先立って年始のあいさつを行った揚塩健治球団社長は、球団の基本姿勢として元日に掲げた企業スローガン｢最高の夢・感動をファンと分かち合う｣を改めて職員らに呼びかけた。チームのスローガン｢ぶち破れ！ オレがヤル｣も引き合いに熱く語りかけた。｢リーグ優勝＆日本一｣へ、一致団結を呼びかけた。目指すのは昨季｢最下位｣からの｢Ｖ｣へのジャンプアップ。そのためには現場の力だけでは足りない。スタッフ、裏方、すべての人のやる気が必要。一堂が会する年始のこのおめでたい場は、そんな指揮官の思いを訴える最適の場だった。｢リーグ４連覇｣を目指す広島に巨人から丸佳浩外野手(29)の人的補償で長野久義外野手(34)が加わり、周囲は大きな動きを見せた。そんな中、虎将はチーム内の競争を改めて強く求めた。すでにレギュラーは白紙からスタートさせる意向も表明しておりあおった。絶対的存在の福留孝介外野手(41)、糸井嘉男外野手(37)の定位置を脅かすチームでなければ、浮上はないというわけだ。期待は膨らむばかり。矢野虎の始動が待ちきれない。
●昨季限りで現役引退し、 1月 1日付で阪神の球団職員として入団した今成亮太氏(31)が 7日、即席の“引退会見”で笑いを誘った。西宮市内の球団施設で行われた年賀式に出席。今季からは事業本部振興部に所属し、アカデミー担当専属コーチを務める。チームきっての盛り上げ役だった男の登壇で、年始の“かしこまった式”の空気が一変。矢野燿大監督への現役復帰アピールまで飛び出し、見事に球団首脳＆職員らの初笑いをさらった。 1分以上、しゃべり倒した。今成氏が年賀式で新任の事業本部振興部専属コーチ(タイガースアカデミーコーチ)として紹介されてあいさつし、まさかまさかの爆笑演説だ。あっという間に会場を初笑いに包んだが、これはまだ導入部分…。次はグラブとバットを置いての、新たな野望を語り出した。次世代のムードメーカーを育てていくことを固く約束。そして、まだまだ終わらないのが今成氏だった。昨季 2軍で長い時間をともに過ごした矢野監督も、優しいまなざしを向けつつ苦笑い。割れんばかりの拍手を浴びてようやくマイクの前を離れ、今成氏は見事に、もう一度、阪神の一員となった。
●阪神の新人 6選手が 7日、西宮市内の独身寮｢虎風荘｣へ入寮した。｢ドラフト２位｣の小幡竜平内野手(18＝延岡学園)は、新調したグラブを持ち込んだ。オレンジ色で阪神のマーク入り。虎の一員として戦う覚悟はばっちりだ。これまでは巨人坂本勇人内野手(30)モデルを使っていたが楽天藤田一也内野手(36)モデルに変更した。華麗なグラブさばきで、鉄壁の遊撃手を目指す。新相棒と遊撃争いに割って入る。
●｢ドラフト４位｣の斎藤友貴哉投手(24＝ホンダ)は、自身と妻幸恵さん、息子の暖くんの手形が押された色紙を持ち込んだ。既婚者ながら、入団 1年目は入寮することを決意。距離は離れても、家族の温かいエールを受けてプロの世界で戦うつもりだ。活躍を誓った。
記事をまとめてみました。
阪神は仕事始めとなる 7日、西宮市内の球団施設で年賀式を行った。
揚塩健治球団社長、矢野燿大監督らが出席。揚塩球団社長は｢フロントのみなさんも既存の枠にとらわれず新しい仕事に『ぶち破れ！オレがヤル』という信念を持って当たってほしい｣とあいさつ。矢野監督は｢ 1年間、良いことも悪いこともあると思う。最後にはここにいるみなさんと、ファンの方と喜びを分かち合えるようなシーズンにしたい｣と話した。
阪神球団の仕事始めで乾杯する左から、揚塩健治球団社長、矢野燿大監督、谷本修副社長兼本部長＝ 7日、西宮市内の甲子園新室内練習場
矢野燿大監督が 7日、西宮市内の球団事務所で行われた年賀式に出席した。矢野監督に先立って年始のあいさつを行った揚塩健治球団社長は、球団の基本姿勢として元日に掲げた企業スローガン｢最高の夢・感動をファンと分かち合う｣を改めて職員らに呼びかけた。チームのスローガン｢ぶち破れ！ オレがヤル｣も引き合いに｢既存の枠にとらわれず、新しい仕事に『ぶち破れ！』と『オレがヤル』という強い力を持って、信念を持ってあたっていただきたい。それが最高の夢、感動につながると信じております｣と熱く語りかけた。
年賀式で乾杯する(左から)揚塩健治球団社長、矢野燿大監督、谷本修副社長兼本部長。一致団結して強いタイガースを作る＝ 7日、西宮市内の甲子園新室内練習場
タイガース一丸で戦う！！ 矢野燿大監督が 7日、西宮市内の球団事務所で行われた年賀式に出席した。ズラリと並んだ球団関係者に向けて｢『タイガースを強くしてやる』と思ってもらえれば、強くなっていける｣とあいさつ。｢リーグ優勝＆日本一｣へ、一致団結を呼びかけた。
新指揮官からタイガースに関わる全員へ、心を込めたメッセージだ。年賀式のあいさつに立った矢野監督はスローガンの『オレがヤル』を 1人 1人に求め、球団一丸を呼びかけた。
｢ここにいるみなさんも『タイガースを強くしてやる』と思ってもらえれば、僕たちもその力を借りて強くなっていける。そして現場の僕らは先頭に立ってチームを引っ張っていきながら『オレがヤル』という気持ちで戦っていきたい｣
目指すのは昨季｢最下位｣からの｢Ｖ｣へのジャンプアップ。そのためには現場の力だけでは足りない。スタッフ、裏方、すべての人のやる気が必要。｢思いって、 1人よりみんなで思った方が絶対に強いものに変わっていけると思うしね｣。一堂が会する年始のこのおめでたい場は、そんな指揮官の思いを訴える最適の場だった。
年賀式に出席した(左から)谷本修副社長兼本部長、揚塩健治代表、矢野燿大監督＝ 7日、西宮市内の甲子園新室内練習場
いよいよ幕が開けた2019年。｢初夢、何か変なん見たで。年明けてから見るようになったで。夢、ほんま覚えてないんやけど｣。詳細は明かさなかったが、家族とともにリラックスして年始を過ごす中、夢の中まで野球漬けとなったようだ。｢まあ夢じゃなく、現実で。シーズン優勝が夢っていう風になるんじゃなく。優勝を実現できるように、頑張っていきたい｣と力を込めた。
｢うちのチームに必要なのは競争やと思う。みんなでどんどん激しく、周りから見て面白い競争をどんどんしてくれたら、結果的にチームは強くなっていると思う｣
｢リーグ４連覇｣を目指す広島に巨人から丸の人的補償で長野が加わり、周囲は大きな動きを見せた。そんな中、虎将はチーム内の競争を改めて強く求めた。すでにレギュラーは白紙からスタートさせる意向も表明しており｢そら(福留)孝介とか(糸井)嘉男は普通に考えて出てくると思う。でもそれは俺の思いだから。孝介とか糸井も安心させないようなチームが大事｣とあおった。絶対的存在の福留、糸井の定位置を脅かすチームでなければ、浮上はないというわけだ。
｢そういうのを考えると、すごく楽しみ。 1つ 1つが｣
期待は膨らむばかり。矢野虎の始動が待ちきれない。
年賀式に出席し挨拶をする矢野燿大監督＝ 7日、甲子園新室内練習場
★阪神監督・過去の年賀式あいさつ
◆星野仙一(2002年)
｢ 4年連続の最下位は、恥ずべき成績。阪神－巨人の伝統の一戦を取り戻そうというのが関西人の願い。それを背負って、決心しました｣
◆岡田彰布(2004年)
｢フロントの皆様から昨年同様、力添えをもらって、われわれ現場も昨年同様、感動を与えるゲームをやっていきたい｣
◆真弓明信(2009年)
｢新しくなる甲子園で、いい試合を見せたい。全部勝ちたい｣
◆和田 豊(2012年)
｢ファンの皆様を感動させましょう。感じたら動く。そんな 1年にしていきましょう｣
◆金本知憲(2016年)
｢フロントの協力を得て、編成や裏方さんもすべて野球に対する意識を変える、勝つために変える｣
昨季限りで現役引退し、 1月 1日付で阪神の球団職員として入団した今成亮太氏が 7日、即席の“引退会見”で笑いを誘った。西宮市内の球団施設で行われた年賀式に出席。｢僕の引退会見にお集まりくださりありがとうございます｣と笑わせた。
今季からは事業本部振興部に所属し、アカデミー担当専属コーチを務める。｢自分自身も勉強です。子どもたちには最終的に阪神タイガースに入ってもらってファン感でＭＶＰを取ってもらいたい。僕自身もまだ(現役復帰の)チャンスがあるんじゃないかと思っているので、矢野監督にアピールしたい｣と、また笑わせた。
阪神球団の仕事始めで新入団の紹介を行いあいさつする今成亮太氏＝ 7日、西宮市内の甲子園新室内練習場
阪神の年賀式が 7日、西宮市内の球団事務所で行われ、昨季限りで現役を引退し、タイガースアカデミーのコーチに就任する今成亮太氏が新入団職員として紹介された。チームきっての盛り上げ役だった男の登壇で、年始の“かしこまった式”の空気が一変。矢野燿大監督への現役復帰アピールまで飛び出し、見事に球団首脳＆職員らの初笑いをさらった。
1分以上、しゃべり倒した。今成氏が年賀式で新任の事業本部振興部専属コーチ(タイガースアカデミーコーチ)として紹介されてあいさつし、まさかまさかの爆笑演説だ。
｢2019年、振興部に入ることになりました今成亮太です。そしてきょうは僕の引退会見にお集まりいただき、ありがとうございます！ 自分の口から発信するのは初めてだったので、あとちょっと10分くらいいただきたいんですけど…｣
年賀式を爆笑の渦に巻き込んだ今成亮太氏。さすが虎の盛り上げ役だ＝ 7日、西宮市内の甲子園新室内練習場
あっという間に会場を初笑いに包んだが、これはまだ導入部分…。次はグラブとバットを置いての、新たな野望を語り出した。｢今後は子供たちを育てるということで。自分自身も勉強しながら子供たちに野球を教えて、阪神に入ってもらって。そして最終的には、僕以上にファン感謝デーでＭＶＰを獲っていただきたいなと思いまして｣。次世代のムードメーカーを育てていくことを固く約束。そして、まだまだ終わらないのが今成氏だった。
｢そしてアカデミーで指導をしながらも、僕自身まだチャンスがあるんじゃないかと思っています。矢野監督にもアピールできるように、そしてまた甲子園の地で野球ができることを期待しながら。僕の『一旦、引退会見』を終わらせていただきたいと思います！｣
昨季 2軍で長い時間をともに過ごした矢野監督も、優しいまなざしを向けつつ苦笑い。割れんばかりの拍手を浴びてようやくマイクの前を離れ、今成氏は見事に、もう一度、阪神の一員となった。
新調したグラブを持ち込み｢虎風荘｣に入寮した阪神｢ドラフト２位｣の小幡竜平内野手＝兵庫・西宮市内鳴尾浜の｢虎風荘｣
阪神の新入団選手が 7日、兵庫・西宮市内の虎風荘へ入寮した。
｢ドラフト２位｣の小幡竜平内野手は、新調したグラブを持ち込んだ。オレンジ色で阪神のマーク入り。｢どうする？ と言われたので、入れますと言いました｣と虎の一員として戦う覚悟はばっちりだ。これまでは巨人坂本モデルを使っていたが｢ポケットが深めだったのですが、浅めに挑戦してみようかなと思いました｣と楽天藤田モデルに変更した。
｢守れるショートになりたいですね。スローイングを武器にしている。 3遊間のスローイングは魅了するものがあると思う｣。華麗なグラブさばきで、鉄壁の遊撃手を目指す。
新しいグラブで勝負する小幡竜平内野手＝兵庫・西宮市内鳴尾浜の｢虎風荘｣
阪神の新人 6選手が 7日、西宮市内の独身寮｢虎風荘｣へ入寮した。｢Ｄ２位｣・小幡竜平内野手は先月に届いたばかりという新しいグラブとともに入寮した。これまで使っていた坂本(巨人)モデルから藤田(楽天)モデルに変更し、タイガースのロゴを入れたもの。｢守れるショートになりたい。 3遊間からのスローイングを見てもらいたいです｣。新相棒と遊撃争いに割って入る。
家族の手形を手に入寮する｢ドラフト４位｣の斎藤友貴哉投手＝兵庫・西宮市内鳴尾浜の｢虎風荘｣
阪神の新入団選手が 7日、兵庫・西宮市内の｢虎風荘｣へ入寮した。｢ドラフト４位｣の斎藤友貴哉投手は、自身と妻幸恵さん、息子の暖くんの手形が押された色紙を持ち込んだ。
既婚者ながら、入団 1年目は入寮することを決意し｢正直、寂しい思いですが、『 1年目は野球に集中させてくれ』と無理を言った。家族のためにも頑張りたいです｣。距離は離れても、家族の温かいエールを受けてプロの世界で戦うつもりだ。
入寮する斎藤友貴哉投手(左)と木浪聖也内野手(右)＝ 7日、兵庫・西宮市内鳴尾浜の｢虎風荘｣
阪神の新人 6選手が 7日、西宮市内の独身寮｢虎風荘｣へ入寮した。｢Ｄ４位｣・斎藤友貴哉投手は、既婚ながら決意の入寮。妻ともうすぐ10カ月の長男の手形が押された色紙を部屋に飾った。入寮は斎藤本人の希望で｢ 1年目は野球に集中したいという要望を聞いてくれた。『子どものことは任せて』と奥さんが背中を押してくれました｣と感謝。｢これ(色紙)を見て、つらいときも家族のために頑張りたいです｣と活躍を誓った。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも｢オレがやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
土日祝日開催試合と巨人戦全試合の合計31試合がセットになった「ホリデー・巨人戦セット」と、【NEW】 2019シーズンより新たに土曜日開催試合と巨人戦全試合の合計21試合がセットになった「サタデー・巨人戦セット」の2種類をご用意！
購入者特典には2019シーズンも甲子園開催のオープン戦招待券（1試合分）をプレゼント！
[発売期間]
2018年11月18日(日)10:00 ～ 2019年1月31日(木)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
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