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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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女子バレーボール銅!竹下佳江引退!広島江草と結婚!サオリンがトルコへ移籍!

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 ここでは、火の鳥日本バレーボールの特集となっています。
 巧みなボールさばきでチームを牽引(けんいん)してきた司令塔・竹下佳江(34=JT)が今大会限りでの代表引退が濃厚に。ロンドン五輪限りで現役から退いて、プロ野球広島の江草仁貴投手(31)と結婚を予定していることが分かった。
 エース・木村沙織(25)が所属の東レを退社し、世界最高峰トルコリーグのワクフバンクに移籍する。記事を交えてまとめてみました。

 ロンドン五輪第16日・バレーボール女子 3位決定戦(11日、日本 3- 0韓国、アールズコート)日本は真鍋政義監督(48)の選手起用がズバリと決まり、新エースの呼び声の高い迫田さおり(24=東レ)が両チーム最多の23得点と大爆発。試合中から“13人目の代表”としてチームに帯同していた石田瑞穂(24=久光製薬)のユニホームを重ね着して、チーム一丸の勝利をアピールした。今大会限りでの代表引退が濃厚な司令塔・竹下佳江(34=JT)は巧みなボールさばきでチームを牽引(けんいん)。有終の美を飾った。
 日本を支えてきた司令塔が引退する。28年ぶりのメダルを手にした日本のセッター竹下佳江(34=JT)が、ロンドン五輪限りで現役から退いて結婚を予定していることが分かった。相手はプロ野球広島の江草仁貴投手で、早ければ今秋にも結婚する。2000年シドニー五輪では予選落ちして 1度は引退。その後 3大会連続の五輪出場を果たし「メダル」の夢をつかんだ日本の宝が、次なる人生の夢へ進んでいく。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ポイントを奪い喜ぶ竹下
 韓国戦でポイントを奪い喜ぶ竹下(中央)。右は荒木

 世界に誇る日本の司令塔が、コートから去る。竹下がバレーボール人生の集大成で悲願の「メダル」をつかんだ。巧みなトスワークで21世紀の日本代表を支え続け、 3度目の五輪でようやくたどり着いた表彰台。勝利が決まった瞬間、同じ 159センチの佐野と固く抱擁した。歓喜の涙を流した竹下は「心の整理はしています」と明かした。
 次なる「夢」は決まっている。既に一部には結婚の予定を明かしている。相手は広島の江草投手。昨年まで阪神に在籍しており、竹下と同じ兵庫県内に住んでいた。アスリート同士として意気投合。 2人とも同じマネジメント会社に所属する。お互い世界や日本を移動する生活の上、江草は昨年 5月に西武、今年 3月には広島へ移籍。ゆっくりと会えない日々で、静かに愛を育んできた。
 関係者によれば、早ければ今年の秋にも結婚するという。今後はプロ野球選手の妻として、愛する人を支えていくことになる。「過去の栄光が分からない状態から、ここまで来られた。いろんなことがあって今の自分がある。すべてを出し切れたかなと思います。内容の濃いバレー人生でした」。竹下はすがすがしい表情で、感謝の気持ちを明かしていた。
 第 3セット、24-21のマッチポイント。竹下がアンダーで上げた最後のトスをレフトから打った迫田のスパイクは、韓国のブロックを弾いてコート外に弾んだ。長く長く待ち望んだ銅メダル。竹下は、ベテランリベロの佐野と身長 1メートル56の“チビっ子コンビ”で、涙を流しながら抱き合った。
 「決まった瞬間は覚えてないです。メダルが取れたことは最高に幸せ。苦い思いをしたこともあったけど、何か力になれたらと思っていました」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-大友,木村とコートを駆け回った竹下
 大きな大友(左)や木村(右)を操った竹下が念願の銅メダル。 2人と手をつなぎながら、コートを駆け回った

 高校、Vリーグ、そして代表と、竹下のバレー人生は「小さいセッターでは勝てない」という声との戦いの連続だった。正セッターとして臨んだ2000年シドニー大会は世界最終予選で敗退。正式種目になった1964年東京大会以来初めて出場権を逃し、「それ見たことか」と批判の矢面に。精神的に追いつめられ2000年シドニー五輪で初めて五輪切符を逃した責任を背負い、2002年に 1度は引退した。故郷の北九州でハローワークに通いながら「五輪」の夢を捨てきれず、約半年後に復帰。復帰後、五輪にかける思いは強まった。 2度とシドニーのような思いをしない-。代表合宿中には朝 4時に飛び起きて練習したこともあったという。そこから10年以上、日本のレギュラーとして君臨した。2004年からはプロとしてプレー。2005年からは主将を務め、2006年世界選手権は最高殊勲選手賞に輝いた。
 「生き残るために必死でした」。磨いた技術は今では、真鍋政義監督から「スパイカーだったら、みんな竹下のトスを打ちたいと思う」とたたえられ、「世界一」と評されるほどになった。試合への貢献だけでなく、木村や迫田、江畑ら若手スパイカーを自らのトスで育て、28年ぶりのメダル奪回の原動力とした。
 チーム最年長、34歳のベテランは今後について「まずは休みます。すべては東京に戻ってから。心の整理をつけます」と話すにとどめたが、周囲には「次は38歳だから全日本はもういいかな」とも漏らしている。「年齢的にも、メダルを目指す最後のチャンス」と臨んだ 3度目の五輪。鈍く光るメダルが誰よりも誇らしく、うれしかった。

 普段はポーカーフェースの真鍋監督が、汗と喜びで笑顔を輝かせた。
 「選手がすごい集中力で感動した。震える。しびれる。厳しい練習をさせてきたが、メダルを取れて本当によかった」
 ゲームメークするセッター出身者として、緻密な戦略でメダルへの道を歩んできた。就任 1年目の2009年は「世界を知る」がテーマ。最先端のブロックシステムを導入し、主流となっていた野球のナックルボールのように変化する無回転のジャンプフローターサーブを全員に習得させた。
 10年は「世界選手権でメダル」を目指した。多機能情報端末「iPad」を世界で初めて導入。アナリストがコートサイドで分析する情報をリアルタイムで確認することが可能になり、世界選手権で32年ぶりのメダルとなる銅につなげた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-真鍋政義監督に抱きしめられた木村沙織
 銅メダルを獲得し真鍋政義監督(右)に抱きしめられた木村沙織

 これまでの女子の指導者は強烈なリーダーシップを発揮するタイプが多かったが、竹下が「目線をどの選手にも下げられる監督」という通り、選手個人との対話も重視してきた。現役引退の前年に40歳で大体大大学院に進学した理論派で、練習中に声を荒らげることもほとんどない。コーチに守備や戦術、ブロック、サーブなどの分業制を敷く革命も起こした。
 日本協会は次期監督について前回と同様公募で決めるとしているが、森田淳悟強化事業本部長は真鍋監督について「下ろす理由はない」としており、本人が応募すれば続投が濃厚。真鍋監督自身は「ゆっくり考えたい」とだけ話した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-試合後、涙が止まらない木村
 試合後、涙が止まらない木村沙織

 エース・木村沙織の瞳がみるみる潤んだ。コートに歓喜の涙がこぼれ落ちる。チームメート、スタッフの歓喜の輪の中で、木村沙織が笑って、そして泣いた。
 「まだまだ真鍋さんの思い描く選手にはなっていない」と振り返った木村沙織。今後は所属の東レを退社し、世界最高峰トルコリーグのワクフバンクに移籍する。
 「もっともっと安定したプレーヤーに成長したい。海外でいろんな刺激を受けて、いろんなことを勉強できたらいい」。銅メダルを 4年後、黄金の輝きに変えるために、日本のエースはさらに飛躍する。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-江草仁貴投手
 阪神タイガース時代の江草仁貴投手

※江草仁貴投手:2002年のドラフト会議において自由枠で阪神タイガースに入団。2011年は小嶋達也、榎田大樹などの若手投手の躍進で 1軍での出番は無く、 5月25日、黒瀬春樹との交換トレードで埼玉西武ライオンズへ移籍。2012年3月10日に嶋重宣との交換トレードで広島に移籍。

 女子バレーボールが韓国に勝ち、銅メダルを手土産に寿引退や海外への移籍で新天地を築いていこうという選手がいる火の鳥ニッポン。どちらにしましても、おめでとう御座います。

 ガンバレ!日本!



$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ロンドン五輪競技日程表
 ロンドン五輪競技日程表

 「公益財団法人日本オリンピック委員会」のサイトは、次のURLになります。
http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/
 こちらでは、会場マップ実施競技・種目比較日本の大会参加状況等ロンドン五輪情報関係がご覧頂けます。












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