●阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手(24=大阪ガス)が21日、大阪市内のホテルで「関西スポーツ賞」表彰式に出席し、昨年まで所属した大阪ガス野球部の代表として団体賞を受賞した。壇上では競馬の武豊騎手(49)や、柔道の阿部詩選手(18=夙川学院高)ら頂点を極めるアスリートたちと肩を並べた。昨年、都市対抗野球を制し、団体で選出された大阪ガスの代表として登壇した。壇上には夏の甲子園で史上初となる 2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭高の根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)や、柔道の世界選手権で優勝した阿部詩らそうそうたる顔ぶれが並んだ。近本は刺激を受けていた。式では中日「ドラフト1位」の根尾昂内野手と言葉を交わす場面もあり、“共闘”を誓っていた。引き締まった肉体に、レジェンドのすごさを感じとった。表彰式の後の鏡開きで、競馬界のスーパースターと肩を並べた。近本のハートをつかんだのは通算「4000勝」を達成し、特別賞を受賞した武豊騎手。阪神ファンを公言するベテランジョッキーはタイガースにエールを送り、近本に直接、声をかけた。50歳になっても競馬界をけん引し続ける姿は、目指すスタイルと重なった。武騎手や女子柔道の阿部ら、頂点を極めるアスリートと時間をともにして学んだ。自覚もさらに強くなった。近本は「新人王」と「盗塁王」を目指すと公言しているが、大きなタイトルも目指しながら、長く安定した結果を残すことも重要視する。記録にも記憶にも残る選手に…。競馬界のレジェンドに学び、球界のレジェンドを目指す。きらびやかな舞台を踏んで、理想像は見えた。近本が屋台骨となって、長きにわたって虎を支えていく。
●恩返しは日本一! 矢野燿大監督(50)が21日、大阪市内で故・星野仙一元監督(享年70)の後援会だった「大仙会」の有志が中心となって開催した激励会に参加。現役時代の2003年に闘将の下で果たせなかった「日本一」を、力強く誓った。闘将を慕って集まった人たちを前に、矢野監督は改めて襟を正した。歓喜の思い出とともに無念の思いもよみがえる。それを晴らすことこそ、星野氏への恩返しになる。この日は、大阪で星野氏を後援していた「大仙会」のメンバーが、自身を応援するためにパーティーを開いてくれた。きょう22日は、くしくも闘将の誕生日。生きていれば72歳-。さまざまな思いが交錯する会場で、星野氏が気心を許した人々の前で、宣言した。猛虎にとって「日本一」は1985年が最初で最後だ。星野氏が監督として率いた2003年は開幕から「首位」を独走し、圧倒的な強さで18年ぶりの「優勝」を成し遂げた。現役だった矢野監督も、正捕手として貢献した。星野氏は楽天監督時代の13年に悲願の「日本一」を達成。その前年と前々年はBクラスだった。17年ぶりの最下位から巻き返す矢野虎も、大逆襲できる可能性は十分にある。闘将のスピリットは、胸のなかに息づいている。それを矢野流へと生かし、日本シリーズ進出、そして日本一へと導いていく。
記事をまとめてみました。
阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手が21日、大阪市内のホテルで「関西スポーツ賞」表彰式に出席し、昨年まで所属した大阪ガス野球部の代表として団体賞を受賞した。
壇上では競馬の武豊騎手や、柔道の阿部詩選手ら頂点を極めるアスリートたちと肩を並べた。近本は「本当にすごい方ばかり」と刺激を受けていた。
式では中日「ドラフト1位」の根尾昂内野手と言葉を交わす場面もあり、「僕は比較的周りを意識する性格ではない。人として応援したい」と“共闘”を誓っていた。
「関西スポーツ賞」表彰式で記念撮影に応じる、左から近本光司外野手、武豊騎手、中日根尾昂内野手=大阪市内のホテル
競馬界のレジェンドと共闘だ。阪神「ドラフト1位」の近本光司外野手が21日、関西運動記者クラブが昨年活躍した選手や団体をたたえる「関西スポーツ賞」の表彰式に出席し、都市対抗で優勝した大阪ガス野球部の代表として団体賞を受賞した。大阪市内のホテルで、競馬で特別賞を受賞した武豊騎手と肩を並べ、長く一線で活躍する極意を学んだ。
引き締まった肉体に、レジェンドのすごさを感じとった。表彰式の後の鏡開きで、競馬界のスーパースターと肩を並べた。「(印象に残ったのは)やっぱり武豊選手ですね」。阪神ファンの武騎手からは「頑張ってね」と壇上で声をかけられた。「これから活躍して、年齢を重ねても(武さんのように)タイトルをとっていきたいと思います」。50歳になっても競馬界をけん引し続ける姿は、目指すスタイルと重なった。
武騎手や女子柔道の阿部ら、頂点を極めるアスリートと時間をともにして学んだ。「日本チャンピオンや世界チャンピオンの方を見ていくと、その競技に合った体をしている。細いからいいとか、大きいからいいとかじゃなくて、野球に適した体。これから頑張っていきたいと思います」。自覚もさらに強くなった。
「関西スポーツ賞」表彰式で鏡開きをする、左から近本光司外野手、武豊騎手、ボクシング拳四朗、大阪桐蔭硬式野球部西谷監督=大阪市内のホテル
プロ入り決定後、コンピュータを内蔵したアップルウオッチを使った心拍数の管理を始めた。結果を残さないといけない責任感の表れだった。疲れている時ほど心拍数は高くなる。就寝時も管理することで「しっかり管理して把握すると、今トレーニングする時なのか、しっかり休まないといけない時なのかとが分かる」。お酒を控えるなど意識も高まっている。
武騎手も近本に笑顔でエールを送った。「阪神ファンですし、タイガースが強いと盛り上がりますから。僕自身も結果を出して、一緒に関西を盛り上げたい。矢野さんと同い年ですし、すごく近い感じがしますね」。レジェンドからありがたい共闘宣言。虎の「ドラフト1位」も決意を新たにした。
近本は「新人王」と「盗塁王」を目指すと公言しているが、大きなタイトルも目指しながら、長く安定した結果を残すことも重要視する。記録にも記憶にも残る選手に…。競馬界のレジェンドに学び、球界のレジェンドを目指す。
近本光司外野手(右)は武豊騎手(左)とカンパ~イ。競馬界の生ける伝説に大いに刺激を受けた=大阪市内のホテル
プロ野球界のユタカさんになる! 阪神の「ドラフト1位」・近本光司外野手が21日、大阪市内のホテルで行われた「関西スポーツ賞」の表彰式に出席。特別賞を受賞した日本中央競馬(JRA)の武豊騎手から激励され、自身も息長く活躍できる選手を目指すことを改めて誓った。虎党として知られるレジェンドのエールに、発奮だ。
異色のコラボが実現! トラのルーキー・近本に、競馬界のレジェンド・武豊騎手がアツいエール。24歳と49歳、世代も競技もかけ離れた化学変化のなかで、近本は思った。僕もこんなアスリートになりたい-。
「『年齢を問わず、このような賞を受賞できたことは光栄です』とスピーチで言われたように、自分もこれから活躍して、年齢を重ねてもタイトルとかを獲っていきたいと思いました」
この日は大阪市内で行われた「関西スポーツ賞」の表彰式に出席。昨年、都市対抗野球を制し、団体で選出された大阪ガスの代表として登壇した。壇上には夏の甲子園で史上初となる 2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭高の根尾昂内野手や、柔道の世界選手権で優勝した阿部詩(夙川学院高)らそうそうたる顔ぶれが並んだ。
武豊騎手は20日の「第36回東海テレビ杯東海S」を勝ってデビューからなんと33年連続重賞勝利だ=中京競馬場 (2019年 1月20日)
だが、近本のハートをつかんだのは通算「4000勝」を達成し、特別賞を受賞した武豊騎手。阪神ファンを公言するベテランジョッキーは「阪神が強いと関西が盛り上がる。僕も一緒に結果を出していきたい」とタイガースにエールを送り、近本に「頑張ってくれよ」と直接、声をかけた。
伝説の天才騎手に直接、声をかけられて、背筋が伸びないわけがない。自分もプロの世界で長く活躍したい。「体作りが一番大切。大きくするのもそうですし、けがをしない体を作ることも大事。自分の現状を把握するということが一番、大事かなと思います」とうなずいた。
阪神入団が決まってから睡眠時の脈拍計測を始めた。スマートフォンと連動して脈拍を測定する時計を購入し、寝ている間も体調をチェック。平常の睡眠時は54~55だが「疲れると高くなったりする」。疲労度を分析して、トレーニングに生かしていく構えだ。
「そういうのを管理して今、どういうところが疲れているかを把握すると、トレーニングするべきなのか、しっかり休むべきなのかということがわかると思います」
表彰される、阪神「D1」の大阪ガス・近本光司外野手=大阪市内のホテル
打って守って走れる三拍子そろった選手として、ベテランになっても活躍し続ける。目指すのは武豊騎手のように、50歳になってもGIレースにバリバリ騎乗し、重賞を勝つような第一線で活躍するアスリートだ。
「大きい成績や結果を残すことも大事ですが、長く安定した結果を残すことで、指導者や監督が考えやすい。『これを使っていれば大体こんな結果を出せる』とか。長く使えるような選手になりたいです」
きらびやかな舞台を踏んで、理想像は見えた。近本が屋台骨となって、長きにわたって虎を支えていく。
◇武豊騎手
日本の競馬史上に名を残し、現在も進化を続ける第一人者。1969(昭和44)年 3月15日、京都府生まれ。1987年にデビュー。1988年にスーパークリークで「菊花賞」を勝ち、19歳 8カ月の史上最年少で「クラシック初制覇」。年間「200勝」、「日本ダービー連覇」、「海外GI制覇」など数々の史上初記録を達成しつつ、現在もJRAの歴代最多勝、最多騎乗数記録を更新中。2005年にはディープインパクトで「クラシック3冠」を制覇。20日に行われたGIIレース・「東海S」をインティで勝ち、デビュー年からの重賞勝利は33年連続に伸びた。
矢野燿大監督は平田勝男 2軍監督(左)と激励会に出席してあいさつ。星野氏に「日本一」を誓った=リーガロイヤルホテル大阪
恩返しは日本一! 矢野燿大監督が21日、大阪市内で故・星野仙一元監督の後援会だった「大仙会」の有志が中心となって開催した激励会に参加。現役時代の2003年に闘将の下で果たせなかった「日本一」を、力強く誓った。
闘将を慕って集まった人たちを前に、矢野監督は改めて襟を正した。歓喜の思い出とともに無念の思いもよみがえる。それを晴らすことこそ、星野氏への恩返しになる。
「『優勝ってすごいな』って2003年に感じた。でも、リーグ優勝だけで終わっているからこそ、日本一というのはその頃からずっと思っているし、監督になってもその思いは強いから」
この日は、大阪で星野氏を後援していた「大仙会」のメンバーが、自身を応援するためにパーティーを開いてくれた。きょう22日は、くしくも闘将の誕生日。生きていれば72歳-。さまざまな思いが交錯する会場で、星野氏が気心を許した人々の前で、宣言した。
矢野燿大監督(右)は現役時代、星野仙一氏(左)のもとで2003年の「リーグ優勝」に貢献した=阪神甲子園球場
「今年は『やりました』と(星野氏に)報告できるようにしたい」
猛虎にとって「日本一」は1985年が最初で最後だ。星野氏が監督として率いた2003年は開幕から「首位」を独走し、圧倒的な強さで18年ぶりの「優勝」を成し遂げた。現役だった矢野監督も、正捕手として貢献した。
だが、日本シリーズではダイエーに「3勝4敗」で敗退。星野氏は健康上の理由で同年限りで指揮官を退き、ともに頂点に立つことができなかった。その後、05年と「2位」からクライマックス・ステージを勝ち上がった14年と 2度、日本シリーズに出場したが、いずれも敗退。それだけに日本一への思いは強い。
「いろんな人に『頑張ってね』って言ってもらえる。それに応えるのは優勝やし、日本一っていうのが一番、大きなものになると思う」
星野氏は楽天監督時代の13年に悲願の「日本一」を達成。その前年と前々年はBクラスだった。17年ぶりの最下位から巻き返す矢野虎も、大逆襲できる可能性は十分にある。
矢野燿大監督の激励会には星野仙一氏を後援していた人々が集まった=リーガロイヤルホテル大阪
「星野イズムは俺の中にある。継承っていうとオーバーだけど、継げる部分、伝えていくべき、選手たちにとって大事な部分は伝えていきたい」
闘将のスピリットは、胸のなかに息づいている。それを矢野流へと生かし、日本シリーズ進出、そして日本一へと導いていく。
★元日銀総裁ら!
矢野監督の就任激励会は、星野氏が阪神監督時代に大阪の後援会だった「大仙会」(昨年解散)の有志が中心となって開催され、 330人が集まった。発起人のひとり、元日銀総裁の福井俊彦氏(83)は「矢野監督のリーダーシップには、みなさんも十分に確信を持っていると思います。われわれ多くのファンもしっかりとバックアップしていくことが大切だと思います」と激励。矢野監督は同じく出席した平田 2軍監督とともに、後援者たちと旧交を温めていた。
「阪神・矢野燿大監督阪神タイガース監督激励会」に出席し乾杯する矢野燿大監督=リーガロイヤルホテル大阪
★阪神の2003年VTR
星野監督就任 2年目。オフにFAで広島から金本知憲が移籍し、トレードで北海道日本ハムから下柳剛らが加入するなど、大幅な血の入れ替えを行ってシーズンに臨んだ。開幕から破竹の勢いで勝ち進み、 7月 8日の広島戦(倉敷)でセ・リーグ史上最速で優勝マジック「49」が点灯。 9月15日の広島戦(甲子園)に勝ち、ヤクルトが横浜に敗れたため、18年ぶりとなる「セ・リーグ優勝」が決まった。「20勝」を挙げた井川慶が「MVP」。今岡誠が「首位打者」、赤星憲広が「盗塁王」。日本シリーズは王監督率いるダイエーと対戦して「3勝4敗」で敗れ、「日本一」は逃した。
来年こそは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2月 1日より実施いたします春季キャンプ中の練習試合(阪神タイガース主催)を下記の通り実施いたしますのでお知らせいたします。練習試合のため雨天等で中止の場合、振替試合等はございません。
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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