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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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アッチソンの再来だ!ジョンソンはアッチソン級!守護神あるぞ!福留“打撃投手”、愛の97球!

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阪神の新外国人、ピアース・ジョンソン投手(27=ジャイアンツ)が 2日、今キャンプ初のブルペン入り。矢野燿大監督(50)をはじめ他球団のスコアラーが熱視線をおくる中、自慢の制球力を発揮した。虎将の印象は2008年、2009年に在籍したスコット・アッチソン投手(42)。衝撃の34球となった。ジリジリした日差しが肌を焼く宜野座で、ジョンソンがキャンプ 2日目にしてベールを脱いだ。矢野監督も見守る中、迫力満点の34球。抜群の投げっぷりを披露した。一番乗りでブルペンに歩を進めると、数球投じたのみで横川雄介ブルペン捕手(34)に座るよう要求した。小さなテークバックからキレのある直球と変化球を繰り出す。球は荒れず、カットボール、カーブを交えて、34球。視察したDeNA・東野峻スコアラー(32)をうならせれば、指揮官は現役時代、女房役を務めていた優良助っ投を連想した。2008年からタテジマに袖を通したアッチソンは当初先発として開幕から「3戦連続勝利」を成し遂げたが、シーズン中盤から中継ぎとして配置転換された。本来の丁寧な投球が立場を好転させ、2009年までの 2年間で通算 117試合登板、48ホールド。藤川球児投手(38)につなぐセットアッパーとして働いた。昨季メジャーで主に中継ぎとして37試合に登板したジョンソンをダブらせるとは、それ以上の褒め言葉はない。ジョンソンがつかんだのは指揮官のハートだけではない。麺も、だ。この日のランチは沖縄そば。球団関係者によれば上手に箸を使いこなしてあっという間に平らげたという。来日してから日にちもまだ浅いが、アスリートにとって大切な食の部分でも、いち早く順応した。宿舎の朝食会場では豊富に用意されたパンをはじめ、鮭などの魚料理にも舌鼓を打つ。大好きなオムレツは 4、 5人前のビッグサイズをオーダーするなど、朝から元気いっぱいだという。あいさつがわりの34球。それが、あのアッチソン級-。バッテリー強化を図る矢野阪神に、頼もしいワンピースが加わった。

福留孝介外野手(41)が若手選手が行う個別メニューの特打の打撃投手を務めた。15分間、全97球を投じ、「柵越えゼロ」に抑えた。飛躍が期待される若虎へ、前主将がひと肌脱いだ形だ。俺の球を打て!思いを感じろ!若手中心の個別メニューの特打で、福留がおもむろにマウンドに向かった。気温18度の晴天の下、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ-。97球すべてに、思いを詰め込んだ。午後 3時過ぎ。突然、マウンドでキャッチボールを始めた。PL学園高時は背番号「6」ながら救援登板するなど投手としても活躍。今も試合前のキャッチボールでナックルやスライダーを披露するなど“遊ぶ”が、今回ばかりはいつまでたっても終わらない。異変に気づいた島田海吏外野手(22)、糸原健斗内野手(26)、植田海内野手(22)、北條史也内野手(24)、板山祐太郎外野手(24)が目を丸くしながら、打席へ-。およそ10球ずつ。板山以外には 1人 2度ずつ対戦し、結局、柵越えゼロに抑えるパーフェクト投球。肩作りの一環だったが、濃密な15分にスタンドから拍手を送られると、にこやかな表情で応え、袖で額の汗を気持ちよさそうにぬぐった。最も感謝していたのは矢野監督だった。昨季まで 2年間、福留は主将を務め、糸原にバトンを渡した。糸原自身、声だし役などで張りきっているが、まだ 3年目だ。最初が肝心だからこそ、背中をそっと押してあげたというわけだ。北條は笑顔。糸原は苦笑いも最敬礼していた。昼のフリー打撃では、50スイング中「2本の柵越え」。いずれも右翼へ鋭い打球を放った。昨季「最下位」に終わった悔しさを晴らす。そのためにも、ときにはケツをたたき、ハッパをかける。チームを成長させていく。

糸井劇場に球場が沸いた。糸井嘉男外野手(37)が因縁の相手に勝負を挑み、激闘を制した。ランチタイムのフリー打撃後に右翼で打球を捕っていた糸井は、球拾いをする球場アルバイトの當真圭介さん(22=大学生)に近寄って何やらヒソヒソ。その直後に右翼ポールから中堅までのマッチレースが始まった。104キロとふっくら体形の當真さんが走りだし、数秒後に糸井がスタート。1本目こそ僅差で當真さんに軍配が上がったが、その後は虎の超人が圧勝した。数十メートルのハンディをものともせず次々と抜き去り、 5本走って「4勝1敗」だった。

今春の安芸は、阪神ファンがより楽しめるキャンプになる。今キャンプ初の週末となったこの日、練習後に荒木郁也内野手(30)、藤谷洸介外野手(22)、「育成ドラフト1位」の片山雄哉捕手(24=BC・福井)がファンとの撮影会に臨んだ。その抽選券を午後 1時から配った際、平田 2軍監督が急きょ参戦。撮影、サインに応じた。来週末の 9~11日は球団マスコットのトラッキーとラッキーが異例の安芸入りで、ファンサービスに努める。ファンに配る選手カードも、当初は 1人 500枚の予定を矢野監督の要望で倍に増やした。現場と球団営業部が手を取り合い、ファンにうれしい安芸にする。春の高知で、カツオがカズオをたたく!? 阪神平田勝男2軍監督(59)が 2日、松井稼頭央2軍監督(43)率いる西武との16日の練習試合(安芸)の必勝を誓った。12人いる野手は、実戦復帰に向けて準備を進める横田慎太郎外野手(23)を除く11人をフルに使う構え。昨季、当時 1軍チーフコーチだった平田 2軍監督はメットライフドームで現役だった松井 2軍監督のあいさつを受けた。年明けに亡くなった楽天星野仙一副会長(享年70)の思い出話をして、ともに深く関わり合った故人をしのんだ。その相手と、今度は2軍を預かる監督同士で対決。平田 2軍監督は早くも腕をまくった。

記事をまとめてみました。

 

 お待たせしました。これがピアース・ジョンソン投手の投球フォーム。安定感が光る=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 阪神春季キャンプ( 2日、沖縄・宜野座)守護神あるぞ!! 阪神の新外国人、ピアース・ジョンソン投手が 2日、今キャンプ初のブルペン入り。矢野燿大監督をはじめ他球団のスコアラーが熱視線をおくる中、自慢の制球力を発揮した。虎将の印象は2008年、09年に在籍したスコット・アッチソン。衝撃の34球となった。

 ジリジリした日差しが肌を焼く宜野座で、ジョンソンがキャンプ 2日目にしてベールを脱いだ。矢野監督も見守る中、迫力満点の34球。抜群の投げっぷりを披露した。

 「投げるのが好きだから楽しかったし、感触もよかったよ。きょう(の状態)は80~85%くらいかな」

 お待たせしました。これがピアース・ジョンソン投手の投球フォーム。安定感が光る=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 周囲の視線を一身に集めた。一番乗りでブルペンに歩を進めると、数球投じたのみで横川ブルペン捕手に座るよう要求した。小さなテークバックからキレのある直球と変化球を繰り出す。球は荒れず、カットボール、カーブを交えて、34球。視察したDeNA・東野スコアラーを「まとまりがある。(昨季限りで退団した)マテオ、モレノとは違うタイプ。制球がまとまっている」とうならせれば、指揮官は現役時代、女房役を務めていた優良助っ投を連想した。

 「アッチソンとかみたいな感じ。スピンがきいてて、コンパクトに投げながら要所でグッと力を出すような感じ」

 お待たせしました。これがピアース・ジョンソン投手の投球フォーム。安定感が光る=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 2008年からタテジマに袖を通したアッチソンは当初先発として開幕から「3戦連続勝利」を成し遂げたが、シーズン中盤から中継ぎとして配置転換された。本来の丁寧な投球が立場を好転させ、09年までの 2年間で通算 117試合登板、48ホールド。藤川につなぐセットアッパーとして働いた。昨季メジャーで主に中継ぎとして37試合に登板したジョンソンをダブらせるとは、それ以上の褒め言葉はない。

 「セットアッパーか、もしかしたらクローザーまで上がるのか…。もちろん勝ちパターンで投げてもらうために来てもらってるから。それはこれから見ていって決めればいいかなと」。

 昨季ドリスは32セーブも「7敗」を喫するなど救援失敗も多く、17年ぶり「最下位」の要因にもなった。ドリスの代役の対抗格として藤川を想定していたが、そこにジョンソンを参戦させることを決断。野手だけではなく、ブルペンでも新たに火花が散ることになった。デモンストレーション成功だ。

 お待たせしました。これがピアース・ジョンソン投手の投球フォーム。安定感が光る=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 ジョンソンがつかんだのは指揮官のハートだけではない。麺も、だ。この日のランチは沖縄そば。球団関係者によれば上手に箸を使いこなしてあっという間に平らげたという。来日してから日にちもまだ浅いが、アスリートにとって大切な食の部分でも、いち早く順応した。宿舎の朝食会場では豊富に用意されたパンをはじめ、鮭などの魚料理にも舌鼓を打つ。大好きなオムレツは 4、 5人前のビッグサイズをオーダーするなど、朝から元気いっぱいだという。

 自らの持ち場を問われるとジョンソンは「言われたところで投げるだけです」と力を込める。あいさつがわりの34球。それが、あのアッチソン級-。バッテリー強化を図る矢野阪神に、頼もしいワンピースが加わった。

 ブルペンでの投球を終えたピアース・ジョンソン投手と笑顔で話す矢野燿大監督=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

■広島・井生崇光スコアラー

 「すごくコントロールがいい印象。ブルペンがさらに脅威になる。分厚くなりますよね」

■ヤクルト・山口重幸スコアラースコアラー

 「(イメージは)少し小さいスタンリッジみたいな感じかな。先発でもいけるんじゃないか。後ろ(テークバック)が小さいから打者は嫌だと思う」

★虎のブルペン事情

 昨季32セーブをあげたドリスを守護神として計算しているが、藤川も意欲を示し、今回、ジョンソンが参戦した。勝利の方程式としては昨季まで 2年連続60試合以上登板の桑原や、今季から中継ぎ専門となる能見らがいる。また、昨季 2軍で経験を積んだ守屋や、伊藤和、飯田らが 1軍定着を目指している。

 スコット・アッチソン投手

◇スコット・アッチソン(Scott Atchison)

 2007年オフに米大リーグ・ジャイアンツから阪神に加入。先発として期待されたが、08年は徐々にスタミナ不足を露呈して 2軍落ち。ところが 8月に中継ぎで 1軍復帰すると、キレのいい直球とスライダーを武器に18ホールドを挙げた。翌09年も主に 7、 8回を担当してリーグ最多の75試合に登板し、「5勝3敗30ホールド、防御率1.70」。藤川と鉄壁のリリーフ陣を形成した。球団は契約更新を望んだが、家族が米国に戻ることを希望したため同年限りで退団。現在はインディアンスでコーチを務めている。

◇ピアース・ジョンソン(Pierce Johnson)

 1991年 5月10日生まれ、27歳。米コロラド州出身。ミズーリ州立大から2012年「D1巡目」でカブスに入団。17年 5月19日のブルワーズ戦でメジャーデビュー。昨季はジャイアンツで37試合に登板し「3勝2敗、防御率5.56」。 188センチ、91キロ。右投げ右打ち。年俸9000万円。背番号「52」。

 新助っ投右腕はアッチソン級! 阪神に新加入したピアース・ジョンソン投手が 2日、沖縄・宜野座の1軍キャンプで初のブルペン投球を行った。コンパクトなフォームから威力ある球を披露。矢野監督は、かつて阪神でセットアッパーとして活躍したアッチソンに似たタイプだと称賛し、セットアッパーだけではなく、クローザーとしての可能性にも期待した。

◇   ◇   ◇

 沖縄の陽光に包まれた真っさらなブルペンに、ジョンソンは一番乗りで現れた。投球フォームはテークバックが小さくコンパクトで、顔の位置も動かない安定そのもの。直球とカーブ、スライダーを 1球 1球、確かめるように、丁寧に35球を投げ込んだ。

 「単純に投げるのが好きなので楽しめたよ。初めてにしては良かったと思うよ」

 初ブルペン入りし投球練習するピアース・ジョンソン投手、左は矢野燿大監督=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 すでに米国で 3度ブルペンに入っていた右腕は上々の感触を口にした。矢野監督も投球を初めて直に見て、仕上がりの良さに期待を高めた。投球後の助っ人に近寄り「良かったよ。いい感じで投げられていた。早くゲームで見たい」と声をかけた。

 35球を見て指揮官の脳裏にある助っ人が浮かんだ。「どちらかというと日本人っぽい球質だよね。スピンがきいててコンパクトに投げながら、ベース上でグッと力を出すような感じ。アッチソンみたいな感じかなというのはある」。09年に阪神で30ホールドを挙げた同じ右の名リリーフとジョンソンを重ね合わせた。

 アッチソンは、守護神・藤川とともに勝利の方程式を形成。現役時代にバッテリーを組んだ矢野監督の言葉だけに説得力は高まる。そして「セットアッパーか、もしかしたらクローザーまで上がるのか。もちろん勝ちパターンのなかで投げてもらうために来てもらっている」と活躍を期待。藤川、ドリスの守護神争いに、新たな選択肢が加わりそうなムードだ。

 ファンの子供にサインするピアース・ジョンソン投手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 この日はセ・リーグ5球団のスコアラーも集結し、熱視線を送った。ヤクルト山口スカウトは「少し小さいスタンリッジみたい」と日本球界で75勝を挙げた投手に例え、広島井生スコアラーは「ブルペンがさらに脅威になってくる」と警戒心をあらわにした。

 ジョンソンは自身の役割について「本当に言われたところで投げるだけです」ときっぱり。盤石なリリーフ陣形成へ、大事な1ピースになる。

◆ピアース・ジョンソン:1991年 5月10日生まれ、米国コロラド州出身。ミズーリ州立大から12年「ドラフト1巡目」でカブスと契約。17年メジャー初登板を果たした。188センチ、91キロ。右投げ右打ち。

◆阪神時代のアッチソン:矢野監督の現役終盤08~09年に在籍した。08年8月に先発から救援に回って活躍。 9月から10月にかけては10試合連続登板のセ・リーグ記録に並んだ。09年は開幕からリリーフに専念。久保田の故障、ウィリアムスの不調に伴い、抑えの藤川につなぐ役割を担った。 8月には12試合15イニングを投げ無失点と奮闘したが、「防御率1.70」のこの年限りで退団。セットアッパーの代役候補として入団したのがメッセンジャーだった。

 車に乗り込み引き揚げるピアース・ジョンソン投手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

○…ジョンソンのブルペンに投手コーチ陣も高評価した。金村コーチは「思ったより仕上がっている。スライダーでも三振が取れる」。福原コーチは「四球で崩れる感じはない。(実戦は) 7、11日はないでしょうが、これだけ仕上がっていれば早くなるかも」と早期の仕上がりに舌を巻いた。

○…ジョンソンは、ブルペン入り前に右手に黒い袋状の道具を付けてシャドーピッチングを行った。日本ではあまり見ないもので「重たいボールが入っているんだよ」と明かした。袋の中でボールをリリースするため、飛んでいかず 1人で投球練習ができる優れもの。メジャー時代から使っていた道具も、日本で活躍する秘密兵器になりそうだ。

■中日井本直樹スコアラー:球児、能見、ドリスもいてジョンソンも加わったら厚みも増してくる。(昨季まで在籍した)マテオが苦しんだところにジョンソンが入ったら、一気に中継ぎの底上げにつながる。

■巨人田中彰スコアラー:しっかりコントロールされている印象がある。

■DeNA東野峻スコアラー:マテオとモレノとは違うタイプ。制球がまとまっている。

 

 右腕をしならせる、福留孝介外野手。PL学園高時代、甲子園でも登板しただけあって、制球力も抜群だ=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 阪神春季キャンプ( 2日、沖縄・宜野座)若虎に闘魂注入! 福留孝介外野手が若手選手が行う個別メニューの特打の打撃投手を務めた。15分間、全97球を投じ、「柵越えゼロ」に抑えた。飛躍が期待される若虎へ、前主将がひと肌脱いだ形だ。

 俺の球を打て! 思いを感じろ! 若手中心の個別メニューの特打で、福留がおもむろにマウンドに向かった。気温18度の晴天の下、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ-。97球すべてに、思いを詰め込んだ。

--自己採点は?

 「何の?」

--ピッチングのですが…

 「別に」

 練習後はいつもの泰然自若? だったが、多くを語る必要はなかった。

 これぞ新旧主将対決。福留孝介外野手の球を打った糸原健斗内野手は大喜び?=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 午後 3時過ぎ。突然、マウンドでキャッチボールを始めた。PL学園高時は背番号「6」ながら救援登板するなど投手としても活躍。今も試合前のキャッチボールでナックルやスライダーを披露するなど“遊ぶ”が、今回ばかりはいつまでたっても終わらない。異変に気づいた島田、糸原、植田、北條、板山が目を丸くしながら、打席へ-。およそ10球ずつ。板山以外には 1人 2度ずつ対戦し、結局、柵越えゼロに抑えるパーフェクト投球。肩作りの一環だったが、濃密な15分にスタンドから拍手を送られると、にこやかな表情で応え、袖で額の汗を気持ちよさそうにぬぐった。

 最も感謝していたのは矢野監督だった。

 「ありがたい。チームのためとか、来てくれたファンに喜んでもらおうかなとか、後輩にも何か感じ取ってくれよ、じゃないけど、そういうメッセージって多分、あると思う。俺はお願いしているわけじゃないから」

 打撃練習する福留孝介外野手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 昨季まで 2年間、福留は主将を務め、糸原にバトンを渡した。糸原自身、声だし役などで張りきっているが、まだ 3年目だ。最初が肝心だからこそ、背中をそっと押してあげたというわけだ。

 北條は「ありがたい。幸せです」と笑顔。糸原は「簡単に料理された」と苦笑いも「感謝しながら打ちました。(ボールは) 100点満点でした」と最敬礼していた。

 昼のフリー打撃では、50スイング中「2本の柵越え」。いずれも右翼へ鋭い打球を放った。昨季「最下位」に終わった悔しさを晴らす。そのためにも、ときにはケツをたたき、ハッパをかける。チームを成長させていく。

■福留孝介外野手について、濱中治打撃コーチ

 「肩作りをしたいということで自らやってくださった。盛り上がるし、選手も気合が入る」

■福留孝介外野手と対戦した島田海吏外野手

 「クセがなくて、とても打ちやすかったです。打ちやすいところに投げてくださった。いつもと違う緊張感というか、いい雰囲気の中で練習できたと思います」

 打撃練習の際に守備につき、背面キャッチする福留孝介外野手=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

★福留孝介外野手の喝あらかると

◆藤浪を説教:2016年 8月30日の中日戦で、藤浪が 1回 7失点でKO。 1回、 1塁ベースカバーを忘れて失点につなげた藤浪に、ベンチで「できることをしっかりやれ」と説教。

◆ミスを減らせ:2017年 4月 1日の広島戦(マツダ)で 8- 9でサヨナラ負け。試合後、乱戦の原因となった四球と失策に「減らすものは減らしていかないと。こういう試合をしていたら波に乗っていけない」と語気を強めた。

◆夜空の緊急ミーティング:2018年 4月 3日の横浜でのナイター練習。翌日のシーズン初屋外ナイターゲームに備え、飛球を捕球する練習が行われた。だが、フライは 4度も地面に落ち福留が急きょ野手に集合をかける。「(飛球を追う際の)かけ声とか、そういうのを皆でちゃんとやっていこうということ」。

 

 ボール拾いのアルバイトをする當真圭介君(左)は糸井嘉男外野手(右)とハンデ戦のポール走で競走し 1本目は勝利するが…=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 糸井劇場に球場が沸いた。糸井嘉男外野手が因縁の相手に勝負を挑み、激闘を制した。

 ランチタイムのフリー打撃後に右翼で打球を捕っていた糸井は、球拾いをする球場アルバイトの當真圭介さんに近寄って何やらヒソヒソ。その直後に右翼ポールから中堅までのマッチレースが始まった。

 ボール拾いのアルバイトをする當真圭介君(右)は糸井嘉男外野手とハンデ戦のポール走で競走したが抜かれてしまう…=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 104キロとふっくら体形の當真さんが走りだし、数秒後に糸井がスタート。1本目こそ僅差で當真さんに軍配が上がったが、その後は虎の超人が圧勝した。数十メートルのハンディをものともせず次々と抜き去り、 5本走って「4勝1敗」だった。

 ボール拾いのアルバイトをする當真君(左)は自慢の?!ダンスを披露し糸井嘉男外野手もマネをする=沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 実はこの 2人は昨年キャンプでも激しいレースを繰り広げており、今回が 2度目の対戦。「キャンプに合わせて 6キロ減量したんですが…」と調整してきた當真さんだが、レース後は倒れ込んで動けず。「あんな37歳は宜野座にはいません」と目を丸くした。一方、実力を見せつけた糸井は涼しい表情。球場から帰りのタクシーに乗り込む際には「新大阪で!」とドライバーに頼み、周囲を笑わせた。

 

 ファンと記念撮影する平田勝男 2軍監督=安芸市営球場(安芸タイガース球場)

 今春の安芸は、阪神ファンがより楽しめるキャンプになる。

 今キャンプ初の週末となったこの日、練習後に荒木、藤谷、「育成ドラフト1位」の片山雄哉捕手(BC・福井)がファンとの撮影会に臨んだ。その抽選券を午後1時から配った際、平田 2軍監督が「オレが配るよ」と急きょ参戦。撮影、サインに応じた。来週末の 9~11日は球団マスコットのトラッキーとラッキーが異例の安芸入りで、ファンサービスに努める。ファンに配る選手カードも、当初は 1人 500枚の予定を矢野監督の要望で倍に増やした。現場と球団営業部が手を取り合い、ファンにうれしい安芸にする。

 春の高知で、カツオがカズオをたたく!? 阪神平田勝男2軍監督が 2日、松井稼頭央2軍監督率いる西武との16日の練習試合(安芸)の必勝を誓った。

 松井2軍監督の初陣で「力入ってるでしょう」と、初采配を振る相手の気合を予想するも、阪神にとっても藤原新オーナーが就任後初めて対外試合を観戦予定の記念の一戦。さっそくプロ 3年目の福永が「投げさせて下さい」と、御前登板に名残を挙げた。

 ファンと記念撮影する平田勝男 2軍監督(左から 3人目)=安芸市営球場(安芸タイガース球場)

 平田 2軍監督の呼びかけに応えるタイミングだった。「オーナーの前で目立とうと思わない選手なんて、いないと思う。さあ、誰になるんやろうな」と登板する投手陣の顔ぶれを予想していた直後、監督のいた安芸ドームの食堂に福永が登場し「いつでも行けます!」と登板を直訴した。アピールを狙う福永の心意気を、平田 2軍監督も「いいねえ」と買って「行くでぇ! 福永!」と即決した。

 12人いる野手は、実戦復帰に向けて準備を進める横田を除く11人をフルに使う構え。昨季、当時 1軍チーフコーチだった平田 2軍監督はメットライフドームで現役だった松井 2軍監督のあいさつを受けた。年明けに亡くなった楽天星野仙一副会長(享年70)の思い出話をして、ともに深く関わり合った故人をしのんだ。その相手と、今度は2軍を預かる監督同士で対決。「西武とやるとなると、緊張感が違うよ」と、平田 2軍監督は早くも腕をまくった。

 

 昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2018年公式戦順位表

 

  2月 1日より実施いたします春季キャンプ中の練習試合(阪神タイガース主催)を下記の通り実施いたしますのでお知らせいたします。練習試合のため雨天等で中止の場合、振替試合等はございません。

 

 2019年 公式戦 日程と結果(02月)

 

 2019年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2019年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

 

 

 

 

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