●開幕ローテーションを目指す青柳晃洋投手(25)が好印象を与えた。19日、雨のために 1回を終えて降雨ノーゲームとなった韓国ＫＩＡ戦に先発。 1回、いきなり連打で無死 1、 2塁のピンチを背負うが、空振り三振を奪い、一死後、｢４番｣打者韓国球界屈指の好打者崔炯宇(チェ・ヒョンウ)をツーシームで遊撃併殺打に仕留めた。通算｢１６６４安打２８５本塁打｣のチェを手玉に取り、矢野燿大監督(50)も評価した。下手投げの変則投手は先発陣の中でも貴重な存在。 3年目の昨季は｢１勝｣にとどまっただけに、右横手から繰り出す切れと球威を武器に巻き返しを誓う。
●藤浪晋太郎投手(24)が19日、ブルペンで衝撃の投げ込みをみせた。午前に 120球を投じ、午後にも 171球。肘の使い方や、下半身主導のフォームなどに修正した。17日の北海道日本ハム戦(宜野座)では先発したものの、 3回 7安打 2失点。開幕ローテ入りへ、ここから巻き返す。雨が降りしきる宜野座の昼下がりに、藤浪は 1人黙々と右腕を振り続けた。午前中にも 120球投げていた。おかわりは 1時間半にもおよび、 171球。プロ入り後、類をみない計 291球だ。福原忍(42)、金村曉(42)両コーチを独り占めした。捕手をベースから 2メートル後に座らせた。ワインドアップやクイックなど、さまざまなパターンで投げる。ときおり、首脳陣から飛ぶ声に力強くうなずく。弓矢を引くようにテークバックや左肩の入れ方をチェック。納得がいかなければシャドーピッチをした。夢中だった。その熱意に誘われるかのように清水雅治ヘッドコーチ(54)や伊藤敦規トレーニングコーチ(55)も顔を出す。気がつけば時計の長針が 1周以上していた。今キャンプの最多投球数は 149球だった。プロ入り以来、どちらかといえばブルペンで投げ込まないタイプ。むしろ、体幹トレやウエートトレ、異業種交流など最新のトレーニングに重きを置き、オフもジョッキーの武豊騎手(49)のジムに通っていたほどだった。プロ 7年目。下を向いてばかりじゃ、いけない。前へ、前へ。完全復活へ、藤浪が気持ちを前面に表した。
●大山悠輔内野手(24)が19日、韓国ＫＩＡ戦で実戦 4試合連続となる｢４番｣に入った。降雨ノーゲームで打席はなかったが、矢野監督は構想を語った。濱中治打撃コーチ(40)は今後について、メジャー通算30発のマルテ(前エンゼルス)が入っても、大山を｢４番｣継続させることを明言。ハッパをかけた。これまで阪神は開幕時、外国人に主砲を頼ることが多かったが、矢野監督は日本人の大砲育成の大切さを改めて話した。大山はここまで実戦12打数 3安打。 3月 9、10日にメキシコ代表と強化試合(京セラ)に臨む野球日本代表にも選出された。｢４番｣の宿命と戦うプロ 3年目が、短い言葉に力を込めた。
記事をまとめてみました。
＜練習試合：阪神－韓国ＫＩＡ＝雨天中止＞◇19日◇沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
開幕ローテーションを目指す阪神青柳晃洋投手が好印象を与えた。
19日、降雨ノーゲームとなった韓国ＫＩＡ戦に先発。 1回、いきなり連打で無死 1、 2塁のピンチを背負うが、一死後、韓国球界屈指の好打者チェ・ヒョンウをツーシームで遊撃併殺打に仕留めた。
通算｢１６６４安打２８５本塁打｣のチェを手玉に取り、矢野監督も｢『狙ってゲッツーとった』って言ってた。初球高めから入って次、ゲッツーという理想的な形で狙ったような(併殺の)取り方はできているああいうタイプは他にいないので、貴重な存在｣と評価した。
下手投げの変則投手は先発陣の中でも貴重な存在。青柳も｢意識してゴロを打たせてアウトを取れた。それは収穫｣と深くうなずいていた。
阪神先発の青柳晃洋投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神・青柳は19日、沖縄・宜野座キャンプで韓国ＫＩＡとの練習試合に先発し、 1回 2安打無失点。いきなり連打を浴びて、 1、 2塁のピンチを迎えるも、｢３番｣を空振り三振。続く｢４番｣を外角ツーシームで遊ゴロ併殺に仕留めた。
｢ゴロを打たせたいところで打たせることができたことは収穫。相手がどこであれ、そういうピッチングができたのはよかった｣。矢野監督も｢打者を打ち取るための方法とか手段っていうのを考えてやれている｣と評価した。
阪神先発の青柳晃洋投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
韓国プロ野球ＫＩＡとの練習試合に青柳が先発した。雨のために 1回を終えてノーゲームとなったが、 1回を無失点にまとめた。
いきなり連打でピンチを背負ったが、空振り三振を奪い、｢４番｣打者をツーシームで遊ゴロ併殺打として切り抜けた。 3年目の昨季は｢１勝｣にとどまっただけに、右横手から繰り出す切れと球威を武器に巻き返しを誓う。｢ゴロを打たせて取りたいところで打たせられた。収穫になった｣と満足げに話した。
気合の表情で２度目のブルペンに入る藤浪晋太郎投手。スイッチを入れる瞬間を誰もが待っていたぞ！＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
魂の 291球や！ 藤浪晋太郎投手が19日、ブルペンで衝撃の投げ込みをみせた。午前に 120球を投じ、午後にも 171球。肘の使い方や、下半身主導のフォームなどに修正した。17日の日本ハム戦(宜野座)では先発したものの、 3回 7安打 2失点。開幕ローテ入りへ、ここから巻き返す。 雨が降りしきる宜野座の昼下がりに、藤浪は 1人黙々と右腕を振り続けた。午前中にも 120球投げていた。おかわりは 1時間半にもおよび、 171球。プロ入り後、類をみない計 291球だ。
｢そのあたり(肘の使い方や下半身の動きの)タイミングだったり、反復練習ですね｣ 福原、金村両コーチを独り占めした。捕手をベースから 2メートル後に座らせた。ワインドアップやクイックなど、さまざまなパターンで投げる。ときおり、首脳陣から飛ぶ｢いいねぇ｣の声に力強くうなずく。弓矢を引くようにテークバックや左肩の入れ方をチェック。納得がいかなければシャドーピッチをした。夢中だった。その熱意に誘われるかのように清水ヘッドコーチや伊藤トレーニングコーチも顔を出す。気がつけば時計の長針が 1周以上していた。
午前の藤浪晋太郎投手(左)のブルペン投球に矢野燿大監督も熱視線＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
今キャンプの最多投球数は 149球だった。プロ入り以来、どちらかといえばブルペンで投げ込まないタイプ。むしろ、体幹トレやウエートトレ、異業種交流など最新のトレーニングに重きを置き、オフもジョッキーの武豊のジムに通っていたほどだった。それが一変。福原投手コーチは｢下半身を使って投げられるように｣と基本を徹底させたことを明かした。そして、金村投手コーチは午後のブルペン入り前に室内でバドミントンのラケットとシャトルを使わせた。同コーチは｢肘の使い方ですね。ブルペンでも一緒です。その延長ですね｣と狙いを説明。下半身も肘もすべて、メスを入れられた。
11日の紅白戦は 2回 2安打 1失点も 2死球。17日の日本ハム戦では 3回 7安打 2失点。走者を背負ってから制球が乱れた。昨季は｢５勝｣止まり。それでも矢野監督は｢底が抜けた｣とローテの一角として計算してくれている。期待に応えたい思いを 291球に込めた。
バドミントンのラケットを持ち投球動作を繰り返し練習した藤浪晋太郎投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
オリックスから西、中日からガルシアとライバルが次々と入ってきた。
｢ここ数年、戦力になれていない｣と自分を受け入れて臨む、プロ 7年目。下を向いてばかりじゃ、いけない。前へ、前へ。完全復活へ、藤浪が気持ちを前面に表した。
★主な投げ込み王アラカルト
★松坂大輔(中日)：西武時代の2006年に自己最多となる 333球。ソフトバンクに移籍後の2017年には第 2クールで 239球を投げ、工藤監督を仰天させた。
★三浦大輔(元ＤｅＮＡ。現 1軍投手コーチ)：41歳の2015年に 357球。｢ 300球はあったが、 350球を超えたのは初めてかも｣。
矢野燿大監督(右)は室内で打撃する大山悠輔内野手を見る＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
大山悠輔内野手が｢４番｣候補にリストアップされた。
19日のＫＩＡ戦に｢４番３塁｣で出場。降雨ノーゲームで打席はなかったが、矢野監督は｢『４番』とかエースとかって打てないときに『コイツでいいや』と思える、思われるっていうのが俺はすごいことだと思う。そういうふうな人を『４番』にしたい｣と構想を語った。それに対して大山は練習後に｢頑張ります｣と話した。
不動の｢４番｣に挑戦する大山悠輔内野手が快音を鳴らす＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
大山悠輔内野手が19日、韓国ＫＩＡ戦で実戦 4試合連続となる｢４番｣に入った。
濱中打撃コーチは今後について、メジャー通算30発のマルテ(前エンゼルス)が入っても、大山を｢４番｣継続させることを明言。｢期待の表れというのは本人もわかっていると思う。自分が打つんやと意識してやってほしい｣とハッパをかけた。
これまで阪神は開幕時、外国人に主砲を頼ることが多かったが、矢野監督は｢ウエートがかかりすぎて、そこでこうチームが揺れると｣と日本人の大砲育成の大切さを改めて話した。
大山はここまで実戦12打数 3安打。 3月 9、10日にメキシコ代表と強化試合(京セラ)に臨む野球日本代表にも選出された。｢頑張ります｣。｢４番｣の宿命と戦うプロ 3年目が、短い言葉に力を込めた。
※沖縄本島の降雨というのは、スコールであり、 1時間ほど強烈な雨が降ったかと思うと、晴れたり曇ったりという天候である。実際、虎ちゃんが昨年沖縄に行った際に降雨に遭い、昨日照会した｢座喜味城跡｣を訪ねた時には、｢足下が悪いから止めた方が良いですよ｣と注意を受けたものでした。今年も寄る予定でしたが、時間的なモノが有り行かれませんでした。
沖縄本島の天候は、小さい島ながらも場所場所により異なるのも特徴でしょう。例えば、那覇が雨でも少し南下しただけで晴れていたり曇っていたりと言うものでした。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも｢オレがやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2月 1日より実施いたします春季キャンプ中の練習試合(阪神タイガース主催)を下記の通り実施いたしますのでお知らせいたします。練習試合のため雨天等で中止の場合、振替試合等はございません。
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
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