プロ野球記事第2弾!阪神がドラフト 1位で指名した慶大・伊藤隼太外野手(22)が22日、横浜市内のホテルで入団交渉を行い、契約金 1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。背番号は「51」に決定。目指すは米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38))。虎のイチローが誕生だ!
ドラフト 1位指名の慶大・伊藤隼太外野手(22=中京大中京)が22日、横浜市内のホテルで契約金 1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。
金屏風を背に、虎のイチローが“産声”をあげた。約 1時間の入団交渉。日本が世界に誇る安打製造機と同じ背番号を託された。伊藤隼が背番号「51」をつけることが決まった。
慶大・伊藤隼太は菊地スカウト(左)に帽子をかぶせてもらい笑顔
伊藤隼は「仮契約ということですが、伝統ある阪神球団の一員になれる実感が湧いてきました。やらなきゃいけないという責任感が芽生えてきます。まず最初にイメージしたのはイチロー選手ですが、『阪神の背番号51は伊藤だ』と言ってもらえるような選手になりたい」と抱負を語った。
表情を引き締め、同郷の大スターの背中を思い浮かべた。同じ愛知県出身で、右投げ左打ちの右翼手。意識しないハズがなかった。
「野球を覚えたときにはもう、すごい人でした。印象に残っているのは、 WBCの決勝戦のタイムリー(2009年、対韓国)です」
憧れを通り越し、雲の上の存在だが、自ら『51』を欲しがったわけではない。担当の菊地東日本統括スカウトは「同じ愛知県出身の偉大な先輩。追いつけ追い越せではないが、目標にするという意味では、いい番号」と理由を説明した。交渉の中で球団の気持ちを伝え聞いた大器は「光栄に受け止めています。期待されているというのを感じるので、早く期待に応えたい」と意気込んだ。
夢はもちろん、本家との“共演”だ。現時点で接点はないが、アイデアがある。昨年まで東京六大学野球リーグでしのぎを削り、親しくしてきた早大OB、日本ハム・斎藤は、イチローと同じマネジメント会社に所属し、今年 1月には東京都内で合同自主トレを行っている。佑ちゃん先輩に頼み込めば、実現不可能ではない?
仮契約を結んだ伊藤隼太。背番号は51に決まった
「お会いできたらうれしいです。聞きたいことや、見習うべきところがたくさんある」と目を輝かせた。
広角に打てる打撃センスと長打力を兼ね備え、遠投 100メートルの肩と、50メートル走は 6秒 0の脚力を持つ。本家イチローに負けない素質を秘めている。
「野球人として、走ること、打つこと、守ること、すべての面でアピールしたい。 1年目に 1軍で試合に出るために、まずはキャンプを完走することを 1番近くの目標においてやっていきたい」
千里の道も一歩から。猛虎のイチローへ。伊藤隼が第一歩を踏み出す。
大学日本代表の主砲を務めた強打者。自ら走攻守の全てがセールスポイントだと言い「開幕 1軍にはキャンプを乗り越えないといけないので、技術面もフィジカル面も準備したい」と、早くもプロとしての自覚をのぞかせた。
ドラフトで指名されたのに希望球団じゃ無いからと言って浪人する選手がいる中、伊藤隼太選手の様に希望球団がどうのではなく自分に対して進んで行く人もいる。
伊藤隼太選手も将来を掛けて頑張って行って欲しい。
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虎のイチロー誕生!伊藤隼太、背番「51」
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