●阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手(24=ホンダ)が、 5回に右前打を放ち、オープン戦16安打目を記録した。16年に高山俊外野手(25)がマークした球団新人最多安打(80年以降)の17本に、あと 1本と迫った。29日の開幕ヤクルト戦(神宮)へ“安打王”の勢いが止まらない。「8試合連続安打」を矢野燿大監督(50)は褒めていた。定位置争いで堂々の主役を張る勢いに、陰りはない。また打った。虎の“安打王”はもう止まらない。「D3位」・木浪が故郷・青森に一足早い春を届ける活躍を続け、12球団最多安打をとらえ、球団新人最多に王手をかけた。敗戦に笑顔こそないが、猛アピールへの手応えをにじませた。 1- 6で迎えた 5回無死 1塁。制球が定まらない先発・エディソン・バリオス投手(30)の真ん中低めのカットボールを右前へ弾き返して 1、 3塁とし、鳥谷敬内野手(37)の 2ゴロの間の 1点につなげた。 4打数 1安打で「8試合連続安打」とし、12球団「3位」でセ・リーグトップの「打率0.421(38打数16安打)」と絶好調だ。ヤクルト・塩見泰隆外野手(25)がこの日の広島戦(神宮)で 4タコに終わり、安打数は「12球団最多タイ」となった。残り 5試合。2016年に高山が記録した球団新人最多安打の「17本」超えも時間の問題だ。その活躍ぶりは遠く離れた地元にも届いている。キャンプ中から打ちまくって地元紙に取り上げられ、青森のファンの胸をアツくしている。実戦で無安打に終わったのは、代打で 1打席のみだった 3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)のみ。矢野監督も成長を認めた。明言こそないが、開幕「1番・遊撃」は確実な状況。「H」ランプを灯しまくって、開幕へ突っ走る。
●「開幕2番」に決定した阪神「ドラフト1位」近本光司外野手(24=大阪ガス)が好守を見せた。 6回無死 1塁。大和内野手(31)の中前打を捕り、 1塁走者山本祐大捕手(20)が 3塁を狙うのを見ると、鋭い送球で刺した。矢野監督が「成長を認めた。この日は 1回に左前打を放つが、 1塁でけん制死。
●課題を受け止めつつ、梅野隆太郎捕手(27)は攻守でたしかに状態を上げている。 5回先頭でバリオスから左前打を放つと、 9回一死では守護神・山崎康晃投手(26)からクリーンヒットで中前へ。オープン戦初の「マルチ安打&2盗塁刺」と、結果は示した。坂本誠志郎捕手(25)との開幕マスク争いも大詰めだが危機感を持ち続けている。梅野が 2安打 1打点をマークし好調ぶりを口にした。強肩を生かし、 2回と 7回には盗塁を阻止。正捕手らしくうなずいた。ただ、「2番手」の守屋功輝捕手(25)が 2回 1/3を 7失点とリード面に課題を残した。捕手出身の矢野監督は反省も促した。
●オネルキ・ガルシア投手(29)がDeNA戦(横浜)に先発し、 3回 3安打 1失点。中日に在籍していた昨季、「打率7割」と相性の悪かったネフタリ・ソト内野手(30)をピンチでねじ伏せてみせた。 5回を投げる予定が、右足股関節付近の張りから 3回での降板。大事ではないというが、不安も残した。いきなりの窮地も難敵撃破で切り抜け、グラブを叩いてガッツポーズだ。 1回、安打と連続四球でつくった二死満塁のピンチで、昨季のセの本塁打王・ソトを中飛に仕留めた。虎もガルシアも、散々煮え湯を飲まされてきた相手だった。阪神は昨季DeNAに「17勝8敗」と大きく勝ち越した一方で、「41本塁打」したソトに「12本」を献上。そしてガルシアも中日に在籍していた昨季、ソトに「10打数7安打4被弾。打率0.700」と“お得意さま”扱いされて、黙ってはいられなかった。昨季「13勝」のうち「12勝」がドーム球場(ナゴヤドーム10勝、東京ドーム2勝)で、屋外球場ではマツダスタジアムでの「1勝」しか挙げていないが、屋外の横浜でアクシデントもあった。 5回程度の登板を予定していたが、右足股関節付近の張りを訴え 3回で降板。異変が生じたのは 2回一死 1塁、大和への 4球目を投げ終えたところ。顔をしかめて右股関節周りを右手でたたくしぐさをみせた。トレーナーらがマウンドに駆け寄ったが、続投。 3回も小走りでマウンドに上がるなど元気な姿を見せていたが…。軽度であることを強調。登板が有力視されている 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)に向けて、不安要素をなくしていく。
記事をまとめてみました。
<オープン戦:DeNA8-4阪神>◇19日◇横浜スタジアム
阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手(ホンダ)が、 5回に右前打を放ち、オープン戦16安打目を記録した。
16年に高山がマークした球団新人最多安打(80年以降)の17本に、あと 1本と迫ったが「試合に出て、結果を残すだけ。そんなには気にしていないです」。「8試合連続安打」を矢野監督は「毎日、打つのは簡単なことじゃないからね」と褒めていた。
5回、右前へ快音を響かせた木浪聖也内野手。虎新人最多安打に王手だ=横浜スタジアム
阪神の「ドラフト3位」・木浪聖也内野手が19日、DeNA戦(横浜)に「9番・DH」で先発し、オープン戦16安打目を記録した。ヤクルト・塩見に並び12球団最多で、2000年以降で高山俊外野手が16年にマークした球団新人最多安打「17」に王手。29日の開幕ヤクルト戦(神宮)へ“安打王”の勢いが止まらない。
定位置争いで堂々の主役を張る勢いに、陰りはない。また打った。虎の“安打王”はもう止まらない。「D3位」・木浪が故郷・青森に一足早い春を届ける活躍を続け、12球団最多安打をとらえ、球団新人最多に王手をかけた。
「(安打数は)試合で結果を出すだけなので、気にはしていないです。(DHでの出場に)ベンチにいることも多かったので、(ベンチの)後ろでスイングしたり、いろいろやっていました」
敗戦に笑顔こそないが、猛アピールへの手応えをにじませた。 1- 6で迎えた 5回無死 1塁。制球が定まらない先発・バリオスの真ん中低めのカットボールを右前へ弾き返して 1、 3塁とし、鳥谷の 2ゴロの間の 1点につなげた。
DeNA対阪神 5回表阪神無死 1塁、右前安打を放った木浪聖也内野手=横浜スタジアム
4打数 1安打で「8試合連続安打」とし、12球団「3位」でセ・リーグトップの「打率0.421(38打数16安打)」と絶好調だ。ヤクルト・塩見がこの日の広島戦(神宮)で 4タコに終わり、安打数は「12球団最多タイ」となった。残り 5試合。2016年に高山が記録した球団新人最多安打の「17本」超えも時間の問題だ。
その活躍ぶりは遠く離れた地元にも届いている。入団決定後に帰省した昨年末、木浪は「地元の新聞にも載るくらいの活躍をしたい」と話していた。その目標通り、キャンプ中から打ちまくって地元紙に取り上げられ、青森のファンの胸をアツくしている。
地元にフィーバーを象徴する“新名所”もできた。出身の「安田ヤンヤン少年野球チーム」の澤田憲郎監督の自宅車庫に、試合の活躍をたたえる横断幕が掲げられ、熱烈応援中。「阪神 木浪聖也内野手情報 3月 8日 日本ハム戦『2塁打2本』!」などと週ごとに内容を変更し、地元のヒーローの雄姿を見守っている。
5回、安打を放ちガッツポーズを見せる木浪聖也内野手=横浜スタジアム
甲子園から約1000キロ離れた本州最北端の地で“聖也メーター”が一つ一つ刻まれていくのを、みんなが楽しみにしてくれている。プロ 1年目。がむしゃらに走り続けて疲労は「ないといえばうそになる」と明かすが、地元の思いは何よりの力になる。初対戦の投手ばかりの中、スコアラーや相手投手の映像確認の時間は「増えていますね」と努力を怠らず、結果につなげてきた。
実戦で無安打に終わったのは、代打で 1打席のみだった 3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)のみ。矢野監督も「毎日打つのって簡単なことじゃないからね。見逃し三振もあったけど、全体的な打撃の内容はしっかりしている。これからも使っていく可能性は高いと思う」と成長を認めた。
明言こそないが、開幕「1番・遊撃」は確実な状況。「 1本出たのはよかったけど、他の内容がよくなかったので、そこは反省」と木浪。「H」ランプを灯しまくって、開幕へ突っ走る。
◇データBOX◇
◎…阪神・木浪が「オープン戦通算16安打」で、ヤクルト・塩見と並ぶ12球団最多。2000年以降で球団新人最多は16年に高山俊が記録した「17本」。木浪はそれに次ぎ、2001年の沖原佳典に並んだ。ちなみに1980年に新人だった岡田彰布も「16本」をマークしている。
◎…2000年以降のオープン戦で阪神の最多安打は、鳥谷敬が2007年にマークした「25」。
DeNA対阪神 6回裏DeNA無死一塁、大和内野手の中前安打で 3塁を狙う山本祐大捕手を差す近本光司外野手=横浜スタジアム
「開幕2番」に決定した阪神「ドラフト1位」近本光司外野手(大阪ガス)が好守を見せた。
6回無死 1塁。大和の中前打を捕り、 1塁走者山本が 3塁を狙うのを見ると、鋭い送球で刺した。矢野監督が「しっかりした強い送球で安定した送球は増えてきている」と成長を認めた。
この日は 1回に左前打を放つが、 1塁でけん制死。「アンツーカーとか球場によって違う。勉強しながらやっていきます」と振り返った。
課題を受け止めつつ、梅野は攻守でたしかに状態を上げている。 5回先頭でバリオスから左前打を放つと、 9回一死では守護神・山崎康からクリーンヒットで中前へ。オープン戦初の「マルチ安打&2盗塁刺」と、結果は示した。坂本との開幕マスク争いも大詰めだが「試合に出たときにどうするか。(結果が)出なかったらチャンスがなくなるので」と危機感を持ち続けている。
5回、安打を放った梅野隆太郎捕手=横浜スタジアム
阪神の梅野が 2安打 1打点をマークし「振りに行けている。チャンスのところで 1本出せればもっといい」と好調ぶりを口にした。
強肩を生かし、 2回と 7回には盗塁を阻止。正捕手らしく「それが自分の仕事、自分のやるべきこと」とうなずいた。
ただ、「2番手」の守屋が 2回 1/3を 7失点とリード面に課題を残した。捕手出身の矢野監督は「盗塁を刺せる、打てるっていうのは、俺らも認めるとこやけど、キャッチャー的には(失点を)次に生かしていってほしい」と反省も促した。
難敵撃破も…。阪神のオネルキ・ガルシア投手がDeNA戦(横浜)に先発し、 3回 3安打 1失点。中日に在籍していた昨季、「打率7割」と相性の悪かったネフタリ・ソト内野手をピンチでねじ伏せてみせた。 5回を投げる予定が、右足股関節付近の張りから 3回での降板。大事ではないというが、不安も残した。
いきなりの窮地も難敵撃破で切り抜け、グラブを叩いてガッツポーズだ。 1回、安打と連続四球でつくった二死満塁のピンチで、昨季のセの本塁打王・ソトを中飛に仕留めた。
「(ソトに対して)やっぱり低めに投げることが大事だと思ったので。きょうはシンカーを低めにうまく使ってアウトをとれた。その点に関してはよかったと思います」
虎もガルシアも、散々煮え湯を飲まされてきた相手だった。阪神は昨季DeNAに「17勝8敗」と大きく勝ち越した一方で、「41本塁打」したソトに「12本」を献上。そしてガルシアも中日に在籍していた昨季、ソトに「10打数7安打4被弾。打率0.700」と“お得意さま”扱いされて、黙ってはいられなかった。
1回、ネフタリ・ソト内野手を 1球で仕留めたオネルキ・ガルシア投手(左)。難敵を攻略してみせたが…=横浜スタジアム
「去年のシーズンが終わってから彼との対戦の結果をよく自分でもチェックして。ビデオを見て研究じゃないですけど、やっていました」
その成果をさっそく発揮し 1球で料理。シンカーを低めに投じて詰まらせ、先制機を封じてみせた。今季は同じ轍を踏むつもりはない。
昨季「13勝」のうち「12勝」がドーム球場(ナゴヤドーム10勝、東京ドーム2勝)で、屋外球場ではマツダスタジアムでの「1勝」しか挙げていないが、屋外の横浜でアクシデントもあった。 5回程度の登板を予定していたが、右足股関節付近の張りを訴え 3回で降板。異変が生じたのは 2回一死 1塁、大和への 4球目を投げ終えたところ。顔をしかめて右股関節周りを右手でたたくしぐさをみせた。トレーナーらがマウンドに駆け寄ったが、続投。 3回も小走りでマウンドに上がるなど元気な姿を見せていたが…。
2回、右股関節を気にするガルシア投手。トレーナーらが駆けつけたが、そのまま続投した=横浜スタジアム
「ちょっと 1球投げた瞬間に変な感覚があったので、念のためにと思ってやめた。(今後の影響は)全然問題ないと思う」」と軽度であることを強調。矢野監督も「今無理してもね。まあ大事を取ってというか」と説明し、病院に向かうこともなかった。
「勝つことだけしか考えていないので、マウンドに上がって、いいピッチングをして、勝つ。それだけです」。登板が有力視されている 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)に向けて、不安要素をなくしていく。
■ 3回で降板したオネルキ・ガルシア投手について阪神・福原忍投手コーチ
「張っているということだったので、無理するところではないですし大事をとった。(次の登板は)予定通りになると思う。しっかりまた次までに調整していけばいいんじゃないか」
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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