●矢野燿大監督(50)が25日、今季開幕のクローザーにラファエル・ドリス投手(31)を抜てきする方針を明かした。 2月の沖縄・宜野座キャンプから藤川球児投手(38)と競ったが、指揮官は「総合的に」と決断理由を明かした。必勝リレーも決定。 6、 7回を藤川と能見、桑原に託し、 8回は新外国人ジョンソンが担当する。接戦を制するべく鉄壁の布陣が整った。「日米通算227セーブ」、国内では阪神球団最多の「225セーブ」を誇る藤川がオフに抑えを志願。 2月の沖縄・宜野座キャンプから現職のドリスと競った。オープン戦はドリスが 5試合で「防御率0.00」と安定。一方の藤川は24日に 1回 4失点を喫するなど「防御率9.00」と調子が上がらなかった。金村投手コーチも「オープン戦は去年と同じ感じ。シーズンで投げながら、状態を上げてくれたらいい」と上がり目を期待した。球界屈指のリリーフ陣が生命線になる。矢野監督も胸を張る。金村コーチは継投の基本構想を明かした。ベテランの「3本の矢」から 8回は安定感抜群の新助っ人ピアース・ジョンソン投手(27)へ。よどみのないバトンパスが「上位浮上」の鍵を握る。 8回ジョンソン、 9回ドリスと助っ人 2人が構え、藤川、桑原謙太朗投手(33)、能見篤史投手(39)らがここにつなぐ。経験十分の頼れる男ばかりだ。セ界屈指の救援陣が矢野虎を支える。
●浜地真澄投手(20)が開幕ローテーション“第6の男”を目指し、28日のウエスタン・オリックス戦(オセアンBS=昨季までの舞洲サブ球場)に先発する。25日は投手指名練習の鳴尾浜組に参加し、キャッチボールなどで調整。開幕前の“最終テスト”で結果を出し、「1軍切符」をつかみとる。シーズン開幕直前の一戦が、若虎の最後のアピールの場になる。好結果を残せれば、開幕ローテの“第6の男”へ-。浜地が鳴尾浜で汗を流し、冷静な言葉の端々に闘志をにじませた。プロ 3年間で 1軍登板はないが、 2月の沖縄・宜野座キャンプを完走。その後オープン戦 4試合に登板し、「0勝2敗、防御率4.09」ながら、 2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では球界を代表する強打者の柳田悠岐外野手(30)を 2打数無安打に抑えるなど、力のある速球を武器に、秋山拓巳投手(27)と最後の 1枠を巡る争いへ生き残った。 1軍打者を相手に自信を深め、先発投手として 1週間の調整法は西勇輝投手(28)ら先輩投手へ“取材”し、引き出しを増やしてきた。オリックス戦での投球は90~ 100球がメド。 2軍戦の結果次第で、開幕 6戦目となる 4月 4日の巨人戦(東京ドーム)で先発を手にできる。ゼロを並べて「開幕1軍」を果たし、新シーズンを飛躍の年にする。
● 3月26日(火)12:00より、 5月14日(火)・15日(水)に東京ドームで開催される試合の入場券を抽選販売。
記事をまとめてみました。
矢野燿大監督は25日、抑えをラファエル・ドリス投手にして開幕することを明かした。「日米通算227セーブ」の藤川球児投手と競わせてきたが、昨季「32セーブ」の助っ人に決断。29日の開幕ヤクルト戦(京セラ)へ、臨戦態勢は整った。
藤川は前日24日のオリックス戦(京セラ)での 4失点も響き、オープン戦 6試合を「防御率9.00」でフィニッシュ。目指していた守護神としてではないが、前だけを見て21年目へ踏み出す。「結果ほど状態は悪くない。これからは、お互いのデータを持った中での勝負になってくる。コントロール、配球が変わってくるだろうし。長旅が始まるな」と背筋を伸ばした。最下位の悔しさを誰より口にし続けてきた右腕だけに「ブルペンみんなで支え合って、『リーグ1』の成績に上がってこられたら」と覚悟を決めている。
矢野燿大監督=京セラドーム大阪
守護神はドリス!! 矢野燿大監督が25日、今季開幕のクローザーにラファエル・ドリス投手を抜てきする方針を明かした。 2月の沖縄・宜野座キャンプから藤川球児投手と競ったが、指揮官は「総合的に」と決断理由を明かした。必勝リレーも決定。 6、 7回を藤川と能見、桑原に託し、 8回は新外国人ジョンソンが担当する。接戦を制するべく鉄壁の布陣が整った。
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矢野阪神の反攻態勢が整った。昨季「最下位」から逆襲を期す今季の戦いが 3日後に迫る。前日24日のオリックス戦でオープン戦を終えた。野手の開幕オーダーは決定済みで、この日は救援陣の配置も固まった。注目の守護神について、矢野監督は「抑えはドリスでいくわ」と明かした。昨季まで「2年連続30セーブ」以上を挙げた剛腕に今年も大役を託す。「何か 1個じゃないけどね。総合的にとしか言いようがちょっとない」と説明した。
ひとまず守護神バトルが決着した格好だ。「日米通算227セーブ」、国内では阪神球団最多の「225セーブ」を誇る藤川がオフに抑えを志願。 2月の沖縄・宜野座キャンプから現職のドリスと競った。オープン戦はドリスが 5試合で「防御率0.00」と安定。一方の藤川は24日に 1回 4失点を喫するなど「防御率9.00」と調子が上がらなかった。金村投手コーチも「オープン戦は去年と同じ感じ。シーズンで投げながら、状態を上げてくれたらいい」と上がり目を期待した。
指揮官は現役時、バッテリーを組んでおり、柔軟に考えている。長丁場を見据えて「俺も球児は抑えが似合うと思っているし、経験も十分ある。去年も中盤以降、すごく上がっている。シーズン通してドリスでいくかもしれんし、球児が上がってくれば、球児が抑えにハマればチームにとっても幅広くいろんな選手をもっと使える」と説明する。開幕からドリスが守護神を務めるが、状態や状況などに応じて、守護神球児の可能性を腹案として温める。
球界屈指のリリーフ陣が生命線になる。矢野監督も「うちの投手はみんな勝ち駒で十分使える。いろんなバリエーションでやっていける」と胸を張る。金村コーチは「 8回はPJ。 6、 7回は桑原、能見、球児のベテランがうまく疲れをためないよう、状態を上げながら使っていきたい」と継投の基本構想を明かした。ベテランの「3本の矢」から 8回は安定感抜群の新助っ人ジョンソンへ。よどみのないバトンパスが「上位浮上」の鍵を握る。
今季の守護神を託されたラファエル・ドリス投手。矢野虎の布陣が固まった=阪神甲子園球場
守護神はドリス!! 矢野燿大監督は25日、抑えをラファエル・ドリス投手にして開幕することを明かした。日米通算227セーブの藤川球児投手と競わせてきたが、昨季32セーブの助っ人に決断。29日の開幕ヤクルト戦(京セラ)へ、臨戦態勢は整った。
悩み抜いた末に、矢野監督が決断を下した。試合を締める役割は、まず助っ人に託す。2019年、矢野阪神1年目の開幕陣容が整った。
「抑えはドリスでいくわ。(理由は)何か1つじゃないけどね。まあ総合的にとしか言いようがないんだけど」
前日に開幕オーダーを明言し、あとは守護神だけだった。昨季「32セーブ」を挙げた助っ投に対し、「日米通算227セーブ」の藤川が名乗りを上げたことに「自分にプレッシャーをかけて、球児らしいなと思う」と、ベテランの奮起に目を細めていた。沖縄・宜野座キャンプでは、藤川が指揮官をうならせるほどの仕上がり具合を見せていたが、オープン戦が終わると明暗がくっきり分かれた。
ドリスが 5試合で「被安打1の防御率0..00」と安定した姿を見せたのに対し、藤川は 6試合 6失点の「防御率9.00」。最後のオリックス 3連戦では、 2連投して連続失点。24日の最終戦ではマレーロに「3ラン」を許すなど 4失点で、ギアが上がりきらなかった。一昨年からクローザーを担ってきたドミニカンと、現状でどちらがふさわしいかは一目瞭然だった。
「俺も球児は抑えが似合うと思ってるし、経験も十分ある。去年も中盤以降すごく上がってるんでね。球児が上がってきて抑えにはまるのであれば、チームも幅広く選手を使える」
かつてバッテリーを組んだ将だけに、親心を込めてシーズンでの逆襲を願った。そしてそれがチームのためにもなる。だからこそ、さらなる奮起を促した。
「うちのピッチャーはみんな勝ち駒で十分使えるし。いろんなバリエーション、オプションでいける」
8回ジョンソン、 9回ドリスと助っ人 2人が構え、藤川、桑原、能見らがここにつなぐ。経験十分の頼れる男ばかりだ。セ界屈指の救援陣が矢野虎を支える。
浜地真澄投手が開幕ローテーション“第6の男”を目指し、28日のウエスタン・オリックス戦(オセアンBS=昨季までの舞洲サブ球場)に先発する。25日は投手指名練習の鳴尾浜組に参加し、キャッチボールなどで調整。開幕前の“最終テスト”で結果を出し、「1軍切符」をつかみとる。
シーズン開幕直前の一戦が、若虎の最後のアピールの場になる。好結果を残せれば、開幕ローテの“第6の男”へ-。浜地が鳴尾浜で汗を流し、冷静な言葉の端々に闘志をにじませた。
「課題に取り組んで、結果も求めたいです。ローテで投げたい気持ちはありますけど、次の試合が大事。まずはそこと思います」
プロ 3年間で 1軍登板はないが、 2月の沖縄・宜野座キャンプを完走。その後オープン戦 4試合に登板し、「0勝2敗、防御率4.09」ながら、 2日のソフトバンク戦(ヤフオク)では球界を代表する強打者の柳田を 2打数無安打に抑えるなど、力のある速球を武器に、秋山と最後の 1枠を巡る争いへ生き残った。
「まだまだですが、真っすぐはある程度通用すると感じます。変化球でカウントもとれますし、シーズンでは変わってくると思いますが、現時点では怖がることはない」
鳴尾浜で調整する浜地真澄投手。開幕ローテへの最終テストでは結果にこだわる=阪神鳴尾浜球場
1軍打者を相手に自信を深め、先発投手として 1週間の調整法は西ら先輩投手へ“取材”し、引き出しを増やしてきた。登板前日の食事に関しても炭水化物の摂取など、栄養士へアドバイスを求めた。ローテ入りを見据え、どん欲に過ごしてきた。
オリックス戦での投球は90~ 100球がメド。金村投手コーチは「まだ(開幕ローテは)確定じゃない。秋山もいるし。(浜地は)結果にこだわって。去年もマメとかあって心配もある。 5回を投げて大丈夫かという確認もある」とゲキを飛ばした。 2軍戦の結果次第で、開幕 6戦目となる 4月 4日の巨人戦(東京ドーム)で先発を手にできる。
「 1軍でしか経験できないことを経験できている。年齢は意識しないですが、やれることをやりたい」と20歳は力を込めた。ゼロを並べて「開幕1軍」を果たし、新シーズンを飛躍の年にする。
◇浜地 真澄(はまち・ますみ)
1998(平成10)年 5月25日生まれ、20歳。福岡県出身。元岡小 1年から投手として野球を始め、元岡中から福岡大大濠高へ。 1年秋からベンチ入り。 3年春の九州大会で「優勝」も夏の福岡大会は初戦敗退。甲子園出場なし。2017年「D4位」で阪神入団。昨季はウエスタン 9試合に登板し、「3勝1敗1S、防御率1.00」。 185センチ、89キロ。右投げ右打ち。年俸 500万円。背番号「36」。
2019年度阪神タイガース公式ファンクラブ大人会員の皆様へお知らせいたします。
3月26日(火)12:00より、 5月14日(火)・15日(水)に東京ドームで開催される試合の入場券を抽選販売いたします。
(KIDS会員様はご利用いただけません。あらかじめご了承ください。)
販売期間
3月26日(火) 12:00~ 3月27日(水) 23:00
当落確認期間
3月29日(金) 15:00~4月2日(火) 23:00
受取期間
3月30日(土) 11:00~4月2日(火) 23:00
販売席種・価格
・指定席B3塁側( 400席) 価格4,000円
・外野指定席ビジターチーム応援席( 300席) 価格2,200円
・ 5/14(火)・15(水)限定ハッピ付指定席 B3塁側( 500席) 価格4,000円
※詳細は、阪神タイガース公式HP参照
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
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