●広島先発床田寛樹投手(24)は 3回まで 1安打無失点。 2回の自らの打席で 1塁へのゴロが相手失策を誘い先制。 3回に鈴木誠也外野手(24)が「2ラン」で援護した。広島は 4回、菊池涼介内野手(29)の左前打で 4点目。 5回に 2点返されたが、その裏松山竜平外野手(33)、會澤翼捕手(30)の本塁打、 6回にも鈴木の「3ラン」で突き放した。中盤までに大量リードを奪った広島が、継投で逃げ切った。床田が 6回 5安打 2失点で「今季初勝利」。「プロ2勝目」を挙げた。阪神岩貞祐太投手(27)は「初黒星」。 6日、敵地マツダスタジアムで広島と対戦、守りのミスで先制点を与えて、連勝に失敗した。 2回二死 1、 2塁で先発岩貞は投手の床田を 1ゴロに打ち取ったが、 1塁手で先発した中谷がファンブルし、さらに 1塁に悪送球、 2塁走者が生還し、先制点を与えた。岩貞は 3回、鈴木に「2ラン」を浴びた。 4回にも菊池涼にタイムリーを浴び、 4回 4失点。阪神は 5回、代打上本の「左前2点打」で追撃態勢に入ったが、 5回から登板した「2番手」藤川球児投手(38)が松山に「2ラン」、會澤に「ソロ」を浴び、点差を広げられた。阪神は福留孝介外野手(41)が 8回に「今季1号ソロ」を放ち、「NPB通算1000打点」に到達したが、 3-10で敗れた。投手陣は 4被弾で「最下位」に転落した。「初物」に連敗だ。この日は今季初めて近本を「1番」に起用。 4戦連続で打線改造したが、緩急差で勝負する左腕床田を打ち崩せない。指揮官も首をかしげた。 4日巨人戦の新人高橋に続いて、またも初対決の投手に白星を許した。
● 1つの勝ちも良薬にはならず、また貧打に泣かされた。打線組み替えも不発で、球団史上ワーストを更新する開幕から 8試合連続 3得点以下。記録的貧打に、矢野燿大監督(50)は厳しい表情を浮かべた。試合後、選手に切り替えてという話をしたのか? と問われ、ぶつけようのない怒りを押さえ込むように言葉を発した。こだわりを捨てて打線を組み替えた。オープン戦から「2番」に固定していた「D1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)を初めて「1番」で起用。「2番」として「理想的」とまで評したルーキーを動かしたが、うまくいかなかった。「2番」・北條史也内野手(24)も 5タコで、「新1、2番コンビ」は機能しなかった。「6番」には前日に「代打逆転2ラン」を放った中谷将大外野手(26)を起用したが、 4打数無安打のうえ、守っては 2回に打球の処理を焦り、先制点を献上する失策。投手陣は先発・岩貞が 4回 4失点と試合を作れず、流れを変えようと投入した「2番手」・藤川が 2被弾 3失点。接戦を制して連敗を止めた前夜がウソのような完敗ぶりだった。開幕から 8試合連続 3得点以下は1959年の 7試合を超えて球団史上ワースト。開幕から「8試合連続2桁安打なし」も63、91年を超えて「球団史上最悪」となった。試合後には野手を集めてハッパをかけた。シーズンは始まったばかりなのに危機感たっぷり。新監督が早くも正念場に立たされている。
●上本博紀内野手(32)の今季初タイムリーで 2点をかえした。 0- 4で迎えた 5回先頭の糸原健斗内野手(26)、梅野隆太郎捕手(27)の連打に相手失策がからみ無死 2、 3塁のチャンス。岩貞の代打で登場した上本が、外角に入った床田のチェンジアップをとらえて中前2点適時打を放った。
●左足薬指を骨折しながら出場を続ける梅野隆太郎捕手が、ド根性の 3安打を放った。 3回無死 1塁、床田の直球をとらえて、チーム初安打となる左前打を放った。 5回無死 1塁では得点機を広げる内野安打を放ち、 7回にも左前打と 3打数 3安打。チーム 7安打中、約半分の安打を放って奮闘した。週明け 9日からはいよいよ甲子園で 6連戦(対DeNA、中日)を戦える。白星をつかんでホームに帰りたい。
●開幕から「2番中堅」でフル出場してきた阪神「ドラフト1位」ルーキーの近本光司外野手が初の「1番」に起用された。 5回に犠打を決めたが、投手交代の絡みもあり、プロ初の途中交代となった。準備を整えゲームに臨んだが、結果は 2打数無安打。
●阪神先発の岩貞祐太投手が 4回 6安打 4失点(自責 3)で降板した。 2回に四球で走者を背負い、味方の失策がからみ先制を許した。 3回には一死 1塁から「4番」鈴木に高めに入った変化球を左翼スタンドへ運ばれた。初登板した 3月30日のヤクルト戦では、 7回途中 1安打無失点の好投で「勝利投手」に。この日は思い通りの投球がなかなかできず、開幕連勝とはならなかった。
記事をまとめてみました。
<広島10-3阪神>◇第 2戦◇阪神 1勝 1敗 0分◇ 6日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)
広島先発床田は 3回まで 1安打無失点。 2回の自らの打席で 1塁へのゴロが相手失策を誘い先制。 3回に鈴木が「2ラン」で援護した。
広島は 4回、菊池涼の左前打で 4点目。 5回に 2点返されたが、その裏松山、會澤の本塁打、 6回にも鈴木の「3ラン」で突き放した。
中盤までに大量リードを奪った広島が、継投で逃げ切った。床田が 6回 5安打 2失点で「今季初勝利」。「プロ2勝目」を挙げた。阪神岩貞は「初黒星」。
8回 福留孝介外野手は「通算1000打点」となる「今季1号中越え本塁打」を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神は 6日、敵地マツダスタジアムで広島と対戦、守りのミスで先制点を与えて、連勝に失敗した。 2回二死 1、 2塁で先発岩貞は投手の床田を 1ゴロに打ち取ったが、 1塁手で先発した中谷がファンブルし、さらに 1塁に悪送球、 2塁走者が生還し、先制点を与えた。岩貞は 3回、鈴木に「2ラン」を浴びた。 4回にも菊池涼にタイムリーを浴び、 4回 4失点。阪神は 5回、代打上本の「左前2点打」で追撃態勢に入ったが、 5回から登板した「2番手」藤川が松山に「2ラン」、會澤に「ソロ」を浴び、点差を広げられた。阪神は福留が 8回に「今季1号ソロ」を放ち、「NPB通算1000打点」に到達したが、 3-10で敗れた。投手陣は 4被弾で「最下位」に転落した。
ベンチの奥から厳しい表情でグラウンドを見つめる矢野燿大監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神がまたも拙攻拙守で王者広島に完敗した。2回二死 1、 3塁。投手床田の打球は 1塁正面へ。だが、どん詰まりではずんで 1塁中谷が捕球できず。
適時失策を犯すと、 1塁送球にあわてて悪送球…。ダブルエラーを犯してしまった。攻守交代のはずが、みすみす先取点を献上。前夜の逆転勝ちの気勢はそがれた。
前日 5日に代打逆転アーチを架けた中谷を 1塁で今季初先発の用兵も実らず、矢野監督は「あれが(気持ちの)引いたプレーだったら俺もちょっとどうかなと思うけどね。俺の責任の部分はある。でも、マサヒロは、あれをアウトにできるようにやっていかなアカンと思う」と振り返った。 2点差に迫った中盤は救援陣がつかまり、この日は 4被弾。またも大量10失点で、今週は 5戦で37失点と投手陣が本領を発揮できない。
2回裏広島二死 1、 3塁、中谷将大外野手は床田寛樹投手の打球をファンブルし、 1塁へ悪送球した=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
打線も振るわず「初物」に連敗だ。この日は今季初めて近本を「1番」に起用。 4戦連続で打線改造したが、緩急差で勝負する左腕床田を打ち崩せない。指揮官も「ちょっとこっちも、もうちょっと何かこう、なんていうのかなあ…。点を取れた感じはあった」と首をかしげた。 4日巨人戦の新人高橋に続いて、またも初対決の投手に白星を許した。
「チーム打率1割9分8厘」だけでなく、「チーム防御率4.89」も「リーグ最下位」に転落。試合後は投手と野手を集めた緊急ミーティングを行った。指揮官は「俺が気づいたことをみんなに伝えさせてもらって、別に今日負けたことは取り返せないので、これから勝てるようにとか、もっと良くなるようにという話」と危機感をにじませた。
阪神岩貞祐太投手=京セラドーム大阪 (2019年3月30日撮影)
1つの勝ちも良薬にはならず、また貧打に泣かされた。打線組み替えも不発で、球団史上ワーストを更新する開幕から 8試合連続 3得点以下。記録的貧打に、矢野監督は厳しい表情を浮かべた。
「毎日、毎日、気持ちを切り替えてという部分だけじゃないよ。今日の試合で切り替えて明日、頑張りましょうみたいな、そんな簡単な話をしているつもりはない」
試合後、選手に切り替えてという話をしたのか? と問われ、ぶつけようのない怒りを押さえ込むように言葉を発した。
こだわりを捨てて打線を組み替えた。オープン戦から「2番」に固定していた「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)を初めて「1番」で起用。「俺の中で考えはあるけど、それをみんなに言うことはできない。これからも何がいいか探す部分でもあると思うから」。「2番」として「理想的」とまで評したルーキーを動かしたが、うまくいかなかった。
矢野燿大監督はベンチで頭をかく。“切り替えて”では済まない事態だ=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
近本は 2打数無安打で途中交代。「2番」・北條も 5タコで、「新1、2番コンビ」は機能しなかった。「6番」には前日に「代打逆転2ラン」を放った中谷を起用したが、 4打数無安打のうえ、守っては 2回に打球の処理を焦り、先制点を献上する失策。投手陣は先発・岩貞が 4回 4失点と試合を作れず、流れを変えようと投入した「2番手」・藤川が 2被弾 3失点。接戦を制して連敗を止めた前夜がウソのような完敗ぶりだった。
開幕から 8試合連続 3得点以下は1959年の 7試合を超えて球団史上ワースト。開幕から「8試合連続2桁安打なし」も63、91年を超えて「球団史上最悪」となった。
試合後には野手を集めて「今日負けたことは取り返せないので、これから勝てるように、もっと良くなるように」とハッパをかけた。「俺が気づいたことを、みんなに伝えさせてもらった」。シーズンは始まったばかりなのに危機感たっぷり。新監督が早くも正念場に立たされている。
1回、先制されベンチでさえない表情の矢野燿大監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
■初めて「1番」で出場した阪神の「D1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)
「しっかり塁に出ることが一番大事。状況に応じて仕事をしないといけないと思っていた
■打順の組み替えについて阪神・清水雅治ヘッドコーチ
「監督、バッティングコーチと相談していきます」
■ 3回の守備で中谷将大内野手が打球を弾き、さらに悪送球した失策について阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ
「捕球ミスした後の送球がいらなかった。エラーは出るものだけど、そのなかでもう 1つ出ると、ビジターなので流れが(悪くなる)ね」
◇データBOX◇
◎…開幕から 8試合連続 3得点以下は1959年の 7試合を上回る球団ワースト記録。ちなみに開幕からでなければ、71年に18試合連続がある。
◎…開幕から 8試合連続 1桁安打は63、91年の 7試合を更新する球団ワースト記録。
阪神のスタメンは以下の通り。
1 (中) 近本光司外野手(24=大阪ガス)
2 (遊) 北條史也内野手(24)
3 (右) 糸井嘉男外野手(37)
4 (三) 大山悠輔内野手(24)
5 (左) 福留孝介外野手(41)
6 (一) 中谷将大外野手(26)
7 (二) 糸原健斗内野手(26)
8 (捕) 梅野隆太郎捕手(27)
9 (投) 岩貞祐太投手(27)
5回表阪神無死 2、 3塁、代打・上本博紀内野手は中前2点適時打を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神が上本博紀内野手の今季初タイムリーで 2点をかえした。 0- 4で迎えた 5回先頭の糸原、梅野の連打に相手失策がからみ無死 2、 3塁のチャンス。岩貞の代打で登場した上本が、外角に入った床田のチェンジアップをとらえて中前2点適時打を放った。
3日巨人戦以来のヒットが今年初のタイムリー。中盤に点差を縮める貴重な一打となった。
5回阪神無死 1、 3塁、 1走梅野隆太郎捕手は代打上本博紀内野手の中前適時打で生還する、左は 3走糸原健斗内野手、右は次打者近本光司外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
左足薬指を骨折しながら出場を続ける梅野隆太郎捕手が、ド根性の 3安打を放った。 3回無死 1塁、床田の直球をとらえて、チーム初安打となる左前打を放った。 5回無死 1塁では得点機を広げる内野安打を放ち、 7回にも左前打と 3打数 3安打。
「次の試合に生きてくる部分はあると思うので、自分のやるべきことに関しては結果が出てよかったかなと思います」。チーム 7安打中、約半分の安打を放って奮闘した。
7回表阪神無死、梅野隆太郎捕手は左前打を放ち「猛打賞」=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
2日の巨人戦(東京ドーム)の走塁で負傷し、 1試合チームを離れたが5日に再合流。この日は 7回守備から途中交代したが、痛みをこらえて連日気持ちのこもったプレーを見せている。試合は投手陣が「4本塁打」を浴び、10失点で完敗した。「また明日の試合があるので、 1勝 1敗で来ているので、なんとか勝ち越せるように」。週明け 9日からはいよいよ甲子園で 6連戦(対DeNA、中日)を戦える。白星をつかんでホームに帰りたい。
近本光司外野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
開幕から「2番中堅」でフル出場してきた阪神「ドラフト1位」ルーキーの近本光司外野手が初の「1番」に起用された。
5回に犠打を決めたが、投手交代の絡みもあり、プロ初の途中交代となった。「しっかり塁に出ること。状況に応じてしっかり仕事をすることを考えていました」。準備を整えゲームに臨んだが、結果は 2打数無安打。矢野監督は打順変更について「いろいろ考えがある。これから何がいいのか探す部分でもある」と話した。
3回裏広島一死 1塁、岩貞祐太投手は鈴木誠也外野手に「左越え2点本塁打」を被弾し悔しい表情を見せる=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
阪神先発の岩貞祐太投手が 4回 6安打 4失点(自責 3)で降板した。 2回に四球で走者を背負い、味方の失策がからみ先制を許した。 3回には一死 1塁から「4番」鈴木に高めに入った変化球を左翼スタンドへ運ばれた。
「追い込んでからの決め球を決めきれず、詰めの甘さが失点につながってしまいました。常にランナーを背負う投球になってしまい、昨日のいい流れを生かすような投球ができず、チームに申し訳ないです」とコメントした。初登板した 3月30日のヤクルト戦では、 7回途中 1安打無失点の好投で「勝利投手」に。この日は思い通りの投球がなかなかできず、開幕連勝とはならなかった。
※ 4月 7日の予告先発は、広島・九里亜蓮投手(27=亜細亜大學OB)ー阪神・西勇輝投手(28=オリックス)です。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
2019年 公式戦 日程と結果(05月)
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