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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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武藤敬司、初甲子園で豪快始球式!糸井が先制2点打!藤川が貫禄の9戦連続無失点!-1

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プロレスラー武藤敬司氏(56)が始球式に登場し、豪快な投球とおなじみのポーズで球場を沸かせた。ものまね芸人神奈月氏(53)とともに、W武藤で甲子園に“リングイン”。右腕をしならせてマウンドに上がると、ワインドアップから外角高めへのノーバンド投球を披露した。投げ終わると代名詞の「プロレスLOVE」ポーズで満員の観客を沸かせた。少年野球時代は主将を務めて「エースで4番」だったといい、聖地に感動していた。

阪神が初回、糸井嘉男外野手(37)、ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス )の適時打で 3点を先制。広島は 2回に安部友裕内野手(34)の適時打で 1点を返し、 3回に松山竜平内野手(33)の適時打で追いついた。阪神は 4回、糸原健斗内野手(26)の「1号3ラン」で勝ち越し。 5、 6回は両軍 1点ずつを取り合い、阪神が 8- 5とリードして終盤に入った。阪神は連勝で広島、DeNAをかわして「2位」に浮上。広島は今季ワーストを更新する「7連敗」で、借金「1」となった。阪神島本浩也投手(26)が「2勝」目、ラファエル・ドリス投手(31)が「17セーブ」、広島アドゥワ誠投手(20)が「4敗」目。「2位」・広島とは「0.5ゲーム」差で、勝てば「2位」浮上となる一戦で虎打線がキバをむいた。

ジェフリー・マルテ内野手は 2安打 1打点で 2試合連続のお立ち台に上がった。ジェフリー・マルテ内野手が家族の前で、攻守で活躍した。初回、糸井の先制打に続いて3点目をたたき出す右中間適時 2塁打。 1塁守備でも果敢なダイブで 1 2塁間への安打性の打球を何度も止め、投手を救った。先頭の「ドラフト1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)が右前打で出塁すると、続く糸原も右前打で 1、 3塁の好機。若虎の作ったチャンスに、ベテランの糸井が打席に立った。迎えた 7球目、 126キロチェンジアップを右中間に運んだ。 1走・糸原まで生還する貴重な 2点 2塁打で、青柳晃洋投手(25)を強力援護だ。 2試合連続でお立ち台に上った。母のルイサさんと娘のブリスネイちゃんが観戦に訪れ、笑顔だった。

糸原健斗内野手が値千金の「勝ち越し3ラン」を放った。 3- 3の同点で迎えた 4回。一死から「8番」木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)、代打鳥谷敬内野手(38)の連打で 1、 2塁の得点機。二死となって打席に入った主将がカウント 1- 2からの 4球目、広島先発アドゥワが投じた内角直球を完璧に捉えた。打球は弾丸ライナーで阪神ファンの待つ右翼スタンドに突き刺さった。18年 6月22日広島戦(甲子園)以来の「今季1号」。初回に 3点を先制するも、先発青柳が踏ん張れず同点とされた。重苦しい空気が漂う中で、主将の1発がチームの、球場の雰囲気を一変させた。お立ち台で糸井嘉男外野手が糸原健斗内野手を絶賛した。自身の好調の秘訣(ひけつ)を明かすと、糸原は直前の代打鳥谷に感謝した。「2位」広島に連勝し、「同率3位」だったDeNAが敗れたため、 6月 6日以来 1カ月ぶりに「2位」に浮上。反攻ムードは高まった。巨人の背中を「7.5ゲーム」差で追う!負ければ「4位転落」の可能性があった一戦で、 3カードぶりの勝ち越しを決めた。主将としてたくましく成長した。決して、あきらめない。首位・巨人との「7.5ゲーム」差をここから詰めにいく。

糸井嘉男外野手が先制パンチとなる「2点適時2塁打」を放った。初回、「1番」近本、「2番」糸原の連打で無死 1、 3塁の先制機で広島先発アドゥワのチェンジアップを左中間に運んだ。この後、「5番」マルテにも適時打が飛び出し、初回に幸先よく 3点を先制した。先制打の糸井は頼もしくコメントした。続いた 5日の広島戦(甲子園)でも試合を決める 2点適時打を放ってヒーローとなった糸井。本塁打を放って同じくお立ち台に上がったマルテと連日の活躍で、先発青柳に援護点をもたらした。矢野監督も目を細めた。

鳥谷敬内野手が 5月31日広島戦(マツダスタジアム)以来、約 1カ月ぶりの安打で糸原の勝ち越し弾へ流れを呼び込んだ。粘って粘ってもぎ取った。 3- 3の 4回。一死から「8番」木浪が安打で出塁し、「2番手」島本に代わって「代打鳥谷」がコールされた。広島先発アドゥワに対し、カウント 2- 2から 4球連続ファウル。高め直球から低めチェンジアップまで、食らいついた。フルカウントからの10球目。外角高めに浮いた 141キロ直球にバットを合わせた。鳥谷らしい、逆らわないバットコントロールで打球を左翼前に運んだ。代打で 7戦 7打席ぶりの安打。試合後の本人は言葉少なでも、ベテランの一打を待ち望んだ甲子園は一気にボルテージを上げ、糸原の「勝ち越し3ラン」まで突き進んだ。矢野監督はベテランの一打にねぎらった。背番号「1」の存在が、チームをさらなる上昇に導いていく。

近本光司外野手が今季 8度目の「猛打賞」で復調をアピールした。初回は先頭で右前打を放ち、先制点の流れを作った。充実の仕事っぷりに胸を張った。 1回先頭で広島先発・アドゥワの 122キロを捉える右前打を放ち、糸井の 2点打で先制のホームを踏んだ。 2点差に詰め寄られた 6回先頭では一岡竜司投手(28)から中前に弾き返し、「今季19盗塁」目を成功。セ・リーグトップの中日・大島洋平外野手(33)に「1」差とし、再び糸井の適時打につなげた。 8回には中前打をマークし、 6月 5日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、23試合ぶり今季 8度目の「猛打賞」で打率も「0.267」まで上昇させた。 6月は「月間打率1割7分9厘」と苦しんだが、 7月になって調子を戻し笑顔でクラブハウスに向かった。矢野監督は目を細め、近本もうなずいた。 6月の不振を乗り越え、韋駄天の勢いが再び加速し始めた。

俊介外野手(31)が 6日、今季初めて 1軍に昇格した。 9回に右翼の守備に就き、初出場した。前日 5日の広島戦で 6回 1失点と好投し、「3勝」目をあげた岩田稔投手(35)が登板機会がないため、抹消された。岩田に代わって出場選手登録。ここまで 2軍で50試合に出場し、「打率2割8分5厘、1本塁打、12打点」だった。チャンスを得た31歳は 2軍生活を振り返り力を込めた。

リフレッシュ明けの梅野隆太郎捕手が、好リードで連勝に導いた。休養で前日 5日広島戦を欠場し、 2試合ぶりの先発マスク。先発青柳は 3失点を許したが、その後 5人の救援陣でリードを守った。 5回には中押しの犠飛も放ち、バットでも貢献した。

2番手で登板した島本浩也投手が好救援で今季「2勝」目をマークした。先発青柳の降板を受けて、 4回途中でマウンドに上がると 9球で打者 2人を切った。島本が勝負どころを抑えきり、今季「2勝」目を手にした。先発青柳の後を受け、 3- 3の 4回一死 1塁で登板。アドゥワをバントミスで空振り三振、代打・菊池涼介内野手(29)を左飛に仕留めて流れを呼び込み、 4回の糸原の「3ラン」で白星が転がり込んだ。 2/3回を無安打無失点と完璧に任務を全うし頼もしかった。

藤川球児投手(38)が 7回を完全投球で締め、 9試合連続の無失点投球となった。西川龍馬内野手(24)、坂倉将吾外野手(21)を打ち取った後、鈴木誠也外野手(24)をストレートで見逃し三振。中盤まで互いに点を取り合う展開を変える好投を見せ貫禄のマウンドを振り返った。自身13年ぶりとなる「2年連続20ホールド」以上に王手。さらにあと 4回 2/3を「自責0」で、生涯防御率が目標とする 1点台に突入する。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 8- 5広島>◇第14回戦◇阪神 7勝 7敗 0分◇ 6日◇阪神甲子園球場

 プロレスラー武藤敬司(56)が始球式に登場し、豪快な投球とおなじみのポーズで球場を沸かせた。

 ものまね芸人神奈月(53)とともに、W武藤で甲子園に“リングイン”。右腕をしならせてマウンドに上がると、ワインドアップから外角高めへのノーバンド投球を披露した。投げ終わると代名詞の「プロレスLOVE」ポーズで満員の観客を沸かせた。

 始球式を行った武藤敬司氏=阪神甲子園球場

 初めて訪れたという甲子園での始球式に武藤は「(捕手まで)遠く感じたけど気持ちよかった」と大満足の様子。少年野球時代は主将を務めて「エースで4番」だったといい、聖地に「土の感じと芝の感じがいい。生き生きしている」と、感動していた。

 始球式を終えポーズを決める武藤敬司氏=阪神甲子園球場

 

 阪神が初回、糸井、マルテの適時打で 3点を先制。広島は 2回に安部の適時打で 1点を返し、 3回に松山の適時打で追いついた。

 阪神は 4回、糸原の「1号3ラン」で勝ち越し。 5、 6回は両軍 1点ずつを取り合い、阪神が 8- 5とリードして終盤に入った。

 阪神は連勝で広島、DeNAをかわして「2位」に浮上。広島は今季ワーストを更新する「7連敗」で、借金「1」となった。

 阪神島本が「2勝」目、ドリスが「17セーブ」、広島アドゥワが「4敗」目。

 勝利のハイタッチを交わす阪神ナイン=阪神甲子園球場

 阪神は 6日、広島戦(甲子園)で 1回にいきなり 3点を先制。前日 5日に決勝の 2点 2塁打を放った糸井嘉男外野手(37)が、またしても先制の 2点打で試合の主導権を握った。

 「初回からたくさん走ってバテました。まだまだこれから青柳を援護できるように頑張ります」

 先頭の「ドラフト1位」・近本(大阪ガス)が右前打で出塁すると、続く糸原も右前打で 1、 3塁の好機。若虎の作ったチャンスに、ベテランの糸井が打席に立った。迎えた 7球目、 126キロチェンジアップを右中間に運んだ。 1走・糸原まで生還する貴重な 2点 2塁打で、青柳を強力援護だ。

 大山は中飛に倒れるも、マルテも続いた。初球の 142キロを右中間へ。糸井が悠々とホームを踏み、この回 3点目。 1回から甲子園に「六甲おろし」が鳴り響いた。阪神が 1回に 3点を奪うのは、 6月19日の楽天戦(甲子園)以来。「2位」・広島とは「0.5ゲーム」差で、勝てば「2位」浮上となる一戦で虎打線がキバをむいた。

 

 ヒーローインタビューで笑顔を見せる糸原健斗内野手(左)とジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

 ジェフリー・マルテ内野手が家族の前で、攻守で活躍した。初回、糸井の先制打に続いて3点目をたたき出す右中間適時 2塁打。 1塁守備でも果敢なダイブで 1 2塁間への安打性の打球を何度も止め、投手を救った。

  2試合連続でお立ち台に上り「最高です。きょうは特別な日。家族は特別な存在ですから。また 1日 1日勝利に貢献できるように頑張りたい」と母ルイサさん、愛娘のブリスネイちゃんらに囲まれ、笑顔で引き揚げた。

 家族の出迎えに笑顔をみせるマルテ内野手。左から母ルイサさん、娘ブリスネイちゃん=阪神甲子園球場

 マルテは 2安打 1打点で 2試合連続のお立ち台に上がった。「チャンスをものにするためにやっているので、ポジティブな結果になってよかったよ」。 1回一死 2塁で右中間適時 2塁打。 3回にも左前打を放ち、 6試合ぶりのマルチ安打を記録した。母のルイサさんと娘のブリスネイちゃんが観戦に訪れ、「家族に支えてもらいながら(プレー)できたのは自分にとっても家族にとってもよかった」と笑顔だった。

 

 4回裏阪神二死 1、 2塁、右越え3点本塁打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 糸原健斗内野手が値千金の「勝ち越し3ラン」を放った。

  3- 3の同点で迎えた 4回。一死から「8番」木浪、代打鳥谷の連打で 1、 2塁の得点機。二死となって打席に入った主将がカウント 1- 2からの 4球目、広島先発アドゥワが投じた内角直球を完璧に捉えた。打球は弾丸ライナーで阪神ファンの待つ右翼スタンドに突き刺さった。18年 6月22日広島戦(甲子園)以来の「今季1号」。糸原は「ホームランバッターではないですが、大事な場面でうまく打つことができて良かったです」とコメントした。

 初回に 3点を先制するも、先発青柳が踏ん張れず同点とされた。重苦しい空気が漂う中で、主将の1発がチームの、球場の雰囲気を一変させた。

  4回、「3点本塁打」を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 お立ち台で阪神糸井嘉男外野手が糸原健斗内野手を絶賛した。自身の好調の秘訣(ひけつ)を「やっぱり糸原がいい働きしてるんで、それにつられてます」と明かすと、糸原は「最高の褒め言葉です」と照れた。

 また糸原は「鳥谷さんが粘ってヒット打ってチャンスメークしてくれたので、絶対打ってやるという気持ちで打ちました」と直前の代打鳥谷に感謝した。

 4回裏阪神二死 1、 2塁、糸原健斗内野手は「左越え3点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 阪神が 7戦ぶりの「2桁安打」で広島に打ち勝ち、 1週間で借金生活を脱出した。 3- 3の 4回に糸原健斗内野手の「1号3ラン」で勝ち越し、14安打 8得点で振り切った。「2位」広島に連勝し、「同率3位」だったDeNAが敗れたため、 6月 6日以来 1カ月ぶりに「2位」に浮上。反攻ムードは高まった。巨人の背中を「7.5ゲーム」差で追う!

◇    ◇    ◇

 バチッと真芯で捉えた。糸原が放った低弾道のライナーが、右翼ポール際スタンドに突き刺さる。着弾を見届けると右拳をグッと握った。待望の今季「1号」は「勝ち越し3ラン」。ゆったりとダイヤモンドを回り、ベンチに戻るとナインから祝福の嵐を浴びた。プロ 3年目で「通算3本」。その全てが甲子園で、お立ち台ではそのデータを素直に喜んだ。

 お立ち台でポーズを取る糸原健斗内野手(左)、ジェフリー・マルテ内野手(中央)、糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 「本拠地で打てるのは最高です。ホームランバッターではないですが、大事な場面でうまく打つことができて良かったです」

 鋭い一振りだった。 3- 3の 4回だ。一死から木浪が左前打で出て、代打鳥谷も続き、二死 1、 2塁。アドゥワの 4球目、内角低めにきた 144キロ直球にアジャストした。体の前で完璧に捉え、甲子園に歓喜の渦を巻き起こした。

 26歳のキャプテンは存在感でチームを鼓舞する。守備ではマウンドに足を運んで投手を激励するシーンも多々ある。 2遊間を組む木浪が「自分がマウンドに行こうと思ったタイミングで、先に糸原さんがマウンドに行ってくれているときもある」と証言するほど、投手の心を思いやる。周囲がよく見えているから、気遣いができる。

 4回裏阪神二死 1、 2塁、右越えの「勝ち越し3点本塁打」を放ち生還した鳥谷敬内野手(左)とタッチを交わす糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 この日の糸原は初回に右前打で先制機を広げ、 3回にも先頭で左前打を放って今季 3度目の「猛打賞」。その躍動につられるように、猛虎打線は奮闘した。 6月26日の近畿地方梅雨入り後初となる「2桁、14安打」をマークし、投手陣を助けた。広島に連勝して、「単独2位」に浮上。何より借金を返済して「勝率5割」に戻したのが大きい。「7.5」差で追う首位巨人の背中を見据え、糸原は「勝つことだけを考えてやっている」とキャプテンシーを前面に出した。

 矢野監督は糸原の「決勝3ラン」に「いや~大きかったね。しかも3打点というね。本当に最高の形でよかったです」と絶賛。今季最多 4万6755人が集った甲子園のお立ち台でフラッシュライトを浴びた背番号「33」。左胸のCマークが誇らしく輝いた。

 4回裏阪神二死 1、 2塁、「3点本塁打」を放ち木浪聖也内野手(左)に迎えられる糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 よっしゃ! 2位や! 阪神は広島に 8- 5で勝利。 4回、糸原健斗内野手の「今季1号3ラン」で乱打戦を制した。DeNAも負け、「単独2位」に浮上。首位・巨人とは「7.5ゲーム」差も勝負はここからだ。頼れる主将が宿敵の背中を追って、捕まえ、抜く!

 苦しいときこそ、主将が頼りになる。くるっと回転して放った白球は赤い壁をぶち破り、真っ黄色の右翼席に消えた。決勝の「1号3ラン」を放った糸原は、思わず右拳を突き上げた。ノーガードのどつき合いを制し、力強く、「2位」に浮上した。

 「うまく体が反応してくれました。本拠地で打てるのは最高です」

  1回に 3点を先制するも、先発・青柳が乱れ、同点にされた。読めない流れの中、 4回一死。「ドラフト3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)、代打・鳥谷の連打などで二死 1、 2塁とし、糸原が打席に立った。「鳥谷さんが粘ってヒット打ってチャンスメークしてくれたので、絶対打ってやろうと」。 4球目、内角直球に反応した。 175センチの身長から放たれた白球は、右翼ポール際へ一直線-。殊勲のアーチで、「勝率5割」に復帰した。

 4回、値千金の3ランを放った糸原健斗内野手。主将が感情をあらわにした=阪神甲子園球場

 「久々すぎて、ちょっと照れちゃいました」

 2018年 6月22日の広島戦以来、 379日ぶりのアーチ。「プロ通算3発」とも、すべて甲子園だ。ともにお立ち台に立った糸井から「糸原がいい働きしてるので、それにつられています」と見つめられると、糸原も「最高の褒め言葉です」と照れ笑いで返した。

  1回無死 1塁では右前打で一挙 3得点を演出。 3回無死でも左前に運び、今季 3度目の「猛打賞」。近本との「1、2番コンビ」が躍動すれば猛虎打線はもっと厚みを増す。

 今季から胸に刻むCのマーク。「まずは自分のこと」と強調するが、その自覚はしっかりとグラウンドの上にあらわれている。 5月 5日のDeNA戦(甲子園)。 2年目左腕の高橋遥の今季初マウンドだったが、 3失策に野選が絡み失点。守乱に、浮足立つ若虎…。そんなとき、すっと声をかけたのが糸原だった。 3失策目が出たとき、誰よりも早くタイムを取ってマウンドへ向かった。

 「(アウトを)ひとつずつ取れるように、頑張れ」

 騒然とする甲子園で、糸原だけが冷静だった。高橋遥も「“あっぷあっぷ”していたので、きてもらって楽になりました。とてもありがたいです」と頭を下げる。プロ 3年目だが社会人も経験した26歳が中心にいる。だから、虎は折れない。

 糸原健斗内野手の「3ラン」で、この盛り上がり。 1日早い、七夕祭だ=阪神甲子園球場

 昨秋、主将を託した矢野監督もうなるしかない。「最高の形で。しかも 3打点というね」。 1塁への全力疾走や練習、野球に対する姿勢。チームを背負う姿を見守ってきた。「どんどん成長してほしい」。誰もが発展途上。常に前を向き、力強く上昇するしかない。

 「出塁とか自分の役割をしっかり意識して。一戦一戦、勝つことだけを考えているので。またあしたから頑張ります」

 負ければ「4位転落」の可能性があった一戦で、 3カードぶりの勝ち越しを決めた。主将としてたくましく成長した。決して、あきらめない。首位・巨人との「7.5ゲーム」差をここから詰めにいく。

■糸原健斗内野手について濱中治打撃コーチ

 「今年一番の当たり。インコースを攻められて、狙ったというかね。いいところで打ってくれました」

◇データBOX◇

◎…阪神の「2位」は 6月 6日以来。「勝率5割」は 6月29日以来。

◎…「チーム2桁安打(14安打)」は 6月23日の西武戦(甲子園)の13安打以来、 7試合ぶり。

 

 1回裏阪神無死 1、 3塁、右中間をやぶる走者一掃の「先制適時2塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が先制パンチとなる「2点適時2塁打」を放った。

 初回、「1番」近本、「2番」糸原の連打で無死 1、 3塁の先制機で広島先発アドゥワのチェンジアップを左中間に運んだ。この後、「5番」マルテにも適時打が飛び出し、初回に幸先よく 3点を先制した。

 先制打の糸井は「初回からたくさん走ってバテました。まだまだ、これから青柳を援護できるように頑張ります」と頼もしくコメントした。

 1回裏阪神無死 1、 3塁、右中間をやぶる走者一掃の「先制適時2塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 続いたマルテは「毎打席自分のスイングを心掛けている中で、良いスイングをする事ができた。自分にとってもチームにとっても、ポジティブな結果になって良かった」と振り返った。 5日の広島戦(甲子園)でも試合を決める 2点適時打を放ってヒーローとなった糸井。本塁打を放って同じくお立ち台に上がったマルテと連日の活躍で、先発青柳に援護点をもたらした。

  6回、糸井嘉男外野手は適時打を放ち、このポーズ。フォークを打った!?=阪神甲子園球場

 糸井が今季 7度目の「猛打賞」。 1回無死 1、 3塁で右中間を破る先制の 2点 2塁打。 4回二死で左前打、 6回一死 2塁では右前適時打で、鯉を突き放した。 2日連続のお立ち台では「最高です。勝ったので、ベリーグッドです」と破顔一笑。「打率0.304」まで上昇し、矢野監督も「嘉男もいいところで打ってくれていますので」と目を細めた。

 

※武藤敬司、初甲子園で豪快始球式!糸井が先制2点打!藤川が貫禄の9戦連続無失点!-2に続く!

 

 

 

 

 

 

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