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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神先制も巨人岡本22号2ランで逆転…1回にソラーテの中犠飛で先制!福留が今季4度目の猛打賞!1

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「首位」巨人が「4位」阪神と対戦。阪神は初回にヤンハービス・ソラーテ内野手(32=前マーリンズ傘下3A)の犠飛で先制も、巨人岡本和真内野手(23)「2ラン」で逆転される。阪神は 1回にソラーテの犠飛で 1点を先制。先発高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)は 3回まで 2安打無失点。巨人先発の桜井俊貴投手(25)は 3回まで 5安打 1失点。巨人は 4回に岡本和真内野手(23)の「22号2ラン」で逆転した。先発桜井は 6回まで 6安打 1失点。阪神高橋遥は 6回まで 4安打 2失点。巨人は 7回途中から継投で反撃をかわし「2連勝」。先発桜井は「7勝」目を挙げた。阪神は初回に挙げた 1点のみで連勝を逃した。巨人ルビー・デラロサ投手(30=ダイヤモンドバックス3A)が「3セーブ」、阪神高橋遥人が「5敗」。「4番」の一振りで勝負を決めた。巨人岡本和真内野手(23)が逆転の「22号2ラン」を放ち、チームを勝利に導いた。 1点を追う 4回一死 1塁、阪神高橋遥人の直球を右中間席に運んだ。12日からの広島 3連戦を終え、帰京予定だった15日は台風10号の影響で交通機関がストップし、広島に延泊。この日の早朝に新幹線で移動する強行日程をはね返した。「2位」広島との差は「4.5ゲーム」で、最短20日に「優勝マジック」が点灯する。魅力たっぷりの謎多き「4番」の活躍に、原監督も常識をも超えたスケールの大きさに、表現する言葉が見つからなかった。

高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)が16日の巨人戦(東京ドーム)に先発。 3回まで無失点としていたが、 4回に岡本に「逆転2ラン」を献上した。 1- 0の 4回。先頭の坂本勇人内野手(30)に左前打を許して無死 1塁。丸佳浩外野手(30)は空振り三振に仕留めて一死としたが、続く岡本にやられた。 1ボールからの 2球目、内角低めに投げようとした 149キロ直球が真ん中に入ると、迷わず振り抜かれた。打球はぐんぐん伸びて右中間席へ着弾。痛恨の「逆転2ラン」と被弾し、険しい表情で額の汗をぬぐった。岡本に対しては今季これまで 6打席の対戦で 1安打 3三振と抑えこんできたが、悔しい一発となってしまった。それでも前向きだった。 7回 4安打 2失点とゲームを作った。 113球。淡々と試合を組み立てた。ヒットを打たれても、抑えても表情を変えず、マウンドで腕を振った。だが打線の援護に恵まれず「5敗目(2勝)」を喫した。 7回表は先頭で打席が巡ってきた。続投か、交代か-。福原忍投手コーチ(42)に背中を押され、打席に向かった。指揮官は続投の理由を説明。 7回でも 149キロを計測するなど、期待に応える投球だった。捕手梅野にも感謝だった。勝ちゲームに等しい投球だったが敗戦投手になった。感情を表に出すことなく、悔しさを押し殺して次戦に向かう。

「キナチカ」が「チカキナ」で復活した。阪神「ドラフト3位」木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が初めて「2番」起用された。「ドラフト1位」近本光司外野手(24=大阪ガス)との「1、2番コンビ」結成は開幕 4戦目の 4月 2日巨人戦(東京ドーム)以来。前回は「1番」木浪、「2番」近本の並びだったが、順番が入れ替わっても対応した。 1点を追う 5回無死 1塁では初球からバスターエンドランを敢行。 2ゴロで 1塁走者を 2塁に進め、「強打の2番」に成長する可能性も感じさせた。矢野燿大監督(50)は「2番」木浪について評価した上で期待。今後「チカキナ」が定着する可能性もありそうだ。

ヤンハービス・ソラーテ内野手(32)が 2試合ぶりにスタメン復帰し、先制の中犠飛を放った。ヤンハービス・ソラーテ内野手は低空飛行が続く。 1回こそ一死満塁で中堅へ先制犠飛を放ったが、 3回は一死 1、 2塁で空振り三振。 8回も無死 1、 2塁で 2ゴロに倒れ、肝心な一打が出なかった。左打席は「37打数6安打」で「打率1割6分2厘」。シーズン佳境も不安要素が消えない。 1回一死から「D3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)が右翼線へ安打。福留孝介外野手(42)も右前打で続いて 1、 3塁とすると、ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス )が四球を選んで満塁に。 2試合ぶりのスタメン出場となった助っ人が先制点をたたき出した。カウント 1- 1から 3球目、 145キロをフルスイング。打球は高々と上がり、中堅への飛球に。 3走・木浪がヘッドスライディングで生還し、 1- 0とした。

福留孝介外野手が16日、 7月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 4度目の猛打賞を記録した。東京ドームに乗り込んで、燃えた。真夏の勝負どころで、状態があがってくればこれ以上頼もしい男はいない。福留が一人気を吐く 3安打で、反骨心を示した。ベテランが「全打席出塁&猛打賞」と奮闘した。 1回一死 1塁の第 1打席で右前打を放ち、先制機をお膳立てすると、 3回一死でも中前打を放って好機を演出した。 5回一死 2塁では四球を選んで出塁。きわめつけは 8回先頭の第 4打席だ。初球にバントの構えを見せて揺さぶりをかけると、カウント 2- 2からの 6球目。 139キロ外角直球を振り抜いた打球は、 2塁への高いバウンドのゴロに。全力疾走で 1塁へ駆け抜け、内野安打をもぎとった。 1回一死 1塁から、今季苦しめられている先発・桜井の外角低めチェンジアップをとらえて、しぶとく 1、 2塁間を破った。マルテが四球を選び、満塁でソラーテの先制犠飛につなげた。 3回一死走者なしでは変化球を中前へ運び、 8回先頭ではボテボテの 2塁へのゴロに大激走。42歳が風のように 1塁を駆け抜けて、内野安打をもぎとった。肩で息をするところに代走・植田海内野手(23)が出されてお役御免となったが、 7月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、出場13試合ぶり今季 4度目の「猛打賞」。左足首を負傷した糸井を欠くなか、ベテランが必死に打線を引っ張った。残り32試合、チームが苦しいときこそ打席に立ち続ける覚悟はできている。反攻の中心には背番号「8」がいる。

阪神「4番」ジェフリー・マルテ内野手は勝負どころで凡退した。 1点を追う 5回一死 1、 2塁で桜井のカットボールを引っ掛けて 3塁併殺打に倒れた。つなぎの打撃はこなしても、かえす打撃はまだすごみが出ない。「得点圏打率2割2分9厘」が物足りなさを物語っている。

笛吹けど…。阪神は首位巨人との 3連戦初戦で 1- 2と競り負けた。矢野燿大監督は 7回、好投の高橋遥人投手を打席に立たせて続投。野手陣の奮起を促したが、 8回一死 1、 3塁の同点機で大山は最悪の 3ゴロ併殺に終わった。クライマックスシリーズ(CS)出場圏内へ、虎よ、今こそ必死さを、執念を見せてくれ!大山悠輔内野手(24)が敗戦の責任を受け止めた。 1点を追う 8回は一死 1、 3塁で打席へ。だが、大竹寛投手(36)の内角シュートに詰まらされ、 3塁への併殺打に倒れた。勝敗が決する分岐点になっただけに猛省。同点犠飛も打てず。試合前まで得点圏打率は「3割2分8厘」と上々だったが、 1、 3回のチャンスも凡退し、精彩を欠いた。思いを込めタクトを振っても、大山と、かえすべき男たちに響かなかった。17日以降も響いてくれなくては、もう後がない。

岩崎優投手(28)は登板10試合連続無失点と抜群の安定感を誇る。 1点ビハインドの 8回に登板。一死から「2番」坂本勇に四球を与えたが、「3番」丸、「4番」岡本を難なく仕留め、これで「10試合連続無失点」。 5月にインフルエンザでの離脱もあったが、ここまで29試合に登板して「2勝0敗、防御率0.79」と安定した投球でブルペン陣を支えている。 7月24日DeNA戦で失点して以来、無失点投球が続いている。

17日巨人戦(東京ドーム)に先発する西勇輝投手(28=オリックス)が平常心の投球でチームに勝ちを呼び込む。17日に先発する西は16日、キャッチボールやダッシュなどで調整。15日の投手指名練習のときには意気込んでいた。後半戦は 4試合に登板し、いずれもチームは勝利。自身も「2勝」を挙げ、好調キープだ。チーム単独トップの「6勝」目を狙う。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 2- 1阪神>◇第17回戦◇阪神 6勝11敗 0分◇16日◇東京ドーム

 「首位」巨人が「4位」阪神と対戦。阪神は初回にソラーテの犠飛で先制も、巨人岡本「2ラン」で逆転される。

  4回、高橋遥人投手のもとへ集まる内野陣=東京ドーム

 阪神は 1回にソラーテの犠飛で 1点を先制。先発高橋遥は 3回まで 2安打無失点。巨人先発の桜井は 3回まで 5安打 1失点。

 巨人は 4回に岡本の「22号2ラン」で逆転した。先発桜井は 6回まで 6安打 1失点。阪神高橋遥は 6回まで 4安打 2失点。

 巨人は 7回途中から継投で反撃をかわし「2連勝」。先発桜井は「7勝」目を挙げた。阪神は初回に挙げた 1点のみで連勝を逃した。

 巨人デラロサが「3セーブ」、阪神高橋遥人が「5敗」。

  4回裏巨人一死 1塁、岡本和真内野手は右越えに逆転2点本塁打を放った=東京ドーム

 「4番」の一振りで勝負を決めた。巨人岡本和真内野手が逆転の「22号2ラン」を放ち、チームを勝利に導いた。

  1点を追う 4回一死 1塁、阪神高橋遥人の直球を右中間席に運んだ。12日からの広島 3連戦を終え、帰京予定だった15日は台風10号の影響で交通機関がストップし、広島に延泊。この日の早朝に新幹線で移動する強行日程をはね返した。「2位」広島との差は「4.5ゲーム」で、最短20日に「優勝マジック」が点灯する。

◇    ◇    ◇

 岡本は「左やったら、一番速いです」とマークする高橋遥の直球に狙いを絞った。 1点を追いかける 4回一死 1塁。 1ボールからの 149キロの直球だった。内寄りのボールに体をやや右側に傾け、しっかり距離を取って、右中間席に「22号逆転2ラン」をぶち込んだ。「来たボールに素直に。芯ではなかったんですけど、いい感じでボールをとらえられて、しっかり押し込めた」と冷静に分析した。

 ヒーローインタビューを終えた、左から巨人岡本和真内野手、先発で今季7勝目を挙げた桜井俊貴投手、大竹寛投手はファンの子供たちとバンザイ=東京ドーム

 強行日程もプラスに変えた。帰京予定だった15日、台風10号の影響で交通機関が乱れ、広島に延泊。遠征地での休養日を余儀なくされた。「前日から分かってたので。起きたら12時くらいで、ホテルの部屋でYouTubeを見たり、ゆっくりした」と休養に充てた。夜は元木コーチ、若林、増田大、山本、北村とともに焼き肉で栄養補給。早朝の約 4時間の新幹線移動も爆睡で体調を整えた。

 夏場でも「いっぱいご飯を食べられる」と胸を張る食欲旺盛な主砲は、頭の中から「疲れた」のワードを消し去った。昨季は 8月に月間最多の「8本塁打」。今季もすでに「5本塁打、16打点」を稼ぐ。「『疲れた』って単語が頭の中にないから、僕は疲れないんです」。本音なのか、冗談なのかは謎。ただ、数字は明らかで、 8月は本塁打、打点ともに今季の月間最多だった 4月の「7発、18打点」を更新するペースで積み上げる。

 魅力たっぷりの謎多き「4番」の活躍に、原監督も「(状態については)よく分かりませんね。まだ彼は途上の人。これからどんなに大きくなるか、僕自身も想像ができない人ですから。測ることはできませんね」と常識をも超えたスケールの大きさに、表現する言葉が見つからなかった。「まだまだ、頑張ります」。勝負の 8月、「岡本の夏」が到来した。

 

 阪神先発の高橋遥人投手=東京ドーム

 高橋遥人投手が16日の巨人戦(東京ドーム)に先発。 3回まで無失点としていたが、 4回に岡本に「逆転2ラン」を献上した。

  1- 0の 4回。先頭の坂本勇に左前打を許して無死 1塁。丸は空振り三振に仕留めて一死としたが、続く岡本にやられた。

  1ボールからの 2球目、内角低めに投げようとした 149キロ直球が真ん中に入ると、迷わず振り抜かれた。打球はぐんぐん伸びて右中間席へ着弾。痛恨の「逆転2ラン」と被弾し、険しい表情で額の汗をぬぐった。岡本に対しては今季これまで 6打席の対戦で 1安打 3三振と抑えこんできたが、悔しい一発となってしまった。

  4回裏巨人一死 1塁、岡本和真内野手に「右越え2点本塁打」を浴び肩を落とす高橋遥人投手=東京ドーム

 高橋遥人投手が1球に泣いた。丁寧に投げ分け、被弾を防いでいくピッチングを心掛けたが、「4番」岡本に力負けした。

  1点リードの 4回一死 1塁。 2球目 149キロ直球を捉えられた。力ある直球で押し込んだが、打球は右中間スタンド最前列に着弾。「逆転2ラン」を許し、ガックリと肩を落とした。

 それでも前向きだった。 7回 4安打 2失点とゲームを作った。 113球。淡々と試合を組み立てた。「ここ何試合か、試合を作ることができなかった。今日のよかったところは試合を作れたこと。良い点も悪い点も、すごく気づかせてもらって勉強になった」。ヒットを打たれても、抑えても表情を変えず、マウンドで腕を振った。だが打線の援護に恵まれず「5敗目(2勝)」を喫した。

  4回裏巨人一死、若林晃弘内野手の足下を強襲する打球にグラブを出す阪神高橋遥高橋遥人投手=東京ドーム

 前回 9日広島戦はメヒアに「逆転3ラン」を浴びて 7回 5失点。 2日の同戦でもバティスタに満塁弾を浴びて 5回 2/3を 7失点でKOされていた。この日も 1発に泣いたが、矢野監督は「東京ドームで本塁打を怖がっていたらバッテリーも投球にならない。バッテリーで攻めていく気持ちが出ていた」と責めなかった。

  7回表は先頭で打席が巡ってきた。続投か、交代か-。福原投手コーチに背中を押され、打席に向かった。指揮官は「下げる内容の投球じゃない。勝たせてやりたいのも、もちろんある」と続投の理由を説明。 7回でも 149キロを計測するなど、期待に応える投球だった。

 捕手梅野にも感謝だった。「打ち込まれた前回、前々回より、ストレートはよくなかった。色々なボールをうまく使ってもらって、 7回まで投げさせてもらったのは素直にうれしい」。勝ちゲームに等しい投球だったが敗戦投手になった。感情を表に出すことなく、悔しさを押し殺して次戦に向かう。

 

 「キナチカ」が「チカキナ」で復活した。阪神「ドラフト3位」木浪聖也内野手が初めて「2番」起用された。 1回一死、桜井にカウント 1- 2と追い込まれながら 146キロ直球をライナーで右前へ。「少ないチャンスだと思っていた。きっちり準備して臨めた」。

  一死満塁から「5番」ソラーテの中犠飛で先制のホームに滑り込んだ。

  1回表阪神一死、右前打を放った木浪聖也内野手=東京ドーム

 「ドラフト1位」近本との「1、2番コンビ」結成は開幕 4戦目の 4月 2日巨人戦(東京ドーム)以来。前回は「1番」木浪、「2番」近本の並びだったが、順番が入れ替わっても対応した。 1点を追う 5回無死 1塁では初球からバスターエンドランを敢行。「(2番は)いろんな状況がある。それに慣れないと使ってもらえない」。 2ゴロで 1塁走者を 2塁に進め、「強打の2番」に成長する可能性も感じさせた。

  1回表阪神一死満塁、 3走木浪聖也内野手はソラーテ内野手の中犠飛で生還しベンチのナインとタッチする=東京ドーム

 矢野監督は「2番」木浪について「内容もいい」と評価した上で「 11回ファームに行った。その中で試合に出る喜びとか悔しさとか、いろいろあると思う。レギュラーをしっかり取るまでは、そういう戦いがずっと続く。成長していってくれたら」と期待。今後「チカキナ」が定着する可能性もありそうだ。

 

  1回表阪神一死満塁、中犠飛を放ったヤンハービス・ソラーテ内野手=東京ドーム

  阪神の新外国人ヤンハービス・ソラーテ内野手は低空飛行が続く。

  1回こそ一死満塁で中堅へ先制犠飛を放ったが、 3回は一死 1、 2塁で空振り三振。

  8回も無死 1、 2塁で 2ゴロに倒れ、肝心な一打が出なかった。「最初のチャンスで点を取れて良かった。また、明日に向けてやっていく。すべてにおいて上を目指してやっていきたい」。左打席は「37打数6安打」で「打率1割6分2厘」。シーズン佳境も不安要素が消えない。

  1回表阪神一死満塁、中犠飛を放ったヤンハービス・ソラーテ内野手=東京ドーム

 ヤンハービス・ソラーテ内野手が 2試合ぶりにスタメン復帰し、先制犠飛を放った。

 「1番」近本、「2番」木浪と並ぶ新打順で「5番2塁」先発。 1回一死満塁で中犠飛を決め、「打ったのはストレート。先制のチャンスだったし、バットをコントロールしてしっかりコンタクトすることを意識して、アグレッシブに打ちにいこうと思っていたよ。初回から 1点取ることができて良かったね」と振り返った。

  1回、犠飛を放ったヤンハービス・ソラーテ内野手=東京ドーム

 阪神のヤンハービス・ソラーテ内野手が16日の巨人戦(東京ドーム)の 1回一死満塁で、先制の中犠飛を放った。

 「先制のチャンスだったし、バットをコントロールしてしっかりコンタクトすることを意識して、アグレッシブに打ちにいこうと思っていたよ。初回から 1点取ることができてよかったね」

  1回一死から「D3位」・木浪聖也内野手(ホンダ)が右翼線へ安打。福留も右前打で続いて 1、 3塁とすると、マルテが四球を選んで満塁に。 2試合ぶりのスタメン出場となった助っ人が先制点をたたき出した。

 カウント 1- 1から 3球目、 145キロをフルスイング。打球は高々と上がり、中堅への飛球に。 3走・木浪がヘッドスライディングで生還し、 1- 0とした。

 

 福留孝介外野手が16日、 7月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 4度目の猛打賞を記録した。

 ベテランが「全打席出塁&猛打賞」と奮闘した。 1回一死 1塁の第 1打席で右前打を放ち、先制機をお膳立てすると、 3回一死でも中前打を放って好機を演出した。 5回一死 2塁では四球を選んで出塁。きわめつけは 8回先頭の第 4打席だ。初球にバントの構えを見せて揺さぶりをかけると、カウント 2- 2からの 6球目。 139キロ外角直球を振り抜いた打球は、 2塁への高いバウンドのゴロに。全力疾走で 1塁へ駆け抜け、内野安打をもぎとった。

  1回、安打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 東京ドームに乗り込んで、燃えた。真夏の勝負どころで、状態があがってくればこれ以上頼もしい男はいない。福留が一人気を吐く 3安打で、反骨心を示した。

 「自分のことどうこうじゃない。自分としては状態を上げていかないと。野手の責任。点をとっていかないと」

 球場を引き揚げる横顔に悔しさをにじませたが、宿敵の本拠地との好相性は健在だ。この日の安打を加え、今季は驚異の「打率0.571(28打数16安打)」。打ちに打ちまくって、チームを鼓舞した。

  1回一死 1塁から、今季苦しめられている先発・桜井の外角低めチェンジアップをとらえて、しぶとく 1、 2塁間を破った。マルテが四球を選び、満塁でソラーテの先制犠飛につなげた。 3回一死走者なしでは変化球を中前へ運び、 8回先頭ではボテボテの 2塁へのゴロに大激走。42歳が風のように 1塁を駆け抜けて、内野安打をもぎとった。

  1回表阪神一死 1塁、福留孝介外野手は右前打を放った=東京ドーム

 肩で息をするところに代走・植田が出されてお役御免となったが、 7月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、出場13試合ぶり今季 4度目の「猛打賞」。左足首を負傷した糸井を欠くなか、ベテランが必死に打線を引っ張った。

 移動ゲームを挟み、現在 6試合連続スタメン出場中。昨年までなら猛暑のこの時期は積極的休養を挟みながら起用されていた。だが、ここが勝負どころと見極めるからこそ、男の意地を矢野監督へ伝えていた。指揮官は「孝介も『行く』ということを言ってくれているし。そういう姿勢をね、見せてくれているから。そういう部分をどんどん後ろにつなげていってくれたらいいんだけど」。だが、「3番」を務める福留が打ちに打っても、「4番」以降がしょんぼり。将は「それができなかったというのが、負けの理由だと思います」と苦虫をかみつぶすしかなかった。

  1回には右前打で先制点を演出した=東京ドーム

 残り32試合、チームが苦しいときこそ打席に立ち続ける覚悟はできている。「誰がじゃなく、(打線)全員でやっていかないといけない」と福留。反攻の中心には背番号「8」がいる。

◇データBOX◇

◎…福留は今季、東京ドームで大暴れ。「28打数16安打、打率0.571」は横浜の「18打数6安打、打率0.333」を大きく引き離してセ・リーグ球団の本拠地では抜けた数字。

◎…巨人・桜井とも相性がよく、今季は 4度対戦して「6打数5安打、打率0.833。1本塁打、1打点」で三振を奪われたことがない。

  1回表阪神一死 1塁、右前打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 42歳ベテランの闘志を見よ! 福留孝介外野手(42)が孤軍奮闘の3安打を放ったが、後が続かずに 1得点だけ。

 投手陣を援護できない状況に「全員がやらないと。野手の責任」と重く受け止めた。矢野燿大監督も「打ったらんとアカン」と打線にゲキ。糸井不在の中、志願出場を続ける福留の気迫がナインに伝わるか。「逆転CS」へこれ以上、後退は許されない。

◇    ◇    ◇

 セ・リーグ最年長が窮地に追い込まれた虎に猛ゲキを飛ばした。巨人桜井に 6安打を浴びせながら 7回途中 1得点と打線がつながらず 1点差負け。 4年目右腕に今季「3勝」を献上。力投の先発高橋遥も見殺しにした。試合後にぞろぞろと続く敗軍の列。ベンチ裏から 1人でてきた福留は目を見開いた。

 福留孝介外野手は 3回、中前打を放った。大好き東京ドームで打線を鼓舞したが…=東京ドーム

 「それは野手の責任だし、何とか点を取っていかないといけない。自分のことはどうこうじゃない。誰がじゃなく全員でやっていかないといけない」

 表情は最後まで険しいまま。言葉には怒気が含まれていた。

 体を張って結果で示した。「3番左翼」で出場すると、 1回一死 1塁の第1打席。カウント 2- 2からのチェンジアップを右翼前に運び一死 1、 3塁とチャンスを拡大。ソラーテの先制犠飛につなげた。 3回にもチェンジアップを中前へ。 5回に四球を選ぶと、 8回には左腕高木の直球を 2塁へ転がし全力疾走で内野安打をもぎ取った。 7月28日巨人戦以来となる今季 4度目の「猛打賞」。しかし「4番」マルテ以降がチャンスをつぶす。孤軍奮闘の活躍だった。

  8回表阪神無死、 2ゴロ内野安打を放ち 1塁を駆け抜ける福留孝介外野手=東京ドーム

 ベテランは悲壮な決意でグラウンドに立ち続けている。今月10日にチーム唯一の「3割打者」である糸井が左足首を痛めて出場選手登録を抹消された。矢野監督は「孝介は(糸井)嘉男もいない中で、休みをなかなか作ってやれないけど、(本人が)行くと言ってくれている」と説明する。本来なら休養を挟みながら  、先発出場するが、今は志願して先発メンバーに名を連ねる。阪神打線が苦手にする桜井にこれで 6打数 5安打の「打率8割3分3厘」。東京ドームでは「28打数16安打」の「打率5割7分1厘」と抜群の相性。打線から抜けるわけにはいかなかった。

 「逆転CS進出」へ厳しい状況は続く。広島に代わって「3位」転落のDeNAとは「4.5ゲーム」差がある。矢野監督は「打者が打たなかったから負けただけ。打者がなんとかしたらなあかんよね。(高橋遥)あの投球で負けさせるわけにはいかないって」とゲキを飛ばした。勝負どころの巨人 3連戦。その初戦を落とした事実は重い。ただ、ここで下を向くわけにはいかない。百戦錬磨のベテランがその姿勢をグラウンドで示した。

 

  5回表阪神一死 1、 2塁、ジェフリー・マルテ内野手は 3ゴロ併殺打に倒れ、がっくり=東京ドーム

 阪神「4番」ジェフリー・マルテ内野手は勝負どころで凡退した。 1点を追う 5回一死 1、 2塁で桜井のカットボールを引っ掛けて 3塁併殺打に倒れた。

  8回は無死 1塁で四球を選んだシーンを「あの状況では何であれ、塁に出ることが大事だと思っていた」と振り返った。

 つなぎの打撃はこなしても、かえす打撃はまだすごみが出ない。「得点圏打率2割2分9厘」が物足りなさを物語っている。

 

※阪神先制も巨人岡本22号2ランで逆転…1回にソラーテの中犠飛で先制!福留が今季4度目の猛打賞!2に続く!

 

 

 

 

 

 

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