●矢野燿大監督(50)が16日の巨人戦で木浪聖也内野手(25ーホンダ=亜細亜大學OB)のスタメン抜てきを明言した。前日14日中日戦は代打安打が猛攻を呼んだほか、本塁打を放つなどラッキーボーイとして躍動した。同じくルーキーの近本光司外野手(24=大阪ガス)も好調を維持。「3位」広島と「4ゲーム」差で、クライマックスシリーズ(CS)進出も正念場だ。フレッシュコンビで、勢いをつけたい。打線に起爆剤を投入する。中日 3連戦は今季最長の24イニング無得点の憂き目にあった。窮状を打開すべく、白羽の矢が立ったのは木浪だ。16日巨人戦でスタメン起用する方針だ。前夜は「ドラフト3位ルーキー」の意地が光った。 3点を追う 5回二死走者なしで右前打を放つと、打線に火が付いた。 6連打で 5得点。 6回には右翼席へ本塁打。今季巨人戦は「対戦打率1割8分5厘」だが菅野智之投手(29)から 2本塁打を放った実績もある。何より、いまは試合前練習から強振して、捉える打撃が際立っており、期待感は高まる。近本も発奮材料は多い。巨人戦は「打率2割6分2厘」。アーチを放てばセ・リーグ全球団制覇だ。チームは首位巨人に「6勝10敗」。CS圏内を目指す上で、今後を占う重要な 3連戦だ。
●15日、福留孝介外野手(42)は名古屋から早朝の新幹線で東京へ移動。台風10号の影響を受けることなく動き、16日からの巨人 3連戦(東京ドーム)に備えた。今季はここまでふくらはぎ痛で 2度離脱したこともあり、73試合出場で「打率0.244、5本塁打、28打点」。今季、東京ドームでは「打率0.520(25打数13安打)、3本塁打」で期待が高まる。
●高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)はビッグイニング厳禁を誓った。16日の敵地巨人 3連戦初戦に先発。直近の登板 2試合を振り返って力を込めた。前回 9日広島戦はアレハンドロ・メヒア内野手(26)に「逆転3ラン」を浴びて 7回 5失点。 2日の同戦でもサビエル・バティスタ内野手(27)に満塁弾を浴びて 5回 2/3を 7失点。今回は丁寧に被弾を防いでいく。 7月 7日の広島戦(甲子園)以来の白星を目指す。
●西勇輝投手(28=オリックス)は15日、17日の巨人戦(東京ドーム)の先発へ、神宮室内でブルペン投球などを行った。後半戦の登板 4戦は「チーム全勝」で自身も「2勝」をつかんでおり力強い。シーズンは佳境へ突入するがさらなる奮投を誓う。チーム単独トップとなる「6勝」目を目指す。
●阪神の助っ人「ソラマルコンビ」が首位G倒を狙う。虎デビューとなった 7月26日巨人戦で来日初アーチを描き、大興奮でダイヤモンドをまわったヤンハービス・ソラーテ内野手、「4番」起用されているジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス )は東上した。ソラーテは、ここまで17試合で「打率0.200」と苦しんでいるが、 2試合ぶりに先発する可能性が高い。「セクシータイム」の再現に期待がかかる。
●左足首の関節炎から復帰を目指す糸井嘉男外野手(38)が、鳴尾浜で打撃練習を行った。グラウンドでキャッチボールを行い、室内練習場で約20分間打ち込んだ。糸井は 9日の広島戦で左足を痛め、10日に出場選手登録を抹消されていた。
●大黒柱が「逆転CS」の切り札だ。 2軍調整中のランディ・メッセンジャー投手(38)が、本格的なブルペン投球を再開した。 7月27日に右肩治療のため米国に一時帰国し、今月 8日に再来日。鳴尾浜で調整を続けていたが、この日はブルペン入りし、変化球を交えながら32球。見守った平田勝男 2軍監督(60)は舌を巻いた。 1軍の先発陣は現在、ローテーションが定まらず苦しい状況だ。後半戦に入り先発投手に白星がついたのは西と秋山拓巳投手(28)のみ。メッセンジャーの復活が待たれる。
● 2軍調整中の藤浪晋太郎投手(25)が18日の北海道日本ハムとのファーム交流戦(新潟・三条パール金属スタジアム)に先発する。前回10日ウエスタン・リーグ中日戦(高岡)では、抜け球が増えるなど 6回 8安打 3四球4失点。また17日の同戦には、同じく 1軍再合流を目指す岩貞祐太投手(27)が先発する。17日に先発予定の岩貞は、インフルエンザと右脇腹痛で 4月28日の中日戦(ナゴヤドーム)以降 1軍から遠ざかっているが、準備は整いつつある。18日に先発予定の藤浪は、 6回 8安打 4失点だった10日の中日戦(高岡)からの修正を強調した。 1軍は 5人で先発ローテを回すことが濃厚となっているが、23~25日のヤクルト戦(神宮)で 6人目が必要となってきそう。 2人のうち好投したどちらかが抜てきされる可能性が高そうだ。
記事をまとめてみました。
名古屋駅に到着し新幹線で東上する木浪聖也内野手=名古屋駅
矢野燿大監督が16日の巨人戦で木浪聖也内野手のスタメン抜てきを明言した。
前日14日中日戦は代打安打が猛攻を呼んだほか、本塁打を放つなどラッキーボーイとして躍動した。同じくルーキーの近本光司外野手も好調を維持。「3位」広島と「4ゲーム」差で、クライマックスシリーズ(CS)進出も正念場だ。フレッシュコンビで、勢いをつけたい。
◇ ◇ ◇
試練の長期ロードも残り3カード。「エンジンをかけたいか」と問われた矢野監督は間髪入れず「そらかけたい。めちゃめちゃかけたい」と意気込んだ。
14日、中日戦で本塁打を放った木浪聖也内野手=ナゴヤドーム
打線に起爆剤を投入する。中日 3連戦は今季最長の24イニング無得点の憂き目にあった。窮状を打開すべく、白羽の矢が立ったのは木浪だ。指揮官は「昨日(14日)みたいのを見せられたらねえ。休み明けは使うと思う」。16日巨人戦でスタメン起用する方針だ。
前夜は「ドラフト3位ルーキー」の意地が光った。 3点を追う 5回二死走者なしで右前打を放つと、打線に火が付いた。 6連打で 5得点。 6回には右翼席へ本塁打。今季巨人戦は「対戦打率1割8分5厘」だが菅野から 2本塁打を放った実績もある。何より、いまは試合前練習から強振して、捉える打撃が際立っており、期待感は高まる。
新幹線で東上する矢野燿大監督=名古屋駅
この日は名古屋から東京に移動。「与えられたチャンスをつかめるように。結果だけを求めて」と語気を強めた。同期の「ドラフト1位」近本も調子が上向く。開幕戦は「1、2番」を組み、 5月に躍動した「キナチカ」の再現が理想だろう。前夜も 2人で得点を奪い、反撃のノロシを上げた。近本もコンビ再結成を歓迎。「それは思います。貴重な追加点を取ってもらったり、その後、僕も続きたいと思っていたので」と話した。
近本も発奮材料は多い。巨人戦は「打率2割6分2厘」。アーチを放てばセ・リーグ全球団制覇だ。チームは首位巨人に「6勝10敗」。CS圏内を目指す上で、今後を占う重要な 3連戦だ。
14日の 6回に本塁打を放つなど活躍した木浪聖也内野手。G倒にも期待がかかる=ナゴヤドーム
矢野燿大監督が15日、16日の巨人戦(東京ドーム)で「ドラフト3位」・木浪聖也内野手をスタメン起用することを明言した。前日14日の中日戦(ナゴヤドーム)で、一挙 5得点を呼び込む口火打とダメ押し弾を放つ活躍。虎将が「ラッキーボーイ」と称した若虎を起爆剤に、首位・巨人との 3連戦で逆襲する。
これからの台風の目となりそうな「ラッキーボーイ」の輝きに、虎将も思わず目を細めた。矢野監督が前夜の逆転勝利のヒーロー、木浪のスタメン起用を明言。チームの活性化に期待を寄せながら、表情を引き締めて敵地・東京へと乗り込んだ。
「もちろん、昨日(14日)みたいなのを見せられたらねえ。休み明け(16日の巨人戦)は使うと思う。春から言っているように、競争の部分もある」
調子のいい、いきのいい選手を積極的に登用して、流れを呼び込む。開幕前からその活躍ぶりを見守ってきた“矢野虎の申し子”を先発出場させて、反撃の起爆剤にする。
名古屋駅から新幹線に乗る矢野燿大監督。ここから逆襲や!!=名古屋駅
14日の中日戦で 5回に代打で途中出場し、自身23打席ぶりの安打をマークした。打線はそこから「6連打&5得点」の猛攻。木浪は 6回にも特大の「3号ソロ」で追加点を挙げて12球団最多となる今季29度目の「逆転勝ち」に貢献した。
試合後に将から「ラッキーボーイ」と称賛されたルーキーはこの日、雨雲に覆われた空とは対照的に、晴れやかな表情で名古屋を出発した。「与えられたチャンスをつかめるように。それをものにできるようにしたい」。今季巨人戦では、13試合出場で「打率0.185」ながら「2本塁打」を記録しており、いずれも菅野から放っている。今カードでは、右腕と対戦する予定はないが、その強烈なイメージは相手にも、虎党にも刻み込まれているはずだ。
半年で酸いも甘いも経験してきた。オープン戦で12球団最多の22安打で「新人最多安打記録」を更新。「1番・遊撃」で開幕スタメンを果たしたが、中盤戦からはベンチを温める日が続き、 7月末は 2軍落ちも経験した。再びレギュラー獲りへ-。「やることをやれば自ずと結果もついてくると思います」と自信をみなぎらせた。
名古屋駅から新幹線に乗る木浪聖也内野手。ここから逆襲や!!=名古屋駅
「もう結果だけを求めて。そこだけやっていきたい」と木浪。逆襲へのジョーカーを切った矢野虎が東京ドームで大暴れする。
■木浪について清水雅治ヘッドコーチ
「(ポジションは)ショートかセカンドかのどっちかになるよね。(14日の中日戦みたいな活躍)それが続けられるように頑張ってやってもらいたい」
◇データBOX◇
◎…阪神は今季ここまで巨人戦に「6勝10敗」。対戦残り 9試合で「3敗」すると、「8年連続の負け越し」が決まる。
15日、福留は名古屋から早朝の新幹線で東京へ移動。台風10号の影響を受けることなく動き、16日からの巨人 3連戦(東京ドーム)に備えた。今季はここまでふくらはぎ痛で 2度離脱したこともあり、73試合出場で「打率0.244、5本塁打、28打点」。それでも12日の中日戦(ナゴヤドーム)では再昇格後初タイムリーを放つなど、 3試合連続安打中と徐々に上向きだ。今季、東京ドームでは「打率0.520(25打数13安打)、3本塁打」で期待が高まる。
高橋遥人投手はビッグイニング厳禁を誓った。16日の敵地巨人 3連戦初戦に先発。
直近の登板 2試合を振り返って「先頭打者を出して大量失点している。 1発をなくすとか、粘り強く投げていきたい」と力を込めた。前回 9日広島戦はメヒアに「逆転3ラン」を浴びて 7回 5失点。 2日の同戦でもバティスタに満塁弾を浴びて 5回 2/3を 7失点。今回は丁寧に被弾を防いでいく。
キャッチボールする高橋遥人投手=阪神鳴尾浜球場
16日の巨人戦(東京ドーム)に先発する高橋遥は15日、神宮室内練習場での投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで調整した。 8月の 2試合ではいずれも本塁打などで 1イニングに大量点を奪われているが、「先頭バッターを出しているので。しっかり粘り強く投げられれば」と力を込めた。 7月 7日の広島戦(甲子園)以来の白星を目指す。
西勇輝投手(左)とキャッチボールを終えた高橋遥人投手=阪神鳴尾浜球場
西は15日、17日の巨人戦(東京ドーム)の先発へ、神宮室内でブルペン投球などを行った。後半戦の登板 4戦は「チーム全勝」で自身も「2勝」をつかんでおり「良い流れを持ってこられる投球をしたい」と力強い。シーズンは佳境へ突入するが「勝手にモチベーションが上がる。内なる闘志、じゃないですけど、それがあればパフォーマンスは良くなる」とさらなる奮投を誓う。チーム単独トップとなる「6勝」目を目指す。
阪神の助っ人「ソラマルコンビ」が首位G倒を狙う。虎デビューとなった 7月26日巨人戦で来日初アーチを描き、大興奮でダイヤモンドをまわったヤンハービス・ソラーテ内野手は「いつもやっていることをやるだけです」。
「4番」起用されているジェフリー・マルテ内野手は「チームが勝っているので、勢いそのままにやるだけです」と話し、東上した。
タクシーで名古屋駅に到着し新幹線で東上するヤンハービス・ソラーテ内野手=名古屋駅
ソラーテは 7月26日に来日初出場で「決勝2ラン」の衝撃デビューを飾った東京ドームに再び乗り込む。「いつもやっていることをやるだけなので」と15日、さらりと話して東京入りした。ここまで17試合で「打率0.200」と苦しんでいるが、 2試合ぶりに先発する可能性が高い。「セクシータイム」の再現に期待がかかる。
糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場
左足首の関節炎から復帰を目指す糸井嘉男外野手が、鳴尾浜で打撃練習を行った。
グラウンドでキャッチボールを行い、室内練習場で約20分間打ち込んだ。平田 2軍監督は「バッティングのほうは問題ないみたい」と話した。糸井は 9日の広島戦で左足を痛め、10日に出場選手登録を抹消されていた。
大黒柱が「逆転CS」の切り札だ。 2軍調整中のランディ・メッセンジャー投手が、本格的なブルペン投球を再開した。
7月27日に右肩治療のため米国に一時帰国し、今月 8日に再来日。鳴尾浜で調整を続けていたが、この日はブルペン入りし、変化球を交えながら32球。「ヨカッタ。モウチョット」と流ちょうに話し帰路に就いた。
戦列復帰へ調整するランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場
見守った平田 2軍監督は「見事だね。コントロールといい、さすが。久しぶりのブルペンとは思えない。球に力があるしブランクを感じさせない」と舌を巻いた。今後については「彼の意思を尊重して」と 2軍戦に登板し、シーズン終盤の復帰を目指す。
1軍の先発陣は現在、ローテーションが定まらず苦しい状況だ。後半戦に入り先発投手に白星がついたのは西と秋山のみ。メッセンジャーの復活が待たれる。
2軍調整中の藤浪晋太郎投手が18日の日本ハムとのファーム交流戦(新潟・三条パール金属スタジアム)に先発する。
前回10日ウエスタン・リーグ中日戦(高岡)では、抜け球が増えるなど 6回 8安打 3四球4失点。「思う通りにいかなかったので、やるべきことをしっかりやります、と言う以外ないです」と力を込めた。また17日の同戦には、同じく 1軍再合流を目指す岩貞が先発する。
藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場 (2019年7月31日撮影)
17日に先発予定の岩貞は15日、「テンポのいい投球というか、勝てる投球をしたい」と力を込めた。インフルエンザと右脇腹痛で 4月28日の中日戦(ナゴヤドーム)以降 1軍から遠ざかっているが、準備は整いつつある。18日に先発予定の藤浪は「(前回)自分の思うようにいかなかった。やるべきことは一緒」と、 6回 8安打 4失点だった10日の中日戦(高岡)からの修正を強調した。
1軍は 5人で先発ローテを回すことが濃厚となっているが、23~25日のヤクルト戦(神宮)で 6人目が必要となってきそう。 2人のうち好投したどちらかが抜てきされる可能性が高そうだ。
※ 8月16日の予告先発は、巨人・桜井俊貴投手(25)ー阪神・高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)です。
昨年の屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (08月)
2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
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