阪神・ジェイソン・スタンリッジ投手(33)が悔しい10敗目( 6勝)を喫した。広島・今井啓介投手(25)が阪神を 4安打に抑え、今季 2勝目をプロ初完封で飾った。
阪神打線は、広島先発の 7年目・今井啓介投手(25)の前に 3回まで無安打。アニキ金本知憲(44)がブレーキ。 4回一死 1、 2塁ではファウルで粘ったものの、変化球に空振り三振。6回には二死 1、 2塁での捕邪飛、 9回一死 2塁での右邪飛。いずれも今井の速球に力負けして得点圏に走者を置いた 3打席でことごとく凡退した。
4回一死から、鳥谷敬内野手(31)がチーム初安打を放ち、出塁したが、ホームを踏むことができなかった。 9回にも、一死から新井良太内野手(29)の、この日 2安打目となる 2塁打などで二死 3塁の好機をつくったが、あと 1本が出なかった。
広島ブラッド・エルドレッド内野手(32)が、スタンリッジのスライダーを左前に運び先制適時打を放ち、 1打席目で結果を残した。記事をまとめてみました。
広島は 1回、 2四球で得たチャンスを生かしエルドレッドの適時打で先制。阪神は 1回 2死三塁の好機を逃すなど 3回まで無得点。
阪神スタンリッジは立ち直り、 4回から 6回を無安打投球。打線は 4、 6回につくった 1、 2塁の好機を生かせず、無得点のまま。
広島今井は 3安打に抑えてプロ初完投を完封で飾り今季 2勝目。阪神は 9回に一死 2塁の好機も無得点<阪神0-1広島>に終わった。
1打席対決で山本浩二氏を 3ゴロにしとめる上田二朗氏
試合開始前の企画として、元広島打者の山本浩二氏と元阪神投手の上田二朗氏が対決した。
結果は 3ゴロで、山本氏は「狙いにいったけど、合わなかったね。二朗とは相性が良かったんだけど…」と頭をかいた。この日に備えて練習を積んできた上田氏は「この年になって、こういうことをやらせてもらえるとは思わなかった」と感慨深げだった。
阪神・ジェイソン・スタンリッジ投手(33)が悔しい10敗目( 6勝)を喫した。初回、先頭の丸を四球で歩かせ、さらに二死から松山にも四球を与えて 1、 2塁。 5番エルドレッドに左前に運ばれ、先制点を献上。以降は尻上がりに調子を上げ、 8回 3安打 1失点の好投も打線の援護がなく10敗目を喫した。
「こういうのは自分の中で消化しきれない負け方」と悔しさをにじませた。
完封勝利を挙げ喜びを爆発させる今井(中央)
広島・今井啓介投手(25)が阪神を 4安打に抑え、今季 2勝目をプロ初完投を完封で飾った。被安打 4、10奪三振で 2勝目を挙げた。 4回一死から鳥谷、新井良太に連打を浴びて 1、 2塁のピンチも、アニキ金本、ブラゼルをフォークで連続三振。 6回二死 1、 2塁もアニキ金本を捕邪飛に抑えた。 9回一死 2塁の最後のピンチもしのぎ、チームでは 4月 6日DeNA戦で前田健がノーヒット・ノーラン達成して以来の完封投手になった。お立ち台では「チームの勝ちに貢献できたことが本当にうれしい。絶対にCSに出たいので、これからも頑張ります」と声を弾ませた。
今井は 134球を投げきり、 7年目でプロ初完封し、奪三振は自己最多10。 1回の 1点を守り抜き「完封もうれしいが、チームの勝利に貢献できたことがうれしい」と興奮気味に話した。 3回まで無安打投球、中盤以降も粘り強くピンチを切り抜けた。新潟・中越高から高校生ドラフト 2巡目で広島入り。野村監督は「やりやがったね」と目を細めた。
今井(中央)はプロ入り初完封。唯一の援護射撃をしたエルドレッド(右)らとハイタッチで祝福された
打線は 1回二死 1、 2塁からエルドレッドが適時打を放ち、これが決勝点になった。
エルドレッドは、二死 1、 2塁でスタンリッジの低めの変化球に食らい付き、左前打とした。右肘痛の影響で状態は万全ではなく、そんな中でも勝負強さを発揮し「チャンスを生かせてよかった。打点を挙げるために日本に来ている。今の状態でできることをやるだけ」と話した。
阪神打線は、広島先発の 7年目・今井啓介投手(25)の前に、 3回まで無安打。 4回一死から、鳥谷敬内野手(31)がチーム初安打を放ち、出塁したが、ホームを踏むことができなかった。
9回にも、一死から新井良太内野手(29)の、この日 2安打目となる 2塁打などで二死 3塁の好機をつくったが、あと 1本が出なかった。わずか 4安打で、10三振を喫し、今井にはプロ初完封を許した。今季18度目の完封負けに鳥谷は「甘い球もあったけど、それを打ち損じました」と悔しがった。
広島エルドレッドが、先制適時打を放った。 1回二死 1、 2塁から、阪神・スタンリッジのスライダーを左前に運んだ。「先制のチャンスを生かせて良かったよ。今日はどんどん点を取るよ」。この日は、定位置の 4番ではなく「 5番 1塁手」でスタメン出場したが、 1打席目で結果を残した。
7回表広島二死、堂林翔太は左安打を放った
広島・堂林翔太内野手(21)が 4試合ぶりの安打を放った。 1、 2打席と凡退したが、 7回二死で阪神スタンリッジから左前打。 8月28日ヤクルト戦(神宮)で 3安打の固め打ちのあと、 3試合は沈黙。「きょうはストライクを打ちに行けました。久しぶりに 1本出たので、明日につながると思います」と語っていた。
阪神に 1回に失った 1点が最後まで重くのしかかった。今井にプロ初完封を献上し、今季18度目の零敗。阪神の和田監督は「きょうに限ったことではないが、打てないな。追い付いてひっくり返さないといけない試合だ」といら立ちを隠せなかった。
ブレーキはアニキ金本。得点圏に走者を置いた 3打席でことごとく凡退した。 4回一死 1、 2塁ではファウルで粘ったものの、変化球に空振り三振。 6回二死 1、 2塁での捕邪飛、 9回一死 2塁での右邪飛と得点圏に走者を置いた 3打席でことごとく凡退した。いずれも今井の速球に力負けしていた。和田監督は「 3回か、得点圏で。どこかで 1本がな」と肩を落とした。
試合前までの得点圏打率は 2割 2分 2厘。本塁打は 2カ月以上もない。抜群の勝負強さを誇った全盛期とは懸け離れたベテランの姿が浮き彫りになった。
今回は言うこと無し。書いたところでいつもと同じ事になってしまう。それは、先発投手にスタンリッジを使った事に問題が有ると言うことと、アニキ金本が働かなかったことに有るだろう…。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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阪神・スタンリッジ「消化しきれない負け方」…広島・今井「うれしい」初完封で 2勝目!
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