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阪神が継投策で3連勝、ガルシア5勝!青柳4回無失点で交代、チャンスで代打原口送る!-1

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阪神が 1回に「5番」大山悠輔内野手(24)の右犠飛で 1点を先制した。先発の青柳晃洋投手(25)は、 3回を 3安打無失点とまずまずの立ち上がり。阪神が 6回に糸原健斗内野手(26)の右前適時打で 1点を追加。さらに梅野隆太郎捕手(28)の「9号2ラン」で突き放した。巨人高橋優貴投手(22=八戸学院大学)は 6回途中で降板した。阪神が 7回に福留孝介外野手(42)の「10号ソロ」で追加点を挙げた。阪神は先発青柳が 4回で降板。中継ぎ陣がバトンをつないだ。阪神オネルキ・ガルシア投手(30=中日)が「5勝」目。巨人高橋が「7敗」目。奇跡の「CS進出」へ残った! 阪神が巨人との最終戦に快勝し、「Aクラス」入りに望みをつないだ。 1敗もできない状況で、矢野燿大監督(50)が攻守で攻めの采配を連発し、G倒に成功。27日の広島-中日戦の結果次第だが、残り 3試合に全勝すれば、「CS進出」が決まる。前日23日、「3位」広島が中日に勝ち、「逆転CS」を目指す阪神は 1敗もできない瀬戸際に追い込まれた。それでもナインはひるまない。 1回は無死 1塁で北條史也内野手(25)が左前に運ぶバスターエンドランに成功。先制点をもぎ取った。 6回も糸原の適時打で加点した直後、中谷将大外野手(26)が犠打。徹底的に走者を得点圏へと送り、得点を奪った。勝負勘がさえて「3連勝」だ。DeNAが勝ち、今季の「3位」以下が確定した。27日の広島対中日戦でカープが勝てば試合のない阪神の「レギュラーシーズン敗退」が決まる。それでも、満員の甲子園で執念の白星をつかんだ。残り 3試合。矢野阪神は人事を尽くして天命を待つ。

阪神先発の青柳晃洋投手は 4回3安打無失点でマウンドを降りた。「9勝」目を目指し、毎回、走者を背負ったが、粘りの投球。 2回一死満塁の場面では「9番」高橋を 3ゴロに打ち取り、併殺でピンチを切り抜けた。「逆転CS」に向けてシーズン残り 4試合全勝が絶対条件。矢野監督も総力戦の姿勢を強調している。青柳は 1点リードの 4回二死 1、 2塁で打席が回ってきたが、代打原口が送られて交代となった。 5回からの「2番手」には、22日DeNA戦で初リリーフしたガルシアが 2戦連続のマウンドに上がった。

大山悠輔内野手が先制の犠飛を放った。初回、「1番」近本光司外野手(24=大阪ガス)が死球で出塁。「2番」北條はバスターエンドランを仕掛け、左前安打で無死 1、 2塁の好機をつくった。その後、一死満塁となり、「5番」大山が巨人先発高橋の内角低めスライダーを右翼へ打ち上げ、犠飛で先制に成功した。 8月20日以来となる5番で先発した大山は、 1回一死満塁から先制の右犠飛。ルーキーの快足にも感謝した。それでも 2回の守備では 1塁への悪送球を犯し、今季のチーム失策は2000年以来の「101」となった。

阪神の「4番」ジェフリー・マルテ内野手(28)が、左足の張りで 3回の守備から途中交代した。初回の第 1打席では、先制点につながる四球を選び、守備面でも交代するまで異変は見られなかった。ベンチに下がった後は、自力でロッカールームに戻った。球団発表によると左足に張りが出たための交代で、病院には行かずに球場内で治療を行うという。マルテに代わって 1塁には陽川尚将内野手(28)が入った。マルテは 1回、一死 1、 2塁から四球を選び、続く大山の先制右犠飛へとつなげていた。阪神は引き分け以下で「クライマックスシリーズ(CS)進出」が断たれる一戦で、序盤から主砲を欠く痛手となった。

福留孝介外野手が24日の巨人戦(甲子園)でバックスクリーンへ「10号ソロ」。「5年連続2桁弾」とし、試合を決定づけた。 4- 0の 7回先頭、左腕・高木京介投手(30)の 139キロをフルスイング。打球はぐんぐんと伸び、バックスクリーンに着弾した。42歳の大ベテランは全力疾走でダイヤモンドを一周。直後、 8回の守備から退き、お役御免となった。 5年連続、米大リーグ時代も含めれば「17度目の2桁弾」。42歳での到達は球団では金本知憲氏(51)以来、 2人目。まだまだ元気な大黒柱のバットが、聖地で火を吹いた。今季から制定された「イワタニ バックスクリーンホームラン賞」の 300万円も手にした。長きに渡って対戦してきた 1学年下の巨人阿部慎之助捕手(40)が現役引退を表明。ライバルチームの主砲に向けた惜別アーチにもなった。

糸原健斗内野手が24日の巨人戦(甲子園)で追加点となる適時打。ミスを取り返す一打で、貴重すぎる一点をもぎ取った。 1点リードの 6回、先頭の大山が四球を選び糸原が打席へ。初球にヒットエンドランを仕掛けるも、糸原が空振り。捕手・炭谷銀仁朗(32)が握り替えられず、無死 2塁に。サインはバントに切り替わるも、 3球目はストライクゾーンのボールを見逃してしまった。迎えた 5球目、浮いてきた 124キロ変化球に食らいついた。打球はボテボテでも 1、 2塁間を突破。 2走・大山が生還し、 2点目を奪った。糸原は 4回無死 1塁で送りバントも打ち上げてしまい、捕手・炭谷と交錯する守備妨害。走者を進めることができずにいたが、ミスを取り返す一打で流れを手繰り寄せた。

今季限りでの退団を表明している鳥谷敬内野手(38)は、自身最後となる可能性が高い「伝統の一戦」を静かに終えた。 6回、梅野の「2ラン」で 4点リードとした直後に代打登場。 1ゴロに倒れたが、球場全体から惜しみなく拍手が送られた。試合前には巨人阿部の現役引退を受け、神妙な表情になった。虎で16年間しのぎを削り続けた相手。13年WBCでは阿部主将のもと、「侍ジャパン」を準決勝進出に導いた。自身は今後、他球団での現役続行を目指す。希代の好敵手との戦いに区切りをつけ、「逆転CS」に向けて残り 3試合に全力を注ぐ。

近本光司外野手が 6回に 2盗を決め、今季「36盗塁」目をマークした。リクエストの結果、セーフの判定は変わらず、 2塁ベース上では安堵(あんど)の表情を浮かべた。残りは 3試合あり、赤星が記録した「球団新人盗塁記録の39」も視界に入る。 2安打で今季の安打数を「158安打」に伸ばした。

梅野隆太郎捕手が「シーズン120補殺」を記録し、54年の土井垣武氏(東映=77歳没)の「119補殺」を抜いた。日本記録を更新し喜んだ。 6回には「9号2ラン」を放ちバットでも勝利に貢献。残り 3試合全勝での「大逆転CS出場」をにらんだ。 8月20日のDeNA戦(京セラ)以来の一発は自己最多となる「9号」。すでに「14盗塁」を記録しており「2桁本塁打&2桁盗塁」となれば球団捕手では史上初となる。

阪神左腕ガルシアが「5勝」目を挙げた。先発青柳からバトンを受けて 5回から登板。 2イニングを無失点で切り抜けた。阪神では初のリリーフとなった22日DeNA戦に次ぎ、 2戦連続となる中継ぎ登板。お立ち台で目を輝かせた。

体調不良で欠場が続いていたピアース・ジョンソン投手(28=サンフランシスコ・ジャイアンツ)が、15日の巨人戦以来 6試合ぶりのマウンドで復活をアピールした。 5点リードの 8回に登板。先頭岡本和真内野手(23)を 150キロの真っすぐで 3ゴロに斬ると、大城卓三内野手(26)は宝刀のパワーカーブで空振り三振。アレックス・ゲレーロ外野手(32)は四球で歩かせたが最後は田中俊太内野手(26)を152キロで空振り三振に仕留めた。 2奪三振で最速は 153キロ。「逆転CS」へ、頼もしいセットアッパーが帰ってきた。矢野監督も安どの表情だった。

藤川球児投手(39)が最高のライバルへ魂の直球勝負を挑んだ。 5点リードの 9回だ。「逆転CS」へ負けられない状況で、セーブがつかない場面でもマウンドに上がった。投球練習中、巨人阿部がヘルメットをかぶって 3塁側ベンチから出てきた。その瞬間、場内がドッと沸いた。守護神の腹は決まっていた。初球、内角高めに浮いた 148キロ直球に代打阿部がフルスイング。バットは空を切ったが場内はどよめく。 2球目 149キロ直球、 3球目 148キロ直球と続けて高めに浮いたボール。ベテランには珍しく力が入っていた。 4球目、内角に入った 149キロ直球は阿部の出したバットに乗って右翼ポール際まで飛んだが、わずかにポールの外に切れた。最後は外角への 146キロ直球。バットの上を通ってミットの吸い込まれた。三振した阿部はヘルメットのつばを触ってマウンドの藤川にあいさつ。素直な思いもこぼした。藤川がNPBで最も多く対戦した打者が阿部だった。「通算58打席で対戦し、「53打数9安打」。公式戦最後の対決で三振を奪った。試合前には言葉を交わした。09年のWBCと北京五輪では、同じ侍として戦った。当時を振り返る。ライバルの意識は、同じユニホームを着ても変わらなかった。グラウンドで会話をしたのも、この日が初めてだったと明かした。 2人にしか分からない「18.44」の距離感。チームが「Aクラス」に入れば、ポストシーズンで再戦もありえる。虎党ならずとも、再び対決が見たい。

「通算531試合登板」の高橋聡文投手(36)が今季限りで現役を引退することが24日、分かった。富山・高岡第一から01年「ドラフト8巡目」で中日に入団。投手としては小柄な体から、強気の投球でリーグを代表する中継ぎ左腕として活躍。10年には63試合に登板するなど浅尾との最強セットアッパーコンビで優勝の原動力になった。15年オフに国内FA権を行使して阪神に移籍。阪神でも16、17年と 2年連続で50試合に登板したが、左肩の不安もあり今季は 1軍登板はなく、 2軍で16試合、「1勝1敗、防御率6.60」。 1軍は「通算531試合で26勝15敗2S141H、防御率3.26」。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5- 0巨人>◇第25回戦◇阪神10勝15敗 0分◇24日◇阪神甲子園球場

 阪神が 1回に「5番」大山の右犠飛で 1点を先制した。先発の青柳は、 3回を 3安打無失点とまずまずの立ち上がり。

 阪神が 6回に糸原の右前適時打で 1点を追加。さらに梅野の「9号2ラン」で突き放した。巨人高橋優は 6回途中で降板した。

 阪神が 7回に福留の「10号ソロ」で追加点を挙げた。阪神は先発青柳が 4回で降板。中継ぎ陣がバトンをつないだ。阪神ガルシアが「5勝」目。巨人高橋が「7敗」目。

  9回に登板し無失点ピッチングで締めた藤川球児投手はナインとタッチする=阪神甲子園球場

 奇跡の「CS進出」へ残った! 阪神が巨人との最終戦に快勝し、「Aクラス」入りに望みをつないだ。 1敗もできない状況で、矢野燿大監督が攻守で攻めの采配を連発し、G倒に成功。27日の広島-中日戦の結果次第だが、残り 3試合に全勝すれば、「CS進出」が決まる。

◇   ◇   ◇

 勝つために鬼になった。負ければ「CS進出」が途絶える崖っぷちで矢野監督が非情に徹した。 1点リードの 4回二死 1、 2塁で先発青柳に打席が巡ってきた。ここまで無失点。しかも、悲願の今季2桁勝利をかけて実質的にラストチャンスのマウンドだった。だが、指揮官はベンチを飛び出す。代打原口-。勝利投手の権利を得る 5回を待たずに降板させる。負けられない戦いで、情を挟まなかった。

 試合前、矢野燿大監督(右)は巨人阿部慎之助捕手と談笑する=阪神甲子園球場

 「(青柳に)行かせてあげたい気持ちも十分にあった。青柳には申し訳ないですけど、ここで代打で勝負にいきたい。一番、いまの段階で優先すべきはもちろんチームの勝ち。俺も捕手やし、もちろん、青柳も 2桁勝つチャンスがあるところで代えるのは俺自身も気持ちいいわけではない。でも、それでも仕方がない」

 得点には結びつかなかったが、巨人との今季最終戦は意地を張り通した。11カ月前の誓いがある。新監督就任直後の昨年10月。巨人戦を「僕たちも伝統を受け継いで全力でぶつかっていきます。ジャイアンツは間違いなくライバル」と評した。だが、現実は厳しい。今季「9勝15敗」と負け越して対決を迎えていた。雪辱のラストゲームは攻守で攻めの采配だ。青柳を 4回であきらめると、 5回から先発要員のガルシアを投入。 2イニング無失点に抑えた。岩崎からジョンソン、藤川への完封リレーを演じた。

 巨人に勝利しファンに一礼した矢野燿大監督は、鋭い眼光が光らせ残り試合全勝を目指す=阪神甲子園球場

 前日23日、「3位」広島が中日に勝ち、「逆転CS」を目指す阪神は 1敗もできない瀬戸際に追い込まれた。それでもナインはひるまない。 1回は無死 1塁で北條が左前に運ぶバスターエンドランに成功。先制点をもぎ取った。 6回も糸原の適時打で加点した直後、中谷が犠打。徹底的に走者を得点圏へと送り、得点を奪った。勝負勘がさえて「3連勝」だ。

 DeNAが勝ち、今季の「3位」以下が確定した。27日の広島対中日戦でカープが勝てば試合のない阪神の「レギュラーシーズン敗退」が決まる。それでも、満員の甲子園で執念の白星をつかんだ。矢野監督は「もう、一戦必勝しかない。それを1試合1試合、何とかつなげて最後までいけるように頑張ります」。残り 3試合。矢野阪神は人事を尽くして天命を待つ。

 

 阪神先発の青柳晃洋投手は 4回3安打無失点でマウンドを降りた。

 「9勝」目を目指し、毎回、走者を背負ったが、粘りの投球。 2回一死満塁の場面では「9番」高橋を 3ゴロに打ち取り、併殺でピンチを切り抜けた。

 阪神先発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 「4位」のチームは、「逆転CS」に向けてシーズン残り 4試合全勝が絶対条件。矢野監督も総力戦の姿勢を強調している。青柳は 1点リードの 4回二死 1、 2塁で打席が回ってきたが、代打原口が送られて交代となった。

  4回表巨人無死、大城卓三内野手に死球を与え、帽子を取って謝る青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 自身初の「2桁勝利」まであと「2勝」に迫っていたが、この日の登板に向けてはチームの勝利を最優先に考え「長いイニングというより、いつ代わっても悔いがないように」と話していた。

  5回からの「2番手」には、22日DeNA戦で初リリーフしたガルシアが 2戦連続のマウンドに上がった。

 

 大山悠輔内野手が先制の犠飛を放った。

 初回、「1番」近本が死球で出塁。「2番」北條はバスターエンドランを仕掛け、左前安打で無死 1、 2塁の好機をつくった。その後、一死満塁となり、「5番」大山が巨人先発高橋の内角低めスライダーを右翼へ打ち上げ、犠飛で先制に成功した。「自分のスイングをすることを心がけて、打席に入りました。最低限の結果でしたが、先制点を取ることができて良かったです」と振り返った。

  1回裏阪神一死満塁、先制の右犠飛を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が24日の巨人戦(甲子園)で先制犠飛。引き分けでも「クライマックスシリーズ出場」が完全消滅する一戦で、先手をとった。

  1回、先頭の近本が右手付近の死球で出塁。続く北條がバスターを成功させるなど、一死満塁で「5番・3塁」の大山に打席が回ってきた。フルカウントまで持ち込み、最後は 124キロ変化球を右翼へ。浅い当たりだったが、いつもとは違う変則な風にも助けられ、 3走・近本も悠々と生還した。

 なお二死 1、 3塁の好機では糸原が見逃し三振に倒れ、追加点とはならず。大山の打点は 9月18日のヤクルト戦(同)以来、 4試合ぶりだった。

  1回裏阪神一死満塁、大山悠輔内野手は右飛を放ち犠飛となる=阪神甲子園球場

  8月20日以来となる5番で先発した大山は、 1回一死満塁から先制の右犠飛。「打球が上がったときに(右翼の)亀井さんが前に出て浅いかなと思ったけど、( 3走が)近本光司だから走ってくれると思っていました」とルーキーの快足にも感謝した。それでも 2回の守備では 1塁への悪送球を犯し、今季のチーム失策は2000年以来の「101」となった。

 

 阪神の「4番」ジェフリー・マルテ内野手が、左足の張りで 3回の守備から途中交代した。

 初回の第 1打席では、先制点につながる四球を選び、守備面でも交代するまで異変は見られなかった。

 ベンチに下がった後は、自力でロッカールームに戻った。球団発表によると左足に張りが出たための交代で、病院には行かずに球場内で治療を行うという。マルテに代わって 1塁には陽川が入った。

  1回、四球で出塁するジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

 ジェフリー・マルテ内野手が24日の巨人戦(甲子園)に「4番・1塁」で先発したが、 3回の守備から退いた。左足に張りを感じたためで、そのままクラブハウスに戻った。マルテは 1回、一死 1、 2塁から四球を選び、続く大山の先制右犠飛へとつなげていた。

 阪神は引き分け以下で「クライマックスシリーズ(CS)進出」が断たれる一戦で、序盤から主砲を欠く痛手となった。

  2回表巨人一死満塁、高橋優貴投手は 3塁ゴロ併殺打を放った、 1塁手はマルテ内野手=阪神甲子園球場

 ジェフリー・マルテ内野手が24日の巨人戦(甲子園)に「4番・1塁」で先発し、 3回の守備から退いた。左足に張りを感じたためで、そのままクラブハウスに戻り治療を行った。試合後、清水ヘッドコーチは「あまりよくないということだった」と説明。 1回一死 1、 2塁の打席では四球を選んで先制点につなげていたが…。 8月10日から「4番」に座る主砲だけに、離脱となれば痛い。

 

  3回、安打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が24日の巨人戦(甲子園)でバックスクリーンへ「10号ソロ」。「5年連続2桁弾」とし、試合を決定づけた。

  4- 0の 7回先頭、左腕・高木の 139キロをフルスイング。打球はぐんぐんと伸び、バックスクリーンに着弾した。42歳の大ベテランは全力疾走でダイヤモンドを一周。直後、 8回の守備から退き、お役御免となった。

  5年連続、米大リーグ時代も含めれば「17度目の2桁弾」。42歳での到達は球団では金本知憲氏以来、 2人目。まだまだ元気な大黒柱のバットが、聖地で火を吹いた。

  7回裏阪神無死、「中越え本塁打」を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 ベテラン阪神福留孝介外野手が「5年連続2桁」となる「10号ソロ」でトドメを刺した。

  4点リードの 7回。先頭で打席に立つとフルカウントから左腕高木の直球をバックスクリーンに突き刺した。勝利を大きく引き寄せた1発に福留も「出てよかったですね」とコメント。

 今季から制定された「イワタニ バックスクリーンホームラン賞」の 300万円も手にした。長きに渡って対戦してきた 1学年下の巨人阿部慎之助捕手が現役引退を表明。「今日のスイングを見てもまだまだと思ってしまう。ただ、これは本人が決めたこと」と、ライバルチームの主砲に向けた惜別アーチにもなった。

 

  6回阪神無死 2塁、糸原健斗内野手が右前に適時打を放った=阪神甲子園球場

 糸原健斗内野手が24日の巨人戦(甲子園)で追加点となる適時打。ミスを取り返す一打で、貴重すぎる一点をもぎ取った。

  1点リードの 6回、先頭の大山が四球を選び糸原が打席へ。初球にヒットエンドランを仕掛けるも、糸原が空振り。捕手・炭谷が握り替えられず、無死 2塁に。サインはバントに切り替わるも、 3球目はストライクゾーンのボールを見逃してしまった。迎えた 5球目、浮いてきた 124キロ変化球に食らいついた。打球はボテボテでも 1、 2塁間を突破。 2走・大山が生還し、 2点目を奪った。

 糸原は 4回無死 1塁で送りバントも打ち上げてしまい、捕手・炭谷と交錯する守備妨害。走者を進めることができずにいたが、ミスを取り返す一打で流れを手繰り寄せた。

 

  6回裏一死、代打鳥谷敬は一ゴロに倒れる=阪神甲子園球場

 今季限りでの退団を表明している鳥谷敬内野手は、自身最後となる可能性が高い「伝統の一戦」を静かに終えた。 6回、梅野の「2ラン」で 4点リードとした直後に代打登場。 1ゴロに倒れたが、球場全体から惜しみなく拍手が送られた。

 試合前には巨人阿部の現役引退を受け、「一緒にやったメンバーがどんどん辞めていくのは寂しい」と神妙な表情になった。虎で16年間しのぎを削り続けた相手。「やっぱりジャイアンツとやると特別な試合になる。捕手が阿部さんの時は阿部さんと勝負しているような感じだった。いろいろ(配球などを)考えさせられた」と振り返った。

 13年WBCでは阿部主将のもと、「侍ジャパン」を準決勝進出に導いた。「背中だけでなく言葉でも引っ張っていく印象があった。絵に描いたような中心選手でありキャプテンでした」。自身は今後、他球団での現役続行を目指す。希代の好敵手との戦いに区切りをつけ、「逆転CS」に向けて残り 3試合に全力を注ぐ。

 鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場 (2019年 9月18日撮影)

 鳥谷敬内野手が24日、今季限りでの現役引退を決断した巨人阿部への思いを語った。

 13年WBCでは「侍ジャパン」の一員としてともに戦い、阿部主将のもと準決勝進出を果たした。「チームを引っ張るというか、背中だけでなく言葉でも引っ張っていく印象があった。本当に絵に描いたような中心選手でありキャプテンでした」。

 「伝統の一戦」でも長年しのぎを削り、「やっぱりジャイアンツとやると特別な試合になる。そういう意味では相手投手というよりは、捕手が阿部さんの時は阿部さんと勝負しているような感じだった。いろいろ考えさせられたなと思います」と振り返った。

 自身は今季限りで阪神を退団し、他球団での現役続行を目指すことになる。「非常に寂しいというか…。一緒にやったメンバーがどんどん辞めていくというのは寂しいなと思います」と神妙な表情だった。

 試合前、練習に臨む鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 今季限りでの退団を明言し、現役続行を目指す鳥谷は 6回に代打で登場し、 1ゴロだった。試合前には引退を決断した巨人・阿部について「巨人とやるのは特別な試合。『キャッチャー・阿部さん』と勝負している感じだった」と振り返り、「(2013年)WBCも一緒にやっていますし、背中だけでなく言葉でも引っ張っていくという印象。絵に描いたような中心選手。一緒にやったメンバーがどんどんやめていくというのは、寂しいなという思いはあります」と話した。

 

  6回裏阪神二死 1塁、 2盗を決めた近本光司外野手=阪神甲子園球場

 近本光司外野手が 6回に 2盗を決め、今季「36盗塁」目をマークした。

 「(鍬原に)いいけん制があるという情報があった。 2球目までに、と思っていた」。リクエストの結果、セーフの判定は変わらず、 2塁ベース上では安堵(あんど)の表情を浮かべた。残りは 3試合あり、赤星が記録した「球団新人盗塁記録の39」も視界に入る。 2安打で今季の安打数を「158安打」に伸ばした。

  6回裏阪神二死 1塁、 1塁走者近本光司外野手(左)は打者北條史也内野手のとき 2塁盗塁を決める。野手田中俊太=阪神甲子園球場

 

  9回表巨人二死、山本泰寛内野手の三振の時、こぼれ球を 1塁へ送球した梅野隆太郎捕手、左は藤川球児投手=阪神甲子園球場

 梅野隆太郎捕手が「シーズン120補殺」を記録し、54年の土井垣武(東映)の「119補殺」を抜いた。日本記録を更新し「シーズンを通して 1つずつ積み重ねてきた結果。それがこういう数になった」と喜んだ。

  6回には「9号2ラン」を放ちバットでも勝利に貢献。「その1打席、 1球に集中して。 1点の積み重ねが大事になる」と残り 3試合全勝での「大逆転CS出場」をにらんだ。

  9回表巨人二死、山本泰寛内野手の三振したボールを 1塁へ送送球した梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 梅野隆太郎捕手が24日の巨人戦(甲子園)で自己最多となる「9号2ラン」。大きな追加点を奪い、宿敵を一気に突き放した。

  1点リードの 6回に糸原の適時打で追加点。一死 2塁の場面で、巨人ベンチが先発・高橋から鍬原にスイッチしたところで打席に立った。初球の 143キロ直球を一閃。左中間スタンド奥深くに突き刺した。

  8月20日のDeNA戦(京セラ)以来の一発は自己最多となる「9号」。すでに「14盗塁」を記録しており「2桁本塁打&2桁盗塁」となれば球団捕手では史上初となる。

 

  5回から「2番手」で登板のオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場

 阪神左腕ガルシアが「5勝」目を挙げた。先発青柳からバトンを受けて 5回から登板。 2イニングを無失点で切り抜けた。

 阪神では初のリリーフとなった22日DeNA戦に次ぎ、 2戦連続となる中継ぎ登板。お立ち台で「いい感じで投げられた。CSの可能性が残っているので、なんとかチームに貢献できるように投げたい」と目を輝かせた。

 お立ち台で笑顔を見せる、左から大山悠輔内野手、オネルキ・ガルシア投手、梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 

※阪神が継投策で3連勝、ガルシア5勝!青柳4回無失点で交代、チャンスで代打原口送る!-2へ続く!

 

 

 

 

 

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