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矢野阪神、外れ1位で創志学園・西!藤浪以来の高校生投手!阪神育成1位小野寺悔し涙!-1

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阪神は、「2位」で履正社高・井上広大外野手、「3位」で横浜高・及川雅貴投手との交渉権を獲得。「4位」では東海大相模高・遠藤成内野手、「5位」では中京学院大中京高・藤田健斗捕手を指名した。「6位」で東海大九州・小川一平投手を指名し、選択終了とした。阪神は「1位」で星稜高・奥川恭伸投手を指名するも、ヤクルト、巨人と競合。くじを引き当てることはできず、「外れ1位」で創志学園高・西純矢投手(18)の交渉権を獲得した。

西は 2年夏に甲子園に出場し、今年は「U18日本代表」に選出された。海外選手相手にも実力を発揮し、評価を高めた。阪神にとっては12年の藤浪以来 7年ぶりに高校生投手の「1位指名」となった。闘魂投球が甲子園に帰ってくる。「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日に行われ、最速 154キロ右腕の創志学園・西純矢投手が阪神から「1位指名」を受けた。憧れの投手であり、遠戚である西勇輝投手(28)が在籍する球団で、昨夏沸かせた聖地を本拠地とする。亡き父と約束したプロとしての道は、縦じまのユニホームに袖を通して歩むことになった。運命の糸で結ばれていたのかもしれない。西は自分の名前が呼ばれると、モニターを見つめていた穏やかな表情をまた少し緩めた。縁を感じている。佐々木朗希(大船渡高校 3年)、奥川恭伸投手(星稜高校 3年)、及川雅貴投手(横浜高高校 3年)とともに「高校四天王」と呼ばれた。昨夏沸かせ、自身も投手として育ててくれた聖地が本拠地となる。プロとして聖地に帰ってくる。父・雅和さんもきっと喜んでいるだろう。17年秋の公式戦観戦後の帰宅時に倒れ、 4日後の10月11日に45歳の若さで他界した。それでも西は忌引明けに登校し、部活に出た。天国の父に向けた意味もあったマウンドでの雄たけびは控えるようにした。昨秋からはメンタルトレーナーに師事。それでも、持ち味である強気な投球スタイルは貫いている。虎党に負けぬ熱い男が、聖地を沸かす瞬間を思い描きながらプロの扉を開く。矢野燿大監督(50)が「ドラフト1位指名」した西を闘将・星野仙一監督(70歳没)になぞらえた。闘志全開のマウンドさばきがスタイル。「矢野ガッツ」顔負けのファイターだ。岡山出身の右腕…。「03年優勝監督」で恩師だった星野監督を思い起こした。現役時は中日のエースとして巨人に闘魂むき出し。矢野監督は感慨深げだ。

履正社の井上広大外野手( 3年)が、阪神の「2位指名」を受けた。指名の瞬間、校内は大きな歓声が響いた。「高校通算49本塁打」。右のスラッガーで、優勝した今夏の甲子園では、 3本のアーチを描いて夏の主役になった。甲子園のヒーローが、再び甲子園を沸かせることになりそうだ。井上広大外野手が、大目標を掲げた。今夏の「甲子園で3本塁打」を放ち、「日本一」へ導いた右の大砲は将来的に「年間40本塁打」「球界を代表する4番」「本塁打王」を公約に掲げた。「高校通算49本塁打」。 187センチの右の大砲が口にした言葉は、その体と同様に、規格外の大きな目標だった。阪神の本塁打王は86年に「3冠王」に立ったランディ・バース内野手(65)が最後で、右打者では75年田淵幸一内野手(73)以来出ていない。地元関西の人気球団で、スターへと上り詰める。この日、同校にはパートをしながら女手一つで育ててくれた母貴美さん(51)と、小学 5年の弟祝榮(しゅうえい、10)君も駆けつけた。大阪・大東市の南郷小でソフトボールをしていた頃、暗くなるまで母と 2人で公園で練習をした。片隅で見守った母はしみじみと語った。甲子園で描いたあの本塁打を、今度はプロの世界で見せる。

阪神から「4位指名」された東海大相模・遠藤成(じょう)内野手( 3年)は、金本前阪神監督の鉄人スタイルを理想に駆け上がる。学校で両親や監督と指名の瞬間を見守った阪神について笑顔を見せた。選手では金本氏のイメージが強いといい抱負を語った。地元秋田から自ら志願して、神奈川の強豪・東海大相模に入学。 1年春からベンチ入りを果たすと今夏を含めて 2度、聖地でプレーした。走攻守そろった左打ちの大型内野手。「U18日本代表」にも選ばれ、「1位指名」の創志学園・西らとプレーした。「上位5人」は同じく甲子園で活躍した同学年選手。特に、「同2位」で野手最上位の履正社・井上に対し闘志を燃やした。

阪神「5位」の中京学院大中京高・藤田健斗捕手(18)。「 163キロを受けた男」が梅野の背中を追いかける。指名を待ち、名前を呼ばれると笑顔を見せ高い目標を掲げた。大船渡・佐々木の歴史的剛球を体感した捕手として有名になったが実力は超高校級。強肩、強打に捕手らしいクレバーな人間性で、投手の長所を引き出す。戦いの場は甲子園。今夏の甲子園では「4番、主将」として「4強」に進出したが、実は悔しさが勝っている。藤田健斗捕手は17日、岐阜県内の同校で喜びをかみしめ、野球を始めた小学 2年時から憧れている矢野監督に弟子入りを志願した。「4番兼捕手」として中京学院大中京高を「今夏の甲子園ベスト4」に導いた。強肩強打で知られる存在だが、一躍注目されたのは春に行われた高校日本代表候補合宿だ。練習試合で大船渡・佐々木が 163キロをマークしたときの捕手役で、思わぬ“取材ラッシュ”に。さらなる高みを目指すきっかけになったという。きょうの18回目のバースデーももちろん、グラウンドで汗を流す。

阪神から「育成1位指名」を受けた大商大・小野寺暖外野手( 4年=京都翔英)は、プロから声が掛かって、うれし涙ではなく、悔し涙を流した。指名を受けてチームメートから温かい拍手が起きた瞬間、どっと涙がこぼれた。中学時代からの母子家庭で母由子さん、兄仁さんとの 3人暮らしだった。京都翔英では「高校通算20本塁打」、最高成績は「京都ベスト8」で甲子園出場はない。大学に入り立ての頃はレギュラーにもなれず、野球部を辞めることも考えたが富山陽一監督(52)から激励され、厳しい指導を受けながら成長。大学 3年春と 4年春は「MVP」、「通算5本塁打」の長距離打者に育った。

甲子園のスターたちを次々と指名した異例ドラフトは狙い通りだった。阪神谷本修球団副社長兼球団本部長(55)は「ほぼシミュレーション通り」と振り返った。現時点でチームの10代は川原陸投手(18=創成館高等学校)、小幡竜平内野手(19=延岡学園高等学校)の 2人。年齢構成も考慮して思い切った指名にかじを切った。また、畑山俊二統括スカウト(55)も“自画自賛”した。プロ野球のドラフト会議が17日、都内のホテルで行われ、最速 163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手( 3年)は「1位指名」で埼玉西武、千葉ロッテ、北海道日本ハム、東北楽天の 4球団が競合し、抽選で千葉ロッテが交渉権を獲得した。また、星稜・奥川恭伸投手( 3年)は巨人、阪神、東京ヤクルトの 3球団が入札し、東京ヤクルトが交渉権を獲得。広島が「1位指名」を公表していた明治大學・森下暢仁投手( 4年)は単独指名で交渉権を獲得した。

記事をまとめてみました。

 

 <プロ野球ドラフト会議>◇17日◇グランドプリンスホテル新高輪

 阪神は、「2位」で履正社高・井上広大外野手、「3位」で横浜高・及川雅貴投手との交渉権を獲得。「4位」では東海大相模高・遠藤成内野手、「5位」では中京学院大中京高・藤田健斗捕手を指名した。「6位」で東海大九州・小川一平投手を指名し、選択終了とした。

 創志学園高校・西純矢投手の交渉権が確定し笑顔をみせる矢野燿大監督=東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 阪神は「1位」で星稜高・奥川恭伸投手を指名するも、ヤクルト、巨人と競合。くじを引き当てることはできず、「外れ1位」で創志学園高・西純矢投手の交渉権を獲得した。

 井上は今夏の甲子園で履正社高の主砲として「初優勝」に貢献。及川は大船渡高・佐々木、星稜高・奥川、創志学園高・西とともに“高校生四天王”と称されている。

 遠藤も高校日本代表として「U18ワールドカップ(W杯)」に出場。藤田は中京学院大中京高の主将で「4番」として、今夏の「甲子園4強」入りに貢献した。

 履正社高校・井上広大外野手=阪神甲子園球場

 

 阪神が創志学園(岡山)・西純矢投手( 3年)を「1位指名」した。「1位最有力」に位置付けていた星稜・奥川恭伸投手( 3年)は 3球団競合の末に外したが、「外れ1位」で西を単独指名した。

 西は 2年夏に甲子園に出場し、今年は「U18日本代表」に選出された。海外選手相手にも実力を発揮し、評価を高めた。阪神にとっては12年の藤浪以来 7年ぶりに高校生投手の「1位指名」となった。

 緊張の面持ちで指名を待つ西純矢投手=創志学園高校

 闘魂投球が甲子園に帰ってくる。「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日に行われ、最速 154キロ右腕の創志学園・西純矢投手が阪神から「1位指名」を受けた。

 憧れの投手であり、遠戚である西勇輝が在籍する球団で、昨夏沸かせた聖地を本拠地とする。亡き父と約束したプロとしての道は、縦じまのユニホームに袖を通して歩むことになった。

◇   ◇   ◇

 運命の糸で結ばれていたのかもしれない。西は自分の名前が呼ばれると、モニターを見つめていた穏やかな表情をまた少し緩めた。「甲子園は自分にとって特別な場所。またあそこで野球ができるのは、ワクワクします。プレッシャーは一切なくて、熱狂的なファンの方を喜ばせられるピッチングをできたらいいなと」。早くも縦じま姿で躍動する自分を思い描いていた。

 縁を感じている。佐々木、奥川、及川とともに「高校四天王」と呼ばれた。昨夏沸かせ、自身も投手として育ててくれた聖地が本拠地となる。「甲子園では昨年負けたまま終わっているので、阪神タイガースに入団してから借りを返せるような投球ができればと思います」。プロとして聖地に帰ってくる。

 創志学園の西純矢投手は阪神の「1位指名」が決まり涙を目に浮かべる=創志学園高校

 虎エース西勇輝は遠戚にあたる。曽祖父からつながりがあることを曽祖父の葬儀で知った。親戚と写真に納まる当時オリックスの西勇輝がまぶしかった。親戚というだけでなく、投手としても憧れ。投球映像を見て研究もした。「コントロールがいいですし、技術的なことを聞けたら」と、早くも弟子入りを希望した。

 父・雅和さんもきっと喜んでいるだろう。17年秋の公式戦観戦後の帰宅時に倒れ、 4日後の10月11日に45歳の若さで他界した。それでも西は忌引明けに登校し、部活に出た。「周りの方々に成長させてもらった」と本人は言うが、「自分がプロ野球選手になってお母さんを楽にさせてあげたら」と姿勢が変わった。夏の大会前には練習場から約35キロの起伏ある距離を自主的に週に 1度は走って帰るようになった。長沢野球部監督は「親の死を乗り越えた。本当は弱いと思うが、鼓舞していたと思う」と目を細めた。

 天国の父に向けた意味もあったマウンドでの雄たけびは控えるようにした。昨秋からはメンタルトレーナーに師事。それでも、持ち味である強気な投球スタイルは貫いている。「タイガースファンの方は熱狂的な印象を持っている。自分の熱い投球をみていただければ」。虎党に負けぬ熱い男が、聖地を沸かす瞬間を思い描きながらプロの扉を開く。

 創志学園の西純矢投手(中央)は阪神「1位指名」が決まり谷川安弘校長(左)と長沢宏行監督(右)と笑顔で記念写真を撮る=創志学園高校

◆西純矢(にし・じゅんや)

生まれ:2001年(平13) 9月13日、広島県生まれ。

球 歴:小 2から鈴が峰レッズで軟式野球を始め、阿品台中ではヤング広島に所属。中 2夏に「全国優勝」。 3年時に日本代表「NOMOジャパン」に選出。創志学園では 1年春からベンチ入り。 2年春からエース。 2年夏の甲子園に出場。 3年夏は岡山大会準決勝で倉敷商に 2失点完投も敗戦。

侍ジャパン: 8~ 9月の「U18W杯」で 4試合に登板。パナマ戦では先発して 6回 1失点で勝ち投手。打っても「12打数6安打の打率5割、9打点。2本塁打」で「本塁打王」と大活躍した。

サイズ: 184センチ、88キロ。右投げ右打ち。

 会場を後にする矢野燿大監督=グランドプリンスホテル新高輪

 矢野燿大監督が「ドラフト1位指名」した西を闘将・星野監督になぞらえた。

 闘志全開のマウンドさばきがスタイル。「西君らしく思い切って甲子園のマウンドで暴れてくれたら。タイガースファンがめっちゃ好きそう。俺よりすごいガッツポーズするやん」と笑った。

 「矢野ガッツ」顔負けのファイターだ。岡山出身の右腕…。「03年優勝監督」で恩師だった星野監督を思い起こした。現役時は中日のエースとして巨人に闘魂むき出し。矢野監督は「星野さんに似ているもんな。(ヤクルト)高津監督に取られたけど、奥川は。もしかしたら星野さんが『西でいいんじゃないか?』っていうね。『ああいう投手はええやんけ』と言ってくれそうな投手」と感慨深げだ。

 この日は幸運の赤パンツだけでなく、実は18年 1月に急逝した星野監督の遺族から形見分けされたネクタイを着用していた。闘将が切り結んだ不思議な縁…。未来へとつなげるドラフトになった。

 

 阪神「2位指名」を受け胴上げされる履正社・井上広大外野手=履正社高校

 履正社の井上広大外野手( 3年)が、阪神の「2位指名」を受けた。

 指名の瞬間、校内は大きな歓声が響いた。

 「高校通算49本塁打」。右のスラッガーで、優勝した今夏の甲子園では、 3本のアーチを描いて夏の主役になった。

 ドラフト中継を見る履正社の井上広大外野手(左)と、中央は岡田龍生監督、右は小森重喜校長=履正社高校

 同校で会見した井上は「もっと(指名が)遅いと思っていたのですが、自分が思っていたより早くてうれしいです。夏の大会でも甲子園でホームランを打っている。いいイメージを持っているので、阪神でも本塁打を打てるようにしたいです」と決意表明した。

 「矢野監督さんは情熱的。気持ちを全面に出すチームなので、それに応えたいと思っています。ひと振りで試合の流れを変えるスイングを目指したい。(年間)『40本』以上は打ちたい」

 甲子園のヒーローが、再び甲子園を沸かせることになりそうだ。

 履正社高校・井上広大外野手 (2019年10月 1日撮影)

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で阪神「2位指名」を受けた履正社の井上広大外野手( 3年)が、大目標を掲げた。今夏の「甲子園で3本塁打」を放ち、「日本一」へ導いた右の大砲は将来的に「年間40本塁打」「球界を代表する4番」「本塁打王」を公約に掲げた。阪神の本塁打王は86年に「3冠王」に立ったバースが最後で、右打者では75年田淵幸一以来出ていない。地元関西の人気球団で、スターへと上り詰める。

◇    ◇    ◇

 阪神「2位指名」を受けバットを手に凛々しい表情をみせる履正社・井上広大外野手=履正社高校

 あの甲子園の大歓声を、あの本塁打の感触を、忘れるはずはなかった。阪神から「2位指名」を受けた瞬間、履正社の校内にはどよめきが起きた。夏の甲子園で主役になった井上は、すぐに笑顔で会見の席につく。「高校通算49本塁打」。 187センチの右の大砲が口にした言葉は、その体と同様に、規格外の大きな目標だった。

 「印象に残っているのはマートン選手。夏に甲子園でホームランを打っているので、いいイメージがあります。阪神でも本塁打を打ちたい。ひと振りで試合の流れを変えるスイングをしたいですし(年間)『40本』は打ちたい。球界を代表する打者になって、日本の『4番』になりたいと思います」

 夏の甲子園決勝では、ヤクルトから「1位指名」された星稜・奥川からバックスクリーンに「逆転3ラン」を放った。甲子園で“再戦”の可能性も出てきたが、描く夢は、それよりもはるか先にある。阪神では「86年3冠王」のバース以来、「本塁打王」が出ていない。右打者では75年田淵幸一までさかのぼる。それを知ると、さらに目を輝かせた。

 会見で井上広大外野手(右)について語る履正社の岡田龍生監督=履正社高校

 「自分がそれ(本塁打王)になれるように頑張りたい。小中高と『4番』を任されてきたので、こだわりがある。プロの世界はどれだけ長く活躍して、試合に出続けられるかが勝負。まずは土台をしっかり作る」

 この日、同校にはパートをしながら女手一つで育ててくれた母貴美さんと、小学 5年の弟祝榮(しゅうえい)君も駆けつけた。大阪・大東市の南郷小でソフトボールをしていた頃、暗くなるまで母と 2人で公園で練習をした。片隅で見守った母は「夢のようです。本人はプロになりたいと思っていても、その熱い気持ちに答えてあげることができなかった頃もあった」としみじみと語った。井上は「早く 1軍で活躍する姿を(母に)見せたい」。甲子園で描いたあの本塁打を、今度はプロの世界で見せる。

 

 阪神に「4位指名」され色紙に意気込みを書いた東海大相模高校の遠藤成内野手=東海大学付属相模高等学校

 阪神から「4位指名」された東海大相模・遠藤成(じょう)内野手( 3年)は、金本前阪神監督の鉄人スタイルを理想に駆け上がる。

 学校で両親や監督と指名の瞬間を見守り「ホッとしています」。阪神について「熱烈なファンが多い。(本拠地は)夏の甲子園でプレーさせていただいた場所。その球場でプレーできることに感謝したいです」と笑顔を見せた。選手では金本氏のイメージが強いといい「泥臭さや、右手が折れていてもヒットを打ったりというガッツあるプレーや、試合もずっと出ていた。そういった選手になりたいです」と抱負を語った。

 阪神に「4指名」され阪神のヘルメットをかぶり、ガッツポーズをする東海大相模高校・遠藤成内野手=東海大学付属相模高等学校

 地元秋田から自ら志願して、神奈川の強豪・東海大相模に入学。 1年春からベンチ入りを果たすと今夏を含めて 2度、聖地でプレーした。走攻守そろった左打ちの大型内野手。「高校通算45本塁打」の長打力に、投手で最速 145キロを投げる強肩も魅力。「U18日本代表」にも選ばれ、「1位指名」の創志学園・西らとプレーした。「上位5人」は同じく甲子園で活躍した同学年選手。「同じ学年で活躍した選手たちがたくさんいる。その刺激をたくさん受けて、切磋琢磨(せっさたくま)し合って絶対、自分の上の人に負けない気持ちでやりたいと思います」と力を込めた。特に、「同2位」で野手最上位の履正社・井上に対し「絶対、負けないです」と闘志を燃やした。

 

 中京学院大中京高校・藤田健斗捕手=阪神甲子園球場 (2019年 8月11日撮影)

 阪神「5位」の中京学院大中京・藤田健斗。「 163キロを受けた男」が梅野の背中を追いかける。

 「ドキドキしながら」指名を待ち、名前を呼ばれると笑顔を見せた。「梅野さんのように打って守れて、球団を背負える捕手になりたいです」と高い目標を掲げた。大船渡・佐々木の歴史的剛球を体感した捕手として有名になったが実力は超高校級。強肩、強打に捕手らしいクレバーな人間性で、投手の長所を引き出す。戦いの場は甲子園。「熱いファンが熱い応援をしてくれる。もちろん楽しみです」。今夏の甲子園では「4番、主将」として「4強」に進出したが、実は悔しさが勝っている。「準決勝で負けてしまったのが悔しい。プロの舞台で悔しさを晴らしたい」と目を輝かせた。

 仲間に担がれ、笑顔の藤田健斗捕手=中京学院大中京高校

 阪神から「ドラフト5位」で指名された中京学院大中京高・藤田健斗捕手は17日、岐阜県内の同校で「18日が18回目のバースデー。忘れられない日になりました」と喜びをかみしめ、野球を始めた小学 2年時から憧れている矢野監督に弟子入りを志願した。

 「僕が、最初に買ってもらったミットは、矢野さんのタイプだったんですよ。お前は制球が悪いから投手は無理。捕手をやれと言われて。実は高校 3年まで、捕手しかやったことがない」

 「4番兼捕手」として中京学院大中京高を「今夏の甲子園ベスト4」に導いた。強肩強打で知られる存在だが、一躍注目されたのは春に行われた高校日本代表候補合宿だ。練習試合で大船渡・佐々木が 163キロをマークしたときの捕手役で、思わぬ“取材ラッシュ”に。「これを打たないとプロでは通用しないんだな」-。さらなる高みを目指すきっかけになったという。

 「「目標は梅野さん。リードもうまいし、ワンバウンドを捕るのもすごい。僕も早く 1軍でプレーしたい」

 きょうの18回目のバースデーももちろん、グラウンドで汗を流す。

◇藤田 健斗(ふじた・けんと)

 2001(平成13)年10月188日生まれ、18歳。滋賀・長浜市出身。高月小 2年時から軟式野球を始め、高月中時代は滋賀ユナイテッドジェイボーイズに在籍。中京学院大中京高では 年春からベンチ入り。今夏の甲子園では「4番」としてチームを初の「4強」に導いた。 173センチ、73キロ。右投げ右打ち。

 

 阪神「育成1位」で指名され会見で涙を流す大商大・小野寺暖外野手=大阪商業大学

 阪神から「育成1位指名」を受けた大商大・小野寺暖外野手( 4年=京都翔英)は、プロから声が掛かって、うれし涙ではなく、悔し涙を流した。「同級生の橋本(中日2位)、大西(ヤクルト4位)が先に指名されて不安でどうしようもなかった」。

 阪神「育成1位」で指名され笑顔でガッツポーズする大阪商業大学・小野寺暖外野手=大阪商業大学

 指名を受けてチームメートから温かい拍手が起きた瞬間、どっと涙がこぼれた。中学時代からの母子家庭で母由子さん、兄仁さんとの 3人暮らしだった。小野寺は「大学にも奨学金で行かせてもらって、育成ではそれを返す足しにはならない。必ず支配下に上がって、レギュラーになって母親を楽にさせたい」と話した。

 阪神「育成1位」で指名され胴上げされる大阪商業大学・小野寺暖外野手=大阪商業大学

 京都翔英では「高校通算20本塁打」、最高成績は「京都ベスト8」で甲子園出場はない。大学に入り立ての頃はレギュラーにもなれず、野球部を辞めることも考えたが富山陽一監督から激励され、厳しい指導を受けながら成長。大学 3年春と 4年春は「MVP」、「通算5本塁打」の長距離打者に育った。

 富山監督は「だれよりもあきらめずに練習する選手です。指名してくれた阪神に感謝です」。由子さんは「わたしの夢も乗っかっています。はばたいてほしい」と見守った。

 

※矢野阪神、外れ1位で創志学園・西!藤浪以来の高校生投手!阪神育成1位小野寺悔し涙!-2に続く!

 

 

 

 

 

 

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