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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神ドラ1西仮契約!木浪が打撃の意識改革!木浪ら8選手、休日返上!確実に浸透している自主性!

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阪神から「ドラフト1位指名」された創志学園・西純矢投手(18)が 4日、岡山市内のホテルで入団交渉を行い、契約金 1億円プラス出来高3000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。約 1時間半の入団交渉を終えた。西の表情は、どこかこわばっていた。見たこともない契約金の数字に、プロになる実感がわいた。現在はカブスのダルビッシュ有投手(33)ら先発完投型の投手を参考に肉体強化中。ウエートトレーニングで下半身強化に励む日々だ。高校時代はケガ知らずの強靱(きょうじん)な体の持ち主。ベスト体重の88キロをキープしながら、もっと鍛えていく。 1年目の 1軍登板を目標に掲げ、遠縁にあたる西勇輝投手(28)との「西西ローテ」結成を目指す。現代野球で数少なくなった先発完投型。甲子園の「あと 1球」コールをバックに、最後はトレードマークのガッツポーズを決める。大きな夢を抱いてタテジマに袖を通す。広島出身の西は、小さい頃よく広島カープの試合に足を運んだ。「前田健太投手のような選手になりたい」と誓った。阪神にいいお手本がいる。遠縁にあたる西勇輝は、今季先発ローテーションの柱として26試合に登板し、勝ち頭の「10勝」をマーク。イニング数もキャリアハイの 172回 1/3に到達した。ドラフト指名後に、初めて電話で話し祝福されたという。目標の 1軍登板を実現させれば 1年目から「西西ローテ」も夢ではない。現代野球で数少なくなった先発完投型。甲子園の「あと 1球」コールをバックに、最後はトレードマークのガッツポーズを決める。大きな夢を抱いてタテジマに袖を通す。

2年目の“変革”。阪神・矢野燿大監督(50)がキャンプ休日の 4日、第 2クール( 5日~)から始めていく実戦形式の練習で、ベンチからサインを出すことを明かした。昨秋の監督就任後、キャンプの実戦ではすべてノーサインを貫いてきたが、シーズンでは細かな作戦がうまく機能せず。その反省を来季に生かすべく、この秋から徹底して、ナインに浸透させていく。より良いと思えば、柔軟に変化する。それも矢野流だ。打つ、投げるだけではなく、目指す野球を体に染みこませる。鉄は熱いうちに-。だからこそ、この安芸でやる。 5日からの第 2クール突入を前に、矢野監督が明確なビジョンを打ち出した。紅白戦やシート打撃など実戦形式の練習を 7日前後から始めると説明すると、ベンチからサインを出すことを明言した。就任直後の昨秋キャンプでは、11月10日に初実戦となる紅白戦を行ったが「人にやらされてもオモロない」と、考える力を養うためノーサインを打ち出した。選手間で自由に走り、エンドランなども仕掛けた。今春の沖縄・宜野座を含め、キャンプでの実戦11試合は、すべてノーサイン。しかし、この秋は違う。今季は「6連勝締め」で最下位から「3位」に躍進させたが、歯がゆい試合も多かった。 8月20日のDeNA戦(京セラ)では梅野隆太郎捕手(28)&青柳晃洋投手(25)が連続してスクイズを失敗したことも。チーム総得点は「12球団ワースト」の「538」。勝負の分かれ目となる 1点をどうもぎ取るか。今年は早くもタクトをふるい、チームに浸透させる。選手としても 1軍へのアピールになる。スペシャリストの発掘にもつながる。勝負強い矢野野球を安芸からたたき込む。

阪神は 4日、秋季キャンプ休日。計 8選手が安芸ドーム内で自主練習を行った。来季 2年目の木浪聖也内野手(25ーホンダ=亜細亜大學OB)は井上一樹打撃コーチ(48)の指導を生かし、さらなるレベルアップを誓った。昨年の秋季キャンプ最初の休日は植田海内野手(22)一人が汗を流した安芸ドームに、この日は木浪、大山悠輔内野手(24)、片山雄哉捕手(25)、熊谷敬宥内野手(23)、藤谷洸介投手(23)、福永春吾投手(25)、石井将希投手(24)、牧丈一郎投手(21)と計 8選手が姿を見せた。確実に浸透している自主性-。ウエートトレーニングなどで体を動かした木浪は、井上新打撃コーチからの言葉を胸に、 2年目のステップアップを誓った。安芸で初対面となった井上打撃コーチとは、第 1クールの中で、濃密にコミュニケーションを図った。今季は「8番」の51試合が最多だったが「1、2番」でも32試合に出場。自分は来季どこを打って、どんな打撃をしたいのか-。明確に描きながら成長していく。

20年は「梅バズーカ」がパワーアップだ。! 梅野隆太郎捕手が新型ミットを秋季安芸キャンプで試していることが 4日、分かった。今季使用していたミットより、一回り小ぶりなミットで、より素早い送球が期待出来る。大きいミットと比べ、ボールがミットのどこに入ったかがイメージしやすく、手でボールを探す必要がなくなる。捕球後すぐに、送球動作に移ることが可能で、来季は「梅バズーカ」がさらに威力を増しそう。今季の盗塁阻止率は「リーグ2位」の「3割7分」だったが、「1位」の巨人小林超え(4割1分9厘)も現実味を帯びる。今キャンプでもテーマの 1つがキャッチングの向上。全体練習が終わった後には、藤井彰人バッテリーコーチ(43)とマンツーマンで、マシンを相手に捕球を繰り返す姿があった。今季は正捕手として 129試合に出場。プロ野球記録を65年ぶりに塗り替える「123捕殺」を残し、 2年連続の「ゴールデン・グラブ賞」を受賞した。球団初の「3年連続受賞」へ、頼もしい相棒になりそうだ。

記事をまとめてみました。

 

 先発完投で「西西ローテ」! 阪神「ドラフト1位」の創志学園・西純矢投手が 4日、岡山市内のホテルで仮契約を結んだ。

 契約金 1億円プラス出来高3000万円、年俸1200万円(推定)。現在はカブスのダルビッシュら先発完投型の投手を参考に肉体強化中。 1年目の 1軍登板を目標に掲げ、遠縁にあたる西勇輝投手との「西西ローテ」結成を目指す。

◇   ◇   ◇

 西の表情は、どこかこわばっていた。見たこともない契約金の数字に、プロになる実感がわいた。「すごくびっくりしました。ここからプロ野球選手になるためのスタートを切ることが出来たのかなと思いました」。大船渡・佐々木、星稜・奥川らとともに、甲子園のスターとして注目されてきた。目標は「 1年目から 1軍の試合で 1試合でも多く投げること」。再び聖地をわかせる日を夢見た。

 阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手(左)と、手前は左から阪神永吉和也編成ディレクター、畑山俊二統括スカウト、山本宣史担当スカウト=岡山市内のホテル

 「小さい時から憧れる前田健太投手のような投手になれるように」。広島県出身の西は幼い頃、カープの試合をよく見に行った。目指すはその時焼き付けたドジャース前田のような先発完投型の投手だ。「先発したからには、最後の回まで投げたい思いがある。完投は出来るだけ多くしたい」。投手分業制が主流になってきたなかで、西はこだわりを持つ。

 現在はカブスのダルビッシュやソフトバンク千賀らの動画を見て、体つきを研究中。「先発完投ボディー」を目指し、ウエートトレーニングで下半身強化に励む日々だ。高校時代はケガ知らずの強靱(きょうじん)な体の持ち主。ベスト体重の88キロをキープしながら、もっと鍛えていく。「自分の目指している先発完投型の他球団の投手であったり、阪神タイガースの投手の方に勉強させてもらいながら、目指していけたらと思っています」。

 阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手=岡山市内のホテル

 阪神にいいお手本がいる。遠縁にあたる西勇輝は、今季先発ローテーションの柱として26試合に登板し、勝ち頭の「10勝」をマーク。イニング数もキャリアハイの 172回 1/3に到達した。ドラフト指名後に、初めて電話で話し「おめでとう」と祝福されたという。「自分は早く追いつけるように頑張っていきたいなと思います」。目標の 1軍登板を実現させれば 1年目から「西西ローテ」も夢ではない。

 「12球団の中でも熱狂的なファンの方々がいらっしゃると思う。ファンの方々を喜ばせられるようなピッチングができれば」。現代野球で数少なくなった先発完投型。甲子園の「あと 1球」コールをバックに、最後はトレードマークのガッツポーズを決める。大きな夢を抱いてタテジマに袖を通す。

 創志学園・西純矢投手=岡山市内のホテル

 阪神「ドラフト1位」の創志学園・西純矢投手が 4日、岡山市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金 1億円プラス出来高3000万円、年俸1200万円(推定)。

◇   ◇   ◇

 西純は契約金の使い道を聞かれると「弟が高校に入学するので、家族に使えたらいいかなと思います」と話した。

 西を野球の道へ導いた父雅和さんは、17年に45歳の若さで他界。「お父さんが亡くなってからの 2年間は、お母さんは大変だったと思っている。今度は自分がお母さんを助けるというか、お母さんを支えていきたい」。この日同席した母美江さんら家族を支える大黒柱になる。

 阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手=岡山市内のホテル

 阪神から「ドラフト1位指名」された創志学園・西純矢投手が 4日、岡山市内のホテルで入団交渉を行い、契約金 1億円プラス出来高3000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。

 約 1時間半の入団交渉を終えた西は「だんだん実感が湧いてきて、またここからプロ野球選手になるためのスタートが切れることが出来たのかなと思いました」と、緊張した面持ちで話した。

 広島出身の西は、小さい頃よく広島カープの試合に足を運んだ。「自分の小さな頃からの憧れである、前田健太投手のような選手になりたい」と誓った。

 仮契約後の主なコメントは以下の通り。

-仮契約を終えて

 だんだん実感が湧いてきて、またここからプロ野球選手になるためのスタートが切れることが出来たのかなと思いました。

 阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手は、山本宣史担当スカウト(左)から帽子を被せてもらい、球団HPの撮影に臨む=岡山市内のホテル

-すごい額が並んでいてどうだったか

 すごくびっくりしました。

-直近の目標は

  1年目から 1軍の試合で 1試合でも多く投げることを目標にしています。 -どんな選手になりたいか  小さな頃からの憧れである前田健太投手のような投手になれるように頑張っていきたいです。

-具体的な数字、タイトルの目標は

 数字、タイトルはあまりないですけど、コンスタントに結果が残せるピッチャーになれたらいいなと思ってます。

 虎のマークを背負う阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手=岡山市内のホテル

-周囲の支えについて

 周りの方々に感謝しています。いろいろサポートしていただいて今の自分があると思っています。周りの方々には感謝の気持ちを伝えたいです。

-お母さんには

 お母さんも夏の大会が終わってから、いろいろここまでサポートしてくれてるので、本当にありがたいなと思っています。

-阪神のイメージは

 常勝軍団。毎年強いイメージがあります。

-ファンの皆さんも熱いと思いますが

 12球団の中でも熱狂的なファンの方々がいらっしゃると思うので、ファンの方々を喜ばせられるようなピッチングができれば、と思っています。

 阪神と仮契約を結んだ創志学園・西純矢投手は、笑顔で旅立ちの鐘を鳴らす=岡山市内のホテル

-ファンに一言

 自分がプロの舞台で、自分らしいピッチングをしているところを見ていただけたらいいなと思っています。応援よろしくお願いします。

◆西純矢(にし・じゅんや)

 2001年(平13) 9月13日生まれ、広島県出身。小学 2年から鈴が峰レッズで軟式野球を始め、阿品台中ではヤングひろしまに所属。中学 3年夏に「全国優勝」。同 3年時に「NOMOジャパン」に選出された。創志学園では 1年春からベンチ入りし、 2年春から背番号「1」を背負う。 2年夏に甲子園出場を果たし、 1回戦で16奪三振完封を果たすなど活躍。最速は 154キロ。遠投 120メートル。50メートル走 5秒 9。184センチ、88キロ。右投げ右打ち。

 

  7日にも今キャンプ初の実戦形式の練習を行う矢野燿大監督。サインもバンバン出す=安芸市営球場(タイガース球場)

  2年目の“変革”。矢野燿大監督がキャンプ休日の 4日、第 2クール( 5日~)から始めていく実戦形式の練習で、ベンチからサインを出すことを明かした。昨秋の監督就任後、キャンプの実戦ではすべてノーサインを貫いてきたが、シーズンでは細かな作戦がうまく機能せず。その反省を来季に生かすべく、この秋から徹底して、ナインに浸透させていく。

 より良いと思えば、柔軟に変化する。それも矢野流だ。打つ、投げるだけではなく、目指す野球を体に染みこませる。鉄は熱いうちに-。だからこそ、この安芸でやる。 5日からの第 2クール突入を前に、矢野監督が明確なビジョンを打ち出した。

 「(実戦形式を)やる。たぶん、 3巡目( 3日目)か。ちょっと作戦系も。バントはもちろん、もしかしたらエンドランとかそういうのを。現状は(チーム全体が)うまくないから」

 紅白戦やシート打撃など実戦形式の練習を 7日前後から始めると説明すると、ベンチからサインを出すことを明言した。

  8月20日のDeNA戦で、スクイズを失敗した梅野隆太郎捕手=京セラドーム大阪

 就任直後の昨秋キャンプでは、11月10日に初実戦となる紅白戦を行ったが「人にやらされてもオモロない」と、考える力を養うためノーサインを打ち出した。選手間で自由に走り、エンドランなども仕掛けた。今春の沖縄・宜野座を含め、キャンプでの実戦11試合は、すべてノーサイン。しかし、この秋は違う。

 目的は明確だ。実戦での対応力を養うこと。走者を絶対に進めなければいけないときや、転がせば 1点の場面など、試合のための練習を徹底させようというわけだ。

 「来年の春(からで)は、あんまり時間ないやん。若い選手も多いし。(今季)あんまりうまくいった感じがなくて。悠輔(大山)も『4番』打たせていたから、俺もあんまり作戦を出してなかったけど。実戦に近づけた形で『チームとして、こうやろう』と」

 今季は「6連勝締め」で最下位から「3位」に躍進させたが、歯がゆい試合も多かった。 8月20日のDeNA戦(京セラ)では梅野&青柳が連続してスクイズを失敗したことも。チーム総得点は「12球団ワースト」の「538」。勝負の分かれ目となる 1点をどうもぎ取るか。今年は早くもタクトをふるい、チームに浸透させる。

  8月20日のDeNA戦で、スクイズを失敗した青柳晃洋投手=京セラドーム大阪

 「(来年は)こういう風にやっていくというのを含めてやりたい。(選手が)作戦で『こんなことも、あんなこともできますよ』ってアピールをしてくれたら。使える幅が広がるわけだから」

 選手としても 1軍へのアピールになる。スペシャリストの発掘にもつながる。勝負強い矢野野球を安芸からたたき込む。

★矢野監督のノーサイン

 昨年10月に監督に就任後、秋季キャンプで 3試合、今春キャンプで 8試合と、キャンプで行った計11試合は、すべてノーサインで戦わせた。選手の自主性と考える力を養わせるためで、今年 3月 2日、オープン戦 3試合目となるソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から「俺も(サインを出す)練習があるから」と、サインを解禁した。

 

 球場を後にする木浪聖也内野手=安芸市営球場

 阪神は 4日、秋季キャンプ休日。計 8選手が安芸ドーム内で自主練習を行った。来季 2年目の木浪聖也内野手は井上一樹打撃コーチの指導を生かし、さらなるレベルアップを誓った。

 昨年の秋季キャンプ最初の休日は植田一人が汗を流した安芸ドームに、この日は木浪、大山、片山、熊谷、藤谷、福永、石井、牧と計 8選手が姿を見せた。確実に浸透している自主性-。ウエートトレーニングなどで体を動かした木浪は、井上新打撃コーチからの言葉を胸に、 2年目のステップアップを誓った。

 「ボールの内側にバットを入れるいうことを自分の課題にしていて。悪いときにはこう(外回りに)なるし。自分のやりたいことと井上コーチのいうことが一致した。力が入っていたら内に入ってこない。今は脱力じゃないですけど、いつでも力を出せるようなイメージでやっています」

 球場を後にする大山悠輔内野手=安芸市営球場

 安芸で初対面となった井上打撃コーチとは、第 1クールの中で、濃密にコミュニケーションを図った。「大体どこ(の打順を)を打つだろうみたいな。そういうことを言われたので。強いライナー、間を抜くような。そういうのを求められると思う。自分が打つ打順はそういうことができないといけない」。今季は「8番」の51試合が最多だったが「1、2番」でも32試合に出場。自分は来季どこを打って、どんな打撃をしたいのか-。明確に描きながら成長していく。

■マシン打撃を行った熊谷敬宥内野手

 「バッティングの時間が少ないと思っていたので。休みでも打てたのはよかったです。バッティングもですが、まずは守備とか代走からの守備とか。今までになかった感覚が、このキャンプで出てきたらと思います」

 休日返上で練習し引き揚げる木浪聖也内野手=安芸市営球場

 木浪聖也内野手が秋季安芸キャンプで、打撃の意識改革に取り組んでいる。

 同キャンプ初のオフとなった 4日も休日返上で安芸ドームに姿を見せ、体を動かした。このキャンプでは「ボールの内側にバットを入れること」を課題に、練習に励む。 1年目の打撃を分析し「悪くなると外からバットが回る」と修正点を把握。シーズン終盤は上位打線も任され、打線の軸としてレギュラー定着に期待がかかる来季へレベルアップを図る。

 「自分のやりたいことと、井上コーチが言っていることが一致した」。練習では左打ちの木浪の背中側からティーを上げてもらい、右目でボールを見ることを意識。遠回りしないコンパクトなスイングを体に染み付けている。つなぎが求められる役どころ。「バットを内から出すことで、ボールに回転もかかるし、飛距離も出る。間を抜けるような強いライナーが求められると思うので」と理想を追い求める。

 休日返上で打撃する熊谷敬宥内野手=安芸市営球場

 秋季キャンプ初のオフも、若虎が休日返上で汗を流した。

 外野挑戦やグリップを短く握るフォームにチャレンジ中の熊谷は、室内練習場でマシン打撃などを行い「疲れている時だからこそ、やらないといけない」と充実の汗。山本昌臨時投手コーチから、体が開かないためのアドバイスをもらった福永は「少しでも体に染みつけばいいなと思って」と動作確認に余念がなかった。牧、片山、藤谷、石井らも体を動かした。

 休日返上で練習する片山雄哉捕手=安芸市営球場

 阪神の若虎が、秋季安芸キャンプの休日返上で汗を流した。10月31日から始まった同キャンプ。11月 3日に第 1クールを終え、この日は初の休日となったが、安芸球場の室内練習場には午前から若手選手が体を動かした。

 ランニングやマシン打撃、キャッチボールなどを行った熊谷敬宥内野手(23)は「体はきついですけど、きつい中でやることによってバッティングも守備も力の抜け具合が要所、要所であると思う。そういう面では疲れている時だからこそ、やらないといけない。体に覚えさせないと、うまくはなっていかないと思うので」。直球マシンを打ち込んだ片山雄哉捕手は、実戦形式も増えてくる第 2クールに向けて「向かっていく気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。

 その他、投手陣からは福永、石井、牧。野手陣からは藤谷、木浪が練習に姿を見せた。

 休日返上で練習する福永春吾投手=安芸市営球場

 

 20年は「梅バズーカ」がパワーアップだ。! 梅野隆太郎捕手が新型ミットを秋季安芸キャンプで試していることが 4日、分かった。今季使用していたミットより、一回り小ぶりなミットで、より素早い送球が期待出来る。

 より小さなミットを使う利点について、梅野はこう話す。「捕る位置がブレないし、捕った感触を感じやすい。ひと回り、ふた回り(小さい)だけで全然違う」。大きいミットと比べ、ボールがミットのどこに入ったかがイメージしやすく、手でボールを探す必要がなくなる。捕球後すぐに、送球動作に移ることが可能で、来季は「梅バズーカ」がさらに威力を増しそう。今季の盗塁阻止率は「リーグ2位」の「3割7分」だったが、「1位」の巨人小林超え(4割1分9厘)も現実味を帯びる。

 SSK社の担当者は「ミットは微調整をするため、グラブと違い何ミリ小さく、という表現は出来ないですが、試合で使える最大限まで小さくしました。SSKのミットを使い続けてくれて本当にありがたいし、少しでも理想に合う商品にしていきたい」と話す。

 守備練習を行う梅野隆太郎捕手=安芸市営球場

 小さい分、捕れる範囲が狭くなるのでは? そんな疑問に梅野は「それは全然ない」と断言する。「大きいから捕れるわけでもない。素手で捕るイメージというか。大きいより小さいほうが好みです」。今キャンプでもテーマの 1つがキャッチングの向上。全体練習が終わった後には、藤井バッテリーコーチとマンツーマンで、マシンを相手に捕球を繰り返す姿があった。

 今季は正捕手として 129試合に出場。プロ野球記録を65年ぶりに塗り替える「123捕殺」を残し、 2年連続の「ゴールデン・グラブ賞」を受賞した。球団初の「3年連続受賞」へ、頼もしい相棒になりそうだ。

▼梅野は今季の盗塁阻止率が「3割7分」で、セ・リーグの捕手の規定試合数(全試合の 1/2以上)到達者中「2位」。17年「3割7分9厘」、18年「3割2分」に続き、「3年連続2位」だ。なお阪神の捕手が「阻止率1位」となった直近は、13年藤井で「3割7分1厘」。

 ブルペンで投手の球を受ける梅野隆太郎捕手=安芸市営球場

 梅野隆太郎捕手が、 5日から始まる第 2クールでも全ての投手を受けていく意欲を語った。

 「自分が受けてコミュニケーションを取っていくことで、モチベーションにつながってくれたらいいと思うし。キャンプは普段受ける機会があまりなかった投手だとか、なるべくたくさんの投手の球を受けていきたい」

 第 1クール最終日の 3日には初めて来季高卒 3年目の牧の球を受けた。「シュート回転している球も多かったけど、それをなくそうというのではなくて。ああいう球を生かして内角にバンっと決めたら面白い」。実際に受けて感じたことを本人に伝え、自らの引き出しとしても蓄える。「球筋を知っておくのと知らないのとではだいぶ違ってくる」。常に誰とバッテリーを組むことになっても最善をつくせるよう、今からシーズンを見据えて準備を進めていく。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!   

 

 2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。

※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)

 

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