●18年オフに大腸がんを患いながらも病を乗り越え、今季1軍復帰を果たした原口文仁捕手(27)に喜びの一報が舞い込んできた。プロ野球セ・パ理事会が11日に行われ、「リーグ特別賞」に選出された。原口は球団を通じ、感謝のコメントを発表。日本を感動させた奇跡の男は26日に都内で開催される「NPBアワーズ」で表彰される。祝報にも原口らしく感謝の言葉を並べ、支えてくれた人とその喜びを分かち合った。不屈の闘志で難局を打ち破ってきた。18年末に大腸がんを宣告された。手術を経て、 6月 4日ロッテ戦で 1軍復帰。その復帰初打席で「左越えの適時2塁打」を放った。さらに同 9日の北海道日本ハム戦では「サヨナラ打」。 7月の球宴でも2試合にまたがっての「2打席連続アーチ」を放つなど、ファンに夢を与え続けた。現在は兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で練習を重ね、来季も輝く準備を進めている。球界関係者によると昨季、中日・松坂が受賞した「カムバック賞」も検討されたが趣旨が異なるため、全会一致で「特別賞」となったという。阪神では「シーズン214安打」を放ったマット・マートン外野手(38)が2010年に特別表彰されたことはあったが、がんを乗り越えたというケースでは異例。会議に出席した谷本修球団副社長兼球団本部長(54)は希望の光だったと話した。どれだけ絶望の淵に立たされようが、あきらめちゃいけない。「11.26」。タイトルホルダーらに交じり、表彰される。レッドカーペットの上に原口が立つ。
●阪神秋季キャンプでは12日に「御前シート打撃」が行われる。今キャンプではここまで 2度のケース打撃が行われたが、同日は初のシート打撃が実施される。藤原崇起オーナー(67=電鉄本社会長)も視察予定。高橋遥らが登板する方向。藤原崇起オーナーが11日、秋季キャンプ視察のため、高知入り。芸西村内のチーム宿舎に入り、夜に矢野燿大監督(50)らと会食した。
●守りの秋だ。両リーグ最多「102失策」の汚名を残した阪神の安芸キャンプは守備集中デーになった。フリー打撃中には内野陣が捕球部が平らなトレーニング用グラブで練習する珍しい光景もあった。大山悠輔内野手(24)、北條史也内野手(25)、木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)らがはめたグラブはよく見るとぺったんこ。捕球と同時に右手で抑えないと球がこぼれる。壁当てによるゴロ練習は丁寧な動作を繰り返した。大山はぺったんこグラブを別の目的に活用していた。工夫は続く。全体練習後、 7人がメイン球場で居残り内野ノックを受けたが、その最初に大山は極端な前進守備で構えた。今季は内野で失策を記録した選手が10人いた。久慈照嘉内野守備走塁コーチ(50)は見守った。外野陣はマシンを使って真後ろの飛球を追いかけ続けた。今キャンプ最大の守備デー。屈辱シーズンの借りを返すため、個々が課題と向き合った。
●“恐怖ノック”と秘密道具で克服だ!大山悠輔内野手が 3塁守備の猛特訓を受けた。通常と半分の至近距離で白球を追い、板状のグラブを使用する場面も-。今季はセ・リーグワーストの「20失策」。珍練習の成果をみせる!球場のBGMが止まる。グラウンドの声だけが響く。スタンドから感嘆の声も漏れる。俊敏さが求められる特訓に大山がハッスルした。全体練習が終わった後の特守に飛び入り参加。それぞれが定位置に散らばる中、 3塁と本塁の半分ほどの距離で構えた。早出での守備練習も大山は志願参加。 1日で58本の“恐怖ノック”を浴びた。秘密道具も使った。打撃練習と並行して行われた守備練習では藤本敦士内野守備走塁コーチ(42)がもってきた板状のグラブを使って、特訓。通常のグラブとは異なり、つかむことができないため、受けると同時に右腕でカバーしないと、弾いてしまう。捕って、すぐに投げる体勢へ。失策王という汚名を返上する。「4番・3塁」を奪い返す。首脳陣の信頼を取り戻すため、どんな猛特訓でも受ける。
●高橋遥人投手(24=亜細亜大學)が「抜き球」の習得に近づいた。11日、シーズンでは使わないカーブとチェンジアップをブルペンで多投。とくにカーブは精度よく決まり手応え。指導にあたる山本昌臨時コーチ(54)も期待した。
●藤浪晋太郎投手(25)が11日、今キャンプでの実戦形式の登板に意欲を燃やした。この日は山本昌臨時コーチの指導も受けながら投球練習。山本昌臨時コーチの下、チェンジアップを覚えることで腕を縦振りに矯正中。本来の切れが戻ってきた。トラッキングシステム「ラプソード」の計測によると、 1分間に2128回転で、今季の自身の平均値よりも多かったという。フォーム修正が進んでいることがデータにも表れた。シート打撃が行われる12日以降に実戦形式のマウンドに上がる可能性がある。今秋初の実戦登板については16、17日の紅白戦となる見通し。
●先発転向を志願している飯田優也投手(28)が、山本昌臨時コーチからブルペンで 1時間近く指導を受けた。ブルペンで約110球を投げ、腕の振りに関してアドバイスをもらった。手応え十分。矢野監督も評価した。
記事をまとめてみました。
18年オフに大腸がんを患いながらも病を乗り越え、今季1軍復帰を果たした原口文仁捕手に喜びの一報が舞い込んできた。
プロ野球セ・パ理事会が11日に行われ、「リーグ特別賞」に選出された。「大変、光栄に思います。病気が発覚してからは苦しいこともたくさんありましたが、家族、チームメート、関係者、そして多くのファンの方々に支えられ、ここまで戻ってくることができたと思いますし、皆様の支えがあったからこそ、受賞できた賞だと思います」。祝報にも原口らしく感謝の言葉を並べ、支えてくれた人とその喜びを分かち合った。
不屈の闘志で難局を打ち破ってきた。18年末に大腸がんを宣告された。手術を経て、 6月 4日ロッテ戦で 1軍復帰。その復帰初打席で「左越えの適時2塁打」を放った。さらに同 9日の日本ハム戦では「サヨナラ打」。 7月の球宴でも2試合にまたがっての「2打席連続アーチ」を放つなど、ファンに夢を与え続けた。
「野球ができる幸せをあらためて実感することができた 1年でしたので、野球ができるというこの幸せな気持ちを忘れず、これからも同じ病と闘う方や、いろいろなことで苦しんでいる方々に勇気や希望を与えられるプレーができるように精進していきたいと思います」。現在は兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で練習を重ね、来季も輝く準備を進めている。
▽阪神谷本修球団副社長(原口の「リーグ特別賞」受賞に)
あれだけ野球界以外の人々にも感動を与えたのだから良かったと思います。
北海道日本ハム戦で、「代打サヨナラ中前打」を放ちガッツポーズする原口文仁捕手=阪神甲子園球場 (2019年 6月 9日撮影)
おめでとう! そして、ありがとう! セ・リーグは11日、東京都内で理事会を開き、大腸がんから 1軍復帰を果たした原口文仁捕手を「特別賞」で表彰することを決めた。原口は球団を通じ、感謝のコメントを発表。日本を感動させた奇跡の男は26日に都内で開催される「NPBアワーズ」で表彰される。
虎党を何度も泣かせた男が、もう一度、スポットライトを浴びる。今度はセ・リーグ全体から表彰される。誰がこんなシナリオを描いただろうか。大腸がんから復帰した原口に、また勲章だ。
「大変光栄に思います。皆さまの支えがあったからこそ受賞できた賞だと思います」
セ・リーグの理事会で特別表彰されることが決まった。鳴尾浜での残留練習に参加していた原口は午後 6時前に球団を通じて喜びのコメント。感謝の言葉があふれ出た。
球界関係者によると昨季、中日・松坂が受賞した「カムバック賞」も検討されたが趣旨が異なるため、全会一致で「特別賞」となったという。阪神では「シーズン214安打」を放ったマートンが2010年に特別表彰されたことはあったが、がんを乗り越えたというケースでは異例。会議に出席した谷本球団副社長兼本部長は「野球界以外の方にも勇気を与えられた」と希望の光だったと話した。
1月24日に大腸がんと診断されたことを公表。手術を選択し、 3月 7日からリハビリを始めた。
6月 9日の北海道日本ハム戦で原口文仁捕手が復帰後初のサヨナラ打。みんなが泣いた=阪神甲子園球場
鳴尾浜ではカメラマンを見つけるとサムズアップポーズを作り、笑顔。心配して駆けつけたファンには時間を許す限り、ペンを走らせた。がんと戦うことで初めて感じた周りの力。 6月 4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で 1軍昇格即「適時2塁打」を放てば 9日の日本ハム戦(甲子園)では「サヨナラ打」。球宴にもプラスワン投票で選出され、「2戦連発の離れ業」をみせた。
「病気が発覚してからは苦しいこともありましたが、家族、チームメート、関係者の方々、そして多くのファンの方々に支えられ、ここまで戻ってくることができた」
奇跡を起こすたびに、全国で話題となる。 1歳のまな娘はテレビに映るパパの姿に大喜びした。
「僕が映っているな、というのはわかるんで、その度に『アー』『アー』って指を差すんです」
今後は自分が恩返しをする。治療の関係もあって今は安芸ではなく鳴尾浜で汗を流すが、そこで打撃を作り直している。
「何にもできなかった」。クライマックスシリーズでは 4打数無安打。自腹でティー台を購入し、黙々とロングティーを行う。平田 2軍監督も「ああいうこと(大腸がん)があってね。姿勢が素晴らしい」という。
原口は「野球ができる幸せを改めて実感することができた」と振り返り「これからも同じ病と闘う方や、色々なことで苦しんでいる方々に勇気や希望を与えられるプレーができるように精進していきたい」と約束した。
どれだけ絶望の淵に立たされようが、あきらめちゃいけない。「11.26」。タイトルホルダーらに交じり、表彰される。レッドカーペットの上に原口が立つ。
阪神秋季キャンプでは12日に「御前シート打撃」が行われる。今キャンプではここまで 2度のケース打撃が行われたが、同日は初のシート打撃が実施される。藤原オーナーも視察予定。高橋遥らが登板する方向で、矢野監督は「投手も打者もこの秋にやってきたことを試す場所」と話した。
練習で話す山本昌臨時コーチ(左)、矢野燿大監督(中央)、藤本敦士内野守備走塁コーチ=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
阪神・藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)が11日、秋季キャンプ視察のため、高知入り。芸西村内のチーム宿舎に入り、夜に矢野監督らと会食した。
12日に球場を訪問。高橋遥、秋山らが登板するシート打撃をチェックし、帰阪する。
ぺったんこグラブで守備練習を行う、左から北條史也内野手、久慈照嘉内野守備走塁コーチ、大山悠輔内野手、木浪聖也内野手=安芸市営球場
守りの秋だ。両リーグ最多「102失策」の汚名を残した阪神の安芸キャンプは守備集中デーになった。フリー打撃中には内野陣が捕球部が平らなトレーニング用グラブで練習する珍しい光景もあった。
大山悠輔内野手、北條史也内野手、木浪聖也内野手らがはめたグラブはよく見るとぺったんこ。捕球と同時に右手で抑えないと球がこぼれる。壁当てによるゴロ練習は丁寧な動作を繰り返した。「面がななめだと強い打球をはじいてしまう。面を正面にする矯正になります」と今季「12失策」の北條は語った。大山はぺったんこグラブを別の目的に活用していた。今季、スローイングミスが目立った正 3塁手は「いいところで捕らないと握り替えができない。握り替えが苦手な部分があったので」と説明した。
ぺったんこグラブで守備練習を行う、左から大山悠輔内野手、久慈コーチ、木浪聖也内野手、北條史也内野手=安芸市営球場
今季は内野で失策を記録した選手が10人いた。久慈内野守備走塁コーチは「投手の足を引っ張った。送球ミスが多かった。単純計算で 1人が 1つ失策を減らせば10減る。甘いものじゃないが、何かを変えられる時期だから」と見守った。
工夫は続く。全体練習後、 7人がメイン球場で居残り内野ノックを受けたが、その最初に大山は極端な前進守備で構えた。「きれいに捕れれば一番いいですが、 3塁なのでそういう打球は来ない。バウンドが合わない中で前に出たり、下がったり、ハンドリングで合わせたり、そういう練習をやりたいと思っていた」。あえてバウンドの合わない状況でゴロをさばいた。
近距離で藤本敦士内野守備走塁コーチのノックを受ける大山悠輔内野手=安芸市営球場
外野陣はマシンを使って真後ろの飛球を追いかけ続けた。今キャンプ最大の守備デー。「数だけやったって中身がなければ、うまくなるスピードは上がらない。いろんなことをやってみるのはいいこと」と矢野監督。屈辱シーズンの借りを返すため、個々が課題と向き合った。
▼阪神の今季チーム「102失策」は両リーグ最悪。年間失策数が「3桁」となったのは、00年「101失策」以来19年ぶりの屈辱だった。また大山の「20失策」は12球団個人最多。木浪の「15失策」はセ・リーグの「ワースト2位タイ」、北條「12失策」は「同6位タイ」。この 3人計「47失策」だけで、チーム失策数両リーグ最少の中日「45失策」よりも多かった。
“恐怖ノック”と秘密道具で克服だ! 大山悠輔内野手が 3塁守備の猛特訓を受けた。通常と半分の至近距離で白球を追い、板状のグラブを使用する場面も-。今季はセ・リーグワーストの「20失策」。珍練習の成果をみせる!
球場のBGMが止まる。グラウンドの声だけが響く。スタンドから感嘆の声も漏れる。俊敏さが求められる特訓に大山がハッスルした。
「サードなので、守っていていい形で捕れるというのは少ないと思う。ハンドリングであったり、体の使い方っていうのをやりたかったので、一番できるのは、あの練習かなと思っていた」
全体練習が終わった後の特守に飛び入り参加。それぞれが定位置に散らばる中、 3塁と本塁の半分ほどの距離で構えた。
至近距離で藤本敦士内野守備走塁コーチ(手前)のノックを受ける大山悠輔内野手(後方は通常の位置にいる藤谷洸介内野手)=安芸市営球場
恐怖心もあるだろう至近距離からのノックに体勢を崩しながら、耐えた。藤本内野守備コーチは「ハンドリングの反応。本人も課題にしている」と目的を説明。早出での守備練習も大山は志願参加。 1日で58本の“恐怖ノック”を浴びた。
秘密道具も使った。打撃練習と並行して行われた守備練習では藤本コーチがもってきた板状のグラブを使って、特訓。通常のグラブとは異なり、つかむことができないため、受けると同時に右腕でカバーしないと、弾いてしまう。捕って、すぐに投げる体勢へ。久慈内野守備走塁コーチは「握り換えが下手。すぐに弾くから」と力を込めた。
大山は「(グラブの)いい位置で捕らないと、いい風に握り換えできない。今まで握り換えが苦手な部分あったので、そういった練習の一つになる」とうなずいた。
特別グラブも使った=安芸市営球場
今季は「4番」を守れなかった打撃も痛かったが、守備ではセ・リーグワーストの「20失策」を犯した。もともと肩は強く、捕球さえできれば、確実にアウトにすることができるのが大山の特長。だから少しでも 1歩目を速く。その前に確実に捕る-。
矢野監督は「早出でもみんな、大山とかもずっとやっている」と成長に期待した。
失策王という汚名を返上する。「4番・3塁」を奪い返す。首脳陣の信頼を取り戻すため、どんな猛特訓でも受ける。
★“二刀流”藤本敦士内野守備走塁コーチ
大山にノックを浴びせているのは藤本内野守備走塁コーチ。現役時代は左打ちだったが、2015年にコーチとなってからは主に右で打つ。「右利きやから。ロングティーなんかでも右の方が打球が飛んだもん」。利き手の右でトスを上げやすいという理由もある。ただし、左打者特有のスライスする打球が求められるときは左で打つこともあるという。“二刀流”で選手を鍛えている。
高橋遥人投手(右)はブルペンで山本昌臨時コーチの指導を受ける=安芸市営球場
高橋遥人投手が「抜き球」の習得に近づいた。11日、シーズンでは使わないカーブとチェンジアップをブルペンで多投。
とくにカーブは精度よく決まり「ちょっと投げられるようになった。(習得すれば)緩急をつけられるかな」と手応え。指導にあたる山本昌臨時コーチも「すごくいいカーブ。速い球は投げられるので、ああいう球を投げられたら大きい」と期待した。
ブルペンでの投球に向け体を動かしフォームのチェックをする藤浪晋太郎投手=安芸市営球場
藤浪晋太郎投手が11日、今キャンプでの実戦形式の登板に意欲を燃やした。「いい感じで投げられている。(実戦について)自分では投げたいと思っている」と語った。
この日は山本昌臨時コーチの指導も受けながら投球練習。トラッキングシステム「ラプソード」の計測によると、 1分間に2128回転で、今季の自身の平均値よりも多かったという。フォーム修正が進んでいることがデータにも表れた。見守った山本氏は「やることはやってくれている。あとは実戦でつめていくだけ」。
シート打撃が行われる12日以降に実戦形式のマウンドに上がる可能性がある。
キャッチボールをする藤浪晋太郎投手。ト、トルネード投法!?=安芸市営球場
藤浪晋太郎投手が11日、ブルペンで投球練習を行い、「トラックマン」で回転数を計測。今年自己最高の数字をはじき出した。
「回転数のことは今更話すことではないです。回転数が多いことが、いいことではないですし」
今季プロ 7年目で初の未勝利に終わった右腕は多くを語らなかったが、全39球のうち、32球目で最高値の2128回転をマーク。関係者によると今季の藤浪の平均は1800回転で今回、大きく上回った。金村投手コーチは「(理想の)フォームを求め、結果、そうなれば」と期待。山本昌臨時コーチの下、チェンジアップを覚えることで腕を縦振りに矯正中。本来の切れが戻ってきた。
藤浪晋太郎投手がブルペンで投球=安芸市営球場
今秋初の実戦登板については16、17日の紅白戦となる見通し。藤浪は「投げたいと思っています」と話した。
★トラックマン
軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用した高性能弾道測定器。球の速度や回転数、打球の角度や飛距離を計測し、プレーを数値化できる。日本野球機構は球審のストライクゾーン判定の精度向上を目的にトラックマンのデータ活用を始めると発表している。
トラックマンが回転の速さを実証した=安芸市営球場
【矢野監督 必死のパッチトーク】
--高橋遥はブルペンで緩いカーブを投げていた
矢野監督 「良かったよ。今日みたいに練習していって身につけてくれたら配球がだいぶ変わる。打者も迷うというか配球はだいぶ変わるんで、だいぶバッターも迷うっていうか」
--大山は 3本塁間の近距離でノックを受けていたが、恐怖心もある?
「そんなオーバーな感じではないと思うよ。そんな強い打球を打っているわけじゃないし。反応とかグラブの出し方とか、そういうことだと思うけど」
--ブルペンでは藤浪がほぼ真っすぐだけ
「いいボール増えてきていると思う。投内連係でも何個かミスはあったけど、今までよりはしっかりリリースのところでボールを離せている」
--飯田が先発志願
「自分がどうやって生きていけるかっていうところで、そこがチャンスあると思ったんだろうし。今年最後、先発がなかなか固定というか、決められなかった中で本人もそういうのを考えてもある」
サブグラウンドで飯田優也投手(左)を指導する山本昌臨時コーチ=安芸市営球場
先発転向を志願している飯田優也投手が、山本昌臨時コーチからブルペンで 1時間近く指導を受けた。
ブルペンで約110球を投げ、腕の振りに関してアドバイスをもらった。「ボールに効率よく力が伝わる」と手応え十分。
矢野監督も「本人の中で何とかしたいっていうのがよく表れている」と評価した。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)
2019年 CS日程と 結果 (10月)
クライマックスシリーズ セリーグ日程
日本シリーズ2019 日程
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!