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侍ジャパン、10年ぶり世界一奪回で歓喜!稲葉監督が男泣き!祝侍ジャパン世界一!浅村ダメ押し打!

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10年ぶりの「世界一」! 決勝が行われ、日本8 2次ラウンド 「1位」)は韓国(同2位)に 5- 3で逆転勝ちし、初優勝を果たした。稲葉篤紀監督(47)は勝利の瞬間、男泣き。ナインの手で 8度、宙に舞った。2009年「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」以来10年ぶりの「世界一」で、20年「東京五輪」での「金メダル」獲得へ、弾みをつけた。こみ上げてくるものを抑えながら、歓喜の輪へと歩を進める。稲葉監督によって一つになった侍たちが、10年ぶりに世界一をつかんだ。 8度、胴上げ。来年の「東京五輪」へ続く、「金メダル」だ。台湾入りし、開戦を 2日後に控えた11月 3日。宿舎があった新竹市内の焼肉店で決起集会を開いた。肉の盛られた皿も酒瓶も次々に空になる。勢い余って誰かが“下戸”の指揮官のグラスに、なみなみと酒を注いだ。どよめきをよそに、それをグイッと飲み干す。誰もが声を上げた。強くブレない芯があるだけではない。選手に歩み寄る姿勢も、柔軟性も、ずっと見せ続けた。繰り出せる繁華街が多くはなかった異国の街でこの夜、侍は「ONE TEAM」になった。日本シリーズから不振のまま戦いに突入した坂本勇人内野手(30=巨人)も、信じて起用した。米国に大会初黒星を喫した翌日13日のメキシコ戦(東京ドーム)で 3安打 1打点と大復活。ターニングポイントとなった一戦での、殊勲の活躍を引き出した。「君が代」も誰より大きな声で歌い、ミーティングでは「われわれはONE TEAMだ」と何度も口にした。監督経験なしで2017年に就任。先日閉幕した「ラグビーW杯日本大会」で、史上初の「8強」に進出した日本代表に負けない一つのチームを作り上げ、頂点に導いた。10年ぶりに奪回した「世界一」。東京五輪も今回のメンバーが骨格を担う。もう一つの「金メダル」へ、また一つになる。

日本が主要世界大会では、09年の「第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WNC)」以来10年ぶりに「世界一」となった。20年「東京オリンピック(五輪)」の前哨戦となる「プレミア12」の決勝は、前回大会の準決勝で敗れた韓国に 5- 3で逆転勝ち。大会初優勝を飾った稲葉篤紀監督が男泣きし、胴上げで 8度宙を舞った。最大目標に掲げる東京五輪へ向け、勢いがつく結果を残した。「世界一」の光景は、あっという間に、にじんだ。終始、鋭かった眼光が涙に覆われた。日本が最後に頂点に立った09年「WBC」から10年。当時選手だった稲葉監督が、再び日本を頂点に押し上げた。初めて日本で栄光を見届けたファンの前で声を張った。 4年前の悪夢を指揮棒で切り裂いた。批判は継投策に集中したが、職責を顧みて何度も自問自答した。「プレミア12」のメンバー発表時も臨機応変な姿勢を見せていたが、合宿直前に松井の辞退を受け、一気に方程式を固めた。セットアッパー山本由伸投手(21=オリックス)、守護神山崎康晃投手(27=DeNA=亜細亜大學OB)を据え、大会が始まってから甲斐野央投手(23=福岡ソフトバンク)を7回に添えた。打順を熟考し、練り直すことも多いが、時に竹を割ったような決断力が日本の推進力となった。行動の 1つ 1つが「世界一」への思いだった。「世界一」を遂げたが、悲願の「金メダル」へは途上にある。「みなさまに野球を通じて勇気、希望を与えられたのではないか。来年五輪があるので、世界一を取れるよう準備します」。来年 8月。横浜の、そして日本の空が歓喜の涙にかすむ。

これがトリプルスリー3度の底力だ! 侍ジャパンの山田哲人内野手(27=ヤクルト)が、 2点を追う 2回に「逆転3ラン」を放ち試合の主導権を奪い返した。韓国の先発左腕・梁■(王ヘンに玄)種の内角直球を豪快に左翼席へ運んだ。日本が誇る強打者が、大一番のリードオフマンに起用した稲葉監督に最高の結果で応えた。観衆の総立ちが、確信させた。 2点を追う 2回二死 1、 2塁。山田哲は直感を信じた。左翼席に吸い込まれる「逆転3ラン」。強く握ったガッツポーズ。喜びが無意識にあふれ出た。突き動かすものがあった。 4年前の「プレミア12」準決勝、韓国戦。「3番2塁」で 3四死球 2三振、 2打数無安打に終わり、チームも敗れた。シーズン 4度の「30本塁打」を達成した男が、大一番で燃えていた。首から提げた「金メダル」に負けない笑顔で言った。悲願の10年ぶり「世界一」に貢献し、新たな目標に向かって歩き出した。悔しさを糧に歩んできた 4年間。「東京オリンピック(五輪)」で、再び日の丸を背負い躍動する。

日本が主要世界大会では、09年の「第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来10年ぶりに「世界一」となった。10年ぶり「世界一」のウイニングボールは稲葉篤紀監督の自宅に飾られる。侍ジャパン稲葉篤紀監督が東京五輪に向け、新戦力を発掘する。10年ぶりの「世界一」となる「プレミア12」初優勝から一夜明けた18日、都内で取材に応じた。埼玉西武秋山翔吾外野手(31)、広島菊池涼介内野手(29)に続き、巨人山口俊投手(32)のメジャー挑戦が表面化。実現した場合は来年 8月の五輪出場は極めて難しくなり、センターラインの見直しは急務となる。今大会で唯一のルーキーながら勝利の方程式の一角に入ったソフトバンク甲斐野を例に、来季前半戦で未招集の新戦力に目を光らせる。未知の人材がいると信じている。就任 2年で試行錯誤を繰り返してきた候補のパイは、ほぼ固まっている。だが甲斐野のようにルーキーで未招集ながら、重要戦力となるケースを目の当たりにした。今季 2年目の阪神高橋遥人投手(24=阪神=亜細亜大學OB)は抜群の直球の球威を誇り、常に熱視線を送ってきた。来季は未完ながら 163キロの怪物右腕でロッテの「ドラフト1位」佐々木朗希投手(18=星稜高校)、完成度の高い「ヤクルト1位」奥川恭伸投手(18=星稜高校)、広島「1位」森下暢仁投手(22=明治大學)がプロの世界に飛び込む。可能性は常に存在する。悲願の「金メダル」へ、もうリスタートした。黄金のロードを舗装していく。

楽天・浅村栄斗内野手(29)が、フリーアナウンサーの淡輪(たんのわ)ゆき(27)と年内に結婚し、挙式を行うことが17日、分かった。浅村はこの日、韓国との決勝が行われた国際大会「第2回プレミア12」に先発出場し、「4打数2安打1打点」の活躍で日本代表「侍ジャパン」の「大会初制覇」に貢献。2020年「東京五輪」での活躍も期待されるスラッガーが、勝負の一年を前に“人生の「金メダル」”をつかんだ。侍ジャパンを世界一に導いた浅村が、ゴールインを果たす。お相手はフリーアナウンサーの淡輪ゆき。球界関係者の話を総合すると、年内にも婚姻届を提出し、挙式を行う。「プレミア12」では侍ジャパンの主軸打者としてチームの「優勝」に貢献した浅村。この日の韓国との決勝では 7回に勝利を呼び込む適時打を放ち、日本を09年の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来となる「世界一」に導いた。楽天の 7年ぶりとなる「リーグ優勝と日本一」、「東京五輪」での「金メダル」へ。日本を代表するスラッガーが、心強い人生の伴侶を得て勝負の2020年に臨む。 記事をまとめてみました。

 

 第2回プレミア12<日本 5- 3韓国>◇決勝◇17日◇東京ドーム

  10年ぶりの「世界一」! 決勝が行われ、日本8 2次ラウンド 「1位」)は韓国(同2位)に 5- 3で逆転勝ちし、初優勝を果たした。稲葉篤紀監督(47)は勝利の瞬間、男泣き。ナインの手で 8度、宙に舞った。2009年「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」以来10年ぶりの「世界一」で、20年「東京五輪」での「金メダル」獲得へ、弾みをつけた。

 こみ上げてくるものを抑えながら、歓喜の輪へと歩を進める。稲葉監督によって一つになった侍たちが、10年ぶりに世界一をつかんだ。 8度、胴上げ。来年の「東京五輪」へ続く、「金メダル」だ。

 稲葉監督は優勝した瞬間、涙ぐむ。口元を押さえてベンチを出た=東京ドーム

 「最高です…はい。野球界のために、とにかく『世界一に』なりたいという思いが強かった。選手があきらめない気持ちでやってくれたので、必ず逆転できると信じていた」

 総力戦で挑んだ。先発の山口(巨人)が 1回に 3失点すると、即交代。 2回の高橋礼(ソフトバンク)から山崎(DeNA)まで 6人を次々に投入した。 4年前、準決勝の逆転負けで韓国に初代王者をさらわれたときは、打撃コーチだった。点が入るたびに両手を突き上げてガッツポーズ。全身全霊でやり返した。

 台湾入りし、開戦を 2日後に控えた11月 3日。宿舎があった新竹市内の焼肉店で決起集会を開いた。肉の盛られた皿も酒瓶も次々に空になる。勢い余って誰かが“下戸”の指揮官のグラスに、なみなみと酒を注いだ。どよめきをよそに、それをグイッと飲み干す。誰もが「オォッ!」と声を上げた。強くブレない芯があるだけではない。選手に歩み寄る姿勢も、柔軟性も、ずっと見せ続けた。繰り出せる繁華街が多くはなかった異国の街でこの夜、侍は「ONE TEAM」になった。

 世界一奪回! 稲葉篤紀監督(中央)は選手らに胴上げされた=東京ドーム

 出場辞退者と故障者が相次ぎ、嵐の船出だった。緊急合流した丸(巨人)の起用法は悩みに悩んだ。コーチ陣に「どうしたらベストでしょうか?」と意見を求めた。「責任を負いましょう」と促され、再考し、スタメン起用を決断した。 1次ラウンド初戦、 5日のベネズエラ戦(桃園)で「大逆転発進」すると、さらに一つになった。

 日本シリーズから不振のまま戦いに突入した坂本勇(巨人)も、信じて起用した。米国に大会初黒星を喫した翌日13日のメキシコ戦(東京ドーム)で 3安打 1打点と大復活。ターニングポイントとなった一戦での、殊勲の活躍を引き出した。

 胴上げされる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 「君が代」も誰より大きな声で歌い、ミーティングでは「われわれはONE TEAMだ」と何度も口にした。監督経験なしで2017年に就任も、関係者は「現役時代から『あれだけ稲葉が走るんだから、練習するんだから』と周りに示せる存在。自然とそういうふうに仕向けられるし、優しいけど、言うべきことは言う」と明かす。先日閉幕した「ラグビーW杯日本大会」で、史上初の「8強」に進出した日本代表に負けない一つのチームを作り上げ、頂点に導いた。

 「五輪でも『世界一』が取れるように、いい準備をしてやっていきたい」

 10年ぶりに奪回した「世界一」。東京五輪も今回のメンバーが骨格を担う。もう一つの「金メダル」へ、また一つになる。

 優勝トロフィーを受け取り、「熱男」ポーズを決める松田宣浩内野手(手前右)に爆笑する日本ナイン=東京ドーム

◇稲葉 篤紀(いなば・あつのり)

 1972(昭和47)年 8月 3日、愛知・北名古屋市出身、47歳。中京高(現中京大中京高)から法大に進み95年「D3位」でヤクルト入り。2005年にフリーエージェント(FA)で北海道日本ハムへ移籍。主に外野手として「通算2213試合」に出場し、「2167安打、261本塁打、1050打点」。「首位打者、最多安打」各 1度、「ベストナイン、ゴールデングラブ賞」各 5度。日本代表として08年北京五輪と09、13年WBCに出場。17年のWBCでは打撃コーチを務め、同年 7月、代表監督に就任。 185センチ、95キロ。背番号「80」。

 

 日本が主要世界大会では、09年の「第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WNC)」以来10年ぶりに「世界一」となった。20年「東京オリンピック(五輪)」の前哨戦となる「プレミア12」の決勝は、前回大会の準決勝で敗れた韓国に 5- 3で逆転勝ち。大会初優勝を飾った稲葉篤紀監督が男泣きし、胴上げで 8度宙を舞った。最大目標に掲げる東京五輪へ向け、勢いがつく結果を残した。

 「世界一」の光景は、あっという間に、にじんだ。終始、鋭かった眼光が涙に覆われた。日本が最後に頂点に立った09年「WBC」から10年。当時選手だった稲葉監督が、再び日本を頂点に押し上げた。「日の丸をつけて野球界のために『世界一』になりたいと思いが強かった。その一心で選手が頑張ってくれました」。初めて日本で栄光を見届けたファンの前で声を張った。

  4年前の悪夢を指揮棒で切り裂いた。「第1回プレミア12」の準決勝・韓国戦。 3点リードの 9回、回またぎでリリーフした、先発が本職の則本から崩れた。決勝まで勝利の方程式を構築できなかった高い代償を払わされた。当時は打撃コーチ。「継投どうこうより、もっと1点でも多く取れなかったのか」。批判は継投策に集中したが、職責を顧みて何度も自問自答した。

 世界一に輝きナインから胴上げされる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 「プレミア12」のメンバー発表時も「抑えは流動的にと考えてる」と臨機応変な姿勢を見せていたが、合宿直前に松井の辞退を受け、一気に方程式を固めた。セットアッパー山本、守護神山崎を据え、大会が始まってから甲斐野を7回に添えた。打順を熟考し、練り直すことも多いが、時に竹を割ったような決断力が日本の推進力となった。

 行動の 1つ 1つが「世界一」への思いだった。 9月のイタリアでの「欧州・アフリカ五輪」予選。中世の街並みを残す古都パルマに滞在したが、ホテルにこもる時間が長かった。「視察に行けない他会場の予選の試合をテレビでね。気になって見てしまう」。チャンネルを変えても“代表戦”が気になった。ラグビーワールドカップ(W杯)で、日の丸の戦友たちに目を奪われた。試合に向かう直前、気持ちが高ぶり、涙する話を聞き、同調した。

 稲葉篤紀監督は優勝した瞬間、涙ぐむ。口元を押さえてベンチを出た=東京ドーム

 稲葉監督 自分も日本シリーズやジャパンで君が代を聞くと、泣きそうになるんです。

 日の丸に対し、同じ熱量で戦う選手を欲した。10月21日の合宿集合以来、異例となる長さで28日間も同じ釜の飯を食べ続けた。涙がこみあげそうになる試合前の君が代は「みんなで歌おう」と呼び掛けた。ともに戦い抜いた。慣れぬポジション変更も忍んでくれた。だから泣けた。「みんなが『世界一』を取るために一生懸命、やってくれた。そこにこみあげてくるものがあった」と感謝した。

 世界一に輝き歓喜する日本ナインを前に感極まる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 「世界一」を遂げたが、悲願の「金メダル」へは途上にある。「みなさまに野球を通じて勇気、希望を与えられたのではないか。来年五輪があるので、世界一を取れるよう準備します」。来年 8月。横浜の、そして日本の空が歓喜の涙にかすむ。

 

 これがトリプルスリー3度の底力だ! 侍ジャパンの山田哲人内野手(27)が、 2点を追う 2回に「逆転3ラン」を放ち試合の主導権を奪い返した。

 韓国の先発左腕・梁■種の内角直球を豪快に左翼席へ運んだ。日本が誇る強打者が、大一番のリードオフマンに起用した稲葉監督に最高の結果で応えた。

◇   ◇   ◇

  2回裏日本二死 1、 2塁、左越えに「逆転3点本塁打」を放った山田哲人内野手=東京ドーム

 観衆の総立ちが、確信させた。 2点を追う 2回二死 1、 2塁。山田哲は直感を信じた。「真っすぐ、だろうな」。 8球目。内角低めにきた狙い通りの直球を振り抜き見上げた。「やってやった」という気持ちです」。左翼席に吸い込まれる「逆転3ラン」。強く握ったガッツポーズは「心の声が、体で表現されました」。喜びが無意識にあふれ出た。

 突き動かすものがあった。「個人的な感情ですけど…」。 4年前の「プレミア12」準決勝、韓国戦。「3番2塁」で 3四死球 2三振、 2打数無安打に終わり、チームも敗れた。「悔しい思いをしていた。やり返そうと思って打席に立ちました」。シーズン 4度の「30本塁打」を達成した男が、大一番で燃えていた。「今回、晴らせて良かった」。首から提げた「金メダル」に負けない笑顔で言った。

 3点本塁打を放った山田哲人内野手=東京ドーム

 覚悟をグラブにも宿らせた。今季終了後、ファーストミットに日の丸の刺しゅうを施した。本職は 2塁手ながら「準備は万全です。どこを任されても、仕事を達成できるようにしておきたい」と今大会を見越したかのように用意。「日本代表として恥じないプレーをしたい」と自らを奮い立たせ、大舞台での結果につなげた。

 不振のリードオフマンが、大仕事をやってのけた。試合前の時点で、「打率1割7分6厘」。全 7試合に出場も17打数 3安打にとどまっていた。転機は前夜、16日の韓国戦。11打席ぶり安打を含む 3打数 2安打 2打点で、復調の兆しをつかんだ。「タイミングが合ってきて、いけるかな? と。メンタル的な部分もあった」と自信を深めて臨んだ。

 2回裏日本二死 1、 2塁、「左越え3点本塁打」を放った山田哲人内野手(中)は笑顔でナインとタッチを交わす=東京ドーム

 悲願の10年ぶり「世界一」に貢献し、新たな目標に向かって歩き出した。「オリンピックで活躍したいというのは、めちゃくちゃあります。それには、まず選ばれるような活躍をチームでしたい」。悔しさを糧に歩んできた 4年間。「東京オリンピック(五輪)」で、再び日の丸を背負い躍動する。

※■は王ヘンに玄

 

 日本が主要世界大会では、09年の「第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来10年ぶりに「世界一」となった。

 10年ぶり「世界一」のウイニングボールは稲葉篤紀監督の自宅に飾られる。

 「これまでのボールも家に飾っていますが、優勝ボールはAPBC(17年アジアプロ野球チャンピオンシップ)の時にもらったかな。家に飾らせてもらいます」と笑顔。昨夜は優勝を夫人に1番に報告したといい「もう、ありがとう、という言葉です」と感謝した。

 決勝から一夜明け、優勝を報じる日刊スポーツを手に笑顔の侍ジャパン稲葉篤紀監督

 侍ジャパン稲葉篤紀監督が東京五輪に向け、新戦力を発掘する。

 10年ぶりの「世界一」となる「プレミア12」初優勝から一夜明けた18日、都内で取材に応じた。西武秋山、広島菊池涼に続き、巨人山口のメジャー挑戦が表面化。実現した場合は来年 8月の五輪出場は極めて難しくなり、センターラインの見直しは急務となる。今大会で唯一のルーキーながら勝利の方程式の一角に入ったソフトバンク甲斐野を例に、来季前半戦で未招集の新戦力に目を光らせる。

◇   ◇   ◇

 「世界一」の達成感と、下戸の指揮官がシャンパンファイトで浴びた美酒の余韻はなかなか消えない。だが、チームの根幹に関わる一報も稲葉監督の耳に入っていた。決勝の韓国戦で先発も 1回で交代した山口を「全力でやった結果。ありがとうという言葉しか出ない。こういう経験から彼は必ず成長してくれると信じている」とフォローしながら「なんか米国に…という話も聞いている。夢はみんな持っている。全力で応援したい」とメジャー挑戦の話題に自ら触れた。

 決勝を一夜明け会見する侍ジャパン稲葉篤紀監督

 長らく侍ジャパンでレギュラーを張った秋山、菊池涼もメジャーに挑む意向。山口は今大会でチーム最多の 3度の先発を果たした。だが、「東京五輪」には不在の公算が大きい。「これだけのメンバーがいる。今回も誰をどう使っていくか、いい悩みの中でやってこれた。五輪に出場できない選手がいるのであれば、それ以外のメンバーで行く必要がある」と覚悟を見せた。

 決勝を一夜明け会見する侍ジャパン稲葉篤紀監督

 未知の人材がいると信じている。「もちろん今回の選手を土台に」と前置きし「来年の調子も含めて、いろんなことがあると思う。今回も甲斐野がルーキーであれだけの活躍をしてくれた。そういう選手が出てくれば当然、考える必要もある」と話した。就任 2年で試行錯誤を繰り返してきた候補のパイは、ほぼ固まっている。だが甲斐野のようにルーキーで未招集ながら、重要戦力となるケースを目の当たりにした。

 決勝から一夜明け、東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」を手にする侍ジャパン稲葉篤紀監督

 今季 2年目の阪神高橋遥は抜群の直球の球威を誇り、常に熱視線を送ってきた。来季は未完ながら 163キロの怪物右腕でロッテの「ドラフト1位」佐々木朗希、完成度の高い「ヤクルト1位」奥川恭伸、広島「1位」森下暢仁がプロの世界に飛び込む。可能性は常に存在する。

 悲願の「金メダル」へ、もうリスタートした。「韓国もこの悔しさを持って来るし、メキシコも必ず我々を倒しに来ると思う。我々もしっかりとした準備をしていけるように、また今日からやっていきます」。黄金のロードを舗装していく。

 

 楽天・浅村栄斗内野手が、フリーアナウンサーの淡輪(たんのわ)ゆきと年内に結婚し、挙式を行うことが17日、分かった。浅村はこの日、韓国との決勝が行われた国際大会「第2回プレミア12」に先発出場し、「4打数2安打1打点」の活躍で日本代表「侍ジャパン」の「大会初制覇」に貢献。2020年「東京五輪」での活躍も期待されるスラッガーが、勝負の一年を前に“人生の「金メダル」”をつかんだ。

 侍ジャパンを世界一に導いた浅村が、ゴールインを果たす。お相手はフリーアナウンサーの淡輪ゆき。球界関係者の話を総合すると、年内にも婚姻届を提出し、挙式を行う。

  2人の出会いは淡輪がテレビ埼玉「TVSライオンズアワー」のベンチリポーターを務めていた2017年 4月。西武時代の浅村は、野球やラグビーなどスポーツ全般に造詣が深い淡輪と意気投合。淡輪が番組を卒業した後、真剣交際に発展した。

  7回、適時打を放った浅村栄斗内野手=東京ドーム

 淡輪は14年 1月から15年 9月にTBS系情報番組「王様のブランチ」でリポーターを務め、カナダに 1年間留学した経験もある才女。クラシックバレエや、「ベストスコア96」の腕前を持つゴルフなど多才で、プライベートで浅村が出場する試合の応援に駆けつける姿も度々目撃されていた。

 昨オフには西武の優勝旅行で訪れたハワイで現地合流するなど、チームメートの間でも公認の仲だった。今年 1月には写真誌「FRIDAY」が熱愛を報道。交際が公になり、今後が注目されていた。

 浅村は昨季「127打点」を挙げて「パ・リーグ打点王」に輝き、チームの「リーグ優勝」に貢献。「フリーエージェント(FA)権」を行使して楽天に移籍した今季も、自己最多となる「33本塁打」をマークするなど、昨季「最下位」だったチームを「3位浮上」に導く活躍を見せた。

 新天地では若手の手本となり、夕食にも誘うなど“よき兄貴分”として、今や欠かせない存在。そんな選手として充実期を迎える浅村を陰ながら支えてきたのが淡輪だった。

  7回、適時打を放った浅村栄斗内野手=東京ドーム

 「プレミア12」では侍ジャパンの主軸打者としてチームの「優勝」に貢献した浅村。この日の韓国との決勝では 7回に勝利を呼び込む適時打を放ち、日本を09年の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来となる「世界一」に導いた。楽天の 7年ぶりとなる「リーグ優勝と日本一」、「東京五輪」での「金メダル」へ。日本を代表するスラッガーが、心強い人生の伴侶を得て勝負の2020年に臨む。

★この日の浅村栄斗内野手

 「5番打者」として勝負強さを発揮し、貴重な追加点を生んだ。 4- 3の 7回二死 3塁で、初球の外角寄りの速球を逆らわずに右前適時打。「しっかり自分の仕事をしたい、何とかランナーをかえそうと思っていた」と、ベンチから飛び出して喜ぶチームメートに右拳を突き上げて応えた。 3回にも右翼線 2塁打を放つなど今大会は「打率0.360(25打数9安打)、6打点」。抜群の存在感を示し「(優勝は)素直にうれしい」と満面の笑みだった。

  7回裏日本二死 3塁、右前適時打を放ちガッツポーズの浅村栄斗内野手=東京ドーム

◇淡輪 ゆき(たんのわ・ゆき)

 1992(平成 4)年10月10日生まれ、27歳。東京都出身。青学大卒。テレビ埼玉「TVSライオンズアワー」のリポーターなどで活動。今年 9月には「ラグビーW杯日本大会」を応援するTOKYO FMの特番「EZ DO RUGBY!」のパーソナリティーを担当。現在は同「KOSE Healing Blue」(日曜前11・ 0)にKOSEコスメプレゼンターとして出演中。趣味はゴルフ、スポーツ観戦。特技はクラシックバレエ、スポーツマッサージ。168センチ。

◇浅村 栄斗(あさむら・ひでと)

 1990(平成 2)年11月12日生まれ、29歳。大阪府出身。大阪桐蔭高では 3年夏の甲子園で「優勝」。2009年「ドラフト3位」で西武入団。11年からレギュラーに定着し、13年には自身初のタイトル(打点王)を獲得。17年 9月28日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、平成生まれ初の「通算1000安打」を達成。昨季に 2度目の「打点王」に輝いた。同オフにFAで楽天に移籍。169年「第2回プレミア12」日本代表。 182センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季年俸 5億円。背番号「3」。

 

 

 

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