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植田200万アップ!木浪が2200万円でサイン!高橋遥人900万増2200万!来季も抑えは藤川!

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植田海内野手(23)が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万アップの年俸1600万円で判を押した。レギュラー奪取を目標に掲げた。スタメン機会が多かった昨年は「19盗塁」。今季は代走中心ながら「12盗塁」を決めた足のスペシャリスト。走力にさらに磨きをかけるため、今季「25盗塁」で侍ジャパンの一員として「プレミア12」でも活躍したソフトバンク周東佑京内野手(23)の動画をチェック。来季は周東以上の盗塁を決めるため技術向上に意欲を示した。成長を誓った。さらに、このオフは課題の打力アップも決意。秋季キャンプでも重点的に取り組んできたが来春までさらに振り込むと宣言した。主戦場となる 2遊間にはライバルも多いが、自慢の快足と打力を成長させて定位置をつかむ。 (金額は推定)

充実のルーキーイヤーを終えた木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円アップの年俸2200万円でサイン。鮮やかな紺のスーツにシルバーのネクタイを締めて登場し、キリッとした表情を見せた。1000万円増は、球団では2017年の大山悠輔内野手(24)以来となる 1年目での「4桁アップ」。来季さらなる飛躍を目指す木浪が、エースキラー継続を力強く宣言した。ホンダから「ドラフト3位」で入団。「1位」の近本光司外野手(25=大阪ガス)とともに開幕スタメンを果たし、レギュラーに近い存在として 1軍に定着。好不調の波はあったが 113試合に出場し「95安打、打率2割6分2厘」と十分な戦力になった。来年も北條史也内野手(25)らとの遊撃のレギュラー争いが続く。この秋は守備を主に強化し、打ち込みにも励んだ。「1番」を打つことも多かった木浪は意気込んだ。ルーキーイヤーの今季は開幕からスタメンを勝ち取ると、 113試合で「4本塁打、32打点、打率0.262」と成績を残した。そのなかでも勝負強さが光ったのは、エースと対戦したときだった。 4月19日の巨人戦(甲子園)で菅野智之投手(30)から「プロ初本塁打」をマークすると、翌月にも球界を代表するエースから 2本目を放つなど「10打数3安打5打点」。DeNA・今永昇太投手(26)にも「打率0.429(7打数3安打1打点)」と打ちまくり、エースキラーぶりを発揮した。会見では全試合出場の目標を 4度も口にした。「2年目のジンクス」を打ち破るためにも、トレーニングを積み重ねて充実の冬を過ごす。そして春に花を咲かせて、飛躍の一年にしてみせる。 (金額は推定)

高橋遥人投手(24=亜細亜大學)は「五輪より貯金」だ。 900万円増の年俸2200万円でサイン。初めて 1年間投げ、19試合で「3勝9敗」。勝ち星は伸びなかったが「奪三振率10.26」と高い能力を備え、来年の東京五輪の代表候補にも挙がる。阪神での役割に集中する。来年 1月に母校・亜細亜大學・日の出グランド(西多摩郡日の出町)で開催されるソフトバンク・松田宣浩内野手(36)らとの合同自主トレに初参加することが判明。この日掲げた(1)ローテ入り(2)規定投球回(3)貯金-の目標達成に向けて汗を流す。開幕こそ状態が上がらず出遅れたが、 5月に 1軍昇格し、最後まで投げ続けた。「3勝9敗、防御率3.78」。 5年連続で開幕投手を務めたランディ・メッセンジャー投手(38)が今季限りで現役引退し、過渡期にある虎の投手陣の骨となった。ルーツをたどり、大黒柱への道に歩を進める。井川慶元投手(40)もつけた背番号「29」に恥じないマウンドを見せる。熱男魂を思う存分、吸収する。 (金額は推定)

鳴尾浜で汗を流した25日で26歳となった守屋功輝投手(25)が「勝ちパターン」入りを目標に掲げた。今季は 1軍に定着して自己最多の57試合に登板。来季に向けて現状に満足することなく、勝利の方程式入りへ意欲を燃やした。ビハインドでの起用が多かっただけに、厳しい場面を任されるような“昇進”を誓った。

矢野燿大監督(50)が、今季「16セーブ」を挙げた藤川球児投手(39)に来季の抑えを託す方針を示した。来年で40歳のベテラン右腕を迷いなく指名した。藤川は 4月に 1度出場選手登録を外れたが、同27日の 1軍復帰後は安定した投球を続け、 7月26日巨人戦で今季初セーブ。その後も要所をしのぐ投球を続け、シーズン終盤まで抑えとして貢献した。56試合を投げて「4勝1敗16セーブ23ホールド」、防御率は「1.77」だった。すでに開幕が例年よりも早い来季に向けて練習を開始しており、この日も鳴尾浜でキャッチボールなどを行った。来年でプロ22年のベテランだけに調整に抜かりはないはずだ。藤川は「日米通算243セーブ」。名球会入りの条件である「日米通算250セーブ」まであと「7」に迫っている。今季「チーム防御率3.46」は「12球団トップ」で、その中でもリリーフ陣は「2.70」の安定感だった。背番号「22」が来季も鉄壁の救援陣を束ねてみせる。

記事をまとめてみました。

 

 契約更改交渉を終え会見する植田海内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 植田海内野手が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万アップの年俸1600万円で判を押した。「スタメンで 2試合しか出ていないので悔しい思いがある。とにかくスタメンで試合に出たい」とレギュラー奪取を目標に掲げた。

  5年目の今季は主にベンチスタートで81試合に出場。オフは体作りとともに精力的にバットを振り込み、打撃強化に取り組む。「 100試合くらいスタメンで出られるように頑張る。打撃練習ではよくなっていると思う」と語った。

 契約更改交渉を終え会見する植田海内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 スタメン機会が多かった昨年は「19盗塁」。今季は代走中心ながら「12盗塁」を決めた足のスペシャリスト。侍ジャパンで話題になったソフトバンク周東の走塁は動画サイトで見たという。「速すぎる。単純にスピードがすごいなと思って見ていた。自分はスタートとか相手投手のクセとか、もっと高めていかないといけない」と成長を誓った。 (金額は推定)

 契約更改した植田海内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 来季こそスタメンを確保する。自ら 200万円アップを明かし、年俸1600万円は自己最高。25日、終始笑顔で会見に臨んだ阪神・植田が来季へ大きな目標を掲げた。

 「(スタメンで) 100試合くらいは出られるように頑張りたい。スタメンで出られたら、『50(盗塁)』くらいはいきたいですね」

 鳴尾浜でランニングする植田海内野手。来季は50盗塁を目指す=阪神鳴尾浜球場

 今季は試合終盤の重要な場面での代走など81試合に出場。「12盗塁」をマークするなど好走塁を見せたが、昨年の「19盗塁」を下回り、不完全燃焼のシーズンだった。出場のほとんどが途中出場でスタメンは 2試合のみ。「悔しい思いはありました」。先発出場へのこだわりは持ち続けている。

 走力にさらに磨きをかけるため、今季「25盗塁」で侍ジャパンの一員として「プレミア12」でも活躍したソフトバンク・周東の動画をチェック。「速すぎる。単純にスピードがすごいなと思って見ていました」。来季は周東以上の盗塁を決めるため「スタートとか相手のクセとかをもっと高めていかないと」と技術向上に意欲を示した。

 植田海内野手が手本とする周東佑京内野手の盗塁=プレミア12

 さらに、このオフは課題の打力アップも決意。秋季キャンプでも重点的に取り組んできたが「去年よりもバットを振ります」と来春までさらに振り込むと宣言した。

 「チャンスはあると言ってもらったので何とか頑張りたい」

 主戦場となる 2遊間にはライバルも多いが、自慢の快足と打力を成長させて定位置をつかむ。

 

 契約更改を終え会見場に入る木浪聖也内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 充実のルーキーイヤーを終えた木浪聖也内野手が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円アップの年俸2200万円でサイン。「いい評価をしていただいた。1年目からいい経験も悪い経験もたくさんできた。球団からは 2年目のジンクスにならないようにと言われました」と表情を引き締めた。

 契約更改を終え会見場のイスに座る木浪聖也内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 ホンダから「ドラフト3位」で入団。「1位」の近本とともに開幕スタメンを果たし、レギュラーに近い存在として 1軍に定着。好不調の波はあったが 113試合に出場し「95安打、打率2割6分2厘」と十分な戦力になった。

 来年も北條らとの遊撃のレギュラー争いが続く。この秋は守備を主に強化し、打ち込みにも励んだ。「1番」を打つことも多かった木浪は「来年は全試合出られるように。自分はやっぱり打ってチームに勢いをつける打撃をしたい」と意気込んだ。 (金額は推定)

 契約更改を終え会見で笑顔を見せる木浪聖也内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 木浪聖也内野手が25日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1200万円増の2200万円でサイン。来季に向けて全試合出場とエースキラー継続を誓った。植田海内野手は 200万円増の1600万円で更改し「100試合以上出場&50盗塁」を来季の目標に掲げた。 (金額は推定)

 鮮やかな紺のスーツにシルバーのネクタイを締めて登場し、キリッとした表情を見せた。1000万円増は、球団では2017年の大山以来となる 1年目での「4桁アップ」。来季さらなる飛躍を目指す木浪が、エースキラー継続を力強く宣言した。

 初の契約更改を終えてすっきりした表情の木浪聖也内野手。来季もエースキラーだ=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 「球団のエースから打てれば勢いもつくと思いますし、そういう打つ気持ちがないと打てないと思うので、気持ちの部分も強くしていきたい」

 ルーキーイヤーの今季は開幕からスタメンを勝ち取ると、 113試合で「4本塁打、32打点、打率0.262」と成績を残した。そのなかでも勝負強さが光ったのは、エースと対戦したときだった。

  4月19日の巨人戦(甲子園)で菅野から「プロ初本塁打」をマークすると、翌月にも球界を代表するエースから 2本目を放つなど「10打数3安打5打点」。DeNA・今永にも「打率0.429(7打数3安打1打点)」と打ちまくり、エースキラーぶりを発揮した。

  5月15日に菅野智之投手から本塁打を放った木浪聖也内野手=東京ドーム

 それでも、 1軍に定着できなかったことが心残りだ。「 1年間を通していい経験も悪い経験もできた」と振り返るように、開幕スタメンを果たしたが、 7月には不振で 2軍落ちも経験。来季は今年以上に活躍するため、秋季キャンプでは井上打撃コーチの進言もあり、打撃フォームの改良に着手した。「間ですかね。今までは右足をドンとついていたんですけど、そこの時間を長くしたらタイミングを取りやすいんじゃないかといわれて」。右足のつき方を変えてこの秋はバットを振り込んだ。

 「来シーズンは全試合に出場するということを目標に春から頑張っていきたい」

 会見では全試合出場の目標を 4度も口にした。「2年目のジンクス」を打ち破るためにも、トレーニングを積み重ねて充実の冬を過ごす。そして春に花を咲かせて、飛躍の一年にしてみせる。

 今永昇太投手からは打率0.429をマークした=横浜スタジアム

■木浪聖也内野手について阪神・谷本修球団副社長兼本部長

 「活躍した分は評価させてもらいました。一年間、いい経験をしたんじゃないでしょうか」

★木浪聖也内野手のエース撃ちVTR

◆巨人・菅野撃ち: 4月19日(甲子園)に途中出場し、 7回二死 1、 3塁で右翼へプロ初本塁打となる「3点本塁打」。 5月15日の巨人戦(東京ドーム)では 6回に無死走者なしで右翼へ本塁打を放った。

◆DeNA・今永撃ち: 4月25日(横浜)に「8番・遊撃」で先発出場し、 2安打を放った。 5月24日(横浜)でも安打を放ち、今季の対戦成績は「7打数3安打1打点、打率0.429」。

 

 契約更改交渉を終え年俸はアップしたものの、今年の貢献度について悔しそうな表情を浮かべる高橋遥人投手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 高橋遥人投手は「五輪より貯金」だ。 900万円増の年俸2200万円でサイン。

 初めて 1年間投げ、19試合で「3勝9敗」。勝ち星は伸びなかったが「奪三振率10.26」と高い能力を備え、来年の東京五輪の代表候補にも挙がる。「五輪は正直全く意識していない。投げさせてもらっているからには勝たないと迷惑をかける。何とか貯金を作りたい。3勝9敗を来季はひっくり返せれば」と阪神での役割に集中する。 (金額は推定)

 契約更改交渉を終え記者会見する高橋遥人投手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 熱男魂で熱いエースになる! 来季プロ 3年目の高橋遥人投手が25日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 900万円増の2200万円で更改した。来年 1月に母校・亜大で開催されるソフトバンク・松田宣浩内野手らとの合同自主トレに初参加することが判明。この日掲げた(1)ローテ入り(2)規定投球回(3)貯金-の目標達成に向けて汗を流す。

 ホップ、ステップ、そしてジャンプへ-。気持ちよく、判を押した。 5月に 1軍昇格し、ローテを守り続けた。 900万円増の2200万円の年俸以上に、高橋遥がこれまでにない手応えを口にした。

 「今年、こんなに投げられるとは本当に想像していなかった。自信になります」

 開幕こそ状態が上がらず出遅れたが、 5月に 1軍昇格し、最後まで投げ続けた。「3勝9敗、防御率3.78」。 5年連続で開幕投手を務めたメッセンジャーが今季限りで現役引退し、過渡期にある虎の投手陣の骨となった。

 鳴尾浜でキャッチボールを行う高橋遥人投手。この後、球団事務所での契約交渉に臨んだ=阪神鳴尾浜球場

 来季こそ、エース格へ-。左腕は 3つの目標を掲げた。

(1) 1軍ローテ入り

 「一番はそこ」。土俵に上がらなければ戦えない。先発の「6枠」をめぐり、まずアピールする。

(2)規定投球回

 「規定はいきたい」。今季は 109回 2/3。 1年目の34回 2/3とは雲泥の差だが、目標は 143回。

(3)貯金

 「ものすごい僕で負けを作ってしまった。何とかひっくり返せればいいんですが、まずは負けよりも勝ちを多くしたい」。今季は「3勝9敗」で個人的に「6つの借金」。その逆となる「貯金6」はベストだが、とにかく首脳陣の信頼を得る投手になる。

 「結果がすべてだと思います。もっと勝ちたいです」

 そのために原点に返る。懐かしい空気を吸い、声を出し、駆ける。来年 1月18、19日。毎年 1月にOBが集結する亜大の合同自主トレに初めて参加することが決定した。旗振り役の松田宣は毎年参加し、DeNA・山崎、同・嶺井、オリックス・頓宮らもスケジュールが合えば出席する。

 会見では来季に向けて3つの目標を掲げた高橋遥人投手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 球団からプロ 2年目までは指定強化として鳴尾浜を中心に自主トレをすることを決められていたが、ついに解禁。東京・西多摩郡にあるグラウンドに出向く。

 「(練習は)きついと思う。しっかりとついていけるようにしたいです」

 「全力疾走」というスローガンの下、 2人 1組で手押し車になる「やりがい」という伝統のトレーニングも毎回、実施される。強い精神力とともに、足腰を鍛え、鋼のような体を作る。近い将来のエース左腕候補にとって、濃密な 2日間になることは間違いない。

 「(生田)監督とか、久々に会う人もいる。投げている姿を見せられたらいいですね」

 秋季キャンプでは山本昌臨時コーチからチェンジアップを教わった。今季、左打者の「被打率0.238」に対し、右打者には「0.285」。右打者が苦手な左腕にとって、外に落ちていく緩い変化球をモノにするため励んでいる。この日は契約交渉前に鳴尾浜で練習。キャッチボールやランニング、ノックなど、軽快に動いた。

 契約更改した高橋遥人投手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 ルーツをたどり、大黒柱への道に歩を進める。井川慶もつけた背番号「29」に恥じないマウンドを見せる。熱男魂を思う存分、吸収する。

■高橋遥人投手について阪神・谷本修球団副社長兼本部長

 「ポテンシャルは高いと思いますし、秋季キャンプでも考えてやっているな、というのがよくわかりました」

◇亜細亜大學硬式野球部

 1958年に創部。66年秋に「東都リーグ初優勝」。2002年には「東都リーグ春・秋」と「大学選手権、神宮大会」を「優勝」し、「4冠達成」。14年は東都リーグ戦後史上初となる「6連覇(11年秋~14年春)。「東都リーグ優勝25度、大学選手権優勝4度、神宮大会優勝5度」。阪神関連の主なOBは山本和行、古屋英夫(日本ハム球団(1978-1990)=阪神(1991-1992))、赤星憲広、木浪聖也ら。

 

 25日で26歳となった守屋功輝投手が「勝ちパターン」入りを目標に掲げた。今季は 1軍に定着して自己最多の57試合に登板。

 ただビハインドでの起用が多かっただけに「自分の代わりはいないといわれるくらいの選手になりたい。今の自分のポジションはいくらでも代わりがいる」と語り、厳しい場面を任されるような“昇進”を誓った。

 守屋功輝投手=阪神甲子園球場 (2019年 5月29日撮影)

 鳴尾浜で汗を流した守屋は25日、26歳の誕生日を迎えた。今季は57試合に登板し、「2勝2敗、7ホールド、防御率3.00」と飛躍の年になり「今年はやっとプロ野球選手になれた」と充実した表情で振り返った。「今のポジションの代わりはいる。自分の代わりはいないという選手になるのが一番。信頼される選手になりたい」。来季に向けて現状に満足することなく、勝利の方程式入りへ意欲を燃やした。

 

 矢野燿大監督が、今季「16セーブ」を挙げた藤川球児投手に来季の抑えを託す方針を示した。人選を問われて「球児でいきたいと思っているよ。抑えは。そこを外す理由もないし、経験もある。球児に任せたい」と明言。「ぜひぜひ、最後締めくくって一緒に喜んで」と付け加え、来年で40歳のベテラン右腕を迷いなく指名した。

 藤川は 4月に 1度出場選手登録を外れたが、同27日の 1軍復帰後は安定した投球を続け、 7月26日巨人戦で今季初セーブ。その後も要所をしのぐ投球を続け、シーズン終盤まで抑えとして貢献した。56試合を投げて「4勝1敗16セーブ23ホールド」、防御率は「1.77」だった。

 すでに開幕が例年よりも早い来季に向けて練習を開始しており、この日も鳴尾浜でキャッチボールなどを行った。矢野監督が抑えに指名したことについて「当然の中で仕上げていきたい。そのつもりです」。来年でプロ22年のベテランだけに調整に抜かりはないはずだ。

 鳴尾浜でキャッチボールし、笑顔を見せる藤川球児投手=阪神鳴尾浜球場

 藤川は「日米通算243セーブ」。名球会入りの条件である「日米通算250セーブ」まであと「7」に迫っている。矢野監督は「名球会も達成できると思っているので、一番ふさわしいと思っています。球児がいてくれるプラスアルファは投げる以外でもある。そういうところでも最後は球児がふさわしい」と語るなど全幅の信頼を寄せている。

 今季「チーム防御率3.46」は「12球団トップ」で、その中でもリリーフ陣は「2.70」の安定感だった。背番号「22」が来季も鉄壁の救援陣を束ねてみせる。

▼年長セーブ

 阪神藤川は、来年 7月に40歳になる。プロ野球の最年長セーブ記録は、14年に斎藤(楽天)がマークした44歳 4カ月。阪神では18年の能見と今季の藤川の39歳 2カ月が最年長。14年には、岩瀬(中日)が40歳シーズンで「20セーブ」を挙げているほか、大野(広島)も95年に40歳シーズンで「4セーブ」を記録している。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!   

 

 2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。

※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)

 

 2019年 CS日程と 結果 (10月)

 

 クライマックスシリーズ セリーグ日程

 

 日本シリーズ2019 日程

 

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