●阪神のOB会総会が11月30日、大阪市内のホテルで行われ、川藤幸三OB会長(70)が藤原崇起オーナー(67=電鉄本社会長)に異例の直訴だ。今季も主力に育った若手が少なく、来日 1年目のジェフリー・マルテ内野手(28)も「12本塁打」にとどまった。助っ人獲得で失敗を繰り返す現状に危機感をにじませ壇上でお願い。誰よりもチームを見続けた会長の熱い親心だ。春団治の浪花節にタイガースへの深い愛情がほとばしった。「OB会懇親会」のあいさつで、壇上の川藤OB会長は目の前にいた藤原オーナーに思いを訴えた。今季「3位」に滑り込んだチームにとって、投打とも助っ人補強が喫緊の課題だ。「538得点」は「12球団最少」。「94本塁打」も「リーグ5位」だった。来日 1年目のマルテは故障で出遅れ、「打率2割8分4厘」ながら「12本塁打」にとどまり長打力を発揮できなかった。オフは「メジャー通算92本塁打」のジャスティン・ボア内野手(31=エンゼルスFA)と基本合意し、「4番候補」に見込む。さらに右打ちの大砲獲得を狙う。川藤OB会長はこの日の総会で来季続投が決定。就任10年目に入る。チーム愛は強く、人一倍の危機感を募らせる。特に野手はミスマッチな非力助っ人を獲得しては失敗する悪循環を断てない。フロントの急所を突く、名物会長の直訴だった。チームは05年を最後に「優勝」から遠ざかる。常勝軍団に変貌させるべく、トップに物申さずにはいられなかった。「4番候補」のジャスティン・ボア内野手(31=エンゼルス)は内定しているものの、肝心の投手部門はピアース・ジョンソン(28)、ラファエル・ドリス(31)の両投手が保留者名簿から漏れた。軌道修正しながら補強に動いているが、不確定要素が多いのが現状だ。藤原オーナー、そして球団首脳のみなさん、OB会長の声は虎の勝利の祈る天の声です。いい外国人、頼みます!
●近本光司外野手(25=大阪ガス)が「OB会懇親会」に参加し、歴代優勝メンバーの前で15年ぶりの悲願を誓った。新人での「盗塁王」や「リーグ新人最多安打記録」を更新する 159安打などが評価され、OB会から敢闘賞の表彰を受けた。あいさつに立った壇上で、力強く宣言した。頼もしい言葉に、会場は大きな拍手で包まれた。球団の歴史を築いたレジェンドを前にし笑顔を見せた。会場には「85年日本一監督」の吉田義男氏(86)を始め、掛布雅之氏(64)ら当時のメンバー。03年、05年の「優勝」を知る桧山進次郎氏(50)や矢野燿大監督(50)もいた。元監督の吉田義男氏や掛布雅之氏らから次々と活躍をねぎらわれ優勝を約束した。吉田義男氏、安藤統男氏(80)、小山正明氏(85)、掛布雅之氏…。伝統を作ってきた先輩たちを前に、近本の背筋は伸びるだけ伸びた。反り返りそうになるほど恐縮しながら、今の虎を背負う男として、力強く言い切った。多くのOBから激励の言葉をかけられ、 2年目に向けて気持ちを新たにした。OB、ファン、選手が待ちわびる大きな使命も十分に分かっている。背番号「5」が球団の歴史を紡いでいく。改めて自覚した。聖地を駆け回れる現役選手として、使命がある-。今を生きる近本自身が、虎の系譜をしっかりと継ぐ。
●今季48試合に登板し、「3勝0敗、防御率1.01」を残した岩崎優投手(28)は来季に向けて力を込めた。今季63試合と飛躍した島本は壇上で目標を語った。10月に手術を受けた左肘の状態も良好。江夏豊氏(71)からも声をかけられた。島本浩也投手が来季の勝利の方程式入りを誓った。「OB会懇親会」に参加し、「敢闘賞」の表彰を受けた。今季は中継ぎとしてチーム最多の63試合に登板。10月下旬にクリーニング手術を受けた左肘も順調に回復し、明るい見通しを明かした。
●阪神、オリックス、ヤンキースなどでプレーした井川慶投手(40)が11月30日、現役復帰を表明した新庄剛志氏(47)への期待感を明かした。この日、大阪市内で開催された「阪神タイガースOB会」に阪神退団後、初めて出席。2003年に「20勝」をマークして「リーグ優勝」に貢献した左腕は白い歯をこぼした。井川自身は、現役を続行中。17年に関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズを退団。現在は所属チームこそないが、再びマウンドに上がる日を目指してトレーニングに励んでいる。47歳で現役復帰を宣言した阪神、メジャーの先輩の意気込みに励まされた。花を持たせたが、もちろん負けてはいられない。キャッチボールやランニングなどで体を鍛え続ける。井川の旅も、まだまだ終わらない。
記事をまとめてみました。
OB総会に出席し壇上からあいさつする矢野燿大監督、右端は藤原崇起オーナー、同2人目は川藤幸三OB会長=大阪市内のホテル
阪神OBの総会が30日、大阪市内のホテルで開かれ、矢野監督は「ジャイアンツにはシーズンを通して負けた。悔しさを持って、もっと上を目指してやっていく」と懇親会で力強く語った。
川藤OB会長はあいさつで「いい外国人を取ってください。日本人の柱ができるまで矢野監督に力を貸してください」と藤原オーナーにお願い。新外国人選手として「米大リーグ通算92本塁打」のボアと基本合意しており、矢野監督は「うちが来年、優勝していくためには外国人選手(の活躍)は欠かせない」と話した。
懇親会に出席しOBを前に話す矢野燿大監督=大阪市内のホテル
阪神のOB会総会が11月30日、大阪市内のホテルで行われ、川藤幸三OB会長が藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)に異例の直訴だ。
今季も主力に育った若手が少なく、来日 1年目のマルテも「12本塁打」にとどまった。助っ人獲得で失敗を繰り返す現状に危機感をにじませ「ホンマにええ外国人をとってください」と壇上でお願い。誰よりもチームを見続けた会長の熱い親心だ。
◇ ◇ ◇
壇上からあいさつする川藤幸三OB会長、右から2人目は藤原崇起オーナー、右は矢野燿大監督=大阪市内のホテル
春団治の浪花節にタイガースへの深い愛情がほとばしった。「OB会懇親会」のあいさつで、壇上の川藤OB会長は目の前にいた藤原オーナーに思いを訴えた。
「オーナーにお願いしたいのはホンマにええ外国人をとってください。もう、役に立たん外国人はいりません。日本人の柱ができるまでなんとか矢野監督に力を貸してやってください」
藤原崇起オーナー(左)らとOB総会に出席し乾杯する矢野燿大監督=大阪市内のホテル
今季の公式戦は遠征先にも足を運んで、試合前練習もベンチから見続けた。現状を的確に把握するからこそ異例の直言だ。藤原オーナーも「我々も、矢野監督とともにフロントと一体となって難問題に取り組んでいきたい。長所、欠点、フロントももちろん、チームもチェックできていると思う」と深くうなずいた。
OB懇親会で藤原崇起オーナー(中央)と話す川藤幸三会長、右は矢野燿大監督=大阪市内のホテル
今季「3位」に滑り込んだチームにとって、投打とも助っ人補強が喫緊の課題だ。「538得点」は「12球団最少」。「94本塁打」も「リーグ5位」だった。来日 1年目のマルテは故障で出遅れ、「打率2割8分4厘」ながら「12本塁打」にとどまり長打力を発揮できなかった。オフは「メジャー通算92本塁打」のジャスティン・ボア内野手(エンゼルスFA)と基本合意し、「4番候補」に見込む。さらに右打ちの大砲獲得を狙う。
OB懇親会に出席し記念品を受け取り記念撮影に応じる岩崎優投手、島本浩也投手、川藤幸三OB会長、近本光司外野手(左から)=大阪市内のホテル
12球団最強の投手陣も長年の大黒柱だったメッセンジャーが現役引退。救援陣でフル稼働したジョンソンとドリスは保留者名簿から外れ、来季残留が危機的な状況だ。他球団の戦力構想を外れた助っ人投手の獲得も視野に入れ、対応策を練っている。川藤OB会長はこの日の総会で来季続投が決定。就任10年目に入る。チーム愛は強く、人一倍の危機感を募らせる。
「エースと『4番』は日本人で生え抜きが理想やけど時間がかかる。ここ数年を見てもそう。その間、外国人が大切。オーナーの仕事」
OB総会に出席した吉田義男氏=大阪市内のホテル
特に野手はミスマッチな非力助っ人を獲得しては失敗する悪循環を断てない。フロントの急所を突く、名物会長の直訴だった。チームは05年を最後に「優勝」から遠ざかる。常勝軍団に変貌させるべく、トップに物申さずにはいられなかった。
○…懇親会に先だって行われたOB総会では、昨年から今年にかけて亡くなったOBをしのんだ。阪神で通算「100勝」をあげた名投手ジーン・バッキー氏、村山、小山とバッテリーを組んだ捕手の山本哲也氏、内野手の小玉明利氏、バックハンドトスの名人鎌田実氏、投手の山尾孝雄氏の 5人をしのんで、黙とうがささげられた。
◆阪神OB会主な出席者
吉田義男、安藤統男、小山正明、本間勝、江夏豊、掛布雅之、真弓明信、木戸克彦、平田勝男、和田豊、藪恵壹、桧山進次郎、井川慶、加藤康介(順不同、敬称略)。フロントOBら、約 110人が出席。
よくぞ、いってくれました! 川藤幸三OB会長は優良外国人の獲得を訴えた=大阪市内のホテル
阪神・川藤幸三OB会長が30日、大阪市内で行われた「タイガースOB会総会・懇親会」で藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)に「ええ外国人を獲ってください。役に立たん外国人はいりません」とド直球のお願い。これぞ、日本中の虎党の心の叫びだ。
単刀直入、言いたいこと、言わせてもらいます! この役回り、こちらの御方以上の“はまり役”はいない。OB会長・川藤幸三が、冒頭でブチかました。相手は目の前に立つ藤原オーナーだ。
川藤幸三OB会長(左)、藤原崇起オーナー(中)、矢野燿大監督は同じテーブルで乾杯。思いは一つ=大阪市内のホテル
「オーナーにお願いしたいのは、ホンマにええ外国人を獲ってください。もう役に立たん外国人はいりません。それで、柱を、本当の目指している日本人の柱ができるまで、何とかそこまでを矢野監督に力を貸してやってください。勝手なことを申しましたが…」
文字にすれば遠慮気味。でも、ナマで聞いたら、直談判以外の何ものでもない。
よくぞ言ってくれた。その昔、“ナニワの春団治”として球団に「カネはいらんから現役を続けさせろ」と一歩も譲らなかった、あのコワモテが本領発揮。でも、これこそが矢野監督の、全国ウン千万阪神ファンの心の叫び。毎年のように期待しては、裏切られ…。もう我慢の限界!
OB総会 会場を訪れた真弓明信氏=大阪市内のホテル
藤原オーナーも檀上で「OB会長からもございましたように『外国人を何とかしなさい』。われわれも矢野監督とともに、そしてフロントが一体となって、この難問題、これに取り組んでいく、こういう姿勢でございますので、よろしくお願いを申し上げます」と懸命の受け答え。宴会後も「谷本(球団副社長兼球団本部長)に言ってます」と苦笑いだ。
「4番候補」のジャスティン・ボア内野手(エンゼルス)は内定しているものの、肝心の投手部門はピアース・ジョンソン、ラファエル・ドリスの両投手が保留者名簿から漏れた。軌道修正しながら補強に動いているが、不確定要素が多いのが現状だ。
OB総会 懇親会会場に向かう江夏豊氏=大阪市内のホテル
「ワシは普通のことを言っただけ。ボア? 打つかどうか、来年になるまで分かるかい!」
そううそぶいたOB会長が本音も明かす。
「理想は『エースと4番』は生え抜き。日本人選手がええ。でも、育てるのに時間がかかる。そこまでの間だけでも任せられる投打の助っ人がいるんや」
藤原オーナー、そして球団首脳のみなさん、OB会長の声は虎の勝利の祈る天の声です。いい外国人、頼みます!
OB総会 会場を訪れた小山正明氏=大阪市内のホテル
★川藤幸三OB会長、過去のOB会アラカルト
◆2010年、突然の就任:下交渉もなく、田淵幸一氏からバトンタッチ。「なんでワシやねん」という第一声から「OB会はスターの集まりでも年寄りの同窓会でもない」と老若男女が参加できる雰囲気作りを約束した。
◆2014年、ミスタータイガース節:「球団創設80周年」にあたり、故藤村富美男氏の言葉を引用。生前に「タイガースはファンのためにある。ファンに喜んでもらえるチームにならなあかん」と激励されたことを回想。「頼んまっせ」と「リーグV」を熱望した。
◆2018年、揚塩健治球団社長に喝:揚塩社長に「焦らんでください」と腰を据えて矢野監督を支えることを嘆願。「どっかのわけのわからん球団がすごい補強を」と巨人をやり玉に挙げ、選手育成を訴えた。
OB総会 会場を訪れた阪神・和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(TA)=大阪市内のホテル
近本光司外野手が「OB会懇親会」に参加し、歴代優勝メンバーの前で15年ぶりの悲願を誓った。
新人での「盗塁王」や「リーグ新人最多安打記録」を更新する 159安打などが評価され、OB会から「敢闘賞」の表彰を受けた。あいさつに立った壇上で、力強く宣言した。「来年は2年連続の盗塁王を取り、15年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指して引っ張っていきます。これからもご支援の程をよろしくお願いします」。頼もしい言葉に、会場は大きな拍手で包まれた。
OB会から「敢闘賞」を受賞した近本光司外野手=大阪市内のホテル
球団の歴史を築いたレジェンドを前にし「 1年前には思ってもなかったようなこと」と笑顔を見せた。会場には「85年日本一監督」の吉田義男氏を始め、掛布氏ら当時のメンバー。03年、05年の「優勝」を知る桧山氏や矢野監督もいた。
多くのOBから激励の言葉をかけられ、 2年目に向けて「一番大事なのはケガをしないこと。そういうところもしっかりケアしながら、来年やっていきたい」と、気持ちを新たにした。OB、ファン、選手が待ちわびる大きな使命も十分に分かっている。「85年と03年と05年のようにもう 1度、感動、感激を。しっかり自分たちも引き継いで、後世につないでいかないといけない。そういうのも仕事だなと思います」。背番号「5」が球団の歴史を紡いでいく。
OB会から敢闘賞を受賞した左から、岩崎優投手、島本浩也投手、同3人目は川藤幸三阪神OB会長、右端は近本光司外野手=大阪市内のホテル
レジェンドに誓った! 「OB会懇親会」に出席した近本光司外野手は30日、「敢闘賞」を受賞。元監督の吉田義男氏や掛布雅之氏らから次々と活躍をねぎらわれ「1985年、03年、05年のように感動と感激を」と優勝を約束した。
吉田義男氏、安藤統男氏、小山正明氏、掛布雅之氏…。伝統を作ってきた先輩たちを前に、近本の背筋は伸びるだけ伸びた。反り返りそうになるほど恐縮しながら、今の虎を背負う男として、力強く言い切った。
「85年と03年と05年のようにもう一度、感動と感激を…。自分たちも引き継いで、後世につないでいかないといけない」
日本中の虎党を歓喜の渦へと導いた「3度のリーグ優勝」を引き合いに出した。今季までオーナー付シニア・エグゼクティブアドバイザー(SEA)を務めた掛布氏から言葉をもらうと直立不動。身でも心でもタテジマの重さを感じた。だから壇上のあいさつで「来年は 2年連続で『盗塁王』をとり、15年ぶりの『リーグ優勝、日本一』に向けて引っ張っていきます」と誓った。
ルーキーイヤーの今季、「36盗塁」でタイトルに輝いた。「159安打」で1958年に長嶋茂雄氏(巨人)が打ち立てた「セ・リーグの新人安打記録」を塗り替えたりもした。しかし、目標としていた新人王はヤクルト・村上との激戦の末、敗北…。「『新人王』、残念だったな」
近本光司外野手(右)は掛布雅之氏から激励され、背筋をピシッ=大阪市内のホテル
「よくやった」
「来年が大事」
「来年しっかりやるために一番大事なのは、けがをしないこと」
OBたちからのねぎらいが身に染みた。悔しさを和らげてくれた。 「ずっと関西でタイガースしか見てこなかった」
淡路島出身で兵庫・社高、関学大、大阪ガスと常に虎と近所だった。
「メディアに取り上げられてきた方が目の前にいるというのは、1年前には思ってなかったことなので」
改めて自覚した。聖地を駆け回れる現役選手として、使命がある-。今を生きる近本自身が、虎の系譜をしっかりと継ぐ。
★主な出席者
川藤幸三、吉田義男、安藤統男、真弓明信、和田豊、小山正明、上田二朗、江夏豊、掛布雅之、藪恵壹、桧山進次郎、亀山努、井川慶、木戸克彦、平田勝男、筒井壮、狩野恵輔、久保田智之、福間納、井上貴朗、山本重政、梅本正之、岡義朗、田中昌宏、関本賢太郎、曽我部直樹、中谷忠己、南牟礼豊蔵、山下和輝、宮内仁一(順不同。敬称略)
「OB会懇親会」に出席した近本光司外野手は30日、「敢闘賞」を受賞。
岩崎と島本もOB会から「敢闘賞」として表彰された。今季48試合に登板し、「3勝0敗、防御率1.01」を残した岩崎は来季に向けて「信頼されるところを任せてもらえるように、そこで抑えられるようなシーズンにしたい」と力を込めた。今季63試合と飛躍した島本は壇上で「勝利の方程式に入れるように」と目標を語った。10月に手術を受けた左肘の状態も良好。「 2週間くらいでキャッチボールができるようになる」。江夏豊氏からも「よく頑張った」「続けないと」と声をかけられた。
島本浩也投手=横浜スタジアム (2019年10月 7日撮影)
島本浩也投手が来季の勝利の方程式入りを誓った。「OB会懇親会」に参加し、「敢闘賞」の表彰を受けた。
「今シーズンはいい経験をさせていただいたので、来シーズンは勝利の方程式に入れるように頑張ります」。今季は中継ぎとしてチーム最多の63試合に登板。それでも「今年は勝ちパターンには入りきれなかった。来年は今年よりいいところで」と意気込む。10月下旬にクリーニング手術を受けた左肘も順調に回復し「あと 2週間くらいでキャッチボールできると思う」と、明るい見通しを明かした。
阪神、オリックス、ヤンキースなどでプレーした井川慶投手が11月30日、現役復帰を表明した新庄剛志氏への期待感を明かした。
この日、大阪市内で開催された「阪神タイガースOB会」に「(OB会長の)川藤さんに呼んでいただきました」と阪神退団後、初めて出席。先輩OBの新庄氏について「どんな姿でプレーされるのか、自分も楽しみです」と語った。
井川慶氏(左)と握手する川藤幸三OB会長=大阪市内のホテル
井川自身は、現役を続行中。17年に関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズを退団。現在は所属チームこそないが、再びマウンドに上がる日を目指してトレーニングに励んでいる。「自分もトレーニングを続けているので、 1人じゃない、と思いました」と47歳で現役復帰を宣言した阪神、メジャーの先輩の意気込みに励まされた。「新庄さんの方が、現実味がありますよね」と花を持たせたが、もちろん負けてはいられない。
阪神時代の01年から 6年連続で年間27試合以上の登板数を誇った左腕も「今はケガが多くて。ちょっと片付けをしたら腰を痛めたりするんで」と苦笑。それでもキャッチボールやランニングなどで体を鍛え続ける。井川の旅も、まだまだ終わらない。
OB総会 梅本正之氏と握手する井川慶氏(右)=大阪市内のホテル
井川慶が30日、「タイガースOB会」に初参加。2003年に「20勝」をマークして「リーグ優勝」に貢献した左腕は「懐かしいですね。特にフロントの方は。参加してよかった」と白い歯をこぼした。07年11月末に独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグ(BFL)の兵庫を退団後も現役続行へトレーニングを続けている。現役復帰を目指すことを表明した元阪神、新庄剛志氏について問われると「自分ひとりだけじゃないって思いました。でも新庄さんの方が現実味がある」と話し「新庄さんがどんな姿を見せてくれるか楽しみ」と心待ちにした。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 CS日程と 結果 (04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
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