2年目の阪神岩本輝投手(19)が、 1回、先頭大島に中前打を浴びたが、続く柳田を空振り三振。大島の盗塁死で二死とし、和田に四球を与えたが、後続を断ちプロ初登板初勝利を挙げた。
新井良太内野手(29)が、 1点リードの 3回二死 2塁で左前適時打を放った。なおも二死 1、 3塁からクレイグ・ブラゼル内野手(32)が左前適時打。
今季 9勝を挙げている中日・山内壮馬投手(27)が、 4回 1/3を 9安打 4失点で降板した。
中日高木守道監督(71)が、「確かにピッチャーは良かったよ。それにしても 1点、 0点、 0点やろ。これでは貧打極まりない」とあまりの貧打に嘆き節だ。
阪神が 1回、マートンの適時打で先制。 3回にも 2点を追加した。プロ初登板の先発岩本は、 3回を 2安打無失点に抑えた。
阪神岩本が 6回を 2安打無失点と力投した。阪神は 5回に新井良太の適時打で 1点追加。中日山内は 4回 1/3を 9安打 4失点で降板した。
阪神岩本が 6回 2安打無失点と好投。プロ初登板で初勝利を挙げた。中日は先発の山内が 5回途中で 9安打 4失点と誤算。投打とも精彩を欠いて 2連敗<中日 0- 7阪神>となった。
2年目の岩本が、プロ初登板初勝利を挙げた。 1回、先頭大島に中前打を浴びたが、続く柳田を空振り三振。大島の盗塁死で二死とし、和田に四球を与えたが、後続を断った。持ち前の強気の投球で 2塁を踏ませず、 6回 2安打無失点。中日打線を手玉に取り「こんなにうまくいくとは。チームがナゴヤで勝てていなくて、昨日勝ったので、今日も勝ち越して終わろうと思っていた」と笑顔で振り返った。
山口・南陽工業高校からドラフト 4位で入団した 2年目の右腕。 1回、先頭の大島にいきなり安打を浴びたが、続く柳田を変化球で空振り三振に仕留め「あそこで落ち着けた」と 140キロ前後の直球と緩いカーブを有効に使い、凡打の山を築いた。
プロ初登板初先発の岩本輝投手は、 6回無失点で初勝利を挙げた
プロ初登板、初先発の岩本が中日打線を 6回 2安打無得点に抑えて、プロ初勝利を挙げた。打線も 2桁安打を放つなど小刻みに得点を重ねて 2年目右腕を援護。投打が噛み合った阪神が連勝した。
初回にマートンの適時打で先制し、 1点の援護をもらった岩本は 1、 2回と続けて先頭打者に安打を許したが、後続を断って勢いづくと、 3回以降は無安打ピッチングを披露。 7回に 2番手福原と交代するまで 1人の走者も許さない好投で、 6回を 2安打 4三振 1四球に抑えてみせた。
プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔を見せる岩本輝投手
打線は 1回二死 1、 3塁からマートンの中前適時打で 1点を先制。さらに 3回、二死 2塁の好機で新井良太の左前打で 2点目を挙げると、マートンも続いてなおも 1、 3塁。ブラゼルの左適時打。 4安打で 2点を追加でリードを 3点に広げた。 5回には一死 3塁から新井良太に 2打席連続タイムリーが飛び出し 4- 0に。 8回にもブラゼルの12号ソロと大和の 2点適時打で 3点を加え、試合を決定付けた。
投手陣は最後まで中日打線に反撃を許さず、計 5人の完封リレーで試合を締めくくった。
新井良太が、 1点リードの 3回二死 2塁で左前適時打を放った。 8日の中日戦まで、今季のナゴヤドームでは17打数無安打と苦しんでいたが、ようやく快音が響いた。「とにかく必死に食らいついていきました。 1打席目はチャンスで打てなかったので、この打席は絶対に打ってやろうと思っていました」。
なおも二死 1、 3塁からブラゼルが左前適時打。「岩本を助けるためにも、 1点でも多く取って楽に投げさせてあげたかった。いいところで追加点が取れて良かったよ」と話した。
中日はプロ初登板の阪神先発・岩本を捉えられなかった。プロ初登板の阪神岩本らに抑えられて無得点。90キロ台のカーブに手を出す場面もあり、 6回までわずか 2安打。 1、 2回はともに先頭打者が安打で出塁したものの、後続が倒れて打ち崩す機会を逃した。 2試合連続の零敗で、2009年以来 3年ぶりに本拠地での阪神 3連戦で負け越した。
この試合は打撃不振の荒木に代わり、柳田が先発出場。高木監督は「荒木は出とっても悪くなるだけ」と説明した。
8回、ベンチで考え込む高木監督
高木監督は「そりゃ、確かにピッチャーは良かったよ。それにしても 1点、 0点、 0点やろ。これでは貧打極まりない」とガックリだった。「とにかくCSからは、いまの打線じゃとても勝ち抜けん」とも言い、既に意識はクライマックスシリーズに傾いているようだった。
5回裏中日攻撃終了、「ドアラデー」で自転車に乗るドアラ
中日の人気マスコット・ドアラがナゴヤドームでハッスルした。 9日は年に 1度の「ドアラデー」。イニングの合間には自転車にまたがりグラウンド内を動きまくった。 7回終了時に行われる恒例のバック転タイムでは、久々に「ひねり」を加えた高度な技にチャレンジしたが失敗した。
5回表終了後、ベンチで沈んだ表情の中日・山内壮馬投手
今季 9勝を挙げている中日・山内が、 4回 1/3を 9安打 4失点で降板した。立ち上がりから不安定で最後までコントロールが定まらず。降板後は「球がすべて高かったです。それだけです。ブルペンでは普通でした」と話した。自身初の 2桁勝利はならなかった。
ここに来て、新人を教育の為にという意味合いも有って使ったのだろうが良い成績で終わって良かったですね。下記にも書いたが、今季推定年俸 600万円貰っていると言う。この額は今後の期待額も含まれての年俸だと思われる。
しかし、中日を負かせるような力を持った新人が阪神にはいると言う事を他球団に見せつけた事は事実だろう。
フロントは既に2013年度に向かっている様だが、この様な投手が今後の阪神を担ってくれる事になる。頑張って行って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
◆岩本輝(いわもと・あきら):1992年(平成 4年)10月21日、山口・防府市生まれ。南陽工業高校に進み、 2年春の甲子園 2回戦で優勝候補のPL学園に10回 1失点完投勝利。 3年夏も甲子園出場。2010年ドラフト 4位で阪神入団。「炎のストッパー」と呼ばれた高校の先輩になぞらえ「津田 2世」の異名もある期待の 2年目右腕。 182センチ、81キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸 600万円。血液型はO。
※プロ野球の新人最低年俸は、 500万円程度となっている。今後の活躍度に寄って、高額へ変化していく。年数にも寄るが平均して最低年俸額は 700万円程度が限度だと言われ、これ以下に今後なる事は無いと言われている。今後の活躍に期待が掛かっている。
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「津田 2世」岩本がプロ初登板で初勝利!新井良太&ブラゼル 3回適時打!
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