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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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西純矢、朗希らU18戦士再会!佐々木朗希と代表再集結だ!北條、近本2番構想で先頭弾かます!-1

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阪神「ドラフト1位」の西純矢投手(18=創志学園)ら新人 8選手が10日、東京都内のホテルで行われた「NPB新人選手研修会」に出席した。午前中は「野球殿堂博物館」を見学。午後は講義を受けた。講義の合間にはヤクルト奥川恭伸投手(18=星稜)やロッテ佐々木朗希投手(18=大船渡)ら、昨年の「U18日本代表」でともに戦った仲間たちと再会。自然と輪が広がり、互いの球団の練習を聞いたりと盛り上がった様子。普段から連絡を取り合う仲だが改めて刺激を受けていた。先輩プロ野球選手による講義では、昨年の「プレミア12」で日本代表投手コーチを務めた建山義紀氏(44)が登壇。日本を代表する選手たちのエピソードを挙げながら、プロで活躍するために必要なことを説いた。西純矢投手の心に残ったのは、日本代表として「プレミア12優勝」に貢献したオリックス山本由伸投手(21)の話だった。韓国との決勝戦、序盤は緊張で顔がこわばっていたが、緊張を受け入れて開き直ることで活躍につなげたという。長い 1日を終えて、プロ野球選手としての意識がさらに高まった様子だった。戦友との再会に球界の大先輩の偉業。さまざまな刺激を受けた 1日。虎のエースになるべく、全てを未来につなげる。

北條史也内野手(25)が10日、愛媛・松山市の坊っちゃんスタジアムでヤクルト山田哲人内野手(27)らとの合同自主トレを公開した。自身初の規定打席到達を目指す今季は、遊撃で開幕スタメンを狙う。矢野燿大監督(51)は「近本2番構想」を温めており、北條は「1番」起用に備え、準備を進める。リードオフマンの経験十分な山田哲から超一流の技術を吸収し、ヤクルトとの開幕戦で感謝の先制パンチをかます!北條が近本の「2番構想」に反応した。矢野監督が今季温めるプランで、実現すれば、「1番」打者が重要になる。遊撃のポジション争いを制した場合、経験のある北條もその候補になる。その時に備えてイメージを膨らませた。今季の開幕戦は 3月20日、神宮でヤクルトが相手。恩返しの気持ちを込めて、大暴れをもくろむ。「1番」北條が先頭打者弾を打てば、小学生以来だという。師匠山田哲に感謝の先制パンチだ。

遊撃のポジション奪取へ、植田海内野手(23)は打力向上を宣言した。植田海内野手が10日、鳴尾浜で自主トレ。自宅が“十日えびす”でにぎわう西宮神社の近くであることを明かし、この日行われた本殿参拝の一番乗りを競う「開門神事福男選び」に刺激を受けたことを話した。目標は「盗塁王」。虎の韋駄天も走る、走る!走る門には福来る!? 午前 6時。「かいも~ん」のかけ声と太鼓の音とともに、年男の植田も“開眼”した。心の中で福男にまっしぐら!?健脚自慢がそろった「開門福男選び」では藤井寺工科高の野球部監督、黒木悠輔さん(33)が先頭で駆け込んだが、激戦の音は寝起きの植田の耳に届いていたという。今年は走って、笑って、虎にリーグ優勝を呼び込む。福男は俺だ!

大山悠輔内野手(25)は11日に沖縄入りし、超速調整を加速する。今季は新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(31=ロサンゼルス・エンゼルス)、ジェリー・サンズ内野手(32=キウム・ヒーローズ)、来日 2年目ジェフリー・マルテ内野手(28)らと 3塁、 1塁レギュラーを争う立場で危機感十分。すでに鳴尾浜でもマシン打撃を続けており、沖縄自主トレでは本格的なフリー打撃を行う可能性も十分ある。梅野隆太郎捕手(28)が10日、宝塚市の末成小学校の体育の授業にゲストティーチャーとして登場。梅野とともに先生役を務めた大山はティー打撃などを披露。これまで鳴尾浜を中心に自主トレをしてきたが、11日から沖縄に出発し、梅野、陽川尚将内野手(28)、岩貞祐太投手(28)らとの合同自主トレに参加することを明かした。

梅野隆太郎捕手(28)が10日、昨季ともに「ゴールデングラブ賞」を獲得した西勇輝投手(29)とのコンビを進化させる決意を明かした。12月下旬にはハワイで合同自主トレも行い、連日野球談議に花を咲かせたという。ハワイ滞在期間は約 1週間。早朝からランニング、ウエートトレで体をいじめ抜き、自慢の強肩はすでに仕上がった。もちろん、収穫は肉体面だけにとどまらない。遠慮なく意見をぶつけ合った結果、 2人は共通認識を強めた。昨年12月19日に出発し、27日に帰国。日中はランニングなどで体を動かし、夜は今季に向けての勉強会。 2人だけのキャッチボールを繰り返した。西は球界屈指の制球力とスタミナをもつ。ハワイの土産をシーズンを通し大事にする。この日、子どもたちには「まずは夢をもつこと。夢をつかむために一日一日、しっかり勉強して、遊んで、一生懸命頑張って」とメッセージを残した。夢である「リーグ優勝&日本一」へ-。西と「二人三脚」で歩んでいく。

高橋遥人投手824=亜細亜大學)が鳴尾浜球場での動き始めでキャッチボールやウエートトレなどをし、シーズン完走を宣言した。例年より開幕が早いがやるべきことに集中している様子。この日はキャッチボールや遠投、ランニングメニューなどをみっちりこなしていた。秋季キャンプでは山本昌臨時コーチ(54=現野球解説者・野球評論家・スポーツコメンテーター)からチェンジアップを伝授され、習得中。武器の力強い直球を生かすため、一つ一つの持ち球を磨いていく。

19年「9勝」で今季も投手陣の柱として期待される青柳晃洋投手(26)が、調整に手応えをみせた。鳴尾浜球場で自主トレを行い、キャッチボールや遠投で勢いのある球を投げ犠打の成功率アップへ意欲を示した。昨年は 143回 1/3で規定投球回数をクリアしたが、さらなるイニング数増を狙う。投球の質を高めつつ打席での貢献も誓っていた。昨季は 7回犠打を試み、 4回成功。それでも試合を左右する重要な局面で失敗した経験もあり腕をぶした。自主トレ後にはサンテレビ「熱血! タイガース党」に生出演。今季に向けて力を込めた。

記事をまとめてみました。

 

 阪神「ドラフト1位」の西純矢投手(18=創志学園)ら新人 8選手が10日、東京都内のホテルで行われた「NPB新人選手研修会」に出席した。午前中は「野球殿堂博物館」を見学。午後は講義を受けた。

 講義の合間にはヤクルト奥川やロッテ佐々木ら、昨年の「U18日本代表」でともに戦った仲間たちと再会。自然と輪が広がり、互いの球団の練習を聞いたりと盛り上がった様子。普段から連絡を取り合う仲だが「いざ会うと、自分も負けないように頑張ろうと思いました」と改めて刺激を受けていた。

 先輩プロ野球選手による講義では、昨年の「プレミア12」で日本代表投手コーチを務めた建山義紀氏が登壇。日本を代表する選手たちのエピソードを挙げながら、プロで活躍するために必要なことを説いた。

 「NPB新人研修」に笑顔で臨む西純矢投手(中央)=東京都内のホテル

 エンゼルス大谷はオフにテレビのインタビューを受けた後に食事に誘われたが、練習に時間を割くため「社員食堂で食べます」と答えたこと。イチロー氏は毎日同じ時間に球場に来て、同じルーティンを続けていたこと…。

 なかでも西の心に残ったのは、日本代表として「プレミア12優勝」に貢献したオリックス山本の話だった。韓国との決勝戦、序盤は「めっちゃ緊張します。どうなるか分からないです」と緊張で顔がこわばっていたが、緊張を受け入れて開き直ることで活躍につなげたという。「すごく刺激が大きく、参考になったので、しっかり忘れずに心に刻んでやっていけたらいいなと思います」。長い 1日を終えて、プロ野球選手としての意識がさらに高まった様子だった。

 「NPB新人研修」の休憩中に談笑するロッテ佐々木朗希投手(中央)=東京都内のホテル

 「高校四天王」で日の丸背負うぞ! 阪神「ドラフト1位」の西純矢投手ら新人8選手が10日、東京都内のホテルで行われた「NPB新人研修会」に出席した。ロッテの「ドラフト1位」佐々木朗希投手(大船渡)、ヤクルトの「ドラフト1位」奥川恭伸投手(星稜)ら「U18日本代表」メンバーと再会。再び同じユニホームを着て戦うことを誓った。

◇   ◇   ◇

 心を許した戦友との再会に西純の顔もほころんだ。講義の合間の休憩時間。ヤクルト奥川、DeNA森らと談笑していると、遅れて現れたのはロッテ佐々木朗。一段と大きくなった姿を見て「また背伸びたな」と、冗談めかして佐々木の胸を小突いた。「元々、デカかったんですけど、ますますでかくなったなって。がたいも身長も」。自然と仲間たちが集まり、輪はどんどん大きくなった。

  9月に韓国で行われた「U18W杯」以来、約 4カ月ぶりの大集合。見学した野球殿堂博物館には、当時のメンバーで寄せ書きした色紙が飾られていた。「5位」に終わった悔しさを、今も持っている。「本当にみんな悔しい思いをしているので、今度はトップチームで選ばれるように頑張って、そこでU18の悔しさを晴らすことが出来たらいいなと思っています」。プロの世界で互いに成長し、再び日本代表のユニホームで戦うことをあらためて誓った。

 「NPB新人研修」前に笑顔を見せるヤクルト奥川恭伸投手(左)=東京都内のホテル

 普段から連絡を取り合う仲の良さ。この日も「練習どう?」とそれぞれのチームの話題で盛り上がった。「あの時からちょっと違ったりしている部分もある。自分も負けていられないので頑張ろうと思いました。少しでも早く 1軍に上がって、初勝利できるように」。良きライバルと競いながら「高校四天王」の「1番星」を挙げる。

 西純が目指すのは先発完投型の投手だ。同博物館では金田正一さんの展示スペースにくぎ付けになった。「『14年連続20勝』というのは『(通算)400勝』よりまだ達成できそうな記録かなと、頑張りたいなと思ったんですけど、あれだけ何年も連続で勝つというのは本当に難しいこと。本当にすごい方だなと思いました」と感銘を受けた。戦友との再会に球界の大先輩の偉業。さまざまな刺激を受けた 1日。虎のエースになるべく、全てを未来につなげる。

 

 北條史也内野手が10日、愛媛・松山市の坊っちゃんスタジアムでヤクルト山田哲らとの合同自主トレを公開した。

 自身初の規定打席到達を目指す今季は、遊撃で開幕スタメンを狙う。矢野監督は「近本2番構想」を温めており、北條は「1番」起用に備え、準備を進める。リードオフマンの経験十分な山田哲から超一流の技術を吸収し、ヤクルトとの開幕戦で感謝の先制パンチをかます!

◇   ◇   ◇

 北條が近本の「2番構想」に反応した。矢野監督が今季温めるプランで、実現すれば、「1番」打者が重要になる。遊撃のポジション争いを制した場合、経験のある北條もその候補になる。「出塁が一番、大事になってくる。その中で長打もあったり、(小技など)嫌なバッターに。近本が『2番』だったら( 2人で)かき回したり、チャンスを作ってクリーンアップに、という役割は大事かなと思う」。その時に備えてイメージを膨らませた。

 打撃練習を行う北條史也内野手=愛媛県松山市・坊っちゃんスタジアム

 山田哲らヤクルト勢との松山合同自主トレが初日を迎えた。ランニングやキャッチボール、室内練習場での打撃練習など、精力的に動いた。今回で 5年連続の参加。年を追うごとに山田哲に意見を求める機会も増えているという。「去年はだいぶ聞けたので、また今年も。 1年たって、哲さんも思うことは変わると思う。そういう部分もいろいろ聞けたら」。侍ジャパンで先頭打者を務める山田哲は「1番」の経験も豊富。技術だけでなく、打席の心構えを吸収できる絶好の機会だ。「足」も必要な打順だが、「僕はあまり走らないキャラと思われている。そういう隙で(狙って)数が増えれば」と盗塁も積極的に試みる。

 レギュラー定着の手応えはある。シーズン終盤にかけて先発起用が増え、CSファーストステージ第 1戦で大逆転を呼び込む 5打点の活躍を見せるなど、勝負強さを発揮。「緊張感あるところでプレーできたというのは、僕にとってプラス」。 8年目を迎える今季は規定打席到達を目標に掲げている。「『今年こそやるぞ』という気持ちは、いつも以上にあります。オープン戦からアピールしないとダメ。そこで結果を出して、最初から出られるように」。木浪らとの遊撃争いを勝ち抜き、開幕スタメンをもぎ取る決意だ。

 キャッチボールを行う北條史也内野手=愛媛県松山市・坊っちゃんスタジアム

 今季の開幕戦は 3月20日、神宮でヤクルトが相手。「ちょっと特別な感情はありますけど、そこで最初のスタートダッシュ。勢いというのはチームとしても大事。ヤクルトのみんなにお世話になっているので、自分が出られたら」。恩返しの気持ちを込めて、大暴れをもくろむ。「1番」北條が先頭打者弾を打てば、小学生以来だという。師匠山田哲に感謝の先制パンチだ。

◆北條史也内野手と山田哲人内野手との合同自主トレ

 プロ入り 4年目の16年以来、今年で 5年連続。前年の15年にわずか 1試合ながら 1軍デビューを果たした北條は、山田哲の打撃に間近で接し、タイミングの取り方、トップの力の入れ方などどん欲に吸収。同年 122試合出場と一気にブレークした。昨年の自主トレでも「体が変わるという実感がある。短い間ですけど、きつい練習をしますから」と、キャンプ前の恒例行事としている。

 山田哲人内野手(左)らヤクルトの選手と合同自主トレを行う北條史也内野手=愛媛県松山市・坊っちゃんスタジアム

◆矢野阪神今季の「1番」候補

 争いを勝ち抜いた内野手が「1番」に座る可能性が高い。昨季、「開幕1番」の木浪は、近本に次ぐ24試合に「1番」で先発。遊撃のポジションとともに北條と争う。パンチ力が魅力の 2塁候補糸原も候補。ベテラン上本は長打力と走力があり、「1番」に最適。俊足の植田も定位置をつかめば浮上する。

◆近本光司外野手の「2番」構想

 矢野監督は昨秋の安芸キャンプでの11月16日の紅白戦で、近本を「2番」に起用。近本も期待に応え、バント安打と重盗を決めるなど躍動感を見せた。試合後に矢野監督は「ドラッグ系のバントもそうだし、引っ張るとかおっつけるとか、そういうのを意図的にやっていってくれる形になれば、『2番』としてすごくいい」と期待を口にした。

 

 遊撃のポジション奪取へ、植田海内野手は打力向上を宣言した。

 鳴尾浜球場で練習し「(レギュラーに向けては)打撃ですかね。キャンプでタイミングの取り方などいい感じに思ったことを継続して」と、昨年「2割4分2厘」だった打率のアップを期している。もちろん俊足は大きな武器。「試合に出たら40~50(盗塁)くらいはしたい」。先発での出場試合数増がカギとなる。

 植田海内野手=阪神鳴尾浜球場 (2019年11月15日)

 俺も「一番福」になる! 植田海内野手が10日、鳴尾浜で自主トレ。自宅が“十日えびす”でにぎわう西宮神社の近くであることを明かし、この日行われた本殿参拝の一番乗りを競う「開門神事福男選び」に刺激を受けたことを話した。目標は「盗塁王」。虎の韋駄天も走る、走る!

 走る門には福来る!? 午前 6時。「かいも~ん」のかけ声と太鼓の音とともに、年男の植田も“開眼”した。実は自宅が西宮神社の近く。心の中で福男にまっしぐら!?

 「結構、人が多くて…。僕は野球で一番(福)になれるように」

 健脚自慢がそろった「開門福男選び」では藤井寺工科高の野球部監督、黒木悠輔さんが先頭で駆け込んだが、激戦の音は寝起きの植田の耳に届いていたという。

 午前 6時、植田海内野手も興奮した「開門神事福男選び」がスタート=西宮神社

 俺も「一番福」になる-。「100試合以上出場&50盗塁」を目指しているが、そのためにも昨季「打率0.242、1本塁打、2打点」のバットをレベルアップさせることだ。

 「打撃がままならないと、走塁もできない」

 年末年始も実家や自宅で一人で黙々と振り込み、この日の鳴尾浜ではウエートトレ以外にも室内での打撃練習に多くの時間を割いた。

 「(秋季)キャンプで『こういう感じでいいな』と思ったことを継続して意識してやっています。 2月 1日に完ぺきに動けるようにしていきます」。今年は走って、笑って、虎にリーグ優勝を呼び込む。福男は俺だ!

 

 小学校を訪問した大山悠輔内野手(右)と梅野隆太郎捕手は児童の出迎えに笑顔を見せる=宝塚市の末成小学校

 大山悠輔内野手は11日に沖縄入りし、超速調整を加速する。今季は新助っ人ボーア、サンズ、来日 2年目マルテらと 3塁、 1塁レギュラーを争う立場で危機感十分。

 「徐々にではなく、マックスに近い状態で(キャンプ)最初から行けるように、自主トレからやっていきたい」。すでに鳴尾浜でもマシン打撃を続けており、沖縄自主トレでは本格的なフリー打撃を行う可能性も十分ある。

 児童とミニゲームを楽しむ大山悠輔内野手=宝塚市の末成小学校

 梅野隆太郎捕手が10日、宝塚市の末成小学校の体育の授業にゲストティーチャーとして登場。

 梅野とともに先生役を務めた大山はティー打撃などを披露。これまで鳴尾浜を中心に自主トレをしてきたが、11日から沖縄に出発し、梅野、陽川、岩貞らとの合同自主トレに参加することを明かした。「(キャンプまで)時間があるようでないので、段階を上げるというより、マックスに近い状態でやりたい」。 3塁にはマルテが 1塁からまわる見通しで、定位置は安泰ではない。「打てる機会があれば」と温暖地を求め、南国にいくことを決めた。

 

 白星量産バッテリーになる! 梅野隆太郎捕手が10日、昨季ともに「ゴールデングラブ賞」を獲得した西勇輝投手とのコンビを進化させる決意を明かした。

 12月下旬にはハワイで合同自主トレも行い、連日野球談議に花を咲かせたという。女房役は「勝てる投手を目標にお互いやっていけたら、という話をしました」と気合十分だ。

 ハワイ滞在期間は約 1週間。早朝からランニング、ウエートトレで体をいじめ抜き、自慢の強肩はすでに「だいぶいい」というほど仕上がった。もちろん、収穫は肉体面だけにとどまらない。遠慮なく意見をぶつけ合った結果、 2人は「負けのつかない投手(コンビ)になっていきたい」という共通認識を強めた。

 児童らとハイタッチする梅野隆太郎捕手=宝塚市の末成小学校

 西勇は虎移籍 1年目の昨季、 1年間ローテを守り抜いて「10勝8敗、防御率2.92」。先発陣の柱としてフル稼働したが、シーズン序盤は好投しても白星がつかないケースが目立った。「長いイニングを投げても最後もうひと踏ん張りのところで点を取られて負けて…。それが一番悔しかった。長いイニングを投げても引き分け、勝ちを呼び込めるようにしたい」。梅野は 2人の思いをそう代弁する。

 「1勝」でも白星を増やすため、「1敗」でも黒星を減らすため、考え方にも変化をつける。昨季は「常に 1試合、 1試合でベストを」というイメージでいたが、今季は試合中盤や終盤、シーズン中盤や終盤と先を見すえ、餌まきをより意識する。「しつこいリードが大事になってくる。(先のことも)逆算しながらベストを尽くしてやっていきたい」。難攻不落のコンビへ、向上心は尽きない。

 児童に打撃を披露する梅野隆太郎捕手。右は大山悠輔内野手=宝塚市の末成小学校

▼昨季の西勇輝投手は、レギュラーシーズン26試合とCSファースト、ファイナル各ステージともに 1試合の計28試合中、26試合でバッテリーを組んだ(ほかに坂本 2試合)。この26試合で「10勝9敗、防御率3.01」だった。なお「最優秀バッテリー賞」が阪神から出たのは過去 2度で、03年の井川慶-矢野輝弘、05年の藤川球児-矢野輝弘。

 体育の授業に参加した梅野隆太郎捕手は子どもたちから大人気。昨年末に西勇輝投手を訪ねていた=宝塚市の末成小学校

 梅野隆太郎捕手が10日、宝塚市の末成小学校の体育の授業にゲストティーチャーとして登場。ハワイで汗を流している西勇輝投手を昨年12月に電撃訪問し、合同自主トレをしていたことを明かした。合言葉は「勝つ」! 配球を変え、昨季「10勝8敗」に終わった右腕の貯金を増やす!

 末成小学校の 3年生50人を相手に大山と先生役を務めた。打って投げて…でも年の瀬に梅野自身が西から“特別講義”を受けていた。場所は常夏の島、ハワイ・ホノルル。夫婦水入らずで来季の計画を練っていた。

 「西(勇)さんのところに参加させてもらって、ずっとトレーニングをしていた。( 2人で)負けのつかない投手になっていきたいな、という話もしていました」

 西が海の向こうにいると知ると、いてもたってもいられなくなった。春季キャンプに入ると、ジョン・エドワーズ投手(32=インディアンスス3A)ら新外国人や中田ら新戦力の球を積極的に受けなければいけない。しっかりと膝と膝を付き合わせて話せるのは今しかない。スマホを手に西に電話。自分も飛んでいいのかを確認した。

 西勇輝投手

 昨年12月19日に出発し、27日に帰国。日中はランニングなどで体を動かし、夜は今季に向けての勉強会。「去年ずっとバッテリーを組んで『これよかったな』『あれ、もう少しこうだったな』とか、いろんな話をした」と 2人だけのキャッチボールを繰り返した。

 西は阪神移籍 1年目の今季、「10勝8敗、防御率2.92」の成績を残した。

 打線の援護にも恵まれなかったが、得点圏での被打率をみると、ビハインドの展開では「0.145」の一方で同点時は「0.316」、リード時「0.300」と踏ん張りきれなかった。それが貯金わずか「2」とリンクしていた。「顔が似ている」ともいっていたコンビのベクトルは統一されていた。

 「最後の、もうひと踏ん張りのところで点を入れられて、(西さんが)負け投手になるのが一番悔しかった。(自分の任務は)勝てる投手にすること。三振をとる投手じゃないからこそ、配球面でもしつこいリードが、とにかく大事になる」

 だからこそ、試合で“遊び”を作る。立ち上がりから常に全力投球で打者を封じると、試合で最も大事な中盤以降に引き出しがなくなってしまう。「(ここぞ、という場面を)逆算して投げないと」。西は球界屈指の制球力とスタミナをもつ。ハワイの土産をシーズンを通し大事にする。

 この日、子どもたちには「まずは夢をもつこと。夢をつかむために一日一日、しっかり勉強して、遊んで、一生懸命頑張って」とメッセージを残した。夢である「リーグ優勝&日本一」へ-。西と「二人三脚」で歩んでいく。

 

※西純矢、朗希らU18戦士再会!佐々木朗希と代表再集結だ!北條、近本2番構想で先頭弾かます!-2へ続く!

 

 

 

 

 

 

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