●糸井嘉男外野手(38)が 9日、沖縄・浦添市内で自主トレを公開した。若手のオリックス吉田正尚外野手(26)や日本ハム西川遥輝外野手(27)、同学年の藤井淳志外野手(38)との合同自主トレ。昨年10月に手術した左足首の不安を感じさせない動きで、ダッシュやフリー打撃をこなした。患部を慎重にケアしながら、徐々に体の状態を上げ、戦闘態勢は整いつつある。同自主トレは15日まで行い、春季キャンプに備える。 4年契約最終年となる今季に向け「、力強く宣言した。虎の超人が、万全な状態でチームに帰ってくる。昨年10月に左足首の手術を受けたが、フリー打撃では61スイングで「7発の柵越え」を放ち、ダッシュも披露して順調な回復ぶりをアピール。昨年は虎移籍後最少の 103試合出場にとどまったが、今季こそ走攻守にフル回転して「日本一」に貢献する。ヤクルトのキャンプ地として知られる浦添市民球場。あいにく曇り空だったが、それでも時折雲の切れ間から南国の陽光が差し込んだ。最高気温は18度。体を動かせばジワッと汗が浮かぶ暖かさの中、糸井が打って走って早くも全快モードだ。 7月に39歳になる今年は 4年契約の最終年。「ジャッカルしたい」とラグビー用語を使って“奪回”を表現した、巻き返しの2020年が始まる。打って走って超人級に大暴れして、虎を頂点へと導いていく。
●阪神川藤OB会長の川藤幸三氏(70)が 9日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場を視察し、合同自主トレを行っている新人 8選手(育成含む)にエールを送った。各選手からのあいさつを受けた川藤OB会長は、全選手がスケール大きく育っていくことに期待していた。川藤OB会長が昨季盗塁王の近本光司外野手(25=大阪ガス)にジンクス打破を期待した。近本も走塁時の自身の感覚と、客観的に見える体の動きを照らし合わせるなど確認を怠らない。来季もフル回転を狙う。川藤OB会長は 9日、昨季「開幕4番」だった大山悠輔内野手(25)にもハッパ。鳴尾浜であいさつをされ声をかけた。今季は新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31=前エンゼルス)が加入し、「4番」の最有力候補。期待を込めた。大山は表情を引き締めていた。
●阪神・清水雅治ヘッドコーチ(55)が 9日、鳴尾浜の自主トレを視察。近本光司外野手に対し“キーマンとしての3カ条”を求めた。チームの命運を握る近本が(1)「2年目のジンクス」を打破、(2)ファンの期待通りに盗塁、(3)ベテランも助っ人もはね返し地位を確立することが、チームの必要条件だと説く。「2年連続の盗塁王」へ、突き進んでもらう。立ち止まれば、チームも立ち行かなくなる。いつも通りの柔和な表情で近本と言葉を交わした清水ヘッドコーチだったが、胸の内で“多くのこと”を求めていた。先頭に立って戦ってもらわなくては困る。だから、まず(1)「2年目のジンクス」を打破することは絶対だ。近本は「2年連続盗塁王」が目標だと公言するが、続いて(2)ファンの期待通りの盗塁を求めた。現役時代は自身も“走り屋”として鳴らしただけに、どんな警戒もかいくぐるレベルまで上り詰めてほしいと願う。近本も同調。足で、歓喜も勝ちももたらすつもりでいる。持ち前の“強さ”で、(3)ベテランも助っ人もはね返し、地位を確立することも清水ヘッドは求める。「3カ条」をすべてクリアし、その足取りがさらに加速していったとき-。近本に率いられたチームも、頂点にいるはずだ。
●ローテの一角を期待される岩貞祐太投手(28)が準備万端で春季キャンプに臨む。年末年始は故郷の熊本で体を動かし、捕手を座らせたブルペン投球も行った。 9日も鳴尾浜で自主トレを行い、ブルペンで22球を投げ込んだ。「東京五輪」の影響で開幕が 3月20日(ヤクルト戦、神宮)と例年より早いため、左腕も早めの調整だ。昨季は 5月上旬にインフルエンザを発症し、その後も脇腹を痛めるなどして 8試合(2勝4敗)の登板にとどまった。それだけに 7年目のシーズンでの巻き返しを誓った。
記事をまとめてみました。
自主トレを公開し笑顔を見せて会見した糸井嘉男外野手=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
糸井嘉男外野手が 9日、沖縄・浦添市内で自主トレを公開した。
若手のオリックス吉田正や日本ハム西川、同学年の藤井との合同自主トレ。昨年10月に手術した左足首の不安を感じさせない動きで、ダッシュやフリー打撃をこなした。
患部を慎重にケアしながら、徐々に体の状態を上げ「(患部は)順調にきています。状態はいいです」と、戦闘態勢は整いつつある。
自主トレを公開し中日藤井淳志外野手(左)らとランメニューを行う糸井嘉男外野手=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
成長著しい他球団の若手たちとともに汗を流し「学ぶことしかないですね。プロ中のプロの技術を持っている部分もある」と、貪欲に野球と向き合う。
同自主トレは15日まで行い、春季キャンプに備える。 4年契約最終年となる今季に向け「フルで活躍できるように、そして『日本一』なります」と、力強く宣言した。虎の超人が、万全な状態でチームに帰ってくる。
自主トレを公開した糸井嘉男外野手はロングティー打撃を行った、左はオリックス・吉田正尚外野手=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
打った! 走った! 全快や! 阪神・糸井嘉男外野手が 9日、沖縄・浦添市内で自主トレを公開した。昨年10月に左足首の手術を受けたが、フリー打撃では61スイングで「7発の柵越え」を放ち、ダッシュも披露して順調な回復ぶりをアピール。昨年は虎移籍後最少の 103試合出場にとどまったが、今季こそ走攻守にフル回転して「日本一」に貢献する。
ヤクルトのキャンプ地として知られる浦添市民球場。あいにく曇り空だったが、それでも時折雲の切れ間から南国の陽光が差し込んだ。最高気温は18度。体を動かせばジワッと汗が浮かぶ暖かさの中、糸井が打って走って早くも全快モードだ。
「もういけるんちゃうかな。いけますけど、メスを入れているんで、そこはケアもちゃんとやって。(今年は)フルで活躍して、『日本一』になります。活躍します!」
ロングティーをする糸井嘉男外野手。左はオリックス・吉田正尚外野手=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
昨年 8月 9日の広島戦(京セラ)で、スライディングした際に左足首を負傷。10月に手術を受けた。昨年12月10日に故郷・宮津市で野球教室に参加したときには、ジョギングを披露。開幕には間に合うと、周囲を安心させていたのだが-。
それから約1カ月。全力ダッシュを何本も見せると、マシン相手のフリー打撃では手加減ナシのフルスイング。61スイングで両翼98メートル、中堅 122メートルの球場のスタンドに「7発」ほうり込んだ。場外弾を含む「3連発」もあり、全快どころか、さらなるパワーアップだ。
今すぐキャンプインしてもいいほど仕上がりつつあるからこそ、言葉も弾む。「(昨年まで)キャンプでは 1回も実戦はなかった。今年は実戦も入れられるなら入れていきたい。いつもより早くしようかな」。 2月に初実戦となれば近年では異例だ。虎移籍後の2017年以降、最速初実戦は18年の 3月13日。オープン戦中盤に登場するのが超人のスケジュールだった。今年は東京五輪の影響で開幕が例年より 1週間ほど早い 3月20日(ヤクルト戦、神宮)。それでも 2月での初実戦となれば早い。それだけ手応えがある証しといえる。
糸井嘉男外野手は「柵越え7発」。手術後を感じさせないフルスイングを披露した=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
近年は故障がち。昨年は移籍後最少の 103試合出場にとどまった。それだけに巻き返しへの思いは強い。理想像も完成している。「吉田プラス西川イコール(糸井)でいきます! 割りません」。合同自主トレを行うオリックス・吉田正は昨年「29発」を放った猛牛の主砲。同じく日本ハム・西川は「シーズン30盗塁」以上を 5度記録し、タイトル 3度のスピードスター。高いレベルでの打って走っての活躍を、超人節で表現。「首位打者、盗塁王、最高出塁率」とタイトルを獲得してきた糸井なら、やってくれる。
自主トレではジャンプ系のトレーニングを多く取り入れ、パワーをより効率よく発揮するための準備を進めている。
「ある程度、(試合に)全部出て。そうしたら(成績は)ついてくると思う」
7月に39歳になる今年は 4年契約の最終年。「ジャッカルしたい」とラグビー用語を使って“奪回”を表現した、巻き返しの2020年が始まる。打って走って超人級に大暴れして、虎を頂点へと導いていく。
糸井嘉男外野手(左から 2人目)は中日・藤井淳志外野手(左)、オリックス・吉田正尚外野手(左から 3人目)、北海道日本ハム・西川遥輝外野手(右)とダッシュする。足はもう問題ナシ!=沖縄県浦添市・ANAボールパーク浦添
★糸井の阪神移籍後の自主トレVTR
◆2017年: 1月上旬に米グアムで今成(現タイガースアカデミーコーチ)やソフトバンク・柳田らと自主トレ。走り込みやウエートトレで鍛え抜いた。帰国後は大阪府内でトレーニングしていたが、右膝の違和感を訴えて同24日に「右膝関節炎」と診断された。
◆ 18年: 1月上旬に米グアムでソフトバンク・柳田やオリックス・吉田正らと自主トレ。本塁打増を目指してパワーアップに励み、同16日に大阪市内のジムで公開したときにはビルドアップした肉体で登場。「てっぺんを目指して頑張りたい」。
◆2019年:「暑すぎるから」と米グアムから沖縄に自主トレ地を変更。ソフトバンク・柳田やオリックス・吉田正らとともに、瞬発系のトレーニングに重点を置いた。打撃投手相手にフリー打撃も。 1月25日に甲子園で公開し「ワッショイしたい」と意気込んだ。
新人合同自主トレで川藤幸三阪神OB会長(右)の話を聞く西純矢投手=阪神鳴尾浜球場
阪神川藤OB会長の川藤幸三氏が 9日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場を視察し、合同自主トレを行っている新人 8選手(育成含む)にエールを送った。
各選手からのあいさつを受けた川藤OB会長は「今の子はみんな体格がええ。その体格にあわせた体力をどうつけていくか。故障のない体をつくらないとあかん」と語るなど、全選手がスケール大きく育っていくことに期待していた。
近本光司外野手(右)に声を掛ける川藤幸三阪神OB会長=阪神鳴尾浜球場
阪神川藤OB会長が昨季盗塁王の近本にジンクス打破を期待した。「 2年目は向こう(相手)も研究してくる。彼の場合はそうならないことを信じている。質も高めてくれれば」。近本も「警戒されても走って欲しいときに走るのが大事」と気合十分。
走塁時の自身の感覚と、客観的に見える体の動きを照らし合わせるなど確認を怠らない。「 1本のヒットでかえってくるのが 1番の仕事」と、来季もフル回転を狙う。
自主トレ中に話す近本光司外野手(左)と大山悠輔内野手=阪神鳴尾浜球場
阪神・川藤OB会長は 9日、昨季「開幕4番」だった大山にもハッパ。鳴尾浜であいさつをされ「今年は自分で『4番』を取らなあかんぞ」と声をかけた。今季は新外国人のジャスティン・ボーア(前エンゼルス)が加入し、「4番」の最有力候補。「とらせてもらう『4番』じゃあつまらん。自らとる『4番』という姿になりゃ、自然とチームは強くなる」と期待を込めた。大山は「やるべきことをしっかりとやって、頑張りたい」と表情を引き締めていた。
阪神・清水雅治ヘッドコーチが 9日、鳴尾浜の自主トレを視察。近本光司外野手に対し“キーマンとしての3カ条”を求めた。チームの命運を握る近本が(1)「2年目のジンクス」を打破、(2)ファンの期待通りに盗塁、(3)ベテランも助っ人もはね返し地位を確立することが、チームの必要条件だと説く。「2年連続の盗塁王」へ、突き進んでもらう。
立ち止まれば、チームも立ち行かなくなる。いつも通りの柔和な表情で近本と言葉を交わした清水ヘッドコーチだったが、胸の内で“多くのこと”を求めていた。先頭に立って戦ってもらわなくては困る。だから、まず(1)「2年目のジンクス」を打破することは絶対だ。
近本光司外野手は鳴尾浜で練習。清水雅治ヘッドコーチから 2年目に向けて「3カ条」を授かった=阪神鳴尾浜球場
「もちろんキーマンなんだけど、去年の成績に変な自信みたいなものを持っていると、 2年目にことごとくやられる。それがジンクス。自分を高めてくれれば。彼の場合はないと信じている」
侍ジャパンの外野守備走塁コーチとして「プレミア12」を戦ったため、11月の秋季キャンプは参加できず。 1月の鳴尾浜で再び向かい合った。短時間だったが、キャッチボールやランニングでの動き、そして表情から、信じることができると再確認した。
近本は「2年連続盗塁王」が目標だと公言するが、続いて(2)ファンの期待通りの盗塁を求めた。「『走るんじゃないか』という中で走ってほしい。それが結果として『盗塁王』になる」。現役時代は自身も“走り屋”として鳴らしただけに、どんな警戒もかいくぐるレベルまで上り詰めてほしいと願う。近本も「チームが走ってほしいときに走ること。それで 1本のヒットでかえってくることが一番の仕事だと思う」と同調。足で、歓喜も勝ちももたらすつもりでいる。
清水雅治ヘッドコーチ(右)は近本光司外野手(左)と話す。より高いレベルを目指してほしい=阪神鳴尾浜球場
キーマンの近本とて、チーム内の競争と無縁ではいられない。だが、持ち前の“強さ”で、(3)ベテランも助っ人もはね返し、地位を確立することも清水ヘッドは求める。
「去年はけがをしなかった。けがをしないで出れば、それなりのものを出してくれる。高山もいるし、みんないるけど、ベテランを押しのけるくらいになってほしい」
「3カ条」をすべてクリアし、その足取りがさらに加速していったとき-。近本に率いられたチームも、頂点にいるはずだ。
ローテの一角を期待される岩貞祐太投手が準備万端で春季キャンプに臨む。
「順調に仕上がっている。この時期に良いボールも放れている」。年末年始は故郷の熊本で体を動かし、捕手を座らせたブルペン投球も行った。
「スキルアップのために多く投げて、感覚を良くしていく」。 9日も鳴尾浜で自主トレを行い、ブルペンで22球を投げ込んだ。「 1年間闘争心をむき出しにして投げられる状態を作っていく」と意気込んだ。
才木浩人投手(左)と談笑する岩貞祐太投手=阪神鳴尾浜球場
岩貞祐太投手が 9日、鳴尾浜に初登場。いきなりブルペン入りすると、捕手を立たせて22球を投じた。
「 5日ぶりのブルペンで立ってもらったが、次は座ってもらう。今年の抱負は『 1年間稼働する』。それだけです」
岩貞祐太投手が鳴尾浜に初登場。早めに仕上げていく=阪神鳴尾浜球場
年末年始は地元・熊本で自主トレを続けて、ブルペン入りは年明けからこれで 3回目。「東京五輪」の影響で開幕が 3月20日(ヤクルト戦、神宮)と例年より早いため、左腕も早めの調整だ。「順調に仕上がっている。この時期にいい球も放れている」とうなずいた。
昨季は 5月上旬にインフルエンザを発症し、その後も脇腹を痛めるなどして 8試合(2勝4敗)の登板にとどまった。それだけに「 1年間、常に闘争心をむき出しにして投げられる状態を作る。結果を残すことを、今年はテーマにしたい」と 7年目のシーズンでの巻き返しを誓った。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (02月)
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 CS日程と 結果 (04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
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