●亜細亜大學の先輩ソフトバンク松田宣浩内野手(36)に促されると、高橋遥人投手(24)は照れながらも大声で叫んだ。東京・日の出町の亜細亜大學グラウンドで、プロ入り後初めて母校でOBたちによる合同自主トレに参加。よみがえってきたのは、厳しくも懐かしい思い出だった。DeNA山崎康晃投手(27)、広島薮田和樹投手(27)…そうそうたるメンバーが次々に苦悶(くもん)の表情を浮かべた。寒さをしのぐ室内練習場。集まった13人で輪になって、松田宣の音頭で始まったのは“亜大流過酷トレ”だ。まずは屈伸10回を10セット、 1周歩いて休んだら、次は腕回し10回×10セット。トレーニングとインターバルの繰り返しを約 1時間みっちり行う。足首を手でつかみ低い姿勢で行進する「かえる」や「うさぎ」。きついメニューにあえぎながらも、高橋は充実感にあふれていた。高橋は 1日で亜細亜大學エキスを十分に吸い取り、先輩の姿を目標にして刺激に変えた。雪が降り積もる寒さもものともせず、ブルペンで約50球を投げ込んだ。亜細亜大學魂を胸に、飛躍の 1年にする。
●浜地真澄投手(21)が、地元の福岡県内で充実した 5日間の合宿を打ち上げた。ソフトバンク千賀滉大投手(26)らが師事する鴻江寿治(こうのえ・ひさお)トレーナーが主宰する「鴻江スポーツアカデミー」の自主トレに初参加。巨人の菅野や、ソフトボール女子日本代表のエース上野由岐子投手(37)らと鍛錬を重ねた。合宿では体のタイプを 2つに分ける。浜地は菅野智之投手(30)らと同じで、腕から始動して体を使う「うで体型」に分類された。ライバル巨人のエースからも吸収したものがあった。今回は新フォームの習得にも取り組み手応えをつかんだ。昨年は初めて 1軍で21試合に投げ「2勝」を挙げた。今季がプロ 4年目。一線級のアスリートたちと過ごした濃密な時間を糧に飛躍の年にする。
●レギュラー定着を目指す北條史也内野手(25)が、山田哲人内野手(27)らヤクルト勢と松山で行った 1週間の自主トレを打ち上げた。西宮市内の球団施設に姿を見せ充実の表情。万全の準備を進める。
●原口文仁捕手(27)が18日、「チャリティランフェスティバルinすさみ」に出席。マラソンスタートの号砲を鳴らした。北は北海道、南は鹿児島県から約1000人のランナーが参加。集まった参加費の一部はチャリティー費用としてがん患者支援団体への寄付やがん研究費にあてられる。原口の他にスペシャルサポーターの狩野恵輔氏(37=野球評論家)や元阪神タイガースで和歌山県出身の濱中治氏(41)もゲストとして参加した。マラソン以外にも野球洋室やトークショーも行われた。すさみ町は、昨年大腸がんを患った原口が療養の場として訪れ、パワーをもらった場所。大腸がんを乗り越えた原口が、がんの発見から治療、そしてプロスポーツ界で復活を遂げた実体験をもとに「がんの早期発見・早期治療の重要性」を伝えるリレーマラソンだ。目を輝かせて開会のあいさつを行った。玄米パワーのおかげもあってリハビリの末に昨年 6月に復帰。43試合に出場して「サヨナラ打」も放ち、球宴では「2試合連続本塁打」とファンの期待に応えた。この日のイベントはがんの手術後にすさみ町で静養したのがきっかけで、がん患者を支援したいと開催。思い出深い地でファンと触れ合った。春季キャンプに向けて体調が万全だとした上で決意を示した。
記事をまとめてみました。
亜大の先輩ソフトバンク松田宣に促されると、高橋遥人投手(24)は照れながらも大声で叫んだ。「亜細亜大学、自主トレ!」「サイコー!」。東京・日の出町の亜大グラウンドで、プロ入り後初めて母校でOBたちによる合同自主トレに参加。よみがえってきたのは、厳しくも懐かしい思い出だった。
室内で他の亜細亜大學OBとともにトレーニングを行う阪神高橋遥人投手(右)。左はDeNA山崎康晃投手=東京都日の出町・亜細亜大學グラウンド室内練習場
DeNA山崎、広島薮田…そうそうたるメンバーが次々に苦悶(くもん)の表情を浮かべた。寒さをしのぐ室内練習場。集まった13人で輪になって、松田宣の音頭で始まったのは“亜大流過酷トレ”だ。まずは屈伸10回を10セット、 1周歩いて休んだら、次は腕回し10回×10セット。トレーニングとインターバルの繰り返しを約 1時間みっちり行う。足首を手でつかみ低い姿勢で行進する「かえる」や「うさぎ」。「大学の時はもっとすごかった。懐かしいなと思いました」。きついメニューにあえぎながらも、高橋は充実感にあふれていた。
亜細亜大學OBのプロ野球選手13人は輪になってトレーニング。ソフトバンク松田宣浩内野手(右手前)の厳しいメニューに、苦笑いする高橋遥人投手(真ん中奥)とDeNA山崎康晃投手(左奥)=東京都日の出町・亜細亜大學グラウンド室内練習場
「苦しい時に勝つ」。今年追い求めたいテーマだ。昨年は「3勝9敗」。中でも最後に先発した 4試合で「4連敗」と、チームが正念場を迎える 9月にかけて粘れなかった。この日はソフトバンク東浜や広島薮田がトレーニング後にも、抜群のコントロールで投げ込む姿を見た。「後半の 9月は試合の終盤で打たれたり。 2人とも『最多勝』や『最高勝率』を取ってる投手なので、そういうところも違うんだなって」。東浜からは登板時は球場や相手の調子、自分との相性がすぐに頭に浮かぶと聞いて驚いた。 3つ上の先輩、DeNA山崎からは「いずれ日本を背負う投手になると思う。いつか同じユニホームを着たい」とエールを送られた。
高橋遥人投手ら亜細亜大學OBのプロ野球選手13人は、輪になって約 1時間みっちりトレーニングを行った=東京都日の出町・亜細亜大學グラウンド室内練習場
高橋は 1日で亜大エキスを十分に吸い取り、先輩の姿を目標にして刺激に変えた。雪が降り積もる寒さもものともせず、ブルペンで約50球を投げ込んだ。「シーズン頑張ろうと思いました」。亜大魂を胸に、飛躍の 1年にする。
千賀滉大投(右)にあいさつする浜地真澄投手=福岡県内
浜地真澄投手が、地元の福岡県内で充実した 5日間の合宿を打ち上げた。
ソフトバンク千賀らが師事する鴻江寿治(こうのえ・ひさお)トレーナーが主宰する「鴻江スポーツアカデミー」の自主トレに初参加。巨人の菅野や、ソフトボール女子日本代表のエース上野由岐子投手らと鍛錬を重ねた。
合宿では体のタイプを 2つに分ける。浜地は菅野らと同じで、腕から始動して体を使う「うで体型」に分類された。「共通するものもあるので、同じタイプのピッチャーを見て学ぶことが多い」とライバル巨人のエースからも吸収したものがあった。
千賀滉大投(右手前)の投球を見つめる浜地真澄投手(左)=福岡県内
今回は新フォームの習得にも取り組み手応えをつかんだ。「見た目では分からないかもしれないですが、自分の中では投げるときのチェックポイントが分かった。いい悪いがはっきり分かるようになりました。自分の見ている景色としても、ボールが変わってきている」。まだ立ち上げ段階で 100%の力を出していないが、すでに変化を感じ取っている。
昨年は初めて 1軍で21試合に投げ「2勝」を挙げたが「今までの 1月とは全然違った。いい準備ができました」。今季がプロ 4年目。一線級のアスリートたちと過ごした濃密な時間を糧に飛躍の年にする。
打撃練習を行う北條史也内野手=西宮市内の球団施設 (2020年 1月10日撮影)
レギュラー定着を目指す北條史也内野手が、山田哲らヤクルト勢と松山で行った 1週間の自主トレを打ち上げた。西宮市内の球団施設に姿を見せ「愛媛では追い込めた」と充実の表情。
「まだキャンプまで時間があるので身体のキレを出せるようにやっていきたい」と万全の準備を進める。
原口文仁捕手が18日、「チャリティランフェスティバルinすさみ」に出席。マラソンスタートの号砲を鳴らした。
「この大会のコンセプトは『リレーでつなぐみんなキズナ』です。きょうここにいるみなさんと1日で絆を深めたいと思っています。きょうは楽しく走りましょう。よろしくお願いします!」
北は北海道、南は鹿児島県から約1000人のランナーが参加。集まった参加費の一部はチャリティー費用としてがん患者支援団体への寄付やがん研究費にあてられる。
原口の他に狩野恵輔氏や濱中治氏もゲストとして参加した。マラソン以外にも野球洋室やトークショーも行われる。
原口は昨年 1月に大腸がんであることを公表し、手術。 6月に 1軍復帰するまでの療養期間は、マラソンを開催した和歌山県すさみ町で過ごしていた。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でスタートを前に記念撮影を行う、前列左から濱中治氏、原口文仁捕手、岩田勉すさみ町長、狩野恵輔氏=和歌山県すさみ町総合運動公園
原口文仁捕手が18日、和歌山県すさみ町総合運動公園で、自身が大会実行委員長を務める「チャリティーランフェスティバル inすさみ」に参加した。
すさみ町は、昨年大腸がんを患った原口が療養の場として訪れ、パワーをもらった場所。大腸がんを乗り越えた原口が、がんの発見から治療、そしてプロスポーツ界で復活を遂げた実体験をもとに「がんの早期発見・早期治療の重要性」を伝えるリレーマラソンだ。「ここに来ると目に入るもの全てが本当にきれい」と目を輝かせて開会のあいさつを行った。
大会には元阪神タイガースで和歌山県出身の濱中治氏と、スペシャルサポーターの狩野恵輔氏(野球評論家)も参加。ランナーは、北は北海道、南は鹿児島県まで約1000人が参加した。
「チャリティマラソンinすさみ」に参加した原口文仁捕手=和歌山県すさみ町総合運動公園
原口文仁捕手が、和歌山県すさみ町総合運動公園で、実行委員長を務める「チャリティーランフェスティバルinすさみ」に参加し、昨季から取り入れる「愛用メニュー」を明かした。
昨年 1月に大腸がんの手術を受けた後、闘病中に気を使ったのは食生活。「病気をしてからより一層気を使うようになりまして」。よく食べるようになったのが精米機製造や米販売の東洋ライス(本社・東京、和歌山)の「金芽ロウカット玄米」。一般的に玄米は白米に比べて栄養価は高いが臭みがあり、おいしくないとされているが「白米を食べているような感覚。味もおいしい」と復活のエネルギーにした。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でスターターを務める原口文仁捕手=和歌山県すさみ町総合運動公園
玄米パワーのおかげもあってリハビリの末に昨年 6月に復帰。43試合に出場して「サヨナラ打」も放ち、球宴では「2試合連続本塁打」とファンの期待に応えた。この日のイベントはがんの手術後にすさみ町で静養したのがきっかけで、がん患者を支援したいと開催。思い出深い地でファンと触れ合った。春季キャンプに向けて体調が万全だとした上で「自分の今までの成績では足りない。もっともっと結果を残さないといけない」と決意を示した。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でファンと触れ合いながら走る原口文仁捕手 (中央)=和歌山県すさみ町総合運動公園
○…原口は参加者にがんの早期発見、早期治療を呼び掛けた。
「元気なうちに、自分の体を守る意味で健康診断や人間ドックに行ってほしい」。自身も体調不良で人間ドックを受診したことがきっかけで大腸がんが見つかった。「周りの人にこのイベントの話をしてほしい。今後幸せに生活できるように協力し合えれば、今日は意味のあるイベントになる」。収益の一部は患者支援団体に寄付する。
◆すさみ町
紀伊半島南部に位置する、和歌山県西牟婁郡の町。同町のサイトによると、昨年12月31日の人口は3919人。主な産業は農林漁業で、イノシシとブタの交配種「イノブタ」の発祥の地としても知られる。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でファンとふれあいながら走る原口文仁捕手=和歌山県すさみ町総合運動公園
原口文仁捕手が18日、和歌山県すさみ町で、実行委員長を務める「チャリティーランフェスティバルinすさみ」に参加し、昨季から「玄米」を愛食していると明かした。大腸がん手術後の昨年3月に療養したすさみ町は、原口にとってエネルギー補給の場所。ファンとの触れ合いで力をもらい、玄米パワーとともに 2年ぶりの春季キャンプに向かう。
◇ ◇ ◇
雲1つない晴天の下、原口は笑顔で走った。ともに元阪神の狩野恵輔氏が濱中治氏につないだたすきを受け取り、大勢のファンと 1人 1人、丁寧にハイタッチもした。「本当に僕は幸せものです」。大腸がんの手術後にすさみ町で静養したことがきっかけで、がん患者を支援したい思いから実現したリレーマラソン大会。元気でいることの幸せをかみしめた。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でファンとふれあいながら走る原口文仁捕手=和歌山県すさみ町総合運動公園
がん宣告から約 1年。つらく険しい闘病生活で大事にしたのは食生活だった。「病気をしてからより一層気を使うようになりまして」。食べるようになったものが、白米よりも栄養価の高い玄米だ。精米機製造や米販売の東洋ライス(本社・東京、和歌山)の「金芽ロウカット玄米」という消化しやすい商品を知り、「白米を食べているような感覚。味もおいしい」と口に合った。「遠征に出たら外食だったりホテルのご飯というところで、バランスが崩れる。家に帰ったらしっかり整えるという意味でそういう食事にしている」。
そんな「食事改革」のかいあって昨年は 6月上旬に 1軍に復帰。「初打席初安打」や「サヨナラ打」、球宴では「2試合連続本塁打」など、数々の奇跡を起こした。オフの自主トレを挟み、まもなく春季キャンプを迎える。 1年前は闘病中で参加できず、懸ける思いは強い。「昨シーズン中、キャンプってやっぱり大事なんだなと改めて感じた。バッティングにしろ守備にしろ、その準備期間がキャンプ」。新聞やテレビで全球団のキャンプ情報をチェックして「何か盗もう」と必死に毎日を過ごした昨年とはコンディションが違う。玄米パワーのおかげもあって? 「順調です」と笑顔で心待ちにした。
「原口文仁チャリティーランフェスティバルinすさみ」でファンとふれあいながら走る原口文仁捕手=和歌山県すさみ町総合運動公園
野球教室やトークショーも行い、多くのファンと触れ合う充実の 1日を過ごした。「自分の今までの成績では足りない。もっともっと結果を残さないといけない」。再びグラウンドに立つエネルギーをもらった思い出の地でキャリアハイを約束。完全復活に向け、原口の準備は万端整った。
◆金芽ロウカット玄米
玄米表面の蝋(ろう)層を均等にカットした新種の玄米。白米に比べ、カロリー、糖質ともに約3割カット。一般的な玄米は栄養価は高いものの臭みが残るとされるのに対し、栄養成分をキープしたままうまみを味わえる。炊飯器の白米モードで手軽にふっくらと炊くことができる。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (02月)
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 CS日程と 結果 (04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
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