●高山俊外野手(26)は大先輩のサポートに感謝した。キャンプ初日に続き、フリー打撃で投手役を務めた福留孝介外野手(42)と対決。身ぶり手ぶりでアドバイスをもらいながらバットを振り笑顔だった。激しい外野枠争いへアピールを重ねる。大山悠輔内野手(25)が沖縄・宜野座キャンプ 3日目、特打で打撃投手を務めた福留孝介外野手から13本の柵越えを放った。直々の打撃指導も受け、球界最年長の心意気に感謝感激だ。コンバートされたジェフリー・マルテ内野手(28)との 3塁争いは連日ヒートアップ。福留先輩からありがたい力水を受け、 4日から始まる実戦形式のシート打撃では結果で恩返しする意気込みだ。大山が登板した福留から、次々とアーチをかけた。若手選手が打席に入る午後の特打。マウンドには入念に肩を作るベテラン福留がいた。高山、島田海吏外野手(23)と投げ終えると、大山がケージに入った。球界最年長が丁寧に投げ込む 1球、 1球に感謝しながら、次々と快音を左翼席に運んだ。57スイングで 3連発を含む13本の柵越え。全64球を投げ投じてくれた先輩に、ヘルメットを取って一礼した。 4日からは初の実戦形式となるシート打撃が組み込まれた。初の｢開幕４番｣を任された昨季は、全試合出場したが終盤は途中交代、途中出場も目立った。目標ではなく決定事項と言い切った。矢野監督の“予祝”に通じる決意は固い。 3塁は、絶対に誰にも譲らない。まずはシート打撃で結果を出し、福留に恩返しする。
●ジャスティン・ボーア内野手(31＝エンゼルス)ら新外国人が打席に入るか注目される。出場は本人の意向に委ねられているが、清水雅治ヘッドコーチ(55)が、サプライズデビューがあるかもしれない。ボーアはこの日もランチ特打に参加。54スイングで11本の柵越えをマークし、パワフル打撃を披露した。ランチ特打では、54スイングで11本の柵越えを放った。
●小野泰己投手(25)が3日、ブルペンで直球にカーブをまじえて、今キャンプ投手陣最多となる 129球を投げた。公式戦登板でも未踏の球数を投げた。その後は福原投手コーチとマンツーマン指導でおかわり投球練習も敢行。フォームの修正も行い、精力的に汗を流していた。反省点も口にした。投球後は福原忍投手コーチ(42)からマンツーマンでカーブの投げ方の指導を受けていた。
●投手最年長の40歳左腕の能見篤史が 3日連続ブルペンに入った。すべてストレートで捕手を座らせて100球。ブルペンでは黙々と腕を振っていた。以前から体の張りを出すことを意識しており「、順調に調整を進めている。仕上がり具合に手応えをにじませた。
●西勇輝投手(29＝オリックス)がブルペン入りし、直球のみ60球。抑え気味で投げ汗をぬぐった。西勇輝投手が同姓同名のアスリートから刺激を受けた。パラ陸上で車いす短距離の西勇輝(25＝野村不動産パートナーズ)が 2日続けて宜野座キャンプを訪問。初対面した。練習を見学にきた、パラ陸上の日本代表候補で同姓同名の西勇輝とあいさつも交わし活躍を願った。同選手は先天性の｢二分脊椎症｣をかかえながら20年｢東京パラリンピック｣を目指し、現地でのトレーニング中。虎の西勇は心を新たにしていた。
●山本昌臨時投手コーチ(54＝野球評論家)は、直接指導することはなかったが｢Ｄ１位・西純矢投手(18＝創志学園)｣と｢Ｄ３位・及川雅貴投手(18＝横浜)｣のキャッチボールをチェック。直接的な指導はなかったが、秀でた素質を感じ、左右のエース候補と太鼓判を押した。西純矢投手は熱い視線に身を引き締めた。山本氏が行ったキャッチボールにも注目し目を輝かせた。及川は、隣で｢ドラフト６位｣小川一平投手(22＝東海大學九州キャンパス)を指導する山本氏の言葉に耳を傾けた。 4日夜には講義も行われる予定。将来のエースを目指し、レジェンドエキスを吸収する。
●学期末試験のため新人合同自主トレの最後の 3日間を欠席した影響で、別メニューとなっていた阪神｢ドラフト４位｣の遠藤成内野手(18＝東海大相模)がキャンプ初のフリー打撃でパワフル打撃を披露した。 151振で42本の安打性を放ち、柵越えも 9本マーク。平田勝男 2軍監督(60)はたたえ、内野手争いを激化させる存在に位置づけた。それでも遠藤は満足せず、表情を引き締めていた。
記事をまとめてみました。
大山悠輔内野手らの打撃投手を務める福留孝介外野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
高山俊外野手は大先輩のサポートに感謝した。
キャンプ初日に続き、フリー打撃で投手役を務めた福留孝介外野手と対決。身ぶり手ぶりでアドバイスをもらいながらバットを振り｢ここがうまくいかないなと思っていたところで、そこをもうちょっとこうしたら、とかですね。前(投手側)から見てもらうことはなかなかないのでありがたいです｣と笑顔だった。
激しい外野枠争いへアピールを重ねる。
特打を行う大山悠輔内野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
福留“撃ち”で実戦へ弾みだ！ 大山悠輔内野手(25)が沖縄・宜野座キャンプ 3日目、特打で打撃投手を務めた福留孝介外野手(42)から13本の柵越えを放った。直々の打撃指導も受け、球界最年長の心意気に感謝感激だ。コンバートされたマルテとの 3塁争いは連日ヒートアップ。福留先輩からありがたい力水を受け、 4日から始まる実戦形式のシート打撃では結果で恩返しする意気込みだ。
◇ ◇ ◇
大山が登板した福留から、次々とアーチをかけた。若手選手が打席に入る午後の特打。マウンドには入念に肩を作るベテラン福留がいた。高山、島田と投げ終えると、大山がケージに入った。｢本当にありがたいことです｣。球界最年長が丁寧に投げ込む 1球、 1球に感謝しながら、次々と快音を左翼席に運んだ。57スイングで 3連発を含む13本の柵越え。全64球を投げ投じてくれた先輩に、ヘルメットを取って一礼した。
シート打撃練習で大山悠輔内野手の打撃投手を務める福留孝介外野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
｢ただ投げるだけでなく、自分の弱いところなどに投げてくださった。終わった後にそういうアドバイスをしてもらえた。本当にいい時間、自分にとってはプラスになることしかなかったです｣。詳細は明かさなかったが、 2人だけの打撃指導も受けた。自身も打席内のステップを｢いろやっているところ｣と、試行錯誤中。｢常にいろんなことを試してやっていかないと、レベルアップはできないと思う｣。目指す全試合フル出場のカギとなる打力向上へ、先輩が強力にアシストしてくれた。
置かれた立場は分かっている。昨季の 1塁から 3塁に回ってきた 2年目助っ人マルテと一騎打ちのポジション争い。｢しっかりアピールしなければいけない立場なので。意識してやっています｣。マルテと並んでの 2日連続早出特守は約40分、 129球を受けた。｢やって当たり前なので。自分のために｣。 1塁にはキャンプ好調の4番候補ボーアがおり、負けた方が控えに回る確率が高くなる。命取りになる油断、慢心はみじんもない。
打撃投手を務める福留孝介外野手(左)からサク越え弾を放った大山悠輔内野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
4日からは初の実戦形式となるシート打撃が組み込まれた。｢今年は開幕が早いし、 8日から(対外)試合も始まる。しっかり実戦で結果を残して、アピールできるように｣。初の｢開幕４番｣を任された昨季は、全試合出場したが終盤は途中交代、途中出場も目立った。｢その時、悔しさというのがすごくあった。今年は 1秒も試合から外れないようにやる、と決めているので｣。目標ではなく決定事項と言い切った。矢野監督の“予祝”に通じる決意は固い。 3塁は、絶対に誰にも譲らない。まずはシート打撃で結果を出し、福留に恩返しする。
▽井上一樹打撃コーチ(大山悠輔内野手の特打に)
｢いい感じ。今日は(LINE)スタンプで言えば『いいね』が多かったという感じです｣
井上一樹打撃コーチ(右)新井良太打撃コーチの指導を受ける大山悠輔内野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
▽ジェフリー・マルテ内野手( 2日連続の早出で 3塁特守)
｢毎日準備しないといけない。シーズンに合わせていかないと｣
◆19年の大山悠輔内野手
プロ 3年目で初の｢開幕４番｣を務めた。 8月初旬まで 105試合、その座を守ったが、不調でマルテと交代。その後は先発落ちも経験したが、プロ入り初の全 143試合出場を達成。｢打率２割５分８厘、１４本塁打、７６打点｣をマーク。本塁打と打点はキャリアハイで、チームトップだった。巨人とのＣＳファイナルステージ第 3戦では、｢決勝本塁打｣も放った。
ランチ特打を行うジャスティン・ボーア内野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神は4日から練習メニューに実戦形式のシート打撃が入る。ジャスティン・ボーア内野手(エンゼルス)ら新外国人が打席に入るか注目される。
出場は本人の意向に委ねられているが、清水ヘッドが｢当日に入りたいということであれば｣と、サプライズデビューがあるかもしれない。ボーアはこの日もランチ特打に参加。54スイングで11本の柵越えをマークし、パワフル打撃を披露した。
ベースランニングで右手をぐるぐる回しながら 3塁を回るジャスティン・ボーア内野手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ボーアは、 4日のシート打撃に飛び入り参加する可能性を残した。この日の段階ではメンバーに入らなかったが、井上打撃コーチは｢当日、打たせてくれということはあるかも｣と示唆した。外国人には対外試合のスケジュールを伝えた上で、調整法の要望を確認。サンズとマルテは実戦をもう少し先にするようだが、ボーアは｢(試合に出る前に)生きた球をみたい｣と返答した。ランチ特打では、54スイングで11本の柵越えを放った。
小野泰己投手が3日、ブルペンで今キャンプ投手陣最多となる 129球を投げた。
｢球数を投げないと体力もつかない。先発をやっていくうえで、長いイニング投げるためには球数も使う｣。
公式戦登板でも未踏の球数を投げた。その後は福原投手コーチとマンツーマン指導でおかわり投球練習も敢行。｢カーブの練習です。今日よくなかったので｣。フォームの修正も行い、精力的に汗を流していた。
小野泰己投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場) (2020年 2月 2日)
小野がブルペンで、直球にカーブをまじえて、今キャンプチーム最多の 129球。｢ 130球近く投げられたことは良かった。真っすぐの感覚は良かったですが、変化球はもうちょっとしっかり投げられればよかった｣。反省点も口にした。投球後は福原投手コーチからマンツーマンでカーブの投げ方の指導を受けていた。
ブルペンで力強く投げ込む能見篤史投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
40歳左腕の能見篤史が 3日連続ブルペンに入った。
すべてストレートで捕手を座らせて100球。「球数を投げる。それだけのもの。いいバランスで投げられたらいいかなと思って」と、ブルペンでは黙々と腕を振っていた。以前から体の張りを出すことを意識しており｢ちょっと張ってきてるので予定通り。自分の描いている通りの張りは出てきていると思います｣と、順調に調整を進めている。
ブルペンで力強く投げ込む能見篤史投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
投手最年長の40歳、能見が 3日連続でブルペン入り。前日の80球を超える 100球を投げ｢(投げ込むって)いったやん。ちょっと張ってきているので予定通りです｣と充実の表情だ。オフから先発時代のように投げ込んで体を作っていくことを公言しており、それを実践中。｢いいバランスで投げられていると思います｣と仕上がり具合に手応えをにじませた。
ブルペンで鋭い視線で投げ込む西勇輝投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
西勇輝投手が同姓同名のアスリートから刺激を受けた。パラ陸上で車いす短距離の西勇輝(25＝野村不動産パートナーズ)が 2日続けて宜野座キャンプを訪問。初対面した。
同選手は先天性の｢二分脊椎症｣をかかえながら20年｢東京パラリンピック｣を目指し、現地でのトレーニング中。虎の西勇は｢頑張ってほしい。競技は違えど名前を世界に発信してほしい｣と心を新たにしていた。
外野スタンドを走る西勇輝投手＝沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
西勇がブルペン入りし、直球のみ60球。｢いつも通り。抑え気味で投げた。リリースの確認でした｣と汗をぬぐった。前日 2日も40球を投げたが捕手を務めたのが金村投手コーチだったため、本格的な投球練習は今キャンプ初。練習を見学にきた、パラ陸上の日本代表候補で同姓同名の西勇輝とあいさつも交わし｢パラ五輪で活躍してほしい。スポーツが違えど、名前を世界に発信して頑張ってほしい｣と活躍を願った。
山本昌臨時投手コーチは、直接指導することはなかったが｢Ｄ１位・西純(創志学園高)｣と｢Ｄ３位・及川(横浜高)｣のキャッチボールをチェック。｢まだまだだけど、左右のエースになるポテンシャルはある｣と評価した。西純は｢(見られて)緊張しました｣と振り返ると｢技術的なことを教わりたいです｣と質問できる機会を心待ちにした。
ルーキー及川雅貴投手(左)、西純矢投手(右)のキャッチボールをみる山本昌臨時投手コーチ＝安芸市営球場(安芸タイガース球場)
阪神で臨時コーチを務める山本昌氏が 3日、高知・安芸の 2軍キャンプを初視察した。｢ドラフト１位｣の西純矢投手、｢同３位｣の及川雅貴投手が 2人でキャッチボールを始めると、後ろから静かに見つめた。
｢課題を克服してどんどんやっていけば、将来左右のエースになるポテンシャルは持ってるんじゃないかな｣。直接的な指導はなかったが、秀でた素質を感じ、左右のエース候補と太鼓判を押した。
練習メニューを終え笑顔で移動する及川雅貴投手(左)と西純矢投手＝安芸市営球場(安芸タイガース球場)
西純は｢めっちゃ緊張しました｣と熱い視線に身を引き締めた。山本氏が行ったキャッチボールにも注目し｢力感のないフォームでピュッと球が行っててすごいです｣と目を輝かせた。及川は、隣で｢ドラフト６位｣小川を指導する山本氏の言葉に耳を傾けた。｢チェンジアップの意識とかが聞こえました。それだけでも今日 1日良かったかなと思います｣。 4日夜には講義も行われる予定。将来のエースを目指し、レジェンドエキスを吸収する。
安芸ではじめてフリー打撃を行う遠藤成内野手＝安芸市営球場(安芸タイガース球場)
阪神｢ドラフト４位｣の遠藤成内野手(東海大相模)がキャンプ初のフリー打撃でパワフル打撃を披露した。 151振で42本の安打性を放ち、柵越えも 9本マーク。
平田2軍監督は｢いいパンチ力してるし、長打力も期待できる。足も速いし、元気あるし、肩強いし｣とたたえ、内野手争いを激化させる存在に位置づけた。それでも遠藤は｢まだ 1本も自分の形で打てていない｣と満足せず、表情を引き締めていた。
守備練習を行う遠藤成内野手＝安芸市営球場(安芸タイガース球場)
学期末試験のため新人合同自主トレの最後の 3日間を欠席した影響で、別メニューとなっていた｢Ｄ４位・遠藤(東海大相模高)｣が全体練習に合流。キャンプ“初日”を｢ちょっと疲れました｣と振り返った。前夜に宿舎で 1時間素振りをして臨んだフリー打撃は、 151スイングで｢柵越え９本、安打性４２本｣。｢ 1本も自分の形で打てたのはなかった。明日からは自分の形で打てるようにやっていきたい｣と納得のいかない表情だった。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (02月)
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 ＣＳ日程と 結果 (04月)
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