Ｇ坂本が満塁弾！亀井、適時打｢次につなげたい｣、高木京介投手セ・リーグ新人記録23戦連続無失点！

　阪神甲子園球場で行われる予定だった＜阪神－ＤｅＮＡ＞は、雨天中止となった。
　巨人は18日、中日23回戦に 9－ 5で勝利した。石井、亀井、實松の“伏兵 3人衆”が、 7回の 5連打 4得点を演出した。
　巨人が逆転勝ちでマジックを｢３｣とした。マジック関連の話題には｢ 3か 2になったらコメントする｣と慎重な態度を守っていた原辰徳監督(54)は、この日も表情を引き締めたままだった。
　 1― 5の 3回。 3連打で満塁とすると、坂本が巨人ファンの待ち構える左翼席へ同点のグランドスラム。
　亀井義行内野手(30)が、 7回一死満塁、中日 1塁手ブランコのグラブをはじく右前 2点適時打で貴重な追加点をたたき出し、リードを 3点に広げた。
　高木京介投手(23)が、 4番手で登板し、 2回を 2安打無失点に抑え、単独トップに躍り出た。この日で 7月 4日ＤｅＮＡ戦から23試合連続無失点。2011年久古(ヤクルト)に並んでいたセ・リーグ新人記録を更新した。記事をまとめてみました。



　巨人は18日、中日23回戦に 9－ 5で勝利した。石井、亀井、實松の“伏兵 3人衆”が、 7回の 5連打 4得点を演出した。 7回一死 1、 2塁から、代打で登場した石井が勝ち越しの左前適時打を放つと、村田の右前打を挟んで、亀井が右前 2点適時打、実松が中前適時打と続いた。石井は｢粘っている中で少しずつタイミングが合ってきた。いい場面で結果を出せてよかった｣と笑顔で振り返っていた。
　 4点を追う 3回、坂本勇人内野手(23)）が 3年連続、自身 4本目の満塁本塁打となる同点の14号を放ち、快勝劇を演出した。 2位中日との直接対決を制し、優勝へのマジックナンバーは一気に 2つ減って｢３｣。最短Ｖは21日で、いよいよ歓喜の瞬間が近づいてきた。
　中日は 1回のブランコの 2ランなどで 2回までに 5点を奪って巨人笠原をＫＯした。　巨人は重量打線が爆発。 1― 5の 3回に坂本の巨人ファンの待ち構える左翼席へ同点のグランドスラム満塁弾で同点に追いつくと、 7回に 5連打で一挙 4点の猛攻。先発・笠原が 2回 5失点で降板も、中継ぎ陣が追加点を許さなかった。優勝マジックを｢３｣とし、最短Ｖは21日のヤクルト戦(東京Ｄ)。


　 3回無死満塁、坂本は左越えに満塁本塁打を放った
　
　 3回を終え 5－ 5の乱戦も、中盤は中継ぎ投手陣のしのぎ合いに。中日は平井－ソーサ、巨人は高木康－福田が 6回まで踏ん張り、高木京－田原－西村が無失点リレーでしのいだ。
　 7回に巨人打線が 5連打などで 4得点を挙げて勝ち越しに成功した。このリードを継投で守り＜中日 5－ 9巨人＞、マジックを｢３｣に減らした。
　巨人が逆転勝ちでマジックを｢３｣とした。マジック関連の話題には｢ 3か 2になったらコメントする｣と慎重な態度を守っていた原監督は、この日も表情を引き締めたままだった。劇的な勝利に｢全員｣というフレーズを 8度繰り返した。
　坂本が18日、中日戦で 1― 5で迎えた 3回に14号満塁アーチを放った。 4点を追う 3回無死満塁。大逆転劇を呼んだのは、やっぱりこの男だった。坂本が、ソトの 133キロの外角高めチェンジアップに、クルリと体を回転させた。バットの真芯でとらえた白球は、グングン伸びて左翼席へ。スコアボードには、燦然(さんぜん)と『４』の数字が刻まれた。


　中日に勝利し坂本(右)とタッチを交わす原監督

　3年連続 4本目のグランドスラムで一気に追いつき逆転勝ちに大きく貢献。若き 3番がラストスパートで持ち前の勝負強さを発揮した。チームは 2位相手の直接対決で優勝へのマジックナンバーを 2つ減らし｢３｣。最短Ｖは21日。 3年ぶりのリーグ制覇が秒読み段階に入った。
　｢いつも通り狙い球は絞らずに思い切って行こうと思っていました。打った瞬間分かりました。無死満塁だったので、 1点でも 2点でも取れればいいと思っていた｣
　昨年10月 5日の横浜戦(東京ドーム)以来の満塁本塁打。一昨年にも放っており、 3年連続の満塁弾は球団最長タイ。これまで川上哲治、王貞治ら 5人が記録し、 6人目として坂本がその名を刻んだ。さらに24歳シーズンでの同記録達成は、26歳シーズンでマークした阿部を抜く最年少記録。それでも｢この勝ちはでかいと思います｣と記録よりも、本拠地・東京ドーム以外で初めて放った満塁本塁打が、チームの快勝につながったことを喜んだ。　


　 3回、同点に追いつく満塁本塁打を放った坂本。球団最長タイの 2年連続の満弾は、球団史上最年少のメモリアルアーチとなった

　成長のひと振りはナゴヤドームの空気をガラリと変えた。悠然とダイヤモンドを一周する坂本は左翼席に陣取った巨人ファンの大歓声を背中に浴びた。 3回。一気に 4点差を追いつく14号満塁本塁打は、逆転勝利への殊勲打になった。
　｢真芯でした。打った瞬間(本塁打と)分かりました。 4点差でノーアウト満塁だったので 1点でも 2点でも取れたらと思っていた。この勝ちは大きいと思います｣
　前夜は零敗。この日も 2回を終わって 1― 5。ＣＳでも対戦の可能性がある 2位・中日に対し、敗色ムードが漂っていた。だが 3回、先発・笠原の代打・矢野から 3連打で築いた無死満塁で 3番の仕事だ。勝負強さは確実性の高さにもつながる。リーグ 2位の打率 0.315は規定打席に到達した 2年目以降ではキャリアハイ。この日の一発も、進化が詰まっていた。


　 3回、14号満塁本塁打を放ち、ナインに迎えられる坂本(右から 2人目)

　昨年までは右方向に打てなかった。昨年の 149安打のうち右方向への安打はわずか 9本。必然的に外角球への対応が課題だった。今季はリーグトップタイの 160安打のうち、右方向は20安打。比率は昨年の 6％から13％と倍増した。昨年までは外角球も内角を打つスイングの延長で対応した。その結果、打つポイントは前になり、上体が突っ込む。だが、今季はバットのヘッドを我慢して残す技術を会得した。
　外角球にはバットを遅らせ、ポイントを体に近づける。これで右方向へ打てるようになった。｢統一球は飛ばない。とにかく率を上げるのが先決ですから｣。この打法をマスターしたことで、打席での足の位置は開幕時よりも半足ほどベースから離れる余裕が生まれた。外角球への過度な意識がなくなった。ソトが投じたのは外角チェンジアップ。打球方向は左翼だったが、バットのヘッドをしっかり残し、体勢を崩されずに打ち返した。
　 9月は13打点で阿部の14打点に次ぐ高い貢献度。劣勢をはねのけた自身 4本目のグランドスラムでマジックを｢３｣減らした。｢全然気にしません｣。冷静沈着。坂本は歓喜の瞬間に喜びを爆発させる。


　 7回表巨人一死満塁、右前 2点適時打を放った亀井義行内野手

　亀井が、貴重な追加点をたたき出した。 7回一死満塁、中日 1塁手ブランコのグラブをはじく右前 2点適時打で、リードを 3点に広げた。｢ストレートの早い投手なので力負けしないように集中していました。前の打席でチャンスに凡退していたので、打てて良かったです。この 1本を次につなげていきたい｣とコメントした。

　高木京が、 4番手で登板し、 2回を 2安打無失点に抑えた。この日で 7月 4日ＤｅＮＡ戦から23試合連続無失点。2011年久古(ヤクルト)に並んでいたセ・リーグ新人記録を更新し、単独トップに躍り出た。 8月21日ヤクルト戦で安打を打たれて以来、 9回 1/3を無安打に抑えていたが、 7回一死から大島に内野安打を打たれ、無安打はストップした。リーグ記録に｢素直にうれしいです。自分が残したランナーを周りの方が抑えてくれたこともあり、自分一人では達成できなかった記録です。皆さんに感謝しています。この記録を続けてチームに貢献していきたいです｣と話した。


　23試合連続無失点セ・リーグ新人記録更新した高木京介投手

　もはや貫禄さえ漂い始めた。巨人・高木京介が 7回から 4番手で登板。 2イニング目となった 8回。一死 1塁で森野に粘られるも動じることなく、 8球目に113キロのカーブを投げ、 2飛に打ち取った。 2回無失点。昨季、ヤクルト・久古がマークしたセ・リーグ新人連続無失点記録を更新。23試合の新記録達成だ。
　｢素直にうれしいです。自分ひとりでは達成できなかった記録。自分の力を100％出すことを常々考えています｣と笑顔を見せた。国学院大からＤ 4位で入団。新人でただひとり、開幕 1軍入りを勝ち取ると、ここまで28試合に登板し、 2勝 0敗 1セーブ、 7ホールド、防御率0.68の好成績を残している。
　堂々たる投球を見せるルーキーだが、気配りのできる一面も。試合前の投手練習。チームの中で最年少の選手が練習で使うタオルを運ぶ役目となっている。胸の前で持つと顔の高さまで積み上がる。
　この日のベンチ入りメンバーの最年少は先発だった21歳の笠原。さっと近寄り、代わりにタオルを持ってあげた。｢新人なのでそういうこともやっていかないと｣と照れたが、その日の投球に集中してほしいという思いからだった。
　原監督も｢重要な役割を担って戦ってくれている｣と23歳の左腕に信頼を寄せる。高木京介の存在感は増すばかりだ。

　中日の右のエースに続き、左の柱に不安が噴出した。痛恨の一発が左翼席に着弾するのを確認すると、ソトが表情をゆがめた。 4点リードの 3回無死満塁から坂本に同点アーチを許し、 3回 5安打 5失点ＫＯ。｢バッターがよく打ってくれたのに、自分のピッチングができませんでした｣と肩を落とし、ベンチに退いた。
　前日(17日)の同カードで緊急降板した吉見は、ＣＳの出場も危うい状況だ。エース不在の中、最も安定感のあるソトがまさかの背信投球。高木監督も｢本来の球威がなかったね｣と心配した。19日はカード勝ち越しをかけた大一番。指揮官は「勝たなきゃいかん｣と語気を強めたが、チームを取り巻く状況は厳しさを増してきた。



　坂本みたいな選手がナニワの球団にもおったら、どんなに良かったかと思う様な試合やった。(ﾅﾝﾃﾞｶﾝｻｲﾍﾞﾝﾅﾝﾀﾞ)
　しかし、坂本にしろ亀井義行にしろ良い選手に育ってきている。こう言う様に選手を育てるのが良くなった分、ドンドン良い選手が出て来ると言う事だが、それができない球団がかなりある。
　一部では、｢金銭に物を言わせて頑張らせている｣と言っている様だが、それも一理あるだろう。しかし、それには選手個人個人がそれなりに頑張っている証とも言える。
　Ｇに負けるな！という気持ちで他球団も頑張って欲しいですね。


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　放送の有る日は、18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。これに正解し、抽選で当たるとＧ戦の招待券が当たります！











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