●阪神は原口文仁捕手(28)、ジェリー・サンズ外野手(32)と 2本の本塁打が出て、練習試合再開後の5試合でチーム 9発となった。矢野燿大監督(51)は歓迎。昨年は「リーグ5位」の「チーム94本塁打」、同ワーストの「チーム538得点」に終わっただけに、打線強化に手応え十分だ。
●原口文仁捕手が「今季1号」で正妻どりをアピールした。原口文仁捕手が豪快な「同点2ラン」を放った。「8番捕手」でスタメン出場し、 2点を追う 2回一死一塁からソフトバンク東浜の 138キロカットボールを強振。無人のレフトスタンドに突き刺した。ダイヤモンドを 1周すると、ベンチ前でかめはめ波ポーズを披露。新助っ人ボーアが始めたポーズでベンチを笑顔にした。乾いた打球音が無観客の甲子園に響いた。原口は打った瞬間、確信した。「今季1号」は外野陣も 2歩ほどで追うのを諦めて見送る完璧な当たり。出迎えられたベンチでは、チーム内で流行? の「かめはめ波」ポーズを小さく決め、グッチスマイルを振りまいた。昨季は打撃が買われ、 1塁やDHでの出場も多かったが、今季は本職でのスタメン奪取に燃える。この日は先発岩貞祐太投手(28)から 4投手をリードし、強力打線を 2点に抑えた。打っては 8回にも 3打点目となる適時 2塁打を放ち、「猛打賞」の活躍。矢野監督は評価した。正捕手梅野隆太郎捕手(28)や坂本誠志郎捕手(26)ら強力なライバルもいるが、奇跡の男が開幕マスクへ猛アピールを続ける。
●阪神新外国人のジェリー・サンズ外野手(32)がバックスクリーン弾を放った。「5番左翼」でスタメン出場し、先頭で迎えた 3回にソフトバンク東浜の 147キロをフルスイング。打球は一直線にセンター方向に伸びた。新助っ人の「4番」ジャスティン・ボーア内野手(32)が前カードの広島 3連戦で「3連発」を放ち、陰に隠れていたサンズだが、存在感を発揮した。 3月24日のDeNAとの練習試合(横浜)以来の「来日4号」。東浜巨投手(29=亜細亜大學OB)からは 2月29日のオープン戦(福岡PayPayドーム(略称:ペイペイドーム))でも 2発を放っており、「日本一軍団」の開幕投手から 3発目となった。この日はユニホームのパンツをオールドスタイルに変えた。主に俊足選手に多いスタイル。験担ぎとして続けるかと聞かれるとニヤリ。足下からもアーチ量産態勢を整えていく。 2日から 4日の広島戦ではボーアが 3戦連発。陰に隠れていた格好だった。昨季は韓国で28発を放って「打点王」のサンズも本領を発揮してきた。
●ショートの定位置を狙う木浪聖也内野手(25=亜細亜大學OB)、北條史也内野手(25)が、ともにアピールした。木浪は「9番遊撃」でスタメン出場すると、 2回に東浜の外角直球を強振。逆方向の左翼フェンスを直撃する 3塁打で、続く糸井嘉男外野手(38)の勝ち越し打をお膳立てした。一方、北條は 5回守備から途中出場。 9回に中前打を放った。
●糸井が 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)に「1番・右翼」で出場。 1回先頭で左翼線 2塁打を放つと、 2回一死 3塁で右前適時打。対外試合が再開して初のマルチ安打。前日 5日は本塁打を放つなど出場 4試合連続で安打と打点を記録し、この間12打数 5安打と暴れている。これで練習試合再開後は 4試合で安打&打点をマーク。前日 5日には左翼ポール直撃の“今季1号”を放つなど絶好調。恐怖の「1番」打者だ。
●陽川尚将内野手(28)が 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)に途中出場し、 2打数 2安打 1打点でアピールした。 6回の守備から出場して、 7回二死 2塁で中前適時打。すっかり定着したゴリラポーズで喜びを表現した。 9回にもクローザーの森唯斗投手(28)から左翼線 2塁打をを放ってマルチ安打を記録。オープン戦も「打率0.400」と目立った貴重な右打者。この日も左翼から 1塁にまわるなど、内外野をこなして開幕 1軍を狙う。開幕に向けてしがみつく覚悟だ。
●岩貞祐太投手(28)が、逆転開幕ローテーション入りに前進した。ソフトバンク戦に先発し、 5回を 5奪三振 6安打 2四球で 2失点。試合を作り、女房役に感謝した。 1回は一死満塁から松田に先制の左前 2点打を献上。 2回以降は低めへの意識をより徹底し、追加点を許さなかった。 140キロ台中盤の直球に威力があり、スライダーのキレ味も上々。初回の失点、 5回の先頭打者への四球を反省しながらも力を込めた。16年の「10勝左腕」も、 3月は中継ぎに配置転換された。開幕延期期間中に同じ左腕の高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)がコンディション不良となった事情もあり、先発に再転向。 5月31日の紅白戦は 3回 3失点も、今回はアピールに成功した。矢野燿大監督は細部の修正を期待した上で評価。開幕 2戦目となる20日巨人戦の先発有力候補に躍り出た。現在、開幕ローテは西勇輝投手(29)、青柳晃洋投手(26)に加え、ジョー・ガンケル投手(28)、秋山拓巳投手(29)にも当確ランプが灯っている状況。残り 2枠を懸けた競争の中、岩貞が生き残った。
●セットアッパーの阪神の新外国人ジョン・エドワーズ投手(32)は 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)で 8回に登板して 1回無安打無失点。 3三振を奪って、自身 2試合連続の零封だ。 2四球を与えたが、松田宣浩内野手(37)、内川聖一内野手(37=通称・ロングロング顎)ら強打者のバットも空を切った。
●中継ぎでの起用が決まったロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)が 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)で古巣を相手に剛速球を連発した。 1回 1安打無失点で、この日最速 157キロを 4度計測するなど、直球はすべて 155キロ以上。先発と両にらみで調整してきたが不安はない。兄のヤクルト・スアレス投手(31)が「PCR検査」を受けて陰性。ホッとしていた。
記事をまとめてみました。
<練習試合:阪神 6- 2>◇ 6日◇阪神甲子園球場 阪神は原口文仁捕手、ジェリー・サンズ外野手と 2本の本塁打が出て、練習試合再開後の5試合でチーム 9発となった。
矢野監督は「フミ(原口)のホームランで追いついてというように、流れが大きく変わるところになるので。ホームランが出るというのはウチの改善したいポイントではあるので、いいのかなと」と歓迎。昨年は「リーグ5位」の「チーム94本塁打」、同ワーストの「チーム538得点」に終わっただけに、打線強化に手応え十分だ。
3回裏阪神二死、原口文仁捕手の右線 2塁打にベンチからアロハポーズを見せる矢野燿大監督=阪神甲子園球場
原口もかめはめ波~! 原口文仁捕手が豪快な「同点2ラン」を放った。「8番捕手」でスタメン出場し、 2点を追う 2回一死一塁からソフトバンク東浜の 138キロカットボールを強振。無人のレフトスタンドに突き刺した。
ダイヤモンドを 1周すると、ベンチ前でかめはめ波ポーズを披露。新助っ人ボーアが始めたポーズでベンチを笑顔にした。
原口は「前のイト(糸原)が全力で走って内野安打で出塁してくれたので、自分も強引にならないように次につなぐ気持ちで打ちました。センターに良い風が吹いているのも分かっていたので、入ってくれるかなと思いながら走っていましたが、フェンスを越えてくれて良かったです」とコメントした。
2回裏阪神一死一塁、「左越え2点本塁打」を放った原口文仁捕手=阪神甲子園球場
オレもいるん弾! 原口文仁捕手が「今季1号」で正妻どりをアピールした。
ソフトバンク戦に「8番捕手」で先発し、 2回に開幕投手内定の東浜から「同点2ラン」。 2塁打 2本も放って 4打数3安打と大暴れだ。 1年前に大腸がんから奇跡のカムバックを果たし、今月 4日にはツイッターで思いをつづった。梅野隆太郎捕手らと争う開幕マスクへ、奇跡の男は諦めない。
◇ ◇ ◇
乾いた打球音が無観客の甲子園に響いた。原口は打った瞬間、確信した。「センターにいい風が吹いているのも分かっていたので入ってくれるかなと思いながら走っていました」。「今季1号」は外野陣も 2歩ほどで追うのを諦めて見送る完璧な当たり。出迎えられたベンチでは、チーム内で流行? の「かめはめ波」ポーズを小さく決め、グッチスマイルを振りまいた。
2回裏阪神一死一塁、原口文仁捕手は「左越え2点本塁打」を放つ=阪神甲子園球場
好投手から価値ある 1発だ。 0- 2の 2回一死 1塁。「日本一軍団」の開幕投手に内定している先発東浜を打ち砕いた。真ん中に入った初球 138キロカットボールを振り抜き、左中間席に放り込んだ。「本当にいい感触でした」。本拠地甲子園では昨年 7月13日、日をまたいで 2打席連発となった球宴第 2戦以来の 1発となった。
「奇跡のカムバック」から約 1年がたった。19年 1月初旬に大腸がん宣告。手術後の懸命なリハビリを経て、約半年でグラウンドに舞い戻った。 1軍復帰戦となった同 6月 4日ロッテとの交流戦(ZOZOマリン)では代打適時 2塁打。ヘッドスライディングで土にまみれた背番号「94」は、大きな歓声を浴びた。あの日からちょうど 1年後の今月 4日に自身のツイッターを更新した。
「多くの方から『復帰して1年だね』と声をかけてもらいました。野球ができる喜びを日々感じて、楽しみます!」
2回裏阪神一死一塁、「左越え2点本塁打」を放ち出迎えを受ける原口文仁捕手=阪神甲子園球場
思いを新たにした 2日後、豪快なアーチを懸けた。激動だったこれまでの道程を「こうやってチーム全員で野球ができて、うれしい限りです」と振り返った。
昨季は打撃が買われ、 1塁やDHでの出場も多かったが、今季は本職でのスタメン奪取に燃える。この日は先発岩貞から 4投手をリードし、強力打線を 2点に抑えた。打っては 8回にも 3打点目となる適時 2塁打を放ち、「猛打賞」の活躍。矢野監督は「打撃が元々いいものを持っているのは分かっている。それプラス、今日は守りの方でもしっかりやってくれた。こちらもいろんな考えがまた、膨らむなという感じですね」と評価した。正捕手梅野や坂本ら強力なライバルもいるが「甲子園でホームランはすごく気持ちのいいこと。シーズンで打てるよう、練習からしっかりやってきたい」。奇跡の男が開幕マスクへ猛アピールを続ける。
6回表ソフトバンク二死、内川聖一内野手を遊ゴロ併殺に抑え野手に声をかける原口文仁捕手=阪神甲子園球場
<阪神原口のここまで>
◆がん宣告:19年 1月 8日に人間ドックを受診し、大腸がんと宣告される。
◆手 術:同26日に入院し、腹腔(ふくくう)鏡手術を受ける。数日後に病理検査の結果が出て、ステージ3bであったことが判明。
◆抗がん剤治療: 2月 2日に退院し、同 6日から 7月 9日まで抗がん剤治療。
◆ 2軍合流: 3月 7日、 2軍に合流。
◆実戦復帰: 5月 8日ウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)の 8回に代打で登場。 207日ぶりに復帰。
◆ 1軍復帰即適時打: 6月 4日に 1軍登録され、敵地ロッテ戦の 9回、代打でタイムリー 2塁打。
◆ただいま!: 6月 9日の日本ハム戦(甲子園)で同点の 9回二死 2、 3塁に代打で登場し、中前にサヨナラ打。お立ち台で「ただいま!」と絶叫。
◆球宴 2打席連続アーチ: 7月12日の球宴第 1戦(東京ドーム)で本塁打。同13日の第 2戦(甲子園)は 2回の第 1打席で、 2試合にまたがっての「2打席連続本塁打」を放った。
◆特 別 賞:11月のセ・パ理事会で「リーグ特別賞」受賞が決まった。「いろいろなことで苦しんでいる方々に勇気や希望を与えられるプレーができるように」と決意表明。
◆キャンプ参加:今年 1月24日に、 2年ぶりの 1軍キャンプ参加が決定。
1回裏阪神二死 1塁、ジェリー・サンズ外野手はクラシックスタイルで試合に出場=阪神甲子園球場
阪神新外国人のジェリー・サンズ外野手がバックスクリーン弾を放った。「5番左翼」でスタメン出場し、先頭で迎えた 3回にソフトバンク東浜の 147キロをフルスイング。打球は一直線にセンター方向に伸びた。
サンズは「ちょっと詰まったけど入ってくれて良かったね。久しぶりに打つことができてホッとしているよ」とコメント。新助っ人の「4番」ボーアが前カードの広島 3連戦で「3連発」を放ち、陰に隠れていたサンズだが、存在感を発揮した。
3回裏阪神無死、中越えに「ソロ本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手=阪神甲子園球場
阪神新外国人のジェリー・サンズ外野手が記念すべき「甲子園1号」を豪快に決めた。 1点リードの 3回。ソフトバンク東浜の 4球目 147キロ直球を強振した。夕暮れの空へ上がった打球はバックスクリーンへ着弾。「去年チャンピオンだった開幕投手を打てたのはすごくうれしかったよ」。 3月24日のDeNAとの練習試合(横浜)以来の「来日4号」。東浜からは 2月29日のオープン戦(ペイペイドーム)でも 2発を放っており、「日本一軍団」の開幕投手から 3発目となった。
3回裏阪神無死、バックスクリーンに飛び込むサンズが放った本塁打=阪神甲子園球場
前日 5日に右中間最深部へ特大アーチを放った鷹の超人・柳田もあぜんとしていた。サンズはゆっくりとダイヤモンドを 1周すると、ベンチ前では「かめはめ波」パフォーマンスを披露。「ベンチに帰ってきたらみんなやっていたよ。ビックリしたので、自分も一緒にしただけ。ボーア選手が最近しているので、それが始まりだと思うけどね」。チームの流行にも乗り遅れていない。
3回裏阪神無死、中越えに「ソロ本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手=阪神甲子園球場
この日はユニホームのパンツをオールドスタイルに変えた。主に俊足選手に多いスタイルだが「私も足が速いからね」と笑顔。続けて「今日はこういうスタイルでやっていたんだ。(着こなし方は)気分で変えたりしていているよ」。験担ぎとして続けるかと聞かれると「そうだね。いい時はそのスタイルでやって、悪くなったら変えていくというふうにやっていきたいね」とニヤリ。足下からもアーチ量産態勢を整えていく。
2日から 4日の広島戦ではボーアが 3戦連発。陰に隠れていた格好だったが「焦りとかはなかったよ。チームも勝っていますし、それぞれ自分の仕事をしているだけなので、チームが勝ってうれしかったよ」。昨季は韓国で28発を放って「打点王」のサンズも本領を発揮してきた。
2回裏阪神一死、木浪聖也内野手は「左越え3塁打」を放った=阪神甲子園球場
ショートの定位置を狙う木浪聖也内野手、北條史也内野手が、ともにアピールした。
木浪は「9番遊撃」でスタメン出場すると、 2- 2と同点となった 2回にソフトバンク東浜の外角直球を強振。逆方向の左翼フェンスを直撃する 3塁打で、続く糸井の勝ち越し打をお膳立てした。
一方、北條は 5回守備から途中出場。 7回に送りバントを成功させると、 9回には中前打を放った。
9回裏阪神一死、北條史也内野手は中前打を放った=阪神甲子園球場
糸井が 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)に「1番・右翼」で出場。 1回先頭で左翼線 2塁打を放つと、 2回一死 3塁で右前適時打。「(適時打は)打ったのはカットボール。自分のスイングをすることだけに集中しました。いい対応ができていると思います」。対外試合が再開して初のマルチ安打。前日 5日は本塁打を放つなど出場 4試合連続で安打と打点を記録し、この間12打数 5安打と暴れている。
2回裏阪神一死 3塁、右前に勝ち越し適時打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手が 4試合連続となる打点を挙げた。「1番」右翼で出場し、 1回に左翼線 2塁打をマーク。 2- 2と同点に追いついた 2回には一死 3塁から右前適時打を放った。
糸井は「自分のスイングをすることだけに集中しました。いい対応ができていると思います」とコメント。これで練習試合再開後は 4試合で安打&打点をマーク。前日 5日には左翼ポール直撃の“今季1号”を放つなど絶好調。恐怖の「1番」打者だ。
陽川が6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)に途中出場し、 2打数 2安打 1打点でアピールした。「 1打席 1打席が勝負の中で、いいヒットになったと思います。いい状態なので、これを維持できるように頑張ります」。 6回の守備から出場して、 7回二死 2塁で中前適時打。 9回にもクローザーの森から左翼線 2塁打を放った。オープン戦も「打率0.400」と目立った貴重な右打者。この日も左翼から 1塁にまわるなど、内外野をこなして開幕 1軍を狙う。
7回裏阪神二死 2塁、中前に適時打を放った陽川尚将内野手=阪神甲子園球場
開幕 1軍を目指す陽川尚将内野手がタイムリーを放った。
6回に左翼の守備から出場し、 7回二死 2塁塁から岩崎のフォークを中前へ。
すっかり定着したゴリラポーズで喜びを表現した。 9回にも左翼線 2塁打を放ってマルチ安打を記録。開幕に向けて「 1打席 1打席が勝負の中で、いいヒットになったと思います。いい状態なのでこれを維持できるように頑張ります」としがみつく覚悟だ。
力投する阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
岩貞祐太投手が、逆転開幕ローテーション入りに前進した。ソフトバンク戦に先発し、 5回を 5奪三振 6安打 2四球で 2失点。試合を作り、「どの打者も 1発があるので怖かったのが正直なところですけど、なんとか原口のうまいリードでかわしながらいけたので良かった」と女房役に感謝した。
1回は一死満塁から松田に先制の左前 2点打を献上。 2回以降は低めへの意識をより徹底し、追加点を許さなかった。 140キロ台中盤の直球に威力があり、スライダーのキレ味も上々。初回の失点、 5回の先頭打者への四球を反省しながらも「配球という意味では捕手と呼吸を合わせて投げられたことが収穫でした」と力を込めた。
16年の「10勝左腕」も、 3月は中継ぎに配置転換された。開幕延期期間中に同じ左腕の高橋がコンディション不良となった事情もあり、先発に再転向。 5月31日の紅白戦は 3回 3失点も、今回はアピールに成功した。
矢野燿大監督は細部の修正を期待した上で「全体のボール自体は、球の力とか 1個 1個はそこそこいいかな。全体的にはいい形かなと思います」と評価。開幕 2戦目となる20日巨人戦の先発有力候補に躍り出た。
阪神先発岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
岩貞祐太投手が 5回 6安打 2失点の力投で開幕ローテ入りをアピールした。
1回一死満塁から「5番」松田宣に先制の左前 2点打を献上。それでも 2回以降は力みを和らげ、残り 4イニングを無失点でマウンドを下りた。
「立ち上がりに失点してしまったんですけど、原口がうまくリードしてくれて、試合を作れた。その点は良かった。どの打者も 1発があるので怖かったのが正直なところですけど、そこも原口のうまいリードでなんとかかわしながらいけたので良かったです」
5月31日の紅白戦では 3回 4安打 3失点。この日は 140キロ台中盤の直球に力があり、スライダーのキレも良く、 5奪三振 2四球と及第点の内容だった。
岩貞は 3月の一時期は中継ぎに配置転換されていたが、同じ左腕の高橋がコンディション不良で開幕ローテ絶望的となったチーム事情もあり、先発に再転向されていた。
現在、開幕ローテは西勇、青柳に加え、ガンケル、秋山にも当確ランプが灯っている状況。残り 2枠を懸けた競争の中、岩貞が生き残った。
8回に登板したジョン・エドワーズ投手=阪神甲子園球場
セットアッパーのエドワーズは 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)で 8回に登板して 1回無安打無失点。 3三振を奪って、自身2試合連続の零封だ。「いい感覚で投げられていたけど、先頭に粘られて四球を出した点は反省点だね。その後は修正して投げることができたし、走者を背負った状況やクイックも試すことができてよかったよ」。 2四球を与えたが、松田宣、内川ら強打者のバットも空を切った。
阪神 4番手のジョン・エドワーズ投手=阪神甲子園球場
阪神の新外国人ジョン・エドワーズ投手が収穫の 1回ゼロ封だ。
8回から登板すると、先頭長谷川に 8球粘られて四球。一死後、明石にも四球を与えたが、一死 、 2塁から内川、九鬼を連続三振。
エドワーズは「いい感覚で投げられていたけど、先頭打者に粘られて四球を出した点は反省点。その後は修正して投げることができたし、ランナーを背負った状況やクイックも試すことができた」と振り返った。
阪神 5番手で登板したロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場
中継ぎでの起用が決まったスアレスが 6日、ソフトバンクとの練習試合(甲子園)で古巣を相手に剛速球を連発した。「状態はいいので、これを続けてシーズンに 100%の状態で入れるように」。 1回 1安打無失点で、この日最速 157キロを 4度計測するなど、直球はすべて 155キロ以上。先発と両にらみで調整してきたが「もともと短いイニングを投げることに自信がある」と不安はない。ヤクルトの兄が「PCR検査」を受けて陰性。「やっぱり結果を聞くまでは心配だった。無事に健康で安心したよ」とホッとしていた。
阪神 5番手で登板したロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場
ロベルト・スアレス投手がが 9回に登板し、ゼロで締めた。
先頭牧原に安打を許すなど無死 2塁とされたが、後続をピシャリと抑えた。中継ぎ再転向後も安定感ある投球で、球威も十分。
「もともと短いイニングを投げることには自信があるし、チームのためにしっかり役割を果たしていきたい」。兄のヤクルト・スアレス選手の「PCR検査」の結果が陰性だったことに「大丈夫だとは思っていたけど、やっぱり結果を聞くまでは心配だったし、無事に健康で安心したよ」と話していた。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 CS日程と 結果 (06月)
2020年 CS日程と 結果 (07月)
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