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日本プロ野球選手会が高野連に1億円寄付プラン浮上!聖地に32校「日本高野連の挑戦」未来へ一歩!

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「日本プロ野球選手会」が日本高野連に対し、 1億円規模の寄付をするプランが浮上していることが10日、分かった。今夏の甲子園大会が中止となり、各都道府県が独自の地方大会の開催を検討している。選手会は 4月にはクラウドファンディングサービス「READY FOR」を通じて感染拡大防止活動基金に寄付。この活動が一助となり、同基金には現在までに約 1万8000人から約 5億5000万円が集まっている。

「日本高野連」は10日、 8月10日から甲子園球場で「センバツ」に出場予定だった32校を招待して「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催することを決定した。交流試合の実現は、特別協力で名を連ねる「阪神甲子園球場」が後押しした。小倉事務局長が球場へ「夏の大会」中止を伝えに行くと、球場側から返答があった。予定されていた 8月10日~25日を、阪神などの試合で埋めずに空ける。この状況を八田会長に伝え、話が進んで行った。 5月20日、「夏の甲子園」中止が発表された。全国に「緊急事態宣言」が発令され、休校など先が読めない中で47都道府県から全49代表を選出することは不可能と判断した。一方で、「センバツ」に出場予定だった32校に約束していた救済案は何も実現しないまま時間が経過。球児から春も夏も奪ったもどかしい日々が続く中、甲子園球場の申し出は天の声だった。「日本高野連」は10日、オンライン形式の理事会を開催し、今春中止となった「センバツ」に出場予定だった32校の特別救済措置として「2020年甲子園高校野球交流試合」を甲子園で開催すると発表した。 8月10~12、15~17日の 6日間で史上初のプラン。各校 1試合ずつを無観客で行う。組み合わせ抽選は 7月18日。

「コロナ禍」の今年も 8月の甲子園に球音が響く。「センバツ」に出場予定だった32校が、「日本高野連」主催の公式戦として 1試合ずつ戦うことが決まった。「101回」の夏の大会史をひもといても史上初のウルトラプランだ。日程は 8月10~12、15~17日の 6日間。「ドラフト1位」候補の明石商・中森俊介投手( 3年)が登板すれば、全てが公式記録に残る。 2カ月の準備期間を経て白熱の真剣勝負が展開されそうだ。 9回同点の場合は引き分け。だが、最後の試合は決着をつけるべきという意見もあり、延長やタイブレーク制の導入などを今後検討する。「新型コロナウイルス感染防止」を踏まえ、招待は 1チーム30人。北海道と東北以外の学校は公共交通機関を使わず、貸し切りバスで甲子園に移動する。鹿児島城西などは長旅となるが、感染リスクを極力減らす策を練った。ベンチ入りは通常の18人から20人に増員。より多くの選手が甲子園に立たせたいとの願いだ。甲子園で初めて、背番号「19」、「20」が、ドラマを演じる可能性が出てきた。テレビやネットでの試合中継は今後交渉する。小倉好正事務局長(62)は、全国に球児が頑張る姿を届けられるように調整を続ける。 7月18日にオンラインで抽選会を行う。試合日などは近隣校なら日帰りできるように第 1試合を避ける。同時期に行われる各都道府県の独自大会と重ならないように調整も重ねていく。八田英二会長(71)は「『日本高野連』の挑戦」と表現した。「新型コロナウイルス」は終息していない。だが「コロナ」と共存しながら甲子園で試合を行うことで、各地の秋季大会、そして来春の「センバツ」と通常開催へ向けた大きな一歩となる。

失われた舞台が特別な形で戻ってきた。「日本高野連」が「2020年甲子園高校野球交流試合」の開催を10日に発表し、北海道から「センバツ」に出場予定だった帯広農と白樺学園の 2校が、招待校に選ばれた。「新型コロナウイルス感染拡大」を受け、「センバツ」、「春季大会」さらに「夏の甲子園」は中止となったが、予想もしなかった“逆転”甲子園切符が、2校の元に届けられた。驚いた。「センバツ」に「21世紀枠」で出場予定だった帯広農は午後 4時から同校グラウンドで練習。午後 5時過ぎに、大久保聡彦部長(57)から初めて報告を受けた。主将でエースの井村塁( 3年)は笑顔で話した。 1日から全体練習を再開。北海道高野連の独自大会へ気持ちを高ぶらせていた中での、さらに大きなサプライズ。打撃のキーマンである水上流暢右翼手( 3年)は効果を口にした。チーム内に温度差が出ていた中での吉報だった。大きな目標ができ、もう 1度チームの士気を高めることが出来る。井村は決意を新たにした。20日に練習試合も解禁となり、帯広柏葉、帯広工と今年初の対外試合を予定。28日には同じく甲子園に招待された白樺学園とも対戦する。前田康晴監督(44)は熱い聖地での夏に向け、スイッチを入れなおす。

「センバツ」切符をつかんだ 1月24日の出場校発表から 138日後。仙台育英にあらためて「甲子園への招待状」が届いた。「新型コロナウイルスの感染拡大」で春と夏の甲子園が相次いで中止に追い込まれる中、諦めていたひのき舞台が 3年生にプレゼントされた。須江航監督(37)は感謝した。吉報は午後 4時過ぎ、グラウンドで練習中の選手に伝えられた。田中祥都主将( 3年)は意気込んだ。 3年生40人。多賀城校舎内にある野球場(真勝園グラウンド)のスコアボードには、新たに「熱夏伝承~40人で残す軌跡~」のメッセージが掲げられた。須江監督はサプライズを喜んだ。同校にとって夏の甲子園でプレーするのは 4年連続で、選手たちを鼓舞した。

県岐阜商の鍛治舎巧監督(69)は表情を和らげた。オンラインミーティングで選手に向け言葉に力を込めた。15日の全体練習再開に向けて選手 1人 1人の名前を呼び、現在の状況を確認。

智弁和歌山・中谷仁監督(41)は部員たちに呼びかけ、自身にとっての甲子園がそうだったように、人生の支えになる経験を積むことを願った。この日の練習後、部員たちに伝えた。なんとも言えない表情を浮かべる部員を見て、封じ込めてきた思いの重さをくみ取った。「センバツ」中止決定時、中谷監督は「夏があるから」と励まし、夏の中止が決まったときは、言葉が見つからなかった。家族と話し合う時間を持たせた。新たな目標を見いだす手助けを模索してきた。思ってもみなかった形で“甲子園出場”が決まった。

昨夏の甲子園を制した履正社(大阪)の主将で、元阪神関本賢太郎氏(41)を父に持つ勇輔主将( 3年)は晴れ舞台が実現。岡田龍生監督(59)は中止となった「大阪大会」の代替大会で大阪を「2連覇」する手順で交流試合に出場し、感謝の戦いを誓った。 1度はあきらめかけた甲子園で野球ができる。履正社・岡田監督の声が弾んだ。夕暮れの同校施設で感謝の笑みが広がった。そして、新たなモチベーションがわき上がった。元阪神の関本賢太郎氏を父に持つ勇輔主将も、聖地に立てる。かねてから熱い思い口にしてきた。「準優勝」した昨秋の府大会期間中、父は仕事で夜遅く帰宅した際も助言を送ってくれた。この夏が集大成。父が在籍した縁が結んだのか、阪神球団の力添えもあり、恩返しの舞台が整った。新チームでは「主将&4番」を務め、昨秋は公式戦11試合で「打率4割7分6厘、4本塁打、28打点」の強打を披露。 2塁送球の最速 1秒84の強肩捕手としても、プロ注目選手に成長した。学校は現在も分散登校中で、部員は午前と午後の半分に分かれて軽めの練習を行っている。通常登校となる15日から部活動も本格的に再開の見通し。 7月18日には大阪府の独自大会が開幕する。目指す場所が定まった指揮官は交流試合についてきっぱり言った。ライバル大阪桐蔭など強豪がひしめく夏の大阪を“2連覇”し、交流試合でも昨夏決勝ような熱い戦いを。負け知らずで、関本ら 3年生を送り出す。

記事をまとめてみました。

 

 「日本プロ野球選手会」が「日本高野連」に対し、 1億円規模の寄付をするプランが浮上していることが10日、分かった。

 今夏の甲子園大会が中止となり、各都道府県が独自の地方大会の開催を検討している。「新型コロナウイルスの感染拡大防止」で無観客で行われるため、入場料収入なども見込めない。各都道府県連盟とも財政的に余裕がない中で、選手から寄付を募り、高校球界へのサポートの一端として送ることになりそうだ。

 選手会は 4月にはクラウドファンディングサービス「READY FOR」を通じて感染拡大防止活動基金に寄付。この活動が一助となり、同基金には現在までに約 1万8000人から約 5億5000万円が集まっている。

 

 「日本高野連」は10日、 8月10日から甲子園球場で「センバツ」に出場予定だった32校を招待して「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催することを決定した。

◇    ◇    ◇

 交流試合の実現は、特別協力で名を連ねる「阪神甲子園球場」が後押しした。小倉事務局長が球場へ「夏の大会」中止を伝えに行くと、球場側から「しばらくこの状態で空けているので、もし何か高野連で使うのであれば、お待ちしています」と返答があった。予定されていた 8月10日~25日を、阪神などの試合で埋めずに空ける。この状況を八田会長に伝え、話が進んで行った。

  5月20日、「夏の甲子園」中止が発表された。八田会長は「あの時の判断は正しかった」と話す。全国に「緊急事態宣言」が発令され、休校など先が読めない中で47都道府県から全49代表を選出することは不可能と判断した。一方で、「センバツ」に出場予定だった32校に約束していた救済案は何も実現しないまま時間が経過。球児から春も夏も奪ったもどかしい日々が続く中、甲子園球場の申し出は天の声だった。

 阪神甲子園球場

 感染状況は収まり始めているが、全国から集まるリスクは当然ある。大会運営の詳細を決める実行委員会のメンバー24人が発表されたが、その中には医師も 3人含まれる。専門家の意見を常に聞ける態勢をつくった。雨天順延を除けば、最大 2泊 3日しか滞在しない。八田会長は「感染者が判明した時は陽性者の素早い隔離など、専門家の提言などを受け、必要な処置を行い、懸念がないチームには引き続き交流試合に臨めるように万全を期したい」と説明。感染者が出たからといって大会を打ち切りにはしない。すべてを中止にするのではなく、 1チーム 1試合ずつでも、最後までやり抜く。球児の頑張りに報いるべく、高野連も覚悟の決断を下した。

 第92回センバツ出場校

 「日本高野連」は10日、オンライン形式の理事会を開催し、今春中止となった「センバツ」に出場予定だった32校の特別救済措置として「2020年甲子園高校野球交流試合」を甲子園で開催すると発表した。 8月10~12、15~17日の 6日間で史上初のプラン。各校 1試合ずつを無観客で行う。組み合わせ抽選は 7月18日。

<「2020年甲子園高校野球交流試合」実施要項8抜粋)>

◆主催

 公益財団法人 日本高等学校野球連盟

◆後援

 朝日新聞社 毎日新聞社

◆特別協賛

 阪神甲子園球場

◆日程

 1日3試合以内。出場校が参加しての開会式は行わないが、今後リモート開会式などを検討。

◆参加校

 32校が参加できない場合、辞退した場合は補欠校(候補順)を招待。

◆招待人員

 責任教師、監督、選手の20人、記録員 1人、ノッカー 1人、補助員 5人、校長か準じる者 1人の合計30人以内。

 記者会見に臨む「日本高野連」の八田英二会長

◆旅費・宿泊費

 主催者が下記の通り支給する。旅費は北海道・東北地区を除く関東以西の出場校は、感染防止のため公共交通機関を使用せず、地元の貸し切りバス 1台をチャーターして来場。北海道は、出場校所在地の最寄り駅から大阪までの航空運賃、東北地区は、利用する公共機関の往復30人分を支給。北海道、東北地区のチームが航空機またはJRで来阪する時は大阪(空港・駅)到着時から主催者において貸し切りバスを準備し、帰路に向かうまで配車する。宿泊は感染防止のため、前日と試合当日最大 2泊を原則とする。近隣校は 1泊や日帰りも検討。宿泊費は 1人 1泊 1万円の30人分を支給。雑費は 1人 1日2000円。

◆宿舎

 招待校の宿舎は、原則として当該都道府県連盟が契約している宿舎とする。契約宿舎の受け入れに支障がある場合、日本高等学校野球連盟事務局が別の宿泊先をあっせんする。

◆選手の健康管理

 通常実施する大会前の関節機能検査は実施しないが、試合後担当医による検査を実施することがある。新型ウイルス感染症対策については別に定める。

 

 「甲子園交流試合」出場が決まり帽子を高々と上げる鶴岡東ナイン。中央手前は鈴木主将

 「コロナ禍」の今年も 8月の甲子園に球音が響く。「センバツ」に出場予定だった32校が、「日本高野連」主催の公式戦として 1試合ずつ戦うことが決まった。 「101回」の夏の大会史をひもといても史上初のウルトラプランだ。日程は 8月10~12、15~17日の 6日間。「ドラフト1位」候補の明石商・中森俊介投手( 3年)が登板すれば、全てが公式記録に残る。部活が本格的に再開していない高校もあるが、 2カ月の準備期間を経て白熱の真剣勝負が展開されそうだ。

  9回同点の場合は引き分け。だが、最後の試合は決着をつけるべきという意見もあり、延長やタイブレーク制の導入などを今後検討する。「新型コロナウイルス感染防止」を踏まえ、招待は 1チーム30人。北海道と東北以外の学校は公共交通機関を使わず、貸し切りバスで甲子園に移動する。鹿児島城西などは長旅となるが、感染リスクを極力減らす策を練った。

 「甲子園高校野球交流試合」の開催を選手たちに伝える山梨学院・吉田健人部長

 ベンチ入りは通常の18人から20人に増員。より多くの選手が甲子園に立たせたいとの願いだ。甲子園で初めて、背番号「19」、「20」が、ドラマを演じる可能性が出てきた。原則無観客の方針だが、学校関係者の入場は「新型コロナウイルス」の感染状況の推移を見ながら検討する。入場料など大会の収入がないため、出場校の交通費など運営費は「日本高野連」の積立金を充当。テレビやネットでの試合中継は今後交渉する。小倉好正事務局長は「可能な範囲でお願いしたい」と、全国に球児が頑張る姿を届けられるように調整を続ける。

  7月18日にオンラインで抽選会を行う。試合日などは近隣校なら日帰りできるように第 1試合を避ける。同時期に行われる各都道府県の独自大会と重ならないように調整も重ねていく。

 八田英二会長(71)は「32校は全国の 3年生の代表だと思って、精一杯プレーしていただきたい。これは『日本高野連』の挑戦」と表現した。「新型コロナウイルス」は終息していない。だが「コロナ」と共存しながら甲子園で試合を行うことで、各地の秋季大会、そして来春の「センバツ」と通常開催へ向けた大きな一歩となる。

 

 「甲子園高校野球交流試合」に出場が決まったことを大久保部長から報告される帯広農の選手たち

 失われた舞台が特別な形で戻ってきた。「日本高野連」が「2020年甲子園高校野球交流試合」の開催を10日に発表し、北海道から「センバツ」に出場予定だった帯広農と白樺学園の 2校が、招待校に選ばれた。「新型コロナウイルス感染拡大」を受け、「センバツ」、「春季大会」さらに「夏の甲子園」は中止となったが、予想もしなかった“逆転”甲子園切符が、2校の元に届けられた。

◇     ◇     ◇

 「甲子園高校野球交流試合」に出場が決まり笑顔でランニングする帯広農の選手たち

 驚いた。「センバツ」に「21世紀枠」で出場予定だった帯広農は午後 4時から同校グラウンドで練習。午後 5時過ぎに、大久保聡彦部長から初めて報告を受けた。主将でエースの井村塁( 3年)は「いろんなことが起きすぎて、どういうことか最初は、よく分からなかった。想定外でびっくり。少しずつうれしさがこみあげてきた」と笑顔で話した。

 「甲子園高校野球交流試合」に出場が決まり練習にも気合が入る帯広農の選手たち

  1日から全体練習を再開。北海道高野連の独自大会へ気持ちを高ぶらせていた中での、さらに大きなサプライズ。打撃のキーマンである水上流暢右翼手( 3年)は「甲子園は僕らの目標。最近、練習中の声もすこし小さいかなと思っていたが、きょうは前みたいにみんなよく出るようになった」と効果を口にした。

 「コロナ禍」で状況は二転三転し、その度に気持ちが揺さぶられた。 3月11日に「センバツ」中止が決定。夏に切り替えようと 4月 8日に全体練習再開も16日から再度練習自粛となり、 5月20日には「夏の大会」も中止となった。 9月に就職試験を控える部員もおり「甲子園がないなら勉強に集中したい」という声もあった。チーム内に温度差が出ていた中での吉報だった。

 甲子園高校野球交流試合に出場が決まり笑顔の帯広農・井村主将

 大きな目標ができ、もう 1度チームの士気を高めることが出来る。井村は「また引き締めて部員50人が 1本の矢になってぶつかっていけるように」と決意を新たにした。20日に練習試合も解禁となり、帯広柏葉、帯広工と今年初の対外試合を予定。28日には同じく甲子園に招待された白樺学園とも対戦する。前田康晴監督は「奇跡に近い。技術も体力もまだ戻っていないが、『センバツ』のときの気持ちを思い出させたい」。熱い聖地での夏に向け、スイッチを入れなおす。

◆道高校野球の今季経過

▼ 1月24日:「センバツ」出場32校が決定

▼ 2月28日:鈴木道知事が緊急事態宣言

 甲子園高校野球交流試合に出場が決まり笑顔の帯広農・前田康晴監督

▼ 3月11日:「日本高野連」が「センバツ」中止を決定

▼ 4月 3日:北海道高野連が「春季全道大会」中止と「地区大会」の延期を発表

▼ 4月12日:鈴木知事と秋元札幌市長が緊急共同宣言

▼ 4月17日:道高野連が春季地区大会の中止を発表

▼ 5月20日:「日本高野連」が「夏の全国選手権」、「南北北海道大会」、「地区大会」すべての中止を発表

▼ 6月 1日:帯広農が全体練習を再開

▼ 6月 2日:北海道高野連が「独自大会」開催を発表。白樺学園が全体練習を再開

 

 仙台育英の須江監督(右)は田中主将(中央)ら選手たちに甲子園交流試合に招待されたことを伝える

 「センバツ」切符をつかんだ 1月24日の出場校発表から 138日後。仙台育英にあらためて「甲子園への招待状」が届いた。「新型コロナウイルスの感染拡大」で春と夏の甲子園が相次いで中止に追い込まれる中、諦めていたひのき舞台が 3年生にプレゼントされた。須江航監督は「(「センバツ」中止発表時に)救済措置の話はあったが、世の中の状況が悪くなる一方で難しいと思っていた。諦めないで提案していただいたことがうれしい」と感謝した。

 「甲子園交流試合」出場が決まり、仙台育英・多賀城校舎内の野球場には 3年生部員に託した「熱夏伝承~40人で残す軌跡~」のメッセージが掲げられた

 吉報は午後 4時過ぎ、グラウンドで練習中の選手に伝えられた。須江監督から「報道陣がいっぱい来るよ」とだけ聞かされていた田中祥都主将( 3年)は、「この上ない喜びで、今日からまた頑張ろうという気持ちになりました。多くの方々が自分たち球児のために、話し合いをしてくださった。感謝して最高のパフォーマンスを出せるようにしたい」と意気込んだ。

 「甲子園交流試合」出場が決まった仙台育英・田中主将は「熱夏伝承~40人で残す軌跡~」のメッセージを背に練習する

  3年生40人。多賀城校舎内にある野球場(真勝園グラウンド)のスコアボードには、新たに「熱夏伝承~40人で残す軌跡~」のメッセージが掲げられた。須江監督は「『夏の甲子園』も中止になり、 3月からどう終わるかと覚悟を決める日々だった。これは想定外」とサプライズを喜んだ。同校にとって夏の甲子園でプレーするのは 4年連続で、「甲子園というフレーズが戻ってきた。1試合でも十分。夏に関していえば、ほとんどの学校が挑戦することすらできない。場所は違えどそれぞれの甲子園。多くの方々に私たちの思いを伝えていける夏にしよう」と選手たちを鼓舞した。

 

 「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」の開催が決まり、笑顔で記者会見する県岐阜商の鍛治舎巧監督

 「日本高野連」は10日、 8月10日から甲子園球場で「センバツ」に出場予定だった32校を招待して「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催することを決定した。

◇  ◇  ◇

 県岐阜商の鍛治舎巧監督(69)は「ほっとした。選手や保護者の熱意が伝わった」と表情を和らげた。オンラインミーティングで選手に向け「全ての関係者に感謝の気持ちを持ってほしい」と言葉に力を込めた。15日の全体練習再開に向けて選手 1人 1人の名前を呼び、現在の状況を確認。佐々木泰主将( 3年)は「 3年間やってきたことを甲子園の1試合で発揮できるよう頑張っていきたい」と話した。

 

 「日本高野連」は10日、8月10日から甲子園球場で「センバツ」に出場予定だった32校を招待して「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催することを決定した。

◇  ◇  ◇

 智弁和歌山・中谷仁監督(41)は「 3年生は高校を卒業した後も、自分の支えになるような試合にしてほしい」と部員たちに呼びかけた。

 自身にとっての甲子園がそうだったように、人生の支えになる経験を積むことを願った。

 智弁和歌山・中谷仁監督 (2019年10月20日)

 この日の練習後、部員たちに「(甲子園で)試合ができる」と伝えた。なんとも言えない表情を浮かべる部員を見て、封じ込めてきた思いの重さをくみ取った。「センバツ」中止決定時、中谷監督は「夏があるから」と励まし、部員たちの目を次に向けさせた。だが夏の中止が決まったときは、言葉が見つからなかった。家族と話し合う時間を持たせた。新たな目標を見いだす手助けを模索してきた。

 思ってもみなかった形で“甲子園出場”が決まった。「難しい状況の中で 1つの希望を与えていただけたのは、うれしいです」と周囲の尽力に感謝した。

 

 「日本高野連」は10日、今春の「センバツ」に出場予定だった32校を招待して「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催すると発表した。昨夏の甲子園を制した履正社(大阪)の主将で、元阪神関本賢太郎氏を父に持つ勇輔主将( 3年)は晴れ舞台が実現。岡田龍生監督(59)は中止となった「大阪大会」の代替大会で大阪を「2連覇」する手順で交流試合に出場し、「昨年の星稜さんとの決勝のつもりで」と感謝の戦いを誓った。

◇   ◇   ◇

  1度はあきらめかけた甲子園で野球ができる。履正社・岡田監督の声が弾んだ。「子どもらも保護者も夢見てここまでやってきた。球場で試合できるのは大喜びすると思います」。「日本高野連」が「センバツ」に出場予定だった32校を招待し、「2020年甲子園高校野球交流試合」を開催すると発表。夕暮れの同校施設で感謝の笑みが広がった。そして、新たなモチベーションがわき上がった。

 履正社・関本勇輔主将 (19年10月 6日撮影)

 「(選手には)代替大会で『優勝』して甲子園で試合をしようという話をしたい」。夏の「大阪大会」は中止となったが、 7月に独自の代替大会を開催。そこで大阪の頂点に立ち、 8月の交流試合に出場する。例年と同じ手順を踏んで、甲子園に出る意気込みを明かした。

 元阪神の関本賢太郎氏を父に持つ勇輔主将も、聖地に立てる。かねてから「小学校の時から野球を続けさせてくれた。甲子園で活躍することは、父を超えるというよりも恩返しです」と熱い思い口にしてきた。「準優勝」した昨秋の府大会期間中、父は仕事で夜遅く帰宅した際も助言を送ってくれた。この夏が集大成。父が在籍した縁が結んだのか、阪神球団の力添えもあり、恩返しの舞台が整った。

 取材に応じる履正社・岡田龍生監督

 新チームでは「主将&4番」を務め、昨秋は公式戦11試合で「打率4割7分6厘、4本塁打、28打点」の強打を披露。 2塁送球の最速 1秒84の強肩捕手としても、プロ注目選手に成長した。昨年は春夏の甲子園でベンチ入りしたが、出番は代打での 3ゴロ(記録は 3失) 1打席だけだった。岡田監督は交流試合は今春の「センバツ」の登録メンバーをベースにする考えで、関本も許された 1試合に全力を注ぐ。

 学校は現在も分散登校中で、部員は午前と午後の半分に分かれて軽めの練習を行っている。通常登校となる15日から部活動も本格的に再開の見通し。 7月18日には大阪府の独自大会が開幕する。目指す場所が定まった指揮官は交流試合についてきっぱり言った。「全力で、昨年の星稜さんとの決勝のつもりで。生徒らが思う存分プレーできるように準備してあげたい」。ライバル大阪桐蔭など強豪がひしめく夏の大阪を“2連覇”し、交流試合でも昨夏決勝ような熱い戦いを。負け知らずで、関本ら 3年生を送り出す。

 

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 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (06月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (07月)

 

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