●今年は突出したエースがいなくても、平均以上の投手を数多くそろえたチームが有利となる。「6連戦」が続き、ホームゲームとビジターゲームが極端に偏り、気分転換も難しい。いかに堅実に試合を進めていくかが重要で、我慢比べのようなペナントレースになる。巨人には全体的に力のある投手がそろっている。 1~ 3イニング程度なら計算できる投手も多い。もちろん、菅野智之投手(31)というエースもいる。投手力では他の 5球団を上回っており、「優勝」の大本命だ。巨人を倒すとすれば攻撃力のあるチームということになる。DeNAが「打倒巨人」に最も近いところにいる。投手さえきちんと整備できれば、巨人にとっても怖い存在になる。いずれにしても巨人中心のペナントレースになる公算は大。巨人が開幕から阪神、広島と続くホーム 6試合で勝ち越せば、勢いに乗って独走もある。混戦に持ち込むには、開幕直後に巨人と戦う阪神と広島の頑張りにかかっている。パ・リーグは 8月下旬までの「同一カード6連戦」をどう戦うかに尽きる。これまでの「3連戦システム」なら、負け越しても相手が変わることで気分を新たに試合に臨めた。 1週間、同じ場所で同じチームと戦うとなるとリズムに変化が生まれにくく、「4連勝、5連勝」があれば、その逆もある。「同一カード6連戦」は「4勝2敗」で上出来、「3勝3敗」で十分。そう考えると、気持ちは楽になる。「3連覇」を狙う埼玉西武なら、開幕 2カード目の「福岡ソフトバンク6連戦」をどう考えるか。 3カード目の「オリックス6連戦」とのトータルで考えれば、福岡ソフトバンクとは「3勝3敗」でいい。選手は目の前の勝負に熱くなる。欲張るなと言っても欲が出る。だからこそ、首脳陣がうまく手綱をさばき、メリハリをつけさせることが肝要だ。監督の手腕が問われるペナントレースになる。
●史上最も難解な順位予想を極力? 忖度(そんたく)なしで、日刊スポーツが誇る名捕手のコンビで占う。通算最多出場でペナントの荒波を知る谷繁元信氏(49)と球界屈指のアイデアマンの里崎智也氏(44)が対談。「新型コロナウイルスの感染拡大」で約 3カ月遅れで幕を開ける予測不能なペナントを解く。
●開幕投手を務める西勇輝投手(29)の新兵器が完成した。アドバイザリースタッフを務めるSSK社の新スパイクで、西勇輝のさまざまな要望を聞いて金型を一から作った“世界に1つ”のスパイクだ。同社の担当者は説明した。西勇はプロ11年間、ずっと同じ形のスパイクをはき続けており、今回が初のモデルチェンジとなる。現在の球界では底が樹脂ソールで出来た軽量のものが主流だが、西勇はプロ入り前から皮製の底にリベット(びょう)が付いたタイプを使用。昨春のキャンプでは樹脂ソールを試してみたが、長年染みついたグラム単位の感覚を大事にし、従来のスパイクを使うことを決めていた。開幕前最後の登板となった12日オリックス戦では、 5回 6安打 1失点と状態は万全。新たな武器を生かし、開幕戦白星をつかむ。
●近本光司外野手(25)は甲子園での全体練習に参加し、開幕ダッシュに向けて初回の攻撃の重要性を強調した。開幕ダッシュの鍵は何か、自身に何ができるか-。キーマンとして迎える近本は「先手必勝」をキーワードに選んだ。真っ先に打撃ケージに入り、広い外野で打球を追い、 3日後に迫った本番のイメージを膨らませた。「5カード連続ビジター」でのスタート。過酷な日程も、メリットは存在する。15試合続けて先に攻撃することで、与えられた仕事を自覚した。主戦場が「2番」に変わっても、 1回に打席に立つことは不変だ。試合開始早々に流れを呼ぶこともポイントだ。19日の開幕戦の巨人の先発は菅野。球界屈指の投手に反応した。初心は忘れず、自覚は増した 2年目。切り込み隊長の戦闘態勢は固まった。
●阪神の「ドラフト6位・小川一平投手」(23=東海大九州)が「開幕1軍」メンバー入りすることが16日、決まった。育成を除くルーキー 6人ではただ一人の「開幕1軍」入り。最下位指名から出世争いの先頭に躍り出た。昨年10月のドラフト会議では、育成を除く指名順では最下位の「6位」。注目度の低かった背番号「66」が、今は輝いている。開幕を 3日後に控えた甲子園での 1軍練習。新人でただ一人、参加した小川が胸を張った。ルーキー 6人のうち 5人は高校生。「D1位・西純矢投手」(18=創志学園高)を筆頭に甲子園のスターぞろいだ。その陰に隠れた形だったが、チャンスは逃さなかった。 1軍初マウンドだった 3月11日のヤクルト戦(神宮)で 1回無失点デビュー。ここから「下克上」が始まった。「ドラフト最下位」からの「下克上」といえば、近年では2014年の「D6位・岩崎優投手」(28)が“開幕メンバー入り”。ただ、このときは第 5戦の先発で開幕戦では未登録だった。中継ぎからのスタートとなる小川は改めて目指すべきところを掲げた。サクセスストーリーは、これからだ。
記事をまとめてみました。
両リーグに言えることだが、今年は突出したエースがいなくても、平均以上の投手を数多くそろえたチームが有利となる。
「6連戦」が続き、ホームゲームとビジターゲームが極端に偏り、気分転換も難しい。いかに堅実に試合を進めていくかが重要で、我慢比べのようなペナントレースになる。
巨人には全体的に力のある投手がそろっている。 1~ 3イニング程度なら計算できる投手も多い。もちろん、菅野というエースもいる。
投手力では他の 5球団を上回っており、「優勝」の大本命だ。巨人を倒すとすれば攻撃力のあるチームということになる。
DeNAが「打倒巨人」に最も近いところにいる。筒香が抜けた穴を新外国人オースティンが埋めれば、攻撃力はピカイチだ。投手さえきちんと整備できれば、巨人にとっても怖い存在になる。
いずれにしても巨人中心のペナントレースになる公算は大。巨人が開幕から阪神、広島と続くホーム 6試合で勝ち越せば、勢いに乗って独走もある。
セにはCSがなく、日本シリーズに出るには「優勝」するしかない。混戦に持ち込むには、開幕直後に巨人と戦う阪神と広島の頑張りにかかっている。
森祗晶氏のセ・パ順位予想
パ・リーグは 8月下旬までの「同一カード6連戦」をどう戦うかに尽きる。これまでの「3連戦システム」なら、負け越しても相手が変わることで気分を新たに試合に臨めた。 1週間、同じ場所で同じチームと戦うとなるとリズムに変化が生まれにくく、「4連勝、5連勝」があれば、その逆もある。
自分だったらどうするかを考えてみた。対戦する相手のデータをこれまで以上に分析し、戦いに生かすのは当然。その上で「メリハリ」をつけた戦い方を選ぶ。
つまり、「6連戦」すべて勝ちにいくのではなく、言葉は悪いが「捨てゲーム」をつくる。相手の先発ローテーションを先々まで読み、相手によって戦い方まで変える。
「同一カード6連戦」は「4勝2敗」で上出来、「3勝3敗」で十分。そう考えると、気持ちは楽になる。
「3連覇」を狙う西武なら、開幕 2カード目の「ソフトバンク6連戦」をどう考えるか。 3カード目の「オリックス6連戦」とのトータルで考えれば、ソフトバンクとは「3勝3敗」でいい。
選手は目の前の勝負に熱くなる。欲張るなと言っても欲が出る。だからこそ、首脳陣がうまく手綱をさばき、メリハリをつけさせることが肝要だ。監督の手腕が問われるペナントレースになる。
史上最も難解な順位予想を極力? 忖度(そんたく)なしで、日刊スポーツが誇る名捕手のコンビで占う。通算最多出場でペナントの荒波を知る谷繁元信氏(49)と球界屈指のアイデアマンの里崎智也氏(44)が対談。「新型コロナウイルスの感染拡大」で約 3カ月遅れで幕を開ける予測不能なペナントを解く。
◇ ◇ ◇
生き馬の目を抜く球界で、活躍してきた 2人の順位予想。あれ…。3月時点の予想から変化がない。コロナ禍の余波は-。
里崎 だって今とか分からないじゃないですか。練習を見られないから、どんな調整ぶりか分からない。
谷繁 自分も一緒。
里崎 変える理由が分からない。毎年、懸命に考えても12分の1しか当たらないし。
過去3年はともに計4つずつの順位を的中。1年平均1つ強…。微妙な的中率だ。
谷繁 セ・リーグは絶対強いところがない。
里崎 アーモンドアイ的なのがいないんですよ。
生き馬の…と敬っていたら、GI通算7勝馬へ脱線。本題へ戻る。予想を。
里崎 夢を見るで、「優勝」は中日です!
谷繁 それ根拠あるの?
中日OBからすら、ツッコミが入る。
里崎 去年は球宴明けは貯金「1」(球宴前借金6)なんですよ。チーム打率は「1位」。今年はアルモンテも戻って打線の厚みは捕手以外はある。投手も去ったのはロドリゲスだけ。梅津ら若手の台頭もあり、競馬で言うと穴的に一発逆転ある。
谷繁 僕も中日は期待も込め、初めてAクラス予想。レギュラー陣が確立されて3年ほど経験を積み、勝負どころの嗅覚が出てくる。得点力が上がる。勝利の方程式が整備できれば面白い。
「コロナ」と無関係と言うが、波乱の分析で幕開けだ。 里崎 例年と一番違うのは「コロナ」になったらそのチームは脱落する。そこが怖い。巨人の坂本、大城みたいにかかるといなくなる。
プロ野球開幕対談で、各球団のマスコット人形を指す里崎智也氏(左)と谷繁元信氏
谷繁 だから今年は層が厚いところが勝つ。「1位」は阪神。ボーアらが入って「外国人8人態勢」で各ポジションにレギュラークラスが2人ずついる。投手の右左や調子で分ける野手の戦力ができた。投手はある程度、落ち着いている。
里崎 でも外国人にはいつも予想で痛い目に遭う。
谷繁 ボーアは練習試合で一時打ち始めたから!あれは打つよ…たぶんね。
たぶん?
谷繁 18年のロサリオの例があるからなあ。 4、 5月は「絶対にそのうち打ち出す」と。金本監督が我慢の限界で 2軍に落として「上がってきたら打つ」と。それでも打たなくて最後はラジオで「みんなで応援しましょう」と言っちゃった(笑い)。でもボーアは変なクセがある打者ではないし、結果を残すと思う。残さなかったら…応援する!
阪神と言えば死語の「死のロード」が気になる。開幕から「5カード連続」の遠征。スタートダッシュは。
里崎 ビジターの方が楽ですよ。送り迎えはバスが来て、ご飯は出てくるわ、部屋は快適だし。
谷繁 ナイターは昼前まで寝られるしな。
里崎 「死のロード」ではなく、「天国のロード」です。ただ外出はできないだろうから、そこのストレスだけ。出たら週刊誌にやられる(笑い)。体調は万全です。
「天国のロード」の阪神と開幕戦で当たる巨人。前年は「優勝」を当てた谷繁が、まさかの「4位」に据えた。
谷繁 今年は薄い。投手陣、誰がいるの? 開幕 2週間前を切った段階で、先発ローテが決まっていなかった。中継ぎ以降も不安定。野手もレギュラー陣と控えの差がある。厳しいと思う。
里崎 でも「外国人枠5人登録」のルールなら一気に変わる。助っ人の先発投手がいるチームは絶対に有利。登板後は外せる。サンチェス、メルセデスが先発でパーラ、デラロサ、ビエイラが使える。 5人ルールなら、さらに獲得すると思う。
谷繁 米国のマイナー選手は仕事がないもんな。
里崎 2億~ 3億円でとって選抜するぞと。
谷繁元信氏と里崎智也氏のセ・リーグ順位予想
谷繁が巨人の少ないプラス材料として挙げるのは捕手だった。
谷繁 原監督が大城をすごく買っている。久々に練習試合を見たら、キャッチングがまともになっていた。「この構え誰だ?」と最初分からなかったら大城だった。股関節が柔らかくなった。捕手としてレベルが上がれば使いたくなる。打撃は捕手陣で一番いい。
里崎 先鋒(せんぽう)が大城で抑えで小林かも。炭谷もいる。
それでも絶対的な正捕手がいるチームが強いのは 2人が証明している。18年まで「3連覇」の広島は会沢を擁するが、ともにAクラス以上、「優勝未満」とした。
谷繁 戦力はある。でも佐々岡新監督の勝ち運がどうかなと(笑い)。
里崎 それは何とも言えないです…。でも「頑張らないといけない」選手が多い。外野がもう 1枚必要。田中(広)も復活して、故障の多かった中継ぎも「優勝」時みたいに復調しないと、外国人頼みになる。新人森下の頑張りも欲しい。力はあるけどタラレバが多い。
過去 3年の的中数とシンクロして、「5位」DeNA、「6位」ヤクルトは重なった。
谷繁 DeNAは守備無視のスタメン。ソトの 2塁手に佐野の左翼手。梶谷の中堅手も微妙。レギュラー陣の守備範囲が狭い。
里崎 打線はダブルクリーンアップ。でも外国人野手 3枚が入り機能したのを、あまり見たことがない。
谷繁 「4」番佐野もオースティン、ソトとロペス、宮崎で挟んでカバーできるかも。守備の不安要素以上に点を取ればと言うが、そんなに点を取れるか。広島が「優勝」時で 700得点で 1試合平均 5点ぐらい。 120試合なら 600点以上取れば、いい勝負をするが。
里崎 ヤクルトは今年じゃないです。(東京の)次のオリンピック(五輪)、24年ぐらいに強くなる。
谷繁 24年か。山田(哲)も早ければ今年FAを取るな…。
里崎 塩見のポテンシャルは山田クラスです! 長谷川も中継ぎでも先発でもいい。奥川もいます。
12日、オリックス戦に先発し 5回 1失点の好投を見せた西勇輝投手=京セラドーム大阪
開幕投手を務める阪神西勇輝投手の新兵器が完成した。
アドバイザリースタッフを務めるSSK社の新スパイクで、西勇のさまざまな要望を聞いて金型を一から作った“世界に1つ”のスパイクだ。同社の担当者は「見本になるようなピッチャー。西選手が満足するものを作ることが、メーカーとして技術的にも向上すると思っています」と説明した。
西勇はプロ11年間、ずっと同じ形のスパイクをはき続けており、今回が初のモデルチェンジとなる。現在の球界では底が樹脂ソールで出来た軽量のものが主流だが、西勇はプロ入り前から皮製の底にリベット(びょう)が付いたタイプを使用。昨春のキャンプでは樹脂ソールを試してみたが、長年染みついたグラム単位の感覚を大事にし、従来のスパイクを使うことを決めていた。
笑顔でキャッチボールを行う西勇輝投手=阪神甲子園球場
昨年12月のアドバイザリースタッフ会議で、同社の開発の方向性と西勇の意見が一致。西勇のこだわりがつまったスパイクを一から作ることが決まり、今春のキャンプでは何度もヒアリングを繰り返し完成した。従来より軽量で足への負担も少なく、投球の一連の動作がよりスムーズに行えるモデル。 5日のソフトバンクとの練習試合から試合で使用し、同担当者によると西勇は「軽いし、感覚は非常にいいです」と好感触を抱いた様子。開幕前最後の登板となった12日オリックス戦では、 5回 6安打 1失点と状態は万全。新たな武器を生かし、開幕戦白星をつかむ。
近本光司外野手は甲子園での全体練習に参加し、開幕ダッシュに向けて初回の攻撃の重要性を強調した。
開幕ダッシュの鍵は何か、自身に何ができるか-。キーマンとして迎える近本は「先手必勝」をキーワードに選んだ。
「( 1回の攻撃は)大事ですね、むちゃくちゃ。しっかり先制できたり、チームにいい影響を与えられる攻撃をしたいなと思っています」
真っ先に打撃ケージに入り、広い外野で打球を追い、 3日後に迫った本番のイメージを膨らませた。「5カード連続ビジター」でのスタート。過酷な日程も、メリットは存在する。15試合続けて先に攻撃することで、与えられた仕事を自覚した。
「(昨季)『1番』を打っていたときもそうですけど、初回っていうのは投手からしても難しいところではあるので」
近本光司外野手は甲子園で打撃練習。開幕ロードで先制パンチを浴びせまくる=阪神甲子園球場
主戦場が「2番」に変わっても、 1回に打席に立つことは不変だ。試合開始早々に流れを呼ぶこともポイントだ。19日の開幕戦の巨人の先発は菅野。「フォームを改善されて、映像を見ている限り去年とひと味違う」。さっそく、球界屈指の投手に反応した。
「映像もしっかり見ますけど、そのときに感じたことが大事。そのときの投球や調子によって何が決め球で何がカウント球になったりするのか。その時に感じることを大事にしたいと思います」
練習前には、全国の高校球児に届ける土を集めた。「『甲子園の土』という特別な物を集めることは、素晴らしいことだなと思っていた。(高校生は)これからの人生において辛いときってあると思うんですけど、何かの助けになればと思って集めました」。その聖地に戻ってくるまでのチーム状況は今季を左右する。
「昨年と同じように『がむしゃらにひたむきに』と清水ヘッドコーチからもいわれている。 2年目だから経験はしてきたけど、やっぱり 1年目と同じように入りたいなと思います」
初心は忘れず、自覚は増した 2年目。切り込み隊長の戦闘態勢は固まった。
「下克上」や! 阪神の「ドラフト6位・小川一平投手」(23=東海大九州)が「開幕1軍」メンバー入りすることが16日、決まった。育成を除くルーキー 6人ではただ一人の「開幕1軍」入り。最下位指名から出世争いの先頭に躍り出た。
昨年10月のドラフト会議では、育成を除く指名順では最下位の「6位」。注目度の低かった背番号「66」が、今は輝いている。開幕を 3日後に控えた甲子園での 1軍練習。新人でただ一人、参加した小川が胸を張った。
「やっぱり高校生が注目されているので、自分が活躍して、今年の新人は高校生だけじゃないんだぞ、というのを出していければなと思います」
ルーキー 6人のうち 5人は高校生。「D1位・西純」(創志学園高)を筆頭に甲子園のスターぞろいだ。その陰に隠れた形だったが、チャンスは逃さなかった。 1軍初マウンドだった 3月11日のヤクルト戦(神宮)で 1回無失点デビュー。ここから「下克上」が始まった。
「 3月は真っすぐで空振りを取れないことも多かったが、自粛期間でいろいろトレーニングをして(6月に)練習試合が始まったときには真っすぐで空振りを取れて…。すごく手応えもあった」
小川一平投手が「開幕1軍」をゲット。 1年間、 1軍で活躍して出世頭になるぞ=阪神甲子園球場
活動休止期間中は、食べて筋力強化に没頭。体重は入団時から 4キロ増の84キロとなり、速球もパワーアップ。 5月31日の紅白戦で初めて 150キロの大台を突破( 152キロ)すると、 6月 5日のソフトバンク戦(甲子園)では 153キロに更新した。
矢野監督は小川について「そりゃ入るでしょう」と「開幕1軍」を認め、さらに高いレベルを求めた。「真っすぐにこだわって、プロ生活を送ってもらったらいい。抑えるところではウイニングショットを変化球で空振りとるとか。それによってより真っすぐも生きるので、それは磨いていくべきところ」と話した。
「ドラフト最下位」からの「下克上」といえば、近年では2014年の「D6位・岩崎」が“開幕メンバー入り”。ただ、このときは第 5戦の先発で開幕戦では未登録だった。中継ぎからのスタートとなる小川は「 1年間、結果を出し続けたい。真っすぐで勝負できる藤川球児さんみたいになるのを一番の目標にしてやっていきたい」と改めて目指すべきところを掲げた。サクセスストーリーは、これからだ。
※ 6月19日の予告先発は、巨人・菅野智之投手(31)ー阪神・西勇輝投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (06月)
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
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