●阪神対巨人の第 3回戦のスターティングメンバーが発表された。「開幕2連敗」発進の阪神は、前日から大幅に打線を組み替えた。「1番」は、昨季も不動のリードオフマンとして活躍した近本光司外野手(25)。前日まで「4番」を務めていたジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)は、大きく打順を下げ、「6番」に入った。代わりに「打率0.600」と好調のジェフリー・マルテ内野手(28)が「4番」を任された。矢野燿大監督(51)は今季「2番・近本」構想を掲げ、ボーアを「4番」として起用する方針を示してきた。開幕 3戦目で“不動”だったはずの「2番」と「4番」が代わるまさかの事態となった。
●虎が宿敵巨人相手の開幕カードで3連敗を食らった。大幅に打線を組み替えて臨んだ第 3戦。先手を奪ったものの、逆転負けを喫した。「4番」から「6番」に下がった新外国人ジャスティン・ボーア内野手は 4打数無安打で、 3戦終えてノーヒットと苦しんでいる。阪神の「開幕3連敗」スタートは20年ぶりで、巨人との開幕 3連戦で「3連敗」を喫したのは初めてとなった。大幅な打線改造も、阪神の20年「初勝利」とはいかなかった。終わってみれば近本の先頭打者アーチによる 1点だけ。矢野監督は試合後、端的に「開幕3連敗」の要因を挙げた。「開幕3連敗」スタートは20年ぶりで、巨人との開幕 3連戦で「3連敗」を喫したのは初めてだ。12球団唯一の勝利なしで、「セ単独最下位」にも沈んだ。だが、まだ 3試合。打開策を探り、悔しさも糧に浮上する。
●近本光司外野手が「先頭打者本塁打」を放った。開幕 3戦目で初の「1番」起用に答えた。 1回無死走者なし。昨季韓国リーグで「17勝」をあげた、新助っ投のエンジェル・サンチェス投手(30=SKワイバーンズ)の 3球目、内角 146キロのカットボールを強振。高々と舞い上がった打球は右翼スタンド中段に着弾した。近本の先頭打者弾は昨年 5月26日のDeNA戦(横浜)で浜口から放って以来、「プロ通算2本目」となった。BS日テレで解説を務める元阪神の赤星憲広氏(44)は称賛した。
●阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手が、この日も満塁の好機で凡退した。この日は、「4番」から「6番」に打順を下げていた。 6点を追う 6回。糸原健斗内野手(27)の四球、糸井嘉男外野手(38)の右前打、さらに福留孝介外野手(43)も四球を選び、二死満塁のチャンスで打席へ。巨人ベンチは、先発のサンチェスから左腕高木京介投手(30)にスイッチした。執拗(しつよう)に外角を攻められ、カウント 2- 2から最後も外角低めへと沈むチェンジアップをバットに当てるので精いっぱい。 2ゴロに倒れ、 2月の実戦から対左腕に23打席で21打数ノーヒットになった。
●阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(30)が 4回 8安打 5失点で今季「初黒星」を喫した。 3回まで 2つの併殺を取り、要所を締めていたが、 4回に「4番」岡本和真内野手(23)に右中間へ「逆転2ラン」を浴びた。この回一気に打ち込まれ5失点。矢野監督は責めなかった。
●阪神「ドラフト6位」の小川一平投手(23)がリベンジに成功した。 6点ビハインドの 7回に登板。先頭岡本を 148キロ速球で 3ゴロに抑えると、中島宏之内野手(37)を右飛、陽岱鋼外野手(33)を中飛に片づけた。結果球はいずれも速球。 1イニング 3者凡退で意地を見せつけた。前日20日のプロ初登板は 1回持たず、 5失点と苦戦。この日は一転して力投。反骨心を示した。
●梅野隆太郎捕手(29)や近本光司外野手ら12選手が父の日の感謝を伝える特別動画が「球団公式ユーチューブチャンネル」で公開された。「ドラフト3位」左腕及川雅貴投手(19=横浜高校)からスタートする約 1分半の映像では、感謝の言葉を選手らがリレー。同チャンネルでは、「こどもの日」や「母の日」でも選手が登場する特別動画を公開しており、それに続く「○○の日」動画第 3弾となった。
●西武、阪神、ロッテで活躍したクレイグ・ブラゼル氏(40)が21日、「日本プロ野球外国人OB選手会」(JRFPA)開催のオンライン交流会に参加した。一時的に生活しているという米国・フロリダからファンと交流。日本でのコーチ就任も期待され「笑顔だった。
記事をまとめてみました。
<巨人 7- 1阪神>◇ 3回戦◇阪神 0勝 3敗 0分◇21日◇東京ドーム
開幕 3戦目の両チームスタメンが発表された。「開幕2連敗」発進の阪神は、大幅に打線を組み替えた。「4番」に好調マルテを起用。開幕から 8打数 0安打の新外国人ボーアは、「6番」に降格した。「3番」には糸井を入れ、昨季「159安打」で「セ・リーグ新人安打記録」を樹立した近本を「1番」に起用。プロ 1年目に慣れ親しんだ打順で、打線の活性化を図った。
阪神のスタメン=東京ドーム
阪神対巨人の第 3回戦のスターティングメンバーが発表され、前日から大きく打順を入れ替えた。
「1番」は、昨季も不動のリードオフマンとして活躍した近本。前日まで「4番」を務めていたボーアは、大きく打順を下げ、「6番」に入った。代わりに「打率0.600」と好調のマルテが「4番」を任された。矢野監督は今季「2番・近本」構想を掲げ、ボーアを「4番」として起用する方針を示してきた。開幕 3戦目で“不動”だったはずの「2番」と「4番」が代わるまさかの事態となった。
20日の巨人対阪神 3回表阪神二死満塁、ジャスティン・ボーア内野手は 2塁ゴロに倒れチャンスを失う=東京ドーム
▼阪神の「開幕カード3連戦3連敗」は、00年横浜(現DeNA)戦以来20年ぶり。星野伸之、湯舟敏郎、ハンセルの 3先発投手がいずれも大量点を失った。
▼巨人との「開幕カード3連戦」は過去に 8度あったが、「3連敗」したのは「球団初」。昨年も巨人戦では初戦から「6連敗」を喫しており、 2年続けて出足につまずいた。
9回表阪神一死、ボーア内野手(手前)が 1ゴロに倒れベンチで厳しい表情の矢野燿大監督=東京ドーム
阪神が逆転負けを喫し、開幕から「3連敗」となった。
前日まで「4番」に座っていたジャスティン・ボーア内野手を「6番」に下げ、「2番」だった近本光司外野手を「1番」に据えるなど、大幅に打線を組み替えて臨んだ第 3戦。近本が 1回に先頭打者本塁打を放ったが、 4回に逆転を許した。改造された打線は終わってみれば、 5安打 1得点。ボーアは 4打数無安打で、この日も「来日初安打」とはいかなかった。巨人との開幕 3連戦で「3連敗」を喫したのは「球団初」。
巨人に敗れ記者の取材を受ける矢野燿大監督=東京ドーム
試合後、矢野燿大監督は「やっぱり多くランナーに出るというところがもっと必要。(調子がいいのは)嘉男(糸井)とマルちゃん(マルテ)ぐらいかな、全体的に。なかなかつながりというのがどうしても…、そういうもんなんだけど。『6番』にJB(ボーア)を動かしたって、そこに回ってくるというのはあること。誰か 1人が打ったから勝つっていうモノでもないけど。ちょっと全体の…、(この 3試合) 2点、 1点、 1点か。どう点を取るとかということを、まず 1人 1人の状態を上げていきながらということになると思う」と話していた。
虎が宿敵巨人相手の開幕カードで3連敗を食らった。大幅に打線を組み替えて臨んだ第3戦。先手を奪ったものの、逆転負けを喫した。「4番」から「6番」に下がった新外国人ジャスティン・ボーア内野手は 4打数無安打で、 3戦終えてノーヒットと苦しんでいる。阪神の「開幕3連敗」スタートは20年ぶりで、巨人との開幕 3連戦で「3連敗」を喫したのは初めてとなった。
◇ ◇ ◇
大幅な打線改造も、阪神の20年「初勝利」とはいかなかった。終わってみれば近本の先頭打者アーチによる 1点だけ。矢野監督は試合後、「点が取れないというのがね」と、端的に「開幕3連敗」の要因を挙げた。
6回表阪神二死満塁、 2ゴロに倒れたジャスティン・ボーア内野手。投手高木京介=東京ドーム
開幕 3戦目で近本「2番」の構想を変更し、「1番」近本のオーダーを組んだ。「4番」にはマルテを据え、ボーアを「4番」から「6番」に下げた。「流れが良くなかったので、変えてみようかなと」(矢野監督)。願ってもない形で試合は始まったが、待望のボーア「来日初安打」の瞬間はこの日も訪れなかった。
6回二死満塁でボーアが打席を迎えたところで巨人ベンチは先発右腕のサンチェスから左腕高木にスイッチ。前日20日に高木から見逃し三振に打ち取られていたボーアは、 2ゴロでまたも結果を残せなかった。ボーアは3戦連続無安打で、開幕から「12打数ノーヒット」。「4番」に入ったマルテもこの日は無安打だった。
矢野監督は「なかなかつながりがどうしても…。『6番』にJB(ボーア)を動かしたって、そこに(好機が)回ってくるというのはあること。( 3試合で) 2点、 1点、 1点か。どう点を取るとか。 1人 1人の状態を上げていきながらということになる」。チームの安打数も 7→ 6→ 5。 1イニング 3安打以上もなく、打線の湿り具合は深刻だ。
ベンチで渋い表情の矢野燿大監督=東京ドーム
「開幕3連敗」スタートは20年ぶりで、巨人との開幕 3連戦で「3連敗」を喫したのは初めてだ。「G倒」に闘志を燃やしていた矢野監督は「いいスタート切りたかったけど、これをバネにしてやるしかない」。12球団唯一の勝利なしで、「セ単独最下位」にも沈んだ。だが、まだ 3試合。打開策を探り、悔しさも糧に浮上する。
▼開幕 1、 2戦で「先発4番」だったボーアが「6番」に降格。阪神の「開幕4番打者」がチーム 3戦目までに「スタメン4番」から外れたのは、1972年(昭47)以来48年ぶり。開幕戦となった同年 4月 9日中日戦ダブルヘッダー第 1試合で、「先発4番」は遠井吾郎。第 2試合で遠井は欠場し、代わりに田淵幸一が「スタメン4番」に入った。
近本光司外野手が「先頭打者本塁打」を放った。
開幕 3戦目で初の「1番」起用に答えた。 1回無死走者なし。昨季韓国リーグで「17勝」をあげた、新助っ投のサンチェスの 3球目、内角 146キロのカットボールを強振。「思いきり強くスイングすることを心掛けて打席に入りました」。高々と舞い上がった打球は右翼スタンド中段に着弾した。「初回から先制点を取ることができて良かったですし、良いイメージを持って次の打席以降も集中していきたいです」と振り返った。
1回表阪神無死、近本光司外野手は「右越え本塁打」を放った=東京ドーム
開幕から 2試合は「2番」として起用され、 9打席無安打。昨季 108試合で務めた慣れ親しんだ「1番」で、今季初安打を「先制ソロ」で飾った。
近本の「先頭打者本塁打」は19年 5月26日のDeNA戦(横浜)以来、プロ入り後 2本目となった。
1回表阪神無死、右越えに「先頭打者本塁打」を放った近本光司外野手。投手エンジェル・サンチェス=東京ドーム
近本光司外野手が21日、巨人との開幕 3戦目に「1番・中堅」で先発出場し、 1回に右翼席へ突き刺す「先頭打者弾」を放った。
「打ったのはカットボール。思いきり強くスイングすることを心掛けて打席に入りました。初回から先制点を取ることができてよかったですし、良いイメージを持って次の打席以降も集中していきたいです」
1回、「先頭打者本塁打」を放った近本光司外野手=東京ドーム
この日、阪神は打順を大幅入れ替え。近本も「2番」から昨季主戦場としていた「1番」に打順が代わった。ここまでの 2試合で 9打数無安打と快音が響いていなかったが、慣れ親しんだ“仕事場”に奮起。巨人先発・サンチェスの 146キロカットボールをたたき、今季初安打は先制の「第1号ソロ」。ファーストスイングで将の起用に応えた。
近本の先頭打者弾は昨年 5月26日のDeNA戦(横浜)で浜口から放って以来、「プロ通算2本目」となった。
1回表阪神無死、右越えに「先頭打者本塁打」を放った近本光司外野手。投手サンチェス=東京ドーム
無観客の中スタートした巨人ー阪神(東京ドーム)の開幕 3戦目。打順が「2番」から「1番」に変更された近本光司外野手が 1回、巨人先発のエンジェル・サンチェス投手が投じた 146キロのカットボールをとらえ、右翼席へ「先頭打者本塁打」を放った。近本は「2番」打者として出場した開幕から 2試合で 9打席無安打だった。
BS日テレで解説を務める元阪神の赤星憲広氏は「昨日までのスイングと違う。『9のゼロ』だとヒットがほしいと思いがちだが、打順が『1番』になったことでいいスイングになった」と称賛した。
1回、「先頭打者本塁打」を放った近本光司外野手=東京ドーム
「開幕3連敗」がなんや! 近本光司外野手が打線てこ入れにすぐさま応えた。初回に巨人サンチェスから右翼席中段へ「今季1号」となる先頭打者アーチを放った。「開幕2番」で20年打線のカギを握る存在になったが、チームの非常事態に昨年の主戦場である「1番」に戻った。開幕から「2戦連続無安打」だったが、快音が響かせた近本が苦戦するチームをけん引する。
◇ ◇ ◇
開始からわずか30秒後だった。近本が電光石火のアーチを描いた。昨季韓国リーグで17勝を挙げた巨人サンチェスの 3球目、内角 146キロカットボールを振りぬいた。打球は高々と舞い上がり、無人の右翼席中段へ着弾。自身 2本目の「先頭打者弾」で宿敵に先制パンチを浴びせた。
1回表阪神無死、先頭打者本塁打を放った近本光司外野手(左端)を迎えるナイン=東京ドーム
開幕 2戦は「2番」で先発出場したが、打線は 2試合で合計 3得点。打線は早くも改造され、「1番」に座った。「打順というよりは初めて対戦する投手だったので、真っすぐに合わせて強くスイングすることと、出塁してチームに勢いをつけることを意識して臨みました」。この日チーム唯一の得点は、近本のバットから生まれた。
昨季は 108試合で「1番」を務めたが、今季は矢野監督が20年打線のキーマンとして「2番」に配置。開幕前の実戦では31試合に出場し、「1番」に座ったのは 6月12日のオリックス戦だけ。それでもその 1試合で、勝ち越し打を含む 2安打 1打点と輝きを放った。開幕 2戦目を終えて 9打席快音がなかったが、慣れ親しんだ打順でようやく出た今季の初安打。それも豪快なアーチで決めた。
1回表阪神無死、近本光司外野手は「右越え本塁打」を放ちベンチ前でナインと笑顔のエアタッチ=東京ドーム
期待が大きいからこそ、求められるレベルも高い。指揮官は「先頭バッターで今日はいいスタートを切ってくれたけど、状態自体はもっと上がると思う。やっぱり多くランナーに出るというところがもっともっと必要」と愛のムチ送った。近本も「その後の打席で仕事ができなかった。反省しなければいけない」と話す通り、この日はソロの 1安打のみ。開幕カードを終えて打率はわずか 7分 7厘。昨季 159安打で「セ・リーグ新人安打記録」を樹立したヒットマンにしては、まだ物足りない。
試合後は「(23日からの)ヤクルト戦に向けて、しっかりと調整していくだけです」と力を込めた。「1番」で調子を上げ、「開幕3連敗」スタートとなったチームを引っ張っていく。
▼近本の初回先頭打者本塁打は、19年 5月26日DeNA戦(横浜)で浜口から打って以来、自身 2本目。
▼阪神の選手の巨人戦での初回先頭打者本塁打は、10年 4月15日(東京ドーム)でマートンが内海から放って以来10年ぶり。日本人では、浅井良が09年 9月16日(東京ドーム)で東野から記録して以来、11年ぶり。
2回表阪神一死、遊ゴロに倒れるジャスティン・ボーア内野手。投手サンチェス=東京ドーム
阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手が、この日も満塁の好機で凡退した。
この日は、「4番」から「6番」に打順を下げていた。 6点を追う 6回。糸原の四球、糸井の右前打、さらに福留も四球を選び、二死満塁のチャンスで打席へ。巨人ベンチは、先発のサンチェスから左腕高木にスイッチした。執拗(しつよう)に外角を攻められ、カウント 2- 2から最後も外角低めへと沈むチェンジアップをバットに当てるので精いっぱい。 2ゴロに倒れ、 2月の実戦から対左腕に23打席で21打数ノーヒットになった。
ボーアは20日の開幕 2戦目でも 2度満塁の好機で凡退していた。試合後には「やり返したい」とリベンジに燃えていたが、かなわず。メジャー通算92発の新助っ人は、チャンスで全く打てていないうえに、開幕 3戦を終えて「12打数無安打」とヒットも出ていない。
2回裏巨人 2死 3塁、ジェラルド・パーラ外野手(手前)に投げ込むガルシア投手=東京ドーム
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手が 4回 8安打 5失点で今季「初黒星」を喫した。
「点を取られたあのイニングが全てだった。ボールが高めに集まってしまい、それをうまく捉えられてしまったし、先制してもらったのに悔しい」。
3回まで 2つの併殺を取り、要所を締めていたが、 4回に「4番」岡本に右中間へ「逆転2ラン」を浴びた。この回一気に打ち込まれ5失点。矢野監督は「ボール自体はそんなに悪いという感じじゃなかったんでね。そういう心配はないかな」と責めなかった。
4回裏巨人無死 1塁、右中間に「逆転2点本塁打」を放った岡本和真内野手。投手ガルシア=東京ドーム
阪神先発オネルキ・ガルシア投手(30)が打者10人の猛攻に沈んだ。
3回まで無失点投球だったが、 1点リードの 4回に暗転。無死 1塁で、岡本に外角速球を完璧に仕留められた。右中間最深部に「逆転2ラン」を被弾。致命的だったのは、その後だ。一死後、陽岱鋼に右中間 2塁打を許し、パーラには内角球で詰まらせながら中前適時打を浴びた。さらに死球を与えて、連続タイムリーでさらに 2失点…。 1イニング 6安打 5失点の惨状だった。
4回 5失点でマウンドを降りたオネルキ・ガルシア投手=東京ドーム
「点を取られたあのイニングがすべてだった。ボールが高めに集まってしまい、うまくとらえられてしまったし、先制してもらったのに悔しい。こういう結果になってしまったので、今日の投球を反省して、次に向けて、もう1度、自分を信じてやっていきたい」
2月の春季キャンプ中から左肩のコンディション不良で出遅れた。当初の開幕日( 3月20日)なら間に合わなかったが、「新型コロナウイルスの感染拡大」で公式戦が延期になり、開幕ローテーションに滑り込んでいた。今季初登板は 4回 5失点。中日時代の18年に「13勝」を挙げた助っ人右腕には、痛恨のスタートになった。
7回裏、阪神3番手で登板した小川一平投手=東京ドーム
阪神「ドラフト6位」の小川一平投手がリベンジに成功した。
6点ビハインドの 7回に登板。先頭岡本を 148キロ速球で 3ゴロに抑えると、中島を右飛、陽岱鋼を中飛に片づけた。結果球はいずれも速球。 1イニング 3者凡退で意地を見せつけた。前日20日のプロ初登板は 1回持たず、 5失点と苦戦。矢野監督は試合後に「プロとして第 1歩を踏み出したわけだから、プロとして、次、リベンジしてくれたらいいんじゃない」と話していた。その言葉どおりに、この日は一転して力投。反骨心を示した。
阪神の梅野隆太郎捕手や近本光司外野手ら12選手が父の日の感謝を伝える特別動画が「球団公式ユーチューブチャンネル」で公開された。
「ドラフト3位」左腕及川からスタートする約 1分半の映像では「お父さん、ありがとう」と、感謝の言葉を選手らがリレー。近本は「お父さん、ありがとう。また球場に来て下さい」と伝え、梅野は「お父さん、いつもありがとう。体調には気をつけて頑張ってね。そしてシーズン通して一生懸命がんばるので応援よろしくお願いします」と言葉を届けた。
同チャンネルでは、「こどもの日」や「母の日」でも選手が登場する特別動画を公開しており、それに続く「○○の日」動画第 3弾となった。
西武、阪神、ロッテで活躍したクレイグ・ブラゼル氏(40)が21日、「日本プロ野球外国人OB選手会」(JRFPA)開催のオンライン交流会に参加した。一時的に生活しているという米国・フロリダからファンと交流。
今年の「セ・リーグ優勝」予想を問われると「阪神に頑張ってほしいね」と即答。日本でのコーチ就任も期待され「楽しそうだね。若い選手や外国人選手、日本人選手にも教えられることはたくさんある。機会があれば行きたいね」と笑顔だった。
09~12年まで阪神でプレーしたクレイグ・ブラゼル氏は21日、「日本プロ野球外国人OB選手会」(JRFPA)開催のオンライン交流会に参加した
「日本プロ野球外国人OB選手会」(JRFPA)主催のオンラインベースボールミーティングが21日に開かれ、西武、阪神、ロッテで活躍したクレイグ・ブラゼル氏(40)が日本のファンと交流した。
現在は米フロリダ州で生活しているというブラゼル氏。日本のプロ野球の開幕を「野球は世界一楽しいスポーツだし、日本のファンは一番素晴らしい。みんなでひとつになって楽しみましょう。『コロナ』なんて関係ないっていえるくらいにね」」と喜んだ。
参加者からセ・リーグの「優勝チーム」を問われると「タイガースを応援しているよ」と笑顔。今季の阪神は外国人選手の活躍も期待されるが、虎に在籍した2010年に「47本塁打」を放った大砲は「自分でいうのもなんだけど、『47本』もホームランを打ったからね。僕を越えるのは難しいかな」とウインクした。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (06月)
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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