●巨人は 1回、「2番」坂本の 3塁打で一死 3塁とし、「3番」丸の 2ゴロの間に先制した。先発田口麗斗投手(24)は 3回まで 3安打無失点に抑えた。阪神は 4回に原口文仁捕手(28)が同点ソロを放った。巨人は 4回一死 3塁から岡本和真内野手(23)の「適時2塁打」、炭谷銀仁朗捕手(32)の押し出し四球で 2点を勝ち越した。巨人は 7回に坂本勇人内野手(30)、岡本、陽岱鋼外野手(33)の適時打、パーラの「1号3ラン」などで 8点を追加。 6回以降小刻みな継投でつなぎ「2連勝」とした。勝ち投手は田口で「1勝」目、負け投手は岩貞祐太投手(28)で「1敗」目。矢野燿大監督(51)が今季初リクエストを成功させた。 2点を追う 6回二死走者なしの場面。 2- 2から陽岱鋼がワンバウンドのフォークを空振り。捕手原口がボールを見失った後、 1塁送球もセーフの判定で振り逃げ成功となった。リクエストのジェスチャー。リプレー検証の結果、アウトに覆った。 7回守備でも本塁クロスプレーを巡ってリクエストしたが、こちらは覆らなかった。
●阪神対巨人の第 2回戦のスターティングメンバーが発表され、大山悠輔内野手(25)が「5番・左翼」で先発出場。左翼でのスタメン出場は公式戦では2018年 8月19日のヤクルト戦(神宮)以来、 671日ぶりとなった。福留孝介外野手(43)に代わって大山、 2塁は糸原健斗内野手(27)に代わって「6番・上本博紀内野手(33)」、遊撃には木浪聖也内野手(25=亜細亜大學OB)に代わって「8番・北條史也内野手(25)」。捕手は原口文仁捕手(28)が務めた。阪神「4番」のジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス )は春季キャンプを含め対左投手相手に、18打席無安打(16打数無安打 2四球)と、左投手を苦にしているだけに右打者の奮起が勝利の鍵となりそうだ。
●昨季大腸がんから奇跡の復活を遂げた阪神原口文仁捕手が「今季1号ソロ」を放った。 0- 1の 4回二死走者なし。巨人田口の初球、高めに浮いた 140キロ直球を左翼スタンドへ運んだ。見逃せばボール球だったが、会心の当たりで一時試合を振り出しに戻した。 6月 6日のソフトバンクとの練習試合(甲子園)以来のアーチで、東京ドームに限れば、19年 7月12日のオールスター以来、約 1年ぶりの快音だった。
●阪神の「2番」近本光司外野手(25)が今季初盗塁を記録した。 7回一死 1、 2塁から 1ゴロ併殺崩れの間に出塁。二死 1、 3塁から続くジェフリー・マルテ内野手(28)の初球で 2塁を陥れた。今季は開幕から 2試合で 9打数無安打と苦しむが、持ち味の機動力を発揮した。
●阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手が、 2度の満塁機で凡退した。まずは 1点ビハインドの 3回。二死満塁で、左腕田口の外角低めスライダーをひっかけて平凡な 2ゴロに終わった。 7回は 2点ビハインドの二死満塁満塁で、代わったばかりの左腕高木京介投手(30)にしつこく外角を攻められ、最後は 147キロ直球に手が出ず見逃し三振。反撃のチャンスを逃し、 7回の守備からベンチへ下がった。元巨人で野球解説者の江川卓氏(65)が、20日放送の日本テレビ系「DRAMATIC BASEBALL2020 巨人×阪神 開幕第2戦」(後 2:0)で解説を担当。阪神の「3番」マルテ、「4番」ボーアについて言及した。実況を務める日本テレビの佐藤義朗アナウンサー(34)が紹介。元阪神の「2年連続三冠王」、ランディ・バース氏(66)と名勝負を繰り広げた江川氏は指摘。
●「2年連続主将」を務める糸原健斗内野手が、今季初安打を放った。 7回に北條の代打で出場。「3番手」チアゴ・ビエイラ投手(27=ワイトソックス)の 7球にわたる 150キロ超えの直球を見極めて、四球で出塁。 2打席目の 9回無死走者なしでは、「6番手」藤岡投手投手(30)の真ん中高め 143キロ直球をきれいに中前に運んだ。
●阪神先発岩貞祐太投手は先手を許す今季初登板になった。岩貞祐太投手が 6回 4安打 3失点で初黒星を喫した。直球で押し込んで調子の良さを見せていたが、 1- 1で迎えた 4回に押し出しを含む 3四球で 2失点。悔いを残した。
●阪神「ドラフト6位」の小川一平投手(23)は、ほろ苦いプロ初登板になった。 7回から「2番手」で登板。先頭パーラに右前打を打たれ、自らの暴投と失策、さらに四球も重なって無死満塁とされた。打順は「1番」に戻り、前日「決勝2ラン」を放った吉川尚輝内野手(25)は、 150キロ直球で空振り三振に打ち取ったが、坂本に左前適時打、岡本にも右前適時打を許したところで降板。「3番手」の谷川昌希投手(27)も打ち込まれ、小川は 1回もたず 5失点(自責 1)で 1軍初登板を終えた。ベンチに帰ると、目に涙を浮かべた表情を見せた。矢野監督も高評価していた右腕が、プロの洗礼を浴びた。小川は前夜に「逆転2ラン」を放った吉川尚と丸佳浩外野手(30)から、直球で空振り三振を奪うなど持ち味も見せた。次のチャンスについて矢野監督は即答。東海大九州から入った本格派右腕「一平ちゃん」のプロ生活は始まったばかりだ。
●能見篤史投手が41歳シーズンの初登板を果たした。「4番手」で 8回のマウンドに上がり、先頭の大城卓三捕手(27)から内角低めの直球で見逃し三振を奪うと、石川を中飛、増田大輝内野手(26)を左飛と 9球で 3者凡退に仕留めた。最速は 146キロを計測。大差がついての登板だったが、安定感ある投球を見せた。
記事をまとめてみました。
<巨人11x- 1阪神>◇ 2回戦◇阪神 0勝 2敗 0分◇20日◇東京ドーム
巨人は 1回、「2番」坂本の 3塁打で一死 3塁とし、「3番」丸の 2ゴロの間に先制した。先発田口は 3回まで 3安打無失点に抑えた。
阪神は 4回に原口が同点ソロを放った。巨人は 4回一死 3塁から岡本の「適時2塁打」、炭谷の押し出し四球で 2点を勝ち越した。
巨人は 7回に坂本、岡本、陽岱鋼の適時打、パーラの「1号3ラン」などで 8点を追加。 6回以降小刻みな継投でつなぎ「2連勝」とした。勝ち投手は田口で「1勝」目、負け投手は岩貞で「1敗」目。
7回裏巨人二死満塁、小川一平投手は岡本和真内野手に右前適時打を打たれたところで降板する=東京ドーム
矢野燿大監督が今季初リクエストを成功させた。 2点を追う 6回二死走者なしの場面。 2- 2から陽岱鋼がワンバウンドのフォークを空振り。捕手原口がボールを見失った後、 1塁送球もセーフの判定で振り逃げ成功となった。指揮官はすかさずリクエストのジェスチャー。リプレー検証の結果、アウトに覆った。
7回守備でもセーフと判定された本塁クロスプレーを巡ってリクエストしたが、こちらは覆らなかった。
阪神対巨人の第 2回戦のスターティングメンバーが発表され、大山悠輔内野手(25)が「5番・左翼」で先発出場。左翼でのスタメン出場は公式戦では2018年 8月19日のヤクルト戦(神宮)以来、 671日ぶりとなった。
この日の巨人先発は左腕の田口。左対策として猛虎打線は前日の開幕戦から大幅に選手を変更し、右打者が名を連ねた。福留に代わって大山、 2塁は糸原に代わって「6番・上本」、遊撃には木浪に代わって「8番・北條」。捕手は原口が務め、岩貞とバッテリーを組む。
阪神「4番」のボーアは春季キャンプを含め対左投手相手に、18打席無安打(16打数無安打 2四球)と、左投手を苦にしているだけに右打者の奮起が勝利の鍵となりそうだ。
巨人対阪神 4回表阪神二死、左越えに同点ソロ本塁打を放った原口文仁捕手=東京ドーム
昨季大腸がんから奇跡の復活を遂げた阪神原口文仁捕手が「今季1号ソロ」を放った。
0- 1の 4回二死走者なし。巨人田口の初球、高めに浮いた 140キロ直球を左翼スタンドへ運んだ。「サダ(岩貞)が粘りのピッチングをしてくれていますし、2死からなんとか形を作ろうと思って打席に入りました。追い付けて良かったですし、ベンチの雰囲気も良いので、このまま一気に勝ち越したいです」。見逃せばボール球だったが、会心の当たりで一時試合を振り出しに戻した。
6月 6日のソフトバンクとの練習試合(甲子園)以来のアーチで、東京ドームに限れば、19年 7月12日のオールスター以来、約 1年ぶりの快音だった。
巨人対阪神 4回表阪神二死、原口文仁捕手は左越え本塁打を放った=東京ドーム
「伝統の一戦」で屈辱の「2連敗」。巨人の先発が左腕・田口とあって、開幕 2戦目にして「5番」以降の 4人に右打者を並べたが、わずか 1点。その意地の 1点をたたき出したのは「7番・捕手」で初先発した原口だった。
「サダ(岩貞)も粘っていたので何とかしたいという気持ちでしたし、しっかりスイングした結果がホームランという形になってよかった」
0- 1の 4回二死、田口の高めの 140キロ直球を振り抜いた。見逃せばボールという悪球を、左翼席へ放り込んだ。一時同点とする「今季1号」。19日に西勇が「チーム1号」を放ったが、野手では最初の一発だ。ベンチに戻ると、ボーアの「ファイアボール」のパフォーマンスで盛り上げた。
巨人対阪神 4回表阪神二死、原口文仁捕手(右)に同点ソロ本塁打を浴びた田口麗斗投手=東京ドーム
守備でも魅せた。 6回一死 1塁でスタートを切った代走・重信をドンピシャの送球で刺殺。さらに同じく俊足の陽岱鋼が暴投で振り逃げを試みると、体勢を崩しながらも素早く 1塁に送球した。一度はセーフの判定もリクエストで覆り、 2つのアウトを連続で奪った。
開幕 2戦目で梅野に代わって任されたスタメンマスク。 6月の練習試合から岩貞が先発する試合では、すべて原口が受けてきた。シーズンでもコンビは継続。まだ正捕手争いは続く。もっといい選手になりたい。だからこそ、反省の言葉ばかりが口をついた。
「坂本さんを抑えないと失点につながってしまうという意識を持っていたが、打たせてしまったところは反省したい」
巨人対阪神 4回表阪神二死、同点ソロ本塁打を放った原口文仁捕手(左から 2人目)に「かめはめ波」ポーズを見せる矢野燿大監(中央)ら=東京ドーム
警戒していた巨人の「2番・坂本」には、いずれも失点に絡む 3安打を許した。 7回にはプロ初登板の「D6位・小川」(東海大九州)が 5失点(自責は 1)。代わった谷川も勢いを止められなかった。「緊張があるなか、もっと手助けをしてあげられた。ビッグイニングにしてしまったのは自分自身の中で反省しなければいけない」と猛省した。
とはいえ今季、野手としてチーム初打点を記録し、守備でも奮闘した原口を、矢野監督は「向こうの代走の選手に対して、すばらしい送球だった。打撃もフミ(原口)らしい」と評価した。
これからも続く正捕手争い。勝つことが何よりのアピールとなる。次こそ勝利をつかみ、虎一番の女房役に躍り出る。
阪神の「2番」近本光司外野手が今季初盗塁を記録した。
7回一死 1、 2塁から 1ゴロ併殺崩れの間に出塁。二死 1、 3塁から続くマルテの初球で 2塁を陥れた。昨季は「36盗塁」をマークし、「史上2人目」となるルーキーでの「盗塁王」を獲得。今季は開幕から 2試合で 9打数無安打と苦しむが、持ち味の機動力を発揮した。
阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手が、 2度の満塁機で凡退した。
まずは 1点ビハインドの 3回。二死満塁で、左腕田口の外角低めスライダーをひっかけて平凡な 2ゴロに終わった。 7回は 2点ビハインドの二死満塁満塁で、代わったばかりの左腕高木にしつこく外角を攻められ、最後は 147キロ直球に手が出ず見逃し三振。反撃のチャンスを逃し、 7回の守備からベンチへ下がった。
この日も左腕相手に 4打席立って安打は生まれず。これで左腕に対しては 2月の実戦から22打席、20打数無安打になった。
巨人対阪神 2回表阪神無死、 1ゴロに倒れたボーア内野手。投手田口麗斗=東京ドーム
阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手は20日の巨人戦(東京ドーム)に出場したが、 2度の満塁で凡退して途中交代した。
2点を追う 7回、塁が埋まったところで打席へ。目の前で投入された左腕の高木に対し、 1ボールから 3球連続の見逃しで三振に倒れた。 3回二死満塁でも、田口に 2ゴロ。開幕前の実戦で16打数無安打と苦戦した左投手に、この日も 4打数無安打と封じられた。前日19日の開幕戦に続き、来日初安打はならなかった。
3回表阪神二死満塁、 2ゴロに倒れたジャスティン・ボーア内野手=東京ドーム
元巨人で野球解説者の江川卓氏が、20日放送の日本テレビ系「DRAMATIC BASEBALL2020 巨人×阪神 開幕第2戦」(後 2:0)で解説を担当。阪神の「3番」マルテ、「4番」ボーアについて言及した。
5回、二死の場面でマルテが打席に入ると、巨人の先発・田口は低めを中心に配球。しかしマルテは手を出さず、江川氏は「低めの引っかかりそうなボールには全く振りませんからね。非常にこれはいい所ですよね」と評価。さらに田口は低めのスライダーで攻めたが、マルテはバットを出さずに四球を選んだ。これに江川氏は「ボールなんですけどね。通常は90%以上は振りますよ。なんで振らないんだっていうくらいいい所ですけどね」と選球眼をたたえた。
5回、 2ゴロに倒れたジャスティン・ボーア内野手=東京ドーム
続くボーアが登場すると、実況を務める日本テレビの佐藤義朗アナウンサーが「あの“バースの再来”と言われています」と紹介。元阪神の「2年連続三冠王」、ランディ・バース氏と名勝負を繰り広げた江川氏は「バースは外側のストレートはレフトの方に打てましたからね。ボーアの方が少し引っ張り気味。 9割、引っ張りですからね。外側の逃げていくボールはきついかもしれませんね」と指摘。ボーアは外めのストレートを引っ張り、 2ゴロに打ち取られた。
9回表阪神無死、中前打を放った糸原健斗内野手。投手藤岡投手投手=東京ドーム
「2年連続主将」を務める糸原健斗内野手が、今季初安打を放った。
7回に北條の代打で出場。「3番手」ビエイラの 7球にわたる 150キロ超えの直球を見極めて、四球で出塁。 2打席目の 9回無死走者なしでは、「6番手」藤岡の真ん中高め 143キロ直球をきれいに中前に運んだ。相手先発が左腕田口のためスタメンを外れたが、途中出場で結果を残した。
阪神の先発岩貞祐太投手=東京ドーム
岩貞祐太投手が 6回 4安打 3失点で初黒星を喫した。
「最少失点でなんとか粘りたかったですが、勝ち越された場面は四球絡みの失点だったので、もったいなかったです」。直球で押し込んで調子の良さを見せていたが、 1- 1で迎えた 4回に押し出しを含む 3四球で 2失点。「球自体は良かったと感じていただけに、勝負どころで粘ることができず悔しいです」と悔いを残した。
5回裏、岩貞祐太投手は巨人打線相手に粘投を見せる=東京ドーム
阪神先発岩貞祐太投手は先手を許す今季初登板になった。
1回、坂本に左中間フェンス直撃の 3塁打を許し、丸の 2ゴロの間に先制点を許した。細かい制球を欠いたのは、同点に追いついた直後の 4回だ。一死 3塁で岡本に内角低めスライダーをさばかれ、左翼線に「適時2塁打」を浴びた。さらに 2四球で満塁のピンチを背負い、炭谷に押し出し四球で失点を重ねた。この日は 6回 3失点。
「最少失点でなんとか粘りたかったですが、勝ち越された場面は四球絡みの失点だったので、もったいなかったです。自分自身で球自体は良かったと感じていただけに、勝負どころで粘ることができず悔しいです」と振り返った。
巨人対阪神 6回裏巨人二死、打者陽岱鋼外野手のとき、指をさす岩貞祐太投手=東京ドーム
阪神「ドラフト6位」の小川一平投手(23)は、ほろ苦いプロ初登板になった。
7回から「2番手」で登板。先頭パーラに右前打を打たれ、自らの暴投と失策、さらに四球も重なって無死満塁とされた。打順は「1番」に戻り、前日「決勝2ラン」を放った吉川尚は、 150キロ直球で空振り三振に打ち取ったが、坂本に左前適時打、岡本にも右前適時打を許したところで降板。「3番手」の谷川も打ち込まれ、小川は 1回もたず 5失点(自責 1)で 1軍初登板を終えた。
ベンチに帰ると、目に涙を浮かべた表情を見せた。矢野監督も高評価していた右腕が、プロの洗礼を浴びた。
巨人対阪神 7回裏、阪神「2番手」で登板した小川一平投手=東京ドーム
阪神の「ドラフト6位・小川一平投手」が20日、巨人戦(東京ドーム)の 7回からプロ初登板した。
先頭のパーラに左前打を許すと、続く炭谷の投犠打の処理で失策。代打・大城には四球を与えて満塁とし、一死から坂本に適時打を浴びて失点した。さらに二死満塁で「4番・岡本」にも適時打を許し、 2/3回で降板。「3番手・谷川」も打ち込まれ、小川は 3安打 1四球 5失点と、ほろ苦いデビュー戦となった。
7回、投球する小川一平投手=東京ドーム
阪神「ドラフト6位」小川一平投手は、 2/3回を 3安打 5失点と悔しいデビュー戦となった。
1- 3の 7回に先発岩貞の後を受けて登板。先頭パーラに 2球ボールが続き、 3球目の 151キロ直球を右前に運ばれた。暴投で 2塁に進めると、炭谷の犠打をファンブルし無死 1、 3塁。続く大城には四球と悪い流れは止まらず、一死満塁で坂本、二死満塁から岡本に適時打を浴び、降板となった。「3番手」の谷川も押し出し四球に 3ランなど、この回だけで 8点を失った。
苦さの詰まった31球だった。ただ矢野監督は「プロとして、第 1歩を踏み出したわけだから、プロとしてまた次リベンジしてくれたらいいんじゃない」と小川の背中を押した。 2点ビハインドでの起用。点差をキープして打線の反発を待つ大事な役回りを託した意図を明確に示した。
7回裏巨人一死満塁、坂本勇人内野手(後方)に適時打を浴びた小川一平投手=東京ドーム
「そこまでの俺の評価。俺も一平ちゃんには言っていたけれど、抑えてくれたらうれしいけど、どの結果でも初登板は絶対緊張するし、うまくいかなかったとしてもお前の財産になるから。だから思い切って投げきってくれたら、と」
過密日程でブルペンの総合力が求められるシーズン。緊迫した場面で登板機会を与えて、経験値を今後の糧にしてもらう戦略的なマウンドだった。指揮官の期待値、親心がこもっていた。
小川は前夜に「逆転2ラン」を放った吉川尚と丸から、直球で空振り三振を奪うなど持ち味も見せた。次のチャンスについて矢野監督は「もちろんもちろん。ボールも悪いとか、そんな感じじゃないんで」と即答。東海大九州から入った本格派右腕「一平ちゃん」のプロ生活は始まったばかりだ。
8回裏、阪神「4番手」で登板した能見篤史投手=東京ドーム
能見篤史投手が41歳シーズンの初登板を果たした。
「4番手」で 8回のマウンドに上がり、先頭の大城から内角低めの直球で見逃し三振を奪うと、石川を中飛、増田大を左飛と 9球で 3者凡退に仕留めた。最速は 146キロを計測。大差がついての登板だったが、安定感ある投球を見せた。
※ 6月21日の予告先発は、巨人・エンジェル・サンチェス投手(30=SKワイバーンズ )ー阪神・オネルキ・ガルシア投手(30)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (06月)
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
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