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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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近本&DeNA梶谷、史上15度目の両軍先頭弾!近本、42年ぶり甲子園の先頭弾返しで猛攻呼ぶ!

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●阪神-DeNA 4回戦が開催される甲子園は午後 4時に開門した。客を入れて試合を実施する初日。観客はサーモグラフィーによる体温チェックを受け、 1メートル以上の間隔を空けて入場。球場内のビジョンには試合観戦に関するお願いが映し出され、マスクの着用やこまめな消毒などが呼びかけられた。また、内野グラウンドからファウルゾーンにかけて全面シートが敷かれていたが、午後 4時過ぎにはがされ始めた。試合が始まると、ファンは拍手やメガホンをたたいて選手に声援を送った。阪神ファンの曽我部始さん(50代)と優子さん(40代)は、この日のために購入した阪神柄のマスクを着用。元々この日のチケットを持っていたが、ネットで再購入した際は約1時間ほど購入までに時間がかかったという。毎年6回ほど観戦。メガホンやジェット風船を使って応援していたが、新たな応援方法を事前に調べ、この日はジェット風船の絵と「勝つで」の文字が書かれた手作りボードを持参した。始さんは笑顔だった。甲子園の年間シートを 6年連続で買っていたという淀谷浩二さん(50代)は、今季ここまでの試合はテレビ観戦。「新型コロナウイルス感染予防」もばっちり。淀谷さんとともに訪れた大高太治さん(43)は、阪神西勇のユニホームを着用。この日が初観戦で心待ちにしていた。阪神ボーアのユニホームを着た渡部裕之さん(54)は、急ぎ足で球場へ。誰もがこの日を待っていた。両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が青柳晃洋投手(26)で、DeNAが大貫晋一投手(26)。阪神は大山悠輔内野手(25)を 3試合連続で「4番」に起用。現在「3試合連続マルチ安打」と好調の男が、チームを「4連勝」へと導けるか。左ふくらはぎの張りを訴えているジェフリー・マルテ内野手(28)は、試合前練習では屋内でフリー打撃を行っていたが、この日もベンチスタートとなった。

●早速有観客の力を発揮? 阪神とDeNAが有観客試合となった初日に、両軍が先頭打者アーチを放つという珍しい光景が生まれた。まずはDeNAの「1番」梶谷隆幸外野手(31)だ。阪神の先発青柳の 3球目、内角 131キロカットボールを引っ張り、右翼席に「先制ソロ」を放った。その裏、阪神の「1番」近本光司外野手(25)も続いた。DeNAの先発大貫の 3球目、内角低め 129キロスプリットを右中間スタンドへ。“先頭打者アーチ返し”ですぐに同点に追いついた。近本も球場に駆け付けたファンへ感謝した。その後は「2番」糸原健斗内野手(27)が 3塁打を放ち、「3番」糸井嘉男外野手(38)の遊ゴロの間に逆転。さらに「4番」大山にも左翼への「3号ソロ」が生まれた。有観客試合が始まった日の初回に 3点を奪い、早くも打線爆発の予感を漂わせた。大山は 5日の広島戦(マツダ)以来 2試合ぶりの 1発で、直近 4試合では 3発目。「虎の和製大砲」が量産態勢に入った。

●阪神-DeNA戦は初回表に梶谷隆幸外野手、初回裏に近本光司外野手が先頭打者本塁打を放った。両軍が初回先頭打者本塁打は19年 6月21日、交流戦で荻野貴司外野手(ロッテ=34)と山田哲人内野手(ヤクルト=27)が打ち合って以来、プロ野球 15度目。セ・リーグでは08年 7月15日の荒木雅博内野手(中日=42)と高橋由伸外野手(巨人=45)以来 6度目。甲子園球場では78年 6月 7日の高木守道内野手(中日=78歳没)と中村勝広内野手(阪神=66歳没)に次いで 2度目。阪神が今季12球団初の 5回「雨天コールド」で「4連勝」を決めた。

●キャプテン糸原健斗内野手が攻守で勝利に貢献した。バットでは1回、近本の先頭打者アーチで同点に追いついた直後。大貫から右翼フェンス直撃の 3塁打を放って勝ち越し点のチャンスメーク。糸井の遊ゴロで決勝ホームを踏んだ。

●大山悠輔内野手が、 3試合連続の「4番」起用に応える豪快なアーチを放った。近本の先頭打者アーチと糸井の内野ゴロの間に逆転し、 2- 1で迎えた 1回の第1打席。一死走者なしで、DeNAの先発大貫の 3球目、 137キロカットボールを振りぬいた。打球は降りしきる雨を切り裂いて、まばらにファンが座る左翼スタンドへ。リードを広げる「3号ソロ」になった。大山は 5日の広島戦(マツダ)以来 2試合ぶりの 1発で、直近4試合では 3発目。「虎の和製大砲」が量産態勢に入った。 4日の広島戦で、左ふくらはぎの張りを訴えたマルテに代わって途中出場し、今季「1号」。矢野監督は翌日、ボーアではなく大山に主砲の席を渡し、翌 5日に 2戦連発で応えた。この日から有観客試合となり、ファンの前で「4番」はオレをアピールする強烈アーチを放った。雨の甲子園で「4番大山」が輝いた。

●ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)とジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)の新助っ人野手コンビも初の有観客試合で快音をひびかせた。

●阪神先発の青柳晃洋投手が雨の甲子園でファンの声援を力に変えた。 5回 4安打 2失点。泥だらけになってつかんだ「2勝」目は、今季最長の「チーム4連勝」をもたらした。 1点差に詰め寄られた 5回二死 1塁。青柳が1球を投じるたびに、拍手が球場を包み込み、次第に手拍子へと変わっていった。ぬかるんだマウンドに足をとられ、何度も体勢を崩しながら、粘るソトに必死に投げ続けた。カウント 2- 2からの 8球目、外角低めに決めたスライダーで空振りを奪った。今季初めてのファンのエールに背中を押され、 5回を投げきった。その後雨が激しくなり、そのままコールドで試合終了。もし、ネフタリ・ソト外野手(30)に打たれていたら、雨で中断し、ゲーム自体が成立しなかったかもしれない。女房役の梅野隆太郎捕手(29)も青柳をもりたてた。青柳は天候不良で登板日がずれることが多いが、ファンの存在に感謝していた。

●阪神は10日、 8月 1~ 6日まで甲子園で開催する 5試合で、入場者数の上限を 7月中の5000人から 1万8000人に引き上げると発表した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3x- 2DeNA>◇ 4回戦◇阪神 2勝 2敗 0分◇10日◇阪神甲子園球場

 阪神-DeNA 4回戦が開催される甲子園は午後 4時に開門した。客を入れて試合を実施する初日。観客はサーモグラフィーによる体温チェックを受け、 1メートル以上の間隔を空けて入場。球場内のビジョンには試合観戦に関するお願いが映し出され、マスクの着用やこまめな消毒などが呼びかけられた。

 また、内野グラウンドからファウルゾーンにかけて全面シートが敷かれていたが、午後 4時過ぎにはがされ始めた。

 アルコール消毒をして球場に入るファン=阪神甲子園球場

 甲子園にファンが戻ってきた! 有観客試合初日のこの日、甲子園は午後 4時に開門した。試合が始まると、ファンは拍手やメガホンをたたいて選手に声援を送った。

 有観客試合初戦となった10日阪神-DeNA戦に訪れた曽我部始さん(左)と優子さんは、この日のために購入した阪神柄のマスクを着用し、ジェット風船の絵が描かれた手作りボードを持参した=阪神甲子園球場

 阪神ファンの曽我部始さんと優子さんは、この日のために購入した阪神柄のマスクを着用。元々この日のチケットを持っていたが、ネットで再購入した際は約1時間ほど購入までに時間がかかったという。毎年6回ほど観戦。メガホンやジェット風船を使って応援していたが、新たな応援方法を事前に調べ、この日はジェット風船の絵と「勝つで」の文字が書かれた手作りボードを持参した。始さんは「やっと来たな、という感じです」と笑顔だった。

 有観客で試合を行う甲子園球場で試合を心待ちにするファンら=阪神甲子園球場

 甲子園の年間シートを 6年連続で買っていたという淀谷浩二さんは、今季ここまでの試合はテレビ観戦。「今日のチケットが発売されてすぐに買いました。中で買えるか分からないので、軽食を持ってきました。消毒や手洗いはこまめにしようと思います」と「新型コロナウイルス感染予防」もばっちり。淀谷さんとともに訪れた大高太治さんは、阪神西勇のユニホームを着用。この日が初観戦で「静岡県出身で中日ファンだったんですが、大阪にずっと住んでいるのでみんなと楽しもうと思って、今年から阪神ファンになりました。めっちゃ楽しみにしていました」と心待ちにしていた。

 試合前の阪神ファン=阪神甲子園球場

 阪神ボーアのユニホームを着た渡部裕之さんは、「 2、 3週間前に買いました。キャンプでも見ていたし、ボーアにかけな仕方ないと思っていた。買うか正直迷いましたが…昨日打ったから着られました!」と急ぎ足で球場へ。誰もがこの日を待っていた。

 両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が青柳晃洋投手で、DeNAが大貫晋一投手。阪神は大山を 3試合連続で「4番」に起用。現在「3試合連続マルチ安打」と好調の男が、チームを「4連勝」へと導けるか。左ふくらはぎの張りを訴えているマルテは、試合前練習では屋内でフリー打撃を行っていたが、この日もベンチスタートとなった。

 

 早速有観客の力を発揮? 阪神とDeNAが有観客試合となった初日に、両軍が先頭打者アーチを放つという珍しい光景が生まれた。

 まずはDeNAの「1番」梶谷だ。阪神の先発青柳の 3球目、内角 131キロカットボールを引っ張り、右翼席に「先制ソロ」を放った。

 その裏、阪神の「1番」近本も続いた。DeNAの先発大貫の 3球目、内角低め 129キロスプリットを右中間スタンドへ。“先頭打者アーチ返し”ですぐに同点に追いついた。近本も「打った瞬間は入るとは思わなかったですが、ファンの方の声援が打球を後押ししてくれたと思います」と球場に駆け付けたファンへ感謝した。

 その後は「2番」糸原が 3塁打を放ち、「3番」糸井の遊ゴロの間に逆転。さらに「4番」大山にも左翼への「3号ソロ」が生まれた。有観客試合が始まった日の初回に 3点を奪い、早くも打線爆発の予感を漂わせた。

  1回裏阪神無死、近本光司外野手は「中越え同点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 DeNA梶谷、阪神近本の「1番打者」が初回に先頭打者アーチを記録。阪神は「4番」大山の「3号ソロ」などでこの回 3点を奪った。

  5回表を終えて降雨中断。天候は回復せず 5回コールドで試合終了。阪神は「4連勝」。先発青柳は今季「2勝」目を挙げた。敗れたDeNAは大貫が「2敗」目。

 DeNA梶谷、阪神近本の「1番打者」が初回に先頭打者アーチを記録。阪神は「4番」大山の「3号ソロ」などでこの回 3点を奪った。

  5回表を終えて降雨中断。天候は回復せず 5回コールドで試合終了。阪神は「4連勝」。先発青柳は今季「2勝」目を挙げた。敗れたDeNAは大貫が「2敗」目。

 早速有観客の力を発揮? 阪神とDeNAが有観客試合となった初日に、両軍が先頭打者アーチを放つという珍しい光景が生まれた。

 まずはDeNAの「1番」梶谷だ。阪神の先発青柳の 3球目、内角 131キロカットボールを引っ張り、右翼席に「先制ソロ」を放った。

 その裏、阪神の「1番」近本も続いた。DeNAの先発大貫の 3球目、内角低め 129キロスプリットを右中間スタンドへ。“先頭打者アーチ返し”ですぐに同点に追いついた。近本も「打った瞬間は入るとは思わなかったですが、ファンの方の声援が打球を後押ししてくれたと思います」と球場に駆け付けたファンへ感謝した。

 その後は「2番」糸原が 3塁打を放ち、「3番」糸井の遊ゴロの間に逆転。さらに「4番」大山にも左翼への「3号ソロ」が生まれた。有観客試合が始まった日の初回に 3点を奪い、早くも打線爆発の予感を漂わせた。

  1回裏阪神一死、左越え本塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が、 3試合連続の「4番」起用に応える豪快なアーチを放った。

 近本の先頭打者アーチと糸井の内野ゴロの間に逆転し、 2- 1で迎えた 1回の第 1打席。一死走者なしで、DeNAの先発大貫の 3球目、 137キロカットボールを振りぬいた。打球は降りしきる雨を切り裂いて、まばらにファンが座る左翼スタンドへ。リードを広げる3号ソロになった。

 「いい流れで回ってきたので、その流れに乗って打つことができました。ここからも気を引き締めて頑張ります」。

 大山は 5日の広島戦(マツダ)以来 2試合ぶりの 1発で、直近 4試合では 3発目。「虎の和製大砲」が量産態勢に入った。

  1回裏阪神一死、大山悠輔内野手は「左越え本塁打」を放ち笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 阪神が 5回「雨天コールド」で連勝を「4」に伸ばした。先発青柳は初回、「1番」梶谷に先頭打者アーチを許したが、その裏に「1番」近本が“先頭打者アーチ返し”ですぐに同点に追いついた。さらに糸原が 3塁打を放ち、糸井の遊ゴロの間に生還し勝ち越し。大山の「3号ソロ」も飛び出して、試合を有利に進めた。

 青柳は 2点リードの 5回、二死 2塁から梶谷に左前適時打を許して 1点差に詰め寄られた。雨は激しくなり、マウンド状況は厳しかったが、続くソトにインコースを攻め続け、最後は外角低めに沈んでいくスライダーで空振り三振。 5回表のDeNAの攻撃が終わったところで試合が中断され、その後、「雨天コールド」が決まり、阪神に勝利をつかんだ。青柳は今季「2勝目( 1敗)」。

 この日から有観客試合となったプロ野球。降りしきる雨でも甲子園で応援し続けたファンに、忘れらない1勝を届けた。

 矢野燿大監督にとっても忘れられない勝利。主なコメントは以下の通り。

-今日は忘れられない日になると言われていたが

 矢野監督 初めてお客さんに入ってもらう試合で、また雨で 5回で。本当に忘れられないですし、僕の一生の思い出に残る 1勝かなと思います。

-ファンの存在は違う

 矢野監督 そうですね。最後もあと1人のところで『青柳、頑張れ』という声がスタンドから。僕が座っているところ、そこでも声聞こえていましたし、やっぱりファンの人の声援は僕らの大きな力になるなと。今日はまだ制限ありますけど、それでも強く感じました。

-最後はどんな気持ちでファンにあいさつを

 矢野監督 スタンドでずっと雨にぬれながら、最後までいてくれたファンに、最後、勝利の喜びを一緒に感じとれたのはうれしく思いますし、こんな大変な中、来てくれたことに感謝しています。

 

 阪神-DeNA戦は初回表に梶谷隆幸外野手、初回裏に近本光司外野手が先頭打者本塁打を放った。

 両軍が初回先頭打者本塁打は19年 6月21日、交流戦で荻野(ロッテ)と山田哲(ヤクルト)が打ち合って以来、プロ野球 15度目。セ・リーグでは08年 7月15日の荒木(中日)と高橋由(巨人)以来 6度目。甲子園球場では78年 6月 7日の高木守(中日)と中村勝(阪神)に次いで 2度目。

  1回裏阪神無死、中越え本塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場

 阪神が今季12球団初の 5回「雨天コールド」で「4連勝」を決めた。

 阪神先発の青柳は立ち上がり、「1番」梶谷に先頭打者アーチを許したが、その裏に「1番」近本が“先頭打者アーチ返し”ですぐに同点に追いついた。その後糸原が 3塁打を放ち、糸井の遊ゴロの間に糸原が生還し逆転。直後に大山の「3号ソロ」も飛び出し、一気に試合を有利に進めた。

  1回裏阪神無死、近本光司外野手は「中越え同点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 青柳は 2点リードの 5回、二死 2塁から梶谷に左前適時打を許して 1点差に詰め寄られた。雨は激しくなり、マウンド状況は最悪だったが、続くソトにインコースを攻め続け、最後は外角低めに沈んでいくスライダーで空振り三振。 5回表のDeNAの攻撃が終わったところで試合が中断され、午後 8時ごろに「雨天コールド」が発表されて阪神に勝利が転がりこんだ。青柳は今季「2勝目( 1敗)」。

 この日から有観客試合となったプロ野球。降りしきる雨でも甲子園で応援し続けたファンに、忘れらない「1勝」を届けた。

  1回裏阪神無死、近本光司外野手(手前)の中越え同点本塁打にガッツポーズする矢野燿大監督=阪神甲子園球場

 阪神は甲子園でDeNAに 5回降雨コールド勝ちを決めて「4連勝」。 1点を追う初回、近本光司外野手の先頭打者弾が逆転の呼び水となった。近本は「ファンの声援が後押ししてくれた」と感謝。球場にファンが戻り、猛虎ナインは心強い声援を力に逆襲を期す。

◇    ◇     ◇

 「虎の切り込み隊長」が待ちわびたファンを沸かせた。 1回、先頭近本がDeNA大貫の 3球目スプリットをとらえた。打球は降りしきる雨を切り裂いてバックスクリーン右横へ一直線。大声での声援が禁止された甲子園で、思わずドッと歓声が起きた。その直後に拍手とメガホンの音が鳴り響いた。打った近本は、白球を押し上げたファンの思いを感じ取った。

  1回裏阪神無死、中越え本塁打を放った近本光司外野手をエアタッチで迎えるナインと、拍手で迎えるファン=阪神甲子園球場

 「打った瞬間は入るとは思わなかったですが、ファンの方の声援が打球を後押ししてくれたと思います」

  1回表、DeNAの「1番」梶谷が「ソロ本塁打」を右翼席にかけた。「両軍先頭打者本塁打」は、セ・リーグでは 6度目。甲子園では78年 6月 7日中日戦で高木守道、中村勝広が打って以来、42年ぶりだった。今季初めて観客を迎えた高揚感が、レアな記録を引き寄せた。

 珍アーチが猛攻を呼んだ。「2番」糸原が右翼フェンス直撃の 3塁打を放つと、続く糸井の遊ゴロの間に生還。続いて打席に立った「4番」大山が「3号ソロ」を左翼スタンドへたたき込んだ。雨脚が強くなる甲子園。初回から主導権を握った打線の火付け役に矢野監督も「近本で一気にムードが(高まった)。チカが出てくると、相手にとっては脅威」と称えた。

  1回裏阪神一死、大山悠輔内野手は左越え本塁打を放った=阪神甲子園球場

 プロ 2年目の今季から重さ、長さを変えずバットを「タイ・カッブ型」に変更した。グリップエンドに向かってなだらかに太くなるフレア状。「無駄な力を入れずにバットを握れている。それはいいのかなと思う」と効果を実感。初回の一撃も力みのないスイングから放物線が生まれた。 6月下旬には「打率1割1分4厘」とどん底だった打棒も復活しつつある。

 24分間の中断も、天候の回復が見込めず「降雨コールド」となった。阪神は 3試合連続の雨天中止を挟んで「4連勝」。まだ「最下位」からは抜け出せないが、借金を「4」まで減らした。矢野監督も歴史的試合の目撃者となった観客4945人の力を実感。「『コロナの影響』で当たり前がどんどんなくなった。こういうことがあったからこそ、またファンの人とのつながりが強くなる」と力を込める。近本は「一戦一戦全力プレーでチーム一丸で戦う」と宣言。日常への1歩を近本のアーチが刻んだ。

 

  1回裏阪神無死、糸原健斗内野手は「右越え3塁打」を放った=阪神甲子園球場

 キャプテン糸原健斗内野手が攻守で勝利に貢献した。バットでは1回、近本の先頭打者アーチで同点に追いついた直後。

  1回裏阪神無死、「右越え3塁打」を放ちガッツポーズ=阪神甲子園球場

 大貫から右翼フェンス直撃の 3塁打を放って勝ち越し点のチャンスメーク。糸井の遊ゴロで決勝ホームを踏んだ。 2塁守備でも雨の中、 5回先頭戸柱をゴロを好捕するなどハッスルした。

 

  1回裏阪神一死、「左越え本塁打」を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が、 3試合連続の「4番」起用に応える豪快なアーチを放った。

 近本の先頭打者アーチと糸井の内野ゴロの間に逆転し、 2- 1で迎えた 1回の第1打席。一死走者なしで、DeNAの先発大貫の 3球目、 137キロカットボールを振りぬいた。打球は降りしきる雨を切り裂いて、まばらにファンが座る左翼スタンドへ。リードを広げる「3号ソロ」になった。

 「いい流れで回ってきたので、その流れに乗って打つことができました。ここからも気を引き締めて頑張ります」。

 大山は 5日の広島戦(マツダ)以来 2試合ぶりの 1発で、直近4試合では 3発目。「虎の和製大砲」が量産態勢に入った。

  1回裏阪神一死、大山悠輔内野手は「左越え本塁打」を放ち笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 もう代役とは言わせないん弾! 大山悠輔内野手が、 3試合連続の「4番」起用に応える豪快なアーチを放った。

 近本の先頭打者弾などで逆転し、 2- 1で迎えた 1回の第 1打席。一死走者なしで、先発大貫の 3球目、 137キロカットボールを振り抜いた。「 2点逆転してすごく勢いに乗ってるところだったので、その流れに乗ってスイングした結果がホームランだった」。打球は降りしきる雨を切り裂き、ファンがまばらに座る左翼スタンドへ。リードを広げる「3号ソロ」になった。

 お立ち台で笑顔を見せる青柳晃洋投手(左)と大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

  4日の広島戦で、左ふくらはぎの張りを訴えたマルテに代わって途中出場し、今季「1号」。矢野監督は翌日、ボーアではなく大山に主砲の席を渡し、翌 5日に 2戦連発で応えた。「マルテのけがでチャンスが巡ってきましたけど、そこで自分の結果を残さないと生き残っていけない」。危機感を持って打席に入り、これで 4戦 3発。「虎の和製大砲」が赤丸急上昇の量産態勢だ。

 マルテに開幕 3塁を譲り、必死に出場機会を求めた。 6月中旬、打席確保のため2軍の名古屋遠征に同行。同11日に 2軍戦が雨天中止になると、中村 2軍外野守備走塁コーチから雨の中、左翼でノックに励んだ。「 1試合 1試合必死にやるだけ」。本職でなくても試合に出れられればいい。そんな気概を見せ続けていた大山に結果がついてきた。

 この日から有観客試合となり、ファンの前で「4番」はオレをアピールする強烈アーチを放った。「うれしかったです」。雨の甲子園で「4番大山」が輝いた。

 

  3回裏阪神無死、ジャスティン・ボーア内野手は中前打を放った=阪神甲子園球場

 ボーアとサンズの新助っ人野手コンビも初の有観客試合で快音をひびかせた。

 サンズは 1回の打席で左翼線 2塁打。ボーアは 3回に強烈な打球の中前打を放った。ボーアは出場 4試合連続安打で、打率も「2割5分」まで上がってきた。

 

 阪神先発青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の青柳晃洋投手が雨の甲子園でファンの声援を力に変えた。 5回 4安打 2失点。泥だらけになってつかんだ「2勝」目は、今季最長の「チーム4連勝」をもたらした。

  1点差に詰め寄られた 5回二死 1塁。青柳が1球を投じるたびに、拍手が球場を包み込み、次第に手拍子へと変わっていった。「拍手もそうですし、『頑張れー』って声も聞こえてきたので、本当に励みになりました」。ぬかるんだマウンドに足をとられ、何度も体勢を崩しながら、粘るソトに必死に投げ続けた。カウント 2- 2からの 8球目、外角低めに決めたスライダーで空振りを奪った。

 「やっぱり最後厳しい時に、ファンの声援で三振を取れたかなと思うので、すごくありがたかったです」。今季初めてのファンのエールに背中を押され、 5回を投げきった。その後雨が激しくなり、そのままコールドで試合終了。もし、ソトに打たれていたら、雨で中断し、ゲーム自体が成立しなかったかもしれない。

 好投を続ける青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 初回、先頭の梶谷に本塁打を浴びても、すぐに切り替えた。ツーシームを主体にテンポよく投げ続け、奪ったゴロアウトは10個。「雨の中、本当に野手にやめてくれって言われてたんですけど(笑い)僕はそういうスタイルなんで、自分のスタイルを貫いてなんとか投げました」。昨季も3度の先発予定が雨天中止となった「雨男」。この日は 7、 8日の登板予定が延び、やっと巡ってきたマウンドだった。「前日の調整を何回も何回も…」。難しい調整にも動じず、気持ちを切らさなかった。

 矢野監督は「最高のピッチングだった」と悪条件で投げ抜いた右腕の成長を実感。「最後のひと押しってのは間違いなくあるし、ファンに入ってもらえるってやっぱりすごいことやなって」。最後の 1アウトを後押しした、ファンの存在の大きさを再確認した。

 「3戦2勝」の青柳は、これで先発陣「リーグ3位」の「防御率1.59」。「結局マウンド上がっても雨男って状況だったので。雨男スタイルを貫いて動じず頑張っていきたいと思います」。26歳の右腕が、雨もしたたる強い男になった。

  5回裏阪神2死一塁、マウンドに土を入れてもらいながら笑顔を見せる青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 女房役の梅野隆太郎捕手も青柳をもりたてた。

 「無駄な四球をがんがん出さなかったのが良かった。ゴロを打たせながら」と奮闘した右腕の投球を振り返った。青柳は天候不良で登板日がずれることが多いが「いやあ『雨柳』ってね(笑い)。この時期余計ね。ネタにしながら」といじる場面も。選手会長として有観客試合について「ホームで相手も嫌だろうな、と球場の雰囲気がさせてくれた」と語り、ファンの存在に感謝していた。

 

 試合前の練習で、笑顔を見せる西勇輝投手=阪神甲子園球場

 11日DeNA戦に先発する西勇輝投手が「チーム5連勝」を目指す。今季の甲子園初登板は、有観客 2戦目。「どんな人数でも観に来てくれるファンの方々のために、チームのためにもいいパフォーマンスを出したい」。

 開幕から安定した投球を続け、 5日の敵地広島戦で今季「初勝利」。「ここまでクオリティースタートを続けられたことはいいことですし、これを今後も続けていけるように自分の調整をするだけ」と力強く話した。

 

  5回コールドで阪神が勝利する=阪神甲子園球場

 阪神は10日、 8月 1~ 6日まで甲子園で開催する 5試合で、入場者数の上限を 7月中の5000人から 1万8000人に引き上げると発表した。

 チケットは年間予約席契約者、公式ファンクラブ会員へ先行発売し、23日からインターネットで一般販売を行う。一般販売では、購入者及び来場者の情報を把握するため無料の会員登録が必要となる。

 

※ 7月11日の予告先発は、阪神・西勇輝投手(29)ーDeNA・今永昇太投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (06月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (07月)

 

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 ※実際の試合から5 分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレ ジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をな かなか見ることができない方、中継を何度 も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強を したい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見た い方、タイガースファン必見です!!

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 視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、 Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の 方はバージョンアップを実施してく ださい。

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