日本野球機構(NPB)は10日、都内のホテルで来年 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックに臨む日本代表監督の記者会見を行った。元広島監督の山本浩二氏(65)の就任が決まっている。会見には加藤良三コミッショナーと、コミッショナー特別顧問を務めるソフトバンクの王貞治球団会長も同席する予定。日本代表の新ユニホームも発表された。
入閣を要請していた前日本ハム監督の梨田昌孝氏(59)、元西武監督の東尾修氏(62)らからも受諾を得た。
打撃コーチを43歳と若い立浪和義氏に任せる。また投手コーチには与田剛氏(46)、内野守備走塁コーチに高代延博氏(58)、外野守備走塁コーチに緒方耕一氏(44)、2009年の前回大会を経験したコーチも入閣。巨人橋上秀樹戦略コーチ(46)にスコアラーに就任を要請。NPBでは西山一宇スコアラー(42)、村田善則スコアラー(38)両スコアラーにも要請する見込み。村田スコアラーは、長年の捕手の経験から配球などの分析力に期待が寄せられる。さらに戦略室のトップ、橋上コーチも加わる。圧倒的強さでリーグ優勝した巨人を支えた戦略室の 3人が、浩二ジャパンの一員となる。「浩二ジャパン」は11月16、18日に行われるキューバとの強化試合が初陣となる。
ヤンキースのイチロー外野手(38)、黒田博樹投手(37)らプレーオフでも奮闘中の日本人大リーガーの招集に意欲を見せた。
7月にレイズから戦力外通告を受けた松井秀喜外野手(38)は、自宅のあるニューヨークに滞在し、スポーツジムなどで定期的に体を動かしている。松井秀喜外野手について「実績を残した選手。動向は気にしている」と話した。
中日・大島洋平外野手(26)が「第 3回WBC日本代表」候補に入った。山本代表監督の初陣となる11月16、18日の親善試合キューバ戦(福岡ヤフードーム、札幌ドーム)に出場が内定。記事をまとめてみました。
NPBは10日、都内のホテルで来年 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックに臨む日本代表監督の記者会見を行った。 3連覇が懸かる来春の「第 3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に元広島監督の山本浩二氏の就任が10日、正式に決まった。過去 2大会は現役監督が務めており、OBで臨むのは初。11月に行われる国際親善試合のキューバ戦から指揮を執る。背番号は「88」に決まった。
会見には加藤良三コミッショナーと、コミッショナー特別顧問を務めるソフトバンクの王貞治球団会長も同席する予定。日本代表の新ユニホームも発表された。
侍ジャパン監督発表会見を行う山本浩二監督
代表監督の発表に先立って、侍ジャパンの新ユニホームがお披露目された。ホーム用は白、ビジター用が藍色を基調とし、体の動きをスムーズにするためのカッティングなどが施された。11月に行われるキューバ戦から着用する。
また、NPBは、ユニホームを製作したミズノと2016年 3月末までダイヤモンドチームパートナー契約を結んだことも発表された。
▽王貞治特別顧問の話:「若い選手とコミュニケーションを取るのが非常に上手。一つの目標に向かって戦うには、素晴らしい人に受けてもらった」
▽加藤良三コミッショナーの話:「WBCで勝つことは非常に難しい。 3連覇を目指して頑張るという観点から、この人なら最善を尽くしてくれるだろうという人を選んだ。私は大変満足している」
すでに水面下では、コーチ陣の人選も固まっており、今日の会見で発表される見込み。入閣を要請していた前日本ハム監督の梨田昌孝氏、元西武監督の東尾修氏らからも受諾を得た。ただ、当初は梨田氏がヘッドコーチ、東尾氏が投手コーチの予定だったが、年齢などを考慮した上で最終的に梨田氏が野手総合コーチ、東尾氏が投手総合コーチという形に落ち着いた。
打撃コーチを43歳と若い立浪和義氏に任せる。また投手コーチには与田剛氏(46)、内野守備走塁コーチに高代延博氏
、外野守備走塁コーチに緒方耕一氏と、2009年の前回大会を経験したコーチも入閣。さらには巨人橋上秀樹戦略コーチにスコアラー就任を要請するなど、 3連覇に向けて着々と態勢を整えている。シニアアドバイザーに第 2回大会監督の原辰徳氏が就くことも決まった。「浩二ジャパン」は11月16、18日に行われるキューバとの強化試合が初陣となる。
侍ジャパン今後の予定
3連覇が懸かる来春の「第 3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に元広島監督の山本浩二氏の就任が10日、正式に決まった。過去 2大会は現役監督が務めており、OBで臨むのは初。11月に行われる国際親善試合のキューバ戦から指揮を執る。背番号は「88」に決まった。
コーチ陣も発表され、投手総合コーチに元西武監督の東尾修氏、野手総合コーチに前日本ハム監督の梨田昌孝氏、投手コーチには与田剛氏(46)、打撃コーチに立浪和義氏(43)、内野守備走塁コーチに高代延博氏(58)、外野守備走塁コーチに緒方耕一氏(44)が就任する。また、特別顧問として第 1回大会監督の王貞治氏、シニアアドバイザーに第 2回大会監督の原辰徳氏が就くことも決まった。
会見を行う左から加藤コミッショナー、山本監督、王特別顧問
今後は代表選手の選考が焦点となり、山本監督は米大リーグ、ヤンキースのイチローやレンジャーズのダルビッシュらメジャーでプレーする選手について「是非来てほしい。大きな戦力になるし、チームにもいい刺激になる」と参加を熱望した。
日本は2006年の「第 1回大会」を王貞治監督で、「侍ジャパン」として戦った2009年の「第 2回」は原辰徳監督で制覇した。「第 3回」へ向けた監督の人選は遅れたが、ようやく態勢が整った。
山本監督は広島一筋での現役時代に本塁打王 4度、打点王を 3度獲得するなど活躍。広島の監督を計10年務め、1991年にリーグ優勝した。2008年北京五輪では日本の守備走塁コーチだった。
侍ジャパン監督発表記者の最後に笑顔で握手をかわす(左から)加藤コミッショナー、山本浩二監督、王特別顧問
3連覇を目指す上で、情報戦は極めて重要となる。今季機能した巨人戦略室が、全面的に協力する。巨人橋上秀樹戦略コーチにスコアラー就任を要請NPBでは西山一宇スコアラー、村田善則スコアラー両スコアラーにも要請する見込み。西山スコアラーは、2009年WBCでも的確な情報分析力で 2連覇に貢献。同スコアラーの投手のクセなどを見破る情報分析能力は、今や日本球界では知られるところで、他球団の脅威となっている。村田スコアラーは、長年の捕手の経験から配球などの分析力に期待が寄せられる。さらに戦略室のトップ、橋上コーチも加わる。圧倒的強さでリーグ優勝した巨人を支えた戦略室の 3人が、浩二ジャパンの一員となる。
これまでデータ野球の根付かなかった巨人ナインに、戦い方の転換をさせたのは、橋上コーチの手腕によるところが大きい。実績ある選手たちを、納得させるだけの説得力が、同コーチの言動にあった証しだ。卓越した情報分析力と情報伝達力は、国際試合でこそ威力を発揮するはず。先入観のない相手だから、より正確な情報が求められる。一体となれる 3人だからこそ、データ精度は高まるはずだ。
イチロー、ダルビッシュ、そしてゴジラも呼ぶ!
就任会見に臨んだ山本監督は視線を一点に集中し「 3連覇を目指して、気持ちをひとつにして向かっていきたい」と語気を強めた。 3連覇に向け、まず急がなければならないのがチーム編成。基盤に置くのは大リーガーだ。
来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンに、今季途中にレイズを戦力外となった松井秀喜外野手が招集される可能性が10日、急浮上した。同日、都内のホテルで就任会見に臨んだ山本浩二監督が、松井の動向に強い興味を示した。2009年、ヤンキースを世界一に導いた実績とともに、大舞台での経験の豊富さを評価。これまでWBCとは無縁だった松井の存在が、一躍クローズアップされてきた。
力強く大会 3連覇を誓った山本監督はヤンキースのイチロー外野手、黒田博樹投手らプレーオフでも奮闘中の日本人大リーガーの招集に意欲を見せた。
WBC日本代表監督に就任した山本浩二監督は今季途中にレイズを戦力外となった松井秀喜外野手について「実績を残した選手。動向は気にしている。松井も実績のある選手。(実戦から)ブランクはあるけど、練習をしていると聞いている」と話した。ヤンキース時代にはワールドシリーズ制覇にも貢献し、経験豊富な38歳を監督も興味を持って見守っており、前レイズの松井秀喜も候補の 1人であることを明かし、2006、2009年の過去 2大会を上回るドリームチームの結成を予告した。11月に行われる国際親善試合のキューバ戦から指揮を執る。
第 3回WBC組み合わせと日程
7月にレイズから戦力外通告を受けた松井秀喜外野手は、 4月30日にレイズとマイナー契約。 5月29日にメジャー昇格したが、34試合で打率 0.147、 2本塁打、 7打点にとどまり、 8月 1日に自由契約となった。現在は現役引退を含めた来季の去就について「まだ決めていない。時期が来れば決断する」とし、来季以降の動向に関しては、米国での現役続行、日本復帰、引退を含めて依然として態度を表明していないものの、プレーする望みは捨てていない。現役続行を視野にニューヨーク市内でバットは握らず基礎トレーニングを続けている。
巨人時代から松井を知る山本監督の評価は高い。「イチローもそうだが、実績を残した選手は(大舞台で)力強いものを持っている」。古巣の巨人やDeNAなどが継続的に調査を進めているように、指揮官も日米通算 507本塁打を記録した打撃はよみがえると信じている。「(実際に練習をやっているのも)噂で聞いている。動向は常に気にしています」と話し、状態が万全であることを確認できれば、 3月の本大会に向けて招集する可能性は十分にある。
もっとも、来年 3月のWBCへの参加については、かなり厳しい状況であることは間違いない。過去 2回の大会開催時は、ヒザの故障などの事情もあり熟考した結果、不参加を決めた。今回は体の状態に問題がなかったとしても、実戦から長く離れたハンディは否定しようがない。しかも、日米両国のいずれにしてもプレーを続ける場合、来年 3月の大会に合わせて調整することも決して簡単ではない。たとえ参加するとしても、日本代表の一員として主軸を務めるだけの成績を残すことは、現実的にはかなり高いハードルとなる。
今大会は組分けも楽ではない。2次ラウンドまで日本で戦える「地の利」はある。 1次ラウンドこそ日本、キューバの力が抜けており順当に勝ち上がったとしても難関は 2次ラウンド。韓国、オーストラリアなどとの対戦が見込まれる。サンフランシスコでの準決勝へ進めるのは 2チームで、米国にたどり着くのも相当に厳しい道のりだ。
「WBCは各国のプロが集まる。中身が違う」と山本監督。 3連覇を宿命づけられて船出する「浩二ジャパン」。高いレベルで数々の修羅場を経験してきた大リーガーは一人でも多くほしい。戦力としてはもちろん、松井の招集が実現すれば、チームの起爆剤になるのは間違いない。
山本監督が真剣に松井を戦力として考慮するとすれば、早い時期に進退を決断し、11月に予定されるキューバとの親善試合で実戦復帰するのが最低条件だろう。いずれにしても、松井自身の意思次第といえそうだ。
中日・大島洋平外野手(26)が「第 3回WBC日本代表」候補に入った。山本代表監督の初陣となる11月16、18日の親善試合キューバ戦(福岡ヤフードーム、札幌ドーム)に出場が内定。大島にとっては人生初の日の丸で、好結果を残せば来年 3月のWBC本番での正式代表入りが実現する。
キューバ戦のメンバーは、12球団監督によるアンケート結果を基に選出。どの監督が見ても、大島が代表入りにふさわしいとお墨付きを得たわけだ。 3年目の今季は主に 1番を任されてチームで唯一全試合にスタメン出場し、打率 3割 1分でリーグ最多の32盗塁。球団で 3割&盗塁王は1965年、現監督の高木守道以来、47年ぶりの快挙になる。
笑顔で打撃練習を行う大島
他の選出選手にもよるが、キューバ戦で有力な「 1番中堅」候補には間違いない。中日での活躍同様、打って走って敵をかき回し、日本に主導権をもたらす。その姿が山本監督をうならせれば、 3月本番の 1番も夢ではない。
ナゴヤドームで全体練習に参加した大島も表情を引き締めた。「(候補に)名前を挙げていただけるだけでうれしいです。試合に出たらしっかりアピールしたいし(本番に)残れるように頑張ります」。13日開幕のCSヤクルト戦に備え、 9、 10日はみやざきフェニックス・リーグに参加して実戦勘を養う。CS突破、日本シリーズ出場、そしてキューバ戦。充実の 1年を締めくくるタイムスケジュールが完成した。
◇山本 浩二(やまもと・こうじ):1946年(昭21)10月25日、広島県生まれの65歳。廿日市高校―法政大學を経て、1968年ドラフト 1位で広島入団。強打の外野手として1975年にチームを初優勝に導く。同年、1980年MVPのほか首位打者 1度、本塁打王 4度、打点王 3度獲得。通算成績は2284試合で打率 0.290、2339安打(歴代14位)、 536本塁打(同 4位)、1475打点(同10位)。1986年限りで引退し、背番号「8」は永久欠番。1989~93年、2001~05年に広島の監督を務め、1991年にリーグ優勝。2008年北京五輪で日本代表守備走塁コーチ。同年野球殿堂入り。
侍ジャパンの首脳陣メンバーが揃い、選手には大リーガー経験者を集い、日本球団選手からも良い選手をも入れようとしている。
これで勝てないわけが無い…。
ガンバレ!浩二ジャパン!ガッツだ!侍ジャパン!
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
放送の有る日は、18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。これに正解し、抽選で当たるとG戦の招待券が当たります!
にほんブログ村
↧
WBC新ユニホームお披露目!浩二JAPANに松井侍!誕生か…中日・大島が候補に
↧