●阪神が 3回一死 1、 3塁から近本の 2ゴロの間に 1点を先制。なお二死 2塁から糸原健斗内野手(27)の「適時2塁打」で 1点を追加した。阪神が 5回に一挙 6得点の猛攻でリードを 8点差に広げた。中日は 6回に福田永将外野手(31)の中前適時打などで 3点を返した。阪神が「3連勝」で「5カード連続勝ち越し」決めた。先発西勇輝投手(29)は今季「2勝」目。中日は「2連敗」で借金は「5」になった。西勇輝投手が 9回 9安打 3失点での「完投勝利」。阪神加入後、甲子園での完投勝ちは初めてとなった。序盤 3イニングはいずれも走者を背負ったが、要所を締め、 3回に打線の 2点の援護を受けた。 6回に 3連打を浴びて失点したが、安定感は揺るがず。最後は空振り三振で締めくくった。 125球の力投だった。 2点リードで迎えた 5回無死 1、 3塁の打席では、 1塁方向にスクイズを決めた。打線は 5安打ながら効果的に得点を重ね、中日投手陣から 8点を奪った。チームは「5カード連続勝ち越し」を決め、借金を「1」に減らした。矢野燿大監督(51)が18日、カンテレの「こやぶるSPORTS」に出演し、藤浪を21日からの広島 3連戦(甲子園)で先発させることを明言した。また、右肩コンディション不良で再調整中の藤川球児投手(39)について復活後も守護神を任せる考えを明かした。
●西勇輝投手が華麗にスクイズを決めた。 2点をリードした 5回無死 1、 3塁で打席に立つと、中日佐藤優投手(27)の 1球目を 1塁方向にセーフティースクイズ。見事に 3塁走者の梅野隆太郎捕手(29)を迎え入れた(記録は犠打野選)。マウンドでも 5回まで 3安打無失点と好投。勝ち投手の権利を得た。西勇輝投手が甲子園での「プロ初完投勝利」を挙げた。打線の援護を受けながら、 125球の力投で疲労蓄積の救援陣に休みを与えた。15日には「文春オンライン」で自身の不倫騒動が報じられ、お立ち台で謝罪。エースがケジメの投球で、今季「2勝」目。チームは「3連勝」で「5カード連続勝ち越し」。借金完済まであと「1」。「3位」DeNAにゲーム差なしで接近し、19日にも今季初めて「Aクラス」浮上する。開幕から 5戦ともクオリティー・スタート( 6回以上かつ「3自責点」以内)と抜群の安定感。矢野監督も感謝した。今季 2度目の「3連勝」。19日の中日戦に勝てば、「勝率5割」。最大「8」あった借金もきれいさっぱりなくなる。「3位」DeNAにもゲーム差なしで肉薄し、今季初の「Aクラス入り」が見えた。
●前日17日に今季初めてスタメンを外れた近本光司外野手(25)が「1番・中堅」で先発に復帰。前夜はベンチスタートとなったが、「1番センター」で先発出場。 3回一死 1、 3塁で迎えた打席で、中日勝野の変化球を打ちに出て、セカンドにゴロを転がし、先制点をもぎ取った。ただ、ヒットは出ず、「3打数無安打1打点」。出塁することができず、俊足を生かせる場面もなし。「打率0.169」と、復調が待たれる。
●糸原健斗内野手が自己最長となる「10試合連続ヒット」を放った。 3回一死 1、 3塁で近本の 2ゴロの間に 1点を先制。なお二死 2塁の場面で中日勝野の初球 146キロを強振。右中間へ適時 2塁打を放った。糸原健斗内野手は 2夜連続のお立ち台でも主将であり続けた。横には完投勝利の西勇がいた。大黒柱は 3日前に女性問題を報じられたことを公の場で謝罪していた。神妙な表情を崩さない仲間の胸中をおもんぱかり、ねぎらいの言葉を優先した。前日17日中日戦は幸運な内野安打が適時失策による先制点を呼び、 3安打で「完勝」に貢献。翌日は文句なしの快音を響かせた。 1点リードの 3回二死 2塁、勝野の初球 146キロを右中間フェンス直撃の適時 2塁打。自己最長の「10戦連続安打」にも「勝利」を喜んだ。もっともっと打ち続けて、さらなる上昇カーブを描いてみせる。
●大山悠輔内野手(25)が、猛攻を締める「4号2ラン」を放った。「4番3塁」で先発出場し、 6点リードの 5回一死 2塁。初球を振り抜いた。中日「2番手」佐藤優投手(27)の 136キロスライダーを捉え、左中間席まで運んだ。甲子園にきれいなアーチをかけて 1イニング 6得点の猛攻を締めくくった。 2試合ぶりの安打だった。自分の信念を持って、どんどん振り続ける。矢野監督も「4番」の一振りを評価した。今季、大山が打点を挙げれば「5戦5勝」。そのバットは、勝ち運も運んでくる。昨季の「開幕4番」が、今季はベンチで開幕を迎えた。振って、振って、思いをぶつけて。上位浮上へ、背番号「3」が打線の軸となってチームをけん引していく。
●糸井嘉男外野手(38)が 4試合ぶりの適時打を放った。「3番右翼」で先発。 5回一死 1、 3塁で中日佐藤の 145キロ直球を右中間に運んだ。 1塁走者糸原までをかえす「2点適時2塁打」となった。チームはこの回、一挙 6得点。調子を落としていた糸井も打線の勢いに乗った。
●19日中日戦に先発予定の岩貞祐太投手(28)は、自身「3連勝」を目指す。前回登板の12日DeNA戦は 8回 3安打無失点で「2勝」目。 114球の熱投で完封こそならなかったが、先発の役割を果たした。
記事をまとめてみました。
<阪神 8- 3中日>◇ 5回戦◇阪神 2勝 3敗 0分◇18日◇阪神甲子園球場
阪神が 3回一死 1、 3塁から近本の 2ゴロの間に 1点を先制。なお二死 2塁から糸原の「適時2塁打」で 1点を追加した。
阪神が 5回に一挙 6得点の猛攻でリードを 8点差に広げた。中日は 6回に福田の中前適時打などで 3点を返した。 阪神が「3連勝」で「5カード連続勝ち越し」決めた。先発西勇は今季「2勝」目。中日は「2連敗」で借金は「5」になった。
中日打線を相手に好投する西勇輝投手=阪神甲子園球場
西勇輝投手が20年「本拠地初勝利」となる今季「2勝」目を挙げた。 9回 9安打 3失点での「完投勝利」。阪神加入後、甲子園での完投勝ちは初めてとなった。
序盤 3イニングはいずれも走者を背負ったが、要所を締め、 3回に打線の 2点の援護を受けた。 6回に 3連打を浴びて失点したが、安定感は揺るがず。最後は空振り三振で締めくくった。 125球の力投だった。
2点リードで迎えた 5回無死 1、 3塁の打席では、 1塁方向にスクイズを決めた。
打線は 5安打ながら効果的に得点を重ね、中日投手陣から 8点を奪った。チームは「5カード連続勝ち越し」を決め、借金を「1」に減らした。
5回表中日一死 2、 3塁、加藤を空振り三振に仕留め、雄たけびをあげる西勇輝投手=阪神甲子園球場
西勇が甲子園で「プロ初の完投勝利」を挙げた。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-3連勝、5カード連続の勝ち越し
矢野監督 うれしいですね。いいゲームができたと思います。
-西勇を最後まで
矢野監督 西自身が行く気満々だったんで。中継ぎも休められますし、西もチーム全体のことを考えて、そのような強い気持ちでいってくれたんで助かりました。
- 5回に打線が 6得点
矢野監督 効率良く。ヒットはちょっと少なかったんですけど。そういうところでは走塁もいい形でやってくれましたし、そういうところが大量得点に結びついたのかなと思います。
中日に連勝しファンにあいさつする矢野燿大監督=阪神甲子園球場
-明日勝てば借金完済で「勝率5割」
矢野監督 もちろん借金が減るとかそういうことは頭にありますし。でも明日の試合を全力で。名古屋で 3つやられている。その借りを返すという強い気持ちを持って、みんなでやり切ります。
-先発が完投するのはリリーフ陣にも大きい
矢野監督 めちゃくちゃ、でかいよね。(リリーフ陣の)登板も増えてきている。(岩崎)優とかスアちゃんが今日しっかり休めたのは大きい。
-糸原が好調
矢野監督 いいところで打ってくれている。本人もキャプテンという立場で 2年目になって、チームを引っ張っていく意識もありながら、結果もついてきている。充実感とかやりがいを感じていると思うし、そういう選手が引っ張っていってくれるとチームは盛り上がる。すごくいい形になってきています。
-大山も 1発
矢野監督 見事やったね。 1発で。
矢野燿大監督=阪神甲子園球場
矢野監督が18日、カンテレの「こやぶるSPORTS」に出演し、藤浪を21日からの広島 3連戦(甲子園)で先発させることを明言した。春季キャンプで臨時コーチを務めた山本昌氏のインタビューを受け「次の広島戦で 1軍で先発させようと思います」と語った。 3戦目となる23日が確実となっている。また、右肩コンディション不良で再調整中の藤川について「長い 2軍生活にはならないと思う。戻ったらストッパーで使いたい」と復活後も守護神を任せる考えを明かした。
5回裏阪神無死 1、 3塁、西勇輝投手は 1塁前に適時犠打野選を決める=阪神甲子園球場
西勇輝投手が華麗にスクイズを決めた。
2点をリードした 5回無死 1、 3塁で打席に立つと、中日佐藤の 1球目を 1塁方向にセーフティースクイズ。
見事に 3塁走者の梅野を迎え入れた(記録は犠打野選)。マウンドでも 5回まで 3安打無失点と好投。勝ち投手の権利を得た。
好投を続ける西勇輝投手=阪神甲子園球場
西勇輝投手が甲子園での「プロ初完投勝利」を挙げた。打線の援護を受けながら、 125球の力投で疲労蓄積の救援陣に休みを与えた。15日には「文春オンライン」で自身の不倫騒動が報じられ、お立ち台で謝罪。エースがケジメの投球で、今季「2勝」目。チームは「3連勝」で「5カード連続勝ち越し」。借金完済まであと「1」。「3位」DeNAにゲーム差なしで接近し、19日にも今季初めて「Aクラス」浮上する。
◇ ◇ ◇
虎のエースは誰にもマウンドを譲らなかった。西勇が右手を握りしめてほえた。 9回二死 1塁。最後は「9番」武田をこの試合、 125球目となるチェンジアップで空振り三振。 9回 9安打 3失点で今季「2勝」目。「完投勝利」は昨年 4月 7日広島戦以来で、甲子園では「プロ初」。さらにはチームを「5カード連続勝ち越し」に導く大仕事。「とにかく目の前の打者 1人 1人、 1球 1球に集中して、チームが勝つことだけを考えて投げていました」。トレードマークの「西スマイル」は最後までなかった。
お立ち台でファンらに謝罪する西勇輝投手=阪神甲子園球場
ケジメの登板だった。15日に「文春オンライン」で「緊急事態宣言」下の「不倫密会」を報じられ、球団から厳重注意の処分を受けた。この日、家を出る際には「絶対に投げきると決めて出てきた」と強い決意を固めていた。マウンドでは一心不乱に腕を振った。甲子園のお立ち台に上がった右腕は、ファンに向けて自ら切り出した。
「自分のプライベートなことで大変、大事な時期にたくさんのみなさんに迷惑かけて申し訳ありませんでした。家族にもすごくつらい思いをさせて、反省しています。今後はマウンドで立ってプレーで返すことが大事だと思っています」
お立ち台では異例の謝罪に、スタンドでは少しの笑いと温かい拍手が起こった。
投打でフル回転した。立ち上がりから低めに集め、中日打線を手玉に取る。過去10打数 6安打と苦しんだ天敵ビシエドも「4タコ封じ」。 6回には 3連打から 3失点し、阿部の打席では足を気にするそぶりを見せた。「少しバランスを崩しただけ。問題はないです」。それでも気迫でマウンドに立ち続け、体力的にきつい終盤を「0封」で乗り切った。バットでも 2点をリードした 5回無死 1、 3塁で打席に立つと、初球を 1塁方向に転がすセーフティースクイズ(記録は犠打野選)を成功。一挙 6得点の火付け役になった。
中日に勝利しスタンドのファンに一礼する西勇輝投手=阪神甲子園球場
開幕から 5戦ともクオリティー・スタート( 6回以上かつ「3自責点」以内)と抜群の安定感。矢野監督も「西自身が(最後まで)行く気満々だった。中継ぎも休められた。強い気持ちでいってくれたので助かりました」と感謝した。
今季 2度目の「3連勝」。19日の中日戦に勝てば、「勝率5割」。最大「8」あった借金もきれいさっぱりなくなる。「3位」DeNAにもゲーム差なしで肉薄し、今季初の「Aクラス入り」が見えた。
▼西勇の甲子園での完投勝利は、オリックス時代も含め「自身初」。「完投勝利」は自身通算13度目で、阪神移籍後は 2度目となった。プロ初は11年 8月11日で、京セラドーム大阪での楽天戦。オリックスの本拠地で最多の 6度記録している。なお通算 2度目の「完投勝利」となった12年10月8日ソフトバンク戦は、 2リーグ分立後初のシーズン最終戦でのノーヒットノーラン。
近本光司外野手がスタメン復帰した。前夜はベンチスタートとなったが、「1番センター」で先発出場。
3回一死 1、 3塁で迎えた打席で、中日勝野の変化球を打ちに出て、セカンドにゴロを転がし、先制点をもぎ取った。ただ、ヒットは出ず、「3打数無安打1打点」だった。
3回裏阪神一死 1、 3塁、近本光司外野手の 2ゴロで 3塁走者梅野隆太郎捕手が生還し先制点をあげる=阪神甲子園球場
前日17日に今季初めてスタメンを外れた阪神・近本が「1番・中堅」で先発に復帰。 3回一死 1、 3塁では 2ゴロで先制点をもぎ取り、 3- 0の 5回無死 1、 2塁では投前犠打を決めてチャンスを広げた。しかし、終わってみれば 3打数無安打。出塁することができず、俊足を生かせる場面もなし。「打率0.169」と、復調が待たれる。
糸原健斗内野手が自己最長となる「10試合連続ヒット」を放った。 3回一死 1、 3塁で近本の 2ゴロの間に 1点を先制。なお二死 2塁の場面で中日勝野の初球 146キロを強振。右中間へ適時 2塁打を放った。
糸原は「チャンスの場面でしたし、初球から思い切って打ちにいった結果、しっかり捉えることができました。追加点も欲しかったですし、いい結果になりました」と振り返った。
3回裏阪神二死 2塁、右中間へ「適時2塁打」を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場
糸原健斗内野手は 2夜連続のお立ち台でも主将であり続けた。横には完投勝利の西勇がいた。大黒柱は 3日前に女性問題を報じられたことを公の場で謝罪していた。「今日はいつも以上に西さんが集中していたので、なんとか助けてあげたいという気持ちで打ちました」。神妙な表情を崩さない仲間の胸中をおもんぱかり、ねぎらいの言葉を優先した。
前日17日中日戦は幸運な内野安打が適時失策による先制点を呼び、 3安打で「完勝」に貢献。翌日は文句なしの快音を響かせた。 1点リードの 3回二死 2塁、勝野の初球 146キロを右中間フェンス直撃の適時 2塁打。「浜風がなかったら入っていたかな」と笑わせた後、自己最長の「10戦連続安打」にも「自分の仕事を全うするだけ」と「勝利」を喜んだ。
糸原健斗内野手は 3回、タイムリー 2塁打を放った。積極的な走塁も光った=阪神甲子園球場
この日、高校野球島根大会で母校開星の恩師が再出発した。 8年ぶりに復帰した野々村直通監督が公式戦初采配で「5回コールド勝ち」。教え子はスマートフォンで勝利を見届け、後輩たちの思いを力に変えていた。
「甲子園が中止ということで、あの子たちも悔しい思いをしていると思う。僕はそのグラウンドでできていることに感謝して、明日からも頑張りたい」
昨季「対戦打率1割7分1厘」の中日に今季は「15打数5安打3打点」。「3タテ」がかかる19日も当然、主将に期待したくなる。
5回裏阪神一死 1、 3塁、糸井嘉男の「2点適時2塁打」で生還した糸原健斗内野手=阪神甲子園球場
またキャプテンの一打が試合の流れを引き寄せた。 3回、近本の 2ゴロの間に先制してなお二死 2塁のチャンスで、 2点目のタイムリー。糸原が連夜のヒーローだ。
「 2日連続ということで、とてもうれしいです。もう、チームのために毎日頑張るだけです」
連日のお立ち台では、西勇に続いてマイクを向けられ「きょうはいつも以上に西さんが集中していたので、なんとか助けてあげたいという気持ちで打ちました」。いきなり謝罪したエースを横目にニヤリ。今季最多4956人に、最高の笑顔を届けた。
お立ち台でガッツポーズする西勇輝投手(左)と糸原健斗内野手=阪神甲子園球場
3回だ。梅野が四球、木浪が中前打と下位打線がつなぐと、一死 1、 3塁から近本の 2ゴロで先制。もう 1点ほしい期待に、主将が応えた。勝野の初球 146キロを思い切りたたくと、打球は右中間フェンス直撃の「適時2塁打」。「初球から思い切っていこうと思っていたので。浜風がなかったら入っていたかな(笑)。まぁ、それはいいんですけど」。会心の一打は浜風に押し戻されたが、「千金タイムリー」となった。
甲子園のグラウンドに立つ喜びを、再確認した日だった。母校の開星高(島根)が 8年ぶりに復帰した恩師の野々村監督の下、松江南を13- 2の「5回コールド」で破り、島根県独自大会の初戦を突破。ネットでニュースをチェックしていた糸原は「甲子園が中止ということで、あの子たちも悔しい思いをしている」と思いやり「そのグラウンドでできていることに感謝」と言葉をつなげた。
「チームに貢献できるように毎試合、毎試合、必死にやっている」
5回には 2ゴロで相手の野選を誘い、 2打点目をゲット。自身最長の連続安打を10試合に伸ばし、チームの大逆襲に貢献した。もっともっと打ち続けて、さらなる上昇カーブを描いてみせる。
5回裏阪神一死 2塁、「左越え2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手がトドメの「4号2ラン」を放った。 6点リードした 5回一死 2塁の場面。中日佐藤の初球スライダーを捉えて左翼スタンドに運んだ。
大山は「糸井さんが打ってくれたので、その勢いに乗って打つことができました。初球から 1発で仕留めることができて良かったですし、チームにとっても良い追加点になりました」。甲子園にきれいなアーチをかけて 1イニング 6得点の猛攻を締めくくった。
5回裏阪神一死 2塁、大山悠輔内野手は「左越え2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場
大山悠輔内野手が、猛攻を締める「4号2ラン」を放った。「4番3塁」で先発出場し、 6点リードの 5回一死 2塁。「狙っていた」と、初球を振り抜いた。中日「2番手」佐藤の 136キロスライダーを捉え、左中間席まで運んだ。
「流れが良かったので、その流れに乗って。狙った通りのボールを 1発で仕留められたというのが良かった」
打線はこの回、失策や野選など相手の守備の乱れに乗じた。「4番」の 1発がダメ押しとなり、今季 1イニング最多6得点の猛攻劇になった。
5回裏阪神一死 2塁、「左越え2点本塁打」を放ち、笑顔でガッツポーズする大山悠輔内野手。手前は迎えるボーア内野手=阪神甲子園球場
「ファーストストライクから打っていくことが、自分の持ち味」。それは数字からも明らか。マルテの負傷で 7月 5日広島戦から「4番」に座り続け、この日で10試合目。この間、全40打席中27打席で初球ストライクをスイングしている。実に「6割7分5厘」。打席前のベンチから、狙うゾーンを決めて準備。空振りやファウルとなっても、スイングすることで相手投手とのタイミングを合わせられる。積極性を前面に、「4番」での打率も「2割9分7厘」と結果につなげている。
2試合ぶりの安打だった。「結果が出ていない中でも、自分のスイングはしっかりできているとは思っている。今日の1本は自分の中で、 1つのキッカケになればいいと思っています」。自分の信念を持って、どんどん振り続ける。
5回裏阪神一死 2塁、大山悠輔内野手は「左越え2点本塁打」を放ちベンチのナインとエアタッチする=阪神甲子園球場
矢野監督も「4番」の一振りを評価した。「見事やったね、 1発で。一時、安打は出ていなかったけど練習もいい形で打っている。状態が悪いわけでもない。明日もまた、打ってくれるでしょう」。今季、大山が打点を挙げれば「5戦5勝」。そのバットは、勝ち運も運んでくる。
昨季の「開幕4番」が、今季はベンチで開幕を迎えた。「なかなか出られない試合も続いて、すごい悔しい思いもしていました」。振って、振って、思いをぶつけて。上位浮上へ、背番号「3」が打線の軸となってチームをけん引していく。
5回裏阪神一死 1、 3塁、糸井嘉男外野手は「右越え適時2塁打」を放った=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手が 4試合ぶりの適時打を放った。「3番右翼」で先発。 5回一死 1、 3塁で中日佐藤の 145キロ直球を右中間に運んだ。 1塁走者糸原までをかえす「2点適時2塁打」となった。
「チャンスの場面でしたし、思い切りスイングすることだけを意識しました。ランナーをかえすことができて良かったです」
チームはこの回、一挙 6得点。調子を落としていた糸井も打線の勢いに乗った。
甲子園の外野でキャッチボールする岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
19日中日戦に先発予定の岩貞祐太投手は、自身「3連勝」を目指す。
前回登板の12日DeNA戦は 8回 3安打無失点で「2勝」目。 114球の熱投で完封こそならなかったが、先発の役割を果たした。キャッチボールなどで調整した左腕は「前回同様、長いイニングを投げてチームの勝ちにつながる投球をしたい。投げる限り、相手をゼロに抑えたいと思っていますし、明日も失点しないように1人ずつ丁寧に投げていきたいです」と意気込んだ。
※ 7月19日の予告先発は、阪神・岩貞祐太投手(28)ー中日・梅津晃大投手(23)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
※実際の試合から5 分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレ ジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をな かなか見ることができない方、中継を何度 も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強を したい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見た い方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信 サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、 Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の 方はバージョンアップを実施してく ださい。
※らくらくスマー トフォンには対応しておりません。
※ブラウザ: iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChrome でご利用ください。