●広島が 1回に長野久義外野手(35)の「3号ソロ」で先制。阪神は 2回に大山悠輔内野手(25)の「9号ソロ」で追いついた。復帰登板の広島大瀬良大地投手(29)は 3回まで 1安打投球。中盤は両先発による投手戦。広島大瀬良は走者を出しながらも粘り、阪神西勇輝投手(29)は 6回無死 2塁も本塁を踏ませなかった。広島は 7回に代打坂倉将吾捕手(22)が勝ち越し打。復帰の大瀬良が「4勝」目を挙げ、「2カード連続勝ち越し」。阪神は「4カード連続勝ち越しなし」。藤川球児投手(40)「3敗」目。阪神は 1- 2で広島に敗れ、借金は「3」となった。クリーンアップを組み替えた。糸井嘉男外野手(39)を「3番」に入れ、大山、ジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)、ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス )と並べたが、大山の「ソロアーチ」の 1点のみ。試合前には大山に打撃指導もしていた。直接対決の連敗で「5位」広島にゲーム差なしと迫られた。チームは今カードから25日中日戦まで 2週間以上、本拠地甲子園を離れる。恒例の 8月長期ロードを●●発進。「2カード連続負け越し」も決まり、借金「3」となった。チームは 6月「2勝8敗」も 7月に「14勝8敗2分け」と「V字回復」。しかし、 8月は「2勝5敗」。 7月に続く夏の大反攻へ、きっかけをつかみたい。
●西勇輝投手が、広島大瀬良大地投手とのエース対決となった一戦で、 1歩も譲らない投げ合いを演じた。 1回に長野に「先制ソロ」を打たれたが、打線が追いついた直後の 2回以降は無失点。 4回をのぞくイニングで走者を背負ったが、踏ん張り続け、 6回 4安打 1失点。同点で迎えた 7回の攻撃。一死満塁の場面で打席を迎え、代打福留孝介外野手(43)を送られた。マツダスタジアムは通算 6試合登板で無傷の「5勝、防御率2.05」と得意な球場だった。この日は 4四球ながら 6回 4安打 1失点にしのいだ。矢野監督は渋面だった。
●阪神の「4番」大山悠輔内野手が意地の「9号同点ソロ」だ。 1点先制された直後の 2回、先頭で打席へ。大瀬良の内角ツーシームを完璧にとらえ、痛烈なライナーで左翼席に運んだ。ここまで 3試合14打席無安打と不調で、前日 7日には矢野監督が「前を向いて『4番』にふさわしいバッターになっていってくれたらいい」と話していた。指揮官の期待に応える一撃で試合を振り出しに戻した。大山悠輔内野手が、指揮官の直接指導に応える同点の「9号ソロ」を放った。 1点を追う 2回先頭の第 1打席、広島のエース大瀬良の内角 144キロツーシームを完璧にとらえた。引っ張り込んだ弾丸ライナーは、スタンドに向かって一直線。11試合ぶり、 8月は初となる本塁打が左翼席中段に突き刺さった。“緊急4者会談”の成果がすぐに表れた。試合前まで、「3試合14打席連続無安打」。前日 7日の試合後に矢野監督は奮起を促していた。試合前練習の開始前には、バットを持った矢野監督と井上一樹打撃コーチ(49)、新井良太打撃コーチ(36)両打撃コーチがベンチ前に集まり約 5分間、大山に身ぶり手ぶり指導した。背番号「3」は脱帽、直立の真剣なまなざしで耳を傾け、最初の打席で豪快なアーチをかけた。マツダでは 7月 4日から 2試合連発などで一気に調子を上げた、いい思い出がある。苦しい期間を乗り越えて「真の4番打者」へと成長する。
●近本光司外野手(25)が連続試合安打を 7試合に伸ばした。「1番中堅」で先発出場し、 8回先頭の第 4打席。「2番手」塹江の前に転がったボテボテのゴロを、自慢の快足で内野安打とした。打線のカギを握るリードオフマンが、好調を維持している。
●今季初めて「2番」で先発した木浪聖也内野手(25=亜細亜大學OB)は無安打に終わった。 4回には先頭で 1塁内野安打のジャッジだったが、広島のリクエストが成功して 1ゴロに覆るなど 3打数無安打。今年初めて「1番近本」との“チカキナ”コンビを結成。
●阪神新助っ人ボーアが久々の「6番」で 1安打を放った。ここ最近は「5番」に定着していたが、打順組み替えで 6月25日ヤクルト戦(神宮)以来の「6番」となった。「5番」サンズとの連打でチャンスメークした。
●阪神の新助っ人ジョー・ガンケル投手が「6試合連続無失点」の好投だ。 1点を追う 8回からマウンドに上がり、先頭松山竜平内野手(34)をフォークで 2ゴロ。続く會澤翼捕手(32)をスライダーで遊直、菊池涼介内野手(30)を直球で空振り三振と 3者凡退。
記事をまとめてみました。
<広島 2- 1阪神>◇ 7回戦◇阪神 3勝 3敗 1分◇ 8日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)
広島が 1回に長野の「3号ソロ」で先制。阪神は 2回に大山の「9号ソロ」で追いついた。復帰登板の広島大瀬良は 3回まで 1安打投球。
中盤は両先発による投手戦。広島大瀬良は走者を出しながらも粘り、阪神西勇は 6回無死 2塁も本塁を踏ませなかった。
広島は 7回に代打坂倉が勝ち越し打。復帰の大瀬良が「4勝」目を挙げ、「2カード連続勝ち越し」。阪神は「4カード連続勝ち越しなし」。藤川「3敗」目。
9回、ベンチの矢野燿大監督=マツダスタジアム
阪神は 1- 2で広島に敗れ、借金は「3」となった。矢野監督は好投の先発西勇について「勝たしてやらないとだめな試合やった。ランナーを出しながらも西勇らしく粘って投げてくれた結果、こういう試合になったし。だからこそ勝たせてやりたかったなと思います」
クリーンアップを組み替えた。糸井を「3番」に入れ、大山、サンズ、ボーアと並べたが、大山の「ソロアーチ」の 1点のみ。
「(大山)悠輔もボーアもあんまりよくないんでね。よくない状態で 2人並ぶよりは、サンズを間に入れることでいい効果が出えへんかなと思って」と説明。
試合前には大山に打撃指導もしていた。本塁打が復調のきっかけになるかどうかについては「まあ、すぐよくなるということではないかもしれないけど、こちらの気付いたことは伝えていきたいし。まあ、もがきながら。一年間ずっと調子いいってことはなかなかないんで。もがきながら何かつかんでくれたら。悠輔自身の成長というのはチームとして必要。そこをこちらとしても、何とか後押しというか。あいつ自身もそう思っていると思うので。そういうのをチームとしても作っていきたい」と話した。
7回、先頭打者を四球で歩かせ、決勝打を浴びた藤川については「四球というのはやっぱり得点に絡みやすいので、その後よく 1点でしのいでくれたというのはあるけど、まあそんな感じかな」と話した。
9回、厳しい表情の矢野燿大監督=マツダスタジアム
阪神が「8月恒例の長期ロード」で連敗スタートだ。 1- 1の 7回の攻防で広島に屈した。無死 1、 3塁で 3走・サンズが走塁死、その後の一死満塁では代打福留が併殺打。同点で踏ん張りたいその裏、「2番手」で送り込んだ藤川が代打坂倉に決勝打を浴びた。打線は本調子を欠く大山とボーアを「5番」サンズでつないで改造。矢野監督が重ねる懸命のタクトが白星に届かない。
◇ ◇ ◇
重い 1点を刻む打球が中前ではずんだ。同点の 7回。マウンドには「2番手」藤川がいた。一死 2塁から代打坂倉に 5球目の外角変化球をはじき返され、勝ち越しを許した。
藤川はこの回の先頭打者、代打大盛に四球。さらにけん制悪送球による失策で得点圏に走者を背負っていた。 2日以来のマウンドで無失点投球とはいかず、今季「3敗」目を喫した。
7回表阪神無死 1塁、左前安打を放つジャスティン・ボーア内野手=マツダスタジアム
矢野監督 流れの中でどうしても、次のイニングが難しいのはあるけれど、やっぱり四球というのは得点に絡みやすいので。その後、よく 1点でしのいでくれたというのはあるけど、そんな感じかな。
指揮官が「流れの中で」と振り返ったように、直前の 7回の攻撃では大きなチャンスを逃していた。先頭サンズ、「6番」ボーアの連打で無死 1、 3塁。だが、梅野の投ゴロで飛び出した 3走・サンズが 3塁に帰りきれずアウトに。その後、一死満塁と好機は続き、「9番」西勇に打順が巡ってきた。西勇は 6回 1失点で球数90。余力はあっただろうが、流れを呼び込む機会だけにベンチは代打福留を送った。その勝負手も実らず、 2ゴロ併殺に終わった。
7回表阪神無死 1塁、ジャスティン・ボーア内野手の左前安打で 3塁へ滑り込むジェリー・サンズ外野手=マツダスタジアム
この日はサンズを来日初の「5番」に据えるなど打順を組み替えて臨んでいた。矢野監督は「(大山)悠輔もボーアもあまり良くないので。良くない状態で 2人並ぶよりは、サンズを間に入れることでいい効果が出ないかなと思って」。 7回のサンズ、ボーアの連打はまさに狙い通りに見えたが、得点に結びつかなかった。
直接対決の連敗で「5位」広島にゲーム差なしと迫られた。チームは今カードから25日中日戦まで 2週間以上、本拠地甲子園を離れる。恒例の 8月長期ロードを●●発進。「2カード連続負け越し」も決まり、借金「3」となった。
矢野監督 チームの状況的にも我慢やし、我慢やからこそ、こういう試合は取りたいんやけどね。明日やるしかないので、何とか全員で一丸でとりにいきます。
チームは 6月「2勝8敗」も 7月に「14勝8敗2分け」と「V字回復」。しかし、 8月は「2勝5敗」。 7月に続く夏の大反攻へ、きっかけをつかみたい。
5回裏広島二死 2塁、木浪聖也内野手の好守備に雄たけびをあげる西勇輝投手=マツダスタジアム
西勇輝投手が、広島大瀬良大地投手とのエース対決となった一戦で、 1歩も譲らない投げ合いを演じた。
1回に長野に「先制ソロ」を打たれたが、打線が追いついた直後の 2回以降は無失点。 4回をのぞくイニングで走者を背負ったが、踏ん張り続け、 6回 4安打 1失点。
同点で迎えた 7回の攻撃。一死満塁の場面で打席を迎え、代打を送られた。
選手交代を告げベンチに引き揚げる矢野燿大監督=マツダスタジアム
西勇輝投手の力投は報われなかった。広島大瀬良との投げ合いは終盤へ。同点の 7回一死満塁で回ってきた打席に送られた代打福留が併殺打に倒れ、勝ち運を引き寄せられなかった。淡々と「今日の代打も仕方ないこと。それまでの2打席で僕が打ってたら、また変わってただろうし、代打とかもなかったかもしれない。でも、それは結果論」と振り返った。
必死に粘った。 1回、長野に「先制ソロ」を左中間に浴びた。前回の 1日DeNA戦で自己ワーストタイの 4被弾を喫した悪夢がよぎったが、踏ん張る。 2回は連打で 1、 2塁のピンチを背負うが二死後、西川をスライダーで 1ゴロに詰まらせた。シュートもフル活用しながらゴロを量産。西勇は「最少失点で切り抜けて良かった」と振り返った。
マツダスタジアムは通算 6試合登板で無傷の「5勝、防御率2.05」と得意な球場だった。この日は 4四球ながら 6回 4安打 1失点にしのいだ。矢野監督は「西に勝たせてやらないとダメな試合」と渋面だった。
6回裏広島二死 1、 2塁、田中広輔内野手を 1ゴロに打ち取った西勇輝投手はグラブを突き出してベンチに戻る=マツダスタジアム
阪神は西勇輝投手が 6回 4安打 1失点の力投も、 7回に藤川球児投手が坂倉に決勝打を浴び連敗。「4カード連続勝ち越しなし」となった。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
- 7回は好走塁を含めて、いい形でつないだだけに得点がほしかった
矢野監督 それはね、試合の流れを振り返ると、そうなんやけど…。
-先発西勇輝も力投していた
矢野監督 西に勝たしてやらないとダメな試合やったと思うし、まあ、ランナーを出しながらも西らしく粘って投げてくれた結果、こういう試合になったし。だからこそ勝たせてやりたかったなと思います。
7回表阪神一死満塁、代打福留を送られベンチに下がる西勇輝投手。左は矢野燿大監督=マツダスタジアム
-クリーンアップを組み替えた
矢野監督 悠輔(大山)もボーアもあんまりよくないんでね。よくない状態で 2人並ぶよりは、サンズを間に入れることでいい効果が出ないかなと思って。
-大山を指導。本塁打はきっかけになる
矢野監督 すぐ良くなるということではないかもしれないけど、こちらの気付いたことは伝えていきたいし。まあ、もがきながら。 1年間ずっと調子いいってことはなかなかないんで。もがきながら何かつかんでくれたらなってことで、こっちもアドバイスするし、気付いたことは伝えるようにしている。「4番」ってチャンスで回ってきたり、責任のある打順なんで。悠輔自身の成長というのはチームとして必要。そこを、何とか後押しというか。あいつ自身もそう思っていると思うので。そういうのをチームとしても作っていきたい。
8回、ベンチから戦況を見守る西勇輝投手(左)と福留孝介外野手=マツダスタジアム
- 7回藤川は先頭を大事に行き過ぎた
矢野監督 大事にと言うか、( 7回チャンスを逸した)流れの中でどうしても、次のイニングが難しいのはあるけど、四球というのはやっぱり得点に絡みやすいので。そのあと、よく1点でしのいでくれたというのはあるけど。
-明日は
矢野監督 チームの状況的にも我慢やし、我慢やからこそ、こういう試合は取りたいんやけどね、まあまあ明日やるしかないので、明日何とか全員で一丸でとりにいきます。
阪神の「4番」大山悠輔内野手が意地の「9号同点ソロ」だ。
1点先制された直後の 2回、先頭で打席へ。大瀬良の内角ツーシームを完璧にとらえ、痛烈なライナーで左翼席に運んだ。「点を取られた直後の先頭バッターだったので出塁する意識を持ってスイングをした結果、良い形でとらえることができました。もっと援護できるように頑張ります」とコメントした。
ここまで 3試合14打席無安打と不調で、前日 7日には矢野監督が「その打順を打っている自覚とプライドはあると思う。前を向いて『4番』にふさわしいバッターになっていってくれたらいい」と話していた。指揮官の期待に応える一撃で試合を振り出しに戻した。
2回表阪神無死、弾丸ライナーでスタンドに飛び込む「左越え同点本塁打」を放った大山悠輔内野手=マツダスタジアム
大山悠輔内野手が、指揮官の直接指導に応える同点の「9号ソロ」を放った。 1点を追う 2回先頭の第 1打席、広島のエース大瀬良の内角 144キロツーシームを完璧にとらえた。「点を取られた直後の先頭バッターだったので。出塁する意識を持ってスイングをした結果、いい形でとらえることができました」。引っ張り込んだ弾丸ライナーは、スタンドに向かって一直線。11試合ぶり、 8月は初となる本塁打が左翼席中段に突き刺さった。
“緊急4者会談”の成果がすぐに表れた。試合前まで、「3試合14打席連続無安打」。前日 7日の試合後に矢野監督は「前を向いて『4番』にふさわしいバッターになっていってくれたら」と奮起を促していた。試合前練習の開始前には、バットを持った矢野監督と井上、新井両打撃コーチがベンチ前に集まり約 5分間、大山に身ぶり手ぶり指導した。背番号「3」は脱帽、直立の真剣なまなざしで耳を傾け、最初の打席で豪快なアーチをかけた。
2回、一時同点のソロを放った大山悠輔内野手。自身15打席ぶりの快音だ=マツダスタジアム
ただ 2打席目以降、快音は響かず 4打数 1安打に終わった。再び 1点を追う 8回二死 3塁の勝負どころでは、塹江に対して力ない遊飛に倒れた。矢野監督は大山への指導の意図を「 1年間ずっと調子いいということはなかなかない。もがきながら、何かつかんでくれたらなということで、こっちもアドバイスや気付いたことは伝えるようにしている」と説明した。
続けて、昨年から「4番」を任せている大山のさらなる奮起を待ち望んだ。「『4番』はチャンスで回ってきたり、責任のある打順。そういうところでは、悠輔自身の成長はチームとして必要。こちらとしても何とか後押しというか、あいつ自身もそう思っていると思うので。そういうのをチームとしても作っていきたい」。チームを勝利に導くのが、「4番」のバットだ。
2回表阪神無死、弾丸ライナーでスタンドに飛び込む「左越え同点本塁打」を放った大山悠輔内野手=マツダスタジアム
期待を乗せた白球はあっという間に左翼スタンドへと飛び込んだ。大山が響かせた久しぶりの快音は一時同点に追いつく一発で矢野監督の思いに応えた。
「点を取られた直後の先頭バッターだったので、出塁する意識を持ってスイングをした結果、いい形で捉えることができました」
1点を先制された直後の 2回だ。カウント 1- 1から大瀬良の内角球を振り抜いた。弾丸ライナーで放たれた打球は「左越えのソロ」。苦しんでいた「4番」から 7月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、11試合ぶりのアーチが飛び出した。
2回表阪神無死、左越えに同点ソロ本塁打を放った大山悠輔はナインの出迎えに笑顔を見せる=マツダスタジアム
7月上旬から負傷したマルテに代わって「4番」に座ると 7月は「月間打率0.299」と好調。だが、 8月に入るとなかなかあたりが出ず、前日 7日まで 3試合で「14打席連続無安打」と急失速。自身の不調とともに、チームも勝てない試合が多くなった。
そんな状態を気に掛けた矢野監督から試合前練習でメスが入った。指揮官は井上、新井両打撃コーチとともに大山を囲むと、バットを手に身ぶり手ぶりで熱血指導。マツダスタジアムの 3塁側ベンチ前で、 5分ほどの“矢野塾”が開かれた。
そして、第 1打席で“一発”回答。虎将は「すぐよくなるということではないかもしれないけど。もがきながら何かつかんでくれたら」とうなずいた。
試合前には矢野燿大監督(右)ら首脳陣が大山悠輔内野手(左)に直接指導した=マツダスタジアム
2打席目以降は凡退。特に 1- 2の 8回は二死三塁と同点の好機だったが遊飛に倒れた。「4番」としてはチャンスで結果を残してほしかったが…。
「『4番』ってチャンスで回ってきたり、責任のある打順。そういうところでは悠輔(大山)自身の成長というのはチームとして必要。こちらとしても、何とか後押しというか。そういうのをチームとしても作っていきたい」と矢野監督。この日は調子の上がらないボーアらの打順を組み替えたが「4番・大山」は動かさず-。大山の成長はチームにとって不可欠だ。
マツダでは 7月 4日から 2試合連発などで一気に調子を上げた、いい思い出がある。苦しい期間を乗り越えて「真の4番打者」へと成長する。
近本光司外野手を 2ゴロに抑えた大瀬良大地投手=マツダスタジアム
近本光司外野手が連続試合安打を 7試合に伸ばした。「1番中堅」で先発出場し、 8回先頭の第 4打席。「2番手」塹江の前に転がったボテボテのゴロを、自慢の快足で内野安打とした。
8月に入って毎試合安打を重ね、月間打率は「4割4分8厘」。打線のカギを握るリードオフマンが、好調を維持している。
木浪聖也内野手の 1ゴロで大瀬良大地投手がベースカバーに入るもセーフ判定となる、しかしリプレー検証のすえアウトに覆る=マツダスタジアム
今季初めて「2番」で先発した木浪聖也内野手は無安打に終わった。
4回には先頭で 1塁内野安打のジャッジだったが、広島のリクエストが成功して 1ゴロに覆るなど 3打数無安打。「3試合連続ヒット」で止まった。昨季は 8試合スタメンで出た打順で、今年初めて「1番近本」との“チカキナ”コンビを結成。 8回は犠打で近本を 2塁に進めはしたが、勝利につながらなかった。
7回表阪神無死 1塁、左前打を放ったジャスティン・ボーア内野手=マツダスタジアム
阪神新助っ人ボーアが久々の「6番」で 1安打を放った。ここ最近は「5番」に定着していたが、打順組み替えで 6月25日ヤクルト戦(神宮)以来の「6番」となった。
7回無死 1塁の第 3打席では、先発大瀬良の直球をはじき返して左前安打。遊撃手が 2塁ベース付近に寄る極端なシフトの左を破り、「5番」サンズとの連打でチャンスメークした。
8回裏、阪神「3番手」のジョー・ガンケル投手=マツダスタジアム
阪神の新助っ人ジョー・ガンケル投手が「6試合連続無失点」の好投だ。
1点を追う 8回からマウンドに上がり、先頭松山をフォークで 2ゴロ。続く會澤をスライダーで遊直、菊池涼を直球で空振り三振と 3者凡退。先発からブルペン要員となった 7月25日中日戦からゼロを続けている右腕は「自分の持っている球種を使ってストライクゾーンで勝負出来ている」と好調の秘訣(ひけつ)を明かした。
會澤翼捕手を遊直に打ち取ったジョー・ガンケル投手=マツダスタジアム
※ 8月 9日の予告先発は、広島・遠藤淳志投手(21)ー阪神・秋山拓巳投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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