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米コロナ感染500万人迫る、死者は16万人!全国知事会お盆帰省など巡って議論!コロナ対策会合!

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米「ジョンズ・ホプキンズ大」の集計によると、米国で確認された「新型コロナウイルス感染者」が8日、 500万人に迫った。死者は16万人余りで、いずれも世界最多。 1日当たりの感染者数は 7月末以降、減少傾向にあるが、死者数はほぼ連日1000人を超えており、沈静化には時間がかかりそうだ。各州当局によると、感染確認数の最多は西部カリフォルニア州で約55万人。次いで南部フロリダ州が約52万人、同テキサス州が約48万人、 5月ごろまで感染の一大中心地だった東部ニューヨーク州が約42万人。大統領府は 8日、ツイッターで「大国の中では人口 100万人当たりの死者は少ない」と強調。一方で主要紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)は社説で非難した。地元メディアによると、「新型コロナ」によるブラジル初の死者が確認されたのは 3月12日。感染者は 7月29日の発表で 250万人を上回った。ブラジル保健省は 8日、国内の「新型コロナウイルスの感染者」が 301万2412人、死者が10万477人になったと発表した。いずれも世界最多の米国に次ぎ 2番目に多い。既に約 7割が回復しているというが、検査が充実していないため実際の数はさらに多いとみられている。

全国知事会は 8日、オンラインで「新型コロナウイルス対策本部」の会合を開き、「お盆の帰省」などを巡って議論した。東京都の小池百合子知事(68)は、「コロナ専用病院」を 2カ所開設することや、酒類を提供する飲食店や、カラオケ店に「時短要請」を行っている現状を報告。その上で、知事の権限について、「特措法の改正」などを国に対し、強く求めるべきだとした。大阪府の吉村洋文知事(45)は、各知事のメッセージを一覧表にまとめ、帰省先は何と発信しているのか、分かりやすくすべきだと提言した。沖縄県の玉城デニー知事(60)は訴えた。大阪府の吉村洋文知事は 8日、府庁で取材に応じ、「新型コロナウイルス」に感染し大阪市内の宿泊施設で療養中の30代男性が 7日未明に無断外出し、府内の自宅に戻っていたことについて言及した。府によると男性は 6日夕に入所。 7日午前から看護師が健康観察のため繰り返し携帯電話を鳴らすなどしたが応答せず、夜になって家族と連絡が取れ、自宅に戻って寝ていたことが判明した。施設の監視カメラには、 7日午前3時ごろに非常階段経由で立ち去る人が写っていた。保健所の判断で、男性はそのまま自宅療養に切り替えた。男性は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と話している。

お笑いタレントの明石家さんま(64)が 8日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・0)に出演。大阪府の吉村洋文知事(45)がうがい薬の使用を呼びかけたことについて言及した。吉村氏は 4日の記者会見で「ポビドンヨード」という成分を含んだ市販のうがい薬を示しながら、発熱者や接待を伴う飲食店関係者らに使用を呼び掛けたが、 5日の会見では「予防薬でも治療薬でもない」と強調した。さんまはこの話題に触れ、同情した。お笑いタレントの村上ショージ(65)は、吉村知事の会見に指摘。大阪府歯科保険医協会が、殺菌効果のある「ポビドンヨード配合のうがい薬」が「新型コロナウイルス感染対策」に効果があると発表した大阪府の吉村洋文知事に、異例の抗議文を突きつけたことが 7日、分かった。同協会の小澤力理事長は抗議文の中で、厳しく指摘している。吉村氏はその意義を強調するが、うがい薬問題の波紋は広がるばかりだ。「ポビドンヨード配合のうがい薬」は、 4日の吉村知事らの会見中から全国のドラッグストアなどで売り切れが続出。「再入荷は未定」という店が多いが、小澤理事長は、現場でも入手に支障が出ていることを訴えた。吉村知事は、「新型コロナウイルス対策」への対応で知名度を全国区に上げた。医療の現場からの反発の声は高まっている。大阪ではこの日、 255人の「新型コロナウイルス感染」が確認され、過去最多を 2日連続で更新した。

福岡県は 8日、 150人の「新型コロナウイルス感染」を確認したと発表した。内訳は県23人、福岡市86人、北九州市33人、久留米市 8人。福岡市は同日、 7月31日の感染者数を 117人から 116人に訂正した。 1人を重複して集計していた。県内の感染確認は計2894になった。福岡市は、 6日に死亡した60代男性の感染を確認したと公表。県内の死者は計37人となった。北九州市は 2カ所でクラスター(感染者集団)が発生した可能性があると発表。久留米市は20~80代の男女 8人のうち80代の男性が重症とした。

中日本高速道路は 8日、東名高速道路上り線の「海老名サービスエリア」(神奈川県海老名市)内にあるスターバックスの従業員が「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。海老名SAの別のテナントやトイレ、ガソリンスタンドなどは通常通り利用できる。

お盆休みの帰省シーズンに突入した 8日、新幹線や空の便、高速道路では例年と異なり、激しい混雑はなく静かなスタートとなった。「新型コロナウイルスの感染拡大傾向」が続く中、古里の家族に元気な顔を見せようと帰省を決めた人たちは、「感染予防」に気を配りながらの移動となった。東京駅では待合室に空席もあり、利用客は少ない。埼玉県上尾市のパート従業員岡野晴美さん(56)は、長男(28)と実家のある大阪府と和歌山県へ向かった。盛岡駅は閑散。岩手県は 7月末まで約 3カ月半にわたり「国内唯一の感染ゼロ」だった。東京都板橋区の会社員伊藤颯斗さん(19)は今春上京、秋田県大館市に帰省する。両親が盛岡駅まで迎えに来るという。羽田空港のターミナルビルはあちこちに消毒液が置かれる。東京都内の大学生五十嵐結愛さん(21)は札幌市に帰省。JR各社によると、 8日の各新幹線に混雑はなかった。東海道新幹線下りは東京駅出発時点の自由席乗車率は高くて50%。東北、上越、北陸新幹線下りは 5~10%が多かった。日本道路交通情報センターによると、 8日午前は中央自動車道下りの日野バス停付近で17キロ、午後は東名高速道路上りの横浜町田インターチェンジ付近で16キロの渋滞があった。

お盆休みの帰省シーズンに突入した 8日、新幹線や空の便、高速道路など混雑はなく静かなスタートとなった。そんな中、「新型コロナウイルスの感染リスク」を避けられる交通手段として乗用車での移動が人気となっている。車中用の快適グッズの売れ行きも好調だ。自動車用品販売の大手オートバックスによると、「コロナ禍」で来店客が減り、買い物需要が減少する中で、 7月の同社売り上げは前年同月比の約 101%だという。人気は後部座席の足元空間に簡単にセットできる「エアークッション」で、後部座席をフラットするなど快適スペースができる。後部座席などに設置し温度を下げる効果がある「遮光カーテン」や、車内用の小型扇風機も売れている。いずれも真夏の長時間ドライブに重宝しそうだ。一方で、帰省や旅行の車利用には「県外ナンバー狩り」と呼ばれるトラブル回避の注意が必要となりそうだ。「県外ナンバーですが、地元在住です」などのステッカーも数多く販売されているが県外ナンバー車への被害が全国で相次いでいる。「コロナ禍下」では、車移動にも“新しい生活様式”が求められそうだ。

安倍晋三首相(65)は 8日、「アベノマスク」とやゆされる政府配布の小さい布マスクをして官邸に姿を見せた。先月31日以来、 8日ぶりの着用。マスク需給の改善を理由に今月に入り、鼻から顎を覆う大きめの布マスクに変更していたが、「アベノマスク」に回帰した。

記事をまとめてみました。

 

 米「ジョンズ・ホプキンズ大」の集計によると、米国で確認された「新型コロナウイルス感染者」が8日、 500万人に迫った。死者は16万人余りで、いずれも世界最多。 1日当たりの感染者数は 7月末以降、減少傾向にあるが、死者数はほぼ連日1000人を超えており、沈静化には時間がかかりそうだ。

 早期に経済活動を再開した南部や西部の州での感染確認が依然として多い。死者数は12月までに30万人に達するとの推計もある。

 各州当局によると、感染確認数の最多は西部カリフォルニア州で約55万人。次いで南部フロリダ州が約52万人、同テキサス州が約48万人、 5月ごろまで感染の一大中心地だった東部ニューヨーク州が約42万人。

 「ジョンズ・ホプキンズ大」によると、米国では 1月21日に感染者が初確認され、 4月28日に 100万人を突破。いったん落ち着いたが、各地の経済活動再開を受け、 6月 9日に 200万人、 7月 7日に 300万人、同23日 に400万人を超えた。最近は連日 5万人前後の感染が確認されている。

 ブラジル保健省は 8日、国内の「新型コロナウイルスの感染者」が 301万2412人、死者が10万477人になったと発表した。

 いずれも世界最多の米国に次ぎ 2番目に多い。既に約 7割が回復しているというが、検査が充実していないため実際の数はさらに多いとみられている。

 ブラジル・ノバイグアスの墓地で、防護服を着て新型コロナウイルスによる死者のひつぎを運ぶ人たち=7日

 米「ジョンズ・ホプキンズ大」の集計によると、感染者数の上位10カ国には他にメキシコ、ペルー、チリ、コロンビアが名を連ね、南北米大陸が感染拡大の中心地となっている状況は変わらない。

  7月に自ら感染し、既に回復したボルソナロ大統領は「新型コロナの脅威」を軽視し、感染拡大に無頓着な姿勢を崩していない。今月 6日には「全ての死を残念に思う」と述べる一方、州政府などが感染対策として実施する商業活動の規制などについて「(経済への)副作用はウイルスよりも重い」と従来の批判を繰り返した。

 大統領府は 8日、ツイッターで「大国の中では人口 100万人当たりの死者は少ない」と強調。一方で主要紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)は社説で「悲劇の最大の責任者の名はボルソナロだ」と非難した。

 地元メディアによると、「新型コロナ」によるブラジル初の死者が確認されたのは 3月12日。感染者は 7月29日の発表で 250万人を上回った。

 

 小池東京都知事=東京都庁 (2020年 7月15日撮影)

 全国知事会は 8日、オンラインで「新型コロナウイルス対策本部」の会合を開き、「お盆の帰省」などを巡って議論した。

 東京都の小池百合子知事は、「コロナ専用病院」を 2カ所開設することや、酒類を提供する飲食店や、カラオケ店に「時短要請」を行っている現状を報告。その上で、知事の権限について「実効性を確保するための強化」や、「特措法の改正」などを国に対し、強く求めるべきだとした。

 大阪府の吉村洋文知事は、「医療体制を含めて、 1番詳しい状況を知っているのは知事だ」とし、各知事のメッセージを一覧表にまとめ、帰省先は何と発信しているのか、分かりやすくすべきだと提言した。沖縄県の玉城デニー知事は「離島を抱えているので、隣県に応援を求められない。自宅療養者のケアなどを行う上では、医療従事者の確保が喫緊の課題」と訴えた。

 府庁で取材に応じる吉村洋文知事=大阪府庁

 大阪府の吉村洋文知事は 8日、府庁で取材に応じ、「新型コロナウイルス」に感染し大阪市内の宿泊施設で療養中の30代男性が 7日未明に無断外出し、府内の自宅に戻っていたことについて言及した。

 「宿泊療養はお願いベースです。ある意味、強行突破されたら、どうしようもない。強制隔離する法律にはなっていない。法律上、強制はなかなかできない」。

 府によると男性は 6日夕に入所。男性が「ほこりっぽいので部屋を替えてほしい」と申し出たため、別の部屋に替わったが「やっぱり初めの部屋でいい」と元の部屋の戻ったという。 7日午前から看護師が健康観察のため繰り返し携帯電話を鳴らすなどしたが応答せず、夜になって家族と連絡が取れ、自宅に戻って寝ていたことが判明した。

 施設の監視カメラには、 7日午前3時ごろに非常階段経由で立ち去る人が写っていた。吉村知事は「非常階段のドアのカギをかけていたらいいという人もいるかもしれないが、消防法上できない」と説明した。

 吉村知事は「家族を含めて他の人に感染させてしまうかもしれないので宿泊療養してもらっている。ルールを守ってほしい。なんとかご理解してほしい」と訴えた。保健所の判断で、男性はそのまま自宅療養に切り替えた。男性は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と話している。

 

 お笑いタレントの明石家さんまが 8日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・0)に出演。大阪府の吉村洋文知事がうがい薬の使用を呼びかけたことについて言及した。

 吉村氏は 4日の記者会見で「ポビドンヨード」という成分を含んだ市販のうがい薬を示しながら、発熱者や接待を伴う飲食店関係者らに使用を呼び掛けたが、 5日の会見では「誤解がある。予防薬でも治療薬でもない」と強調した。

 さんまはこの話題に触れ、「吉村君もちょっと急ぎ過ぎているのかな、今。若さで。周りもごちゃごちゃいうやつがいるんでしょうけども」と話し、「知事とかになるとそこでたたかれたり『たたかれるのは分かっていました』って言わなきゃいけない。かわいそうな立場で」と同情した。

 お笑いタレントの村上ショージは、吉村知事の会見に「ぎょうさん並べていましたからね、イソジン。記者会見でテーブルの前に」と指摘。

 さんまは「そうそう。だから、一瞬最初、あ、これお金がね動いているのかなって思うくらいね」と発言し、「マスクの時もそうやんか、国がマスクの。これお金動いてんのって俺ら素人考えでは。うがい薬今更いいですよって、え?お金動いてんのこれとか、どうしてもそう思ってしまう悲しさ。向こうは向こうで必死やろうけどもね」と私見を述べた。

 これに村上は「買いだめがすごいですもんね。影響力がある人が言うと」と話していた。

 明石家さんま氏=MBSラジオ

 大阪府歯科保険医協会が、殺菌効果のある「ポビドンヨード配合のうがい薬」が「新型コロナウイルス感染対策」に効果があると発表した大阪府の吉村洋文知事に、異例の抗議文を突きつけたことが 7日、分かった。同協会の小澤力理事長は抗議文の中で「医療現場と府民を混乱させ、歯科医療機関が医療用のうがい薬の入手が困難になっている」と、厳しく指摘している。吉村氏はその意義を強調するが、うがい薬問題の波紋は広がるばかりだ。

◇   ◇   ◇

 吉村知事に対して、歯科医療の現場から手厳しい声が上がった。 6日付で送付された抗議文のタイトルは「医療機関と府民を混乱に陥れたことを真摯(しんし)に受け止めよ」。小澤理事長は、 4日に「『ポビドンヨード』を含むうがい薬に新型コロナウイルスに対する効果が確認された」と発表した吉村知事の会見内容を、強く批判した。

 同協会は、大阪府内の歯科開業医4184人が会員。抗議文は「そもそも、うがい薬に効果があるかどうかについて、知事の不用意な発言は、医療現場と府民に混乱をもたらし、治療にも支障をきたしている」と指摘。「うがい薬が市場から消えてしまい、最も多く使用している歯科医療機関でさえ手に入らなくなっている」と、現場の悲鳴を訴えた。

 東京都内のドラッグストアからイソジンなど殺菌効果のあるうがい薬が売り切れていた

 歯科医療では、抜歯治療の「感染予防」で「ポビドンヨード配合の薬」を使用している現実がある。「歯科医は学校時代に、抜歯時の「感染予防」として『ポビドンヨード』などの使用を学びます。抜歯治療時のルーティンです」と、東大医学部顎口腔(こうくう)外科研究生の榊原康智氏(榊原デンタルクリニック院長)は解説する。

 「ポビドンヨード配合のうがい薬」は、 4日の吉村知事らの会見中から全国のドラッグストアなどで売り切れが続出。「再入荷は未定」という店が多いが、小澤理事長は「歯科医療機関が入手ができなくて困っている、との相談が相次いでおり、入荷できないため、治療で必要な患者に行きわたりにくくなっている」と、現場でも入手に支障が出ていることを訴えた。

 吉村知事は、「新型コロナウイルス対策」への対応で知名度を全国区に上げた。抗議文はその「時の人」に、「住民の命と健康を守るべき立場を踏まえて、慎重に発言するよう強く求める」と締めくくった。医療の現場からの反発の声は高まっている。大阪ではこの日、 255人の「新型コロナウイルス感染」が確認され、過去最多を 2日連続で更新した。

 

 福岡県は 8日、 150人の「新型コロナウイルス感染」を確認したと発表した。内訳は県23人、福岡市86人、北九州市33人、久留米市 8人。福岡市は同日、 7月31日の感染者数を 117人から 116人に訂正した。 1人を重複して集計していた。県内の感染確認は計2894になった。

 福岡市はまた、 6日に死亡した60代男性の感染を確認したと公表。県内の死者は計37人となった。

 福岡市によると、 7月31の集計で検査を担当した医療機関が4代女性の感染を保健所と市に報告した際、それぞれ別の名前を誤って入力したという。後日、市の担当者が生年月日が同じことに気づいた。

 北九州市は 2カ所でクラスター(感染者集団)が発生した可能性があると発表。久留米市は20~80代の男女 8人のうち80代の男性が重症とした。

 

 中日本高速道路は 8日、東名高速道路上り線の「海老名サービスエリア」(神奈川県海老名市)内にあるスターバックスの従業員が「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。

 中日本高速やスターバックスコーヒージャパンによると、従業員の最終勤務日は 3日で、 7日に感染が判明した。店舗は消毒作業のため一時休業とし、他の従業員には自宅待機を指示しているという。

 海老名SAの別のテナントやトイレ、ガソリンスタンドなどは通常通り利用できる。

 

 人が少ないJR新大阪駅の新幹線ホーム=大阪市淀川区

 お盆休みの帰省シーズンに突入した 8日、新幹線や空の便、高速道路では例年と異なり、激しい混雑はなく静かなスタートとなった。「新型コロナウイルスの感染拡大傾向」が続く中、古里の家族に元気な顔を見せようと帰省を決めた人たちは、「感染予防」に気を配りながらの移動となった。帰省にも“新しい生活様式”が求められそうだ。

 東京駅では待合室に空席もあり、利用客は少ない。JR東日本は新幹線車内でクリーンな環境で過ごしてもらうため、除菌シートを無料配布した。埼玉県上尾市のパート従業員岡野晴美さんは、長男と実家のある大阪府と和歌山県へ向かった。春に亡くなった親族の葬儀に参列できなかったという。「何とかお線香を上げに行ってあげたい」。マスクに保護用の眼鏡、除菌アルコールを持ち「できる限りの対策で気を付けたい」と話した。

 閑散とする大阪空港=大阪市

 盛岡駅は閑散。岩手県は 7月末まで約 3カ月半にわたり「国内唯一の感染ゼロ」だった。東京都板橋区の会社員伊藤颯斗さんは今春上京、秋田県大館市に帰省する。両親が盛岡駅まで迎えに来るという。「東京は感染者が多く、帰省に家族も心配していた。手洗いなど「感染予防」をして、ゆっくり過ごす」とした。

 羽田空港のターミナルビルはあちこちに消毒液が置かれる。東京都内の大学生五十嵐結愛さんは札幌市に帰省。「地方に行くのはうしろめたさがあるが、オンライン授業で友達と会えないので気分転換したい。地元の友達に会わず、外出せずに過ごす」と話した。

 JR各社によると、 8日の各新幹線に混雑はなかった。東海道新幹線下りは東京駅出発時点の自由席乗車率は高くて50%。東北、上越、北陸新幹線下りは 5~10%が多かった。日本道路交通情報センターによると、 8日午前は中央自動車道下りの日野バス停付近で17キロ、午後は東名高速道路上りの横浜町田インターチェンジ付近で16キロの渋滞があった。

 

 お盆休みの帰省シーズンに突入した 8日、新幹線や空の便、高速道路など混雑はなく静かなスタートとなった。そんな中、「新型コロナウイルスの感染リスク」を避けられる交通手段として乗用車での移動が人気となっている。

 車中用の快適グッズの売れ行きも好調だ。自動車用品販売の大手オートバックスによると、「コロナ禍」で来店客が減り、買い物需要が減少する中で「タイヤやホイールなどの売り上げは減っているが、グッズの売り上げが好調」(同社広報部)で、 7月の同社売り上げは前年同月比の約 101%だという。

 人気は後部座席の足元空間に簡単にセットできる「エアークッション」で、後部座席をフラットするなど快適スペースができる。後部座席などに設置し温度を下げる効果がある「遮光カーテン」や、車内用の小型扇風機も売れている。「エアコンがあまり効かない後方座席にも冷風を送れる」とオートバックス広報担当。いずれも真夏の長時間ドライブに重宝しそうだ。

 お盆休みに入った 8日、都内では自宅屋上でバーベキューする人の姿も

 一方で、帰省や旅行の車利用には「県外ナンバー狩り」と呼ばれるトラブル回避の注意が必要となりそうだ。 7月16日、石川・金沢市内のコンビニで駐車場に停車した県外ナンバー車が店主から「金沢ナンバーではない」と移動するように通告された。 5月には長野・佐久市の柳田清二市長が「県外ナンバーというだけで誹謗(ひぼう)中傷はしないでください」と異例の注意喚起を動画で行った。「県外ナンバーですが、地元在住です」などのステッカーも数多く販売されているが「車が傷つけられた」「罵声を浴びた」など県外ナンバー車への被害が全国で相次いでいる。「コロナ禍下」では、車移動にも“新しい生活様式”が求められそうだ。

 

 「アベノマスク」を着用する安倍晋三首相=首相官邸

 安倍晋三首相は 8日、「アベノマスク」とやゆされる政府配布の小さい布マスクをして官邸に姿を見せた。先月31日以来、 8日ぶりの着用。マスク需給の改善を理由に今月に入り、鼻から顎を覆う大きめの布マスクに変更していたが、「アベノマスク」に回帰した。首相周辺は「いろいろな布マスクをローテーションで使っている」としている。

 「アベノマスク」を着用し、首相官邸に入る安倍晋三首相=首相官邸

 洗って何度も使えるとして布マスクにこだわる首相だが、菅義偉官房長官は「暑そう」などとして利用していない。

 この日首相は、官邸で開かれた「新型コロナウイルス感染症」の会議に出席し、国内外の感染状況について報告を受けた。

 

 

 

 

 

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