●阪神は 1回、1死 3塁からジェリー・サンズ外野手(32＝キウム・ヒーローズ)の犠飛で 1点を先制した。ＤｅＮＡはその裏、今季初スタメンの楠本泰史外野手(25)が｢１号ソロ｣を放ち、同点。阪神は 6回、ＤｅＮＡ先発井納翔一投手(34)を攻め、サンズの｢適時２塁打｣などで 2点を勝ち越し。先発オネルキ・ガルシア投手(31)が 6回まで 1失点に抑えた。阪神は 7回に捕逸の間に 1点を追加し、 8回から継投で逃げ切った。ガルシアが今季｢１勝｣目。ＤｅＮＡの連勝は｢３｣で止まった。井納が｢３敗｣目。オネルキ・ガルシア投手が今季 8度目の登板で｢初勝利｣を挙げた。 7回を投げ、 4安打 1失点。序盤 3イニングで 4つの四球を出したが、 4回以降は無四球と安定感を取り戻し、打線の援護を受けた。 108球は今季最多の球数だった。打線は｢３番｣サンズが 1回に先制犠飛、同点で迎えた 6回一死 3塁で勝ち越しの｢適時２塁打｣を放って 2打点の活躍。近本光司外野手(25)は｢１０0試合連続安打｣をマークするなど 3安打。木浪聖也内野手(25＝ホンダ＝亜細亜大學ＯＢ)、梅野隆太郎捕手(29)も 2打点を記録。中盤までは 1点を争う展開だったが、終わってみれば｢１０安打９得点｣での勝利。チームは借金を｢２｣に減らした。
●トンネル抜けて幸せが舞い降りた！オネルキ・ガルシア投手が、 8度目の先発で｢２０年初勝利｣を挙げた。好調ＤｅＮＡ打線を力で押し込み、 7回 7奪三振 1失点。前日岩貞祐太投手(28)が背信ＫＯされるなど頼れる左腕先発が減る中、目覚めの快投で窮地を救った。この日ナインが着用した｢幸せの黄色いマスク｣効果もあってか、借金を｢２｣に減らして首位巨人に｢５．５｣差。今日12日の 9連戦ラストも飾り上位浮上を目指す。ようやくガルシアに幸運が舞い降りた。 3点リードの 7回二死 1塁。今季最多 108球目となる 149キロで｢１番｣桑原将志外野手(26)を遊ゴロに仕留めた。 7回 4安打 1失点の力投。開幕から｢７戦４敗｣と苦しみ抜き、 8度目の登板で待望の初白星。約 2カ月に及ぶ長～いトンネルを抜けた左腕は笑顔になった。｢幸せの黄色いマスク｣が勝利を運んだ。この日から矢野燿大監督(51)らがベンチで｢黄色いマスク｣を装着。宿泊するホテルから全選手、首脳陣、スタッフにプレゼントされた特別アイテムで、背番号入りの非売品だ。矢野監督は笑顔だ。ガルシアにとっても黄色はラッキーカラーだった。昨季、今年と鳴尾浜で 2軍調整を続けていた時期。ブルペン投球が終わると、毎回｢黄色いタオル｣を使ってひたすらシャドーピッチングを続けた。 2軍のスタッフから通訳を介して聞くと、天を指さしてキス。黄色いタオルがお気に入りだった。真夏の横浜で悲運の左腕が、幸運を呼ぶ男になった。
●近本光司外野手が｢１０試合連続安打｣をマークした。 1回の第 1打席に低めの変化球をすくい、右中間へ 2塁打を放った。その後、一死 3塁から｢３番｣ジェリー・サンズ外野手の中犠飛で先制のホームを踏んだ。近本光司外野手が、ガルシアの初勝利をアシストした。今季最長の｢１０試合連続安打｣となる 5度目の｢猛打賞｣に自慢の快足も披露。先制＆中押し＆ダメ押しを演出する大活躍だ。まずは初回、速攻パンチの足がかりを作った。｢１番中堅｣で出場。先発井納の内角低めスライダーをうまくすくい上げ、右中間を破る 2塁打。犠打で進塁後、｢３番｣サンズの犠飛で先制のホームを踏んだ。 7回は自慢の快足を飛ばし、“１人”で追加点を奪った。一死から左腕エドウィン・エスコバー投手(28)のスライダーを捉え、 1塁線を破る今季初の 3塁打をマーク。そして二死後、｢３番｣サンズの 3球目だった。投球を捕手高城俊人捕手(27)が 3塁側へそらす間に、本塁突入。隙を見逃さない積極走塁で生還し、リードを 3点に広げた。厳しい猛暑もしっかり食べて、夏バテを防ぐ。開幕後の不調を取り戻すように、 8月は安打を量産している。昨季は球団の新人記録を更新する｢１３試合連続安打｣を放ち、背番号｢５｣は勢いに乗ったら止まらない。記録をどんどん伸ばし、頼もしくチームをけん引していく。
● 4試合連続で｢２番・遊撃｣で出場した木浪が、 5試合ぶりの｢マルチ安打｣で｢勝利｣に貢献した。 4－ 2の 9回無死満塁。平田のフォークをたたいて右翼フェンス直撃の 2点 2塁打。同点の 6回一死からは遊撃への内野安打。井納の 1塁へのけん制悪送球で 3進すると、サンズの一打で勝ち越しのホームを踏んだ。 9回無死満塁では右翼フェンス直撃の 2点 2塁打。守備でも 2回無死 1塁で大和の 3遊間への打球をさばき、併殺をとるなど好プレーで貢献していた。
●ジェリー・サンズ外野手がこの日も仕事を全うし、決勝点をたたき出した。同点で迎えた 6回一死 1塁。 2ボール 1ストライクからＤｅＮＡ井納のけん制悪送球で一死 3塁に好機が拡大された。チャンスが到来すれば、目の色が変わる！？ 3ボール 1ストライクとなった後、外角スライダーをライナーで左中間に運んだ。勝ち越しの｢適時２塁打｣で｢２７打点｣目を記録し、チーム最多の大山悠輔内野手(25)に並んだ。 1回にも一死 3塁から左中間フェンス際まで中犠飛を届かせ、先制点をもたらしていた。開幕は 2軍スタート。 6月27日に 1軍昇格してからは勝負強さで徐々に立ち位置を確立し、今や欠かせない存在になっている。
●梅野隆太郎捕手が 2打点と勝負強さをみせた。 6回。 1点を勝ち越し、なお二死 1、 2塁で｢適時２塁打｣。 9回には一死満塁で右犠飛を放った。バットでもガルシアの今季初勝利をアシストしていた。
●尾仲祐哉投手(25)が今季初登板した。 9回にマウンドに上がって 2安打されたが、最後は桑原を見逃し三振に斬って無失点。横浜での登板は、ＤｅＮＡ時代の17年 9月 7日以来だった。
●チームトップ｢４勝｣の青柳晃洋投手(26)が中 4日で12日のＤｅＮＡ戦(横浜)に先発する。キャッチボールなどで調整した右腕は意気込んだ。今季｢２敗｣目を喫した 7日の広島戦では、｢１０安打６失点｣を許して 3回で降板。悔しさをハマスタで晴らす。
記事をまとめてみました。
＜横浜ＤｅＮＡ 2－ 9阪神＞◇11回戦◇阪神 5勝 5敗 1分◇11日◇横浜スタジアム
阪神は 1回、1死 3塁からサンズの犠飛で 1点を先制した。ＤｅＮＡはその裏、今季初スタメンの楠本が｢１号ソロ｣を放ち、同点。
阪神は 6回、ＤｅＮＡ先発井納を攻め、サンズの｢適時２塁打｣などで 2点を勝ち越し。先発ガルシアが 6回まで 1失点に抑えた。
阪神は 7回に捕逸の間に 1点を追加し、 8回から継投で逃げ切った。ガルシアが今季｢１勝｣目。ＤｅＮＡの連勝は｢３｣で止まった。井納が｢３敗｣目。
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手＝横浜スタジアム
オネルキ・ガルシア投手が今季 8度目の登板で｢初勝利｣を挙げた。 7回を投げ、 4安打 1失点。序盤 3イニングで 4つの四球を出したが、 4回以降は無四球と安定感を取り戻し、打線の援護を受けた。 108球は今季最多の球数だった。
打線は｢３番｣サンズが 1回に先制犠飛、同点で迎えた 6回一死 3塁で勝ち越しの｢適時２塁打｣を放って 2打点の活躍。近本は｢１０0試合連続安打｣をマークするなど 3安打。木浪、梅野も 2打点を記録。中盤までは 1点を争う展開だったが、終わってみれば｢１０安打９得点｣での勝利。チームは借金を｢２｣に減らした。
6回表、｢黄色いマスク｣を付け試合を見守る矢野燿大監督＝横浜スタジアム
阪神ガルシアが、 8度目の先発で｢２０年初勝利｣を挙げた。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
－ガルシアはボールも走っていた
矢野監督 状態自体は悪くないんだけど。細かいコントロールがある投手じゃないので。そういうところでは、すごくきょうが良かったというわけではないんだけど、打線の援護が今までなかったじゃん。そういうところでは、取られ方もガルシアが良くないところもあったし、どっちもなんだけど。でもちょっと援護してあげて、勝てたっていうのも大きい。( 6回に点を)取った後、しっかりいってくれたっていうのも大きかったんで。次につながるような登板になったと思う。俺的にはそれがうれしいかな。
－ガンケルがブルペンに入れない中で長いイニング
矢野監督 それもあったし、9連戦の間なんで。そういうところで、もう1回いってくれたのも良かった。
今季初勝利のガルシア投手(左から 3人目)をねぎらう矢野燿大監督(同 4人目)＝横浜スタジアム
－ムードメーカーが勝つとチームも勢いに乗る
矢野監督 去年の最後のつながっていけた時も、あいつが中継ぎに入って盛り上げてくれたというのもあるし。もともとああいう性格なので乗っていってくれたらなっていうのはある。ぜひ、そうなってほしい。
－サンズがまた勝負強い打撃
矢野監督 いいところでやっぱり期待できるというか。自分の形は持っている打者なんで、しぶといバッティングをしてくれるっていう期待値はこっちとしても持っている。
－近本が出てサンズが返す。 1人 1人が役割を
矢野監督 チカ(近本)の足も生きたし。点がなかなか取れなかったので、そういうところでは後半ちょっと動きが出たのでね。セイヤ(木浪)もいい当たりが正面いくというのが今年すごく多いんだけど、最後の紙一重でホームラン入らないけど、でもいいところで打ってくれた。海(植田)もデッドボールだけどそういうのもつながった。
7回裏ＤｅＮＡ二死 1塁、桑原将志を遊ゴロにガッツポーズするオネルキ・ガルシア投手＝横浜スタジアム
トンネル抜けて幸せが舞い降りた！オネルキ・ガルシア投手が、 8度目の先発で｢２０年初勝利｣を挙げた。好調ＤｅＮＡ打線を力で押し込み、 7回 7奪三振 1失点。前日岩貞が背信ＫＯされるなど頼れる左腕先発が減る中、目覚めの快投で窮地を救った。この日ナインが着用した｢幸せの黄色いマスク｣効果もあってか、借金を｢２｣に減らして首位巨人に｢５．５｣差。今日12日の 9連戦ラストも飾り上位浮上を目指す。
◇ ◇ ◇
ようやくガルシアに幸運が舞い降りた。 3点リードの 7回二死 1塁。今季最多 108球目となる 149キロで｢１番｣桑原を遊ゴロに仕留めた。 7回 4安打 1失点の力投。開幕から｢７戦４敗｣と苦しみ抜き、 8度目の登板で待望の初白星。約 2カ月に及ぶ長～いトンネルを抜けた左腕は｢全てにおいて全力で低めにということを意識した。( 7回も)ヒットを打たれてしまったけど、 1球1球、 1つのアウトを取ることを意識したよ｣と笑顔になった。
ヒーローインタビューを終え、笑顔で喜びのポーズを決めるガルシア投手＝横浜スタジアム
ベンチの期待に見事応えた。この日は外国人枠の関係で、中継ぎで奮闘するガンケルがブルペンにいなかった。しかも長距離移動を挟んでの 9連戦の 8戦目。 7回の打席に立ち、 7イニング目のマウンドに向かった。前日は岩貞がＫＯされて頼れる左腕が少なくなる中、ムードメーカーの奮闘に矢野監督も感謝。「次につながるピッチングになった。もともとああいう(ノリのいい)性格なので、これからも乗っていってくれたら｣と喜んだ。
｢幸せの黄色いマスク｣が勝利を運んだ。この日から矢野監督らがベンチで｢黄色いマスク｣を装着。宿泊するホテルから全選手、首脳陣、スタッフにプレゼントされた特別アイテムで、背番号入りの非売品だ。矢野監督は｢気持ちがうれしい。勝負事の人って誰でも験を担ぐ。今日こうやって付けさせてもらって勝った。そういう風に(験担ぎに)なっていけば、またうれしい｣と笑顔だ。
マスクを外してひと息つく矢野燿大監督＝横浜スタジアム
ガルシアにとっても黄色はラッキーカラーだった。昨季、今年と鳴尾浜で 2軍調整を続けていた時期。ブルペン投球が終わると、毎回｢黄色いタオル｣を使ってひたすらシャドーピッチングを続けた。 2軍のスタッフから通訳を介して｢黄色は日本で縁起がいい色なんだよ｣と聞くと、天を指さしてキス。黄色いタオルがお気に入りだった。
イエロー効果は降板後も終わらない。 9回は相手のまずい守備なども重なって 5得点を挙げた。ガルシアが登板した試合は、これまで 7試合で援護点は 9点、 1試合平均｢１．３点｣だった。そんな今季のデータがウソのように10安打9得点と攻撃陣が奮起。真夏の横浜で悲運の左腕が、幸運を呼ぶ男になった。
▽阪神福原忍投手コーチ(ガルシア投手について)
｢立ち上がりは少しボールが高かったけれど、しっかり修正してくれて、中盤からは彼本来の投球ができていたし良かったと思います｣
近本光司外野手が｢１０試合連続安打｣をマークした。 1回の第 1打席に低めの変化球をすくい、右中間へ 2塁打を放った。
その後、一死 3塁から｢３番｣ジェリー・サンズ外野手の中犠飛で先制のホームを踏んだ。
1回裏阪神無死、右中間へ 2塁打を放った近本光司外野手＝横浜スタジアム
近本光司外野手が、ガルシアの初勝利をアシストした。
今季最長の｢１０試合連続安打｣となる 5度目の｢猛打賞｣に自慢の快足も披露。先制＆中押し＆ダメ押しを演出する大活躍だ。
まずは初回、速攻パンチの足がかりを作った。｢１番中堅｣で出場。先発井納の内角低めスライダーをうまくすくい上げ、右中間を破る 2塁打。犠打で進塁後、｢３番｣サンズの犠飛で先制のホームを踏んだ。
7回は自慢の快足を飛ばし、“１人”で追加点を奪った。一死から左腕エスコバーのスライダーを捉え、 1塁線を破る今季初の 3塁打をマーク。そして二死後、｢３番｣サンズの 3球目だった。投球を捕手高城が 3塁側へそらす間に、本塁突入。隙を見逃さない積極走塁で生還し、リードを 3点に広げた。
7回表阪神二死 3塁、高城俊人捕手(右)が後逸し生還する近本光司外野手＝横浜スタジアム
2点差に迫られた 9回無死 1、 2塁では、 2長打から一転、バットを寝かせてセーフティーバント。打球を処理する平田を慌てさせて内野安打をもぎ取り、一挙 5得点を呼び込んだ。 3安打 3得点に｢塁に出てホームにかえってくることが自分の仕事だと思っていますし、今日はそれができて良かったです｣とにっこり。矢野監督もリードオフマンぶりの発揮に｢チカの足も生きた｣と目を細めた。
8月の近本はもう、誰にも止められない。同月に入って連続試合安打を続け、同学年のＤｅＮＡ｢４番｣佐野とトップを争う月間打率も、｢４割２分９厘｣で首位をキープ。一時打撃最下位だった打率は、昨季の「２割７分１厘｣を更新して｢２割８分｣に上げ、｢１３位｣まで浮上した。
9回表阪神無死 1、 2塁、バントヒットを決める近本光司外野手＝横浜スタジアム
厳しい猛暑もしっかり食べて、夏バテを防ぐ。開幕前の 4月、腸炎となって一時体重が落ちた。回復後は 3食に加えて間食も挟み、体重を少しずつ戻した。食が細くなりやすい夏場のシーズン中も、｢しっかり自分に合った量を食べること｣を意識。開幕後の不調を取り戻すように、 8月は安打を量産している。
昨季は球団の新人記録を更新する｢１３試合連続安打｣を放ち、背番号｢５｣は勢いに乗ったら止まらない。記録をどんどん伸ばし、頼もしくチームをけん引していく。
▽阪神井上一樹打撃コーチ ( 4出塁の近本光司外野手に)
｢チカが出て、かき回してクリーンアップでかえす形をうちの野球として定着させないといけないから。チカの今日のような仕事はこれからも必要不可欠です｣
1回裏阪神無死 2塁、犠打を決める木浪聖也内野手＝横浜スタジアム
4試合連続で｢２番・遊撃｣で出場した木浪が、 5試合ぶりの｢マルチ安打｣で｢勝利｣に貢献した。 4－ 2の 9回無死満塁。平田のフォークをたたいて右翼フェンス直撃の 2点 2塁打。「初球から思いきって打ちにいこうと決めていたので。それがいい結果につながってよかった｣。同点の 6回一死からは遊撃への内野安打。井納の 1塁へのけん制悪送球で 3進すると、サンズの一打で勝ち越しのホームを踏んだ。
6回表阪神一死、木浪聖也内野手は遊撃内野安打を放ちヘッドスライディング。 1塁手ロペス内野手＝横浜スタジアム
木浪聖也内野手が攻守で活躍した。 1回無死 2塁で送りバント成功。 6回に一死からショート内野安打で出塁。 1塁にヘッドスライディングも敢行した一打は、サンズの勝ち越し打につながった。
9回無死満塁では右翼フェンス直撃の 2点 2塁打で｢初球から思い切って打ちにいこうと決めていたので、それがいい結果につながってくれて良かったです｣。守備でも 2回無死 1塁で大和の 3遊間への打球をさばき、併殺をとるなど好プレーで貢献していた。
6回表阪神一死 3塁、ジェリー・サンズ外野手は左翼へ｢適時２塁打｣を放った。投手井納翔一＝横浜スタジアム
今夜も火曜日は｢サンズデー｣！ ジェリー・サンズ外野手がこの日も仕事を全うし、決勝点をたたき出した。
同点で迎えた 6回一死 1塁。 2ボール 1ストライクからＤｅＮＡ井納のけん制悪送球で一死 3塁に好機が拡大された。
｢得点圏に走者が行って気持ちが楽になったよ｣
チャンスが到来すれば、目の色が変わる！？ 3ボール 1ストライクとなった後、外角スライダーをライナーで左中間に運んだ。
｢甘い球をしっかり打ち返せて良かった。何よりチームが勝てて良かったよ｣
6回表阪神一死 3塁、左中間を破る｢適時２塁打｣を放ち喜ぶジェリー・サンズ外野手＝横浜スタジアム
勝ち越しの｢適時２塁打｣で｢２７打点｣目を記録し、チーム最多の大山に並んだ。
1回にも一死 3塁から左中間フェンス際まで中犠飛を届かせ、先制点をもたらしていた。
｢しっかり配球を考えながら打席に集中できている｣
日本野球の配球を丁寧に分析。勝負どころで持ち前の読みに磨きがかかり、両リーグ断トツトップの得点圏打率は｢２６打数１３安打｣で｢５割｣をキープしている。
これで火曜日は計｢１８打数１２安打｣の｢打率６割６分７厘、３本塁打、１１打点｣。驚異的な好相性に｢本当に不思議｣と笑うしかない。
開幕は 2軍スタート。 6月27日に 1軍昇格してからは勝負強さで徐々に立ち位置を確立し、今や欠かせない存在になっている。
6回表阪神二死 1、 2塁、梅野隆太郎捕手の｢適時２塁打｣で生還したジェリー・サンズ外野手＝横浜スタジアム
矢野監督の信頼度も｢自分の形を持っている打者。しぶとい打撃をしてくれるという期待値はこちらも持っている｣と高い。
昨季の｢韓国球界打点王｣。前評判に違わぬ働きぶりで、球界屈指の｢勝負師｣と化している。
▽阪神井上一樹打撃コーチ ( 3番サンズの 2打点から大勝)
｢ジェリー(サンズ)は本当に頼もしい存在。こうやって打ってくれている時に、当たりの止まっている打者が復活してくれるのが1番いい形。チカ(近本)が出て、かき回してクリーンアップでかえすという形をうちの野球として定着させないといけない。チカ(近本)の今日のような仕事はこれからも必要不可欠｣
6回表阪神二死 1、 2塁、左翼線に｢適時２塁打｣を放った梅野隆太郎捕手＝横浜スタジアム
梅野隆太郎捕手が 2打点と勝負強さをみせた。 6回。 1点を勝ち越し、なお二死 1、 2塁で｢適時２塁打｣。 9回には一死満塁で右犠飛を放った。
6回の一打に｢何としてももう1点欲しかったので、打つことができて良かったです｣とコメント。バットでもガルシアの今季初勝利をアシストしていた。
9回裏、阪神｢３番手｣で登板した尾仲祐哉投手＝横浜スタジアム
尾仲祐哉投手が今季初登板した。 9回にマウンドに上がって 2安打されたが、最後は桑原を見逃し三振に斬って無失点。
｢ 1日でも早く投げたいという思いでしたし、横浜スタジアムで投げたのも 3年ぶりくらいだったので、まずは『０』0で抑えることができて良かったです。まだ 1試合なので、目の前の 1試合を大事に、これからもっともっと投げていきたいです｣。横浜での登板は、ＤｅＮＡ時代の17年 9月 7日以来だった。
試合前練習を終え引き揚げる青柳晃洋投手＝横浜スタジアム
チームトップ｢４勝｣の青柳晃洋投手が中 4日で12日のＤｅＮＡ戦(横浜)に先発する。キャッチボールなどで調整した右腕は｢中 4日で投げられるチャンスをもらえたことに感謝し、しっかり準備して頑張りたい｣と意気込んだ。
今季｢２敗｣目を喫した 7日の広島戦では、｢１０安打６失点｣を許して 3回で降板。悔しさをハマスタで晴らす。
※ 8月12日の予告先発は、ＤｅＮＡ・濵口遥大投手(25)ー阪神・青柳晃洋投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
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