●序盤は投手戦。巨人戸郷は 3回まで 2安打 4奪三振で無失点。阪神青柳晃洋投手(26)は 3回まで無安打無失点に抑え、 4三振を奪った。巨人は 6回無死 3塁から｢３番｣坂本勇人内野手(30)の中犠飛で先制した。先発戸郷翔征投手(20)は 6回までに10三振を奪い、 2安打無失点に抑えた。巨人戸郷は 7回途中無失点で今季｢６勝｣目。ルビー・デラロサ投手(31)が｢５セーブ｣目を挙げた。阪神は終盤の好機を生かせず、カード｢３連敗｣を喫した。青柳は｢３敗｣。 1点を追う7回は一死 1、 3塁の同点機を築くが、梅野隆太郎捕手(29)が 3ゴロに倒れた。二死満塁まで持ち込んだが、代打中谷将大外野手(27)が巨人「２番手｣高梨雄平投手(28)のスライダーに見逃し三振。本塁が遠く 7回まで無得点で、16日広島戦の 2回から｢３４イニング連続無得点｣の惨状だ。無得点の｢３０イニング以上連続｣は12年 4月28日～ 5月 2日の｢３５イニング連続｣以来、 8年ぶり。負の連鎖が止まらない。阪神先発の青柳は 5回まで 2安打無失点と好投。 6回に先頭重信慎之介外野手(27)に 3塁打を浴び、坂本の犠飛で 1点を失った。 6回 1失点と先発の役割を十分に果たしたが、打線の援護がなかった。阪神は16日広島戦(京セラドーム大阪)の 2回から｢３６イニング無得点｣。さらに今回の 3連戦はすべて｢完封負け｣となった。巨人｢３連戦３完封負け｣は95年 7月18～20日以来｢２５年ぶり」。敵地での巨人｢３連戦３完封負け｣となると、63年 5月18～20日以来｢５７年ぶり｣となった。
●来日初の｢４番｣に起用されたジェリー・サンズ外野手(32＝キウム・ヒーローズ)だったが、快音は残せなかった。 1回二死 1塁で空振り三振に倒れると、 4回先頭では遊ゴロ。 7回先頭で四球を選んだが得点にはつながらなかった。 0－ 1の 8回は二死 2塁と好機だったが中川皓太投手(26)の直球を打ち上げて右飛。期待に応えられなかった。
●｢５番｣で出場したジャスティン・ボーア内野手(32＝エンゼルス)だったが、 2回先頭で 150キロの直球に空振り三振。ジャスティン・ボーア内野手が不名誉な不振だ。巨人先発戸郷と対戦。 2回、空振り三振に倒れると、 4回は内角速球に手が出ず、見逃し三振に終わった。 7回はフォークに空を切り、 9回先頭で四球を選び、これが東京ドームで23打席目にして初出塁となったが、 6試合で｢２２打数無安打｣となった。球団の 1年目外国人選手では94年ディアーを超える、敵地での相性の悪さだ。
●阪神のベテラン上本博紀内野手(34)が快打で存在感を示した。 1点を追う 8回一死の代打で登場。中川の 145キロの外角球をコンパクトにたたき、中前にはじき返した。 1軍復帰初戦の前日19日は先発して 2安打。打線が深刻な貧打に苦しむ中、 2日連続で快音を響かせた。糸原健斗内野手(27)の離脱後、主に 2塁で先発してきた植田海内野手(24)の打撃が上向かないだけに、スタメン機会が増えそうだ。
●阪神先発の青柳晃洋投手が、熱投報われず｢３敗｣目を喫した。先発の青柳は 6回 4安打 1失点と好投も援護がなく、今季｢３敗目(５勝)｣を喫した。 6回に坂本の中犠飛で失点したものの、最少失点で試合は作った。 7日の広島戦(マツダ)では 3回、12日のＤｅＮＡ戦(横浜)では 5回 0/3で降板していた。巨人戦の初戦に先発した高橋遥人投手(24＝亜細亜大學ＯＢ)も、 1失点好投で｢敗戦投手｣。次回こそ、打線が援護して青柳に｢勝ち星｣をつけたい。
● 7回から｢２番手｣で登板した岩貞祐太投手(28)は中継ぎ転向後、初めてイニングをまたいだ。 8回に先頭の松原聖弥外野手(25)に安打を許し、一死を奪ったところで降板。バトンを受けた馬場皐輔投手(25)が坂本に左中間への適時 2塁打を浴び、失点した。その後も暴投や申告敬遠などで 1、 3塁のピンチを背負ったが、追加点は許さなかった。矢野燿大監督(51)は奮起を促した。
●右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折でリハビリ中の糸原健斗内野手が、置きティーを使った打撃練習を始めた。鳴尾浜の室内練習場で硬球ではなく、テニスボールを打ち返し、ノックも無難にこなし復帰への意気込みを明かした。
記事をまとめてみました。
＜巨人 2－ 0阪神＞◇10回戦◇阪神 2勝 8敗 0分◇20日◇東京ドーム
序盤は投手戦。巨人戸郷は 3回まで 2安打 4奪三振で無失点。阪神青柳は 3回まで無安打無失点に抑え、 4三振を奪った。
巨人は 6回無死 3塁から｢３番｣坂本の中犠飛で先制した。先発戸郷は 6回までに10三振を奪い、 2安打無失点に抑えた。
巨人戸郷は 7回途中無失点で今季｢６勝｣目。デラロサが｢５セーブ｣目を挙げた。阪神は終盤の好機を生かせず、カード｢３連敗｣を喫した。青柳は｢３敗｣。
4回表阪神一死、ボーア内野手(手前)が見逃し三振に倒れ、ベンチで険しい表情の矢野燿大監督＝東京ドーム
阪神が深刻な貧打から抜け出せない。
1点を追う7回は一死 1、 3塁の同点機を築くが、梅野が 3ゴロに倒れた。二死満塁まで持ち込んだが、代打中谷が巨人「２番手｣高梨のスライダーに見逃し三振。本塁が遠く 7回まで無得点で、16日広島戦の 2回から｢３４イニング連続無得点｣の惨状だ。無得点の｢３０イニング以上連続｣は12年 4月28日～ 5月 2日の｢３５イニング連続｣以来、 8年ぶり。負の連鎖が止まらない。
7回表阪神2死満塁、代打中谷将大外野手は見逃し三振で好機をつぶす＝東京ドーム
暗いトンネルを抜け出せない。阪神が巨人との 3連戦で｢３連敗｣を喫し、東京ドームで開幕から｢６戦６敗｣。19日時点で同球場での｢開幕５戦５敗｣は｢球団史上初めて｣で、屈辱的な記録を更新した。
巨人先発の 2年目右腕、戸郷をつかまえきれなかった。 2回に大山、梅野の連打で1死 1、 2塁とするも植田は 3邪飛、青柳は捕邪飛。その後 6回までは出塁できなかった。 7回に二死満塁と絶好機を作ったが、相手の変則左腕、高梨の前に代打中谷が見逃し三振に倒れた。
7回表阪神二死満塁、代打中谷将大外野手は見逃し三振で好機をつぶす＝東京ドーム
阪神先発の青柳は 5回まで 2安打無失点と好投。 6回に先頭重信に 3塁打を浴び、坂本の犠飛で 1点を失った。 6回 1失点と先発の役割を十分に果たしたが、打線の援護がなかった。
阪神は16日広島戦(京セラドーム大阪)の 2回から｢３６イニング無得点｣。さらに今回の 3連戦はすべて｢完封負け｣となった。巨人｢３連戦３完封負け｣は95年 7月18～20日以来｢２５年ぶり」。敵地での巨人｢３連戦３完封負け｣となると、63年 5月18～20日以来｢５７年ぶり｣となった。
7回表、ベンチから試合展開を見守る矢野燿大監督＝東京ドーム
▼阪神が巨人に｢３連敗｣し、東京ドームでは今季開幕から｢６連敗｣。同球場では12年に引き分け 2つをはさみ｢８連敗｣したが、｢６戦６敗｣は初。巨人の本拠地での｢開幕６戦６敗｣は、63年に後楽園球場で｢９連敗｣して以来。
▼阪神は 3試合連続で｢完封負け｣を喫した。｢３戦連続完封負け｣は11年 5月18～21日にオリックス、ソフトバンクに喫して以来だが、巨人 3連戦では95年 7月18～20日(甲子園)以来｢２５年ぶり｣。巨人の本拠地で｢３連戦３完封負け｣は、63年 5月18～20日に後楽園で喫して以来｢５７年ぶり｣だった。
▼16日広島戦の 2回から｢３６イニング無得点｣が続いており、12年 4月28日～ 5月 2日の｢３５イニング無得点｣以来。阪神の連続イニング無得点は79年の｢４３イニング連続｣が最長。
8回裏、矢野燿大監督は投手交代を告げベンチへ戻る＝東京ドーム
暗いトンネルを抜け出せない。阪神が巨人との 3連戦で｢３連敗｣を喫し、東京ドームで開幕から｢６戦６敗｣。
19日時点で同球場での｢開幕５戦５敗｣は球団史上初めてで、屈辱的な記録を更新した。
－巨人 3連戦は悔しい結果に終わった
まあ何とも言いようがないけど。やりたいことやられたんで。受け止めるしかない。
－大きく打線変更した
2試合、流れ的にも良くないんで。何もしない中では流れが良くないかなという中で変えました。
－ 7回は打線がつながった。あと 1本
みんな気持ちはあるし、 7回だけがそうだったとか、結果だけ見ればそうなるんやろうけど。思いを結果にしていかないとプロじゃない。これで何も終わるわけじゃない。自分たちで流れを変えていくような 試合をしていくしかない。
9回、グラウンドを見つめる矢野燿大監督(奥)。屈辱の敗戦となった。手前はサンズ外野手＝東京ドーム
－先発青柳は持ち味を発揮した
素晴らしい投球だった。内容も中身もしっかりした投球ができたと思う。 2回ぐらいいい投球ができていなかったと思うんで。本人の中でも手応えある登板になったかと思います。
－打線の援護がないと投手陣にプレッシャーもかかる
まあでもランナー 1塁やからな。失投をとらえられたという部分で。こっちも 1点差のまま 9回を迎えるということで馬場を投入したんだけど。あそこで投げきれるようなピッチャーになってもらわないと。なってもらえればなと思っています。
－明日は藤浪で流れを変えられるように
もちろん晋太郎が頑張って、点取らないことにはどうにもならない。まずは晋太郎に頑張ってもらうというのは、大事な部分になると思うけど、これだけ点取れないとチームも乗ってこないんで。 1人で点入らないんでね。 1人 1人が状態を上げていかないと駄目だし、気持ちと結果をつなげていかないとダメだと思います。
1回、空振り三振に倒れたジェリー・サンズ外野手＝東京ドーム
来日初の｢４番｣に起用されたサンズだったが、快音は残せなかった。 1回二死 1塁で空振り三振に倒れると、 4回先頭では遊ゴロ。 7回先頭で四球を選んだが得点にはつながらなかった。 0－ 1の 8回は二死 2塁と好機だったが中川の直球を打ち上げて右飛。試合前まで得点圏打率は｢０．４６９｣と勝負強い打撃を見せていたが、期待に応えられなかった。
2回表阪神無死、空振り三振に倒れ悔しそうに引き揚げるジャスティン・ボーア内野手＝東京ドーム
｢５番｣で出場したボーアだったが、 2回先頭で 150キロの直球に空振り三振。 4回先頭でも見逃し三振に終わると、 7回も 131キロのフォークに空振り三振。戸郷にまったくタイミングが合わず、 3打席連続三振を喫した。 3三振は今季 2度目で来日ワーストタイ。 9回先頭で四球を選び、これが東京ドームで23打席目にして初出塁となったが、 6試合で｢２２打数無安打｣となった。
4回表阪神一死、ジャスティン・ボーア内野手は見逃し三振＝東京ドーム
ジャスティン・ボーア内野手が不名誉な不振だ。
巨人先発戸郷と対戦。 2回、空振り三振に倒れると、 4回は内角速球に手が出ず、見逃し三振に終わった。 7回はフォークに空を切り、東京ドームでは開幕から｢２２打席連続無安打｣。球団の 1年目外国人選手では94年ディアーを超える、敵地での相性の悪さだ。
8回表阪神一死、代打上本博紀内野手は中前打を放った＝東京ドーム
阪神のベテラン上本博紀内野手が快打で存在感を示した。 1点を追う 8回一死の代打で登場。中川の 145キロの外角球をコンパクトにたたき、中前にはじき返した。
1軍復帰初戦の前日19日は先発して 2安打で、矢野監督が｢いい形でスタートを切れた｣と評価していた。打線が深刻な貧打に苦しむ中、 2日連続で快音を響かせた。糸原の離脱後、主に 2塁で先発してきた植田の打撃が上向かないだけに、スタメン機会が増えそうだ。
力投する阪神先発の青柳晃洋投手＝東京ドーム
先発の青柳は 6回 4安打 1失点と好投も援護がなく、今季｢３敗目(５勝)｣を喫した。｢終盤に真っすぐを打たれるケースがあったけど、状態はよかったと思う｣。 6回に坂本の中犠飛で失点したものの、最少失点で試合は作った。 7日の広島戦(マツダ)では 3回、12日のＤｅＮＡ戦(横浜)では 5回 0/3で降板していたこともあり｢悪かったのを修正できた｣と話した。
4回裏巨人の攻撃を無失点に抑えベンチで笑顔で言葉を交わす青柳晃洋投手(右)と梅野隆太郎捕手＝東京ドーム
阪神先発の青柳晃洋投手が、熱投報われず｢３敗｣目を喫した。
｢前回、前々回の登板では立ち上がりに課題があった中で、今日は立ち上がりからしっかりと投げることが出来ました｣。今季初登板の巨人戦で、 6回を投げ、 4安打 1失点。巨人戸郷に勝るとも劣らない好投だった。
6回裏巨人無死、重信慎之介外野手(左)に 3塁打を浴びた青柳晃洋投手＝東京ドーム
初回、先頭の松原をツーシームで遊ゴロに打ち取ると、重信、坂本をスライダーで連続三振。｢初回なので、そんなに厳しくではなく、しっかり自分のボールで投げられたらいいかなと思って投げました｣。ゴロアウトが代名詞の右腕が、この日は三振の山を築き、自己最多タイの｢８奪三振｣。力のあるツーシームと直球を軸に、 4回二死まで無安打投球を続けた。
6回、巨人・大城卓三捕手を空振り三振に仕留めた青柳晃洋投手＝東京ドーム
ここ 2試合、初回に失点していた課題を克服した。｢僕自身が悪かったのを、頑張って修正出来たかなという感じです｣。6回先頭の重信に右翼へ 3塁打を浴び、坂本の中犠飛で先制を許したが、味方の援護がない中で力投を続けた。矢野監督も｢素晴らしい投球だった。 2回ぐらい、いい投球ができていなかったと思うんで。本人の中でも手応えある登板になったと思います｣。巨人戦の初戦に先発した高橋も、 1失点好投で｢敗戦投手｣。次回こそ、打線が援護して青柳に｢勝ち星｣をつけたい。
7回裏、阪神｢２番手｣で登板した岩貞祐太投手＝東京ドーム
7回から｢２番手｣で登板した岩貞は中継ぎ転向後、初めてイニングをまたいだ。 8回に先頭の松原に安打を許し、一死を奪ったところで降板。バトンを受けた馬場が坂本に左中間への適時 2塁打を浴び、失点した。その後も暴投や申告敬遠などで 1、 3塁のピンチを背負ったが、追加点は許さなかった。矢野監督は｢(馬場は)あそこで投げきれるようなピッチャーになってもらわないと｣と奮起を促した。
8回途中で降板する岩貞祐太投手＝東京ドーム
阪神左腕岩貞祐太投手が中継ぎ転向後初の回またぎで粘った。 1点ビハインドの 7回から登板し、先頭の吉川尚は 147キロ直球で空振り三振。続く炭谷は 1球で 3ゴロ、右の代打ウィーラーも 2球で遊ゴロに料理した。
8回の先頭松原には左前打を浴びたが、次打者の重信は空振り三振。その後馬場にマウンドを譲り、坂本の適時打で失点が記録されたが、リリーフの仕事を全うした。
8回裏、阪神3番手で登板した馬場皐輔投手＝東京ドーム
阪神｢３番手｣の馬場皐輔投手が痛恨の適時打を許した。
8回一死 1塁の場面で岩貞に代りマウンドへ。坂本に対してカウント 1－ 2と追い込みながらも、真ん中低めのスプリットを左翼フェンスまで運ばれた。 1塁走者松原の激走もあったが、リードを 2点に広げられて火消しに失敗。その後暴投や申告敬遠で二死 1、 3塁としたが、代打亀井を 2ゴロに打ち取って後続を断った。
糸原健斗内野手＝明治神宮野球場 (2020年 3月22日撮影)
右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折でリハビリ中の糸原健斗内野手が、置きティーを使った打撃練習を始めた。
鳴尾浜の室内練習場で硬球ではなく、テニスボールを打ち返し｢まだ(骨折後) 3週間なので痛い。でも 3週間で置きティーができているのでプラスにとらえて｣と前向き。ノックも無難にこなし｢守備は普通にできる。できることからしっかりやっていこうかな｣と復帰への意気込みを明かした。
※ 8月21日の予告先発は、ヤクルト・吉田大喜投手(23＝日本体育大學)ー阪神・藤浪晋太郎投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
青柳は、｢雨小僧｣かそれとも｢河童｣か？雨が降らなければ勝ち投手になれないのか！雨で無くても早く｢勝ち投手｣になってくれ！雨柳さん！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
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