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西勇輝が適時2塁打!QS8度、勝利へ自ら貢献!阪神「チカウエ」クック攻略、連続タイムリーで流れ!

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ヤクルトはマット・クック投手(29=アリゾナ・ダイヤモンドバックス)、阪神は西勇輝投手(29)が先発。阪神は 1回に大山悠輔内野手(25)の「12号3ラン」で先制。ヤクルトは 3回まで山田哲人内野手(27)の 1安打に抑えられた。阪神は 4回、木浪聖也内野手(25=亜細亜大學OB)、西勇、近本光司外野手(25)、上本博紀内野手(34)の 4連打で 3点。 5回、ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)の内野ゴロの間に 1点追加。クックは 4回 6失点で降板。阪神が逃げ切り「2連勝」。先発西勇が 7回 1失点で「4勝」目、ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンクホークス)が「9セーブ」目を挙げた。ヤクルトは 8回に青木宣親外野手(38)の「9号満塁弾」などで追い上げるも及ばず「2連敗」。クックが「初黒星」を喫した。矢野燿大監督(51)は逃げ切った点をプラスに捉えつつ、 8回は「2番手」尾仲祐哉投手(25)が走者をため、「3番手」岩貞祐太投手(28)が青木に満塁弾を被弾。 2点差に迫られた後、「4番手」でジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)が登板。走者を背負いつつ、何とか切り抜けた。 9回はスアレスが二死 1、 2塁とされたが、最後は青木を中飛。守護神はこれで「9セーブ」目をマークし、「リーグ単独トップ」に立った。

安定感抜群だ。西勇輝投手が 7回 3安打 1失点の好投で今季「4勝」目を手にした。今季10度目の登板で「9度目のクオリティースタート」(先発投手が 6回以上を投げて自責点 3以下)を記録。降板後もベンチ最前列で声を張り上げたエース右腕は笑顔。中継ぎ陣が猛烈な追い上げを食らう展開だったが、チームメートを信じてマウンドを見つめた。変幻自在だ。 1回一死から山田哲に中前打を許してからは、 7回1死で村上に被弾するまでヒットを許さない完璧ピッチ。右打者に食い込むシュートなど左右を大きく使う持ち味のスタイルに加えて、 4回には山田哲、西浦直亨内野手(29)の右打者をチェンジアップで空振り三振。今季初対戦のツバメ打線を翻弄(ほんろう)した。打席でもスタンドを沸かせた。 3点リードの 4回。二死 1塁から右腕クックのカットボールを強振。右中間を破る「適時2塁打」で 4点目をたたき出した。矢野監督も投打のヒーローとしてたたえた。西勇輝投手が貴重なタイムリーを放った。 3点リードの 4回二死 1塁。右腕クックの真ん中に入ったカットボールを強振。右中間を破る「適時2塁打」となった。今季は過去 9試合の登板で 8度の「クオリティースタート( 6回以上投げ自責:点 3以下)」を記録。「防御率2.42」とさすがの安定感を誇っている虎のエース。 9人目の打者がバットでも貢献した。

大山悠輔内野手が10試合ぶりとなる「12号3ラン」を放った。 1回、糸井嘉男外野手(39)の四球とサンズの死球で回ってきた二死 1、 2塁の好機。ヤクルト新外国人で来日初登板、クックの外角高め 147キロ直球を右翼へ流した。打球は風にも乗り、スタンドぎりぎりへ着弾した。前日21日には、同学年の藤浪が 692日ぶりに「復活の白星」を挙げた。大山は「4打数1安打」と援護することはできなかったが、 1日遅れて祝砲。今年26歳を迎える中堅たちが、躍動している。大山悠輔内野手がヤクルトの新外国人クックを素早く料理した。初回に10試合ぶりとなる「先制3ラン」。試合開始わずか 6分の放物線が、「V打」になった。前夜にはボーアが来日初の 2本塁打。虎の主軸に復調の兆しが見え、 3カードぶりの勝ち越し。借金を「2」に減らし、勝率「5割」が見えてきた。

阪神 1、 2番コンビ「チカウエ」が連続タイムリーでダメージを与えた。「9番」西勇の「適時2塁打」で 4点リードとした直後の 4回二死 2塁。「1番」近本が右腕クックの直球をミートした。左翼へのライナーは青木にキャッチされるかと思われたが、照明が目に入ったのかグラブに当てられず後逸。快足を飛ばして「適時3塁打」を決めた。「2番」上本も勢いを途切れさせない。 2ストライクと追い込まれながら、外角直球を巧みに右翼線へ運び、「適時2塁打」でリードを 6点に広げた。18日に「1軍再昇格」してから出場 4試合で「10打数4安打」。34歳が本来の調子を取り戻し、欠かせない戦力になりつつある。

高卒 2年目の小幡竜平内野手(19)がプロ初出場した。前日21日に出場選手登録され、この日は 7点リードの 6回裏から 2塁守備に就いた。 7回は 2ゴロを無難にさばく。 8回二死 2塁からフェースガードを装着してプロ初打席に入り、投ゴロに倒れた。 8日の 2軍戦で鼻骨を骨折していた。18年「ドラフト2位」入団。今季はウエスタン・リーグでリーグ最多の「8盗塁」、同「6位」の「打率2割7分7厘」と存在感を見せていた。

23日のヤクルト戦に先発する秋山拓巳投手(29)が自身「5連勝」を狙う。 7月28日の同カードでは、 9回 5失点ながらも今季初の「完投勝利」を挙げた。この日は神宮球場でブルペン投球などで調整した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <東京ヤクルト 5- 7阪神>◇11回戦◇阪神 6勝 5敗 0分◇22日◇明治神宮野球場

 ヤクルトはクック、阪神は西勇が先発。阪神は 1回に大山の「12号3ラン」で先制。ヤクルトは 3回まで山田哲の 1安打に抑えられた。

 阪神は 4回、木浪、西勇、近本、上本の 4連打で 3点。 5回、ボーアの内野ゴロの間に 1点追加。クックは 4回 6失点で降板。

 阪神が逃げ切り「2連勝」。先発西勇が 7回 1失点で「4勝」目、スアレスが「9セーブ」目を挙げた。ヤクルトは 8回に青木の「9号満塁弾」などで追い上げるも及ばず「2連敗」。クックが「初黒星」を喫した。

  5回裏ヤクルト一死、濱田太貴外野手を捕飛に仕留めた西勇輝投手は笑顔で指差す=明治神宮野球場

 矢野監督は逃げ切った点をプラスに捉えつつ、「考えさせられる部分があった」と語った。 8回について「 1年間戦う上では引っ張り上げないといけない投手もいるし、いつも同じパターンの投手を使うわけにはいかない」と説明。「なんとか抑えて勝てたところはプラスの部分であるし、俺個人としても起用の部分で、去年もここでそういう試合があった。反省というか考えさせられる部分があった試合かなと思います」と続けた。

  8回は「2番手」尾仲が走者をため、「3番手」岩貞が青木に満塁弾を被弾。 2点差に迫られた後、「4番手」でガンケルが登板。走者を背負いつつ、何とか切り抜けた。 9回はスアレスが二死 1、 2塁とされたが、最後は青木を中飛。守護神はこれで「9セーブ」目をマークし、「リーグ単独トップ」に立った。「チームとして嫌な流れでしたが、セーブを挙げられる機会になったので、ある意味前向きに捉えて、ここで抑えればと思った。最終的に抑えられたので勝てて良かった」と話していた。

  4回表阪神二死 3塁、上本博紀内野手が「右適時2塁打」を放ち、生還した木浪聖也内野手(右)の奥でポーズをとる矢野燿大監督=明治神宮野球場

 阪神は序盤の猛攻が効き、「2連勝」で借金を「2」に減らした。「3位」中日とのゲーム差なしをキープした。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-スアレスが抑えた

 矢野監督 ちょっと風にも助けられた部分もあったと思う。締めてくれたんでね。

-大山の一撃が効いた

 矢野監督 初ヒットが1点ではなく、 3点になったというのは流れが一気にこっちに来ることになった。相手にダメージを与えるような得点になった。今年は結構、右方向にホームランが出ている。 1発で初対戦のピッチャーを仕留めてくれたというのは中身もあったと思う。

-最近の打撃内容は

 矢野監督 いいピッチャーに当たれば、そう簡単に打てるもんじゃないけど。悠輔には、こういう中身の濃い打撃というか。あとは凡打の中身も上げていくことが必要じゃないかなと思うから。もう 1本のヒットもしぶとく、いいヒットだったと思う。

  5回裏を終え神宮球場に花火が上がる=明治神宮野球場

-打線全体も適時打が出てきた

 矢野監督 まあまだ。手放しの喜べるところまではこれていないと思うんでね。もっともっと、みんな状態も上がると思う。もう 1歩 2歩上がっていかないと。

-西勇は安心して見ていられた

 矢野監督 点差もあって、逆に西くらいになると点差あると難しくなるんだけど、でも、しっかり 7回まで西らしく投げてくれた。打撃でも、あそこ( 4回)で追加点というのは大きなところだったので、打撃もすごく大きかった。

-初回、 4回は二死走者なしからの得点。価値がある

 矢野監督 本当にそうやね。野球は2アウトから、と言われるように、ダメージという部分でも、向こうも(初回は)ポンポンと抑えて四球死球でホームラン。ダメージはあると思う。そういう攻撃、二死からでもいけるというものをつくっていきたい。

 ヤクルトに勝利しナインとエアタッチする矢野燿大監督=明治神宮野球場

- 8回はこの球場は特に怖い部分もある

 矢野監督 もちろんね、始めから勝ちパターンでいければいいんだけど、 1年間戦う上では引っ張り上げないといけない投手もいるし、いつもいつも同じパターンの投手を使うわけにはいかない。なんとか抑えて勝てたところはプラスの部分であるし、俺個人としても起用の部分での、なんていうかな…去年もここでそういう試合があったので。それはそれで、自分のなかの考えを持って継投しているんだけど、反省というか考えさせられる部分があった試合かなと思います。

-小幡がプロ初出場

 矢野監督 打席にも立てたしね、守備も 1個だけやったんかな。でも本当に、内野どこでもできるし、 1軍っていうのを経験していって、さらなる成長をしていってほしい選手なので。まず1試合出られたっていうのは、プロとしての第1歩を踏めたと思う。攻守両方で引っ張っていってくれるような選手になっていってくれたらなと思います。

 

 阪神先発の西勇輝投手=明治神宮野球場

 安定感抜群だ。西勇輝投手が 7回 3安打 1失点の好投で今季「4勝」目を手にした。

 今季10度目の登板で「9度目のクオリティースタート」(先発投手が 6回以上を投げて自責点 3以下)を記録。降板後もベンチ最前列で声を張り上げたエース右腕は「勝つと思ってましたんで、信じて待っていました」と笑顔。中継ぎ陣が猛烈な追い上げを食らう展開だったが、チームメートを信じてマウンドを見つめた。

 1回裏ヤクルト一死、山田哲人内野手の股間を抜く打球に反応するも中前打にする西勇輝投手=明治神宮野球場

 変幻自在だ。 1回一死から山田哲に中前打を許してからは、 7回1死で村上に被弾するまでヒットを許さない完璧ピッチ。右打者に食い込むシュートなど左右を大きく使う持ち味のスタイルに加えて、 4回には山田哲、西浦の右打者をチェンジアップで空振り三振。「状態はすごく悪かった。梅野のリードがあってこそ」と話したが、今季初対戦のツバメ打線を翻弄(ほんろう)した。

 打席でもスタンドを沸かせた。 3点リードの 4回。二死 1塁から右腕クックのカットボールを強振。右中間を破る「適時2塁打」で 4点目をたたき出した。矢野監督も「あそこで追加点というのは大きなところだった。投打に西らしくというか、打撃もすごく大きかった」と投打のヒーローとしてたたえた。

  5回裏ヤクルト一死、濱田太貴外野手を捕飛に仕留めた西勇輝投手=明治神宮野球場

 練習中は積極的にバットを握る。「長いイニングも任してもらえるかもしれない。おろそかにする理由がない」。打撃技術を磨くことが、投球にもつながる。昨季は「13犠打」を記録。「バント? 目だと思う。 150キロをバントしたときに速いと感じるか(感じないか)。それにメンタルもある」。バットを握っても妥協は一切ない。

 自身「2連勝」と波に乗るが、自分のことよりもチームの連勝がうれしい。「点も入りましたし、いい流れだと思います。明日は秋山なので、いいバトンを渡せたんじゃないかと思う」。これで投球回数は両リーグトップの70回 1/3に到達。真夏のロードも頼れるエースがチームを引っ張る。

  4回表阪神二死 1塁、西勇輝投手は「中越え適時2塁打」を放った=明治神宮野球場

 西勇輝投手が貴重なタイムリーを放った。 3点リードの 4回二死 1塁。右腕クックの真ん中に入ったカットボールを強振。右中間を破る「適時2塁打」となった。

 今季は過去 9試合の登板で 8度の「クオリティースタート( 6回以上投げ自責:点 3以下)」を記録。「防御率2.42」とさすがの安定感を誇っている虎のエース。 9人目の打者がバットでも貢献した。

  4回表阪神二死 1塁、西勇輝投手は「中越え適時2塁打」を放った=明治神宮野球場

 阪神は序盤の猛攻が効き、「2連勝」で借金を「2」に減らした。「3位」中日とのゲーム差なしをキープした。

  1回は「5番」大山悠輔内野手が10試合ぶりの 1発となる「12号右越え3ラン」で先制。 4回には「9番」西勇輝投手に「適時2塁打」が飛び出すなど「3者連続タイムリー」で 3点を追加した。

 先発西勇は 1回に 1安打を許した後、 2回からの「5イニング」は無安打投球。 7回は「4番」村上の「右越えソロ」で初失点したが、 7回 3安打 1失点で自身「2連勝」となる「4勝」目を手にした。

  4回表阪神二死 2塁、近本光司外野手の「左越え適時3塁打」で生還した西勇輝投手(中央)はナインの出迎えに笑顔を見せる=明治神宮野球場

 

 大山悠輔内野手が10試合ぶりとなる「12号3ラン」を放った。

  1回、糸井の四球とサンズの死球で回ってきた二死 1、 2塁の好機。ヤクルト新外国人で来日初登板、クックの外角高め 147キロ直球を右翼へ流した。打球は風にも乗り、スタンドぎりぎりへ着弾した。「しっかり強く打つことができました。もっと援護できるように頑張ります」。

 前日21日には、同学年の藤浪が 692日ぶりに「復活の白星」を挙げた。大山は「4打数1安打」と援護することはできなかったが、 1日遅れて祝砲。今年26歳を迎える中堅たちが、躍動している。

  1回表阪神二死 1、 2塁、「右越え3点本塁打」を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 大山悠輔内野手がヤクルトの新外国人クックを素早く料理した。初回に10試合ぶりとなる「先制3ラン」。試合開始わずか 6分の放物線が、「V打」になった。前夜にはボーアが来日初の 2本塁打。虎の主軸に復調の兆しが見え、 3カードぶりの勝ち越し。借金を「2」に減らし、勝率「5割」が見えてきた。

◇     ◇     ◇

 大山が力強く踏み込んだ。ヤクルトの新外国人クックが投じた外角直球を強振。打球は放物線を描き、右翼席ギリギリに着弾。「しっかり強く打つことができました」。初回、試合開始 6分の「先制3ラン」で試合の主導権を握った。終盤に猛烈な追い上げを食らったが、この 1発が利いていた。

  1回、大山がドカンと「先制3ラン」。10試合ぶりのアーチで試合の主導権をがっちり握った=明治神宮野球場

 10試合、42打席ぶりの「12号」が決勝打になった。

 前日21日は「7番」に降格したボーアが来日初の「2本塁打」と大暴れ。藤浪の「692日ぶり勝利」もあった。 7月から「4番」に定着していた大山も打撃の急降下で、 8月20日の巨人戦からサンズに「4番」の座を譲っていた。降格後 3試合で「13打数5安打」と、意地を見せた。矢野監督も「相手にダメージを与える得点になった」とたたえる。猛虎の「復活祭」は続いていた。

 今季の春季キャンプで、大山は 3塁を争うマルテと、毎日のように早出特守を行っていた。「いつも朝早くから体を動かしているが…」と問われると、即答した。「『頑張っている』と言われている時点でダメだと思います」。プロとして頑張るのは当たり前。早出特守で話題にされることがもどかしかった。

  1回表阪神二死 1、 2塁、「右越え3点本塁打」を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 いつも特別なことをしているわけではない。好調時でも不調時でも、井上打撃コーチや矢野監督と打撃を見直す。一流を目指す野球人として、向上心を日々持ち続けている。この積み重ねが試合に生き、打撃の波も再び上り調子になった。「今年は結構、右方向にホームランが出ている。 1発で初対戦のピッチャーを仕留めてくれたというのは中身もあったと思う」と指揮官も成長を認めた。

 大山の一打を号砲に、打線は「2試合連続2ケタ安打」と勢いを取り戻した。巨人戦の「3試合連続完封負け」という嫌な流れを完全に断ち切り、 3カードぶりの勝ち越しを決めた。「明日も頑張ります」。借金を「2」に減らし、「勝率5割」復帰が見えてきた。主軸の復調は反撃への明るい材料。大山のバットとともに、チームも波に乗っていく。

  1回表阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は「右越え先制3点本塁打」を放ち、ガッツポーズで 3塁を回る=明治神宮野球場

 電光石火の千金弾だ! 阪神は神宮でヤクルトに 7- 5で勝ち、「2連勝」。「5番」の大山悠輔内野手が 1回に、来日初登板のクックから先制の「12号3ラン」を放った。「4番」から降格後、 3試合目で初アーチ。反攻を誓う若きスラッガーに導かれ、23日も勝って、夏の長期ロードを締めくくる!!

 「4番」から降格した悔しさ、情けなさ-。そのすべてが、最後の一押しに変わった。恒例の花火が打ち上がる前。まだ明るさの残る神宮の空に大きな弧を描いた大山の打球は、右翼フェンスをギリギリ越えていった。

 「しっかり強く打つことができました。もっと援護できるように頑張ります」

 大きな先制パンチは 1回だ。二死から四死球で 1、 2塁となって打席が巡ってきた。見逃しから 2球目、来日初登板のヤクルトの新助っ人・クックの高めに浮いた 147キロを強振。初対戦の投手にもかかわらず、この日のファーストスイングでしっかりと仕留めた。

 10日のDeNA戦(横浜)以来、10試合ぶりの「一発&打点」となる、「12号3ラン」。久々の殊勲打にベンチで、思わず白い歯がこぼれた。

  5回終了時に、神宮の夜空を彩った花火=明治神宮野球場

 東京ドームで喫した屈辱を忘れはしない。18-20日の前カード、巨人との「伝統の一戦」。チームは 3試合連続で「完封負け」。今季「G戦打点ゼロ」など不振に苦しんでいた大山は、20日の 3戦目から、37試合守り続けてきた「4番」の座を剥奪された。

 37イニング連続無得点という不名誉な記録の責任を一手に背負った若き主砲。このまま終わるわけにはいかない。再び「4番」に戻るため、何が必要か-。ヒントはある。

 「どんなバッターでも(好不調の)波はある。その波を小さくしてやってくれたら」

 同じようにヒットが出ていなかった 8月上旬、矢野監督が大山に出した課題だ。長いシーズン、どんな強打者でも、打てないときはくる。浮き沈みを減らし、安定した結果を残すことが、「4番」復帰への近道となる。

 大山はこれで「4試合連続安打」と状態は上向き。この日のチーム初安打で 3点をもぎ取る一撃に、矢野監督は「相手にダメージを与えるような得点になった。一発で、初対戦の投手を仕留めてくれたというのは中身もあったと思う」とたたえた。

 「(大山)悠輔にはこういう中身の濃い打撃、あとは凡打の中身も上げていくことが必要。中身のしっかり伴った打席を続けていってくれたら」

  1回表阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は右越え先制3点本塁打を放ち、ナインとエアタッチ=明治神宮野球場

 期待が大きいからこその注文だ。背番号「3」に呼応するかのように、打線も連日の「2桁安打」で 7得点。やはり打つべき男が打てば打線は活気づく。

 降格 3試合目での初アーチ。「2連勝」に大きく貢献し、悔しさを少しだけ晴らす一日となったが、大山は「あしたからも頑張ります」と多くを語らず球場を後にした。

 まだまだ借りは返せていない。前日21日は藤浪が 2年ぶりに勝ち、この日は同じ1994年生まれの大山が試合を決めた。チームを背負うべき若き男たちの躍動で、虎が再び、甦る。まずは打って打って、再び「4番」の座に返り咲く。

◇データBOX◇

◎…阪神の借金「2」は 8月18日以来。カード勝ち越しは10-12日のDeNA戦(横浜、●○○)以来 3カードぶり。夏の長期ロードは 1試合を残して「6勝7敗1分け」となった。

◎…大山が今季、「4番」以外の打順で本塁打を打つのは初めて(途中出場では 1本)。打点を挙げるのも初。「4番」では37試合で「打率0.248、10本塁打、26打点」。この日入った「5番」では 3試合で「打率0.308、1本塁打、3打点」。「3番」、「6番」でも 1試合ずつ先発出場している。

 

 阪神 1、 2番コンビ「チカウエ」が連続タイムリーでダメージを与えた。

 「9番」西勇の「適時2塁打」で 4点リードとした直後の 4回二死 2塁。「1番」近本が右腕クックの直球をミートした。左翼へのライナーは青木にキャッチされるかと思われたが、照明が目に入ったのかグラブに当てられず後逸。快足を飛ばして「適時3塁打」を決めた。

  4回表阪神二死 2塁、近本光司外野手は「左越え適時3塁打」を放った=明治神宮野球場

 「西さんが打ってくれたので、それに続くことができました。西さんの援護をすることができて良かったです」。 2塁走者の投手西勇にベンチで休憩させる時間をつくり、ホッとひと安心だ。

 「2番」上本も勢いを途切れさせない。 2ストライクと追い込まれながら、外角直球を巧みに右翼線へ運び、「適時2塁打」でリードを 6点に広げた。18日に「1軍再昇格」してから出場 4試合で「10打数4安打」。34歳が本来の調子を取り戻し、欠かせない戦力になりつつある。

  4回表阪神二死 3塁、上本博紀内野手は「右適時2塁打」を放った=明治神宮野球場

 近本は 8回にも左前に飛球を落とし、一気に 2塁を陥れた。前日21日ヤクルト戦も「4安打2打点」と大暴れしており、上昇気流に乗っている。足もある。パンチ力もある。状況判断能力も高い。嫌らしい「チカウエ」コンビが今後も機能すれば、他球団にとって脅威になりそうだ。

 

 フェースガードでデビューした小幡竜平内野手=明治神宮野球場

 高卒 2年目の小幡竜平内野手がプロ初出場した。前日21日に出場選手登録され、この日は 7点リードの 6回裏から 2塁守備に就いた。

  7回は 2ゴロを無難にさばく。 8回二死 2塁からフェースガードを装着してプロ初打席に入り、投ゴロに倒れた。 8日の 2軍戦で鼻骨を骨折していた。

 18年「ドラフト2位」入団。今季はウエスタン・リーグでリーグ最多の「8盗塁」、同「6位」の「打率2割7分7厘」と存在感を見せていた。

  7回裏ヤクルト無死、青木宣親外野手の 2ゴロを 1塁送球する小幡竜平内野手=明治神宮野球場

 高卒 2年目、19歳の阪神・小幡が 1軍デビューだ。 6回から 2塁守備に入り、 7回にゴロを落ち着いて処理。 8回二死二塁の初打席は 8日のウエスタン・広島戦(由宇)で鼻骨を骨折した影響でフェースガードを着用して登場。投ゴロで初安打とはならなかった。

 「ベンチの中で自分がここでプレーしている姿をイメージすることができていたので、終盤のピンチは緊張しましたけど、思っていたより平常心でプレーすることができました」

 阪神の10代野手の 1軍出場は12年の中谷以来 8年ぶり。大分県出身で、宮崎・延岡学園高から「ドラフト2位」で入団した大型遊撃手は「みなさんから『思い切ってやれ』と言っていただいて、思い切ってプレーすることができました。これからも失敗を恐れず思い切ってプレーしていきます」と誓った。

 

 練習でキャッチボールする秋山拓巳投手=明治神宮野球場

 23日のヤクルト戦に先発する秋山拓巳投手が自身「5連勝」を狙う。

 「前回のヤクルト戦の時と比べると自信を持って投げることのできる状態にある」。 7月28日の同カードでは、 9回 5失点ながらも今季初の「完投勝利」を挙げた。「打者 1人 1人に対して自信を持って投げ込んでいきたいです」。この日は神宮球場でブルペン投球などで調整した。

 

※ 8月23日の予告先発は、東京ヤクルト・小川泰弘投手(30)ー阪神・秋山拓巳投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 「江戸の敵を長崎で」ならぬ、「ドームの敵を神宮で」という感じで 2連勝した!これで良いのだ!やればできると言う事を見せてくれた。これからも、「二文字」に向かって進んで欲しい!

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (08月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (09月)

 

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