●ヤクルトは 2回無死 3塁から内野ゴロの間に 1点先制。 3回には山田哲人内野手(27)の中前適時打で 1点を追加。阪神は 3回まで無安打。阪神は 4回一死 1、 2塁の好機も「4番」ジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ) 2飛、「5番」大山悠輔内野手(25)捕邪飛で無得点。ヤクルトは 4回以降、追加点を奪えず。阪神は 7回、サンズの 3試合連続となる「14号2ラン」で同点に追いつく。その後、両チーム勝ち越し点が奪えず、延長戦に突入した。ヤクルトは10回一死 2、 3塁、山田哲の犠飛で勝ち越した。阪神は「4連勝」ならず。「4番手」で登板した石山泰稚投手(31)が「3勝」目、近藤一樹投手(37)は「1セーブ」目。阪神馬場皐輔投手(25)が今季「初黒星」。阪神が今季 5度目の延長戦で初めて競り負けた。ここまで 4試合は「1勝3分」だったが、この日は延長10回一死 2、 3塁からヤクルト山田哲人内野手に勝ち越しの中犠飛を許した。連勝は「3」でストップし、貯金は再び「1」となった。阪神が延長10回、「最下位」ヤクルトに痛い競り負けを喫した。「5番手」馬場が決勝点を献上し、連勝は「3」でストップ。首位巨人とのゲーム差は「7.5」に開き、 6日にも「自力V消滅」の危機に立たされた。救いは絶好調の「4番」ジェリー・サンズ外野手の一時「同点2ラン」。来日初の「3戦連発」で希望をともした。打線は過去「4勝7敗」と苦手にしている下手投げ右腕、山中にこの日も苦戦。 100キロ台のスライダーと 120キロ台の直球を主体にタイミングを外され、 6回まで 2安打無得点。両リーグトップの得点圏打率を誇るサンズも、 4回一死 1、 2塁の好機は 103キロのスライダーで 2飛に倒れた。だが、失敗は繰り返さない。続く第3打席はカウント 3- 1まで全球見逃し。甘い球を待ち、この打席初めて投じられた 5球目のスライダーを、完璧に仕留めた。前日 1日の同カードは、チーム全2得点をたたき出す「先制打&サヨラナ弾」。この日も「同点2ラン」がチーム唯一の得点となった。矢野燿大監督(51)もあらためて勝負強さをたたえた。試合内での対応力など総合力を評価した。 8月20日の巨人戦(東京ドーム)で「4番」に座って以降の12試合で、「打率3割2分6厘、5本塁打、14打点」の絶好調。打線の呼応も待ちつつ、頼れる助っ人のバットは当分、止まりそうもない。オネルキ・ガルシア投手(31)が 6回 2失点でしのぐと、 7回以降は継投に入る。まずは藤川と 1月に合同自主トレを行う望月が登場。恩返しの力投で 1イニングを抑えると、 8回は岩崎優投手(29)が封じ、 9回はロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)が無難に片づけた。バックネット裏にはレプリカユニホームとみられる「FUJIKAWA 22」が掲げられるなか、投手陣は必死に抑えにかかった。 4連投の岩貞祐太投手(28)はこの日、疲労を考慮しての温存とみられる。13連戦 2戦目は打線が援護できず、 6人でつないだリレーは報われなかった。これ以上、離されるわけにいかない後半戦は、前を向いて戦う。
記事をまとめてみました。
<阪神 2- 3東京ヤクルト=延長10回>◇14回戦◇阪神 7勝 7敗 0分◇ 2日◇阪神甲子園球場
ヤクルトは 2回無死 3塁から内野ゴロの間に 1点先制。 3回には山田哲の中前適時打で 1点を追加。阪神は 3回まで無安打。
阪神は 4回一死 1、 2塁の好機も「4番」サンズ 2飛、「5番」大山捕邪飛で無得点。ヤクルトは 4回以降、追加点を奪えず。
阪神は 7回、サンズの 3試合連続となる「14号2ラン」で同点に追いつく。その後、両チーム勝ち越し点が奪えず、延長戦に突入した。
ヤクルトは10回一死 2、 3塁、山田哲の犠飛で勝ち越した。阪神は「4連勝」ならず。「4番手」で登板した石山が「3勝」目、近藤は「1セーブ」目。阪神馬場が今季「初黒星」。
10回表ヤクルト1死二、三塁、山田哲人内野手の勝ち越しの中犠飛で上田剛史外野手(左)の生還を許した馬場皐輔投手=阪神甲子園球場
阪神が今季 5度目の延長戦で初めて競り負けた。ここまで 4試合は「1勝3分」だったが、この日は延長10回一死 2、 3塁からヤクルト山田哲人内野手に勝ち越しの中犠飛を許した。連勝は「3」でストップし、貯金は再び「1」となった。
阪神は今季初対戦のヤクルト先発・アンダースローの山中浩史投手にてこずるが、 2点を追う 7回、無死 1塁から「4番」ジェリー・サンズ外野手が 3試合連続となる「14号2ラン」を放ち同点に追いついた。
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手は 3回までに 2点を失うが、その後 6回まで粘りの投球を続け 6回 5安打 2失点と先発の役割を果たした。救援陣も毎回走者を出しながらも「0」を重ね、延長戦へ持ち込んだ。だが、「5番手」の馬場皐輔投手がつかまった。
ヤクルトに敗れファンにあいさつする矢野燿大監督(右)=阪神甲子園球場
阪神が延長10回、「最下位」ヤクルトに痛い競り負けを喫した。「5番手」馬場が決勝点を献上し、連勝は「3」でストップ。首位巨人とのゲーム差は「7.5」に開き、 6日にも「自力V消滅」の危機に立たされた。救いは絶好調の「4番」ジェリー・サンズ外野手の一時「同点2ラン」。来日初の「3戦連発」で希望をともした。
◇ ◇ ◇
「4番」が来日初の「3戦連発」を決め、敗戦の中に希望をともした。 2点を追う 7回無死 1塁。サンズが山中の外角 109キロスライダーを左中間席へ運ぶ「14号同点2ラン」を放った。「山中投手にずっといい投球をされていた中で、糸井さんが出塁してくれたからかえしたいと思っていた。珍しく甘く入ったボールを、一発で仕留めることができてよかったよ」。絶好調「4番」が一時試合を振り出しに戻した。
打線は過去「4勝7敗」と苦手にしている下手投げ右腕、山中にこの日も苦戦。 100キロ台のスライダーと 120キロ台の直球を主体にタイミングを外され、 6回まで 2安打無得点。両リーグトップの得点圏打率を誇るサンズも、 4回一死 1、 2塁の好機は 103キロのスライダーで 2飛に倒れた。だが、失敗は繰り返さない。続く第3打席はカウント 3- 1まで全球見逃し。甘い球を待ち、この打席初めて投じられた 5球目のスライダーを、完璧に仕留めた。
7回裏阪神無死 1塁、左中間へ同点に追いつく「2点本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手=阪神甲子園球場
前日 1日の同カードは、チーム全2得点をたたき出す「先制打&サヨラナ弾」。この日も「同点2ラン」がチーム唯一の得点となった。矢野監督もあらためて勝負強さをたたえた。「自分の形を変えない部分もあるし、駆け引きもある。チャンスに強いというのは1つのことだけではそうならない。いろんな部分が優れている」。試合内での対応力など総合力を評価した。
8月20日の巨人戦(東京ドーム)で「4番」に座って以降の12試合で、「打率3割2分6厘、5本塁打、14打点」の絶好調。打線の呼応も待ちつつ、頼れる助っ人のバットは当分、止まりそうもない。
▼阪神選手の「3試合連続本塁打」は、大山が今季 8月 8日広島戦から10日DeNA戦で「3試合連発」して以来。外国人選手では、ゴメスが15年 9月19日DeNA戦から21日ヤクルト戦の「3戦連続」以来。
▼阪神は最短 6日に今季の「自力優勝」の可能性が消える。 3日ヤクルト戦●で 4~ 6日巨人戦●●●なら、 7日以降の54試合に先勝しても最終成績は「84勝33敗3分け」で「勝率7割1分8厘」。巨人は阪神戦の11試合に全敗しても、他球団との44試合に全勝すれば「7割2分6厘」となり、阪神を上回るため。
阪神先発オネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
阪神は救援陣が崩れ、延長戦を落とした。暗転したのは10回だ。「5番手」馬場がヤクルト打線を抑えられない。一死 1、 3塁のピンチを招くと山田哲に中堅への勝ち越し犠飛を許してしまった。万事休す…。「3連勝」で止まり、首位巨人と「7.5ゲーム」差に広がった。
この日も合言葉は「球児魂」だった。先発ガルシアがその心意気を体現する。序盤に 2点を失ったが中盤以降、尻上がりに球威がアップ。 5回は青木にファウルで粘られながら 146キロツーシームで空を切らせ、 6回も村上を 149キロ速球で空振り三振だ。「2イニング連続3者凡退」の意地だ。
5回表ヤクルト二死、山田哲人内野手の打球で好守を見せた二塁手小幡竜平内野手(右)をタッチで迎えるガルシア投手=阪神甲子園球場
踏ん張らなければならない理由があった。この日のプレーボール直前。虎党なら誰もが知るメロディーが甲子園に流れた。ガルシアが、前日 1日に今季限りの引退を表明した藤川の登場曲「every little thing every precious thing」(リンドバーグ)を選んでいたのだ。今季は「パプリカ」(Foorin)を使用していたが去りゆく仲間への思いを込め、強く希望して急きょ曲を変更していた。
「今日は球児さんの登場曲を使わせてもらって、球児さんの思いを背負ってマウンドに上がったよ。先制はされてしまったけど、粘りの投球はできたと思う」
6回の登板を終えボールをスタンドに投げ入れるオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
ガルシアが 6回 2失点でしのぐと、 7回以降は継投に入る。まずは藤川と 1月に合同自主トレを行う望月が登場。恩返しの力投で 1イニングを抑えると、 8回は岩崎が封じ、 9回はスアレスが無難に片づけた。バックネット裏にはレプリカユニホームとみられる「FUJIKAWA 22」が掲げられるなか、投手陣は必死に抑えにかかった。
4連投の岩貞はこの日、疲労を考慮しての温存とみられる。13連戦 2戦目は打線が援護できず、 6人でつないだリレーは報われなかった。矢野監督は「みんな粘ってくれた。投手に関してはみんなよく頑張ってくれた」と振り返った。これ以上、離されるわけにいかない後半戦は、前を向いて戦う。
投手交代を告げる矢野燿大監督=阪神甲子園球場
阪神が今季 5度目の延長戦で初めて競り負けた。ここまで 4試合は「1勝3分」だったが、この日は延長10回一死 2、 3塁からヤクルト山田哲人内野手に勝ち越しの中犠飛を許した。連勝は「3」でストップし、貯金は再び「1」となった。
矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-最後まで粘った
矢野監督 いやいや、それはもう、勝負いってるんで。しゃあないよ。
7回裏阪神無死、中前打を放った糸井嘉男外野手。投手 山中浩史投手=阪神甲子園球場
-その前にもっと攻めたかった
矢野監督 まあ、もちろん、もちろん。
-ヤクルト山中に苦戦した
矢野監督 横から見てるとね、そんなにね、すごみっていうのはないんだけど。丁寧に投げられたり緩急を使われたりしてるところで、みんなタイミング合ってなかったんでね。うまく投げられたっていうのはもちろんあるにしても、何とかしないとね。そこらへんは課題かな。
7回裏阪神無死 1塁、中越えに「同点2点本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手=阪神甲子園球場
-先発ガルシアは力投
矢野監督 ガルシアはよく投げてくれたよ、うん。ガルの時はちょっと援護も少ないんでね。そういうところでは、あの回で、球数も 100球くらいいってたのでね。先頭打者だったんで、代えるしかなかったけど、内容的にはしっかり投げてくれたと思います。
-サンズは変則右腕も打った
矢野監督 うん、まあね。状況もいいしね、打っている中身というか、ここで打ってほしいというところで打ってくれているというすごさもある。もちろん対応というところと、何て言うのかな、自分の形を変えない部分もあるし、また駆け引きもあるし。総合的に本当に。チャンスに強いというのは一つのことだけではそういうことにはならないんでね。いろんな部分が優れているかなと思います。
延長戦の末に敗戦となりファンにあいさつする矢野燿大監督=阪神甲子園球場
-中継ぎも 7回以降つないでつないだ
矢野監督 それは出したピッチャーがね、頑張ってくれるしかないので、みんな粘ってくれたし、まあ、能見もあそこで 1点で頑張ってくれたから、最後何とかという雰囲気を作れたんでね。まあピッチャーに関してはみんなよく頑張ってくれたんじゃないかな。
-また明日切り替えて
矢野監督 一戦必勝なんで、それしかないので。先を考えるとどうしても連戦とかなるし、何とか明日は打線が点とってね、ちょっとピッチャーを休ませるぐらい、打線が点をとってくれたらなと思います。
4回表ヤクルト一死 1塁、中村悠平捕手の打球を好捕する二塁手小幡竜平内野手=阪神甲子園球場
7試合連続スタメン 2塁を守った阪神小幡竜平内野手が好守備を連発した。 4回一死 1塁では中村のライナーをダイビングキャッチ。
5回二死では山田哲の中前へ抜けようかというゴロを逆シングルで捕球し、体をひねった送球でアウトにした。「良いプレーをすることができた場面もありましたけど、自分は守備で信頼を得なければいけない選手なので、もっと練習します」。自分に厳しかったが、 2年目19歳の若虎が守りでチームを支えた。
5回、小幡竜平内野手が山田哲人内野手の打球を好捕=阪神甲子園球場
小幡が 2塁で好守備を連発した。まずは 4回一死 1塁で、中村が 2遊間に放ったライナーを横っ飛びでキャッチ。 5回二死走者なしでは、山田哲の中前に抜けそうなゴロを捕球し、素早く 1塁にワンバウンド送球。ヒット 2本を阻止した。 7試合連続で先発出場の19歳は「いいプレーをすることができた場面もありましたが、併殺を取り損ねそうになったシーンもあった。自分は守備で信頼を得なければいけない選手。もっと練習します」と浮かれることはなかった。
4回裏阪神一死 1塁、中前打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手が今季 7度目の「マルチ安打」を放った。 4回の中前打に続き、 2点を追う 7回にも中前安打。
続くサンズの「同点2ラン」につなげた。 8回は二死 1、 3塁の場面で左翼フェンスギリギリの飛球に倒れ勝ち越しとはならなかった。それでも、 8月15日広島戦以来、10戦ぶりの複数安打で気を吐いた。
阪神の「4番」ジェリー・サンズ外野手が値千金の「3試合連続アーチ」で、試合を振り出しに戻した。
2点を追う 7回。先頭の3番糸井が安打で出塁。サンズはヤクルト先発山中の外角 109キロスライダーを強振し、左中間席に運ぶ「14号同点2ラン」。前日 1日には「劇的サヨナラ弾」を放った男が、この日も快音を響かせた。
7回裏阪神無死 1塁、左中間へ「同点2点本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手。投手 山中浩史投手=阪神甲子園球場
「山中投手にずっといいピッチングをされていた中で、糸井さんが出塁してくれたからかえしたいと思っていた。珍しく甘く入ったボールを一発で仕留めることができて良かったよ」
打線は下手投げの技巧派山中の前に 6回まで 2安打無失点を抑えられていたが、「4番」の 1発で右腕をマウンド上から引きずり下ろした。
これぞ「4番」! サンズ外野手が 7回、 3戦連発となる「14号2ラン」で試合を振り出しに戻した=阪神甲子園球場
甲子園に渦巻くため息を一瞬で歓声に変えた。サンズが「3試合連続ホームラン」。悔しい敗戦のなか、虎の「4番」が一矢報いた。
「糸井さんが出塁してくれたから、かえしたいと思っていた。珍しく甘く入ったボールを一発で仕留めることができて、よかったね」
0- 2の 7回。無死 1塁から、山中の外角に逃げていくスライダーを振り切った。 8月30日の広島戦(マツダ)での「先制3ラン」、そして前日 1日のヤクルト戦での「サヨナラ本塁打」に続く、「14号2ラン」。前夜の一撃と全く同じ軌道を描き、左中間スタンドにぶち込んだ。
これで打点(45打点)に加え、本塁打数でも「チーム単独トップ」に浮上。今季、自己最長の 6試合連続安打と好調を維持している。
7回裏阪神無死 1塁、左中間へ「同点2点本塁打」を放ったジェリー・サンズ外野手。投手 山中浩史投手=阪神甲子園球場
「山中投手にずっと良いピッチングをされていたからね」
今季初対戦だった山中は先発として、昨年まで阪神戦の「防御率1.64」。虎を幾度となく手玉に取ってきた難敵だった。珍しいサブマリン右腕に、サンズも 0- 2の 4回一死 1、 2塁の好機で、 2飛に倒れていた。
やられたらやり返す-。半沢直樹ばりの“倍返し”と、たぐいまれな対応力で山中をノックアウト。「4番」を任されてから12試合で「打率0.326、5本塁打、14打点」と、その座を完全に“指定席”とした。
2日連続でチーム全打点をたたき出す活躍に、矢野監督も「打って欲しいというところで打ってくれているというすごさもある。いろんな部分が優れている」と、全幅の信頼を寄せている。
「後半戦はいっぱい勝っていかないといけないからね」
シーズンの折り返しに「勝ち星」量産を誓っていた助っ人。その打棒で、最後まで虎を引っ張り続ける。
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
阪神先発のオネルキ・ガルシア投手は 6回 5安打 2失点で降板。登板前には今季限りでの引退を発表した同僚藤川に粋な計らいを見せたが、リードを許して交代となった。
初回は 3者凡退で立ち上がったが、続く 2回。先頭の「4番」村上に中越え 3塁打を浴び、「5番」塩見の 2ゴロ間に先制を許した。 3回には一死から遊撃木浪の失策で走者を出した。青木に安打でつながれ、「3番」山田哲に中前適時打を浴びて 2点目を失った。
3回表ヤクルト一死 1、 2塁、山田哲人内野手の打球にグラブを伸ばすも捕れず適時安打を許すオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
4回以降は踏ん張り、6回107球2失点。打線がヤクルト先発の技巧派山中の前に無失点に抑えられる中、先発としての役割は果たした。
今季は登場曲に人気曲「パプリカ」(Foorin)を使用していた左腕だったが、藤川の登場曲「every little thing every precious thing」(リンドバーグ)を使用。チームメート藤川への思いから、本人の希望で登場曲を急きょ変更していた。
3回の守りを終えてくやしそうなオネルキ・ガルシア投手=阪神甲子園球場
阪神のガルシアは 6回 2失点と踏ん張った。本人の希望で、先日、今季限りでの現役引退を表明した藤川の登場曲で登板。「球児さんの思いを背負って、マウンドに上がった。粘りのピッチングはできた」と感慨深げに語った。
140キロ台後半の速球で押し、尻上がりに調子を上げた。「勝ち星」はまだ二つだが、安定した投球を続けている。矢野監督は「援護が少ないので。内容的にもしっかり投げてくれた」と評価した。
8回に登板した岩崎優投手=阪神甲子園球場
岩崎優投手が“ 1イニング 4アウト”で無失点に抑えた。
先頭の青木には粘られながら、10球目のど真ん中への直球で遊ゴロ。山田哲には 4球全て直球を投げ込み空振り三振。続く村上を振り逃げで出塁させたが、最後は塩見から外低めいっぱいの直球で見逃し三振を奪った。結果的に敗れはしたが、同点に追いついた直後に役割を果たした。
9回に登板したロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場
9回に「4番手」で登板したロベルト・スアレス投手が、無失点に抑えて「6ホールド」目を記録した。
一死後、山崎に遊撃への内野安打を許したが、続く中村を直球2球で追い込んで最後は外のスライダーで遊ゴロ併殺に仕留めた。12球中 9球が直球で、いずれも 150キロを超える剛球だった。
9回表ヤクルト1死一塁、中村悠平捕手を遊ゴロ併殺に仕留めたロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場
阪神「6番手」の能見篤史投手は粘りの投球だった。延長10回、 1点を勝ち越されて、なおも二死 3塁で救援登板。
村上、塩見に連続でストレートの四球を与えて満塁のピンチを背負ったが、エスコバーを低めフォークで遊飛に詰まらせた。矢野監督は「能見もあそこで(加点させず) 1点で頑張ってくれたから、最後何とかという雰囲気を作れた」と評価した。藤川が前日 1日に引退を表明。 1学年上のベテラン左腕が意地を見せた。
阪神「6番手」の能見篤史投手=阪神甲子園球場
※ 9月 3日の予告先発は、阪神・青柳晃洋投手(26)ー東京ヤクルト・風張蓮投手(27)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
※実際の試合から5 分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレ ジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をな かなか見ることができない方、中継を何度 も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強を したい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見た い方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信 サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、 Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の 方はバージョンアップを実施してく ださい。
※らくらくスマー トフォンには対応しておりません。
※ブラウザ: iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChrome でご利用ください。