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阪神3連勝!大山3ラン&秋山好投!甲子園貯金10!大山&サンズ30発視界、85年カルテット以来!

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阪神が序盤から主導権を握った。 1回に大山悠輔内野手(25)の「18号3ラン」で先制。先発秋山拓巳投手(29)は 3回を 1安打無失点と上々の立ち上がり。阪神秋山が 6回まで「4安打無失点」と力投。広島遠藤淳志投手(21)は 5回にアクシデントで緊急降板。 4回 2/3を「5安打3失点」だった。阪神が継投で逃げ切って「3連勝」。秋山は 8回途中 1失点で「5勝」目。広島は 8回に菊池涼介内野手(30)の適時打で 1点を返すのがやっとだった。阪神秋山が「5勝」目、ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)「15セーブ」目。広島遠藤が「3敗」目。今季、甲子園では「20勝10敗3分け」の貯金「10」に乗せた。本拠地で好調を維持して、週明け15日からの首位巨人戦(東京ドーム)にチャレンジしたいところだ。

阪神の「新1、2番『チカウメ』コンビ」が、連日のチャンスメークだ。 1回、先頭の近本光司外野手(25)が左前打。 2日連続で「2番」先発出場となった梅野隆太郎捕手(29)は投犠打を決め、得点圏に走者を置いてクリーンアップに回すと、二死後に大山が「先制3ラン」。初回から 2人は理想の形を生み出し、連日の先制劇に貢献した。近本は 5、 7回にも先頭で安打を放ち、 3安打。追加点とはいかなかったが、その場面でも梅野は全て送りバント成功。梅野の 1試合 3犠打はプロ入り最多。しかも、バントはいずれも 1球で決め、矢野燿大監督(51)もたたえる内容だ。前日は「2番」で本塁打もマークするなど 2安打。大技OK、小技もOKの脅威の「2番」だ。「チカウメ」の「1、2番コンビ」は、前日から同じイニングに 2人が打席が迎えたとき、どちらかが必ず出塁している。規定打席に到達している中で、出塁率は梅野が「チーム2位」の「3割4分1厘」、近本が「同3位」で「3割4分」を誇る(チームトップはサンズの「3割9分7厘)、「3番」糸原は規定打席未満ながら「3割4分7厘」)。多くのチャンスをつくりあげ、ポイントゲッターにつなげていく。

阪神が先発秋山拓巳投手の好投で「3連勝」に延ばし、今季最多タイの貯金「3」とした。 1回、大山悠輔内野手の「18号先制3ラン」が効果的で、秋山は 8回途中一失点で、今季「5勝」目を挙げた。広島戦「4連勝」で「2位」をキープ。今季、甲子園では「20勝10敗3分け」の貯金「10」に乗せた。本拠地で好調を維持して、週明け15日からの首位巨人戦(東京ドーム)にチャレンジしたいところだ。

大山悠輔内野手が「決勝18号3ラン」を放ち、「3連勝」で今季最多タイの貯金「3」を導いた。初回の好機で広島遠藤の直球をバックスクリーン左に運ぶ会心弾。前日好機で併殺打に倒れ、矢野監督から奮起を促されていた男が 1発回答を決めた。「18本」はジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)と並ぶチーム最多で「30本」ペース。阪神では85年「日本一」以来35年ぶりの「ダブル30発」超えも見えてきた。キング争いも「21発」でトップを走る巨人岡本和真内野手(24)と「TG決戦」の様相を呈してきた。 1年目から本塁打を「7、11、14本」と増やし、今季は「本塁打王」争いに加わる勢いだ。現在「30発」ペースで、阪神から「30本塁打」以上が 2人出れば、85年以来35年ぶりに球団史をこじ開ける。

今季初のデーゲーム登板はシーズン 5度目の広島戦だ。阪神先発の秋山拓巳投手が、 8回途中 5安打 1失点と好投した。今季「4戦2勝」と好相性の広島打線に対し、持ち味である丁寧な投球を披露。走者を出しても連打を許さず、 7回まで散発 5安打無失点に抑えた。 3点リードで 7回まで76球と、完封も視野に入ってきた 8回。先頭の「8番」田中広輔内野手(31)にこの日初めての四球を与えると、続く代打大盛穂外野手(24)にも四球。ここで矢野監督が交代を決断した。秋山は約 1カ月ぶりの「白星」となる「5勝」目の権利を持って、救援陣にマウンドを託した。試合開始からワインドアップだったが、 3回だけ先頭からセットポジションで投球。 4回は再び腕を振りかぶった。工夫し、梅野とのコンビもさえた。発奮材料があった。 9月上旬、チームに 1通の手紙が届いた。差出人は秋山の母校、愛媛・西条の野球部だ。選手らが高校 3年生に贈った「甲子園の土」キーホルダーに対する感謝が記されていた。秋山も文面を読んだ。自然と力がわいた。秋山が投げるたびに「ウッ!」と絶叫が響く。 1球入魂だった。今季広島戦は「5戦3勝、防御率1.78」でいまや立派なコイキラーだ。 6日の巨人戦先発が雨天中止になり、中12日は 8回途中 1失点。気迫満点で 1カ月ぶりの「白星」をつかんだ。

阪神の「2番手」ジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)が傾きかけた流れを引き戻した。先発秋山が 8回先頭から「2者連続四球」を与えた場面で救援。「1番」ホセ・ピレラ内野手(30)を内角球で 2ゴロ併殺に仕留めた。続く菊池涼に中前適時打を許したが、傷口を最小限にとどめた。矢野監督は渾身のダブルプレーをたたえた。

阪神の守護神スアレスが 3者凡退でリーグ独走の「15セーブ」を挙げた。 2点リードの 9回、先頭鈴木誠也外野手(25)を 155キロで右飛に打ち取ると松山竜平内野手(34)、堂林翔太外野手(28)は威力のあるボールで連続の内野ゴロ。「7試合連続無失点」と抜群の安定感だ。

13日の広島戦(甲子)に先発する藤浪晋太郎投手(26)が、背水マウンドに臨む。前回 5日の巨人戦は 5回途中11失点で「5敗」目。球団ワースト失点記録を作る不名誉登板になった。相手は今季 4度目の対戦となる広島。甲子園で調整した右腕は力を込めた。
政府は11日の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」で協議し、19日から5000人の上限を撤廃し、収容人数の50%まで可能とする方針を決定。政府の方針に従って入場者数の緩和が決まった。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 1広島>◇16回戦◇阪神 9勝 5敗 2分◇12日◇阪神甲子園球場

 阪神が序盤から主導権を握った。 1回に大山の「18号3ラン」で先制。先発秋山は 3回を 1安打無失点と上々の立ち上がり。

 阪神秋山が 6回まで「4安打無失点」と力投。広島遠藤は 5回にアクシデントで緊急降板。 4回 2/3を「5安打3失点」だった。

 阪神が継投で逃げ切って「3連勝」。秋山は 8回途中 1失点で「5勝」目。広島は 8回に菊池涼の適時打で 1点を返すのがやっとだった。

 阪神秋山が「5勝」目、スアレス「15セーブ」目。広島遠藤が「3敗」目。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手に先制の「中越え3点本塁打」を打たれがっくりする遠藤淳志投手=阪神甲子園球場

 阪神が先発秋山拓巳投手の好投で3連勝に延ばし、今季最多タイの貯金「3」とした。 1回、大山悠輔内野手の「18号先制3ラン」が効果的で、秋山は 8回途中 1失点で、今季「5勝」目を挙げた。広島戦「4連勝」で「2位」をキープ。今季、甲子園では「20勝10敗3分け」の貯金「10」に乗せた。本拠地で好調を維持して、週明け15日からの首位巨人戦(東京ドーム)にチャレンジしたいところだ。

  5回途中で緊急降板する遠藤淳志投手=阪神甲子園球場

 阪神が先発秋山拓巳投手の好投で「3連勝」に延ばし、今季最多タイの貯金「3」とした。 1回、大山悠輔内野手の「18号先制3ラン」が効果的で、秋山は 8回途中 1失点で、今季「5勝」目を挙げた。

 矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-秋山は気迫が感じられた

 いや、もう本当に。気持ちも全面に出て、その中でもアキらしく丁寧に、できることをしっかりやって長いイニング投げてくれた本当にナイスピッチングでした。

-序盤から四球もなく、先頭も出さなかった

 もともと四球が少ない投手ですしね。点を取った後、テンポよくすいすいといってくれたので、こっちに流れがきたと思います。

- 8回は仕方ない

 そうですね。もちろんアキにも勝たせてやりたいし、チームとして勝つこと考えても、あそこで代えるという決断をしました。

-リリーフもよく抑えた

 そうですね。嫌な場面だったんですけどね、ガンケルがダブルプレー取ってくれた。タイムリーは打たれましたけど、先頭打者をあのような形で取ってくれて、本当に流れが止められてと思うので。すばらしいピッチングでした。

  1回表広島無死、松山竜平内野手の 1塁後方への邪飛を好捕する糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

-秋山は好投が続いている

 そうですね。投げる試合でゲームをしっかり作り、そして丁寧に、気持ちも前面に出して投げてくれてます。

-前日11日の試合後に奮起を促した大山が「3ラン」

 初回の一番いい場面で、ホームランという形で打ってくれたので。悠輔にはああいう場面で打つバッター、そしてもっともっと打てるバッターだと思うので、これからもランナーを置いた時にこそね、返せるというバッティングをしてもらいたいです。

-追加点は課題か

 そうですね。そういう試合がちょっと続いているんで。チームとしても何とか、得点圏に走者が進んでいるんですけどあと1本というのが出ていないので。何とかあと 1点、あと 1点というのを取っていきたいですね。

-近本、梅野がチャンスメーク

 梅野はもともとバントがうまいですし、他の作戦もできる選手。やっぱりチカが出ると相手にとってすごく嫌な状況になるので。まずはチカが出てというのがウチの野球かなと思います。

  8回途中 1失点で「5勝」目を挙げた秋山拓巳投手(右9は矢野燿大監督から肩を叩かれる=阪神甲子園球場

-梅野の 3犠打は初球

 そうですね。そこが本当に素晴らしいと思います。ファウル、ファウルで決めるんじゃなくて、一発で決めて流れがこっちに来た状態で攻められるというのは。流れがこっちにある状態で攻められるので素晴らしいバントでした。

-明日は藤浪

 晋太郎には思い切ってどんどん向かっていけばいい。小さい投球をすることなくいってくれたらいい。あとは打線が今日以上にどんどん援護してあげて、チームとして勝ってジャイアンツ戦にいけるように全力で戦います。

-秋山は球速が出なくも抑える

 やっぱりキレというか、アキの持ち味やし。さっきも言ったけど丁寧さっていうね。カーブを要所でうまく使えていたし、リュウ(梅野)のリードももちろんあったと思うし。そういうタイプのピッチャーなんで。

-球数考えたら最後までという選択肢は

 ありがちやな、そういうのな。さっきも言ったように、俺は勝つことが一番、優先だから。それでひっくり返されたらアキの勝ちもないわけだからさ。心のどこかで完封させてやりたいという気持ちももちろん持っているけど、何を一番優先させるかというと、俺の選択は勝ちだから。外から見ている人は球数だけで判断する人もいれば、いろいろあって当然だと思うし。だけど、俺は一番そこを判断してやっているんで。それがアキのためになると思っているんで。

 広島に連勝しファンに挨拶する矢野燿大監督(中央)=阪神甲子園球場

-そういう意味でガンケルのゲッツーは大きかった

 めちゃくちゃでかいよね。まあ、あの 1つのアウトだけだと長野、その先の鈴木誠まで回ることも考えられる状況の中で、 1人目のバッターをダブルプレーっていうのは価値があったと思うし、ガンケル自身はね、菊池も抑えてっていうのがあったにしろそこが一番、後半の流れの中では一番大きかったかな。

-この打線で大山、サンズが打てば得点につながる

 だから 1人だけでってどうしても、得点は、昨日も言ったけど多くないんで。やっぱり大山、ボーアまで続くっていうそこからの流れがないと大量得点にはなりにくいんでね。相手ももちろん、それは考えてくるわけだから、もちろん後ろを打つバッターっていうのは大事になって来るわけだし、 1点じゃなく複数得点取るっていう意味でも、この打順っていうのは(後ろを打つバッターが)キーになる。間違いない。

-ボーアの状態は悪くない

 どうかな。好きなように判断してもらって。

 

 阪神の「新1、2番『チカウメ』コンビ」が、連日のチャンスメークだ。

  1回、先頭の近本が左前打。 2日連続で「2番」先発出場となった梅野は投犠打を決め、得点圏に走者を置いてクリーンアップに回すと、二死後に大山が「先制3ラン」。矢野監督は「1、2番」について「梅野はバントがうまいし、ほかの作戦もできる選手。チカ(近本)が出ると相手にとって嫌な状況になる。まずはチカが出てというのがウチの野球」。初回から 2人は理想の形を生み出し、連日の先制劇に貢献した。

  1回裏阪神無死 1塁、梅野隆太郎捕手は投前犠打を決める=阪神甲子園球場

 近本は 5、 7回にも先頭で安打を放ち、 3安打。追加点とはいかなかったが、その場面でも梅野は全て送りバント成功。梅野の 1試合 3犠打はプロ入り最多で「チカが出塁してくれているからこその結果だと思います。その中で、ネクストから、想定される自分の役割を考えながら打席に立てている」。しかも、バントはいずれも 1球で決め、矢野監督も「そこが本当に素晴らしい。一発で決めて流れがこっちに来た状態で攻められる」とたたえる内容だ。前日は「2番」で本塁打もマークするなど 2安打。大技OK、小技もOKの脅威の「2番」だ。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、中越えへ「先制3ラン」を放った大山悠輔内野手を笑顔で出迎える近本光司外野手(中央)ら=阪神甲子園球場

 近本は「5試合連続安打」で、 9月初&今季 7度目の「猛打賞」。夏場から、打撃練習の最初にスローボールを打っており「スローボールでも速いボールでも同じ打ち方をするのが僕はいいバッターだと)思っている)。どのボールであっても自分のフォームで打てるというのが狙い」。練習でも意図をもってバットを振り続ける切り込み役は、直近5試合で 3度目の「マルチ安打」と状態を上げてきた。

  7回裏阪神無死、近本光司外野手は右前打を放った=阪神甲子園球場

 「チカウメ」の「1、2番コンビ」は、前日から同じイニングに 2人が打席が迎えたとき、どちらかが必ず出塁している。規定打席に到達している中で、出塁率は梅野が「チーム2位」の「3割4分1厘」、近本が「同3位」で「3割4分」を誇る(チームトップはサンズの「3割9分7厘)、「3番」糸原は規定打席未満ながら「3割4分7厘」)。多くのチャンスをつくりあげ、ポイントゲッターにつなげていく。

 

 阪神が先発秋山拓巳投手の好投で「3連勝」に延ばし、今季最多タイの貯金「3」とした。 1回、大山悠輔内野手の「18号先制3ラン」が効果的で、秋山は 8回途中一失点で、今季「5勝」目を挙げた。広島戦「4連勝」で「2位」をキープ。今季、甲子園では「20勝10敗3分け」の貯金「10」に乗せた。本拠地で好調を維持して、週明け15日からの首位巨人戦(東京ドーム)にチャレンジしたいところだ。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は先制の「中越え3ラン本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が「決勝18号3ラン」を放ち、「3連勝」で今季最多タイの貯金「3」を導いた。初回の好機で広島遠藤の直球をバックスクリーン左に運ぶ会心弾。前日好機で併殺打に倒れ、矢野監督から奮起を促されていた男が 1発回答を決めた。

▼阪神大山が先制の「18号3ラン」。同僚のサンズと並び、「リーグ2位」につける。サンズが 9月「6本」、大山が「5本」と調子を上げており、「シーズン30本塁打」のペースだ。ともに「30本」以上なら、85年にバース、掛布雅之、岡田彰布、真弓明信の 4人が「30本」を超えて以来となる。86年以降で「30本塁打」以上を記録した日本人選手は、04、05、07年の金本知憲だけで、生え抜きは85年の掛布、岡田を最後に出ていない。90年の八木裕、00年新庄剛志、04、05年の今岡誠があと 1歩で大台を逃しているが、今季の大山は35年ぶりのクリアなるか。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は「中越え先制3点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が「決勝18号3ラン」を放ち、「3連勝」で今季最多タイの貯金「3」を導いた。初回の好機で広島遠藤の直球をバックスクリーン左に運ぶ会心弾。前日好機で併殺打に倒れ、矢野監督から奮起を促されていた男が 1発回答を決めた。「18本」はサンズと並ぶチーム最多で「30本」ペース。阪神では85年「日本一」以来35年ぶりの「ダブル30発」超えも見えてきた。キング争いも「21発」でトップを走る巨人岡本と「TG決戦」の様相だ。

◇    ◇    ◇

 大山が捉えた弾丸ライナーは、グングン伸びてバックスクリーン左に飛び込んだ。初回二死 1、 2塁。先発遠藤の外角高め 142キロを完璧に捉えた。「もう打つだけだと思っていました。今日は自分が先制打を打つという気持ちで打席に入りました」。直前の先制機で「4番」サンズが倒れ、視線は「5番」に注がれた。ここで打ってくれ。ファンの、首脳陣の思いに最高の形で応えた決勝の「18号3ラン」だ。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は「中越え先制3点本塁打」を放ちエアタッチ=阪神甲子園球場

 前日は初回、サンズの先制打後の好機で 3ゴロ併殺打。追加点を奪えなかった。矢野監督から試合後「あそこで一気にもっていける試合」と奮起を促された。勝っても心から喜べなかった夜を経て、悔しさを大事な場面の一振りに込めた。

  1発回答に指揮官も笑顔だ。「一番いい場面で打ってくれた。これからもランナーを置いた時にこそ、かえせるバッティングをしてもらいたい」。終わってみればこの「3ラン」が唯一の得点。少ない好機を捉えた価値ある一撃となった。

  1年目から本塁打を「7、11、14本」と増やし、今季は「本塁打王」争いに加わる勢いだ。「18本」はサンズと並ぶ「リーグ2位」で、トップの巨人岡本に「3本」差。キング争いも「TG決戦」の様相を呈してきた。現在「30発」ペースで、阪神から「30本塁打」以上が 2人出れば、85年以来35年ぶりに球団史をこじ開ける。

  7回、糸原健斗内野手(左)と笑顔でグラブタッチをする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 ボールを遠くに飛ばす天性は、軟式から硬式野球に変わった高校 1年からすでに光っていた。当時、つくば秀英(茨城)の監督として指導した沢辺卓己氏は「ボールをバットに乗せる技術、スピンをかける技術はすごいあった」と振り返る。投手兼野手として入学した大山は、沢辺氏の投手育成メソッドで股関節の使い方を学び、野手としての飛距離につなげた。学んだ極意を胸に、この日の 1発が「プロ通算50号」。 8回にも右翼フェンス直撃の 2塁打と長打力を発揮し、 2安打 3打点と気を吐いた。

 今季初の甲子園でのデーゲームを飾って「3連勝」。 3カードぶりの勝ち越しを決め、今季最多タイの貯金「3」とした。お立ち台に立った大山は「18本塁打」に「まだまだ」と謙遜し、「勝利に貢献できるような一打を増やしていきたいと思います」ときりり。15日からは敵地に乗り込み、首位巨人と 3連戦が控える。バットで「4連勝」を導き、勢いをつけて東上したい。

 お立ち台で笑顔を見せる秋山拓巳投手(左)と大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が「先制3ラン」を放った。

 初回、先発遠藤から二死 1、 2塁の好機をつくり、「5番」大山が一振り。高め 142キロ直球を捉え、バックスクリーン左に運ぶ「18号豪快弾」。

 「初回のチャンスの場面でしたし、昨日はチャンスで打つことができていなかったので打つことができて良かったです。いいスイングができましたし、先制点を取ることができて良かったです」

 先発秋山に大きな援護点をプレゼントした。本塁打数ではチームメートのサンズと並んで「リーグ2位」に浮上。「1位」の巨人岡本(19本)まで「1本」差とした。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手が、 8回途中 5安打 1失点と好投した。

 今季「4戦2勝」と好相性の広島打線に対し、持ち味である丁寧な投球を披露。走者を出しても連打を許さず、 7回まで散発 5安打無失点に抑えた。 3点リードで 7回まで76球と、完封も視野に入ってきた 8回。先頭の「8番」田中広にこの日初めての四球を与えると、続く代打大盛にも四球。ここで矢野監督が交代を決断した。秋山は約 1カ月ぶりの「白星」となる「5勝」目の権利を持って、救援陣にマウンドを託した。

 この回は「2番手」ガンケルが 1点を返されるも、最少失点でピンチをしのいだ。

 阪神先発秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が堂々の「自身5連勝」だ。 3点の援護を受けた直後の 2回、「4番」鈴木誠からの打順を 5球で 3者凡退。 1回も速球主体の 7球で抑え、テンポの良さが際立った。

 今季初のデーゲーム登板はシーズン 5度目の広島戦だ。「同じようにやるスタイルではなかなか抑えられない」。試合開始からワインドアップだったが、 3回だけ先頭からセットポジションで投球。 4回は再び腕を振りかぶった。工夫し、梅野とのコンビもさえた。

  8回表広島無死 1塁、大盛穂外野手に 2者連続の四球を与え、悔しそうに舌を出す秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

  6回一死 1塁。長野を内角シュート系で詰まらせ、 2ゴロだ。併殺こそ逃したが注文通りだ。同学年の梅野も「特に真っすぐが良かった。併殺を取りたい場面やフライを打たせたい時にインコース真っすぐを今日は多く要求した。要求通りに投げてくれた」と言う。

 発奮材料があった。 9月上旬、チームに 1通の手紙が届いた。差出人は秋山の母校、愛媛・西条の野球部だ。選手らが高校 3年生に贈った「甲子園の土」キーホルダーに対する感謝が記されていた。秋山も文面を読んだ。「一人一人はこれまで培った多くのものを今後の人生に生かし、前向きに顔晴ろうと決意しています」。自然と力がわいた。

  8回途中 1失点で「5勝」目をあげ、福原忍投手コーチ(右)と握手を交わす秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山が投げるたびに「ウッ!」と絶叫が響く。 1球入魂だった。今季広島戦は「5戦3勝、防御率1.78」でいまや立派なコイキラーだ。「前回、マツダで投げて以降、ちょっと良くなった感覚があった。序盤、思った以上に打者が詰まってくれていた」。 6日の巨人戦先発が雨天中止になり、中12日は 8回途中 1失点。気迫満点で 1カ月ぶりの「白星」をつかんだ。

▽矢野燿大監督(秋山拓巳投手について)

 「気持ちも前面に出て、その中でもアキらしく丁寧に、できることをしっかりやって長いイニングを投げてくれた。本当にナイスピッチングでした」

 

 阪神「2番手」のジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場

 阪神の「2番手」ガンケルが傾きかけた流れを引き戻した。先発秋山が 8回先頭から「2者連続四球」を与えた場面で救援。「1番」ピレラを内角球で 2ゴロ併殺に仕留めた。

 阪神2番手のジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場

 続く菊池涼に中前適時打を許したが、傷口を最小限にとどめた。今季「11ホールド」目の右腕は「秋山もすごく頑張っていたからゼロで抑えたかった」と満足せず。矢野監督は渾身のダブルプレーを「後半の流れの中では一番大きかった」とたたえた。

 

 阪神の守護神スアレスが 3者凡退でリーグ独走の「15セーブ」を挙げた。 2点リードの 9回、先頭鈴木誠を 155キロで右飛に打ち取ると松山、堂林は威力のあるボールで連続の内野ゴロ。「7試合連続無失点」と抜群の安定感だ。

 阪神「3番手」のロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 「秋山とガンケルが良い形でつないでくれたから、自分もすごく集中してマウンドに上がったよ。 1球 1球丁寧に投げることができたし、チームも勝ったので良かったね」。充実の登板を笑顔で振り返った。

 

 キャッチボールを行う藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 13日の広島戦(甲子)に先発する藤浪晋太郎が、背水マウンドに臨む。

 前回 5日の巨人戦は 5回途中11失点で「5敗」目。球団ワースト失点記録を作る不名誉登板になった。「2戦連続5回」を投げ切れていない右腕に、矢野監督は「もう 1回は」と次回ラストチャンスを示唆している。相手は今季 4度目の対戦となる広島。甲子園で調整した右腕は「傾向を出して対策をきっちり立ててくるチーム。真っすぐにも強い印象がある。余計なランナーを出さずに、自分にとって有利なカウントを作ることを意識して投げたい」と力を込めた。

 

 政府が大規模イベントの入場者数緩和の方針を決めたことを受け、甲子園球場を本拠地とする阪神も準備を進める。清水奨常務取締役は12日、取材に応じ、「政府やNPBの方針を基に、現在チケットの発売に向けて準備を進めています」と説明した。

 阪神甲子園球場(2020年3月26日撮影)

 政府は11日の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」で協議し、19日から5000人の上限を撤廃し、収容人数の50%まで可能とする方針を決定。この日、NPBの実行委員会でも、政府の方針に従って入場者数の緩和が決まった。

 阪神甲子園球場

 球団はすでに19日以降の 9月開催の 5試合分を販売開始しているが、 1試合あたり約5000席を追加する予定で、「現在空席としている 1、 3塁アルプスと、内外野エリアの一部未販売区画の席を中心に追加発売する方向」8同常務)。入退場時の密回避の体制準備なども各所と連携して進める。

 

※ 9月13日の予告先発は、阪神・藤浪晋太郎投手(26)ー広島・薮田和樹投手(27)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (08月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (09月)

 

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 ※実際の試合から5 分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレ ジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をな かなか見ることができない方、中継を何度 も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強を したい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見た い方、タイガースファン必見です!!

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 視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、 Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の 方はバージョンアップを実施してく ださい。

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